JP6713276B2 - ジョイント構造体、骨組構造及びテント構造体 - Google Patents

ジョイント構造体、骨組構造及びテント構造体 Download PDF

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Description

本発明は、ジョイント構造体、骨組構造及びテント構造体に関し、特にフレーム材同士を接続して固定することにより骨組構造を形成するジョイント構造体、当該ジョイント構造体によって形成される骨組構造、及び当該骨組構造に天幕を冠装したテント構造体に関する。
テントは、屋外に設置して使用し、使用後は折り畳んで撤去できることから、運動会、集会等のように一時的に日除け又は雨除けをしたい場合や、災害時に緊急で室内スペースを必要とする場合等に使用される。テントの要求性能の優先順位として、第1に軽量で運搬し易いこと、第2に組立作業性及び収納性に優れていること、第3に所要の強度を有することが挙げられる。
災害時にテントを用いる場合はその災害の規模に応じてテントを使い分ける。災害の規模が小さい場合は設置が簡便なエアテントが用いられる一方で、災害の規模が大きい場合(例えば大震災の場合)は、安定性に優れるフレーム構造を用いたテントが用いられる。テントのフレーム構造としては、展開構造式のものと組立構造式のものとがあるが、展開構造式のものはフレーム構造全体がヒンジで一体に繋がっているため、その重量が重いため大人数でないと骨組みを組み立てることができない。しかもフレーム構造中の1ヶ所で不具合が生じるとフレーム構造全体を組み立てることができなくなる場合もある。
一方、組立構造式の骨組構造は、各パーツを別々にわけることができるので、少人数でも骨組構造を組み立てることができる。組立構造式のフレーム構造に関する従来技術としては特許文献1が挙げられる。特許文献1には複数のパイプフレームを屋根型に組合せたF式コンパクトテントが開示されている。このF式コンパクトテントの支柱構造は、棟パイプ、桁パイプ、梁パイプ、合掌パイプ、及び柱パイプを分離可能に組み立てられる。各パイプ同士のジョイント部分は、一方のパイプの外側端部のジョイント部の周面に嵌合孔が形成されており、他方のパイプの内側端部にはパイプの内径と略等しい外径のスリーブが嵌入されている。
2本のパイプの組立は、一方のパイプ内のスリーブを他方のパイプに嵌合挿入し、スリーブに設けられたストッパピンが他方のパイプの端面に当接したら、ストッパピンを押圧してスリーブ内に没入させてさらにスリーブをパイプに挿入し、ストッパピンが嵌合孔に一致するまでパイプを挿入することによって行われる。これら2本のパイプの分離は、上記と逆の作業、すなわちストッパピンを押し込んで嵌合孔との嵌合状態を解除し、一方のパイプ内のスリーブを他方のパイプから引き抜くことによって行う。
実用新案登録第2501927号公報
特許文献1に開示のテントの支柱構造は、一方のパイプと他方のパイプとを軸合わせしなければ一方のパイプを他方のパイプに挿入することができない。このため、より簡便に2本のパイプを接続する構成が求められていた。
本発明は上記現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、テント構造体等の骨組となるフレーム材同士を簡便に接続できるジョイント構造体を提供することにある。
本発明者等は、鋭意研究を重ねた結果、2本のフレーム材のそれぞれの端部に嵌合部と被嵌合部を設け、それらを互いにフレーム材の長手方向に垂直方向に嵌合することで、2本のフレーム材同士を簡便に接続することを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明のジョイント構造体は、2本のフレーム材同士を接続するものであって、前記2本のフレーム材のうちの一方のフレーム材の先端に取り付けられる嵌合部と、前記2本のフレーム材のうちの他方のフレーム材の先端に取り付けられ、前記フレーム材の長手方向に対して垂直方向に前記嵌合部に嵌合可能な被嵌合部と、前記フレーム材の長手方向に摺動可能に取り付けられ、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合を外せる状態と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合部分を覆い、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れない状態とを切り替えるカバー部と、を有し、前記嵌合部は、基礎部と、前記基礎部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記基礎部よりも小さい首部と、前記首部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記首部よりも大きい拡径部とを有し、前記被嵌合部は、前記首部の幅に応じた幅を有し、前記フレーム材における前記長手方向および前記垂直方向に直交する幅方向の両側から前記首部を覆う首凹部と、前記拡径部の幅に応じた幅を有し、前記フレーム材の前記幅方向の両側から前記拡径部を覆う拡径凹部とを有する。
上記構成によれば、嵌合部又は被嵌合部をフレーム材の長手方向に対して垂直方向に移動させて、嵌合部の首部及び拡径部をそれぞれ被嵌合部の首凹部及び拡径凹部に嵌入することにより、2本のフレーム材同士を簡便に接続することができる。このように2本のフレーム材同士を接続することにより、フレーム材の接続部分にフレーム材の長手方向に外力が加わった時にも嵌合部の拡径部が被嵌合部の首凹部に引っかかるため嵌合部が被嵌合部から外れることなく2本のフレーム材同士の接続を固定することができる。さらに、カバー部によって嵌合部と被嵌合部との嵌合が外れる状態と外れない状態とを切り替えることができるので、意図せず嵌合部が被嵌合部から外れることを防止することができる。さらに、嵌合部と被嵌合部の嵌合部分をカバー部で覆うことにより、当該嵌合部分に外力が加わった場合でも嵌合部が被嵌合部から外れることを防止することができる。
本発明のジョイント構造材は、2本のフレーム材同士を接続するジョイント構造体であって、前記2本のフレーム材のうちの一方のフレーム材の先端に取り付けられる嵌合部と、前記2本のフレーム材のうちの他方のフレーム材の先端に取り付けられ、前記フレーム材の長手方向に対して垂直方向に前記嵌合部に嵌合可能な被嵌合部と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れる状態と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れない状態とを切り替える切替部と、を有し、前記切替部は、前記フレーム材の長手方向に摺動可能に取り付けられ、嵌合部分を覆うカバー部であり、前記嵌合部は、基礎部と、前記基礎部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記基礎部よりも小さい首部と、前記首部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記首部よりも大きい拡径部と、を有し、前記被嵌合部は、前記首部の幅に応じた幅を有する首凹部と、前記拡径部の幅に応じた幅を有する拡径凹部と、を有し、前記嵌合部分を覆う状態にある前記カバー部と前記嵌合部分との間に設けられ、前記カバー部が前記嵌合部分を覆う状態から不用意に動かないようにする摺動抵抗部材をさらに有する。摺動抵抗部材は弾性部材からなることが好ましい。
テント等の骨組構造におけるフレーム材の接続部分の位置及び方向は様々であり、その接続位置及び方向によってはカバー部がその自重により嵌合部分から離れてしまうことがある。このような不具合は、カバー部が高い位置にあって、作業者がカバー部を嵌合部分に戻しにくい場合に特に問題となるが、上記構成によれば、摺動抵抗部材がカバー部及び嵌合部分の両方に接触し、その接触によって生じる摩擦でカバー部が摺動しにくくなるため、カバー部の自重によって意図せずカバー部が嵌合部分から離れることを防止することができる。しかも、摺動抵抗部材が弾性部材であると、カバー部を摺動させたいときにはカバー部にフレーム材の長手方向の力を作用させることによって摺動抵抗部材を弾性変形させることができ、カバー部をフレーム材の長手方向に摺動させることができる。
上記構成において、好ましくは、前記嵌合部又は前記被嵌合部のいずれか一方はその表面を内側に凹ませた凹部を有し、前記摺動抵抗部材は、前記カバー部が前記嵌合部分を覆う状態にあるときに前記凹部に挿入される突起を有する。
上記構成によれば、カバー部が嵌合部分を覆う状態にあるときに摺動抵抗部材の突起が嵌合部又は被嵌合部の凹部に挿入されることにより、カバー部が嵌合部分を覆う状態のまま不用意に動かないように固定することができる。
本発明のジョイント構造材は、2本のフレーム材同士を接続するジョイント構造体であって、前記2本のフレーム材のうちの一方のフレーム材の先端に取り付けられる嵌合部と、前記2本のフレーム材のうちの他方のフレーム材の先端に取り付けられ、前記フレーム材の長手方向に対して垂直方向に前記嵌合部に嵌合可能な被嵌合部と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れる状態と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れない状態とを切り替える切替部と、を有し、前記嵌合部は、基礎部と、前記基礎部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記基礎部よりも小さい首部と、前記首部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記首部よりも大きい拡径部とを有し、前記被嵌合部は、前記首部の幅に応じた幅を有する首凹部と、前記拡径部の幅に応じた幅を有する拡径凹部とを有し、前記切替部は、前記フレーム材の長手方向に摺動可能に取り付けられ、嵌合部分を覆うカバー部であり、前記カバー部に取り付けられ、前記カバー部が当該嵌合部分を覆う状態から不用意に動かないようにするカバーロック部をさらに有し、前記嵌合部又は前記被嵌合部のいずれか一方はその表面を内側に凹ませた凹部を有し、前記カバーロック部は、前記凹部に挿入可能な形状を有する突起と、前記カバー部が前記嵌合部分を覆う状態にあるときに前記突起を前記凹部に挿入させる一方、前記カバー部が前記嵌合部分から離れる状態にあるときに前記突起を前記凹部から離脱した状態に保持する支持部と、を有する。
上記構成によれば、カバー部が嵌合部分を覆う状態にあるときにカバーロック部の突起が嵌合部又は被嵌合部に形成される凹部に挿入される一方で、カバー部が嵌合部分を覆わない状態にあるときにカバーロック部の突起が凹部から離脱した状態で保持することができるので、カバー部が嵌合部分を覆わない状態でカバー部をフレーム材の長手方向に摺動させやすい。言い換えると、カバーロック部はカバー部が嵌合部分にあるときにはカバー部を動きにくく固定する一方で、カバー部が嵌合部分以外のところに位置するときにはカバー部を摺動しやすくしている。
上記構成において、好ましくは、カバー部は、前記嵌合部を前記被嵌合部に嵌合させた状態のまま前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が不用意に外れないように当該嵌合部分を固定するロック部である。
上記構成によれば、嵌合部と被嵌合部の嵌合部分をロック部で固定することにより、当該嵌合部分に外力が加わった場合でも嵌合部が被嵌合部から外れることを防止することができる。
本発明のジョイント構造材は、2本のフレーム材同士を接続するジョイント構造体であって、前記2本のフレーム材のうちの一方のフレーム材の先端に取り付けられる嵌合部と、前記2本のフレーム材のうちの他方のフレーム材の先端に取り付けられ、前記フレーム材の長手方向に対して垂直方向に前記嵌合部に嵌合可能な被嵌合部と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れる状態と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れない状態とを切り替える切替部と、を有し、前記嵌合部は、基礎部と、前記基礎部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記基礎部よりも小さい首部と、前記首部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記首部よりも大きい拡径部とを有し、前記被嵌合部は、前記首部の幅に応じた幅を有する首凹部と、前記拡径部の幅に応じた幅を有する拡径凹部とを有し、前記切替部は、前記嵌合部を前記被嵌合部に嵌合させた状態のまま前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が不用意に外れないように当該嵌合部分を固定するロック部であり、前記嵌合部は、その内部を貫通する第1貫通孔を有し、前記被嵌合部は、前記嵌合部を嵌合した状態で、前記嵌合部の前記第1貫通孔の位置に一致して前記第1貫通孔と同一の方向に延びる第2貫通孔を有し、前記ロック部は、前記嵌合部を前記被嵌合部に嵌合させた状態で、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に挿脱可能な挿入ピンである。
上記構成によれば、第1及び第2貫通孔に挿入ピンを挿入することによって嵌合部と被嵌合部とを固定することができるので、嵌合部と被嵌合部とが嵌合した状態で、その嵌合を外れにくくすることができる。しかも、挿入ピンを第1及び第2貫通孔に挿入するだけの簡便な作業で、嵌合部と被嵌合部との嵌合を固定することができる。
上記構成において、好ましくは、前記基礎部と前記首部とが円弧状の湾曲面で接続されるとともに、前記首部と前記拡径部とが円弧状の湾曲面で接続され、前記基礎部と前記首部との接続部分における湾曲面の曲率半径は、前記首部と前記拡径部との接続部分における湾曲面の曲率半径よりも小さい。
このように基礎部と首部の接続部分及び首部と拡径部との接続部分を円弧状の湾曲面にすることにより、鋭利な部分がなくなって滑らかな外形となるため、天幕に引っ掛けて天幕を損傷することを予防することができる。また上記接続部分を滑らかな円弧状の湾曲面で形成することにより、嵌合部を被嵌合部に嵌合するときに嵌合部を滑らかに嵌入することができる。しかも、基礎部と首部との接続部分における湾曲面の曲率半径が首部と前記拡径部との接続部分における湾曲面の曲率半径よりも小さいことにより、被嵌合部の首凹部及び拡径凹部に嵌合部の首部及び拡径部を嵌合するときに、被嵌合部に対して嵌合部を垂直方向から多少斜めに傾けた状態でも嵌合できるようになるため、嵌合部を被嵌合部に嵌合させやすくなる。
本発明は、テント構造体等の外骨格を形成する複数のメインフレームと、前記メインフレーム同士を連結する複数のサブフレームと、を備え、前記メインフレーム又は前記サブフレームの少なくとも一方は、複数のフレーム材と、前記フレーム材同士を接続する上記のいずれかのジョイント構造体とを含む骨組構造でもある。
上記骨組構造は、メインフレーム又はサブフレームを構成する各フレーム材をジョイント構造体を用いて簡便に接続することができる。このようにして接続された2本のフレーム材は、フレーム材の長手方向に外力が加わっても外れないようになっている。
本発明は、上記骨組構造と、前記骨組構造に冠装される天幕と、を備えたテント構造体でもある。上記骨組構造を有するテント構造体は、簡便に骨組構造を形成することができるし、しかも骨組構造が安定しているので、人がテント構造体の中にいるときに安心感があって落ち着きやすい。
本発明のジョイント構造体によれば、テント構造体等の骨組となるフレーム材同士を簡便に接続することができる。
実施形態1に係るテント構造体の斜視図である。 図1のテント構造体から天幕を取り外した後の骨組構造の斜視図である。 図2のメインフレームの正面図である。 (a)〜(c)は、実施形態1のジョイント構造体によって2本のフレーム材8を直線的に接続する手順を示す斜視図である。 嵌合部分が外れないようにカバー部で嵌合部分を覆う動作を示す正面図である。 嵌合部の斜視図である。 実施形態1の被嵌合部及び当該被嵌合部に挿入されたフレーム材の斜視図である。 実施形態1のカバー部の斜視図である。 実施形態1のカバー部の側面の断面図である。 被嵌合部の凹部に摺動抑制部材の突起を挿入した状態の断面図である。 実施形態2のカバー部の斜視図である。 図11のXII−XII面断面図である。 実施形態3の被嵌合部の斜視図(実施形態1の図7相当図)である。 実施形態3のカバー部の斜視図(実施形態1の図8相当図)である。 実施形態3の被嵌合部の凹部にカバー部の突起を挿入した状態の断面図である。 実施形態4の被嵌合部の第2貫通孔に挿入ピンを挿入する様子を示す斜視図である。 実施形態4の嵌合部の斜視図(実施形態1の図6相当図)である。 カバー部及びカバーロック部の変形例の斜視図である。 カバー部の変形例の断面図(実施形態1の図5相当図)である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態のテント構造体の斜視図である。本実施形態のテント構造体10は、図1に示されるように、屋外に設置して日除け又は雨避けのスペースを確保するために設置されるものである。テント構造体10は、テント構造体の骨組構造10’(図2)と、当該骨組構造10’に冠装される天幕1とを備えている。テント構造体10は、不使用時には天幕1を取り外した上で、その骨組構造を分解して収納することができる。図1に示すテント構造体10には出入口2を設けているが、出入口2の形態は特に限定されない。図1に示すテント構造体10の高さの最大寸法は約3mであり、テント構造体10の底面の寸法は縦6m×横12m程度である。図1に示すテント構造体の寸法は、一例に過ぎず適宜変更することができる。
図2は、図1のテント構造体から天幕を取り外した後のテント構造体の骨組構造の斜視図である。本実施形態のテント構造体10は、図2に示されるように、テント構造体の骨組構造10’を形成する複数のメインフレーム3と、当該メインフレーム3同士を連結する複数のサブフレーム4と、を備える。メインフレーム3は、テント構造体の全体的形状を決める骨格に相当する。複数のメインフレーム3はほぼ同一の外形を有しており、互いに一定の間隔をおいて離間して配置されている。サブフレーム4は、メインフレーム3の前後方向の強度を高めるために設けられ、隣接するメインフレーム3の同一の位置の後述する斜めジョイント構造体6同士を接続している。サブフレーム4の長手方向の長さは、メインフレーム3同士の間隔と略同一である。
図3は、図2のメインフレームの正面図である。各メインフレーム3は、図3に示す平面視において、略正八角形の対向する頂点を結ぶ対角線で半分に切断した形状のアーチを形成している。メインフレーム3の地面と接する側(下側)のフレーム材は、地面(下側)に向かうほど外側に広がって傾斜し、メインフレーム3の地面と接する側の端部には脚部7が設けられている。脚部7は、メインフレーム3がガタつかないように地面に平行な基礎面を有し、当該基礎面が地面に接している。メインフレーム3は、図3に示されるように、フレーム材8と、フレーム材8同士を直線的に接続するジョイント構造体5と、フレーム材8同士を斜めに接続する斜めジョイント構造体6とによって構成されている。
フレーム材8は、テント構造体の骨組の基本構造をなすものであり、その表面に塗装等の防食処理が施された金属製の略四角柱状の棒状体である。フレーム材8の材質は、アルミニウム等の金属製、樹脂製又は木製であってもよい。フレーム材8は、その長手方向に垂直な面で切断した時のフレーム材8の断面形状が略長方形であり、当該略長方形の2つの短辺の略中央において内側に凹む溝部8a(図4)を有している。この溝部8aは、互いに接続されるフレーム材8のうちの一方のフレーム材8のみに設けられ、当該フレーム材8の長手方向に平行に延びている。溝部8aには後述するカバー部9がフレーム材8の長手方向に摺動可能に取り付けられる(図5)。
ジョイント構造体5は、2本のフレーム材8同士を直線的に接続するものであり、被嵌合部5aと、嵌合部5bと、カバー部9と、摺動抵抗部材11(図8)とを有する。接続する2本のフレーム材8のうちの一方のフレーム材8の端部には嵌合部5bがビス(締結具、図示せず)によって取り付けられており、他方のフレーム材8の端部には被嵌合部5aがビス(締結具)B1によって取り付けられている。
斜めジョイント構造体6は、図3に示すように、メインフレーム3においてフレーム材8同士のなす角度が約135°となるようにフレーム材8同士を接続している。斜めジョイント構造体6は、メインフレーム3に対して略垂直方向にサブフレーム4を挿入する挿入凸部(図示せず)を有している。この挿入凸部にサブフレーム4を挿入することにより隣接するメインフレーム3同士を接続することができる。
図4(a)〜(c)はジョイント構造体によって2本のフレーム材8を直線的に接続する手順を示す図であり、図5は、カバー部で嵌合部分を覆う動作を示す正面図であり、図4(b)及び図4(c)の正面図である。図4(a)〜(c)を参照し、2本のフレーム材8の接続の手順を説明する。
図4(a)は、嵌合部を被嵌合部に嵌合させる前のフレーム材の接続部分の斜視図である。図4(a)に示されるように、一方のフレーム材8の端部に取り付けられた嵌合部5bと、他方のフレーム材8の端部に取り付けられた被嵌合部5aとを突き合わせた状態で、フレーム材8付きの嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌入することによって2本のフレーム材8が図4(b)に示す状態に接続される。
次に、図4(c)に示すように、カバー部9が嵌合部分を覆うようにカバー部9を嵌合部分に摺動させる。これにより嵌合部5bが被嵌合部5aから外れることを防止することができる。このようにカバー部9を嵌合部分に摺動させるだけで被嵌合部5aと嵌合部5bの嵌合部分を覆うことができるため、フレーム材8同士の接続部分を外れにくくしやすい。ここで「嵌合部分」とは、嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌入した時に、被嵌合部5aと嵌合部5bとが接触する接触面を意味する。またフレーム材8同士の接続を解除するときには、カバー部9が嵌合部分から離れる方向にフレーム材を移動させた上で、被嵌合部5aと嵌合部5bの嵌合を外す。
図6は嵌合部の斜視図である。嵌合部5bは、図5及び図6に示すように、基礎部51と、首部52と、拡径部53と、基礎部51の首部52とは反対側の面に繋がる取付部54(図6のみ図示)とを有している。
基礎部51は、フレーム材8の長手方向に対し垂直方向の断面形状とほぼ同一の断面形状であり、フレーム材8の端部に嵌合部5bを取り付けるときにフレーム材8の端面と接触する部分である。基礎部51がフレーム材8とほぼ同一の断面形状であることにより、嵌合部5bとフレーム材8とを取り付けたときに、その取り付け部分(つまりフレーム材8と基礎部51との間)に段差が生じることなく両部材を接続することができるので、メインフレーム3の接合部分を目立ちにくくすることができる。
取付部54は、基礎部51の首部52が設けられる側の面とは反対側に設けられ、フレーム材8の内部よりも一回り小さい直方体形状である。このような形状であることにより、取付部54をフレーム材8の内部に挿入することができる。そして、取付部54をフレーム材8に挿入した状態で、取付部54の挿入部分をビス(締結具)B2で固定することにより、フレーム材8と嵌合部5bとを一体化することができる。
首部52は、基礎部51に繋がり、基礎部51よりもフレーム材8の長手方向に対し垂直方向の断面形状が小さい。基礎部51と首部52との接続部分は滑らかに湾曲する湾曲面となっている。当該湾曲面は円弧状であり、この円弧状の湾曲面の曲率半径Rは例えば5mmである。
拡径部53は、首部52に繋がり、当該首部52よりもフレーム材8の長手方向に対し垂直方向の断面形状が大きい。首部52と拡径部53との接続部分は滑らかに湾曲する湾曲面となっている。当該湾曲面は円弧状であり、この円弧状の湾曲面の曲率半径Rは例えば10mmである。基礎部51と首部52との接続部分の円弧状の湾曲面の曲率半径は、首部52と拡径部53との接続部分における湾曲面の曲率半径よりも小さくしている。
首部52及び拡径部53は、一対の平行に対向する側面(図6の52の面部分)と、当該側面同士を接続し、被嵌合部5aと接触する嵌合面(図6の53の面部分)と、を有している。首部52及び拡径部53の厚みは、基礎部51の厚みよりも若干薄くなっている。ここでの厚みとは、首部52又は拡径部53の側面同士の距離を意味する。首部52及び拡径部53の一方の側面のみが、基礎部51の側面よりも内側に位置している。この首部52及び拡径部53の側面は、嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌合した状態で、後述する被嵌合部5aの当接部56に当接する。このため、被嵌合部5aの当接部56が形成されていない側の面から嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌入することができる。
図7は被嵌合部及び当該被嵌合部に挿入されたフレーム材の斜視図である。被嵌合部5aは、図4及び図7に示すように、フレーム材8の長手方向の断面形状とほぼ同一の断面形状を有する被嵌合本体部50と、被嵌合本体部50に接して設けられ、フレーム材8の内部よりも一回り小さい直方体形状の取付部(図示せず)とを有している。
取付部(図示せず)は、フレーム材8を取り付ける部位である。取付部をフレーム材8の内部に挿入した状態で、フレーム材8と取付部とをビス(締結具)で固定することにより、フレーム材8と被嵌合部5aとを一体化することができる。
被嵌合本体部50は、固定溝部58と、首凹部55と、拡径凹部57と、当接部56とを有する。
固定溝部58は、図7に示されるように、フレーム材8の溝部8aと同一の溝深さ及び溝幅を有する凹部である。この固定溝部58は、被嵌合部5aとフレーム材8とを一体化したときにフレーム材8の溝部8aと連続する凹部を形成する。この固定溝部58がフレーム材8の溝部8aと連続しているので、フレーム材8の溝部8aに取り付けられたカバー部9を被嵌合部5a(嵌合部分)まで摺動させることができる。
首凹部55は、図7に示されるように、首部52の幅に応じた幅を有するものであり、嵌合部5bの首部52が嵌入される部分である。ここでの幅とは、フレーム材8の長手方向に垂直な断面における長方形の長辺方向の長さを意味する。首凹部55は、フレーム材8に取り付けられる側とは反対側の被嵌合部5aの端面を起点として内側に滑らかに湾曲する湾曲面をなしている。当該湾曲面は円弧状であり、この円弧状の湾曲面の曲率半径Rは例えば10mmである。
拡径凹部57は、拡径部53の幅に応じた幅を有するものであり、嵌合部5bの拡径部53が嵌入される部分である。拡径凹部57は、首凹部55を起点として外側に滑らかに湾曲する湾曲面をなしている。当該湾曲面は円弧状であり、この円弧状の湾曲面の曲率半径Rは例えば5mmである。
当接部56は、被嵌合部5aのカバー部9が覆う側とは反対側の側面に設けられ、首部52及び拡径部53をそれぞれ首凹部55及び拡径凹部57に嵌合した状態で、首部52及び拡径部53の一方の側面に接触する部分である。被嵌合部5aと嵌合部5bとの嵌合部分は、当接部56とカバー部9とによって挟まれることにより、その嵌合を、フレーム材8の長手方向に対して垂直方向に外れにくくすることができる。このような当接部56を有することにより、嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌合させるときには、被嵌合部5aの一方の側面からのみ嵌合部5bを嵌合させることができるし、逆に嵌合の解除は、被嵌合部5aの当接部56から嵌合部5bを離す方向に動かすことによって行ない得る。
図8はカバー部の斜視図であり、図9はカバー部の側面図であり、図10は、被嵌合部の凹部に摺動抑制部材の突起を挿入した状態の断面図である。カバー部9は、図8及び図9に示すように、上側摺動部14と、下側摺動部15と、カバー板16と、上側板17と、下側板18と、によって構成されている。
カバー板16は、嵌合部分の嵌合が外れないように嵌合部分を覆う部分である。カバー板16の上端と上側摺動部14の上端とは上側板17によって接続されている。カバー板16の下端と下側摺動部15の下端とは下側板18によって接続されている。カバー板16の上端から下端までの長さは、被嵌合部5a及び嵌合部5bの上下方向(フレーム材8の長手方向に垂直方向の断面における長方形の長辺方向)の長さと略同一である。上側摺動部14及び下側摺動部15はそれぞれ、フレーム材8の溝部8aに取り付けられ、カバー部9をフレーム材8の長手方向に摺動可能に保持する部分である。
下側板18の上面側(つまり被嵌合部5aと接触する側の面)に摺動抵抗部材11が取り付けられている。摺動抵抗部材11は板バネ等のような弾性部材であり、摺動抵抗部材11の中央部が上側に凸面を形成するように湾曲した状態で下側板18に取り付けられている。摺動抵抗部材11が形成する凸面の最上部には突起12が設けられている。この突起12は、図10に示すように、カバー部9が嵌合部分を覆う状態にあるときに被嵌合部5aの凹部59に挿入されるようになっている。つまり、カバー部9が嵌合部分を覆う状態のときに被嵌合部5aの凹部59に突起12が挿入されることで、カバー部9が嵌合部分で固定され、カバー部9の自重によってはカバー部9がフレーム材8の長手方向に摺動しないようになっている。その一方で、カバー部9に対してフレーム材8の長手方向に一定以上の外力を加えると、摺動抵抗部材11の凸面が下側に僅かに撓んで突起12が凹部59から外れてカバー部9をフレーム材8の長手方向に摺動させることができる。上記摺動抵抗部材11及び突起12を設けることにより、意図せずカバー部9が嵌合部分から外れることを防止しつつも、必要があればカバー部9に一定以上の外力を加えることで、カバー部9をフレーム材8の長手方向に摺動させることができる。
<作用効果>
本実施形態のジョイント構造体は、2本のフレーム材8のそれぞれの端部に嵌合部5b及び被嵌合部5aを接続し、当該被嵌合部5aに嵌合部5bを嵌合させることにより、フレーム材8同士を簡便に接続することができる。また嵌合部5bは、基礎部51と、前記基礎部51と一体に形成され、当該基礎部51よりもフレーム材8の長手方向の断面形状が小さい首部52と、前記首部52と一体に形成され、当該首部52よりも前記フレーム材の長手方向に対し垂直方向の断面形状が大きい拡径部53とを有し、前記被嵌合部5aは、前記首部52の幅に応じた幅を有する首凹部55と、前記拡径部53の幅に応じた幅を有する拡径凹部57とを有するので、嵌合部5b及び被嵌合部5aをフレーム材8の長手方向に対して垂直方向に移動させて、嵌合部5bの首部52及び拡径部53をそれぞれ被嵌合部5aの首凹部55及び拡径凹部57に嵌合させることにより、2本のフレーム材8同士を簡便に接続することができる。このように2本のフレーム材8同士を接続することにより、フレーム材8の接続部分にフレーム材8の長手方向に外力が加わった時にも嵌合部5bの拡径部53が被嵌合部5aの首凹部55に引っかかるため嵌合部5bが被嵌合部5aから外れないことは勿論、フレーム材8の接続部分がグラつくことも少ない。
本実施形態では、フレーム材8の長手方向に摺動可能に取り付けられるカバー部9を有しているので、嵌合部5bと被嵌合部5aの嵌合部分をカバー部9で覆うことにより、当該嵌合部分に外力が加わった場合でも嵌合部5bが被嵌合部5aから外れることを防止することができる。しかも、カバー部9と嵌合部分との間に摺動抵抗部材11を設けているので、摺動抵抗部材11がカバー部9及び嵌合部分の両方に接触し、その接触によって生じる摩擦でカバー部9が摺動しにくくなるため、カバー部9の自重によって意図せずカバー部9が嵌合部分から離れることを防止することができる。しかも、摺動抵抗部材11が板バネのような弾性部材であると、カバー部9を摺動させたいときにはカバー部9にフレーム材8の長手方向の力を作用させることによって摺動抵抗部材11を弾性変形させることができ、カバー部9をフレーム材8の長手方向に摺動させることができる。
本実施形態では、被嵌合部5aがその表面を内側に凹ませた凹部59を有し、摺動抵抗部材11は、カバー部9が嵌合部分を覆う状態にあるときに凹部59に挿入される突起12を有しているので、カバー部9が嵌合部分を覆う状態にあるときに摺動抵抗部材11の突起12が被嵌合部5aの凹部59に挿入されることにより、カバー部9が嵌合部分を覆う状態から不用意に動かないように固定される。
本実施形態では、フレーム材8の長手方向の断面形状と基礎部51の断面形状とがほぼ同一の形状であるので、カバー部9をフレーム材8に対して摺動させるときにカバー部9をスムーズに移動させることができる。
本実施形態では、基礎部51と首部52との接続部分及び首部52と拡径部53との接続部分を円弧状の湾曲面としているので、鋭利な部分がなくなって滑らかな外形であるため、天幕1に引っ掛けて天幕1を損傷してしまうことを予防することができる。また上記接続部分を滑らかな円弧状の湾曲面で形成することにより、嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌合するときに滑らかに嵌入することができる。
基礎部51と首部52との接続部分における湾曲面の曲率半径が首部52と拡径部53との接続部分における湾曲面の曲率半径よりも小さいので、被嵌合部5aの首凹部55及び拡径凹部に嵌合部の首部52及び拡径部53を嵌合するときに、被嵌合部5aに対して嵌合部5bを垂直方向から多少斜めに傾けた状態でも嵌合できるようになり、嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌入しやすい。
上記ジョイント構造体5を用いてメインフレーム3を構成することにより、2本のフレーム材8同士を簡便に接続することができる。このようにして組み立てられたテント構造体の骨組構造10’は、フレーム材8同士の接続部分がそれぞれカバー部9で覆われており、かつそのカバー部9が摺動抵抗部材11によって不用意に動かないようになっているため、テント構造体10に外力が加わった時にもテント構造体の骨組構造10’がグラつくことなく安定したものとなる。このため、人がテント構造体10の中にいるときに安心感があって落ち着きやすい。
(実施形態1の変形例)
上記実施形態においては、基礎部51と首部52との接続部分の円弧状の湾曲面の曲率半径が5mmであり、かつ首部52と拡径部53との接続部分における湾曲面の曲率半径が10mmである場合を説明したが、これらの曲率半径の関係は、基礎部51と首部52との接続部分の円弧状の湾曲面の曲率半径に対し、首部52と拡径部53との接続部分における湾曲面の曲率半径が1.5倍以上であることが好ましく、より好ましくは2倍以上であり、さらに好ましくは2.5倍以上である。このような曲率半径を有する形状の嵌合部5b及び被嵌合部5aを用いることにより、嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌め込みやすくなる。
上記実施形態においては、図4(a)〜(c)に示されるように、互いに接続される2本のフレーム材8のうちの一方のみに溝部8aを設ける形態を説明したが、2本のフレーム材8の両方に溝部8aを設けてもよい。また被嵌合部5aを取り付けたフレーム材8にカバー部9を取り付ける形態を説明したが、嵌合部5bを取り付けたフレーム材8にカバー部9を取り付けてもよい。
上記実施形態1においては、カバー部9の下側板18に摺動抵抗部材11を取り付けた場合を説明したが、摺動抵抗部材11の取付位置は、カバー部9と嵌合部分との間に位置する限り、その位置は限定されず、例えば、カバー部9の上側摺動部14に摺動抵抗部材11を取り付けてもよいし、被嵌合部5aのカバー部9側の側面に摺動抵抗部材11を取り付けてもよい。
本実施形態のジョイント構造体5におけるカバー部9の摺動を抑制する手法としては、上記の摺動抵抗部材11を設ける形態のみに限られず、種々の形態をとることができ、例えば下記の実施形態2〜4のジョイント構造体の構成であってもよい。
(実施形態2)
図11は、実施形態2のカバー部の斜視図であり、図12は、図11のXII−XII面断面図である。図12においては、カバー部9とフレーム材8との位置関係を明確にするために便宜的にフレーム材8の位置を点線で示している。実施形態2は、実施形態1に対して摺動抵抗部材11の取付位置を下側摺動部15に変更し(図11及び図12)、摺動抵抗部材11の凸面の頂部に突起12を設けなかったことが異なる他は実施形態1と同一のジョイント構造体である。
実施形態2においては、カバー部9の下側摺動部15は、フレーム材8の長手方向に所定幅の切欠部13を2つ有している。この2つの切欠部13は摺動抵抗部材11を取り付けるために設けられている。摺動抵抗部材11は上記実施形態1と同様、板バネ等のような弾性部材であり、上記2つの切欠部13の間隔よりも長手方向に若干長い。このため、摺動抵抗部材11の上端及び下端を2つの切欠部13にそれぞれ取り付けると、摺動抵抗部材11の中央部が下側摺動部15からカバー板16に向けて湾曲した凸面を形成する。このような構成にすることにより摺動抵抗部材11をカバー部9に取り付けやすいというメリットがある。
カバー部9をフレーム材8に取り付けたときに、フレーム材8は、図12に示すように上側摺動部14及び下側摺動部15とカバー板16との間をフレーム材8の長手方向に摺動する。摺動抵抗部材11の凸面がフレーム材8又は被嵌合部5aに接触すると、その接触により摩擦力が作用し、カバー部9が意図せずフレーム材8の長手方向に摺動することを防止することができる。
実施形態2においては、下側摺動部15に摺動抵抗部材11を取り付ける形態を説明したが、上側摺動部14に摺動抵抗部材11を取り付けてもよい。
(実施形態3)
図13は、実施形態3の被嵌合部の斜視図(実施形態1の図7相当図)であり、図14は、カバー部の斜視図(実施形態1の図8相当図)であり、図15は、被嵌合部の凹部にカバー部の突起を挿入した状態の断面図である。なお、図14は、図13に示すカバー部の内部形状を明らかにするために左右を反対にしている。実施形態3のジョイント構造体は、実施形態1及び2における摺動抵抗部材11に代えて、図13に示すカバーロック部20を設けたことが異なる他は実施形態1と同様である。
以下においては、実施形態1のジョイント構造体5に対する変更部分(カバーロック部20)を説明し、実施形態1のそれと同一部分の説明は繰り返さない。なお、実施形態3における各部の参照番号は、実施形態1における各部材と同一のものには同一の参照符号を付し、一部変更を加えたものには参照符号の末尾にダッシュ(’)を付している。
実施形態3のジョイント構造体は、実施形態1と同様、図13に示されるように、被嵌合部5a’の上面のうちのカバー部9と接触する部分に凹部59を設けている。一方、カバー部9の上面にはカバーロック部20が取り付けられている。カバーロック部20は、図13及び図14に示されるように、突起21と、支持部22と、固定具23とを有している。
突起21は、被嵌合部5a’の上面に設けられた凹部59に挿入可能な形状を有している。カバー部9の上面には突起21が貫通できる貫通孔9aが形成されている。この貫通孔9aを介して被嵌合部5a’の凹部59に突起21を挿入することにより、カバー部9が嵌合部分から不用意に動かないように固定することができる。
支持部22は、固定具23によってカバー部9の上側板17に取り付けられている。支持部22は、カバー部9が嵌合部分を覆う状態(図15)にあるときに突起21を凹部59に挿入させる一方、カバー部9が嵌合部分から離れる状態(図13)にあるときに突起21を凹部59から離脱した状態に保持する。
本実施形態のジョイント構造体では、カバー部9が嵌合部分を覆う状態にあるときにカバーロック部20の突起21が被嵌合部5a’の凹部59に挿入されることにより、カバー部9が嵌合部分を覆う状態から不用意に動かないようにすることができる。また、カバー部9が嵌合部分から離れる状態にあるときに突起21が凹部59から離脱するため、カバー部9が嵌合部分から離れる状態の時にカバー部9をフレーム材8の長手方向に摺動させやすい。
実施形態3においては、被嵌合部5a’に凹部59を設ける形態を説明したが、嵌合部5bに凹部59を設けてもよい。
(実施形態4)
図16は、実施形態4の被嵌合部の第2貫通孔に挿入ピンを挿入する様子を示す斜視図であり、図17は、実施形態4の嵌合部の斜視図である。実施形態4のジョイント構造体は、実施形態1〜3におけるカバー部9に代えて、被嵌合部5a及び嵌合部5bの嵌合部分を挿入ピン60を挿入することで固定している。
具体的には、図16に示すように、嵌合部5bにその内部を上下に貫通する第1貫通孔58aを設けている一方で、図17に示すように、被嵌合部5aの固定溝部58にその内部を上下に貫通する第2貫通孔53aを設けている。第2貫通孔53aは、嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌合させた状態で、第1貫通孔58aに一致して第1貫通孔58aと同一の方向に延びている。第1貫通孔58aの内径と第2貫通孔53aの内径はほぼ同一である。
挿入ピン60は、挿入部61と、当該挿入部61よりも大径の円盤状の先端部62とを有している。挿入部61は第1貫通孔58a及び第2貫通孔53aに挿入される部分であるため、第1貫通孔58a及び第2貫通孔53aの内径よりも若干小さい外径を有している。一方、先端部62は挿入ピン60を引き出す持ち手部分であるため、第1貫通孔58a及び第2貫通孔53aの内径よりも若干大きい外径を有している。挿入部61の長手方向の長さは、第1貫通孔58a及び第2貫通孔53aの長手方向の長さの合計と同程度である。挿入ピン60の挿入部61が第1貫通孔58a及び第2貫通孔53aの両方を通ることによって、被嵌合部5aと嵌合部5bとの嵌合状態を固定することができる。
第1貫通孔58a及び第2貫通孔53aを設ける位置は、被嵌合部5a及び嵌合部5bの両方を1本の挿入ピン60が貫通できるように設けられる限り、図16及び図17に示す形態のみに限られない。
実施形態4では、挿入ピン60によって被嵌合部5a及び嵌合部5bの嵌合状態を固定する形態を説明したが、嵌合部分を固定する方法は上記挿入ピン60の挿入のみに限られず、嵌合部5bを被嵌合部5aに嵌合させた状態のまま嵌合部5bと被嵌合部5aとの嵌合が不用意に外れないように当該嵌合部分を固定するロック部を備えるものである限り、特に限定なく使用することができる。
(その他の変形例)
本発明は上記実施形態1〜4に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更及び改良が可能である。図18は、実施形態3のジョイント構造体のカバー部及びカバーロック部の変形例の斜視図である。実施形態3の変形例のジョイント構造体として、例えば、図18に示すように、カバー部9のカバー板16に当接してカバーロック部30を設けてもよい。図18に示すカバーロック部30は、カバー部9の可動状態と固定状態とを切り替えるレバー32と、レバー32の動作によってカバー板16のカバーロック部30と接する側とは反対側に延びる押圧部(図示せず)と、を有している。この構成においては、カバーロック部30によってカバー部9を固定状態にしたときにはカバー部9がフレーム材8の長手方向に摺動せず、カバーロック部30によってカバー部9を可動状態にしたときにはカバー部9がフレーム材8の長手方向に摺動するようになっている。このようなカバーロック部30を設け、レバー32によってカバー部9の可動状態と固定状態とを切り替えることにより、カバー部9の可動状態と固定状態とを簡便に切り替えることができる。
また実施形態1の変形例として、実施形態1のジョイント構造体5のように(図5に示されるように)、カバー部9が嵌合部分全体を覆う形態のみに限られず、図19に示すようにカバー部9’が嵌合部分の一部のみを跨ぐような構成であってもよい。図19は、実施形態1のカバー部の変形例の断面図である。このようなカバー部9’の幅であっても被嵌合部5aと嵌合部5bとの嵌合部分が外れることを防止することができる。ここでの幅とは、フレーム材8の長手方向の長さを意味する。カバー部9’による嵌合部5bと被嵌合部5aとの嵌合を固定する手法としては、図19に示す変形例のみに限られず、実施形態1〜4以外の様々な手法をとることが想定される。
上記実施形態及びその変形例等では、被嵌合部5aと嵌合部5bの嵌合部分のうちの片面をカバー部9が覆う形態のみを説明したが、カバー部9が嵌合部分の外周面全部を覆う形態であっても差し支えない。この場合、フレーム材8に溝部8aを設けなくてもよいし、被嵌合部5aに当接部56を設けなくてもよい。
上記実施形態1〜3においては、被嵌合部5aと嵌合部5bの嵌合部分をカバー部9が覆う形態を説明し、実施形態4においては、被嵌合部5aと嵌合部5bの嵌合部分を挿入ピン60が挿入する場合を説明したが、このような形態のみに限られず、被嵌合部5aと嵌合部5bとの嵌合が外れる状態と、被嵌合部5aと嵌合部5bとの嵌合が外れない状態とを切り替える切替部を用いることができる。
1 天幕
3 メインフレーム
4 サブフレーム
5 ジョイント構造体
5a 被嵌合部
5b 嵌合部
6 斜めジョイント構造体
7 脚部
8 フレーム材
8a 溝部
9 カバー部(切替部の一例)
9a 貫通孔
10 テント構造体
10’ 骨組構造
11 摺動抵抗部材
12 突起
13 切欠部
20,30 カバーロック部
21 突起
22 支持部
23 固定具
32 レバー
50 被嵌合本体部
51 基礎部
52 首部
53 拡径部
53a 第2貫通孔
54 取付部
55 首凹部
56 当接部
57 拡径凹部
58 固定溝部
58a 第1貫通孔
59 凹部
60 挿入ピン(ロック部の一例)
61 挿入部
62 先端部

Claims (10)

  1. 2本のフレーム材同士を接続するジョイント構造体であって、
    前記2本のフレーム材のうちの一方のフレーム材の先端に取り付けられる嵌合部と、
    前記2本のフレーム材のうちの他方のフレーム材の先端に取り付けられ、前記フレーム材の長手方向に対して垂直方向に前記嵌合部に嵌合可能な被嵌合部と、
    前記フレーム材の長手方向に摺動可能に取り付けられ、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合を外せる状態と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合部分を覆い、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れない状態とを切り替えるカバー部と、を有し、
    前記嵌合部は、基礎部と、前記基礎部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記基礎部よりも小さい首部と、前記首部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記首部よりも大きい拡径部とを有し、
    前記被嵌合部は、前記首部の幅に応じた幅を有し、前記フレーム材における前記長手方向および前記垂直方向に直交する幅方向の両側から前記首部を覆う首凹部と、前記拡径部の幅に応じた幅を有し、前記フレーム材の前記幅方向の両側から前記拡径部を覆う拡径凹部とを有する、ジョイント構造体。
  2. 2本のフレーム材同士を接続するジョイント構造体であって、
    前記2本のフレーム材のうちの一方のフレーム材の先端に取り付けられる嵌合部と、
    前記2本のフレーム材のうちの他方のフレーム材の先端に取り付けられ、前記フレーム材の長手方向に対して垂直方向に前記嵌合部に嵌合可能な被嵌合部と、
    前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れる状態と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れない状態とを切り替える切替部と、を有し、
    前記切替部は、前記フレーム材の長手方向に摺動可能に取り付けられ、嵌合部分を覆うカバー部であり、
    前記嵌合部は、基礎部と、前記基礎部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記基礎部よりも小さい首部と、前記首部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記首部よりも大きい拡径部と、を有し、
    前記被嵌合部は、前記首部の幅に応じた幅を有する首凹部と、前記拡径部の幅に応じた幅を有する拡径凹部と、を有し、
    前記嵌合部分を覆う状態にある前記カバー部と前記嵌合部分との間に設けられ、前記カバー部が前記嵌合部分を覆う状態から不用意に動かないようにする摺動抵抗部材をさらに有する、ジョイント構造体。
  3. 前記摺動抵抗部材は、弾性部材からなる請求項に記載のジョイント構造体。
  4. 前記嵌合部又は前記被嵌合部のいずれか一方はその表面を内側に凹ませた凹部を有し、
    前記摺動抵抗部材は、前記カバー部が前記嵌合部分を覆う状態にあるときに前記凹部に挿入される突起を有する請求項又はに記載のジョイント構造体。
  5. 2本のフレーム材同士を接続するジョイント構造体であって、
    前記2本のフレーム材のうちの一方のフレーム材の先端に取り付けられる嵌合部と、
    前記2本のフレーム材のうちの他方のフレーム材の先端に取り付けられ、前記フレーム材の長手方向に対して垂直方向に前記嵌合部に嵌合可能な被嵌合部と、
    前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れる状態と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れない状態とを切り替える切替部と、を有し、
    前記嵌合部は、基礎部と、前記基礎部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記基礎部よりも小さい首部と、前記首部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記首部よりも大きい拡径部とを有し、
    前記被嵌合部は、前記首部の幅に応じた幅を有する首凹部と、前記拡径部の幅に応じた幅を有する拡径凹部とを有し、
    前記切替部は、前記フレーム材の長手方向に摺動可能に取り付けられ、嵌合部分を覆うカバー部であり、
    前記カバー部に取り付けられ、前記カバー部が当該嵌合部分を覆う状態から不用意に動かないようにするカバーロック部をさらに有し、
    前記嵌合部又は前記被嵌合部のいずれか一方はその表面を内側に凹ませた凹部を有し、
    前記カバーロック部は、前記凹部に挿入可能な形状を有する突起と、前記カバー部が前記嵌合部分を覆う状態にあるときに前記突起を前記凹部に挿入させる一方、前記カバー部が前記嵌合部分から離れる状態にあるときに前記突起を前記凹部から離脱した状態に保持する支持部と、を有する、ジョイント構造体。
  6. 前記カバー部は、前記嵌合部を前記被嵌合部に嵌合させた状態のまま前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が不用意に外れないように当該嵌合部分を固定するロック部である、請求項に記載のジョイント構造体。
  7. 2本のフレーム材同士を接続するジョイント構造体であって、
    前記2本のフレーム材のうちの一方のフレーム材の先端に取り付けられる嵌合部と、
    前記2本のフレーム材のうちの他方のフレーム材の先端に取り付けられ、前記フレーム材の長手方向に対して垂直方向に前記嵌合部に嵌合可能な被嵌合部と、
    前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れる状態と、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が外れない状態とを切り替える切替部と、を有し、
    前記嵌合部は、基礎部と、前記基礎部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記基礎部よりも小さい首部と、前記首部と一体に形成され、前記フレーム材の前記垂直方向の断面形状が前記首部よりも大きい拡径部とを有し、
    前記被嵌合部は、前記首部の幅に応じた幅を有する首凹部と、前記拡径部の幅に応じた幅を有する拡径凹部とを有し、
    前記切替部は、前記嵌合部を前記被嵌合部に嵌合させた状態のまま前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合が不用意に外れないように当該嵌合部分を固定するロック部であり、
    前記嵌合部は、その内部を貫通する第1貫通孔を有し、
    前記被嵌合部は、前記嵌合部を嵌合した状態で、前記嵌合部の前記第1貫通孔の位置に一致して前記第1貫通孔と同一の方向に延びる第2貫通孔を有し、
    前記ロック部は、前記嵌合部を前記被嵌合部に嵌合させた状態で、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に挿脱可能な挿入ピンであるジョイント構造体。
  8. 前記基礎部と前記首部とが円弧状の湾曲面で接続されるとともに、前記首部と前記拡径部とが円弧状の湾曲面で接続され、
    前記基礎部と前記首部との接続部分における湾曲面の曲率半径は、前記首部と前記拡径部との接続部分における湾曲面の曲率半径よりも小さい、請求項1〜のいずれか一項に記載のジョイント構造体。
  9. 外骨格を形成する複数のメインフレームと、
    前記メインフレーム同士を連結する複数のサブフレームと、を備え、
    前記メインフレーム又は前記サブフレームの少なくとも一方は、複数のフレーム材と、前記フレーム材同士を接続する請求項1〜のいずれか一項に記載のジョイント構造体とを含む骨組構造。
  10. 請求項に記載の骨組構造と、前記骨組構造に冠装される天幕と、を備えたテント構造体。
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