JP6616985B2 - 壁パネルの固定金具 - Google Patents

壁パネルの固定金具 Download PDF

Info

Publication number
JP6616985B2
JP6616985B2 JP2015178094A JP2015178094A JP6616985B2 JP 6616985 B2 JP6616985 B2 JP 6616985B2 JP 2015178094 A JP2015178094 A JP 2015178094A JP 2015178094 A JP2015178094 A JP 2015178094A JP 6616985 B2 JP6616985 B2 JP 6616985B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical piece
wall panel
piece
vertical
fixing bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015178094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017053146A (ja
Inventor
滝男 赤松
光一 柴田
禎一 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
E.KATAYAMA & CO., LTD.
Original Assignee
E.KATAYAMA & CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by E.KATAYAMA & CO., LTD. filed Critical E.KATAYAMA & CO., LTD.
Priority to JP2015178094A priority Critical patent/JP6616985B2/ja
Publication of JP2017053146A publication Critical patent/JP2017053146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6616985B2 publication Critical patent/JP6616985B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)

Description

本発明は、壁パネルの固定金具に関するものであり、主として道路などに設けられる遮音壁の遮音板の固定に用いられる。
道路用の遮音壁の標準的なタイプの一つとして、H形鋼からなる支柱間に、遮音材を組み込んだ金属パネルや、コンクリートパネル、金属枠を備えたポリカーボネート透光板などからなるパネルの両端を、支柱のフランジ間の溝に挿入し、パネルの片面と一方のフランジの内面との間にばね用ステンレス鋼からなる板バネ式の固定金具を嵌め込んで固定するものがある。
上述のタイプの固定金具に関しては、例えば非特許文献1に、H形鋼支柱と遮音板の寸法許容差を考慮した隙間に対して有効に作用することを条件として、12mm〜127mmの隙間の大きさに応じた標準の固定金具の図が示されている。
一例として、遮音壁の標準設計における壁厚が中間的なタイプでは、例えば支柱としてSS400製の外寸150mm×150mm×ウェブ厚7mm×フランジ厚10mmのH形鋼を用い、幅3960mm×高さ500mm、板厚90mm程度の金属製、コンクリート製、あるいは合成樹脂製の遮音板を固定する場合に、側面から見て外形が上に広がる逆台形状をなし内巻に折り返した部分を利用してバネ性能を調整した板バネ式の固定金具などが用いられている。
また、壁厚が比較的薄いタイプの場合は、支柱寸法も小さくなり、側面から見て外形が上に広がるV字状をなす固定金具などが用いられている。
このような遮音壁等における壁パネルの固定金具として、例えば、特許文献1には内巻の折り返し形状の工夫により、耐荷重性の改善を図った遮音板の固定金具が開示されている。
また、本件出願人による特許文献2には、安定した装着状態を保つことができる壁パネルの固定金具として、壁パネル固定時に支柱の内面に接する弧状部分に幅方向に延びる抜け止め防止用の切欠き溝を複数条設けた固定金具が開示されている。
また、壁パネルの支柱への装着などを簡単に行えるようにする工夫としては、壁パネルに(通常、壁パネルの裏面四隅に)、あらかじめ固定金具を取り付けておき、支柱の溝部に対する壁パネルの挿入と固定を同時に行えるようにした発明が種々出願されている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。
特許第4997505号公報 特許第5587851号公報 特開2002−275836号公報 特開2009−161942号公報
「遮音壁標準設計図集」、東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、平成26年7月
施工精度や壁パネルや固定金具の製作精度を考慮した場合、壁パネルの固定のために要求される反力に関しては十分な余裕を持たせることが望ましい。
しかしながら、従来の外形が上に広がる逆台形状をなし内巻に折り返した形状の標準タイプの固定金具は、主に屈曲部におけるバネ復元力を利用したものであり、装着時に力を加えて溝幅に合わせて変形させ、力を解放したときの復元力を固定のための反力としているため、得られる反力の大きさに限界がある。
また、わずかな製作誤差や施工誤差によって、得られる反力が大幅に低減する恐れがあり、反力が十分でない場合は大きな地震荷重や衝撃力を受けた場合などに、固定金具が抜け出す可能性も考えられる。
特許文献1、2記載の固定金具も基本的な形態は従来の標準的なタイプの固定金具と同様であるため、同様の課題を有している。
また、固定金具の装着に関しては、従来の固定金具の場合、装着前に力を加えて押し潰した状態としなければ、支柱間の溝に装着することができず、施工に手間がかかる。また、上述した特許文献3、特許文献4記載の発明のように、あらかじめ壁パネルに取り付けた状態で装着する場合も、装着前あるいは装着時に固定金具を強制的に押し潰さなければ支柱間の溝に装着することができない。
本発明は、上述のような課題の解決を図ったものであり、支柱間の溝に装着した後に強制的に変形させ、その変形によって反力を与える形態とすることで、装着が容易でかつ壁パネルの固定に必要な大きな反力を確実に発揮させることができる壁パネルの固定金具を提供することを目的としている。
本発明の壁パネル固定金具は、本発明の壁パネル固定金具は、支柱の側面に形成された上下方向に延びる嵌合溝に壁パネルの端部を挿入し、前記壁パネルの裏面と前記嵌合溝の内面との間に挿入して装着することで、バネ反力により前記壁パネルを前記支柱に弾性的に固定するための壁パネル固定金具であって、前記壁パネルの裏面に当接する第1縦片と、板バネ材からなり、下端部が前記第1縦片の下端部に連結された状態で前記嵌合溝の内面側に当接する第2縦片とを備え、前記第2縦片は長手方向の中間部に前記第1縦片から遠ざかる方向に向かって湾曲した湾曲部を有し、前記第2縦片をバネの弾性力に抗して上下方向に強制的に縮めることで、前記湾曲部の一部が前記嵌合溝の内面に弾性的に密着する状態を維持させるための変形拘束手段を有することを特徴とするものである。
前述した非特許文献1記載の固定金具など、従来一般的な壁パネルの固定金具は、固定金具を支柱間の溝に挿入する前または挿入時にあらかじめ力を加えて縮めることで溝に挿入し、挿入後に押し縮めていた力を解放することで生じる反力を利用して壁パネルを固定している。
これに対し、本発明の壁パネル固定金具は、支柱間の溝に挿入する際には、実質的に力を加えて変形させる必要がなく、そのまま支柱間の溝に挿入し、挿入後に力を加え、上下方向に強制的に縮めることで湾曲部を中心に変形させ、その状態を変形拘束手段で維持させることで、固定金具の弾性反力で壁パネルを固定するものである。
ただし、固定金具を支柱間の溝に挿入する際に、固定金具の溝幅方向の幅が、支柱と壁パネルとの間の溝幅とほぼ等しいか、若干大きめになるように設計し、固定金具を溝に挿入して上下方向に強制的に縮める前の状態において、その状態での弾性反力により、支柱間の溝に仮固定されるようにしてもよい。
なお、固定金具の上下方向は、挿入方向が上下方向の場合を基準とした上下方向を意味し、固定金具を横向きに挿入する場合や、上下逆に挿入する場合は、挿入方向の先端側に固定金具の下端が、挿入方向の後端側に固定金具の上端がくる。
固定金具の第1縦片は、装着状態において壁パネルの裏面に当接するため、当接面積が小さいと局所的に応力がかかり、壁パネルを局所的に変形させることになる。そのため、第1縦片については壁パネルの裏面にできるだけ面的に広い面積で当接する平板に近い形状とすることが望ましい。ただし、壁パネル自体の強度が高い場合や、壁パネルに補強が施されている場合など、壁パネルの変形が特に問題とならない場合には、必ずしも平板に近い形状としなくてもよい。
一方、第2縦辺はあらかじめ嵌合溝の支柱内面側に向かって湾曲した形状としてあることで、上下方向に強制的に縮めたときに、湾曲の度合いを増す形で湾曲部の一部が嵌合溝の支柱内面に弾性的に密着するようにしたものであるが、H形鋼などからなる支柱は一般に壁パネルより変形しにくいため、ある程度の応力の集中は許容される。
なお、本発明でいう湾曲形状は弧状に湾曲している場合に限らず、複数個所で屈曲させて全体として湾曲させた形状も含まれ、湾曲部の頂部近傍を平坦面に近い形状とすれば嵌合溝の支柱内面との接触面積を大きくすることができ、それだけ応力の集中を回避することが可能である。
第1縦片と第2縦片は、板バネ材を加工して下端部どうしが連結された一体形状に形成してもよいが、第1縦片と第2縦片を別体に形成し、例えば第2縦片の下端部に設けた下端係止片を第1縦片の下端部に設けた下端嵌合溝に嵌合することで、第2縦片の下端部が第1縦片の下端部に連結されるようにした構造とすることもできる。
第1縦片と第2縦片を一体成型した場合は、部品点数が少なくなるというメリットがある反面、加工に手間がかかったり、製作精度を高めることが難しい場合がある。
第1縦片と第2縦片を別体に成型する場合は、一体とする場合に比べ、加工が比較的容易であり、また第2縦片に板バネ材を用い、第1縦片は他の材料とするといったことも可能である。
変形拘束手段は、第2縦片を強制的に縮めた状態を維持させるための手段であり、固定金具本体を構成する第1縦片および第2縦片とは別部材としてもよいが、第1縦片および第2縦片の一部を加工して加工部分を係合させるように構成することもできる。
また、嵌合溝の内面に弾性的に密着する第2縦片の湾曲部に、上述した特許文献2の固定金具における抜け止め防止用の切欠き溝と同様に、幅方向に延びる切欠き溝を複数条設けてもよい。
湾曲部が嵌合溝の内面に弾性的に密着する位置に、複数条の切欠き溝を設けることで、引き抜き抵抗を高め、固定金具の抜け出し抵抗をさらに上げることができる。
切欠き溝を設ける場合の切欠き溝の深さは、材質や切欠き溝の長さ、配置などによっても異なるが、第2縦片の板厚の1/5〜1/2程度が好ましい。板バネ材としてSUS301−CPSを用いた固定金具の場合の一例としては、例えば1.5mmの板厚に対し、深さ0.5mmの切欠き溝を設けるといった設計となる。
また、本発明の固定金具を、前述した特許文献3、4記載の発明と同様に、あらかじめ壁パネルの四隅あるいは壁パネルの両側端の任意の高さに複数取り付けておき、固定金具付き壁パネルとして、そのまま支柱の嵌合溝に嵌め込むようにしてもよい。
その後、固定金具の第2縦片部分を上下方向に強制的に押し縮めることで、湾曲部で嵌合溝の内面に弾性的に密着させることができる。この場合、固定金具の第1縦片部分を壁パネルの裏面側に、任意の固定手段で留め付けるようにすればよい。
従来の固定金具では固定金具を支柱間の嵌合溝に挿入した後に押し縮めていた力を解放することで生じる反力を利用して壁パネルを固定していたため反力不足が問題となりやすかったのに対し、本発明の固定金具は支柱間の嵌合溝に挿入した後に、力を加えて上下方向に強制的に縮め、変形状態を変形拘束手段で維持させることで壁パネルを固定するものであるため、より確実な固定状態が得られる。
本発明を遮音壁の固定金具に適用した場合の第1実施形態における使用状態を示したもので、(a)は壁連続方向と直交する方向の断面図、(b)はそのA部分の拡大図である。 第1実施形態における固定金具の詳細を示す側面図(実線は装着前の状態、2点鎖線は下方向に押し縮め、湾曲頂部の突出を大きくした装着状態)である。 第1実施形態における固定金具の斜視図である。 第1実施形態における固定金具の第1縦片の詳細を示したもので、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 第1実施形態における固定金具の第2縦片の詳細を示したもので、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 本発明の第2実施形態における固定金具の第1縦片を示したもので、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。 第2実施形態における固定金具の第2縦片を示したもので、(a)は左側面図、(b)は正面図である。 本発明の第3実施形態における固定金具を側方から見た斜視図である。 本発明の第3実施形態における固定金具を斜め下方から見た斜視図である。 本発明の第4実施形態における固定金具の第1縦片と第2縦片を組み合わせる前の状態を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態における固定金具の第1縦片と第2縦片を組み合わせた状態を示したものであり、(a)は上下方向に縮める前の状態を示す斜視図、(b)は力を加えて上下方向に縮めた状態を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態における固定金具を示したもので、(a)は左側面図、(b)は正面図である。
以下、本発明の具体的な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は本発明を遮音壁の固定金具に適用した場合の第1実施形態についての使用状態を示したものであり、図2は固定金具10の固定前の状態を実線で、固定状態を2点鎖線で示したものである。また、図3はこの第1実施形態の固定金具10の全体形状を斜視図で示したものであり、図4は第1縦片11の詳細を、図5は第2縦片12の詳細を示した図である。
図1に示すように、H形鋼からなる支柱1の側面に形成された嵌合溝4に、壁パネルとしての遮音板7の端部を挿入し、遮音板7の一方の面(表面)を支柱1の一方のフランジ3aの内面に押し当てた状態で、遮音板7の他方の面(裏面)と支柱1の他方のフランジ3bの内面との間に固定金具10を挿入し、固定金具10のバネ反力によって遮音板7を支柱1に固定する。
支柱1は道路に沿って、通常、4m間隔で設置され、ウェブ2と両端のフランジ3a、3bとの間に、両側面に開口する嵌合溝4を形成し、隣り合う支柱1間に遮音板7が上下方向に複数枚取り付けられる。
各遮音板7は、遮音板7の裏面の四隅と支柱1のフランジ3bとの間に、板バネ材からなる固定金具10を挿入し、固定金具10のバネ反力により弾性的に固定される。
第1実施形態における固定金具10は、別体に成型された第1縦片11(図4参照)と第2縦片12(図5参照)からなり、第2縦片12の下端部に設けた係止片12bを第1縦片11の下端屈曲片11aに設けた嵌合溝11bに嵌合することで、第2縦片12の下端部を第1縦片11の下端部に連結している。
第1縦片11は遮音板7の裏面に当接する面を有し、下端部を折り曲げて上述の下端屈曲片11aを形成し、その部分に横長の嵌合溝11bを形成している。
第1縦片11の上部には第2縦片12側に向けて下向き斜めに切り起こした一対の係合受部11cと、係合受部11c間に位置し、第2縦片12側に向けて上向き斜めに切り起こした仮止め用係合部11dが設けられている。
また、この例では第1縦片11の上端部を遮音板7の壁厚方向に屈曲させた上部横片11eを有し、最上端の固定金具10以外については、上部横片11eが上下の遮音板7間に挟み込まれるようにしている。この上部横片11eには衝突荷重などで遮音板7が落下するのを防止するためのワイヤーロープを通すための貫通孔11fが形成されている。
第2縦片12は、嵌合溝4の内面側、すなわちこの例では支柱1のフランジ3bに向かって湾曲した湾曲部12aを有し、押圧力を加えて上下方向に強制的に縮めることで、湾曲部12aの頂部が嵌合溝4を構成する支柱1のフランジ3bの内面に密着し、湾曲部12aの頂部がフランジ3bの内面に弾性的に密着することで、遮音板7が支柱1のもう一方のフランジ3a側に押し付けられ、遮音板7を固定することができる。
第2縦片12の上端部は中央の仮止め用係合溝12dを挟んでその両側が係合部12cとなっており、さらにその両側に上方に延びるずれ止め部12eが形成されている。
仮止め用係合溝12dは固定金具10の第2縦片12に力を加える前の状態において、第1縦片11の仮止め用係合部11dの幅広となっている頂部を仮係合させておくための係合溝であり、その状態で第1縦片11と第2縦片12の下部は前述のように嵌合溝11bに係止片12bを嵌合させている。
このように、第1縦片11と第2縦片12を組み合わせた本発明の固定金具10を、支柱1間に設置される遮音板7の裏面と支柱のフランジ3bとの間に挿入した後、図2に示すように上下方向の力を加え、上下方向に強制的に縮めることで、第2縦片12の湾曲部12aを中心に大きく膨らむ形で、湾曲部12の頂部が嵌合溝4を構成する支柱1のフランジ3bの内面に弾性的に密着する。
その状態で、第2縦片12の2つの係合部12cを、それぞれ第1縦片11の係合受部11cに係合させることで固定金具10の弾性変形状態が維持され、支柱1に対し遮音板7を確実に固定することができる。
従来の固定金具では固定金具を支柱1間の嵌合溝4に挿入した後に押し縮めていた力を解放することで生じる反力を利用して壁パネルを固定していたのに対し、本発明の固定金具10は支柱1間の嵌合溝4に挿入した後に、力を加えて上下方向に強制的に縮め、変形拘束手段(第1実施形態では係合受部11cと係合部12cの係合)で維持させることで、遮音板7などの壁パネルを固定するものであり、より確実な固定状態が得られる。
〔第2実施形態〕
図6および図7は本発明の第2実施形態における固定金具20を示したもので、第2実施形態の固定金具20も、別体に成型された第1縦片21(図6参照)と第2縦片22(図7参照)からなり、第2縦片22の下端部に設けた係止片22bを第1縦片21の下端屈曲片21aに設けた嵌合溝21bに嵌合することで、第2縦片22の下端部を第1縦片21の下端部に連結するようになっている。なお、以下の説明において、支柱や遮音板等との関係は第1実施形態の図1の符号を利用して説明する。
基本的な形態および支柱1への装着方法は第1実施形態とほぼ同じであるが、第2実施形態の固定金具20では、押圧力を加えて上下方向に強制的に縮めたときの変形拘束手段となる係合受部を高さの異なる位置に2段に設け、固定金具20の装着時の変形状態あるいは反力の大きさを2段に設定できるようにしている。なお、同様に変形拘束手段を2段以上に設けることも可能である。
第1縦片21は遮音板7の裏面に当接する面を有し、下端部を折り曲げて上述の下端屈曲片21aを形成し、その部分に横長の嵌合溝21bを形成している。
第1縦片21の上部には第2縦片22側に向けて下向き斜めに切り起こした一対の第1係合受部21cと、第1係合受部21c間の下方に位置し、第2縦片22側に向けて下向き斜めに切り起こした第2係合受部21dが設けられている。
また、第1実施形態と同様、第1縦片21の上端部を遮音板7の壁厚方向に屈曲させた上部横片21eを有し、最上端の固定金具以外については、上部横片21eが上下の遮音板7間に挟み込まれるようにしている。
第2縦片22は、嵌合溝4の内面側、すなわち支柱1のフランジ3bに向かって湾曲した湾曲部22aを有し、押圧力を加えて上下方向に強制的に縮めることで、湾曲部22aの頂部が嵌合溝4を構成する支柱1のフランジ3bの内面に密着し、湾曲部22aの頂部がフランジ3bの内面に弾性的に密着することで、遮音板7が支柱1のもう一方のフランジ3a側に押し付けられ、遮音板7を固定することができる。
第2縦片22の上端部は、両端で第1ずれ止め部22eが上方に突出し、その間に2つの第2ずれ止め部22fが上方に突出した形状となっており、第1ずれ止め部22eと第2ずれ止め部22fとの間を第1係合部21c、第2ずれ止め部22fどうしの間を第2係合部21dとしている。
第2縦片22に押圧力を加えて上下方向に強制的に縮めた際に、第2縦片22の2つの第1係合部22cを、それぞれ第1縦片21の第1係合受部21cに係合させることで固定金具20の弾性変形状態が維持される。
支柱1の嵌合溝4の溝幅と遮音板7の板厚との関係、あるいは必要とする反力との関係で、さらに変形が必要な場合は、第2縦片22にさらに押圧力を加えて上下方向に強制的に変形させ、第2縦片22の第2係合部22dを、第1縦片21の第2係合受部21dに係合させることができる。
〔第3実施形態〕
図8および図9は本発明の第3実施形態の固定金具30を示したものであり、本実施形態における固定金具30は第1縦片31と第2縦片32が下部連結片33を介して一体成型されている。なお、以下の説明において、支柱や遮音板等との関係は第1実施形態の図1の符号を利用して説明する。
第1縦片31は遮音板7の裏面に当接する面を有し、下端部を折り曲げて上述の下部連結片33を形成し、さらに上方に折り返して第2縦片32を形成している。第2縦片32は嵌合溝4の内面側、すなわち支柱1のフランジ3bに向かって湾曲した湾曲部32aを有し、押圧力を加えて上下方向に強制的に縮めることで、湾曲部32aの頂部が嵌合溝4を構成する支柱1のフランジ3bの内面に密着し、湾曲部32aの頂部がフランジ3bの内面に弾性的に密着することで、遮音板7が支柱1のもう一方のフランジ3a側に押し付けられ、遮音板7を固定することができる。
第2縦片32の上部はさらに第1縦片31側に向けて折り返して上部横片32bを形成し、その先端を上向きに折り曲げて第1縦片31の上部に面で接する立上り部32cを形成している。
また、第1実施形態と同様、第1縦片31の上端部は遮音板7の壁厚方向に屈曲させて上部横片31eを形成し、最上端の固定金具以外については、上部横片31eが上下の遮音板7間に挟み込まれるようにしている。また、上部横片31eにはワイヤーロープを通すための貫通孔31fが形成されている。
この第3実施形態では、変形拘束手段として、第2縦片の下部に位置する下部連結片33と第2縦片32の上部に位置する上部横片32bを貫通する杆状体を用いている。
すなわち、杆状体としての金属製の杆状緊張材34の下端部を下部連結片33に形成された貫通孔33aを貫通させて下端に設けた係止部34cを係止させ、杆状緊張材34の上端部は上部横片32bに形成された貫通孔32gを貫通させて、締付け緊張および固定が可能なカムレバー34aを取り付けてある。
図8に示すように立てた状態にあるカムレバー34aをピン34b回りに押し下げることで、上部横片32bの上面に接しているカムレバー34aの下端曲面部に作用する力によって杆状緊張材34が相対的に上方に引き上げられ、第2縦片32を上下方向に強制的に縮めることになり、湾曲部32aの頂部が嵌合溝4を構成する支柱1のフランジ3bの内面に密着し、湾曲部32aの頂部がフランジ3bの内面に弾性的に密着することで、遮音板7が支柱1のもう一方のフランジ3a側に押し付けられ、遮音板7を固定することができる。
なお、本実施形態では変形拘束手段として、杆状緊張材とカムを用いているが、カムの代わりにネジの締め付けによる締付け固定手段を用いることもできる。
〔第4実施形態〕
図10および図11は本発明の第4実施形態における固定金具40を示したものであり、第4実施形態の固定金具40は、第1実施形態、第2実施形態と同様、別体に成型された第1縦片41と第2縦片42からなり、第2縦片42の下端部に設けた係止片42bを第1縦片41の下端屈曲片41aに設けた嵌合溝41bに嵌合することで、第2縦片42の下端部を第1縦片41の下端部に連結するようになっている。なお、以下の説明において、支柱や遮音板等との関係は第1実施形態の図1の符号を利用して説明する。
図10は固定金具40の第1縦片41と第2縦片42を組み合わせる前の状態を示したもので、第1縦片41は平板状の板バネ材の下端部を折り曲げて上述の下端屈曲片41aを形成し、その部分に横長の嵌合溝41bを形成している。
第1縦片41は遮音板7の裏面に当接する面については、図示のように連続する溝を切り、幅方向の中間に切起し部41gを形成し、切起し部41gの上部には幅広の係合張出し部41hを形成させている。
第2縦片42は、嵌合溝4の内面側、すなわち支柱1のフランジ3bに向かって湾曲した湾曲部42aを有し、押圧力を加えて上下方向に強制的に縮めることで、湾曲部42aの頂部が嵌合溝4を構成する支柱1のフランジ3bの内面に密着し、湾曲部42aの頂部がフランジ3bの内面に弾性的に密着することで、遮音板7が支柱1のもう一方のフランジ3a側に押し付けられ、遮音板7を固定することができる。
また、第2縦片42の上部はさらに第1縦片41側に向けて折り返して上部横片42bを形成し、その先端を上向きに折り曲げて第1縦片41の上部に接する立上り部42cを形成している。
第2縦片42の上部横片42bには、第1縦片41の切起し部41gの上部に形成された係合張出し部41hが貫通可能な幅を有する貫通溝42gが設けられており、貫通溝42gの第1縦片41寄りの部分は、係合張出し部41hの幅より細幅の細幅部42hとなっている。
図11(a)に示すように、第1縦片41に第2縦片42を組み付けた状態で、切起し部41gの上部の係合張出し部41hを第2縦片42の貫通溝42gに貫通させるようになっており、切起し部41gが第2縦片42に対し相対的に上方に引き上げる形で第2縦片42を上下方向に強制的に縮めるようになっている。
第2縦片42を上下方向に強制的に縮めた状態で、図11(b)に示すように、切起し部41gの係合張出し部41hより下の部分を細幅部42h側へ移動させることで、係合張出し部41hの下端が係合受部としての細幅部42hに係合し、変形が拘束される。
なお、本実施形態の固定金具40の第1縦片41を、あらかじめ遮音板7の裏面四隅などに取り付けておき、あらかじめあるいは現場で第1縦片41に第2縦片42を組み付け、固定金具付き壁パネルとして支柱1の嵌合溝7に嵌め込むようにしてもよい。
〔第5実施形態〕
図12は本発明の第5実施形態を示したもので、第3実施形態と同様、固定金具50は第1縦片51と第2縦片52が下部連結片53を介して一体成型されている。なお、以下の説明において、支柱や遮音板等との関係は第1実施形態の図1の符号を利用して説明する。
第1縦片51は遮音板7の裏面に当接する面を有し、下端部を折り曲げて上述の下部連結片53を形成し、さらに上方に折り返して第2縦片52を形成している。第2縦片52は嵌合溝4の内面側、すなわち支柱1のフランジ3bに向かって湾曲した湾曲部52aを有し、押圧力を加えて上下方向に強制的に縮めることで、湾曲部52aの頂部が嵌合溝4を構成する支柱1のフランジ3bの内面に密着し、湾曲部52aの頂部がフランジ3bの内面に弾性的に密着することで、遮音板7が支柱1のもう一方のフランジ3a側に押し付けられ、遮音板7を固定することができる。
第2縦片52の上部はさらに第1縦片51側に折り返して上部横片52bを形成し、その先端を上向きに折り曲げて立上り部52cを形成している。立上り部52cの上端はさらに遮音板7の壁厚方向に屈曲させた横片52dを有し、最上端の固定金具以外については、横片52dが上下の遮音板7間に挟み込まれるようにしている。
第1縦片51の上部は、第2縦片52の上部の幅より小さくした細幅部51gとなっており、その上部を第2縦片52の上部横片52bに設けた貫通溝52gに通し、第1縦片51の上部が第2縦片52の上部に対し相対的に上方に引き上げられる形で第2縦片52を上下方向に強制的に縮めるようにしている。
第1縦片51の細幅部51gの頂部には、第2縦片52を上下方向に強制的に縮める際に反力をとるための頂部張出し部51hが形成され、その下方に第1係合部51iと第2係合部51jの2つの係合部を2段に張り出させている。
第2縦片52を上下方向に強制的に縮めた状態で、第1縦片51の細幅部51gを第2縦片52の上部横片52bに形成された貫通溝52gの貫通溝細幅部52h側へ移動させ、第1係合部51iまたは第2係合部51jの下端を貫通溝細幅部52hに係合させることで、変形状態を拘束することができる。
なお、本実施形態においては、係合受部としての貫通溝細幅部52hに係合する係合部として、第1係合部51iと第2係合部51jの2つの係合部を2段に設けているが、係合部は1つでもよく、また3段以上設けてもよい。
以上、本発明を遮音壁の固定金具に適用した場合の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
1…H形鋼支柱、2…ウェブ、3a、3b…フランジ、4…嵌合溝、7…遮音板、
10…固定金具(第1実施形態)、11…第1縦片、11a…下端屈曲片、11b…嵌合溝、11c…係合受部、11d…仮止め用係合部、11e…上部横片、11f…貫通孔、12…第2縦片、12a…湾曲部、12b…係止片、12c…係合部、12d…仮止め用係合溝、12e…ずれ止め部、12f…貫通孔、
20…固定金具(第2実施形態)、21…第1縦片、21a…下端屈曲片、21b…嵌合溝、21c…第1係合受部、21d…第2係合受部、21e…上部横片、21f…貫通孔、22…第2縦片、22a…湾曲部、22b…係止片、22c…第1係合部、22d…第2係合部、22e…第1ずれ止め部、22f…第2ずれ止め部、
30…固定金具(第3実施形態)、31…第1縦片、31e…上部横片、31f…貫通孔、32…第2縦片、32a…湾曲部、32b…上部横片、32c…立上り部、32g…貫通孔、33…下部連結片、33a…貫通孔、34…杆状緊張材、34a…カムレバー、34b…ピン、34c…係止部、
40…固定金具(第4実施形態)、41…第1縦片、41a…下端屈曲片、41b…嵌合溝、41g…切起し部、41h…係合張出し部、42…第2縦片、42a…湾曲部、42b…上部横片、42c…立上り部、42g…貫通溝、42h…貫通溝細幅部、
50…固定金具(第5実施形態)、51…第1縦片、51g…細幅部、51h…頂部張出し部、51i…第1係合部、51j…第2係合部、52…第2縦片、52a…湾曲部、52b…上部横片、52c…立上り部、52d…横片、52g…貫通溝、52h…貫通溝細幅部、53…下部連結片

Claims (12)

  1. 支柱の側面に形成された上下方向に延びる嵌合溝に壁パネルの端部を挿入し、前記壁パネルの裏面と前記嵌合溝の内面との間に挿入して装着することで、バネ反力により前記壁パネルを前記支柱に弾性的に固定するための壁パネル固定金具であって、前記壁パネルの裏面に当接する第1縦片と、板バネ材からなり、下端部が前記第1縦片の下端部に連結された状態で前記嵌合溝の内面側に当接する第2縦片とを備え、前記第2縦片は長手方向の中間部に前記第1縦片から遠ざかる方向に向かって湾曲した湾曲部を有し、前記第2縦片をバネの弾性力に抗して上下方向に強制的に縮めることで、前記湾曲部の一部が前記嵌合溝の内面に弾性的に密着する状態を維持させるための変形拘束手段を有することを特徴とする壁パネル固定金具。
  2. 請求項1記載の壁パネル固定金具において、前記第1縦片と前記第2縦片は、別体に形成され、前記第2縦片の下端部に設けた係止片を前記第1縦片の下端部に設けた嵌合溝に嵌合することで、第2縦片の下端部が第1縦片の下端部に連結されるようにしたことを特徴とする壁パネル固定金具。
  3. 請求項1記載の壁パネル固定金具において、前記第1縦片と前記第2縦片は、下端部どうしが連結された一体形状に形成されていることを特徴とする壁パネル固定金具。
  4. 請求項1、2または3記載の壁パネル固定金具において、前記変形拘束手段が、前記第1縦片の上部に設けられた係合受部と、前記第2縦片の上部に設けられ、第2縦片を強制的に縮めた状態から前記係合受部に対し上向きに係合する係合部とからなることを特徴とする壁パネル固定金具。
  5. 請求項4記載の壁パネル固定金具において、前記係合受部が高さの異なる位置に複数段に設けられていることを特徴とする壁パネル固定金具。
  6. 請求項1、2または3記載の壁パネル固定金具において、前記変形拘束手段が、前記第2縦片の下部と上部を貫通する杆状体からなり、前記杆状体の下部を前記第2縦片の下部に固定または係止し、前記杆状体の上部を上方に引き上げて前記第2縦片を強制的に縮めた状態で前記杆状体の上部を第2縦片の上部の貫通位置で固定または係止するようにしたものであることを特徴とする壁パネル固定金具。
  7. 請求項1または2記載の壁パネル固定金具において、前記第1縦片の幅方向の中間に切起し部を設け、前記切起し部を第2縦片の上部に設けた貫通溝に通し、前記切起し部の上部が第2縦片の上部に対し相対的に上方に引き上げられる形で第2縦片を上下方向に強制的に縮めるようにしたことを特徴とする壁パネル固定金具。
  8. 請求項7記載の壁パネル固定金具において、前記変形拘束手段として、前記切起し部の上部に1段または複数段の係合部を設け、前記係合部を第2縦片の前記貫通溝に形成した係合受部としての細幅部に係合可能としたことを特徴とする壁パネル固定金具。
  9. 請求項1または3記載の壁パネル固定金具において、前記第1縦片の上部の幅を前記第2縦片の上部の幅より小さくし、第1縦片の上部を第2縦片の上部に設けた貫通溝に通し、前記第1縦片の上部が第2縦片の上部に対し相対的に上方に引き上げられる形で第2縦片を上下方向に強制的に縮めるようにしたことを特徴とする壁パネル固定金具。
  10. 請求項9記載の壁パネル固定金具において、前記変形拘束手段として、前記第1縦片の上部に1段または複数段の係合部を設け、前記係合部を第2縦片の前記貫通溝に形成した係合受部としての細幅部に係合可能としたことを特徴とする壁パネル固定金具。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の壁パネル固定金具において、前記第2縦片の湾曲部の前記嵌合溝の内面に弾性的に密着する位置に、幅方向に延びる抜け止め防止用の切欠き溝が複数条設けられていることを特徴とする壁パネル固定金具。
  12. 前記壁パネルの裏面の側端部複数個所に、請求項1〜11のいずれか一項に記載の壁パネル固定金具の前記第1縦片を取り付けてあることを特徴とする固定金具付き壁パネル。
JP2015178094A 2015-09-10 2015-09-10 壁パネルの固定金具 Expired - Fee Related JP6616985B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015178094A JP6616985B2 (ja) 2015-09-10 2015-09-10 壁パネルの固定金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015178094A JP6616985B2 (ja) 2015-09-10 2015-09-10 壁パネルの固定金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017053146A JP2017053146A (ja) 2017-03-16
JP6616985B2 true JP6616985B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=58320509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015178094A Expired - Fee Related JP6616985B2 (ja) 2015-09-10 2015-09-10 壁パネルの固定金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6616985B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017053146A (ja) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7849567B2 (en) Spring fastener with highly improved removal to insertion ratio
EP2965655B1 (en) Assembly shelf with coupling member
JP2010144900A (ja) 固定具
US5890831A (en) Engaging mechanism and a holder using therefor
JP2008190220A (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP6616985B2 (ja) 壁パネルの固定金具
US20060117536A1 (en) Spring fastener with side spacer
JP6963461B2 (ja) 遮音壁
JP2015194170A (ja) 壁パネルの固定金具
JP5847113B2 (ja) 木材接合金具
JP5798593B2 (ja) 天井下地材及び天井構造
JP6053307B2 (ja) 閉合型せん断補強部材
JP2015059337A (ja) 防音壁およびばね金具
JP6156701B2 (ja) 上端固定金物
JP2009161942A (ja) 遮音壁及び遮音パネル保持金具
JP4296986B2 (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP2016205113A (ja) ワイヤー止め金具
JP2010261238A (ja) 防音壁の遮音板の支持構造
JP4296979B2 (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP2008154632A (ja) 商品関連具固定具
JP3983352B2 (ja) フレ止め装置付金属製角型柱
JP3556544B2 (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP5605818B1 (ja) 支柱取付構造
JP6365047B2 (ja) 防音壁の遮音板留め金具
JP4853497B2 (ja) クランプの固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6616985

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees