JP2008101352A - 下地構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】主材と振れ止め材を容易に接合することができると共に、強度の高い下地構造を提供する。
【解決手段】本発明に係る下地構造1は、主材2(スタッド)に備えられた開口部4に、振れ止め材5を貫通させて接合した下地構造1であって、主材2は、開口部4の両側から内方に向って突出する一対の突出部4fを有し、振れ止め材5は、基板部5aと、この基板部5aの両端から弾性変形可能に形成されたフランジ部5bと、フランジ部5bに形成され内方に向けて凹む一対の凹条5dと、を有し、主材2の突出部4fと振れ止め材5の凹条5dが係合されることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、建物の天井、壁及び床などに用いられる下地構造に関する。
例えば、特許文献1には、主材(スタッド)と振れ止め材が格子状に接合された壁下地構造が記載されている。図9は、当該発明において、主材に振れ止め材を接合する場合を段階ごとに示した正面図であって、(a)は、挿入状態、(b)は、拡開状態、(c)は、接合状態を示した正面図である。
図9の(a)に示すように、下地構造100に係る振れ止め材102は、下部が開放した断面略コの字型のチャンネル材であって、弾性変形可能なフランジ部106と、このフランジ部106の先端から内側に延出するリップ107と、リップ107の先端から立ち上げられた爪108とが設けられている(以下、リップ107と爪108を合わせて先端部109とする)。
一方、主材101は、振れ止め材102が挿通される開口部103と、この開口部103の底部から上方に突出する係合突起104と、開口部103の両側から内方に向って突出する凸部105とを有する。係合突起104は、曲部104aと、開口部104の下端から立設された基軸部104bとを有する。曲部104aの端部104c,104cの距離は、爪108,108間の距離よりも若干長く形成されている。一方、基軸部104bの幅は、爪108,108間の距離と略同等に形成されている。
主材101と振れ止め材102は、図9の(a)乃至(c)に示すように、振れ止め材102を開口部103の上部から下部に向けて押し込んで嵌め合わせることにより接合するものである。
より詳しくは、図9の(a)に示すように、開口部103の上部に振れ止め材102を挿通させた後、振れ止め材102を開口部103の上部から下部に向けて移動させる。そして、図9の(b)に示すように、振れ止め材102の先端部109と係合突起104が当接した後、さらに押し込むと、係合突起104の曲部104aに沿って先端部109,109が両外側に拡開される。そして、さらに押し込むと、図9の(c)に示すように、フランジ部106が弾性変形により元の形状に復元するため、先端部109が係合突起104の基軸部104bに当接されると共に、基端部110が凸部105に当接される。これにより、主材101と振れ止め材102は、垂直方向の移動及び横方向の移動が規制されるため、主材101と振れ止め材102を簡易に接合し、下地構造100を構築することができる。
特開2002−138605号公報(図1〜図4)
しかしながら、当該発明は、図9の(b)及び(c)に示すように、拡開された先端部109を両外側に逃がすために、開口部103の下部に間隙111を形成しなければならなかった。これにより、主材101に係る開口部103を大きく形成しなければならないため、主材101の強度が低下するという問題があった。また、主材101の強度の低下により、主材101と振れ止め材102の接合強度の低下を招来するという問題があった。
本発明はこのような課題を解決すべく創案されたものであり、主材と振れ止め材を容易に接合することができると共に、主材と振れ止め材の接合強度が高い下地構造を提供することを課題とする。
このような課題を解決すべく創案された本発明は、主材に備えられた開口部に、振れ止め材を貫通させた下地構造であって、前記主材は、前記開口部の両側部から内方に向って突出する一対の突出部を有し、前記振れ止め材は、基板部と、この基板部の両端に弾性変形可能に形成された一対のフランジ部と、このフランジ部に形成され内方に向けて凹む一対の凹条と、を有し、前記主材の前記突出部と前記振れ止め材の前記凹条とが係合されることを特徴とする。
かかる発明によれば、開口部の一対の突出部と、弾性変形可能なフランジ部の一対の凹条とが係合されるため、主材に振れ止め材を嵌め合わせて容易に接合することができる。また、主材に振れ止め材を接合する際に、フランジ部は突出部によって外側から内側に押縮されるため、主材の一部にフランジ部の先端を逃がすための間隙を形成する必要がない。そのため、従来の主材よりも強度の高い主材を形成することができる。また、振れ止め材のフランジ部に、内方に向けて凹む凹条が形成されているため、フランジ部の剛性が大きくなり、振れ止め材の強度も高めることができる。これにより、接合強度の高い下地構造を形成することができる。
また、本発明に係る前記フランジ部は、前記フランジ部の基端部から先端部に亘り、前記開口部に密接されることを特徴とする。
かかる発明によれば、フランジ部の基端部から先端部に亘りフランジ部と開口部とが密接されることにより、接触面積を増加させると共に、集中荷重を回避することができるため、さらに接合強度を高めることができる。
即ち、図9の(c)に示すように、フランジ部106は、先端部109と基端部110で主材101に当接されているが、フランジ部106の中腹部分は主材101と接触していない。これにより、フランジ部106は、先端部109と基端部110の離間した二点で開口部103と当接されているため、この当接箇所に荷重が集中し、フランジ部106の面外方向の強度が低下する可能性があった。しかし、かかる発明によれば、フランジ部と開口部が密接されるため、荷重が分散して作用することから、接合強度をより高めることができる。
また、本発明に係る前記フランジ部は、前記開口部の前記側部に向かって付勢されていることを特徴とする。
かかる発明によれば、フランジ部の内側から外側に向かって付勢力が働くことから、振れ止め材のガタつきを防止し、より接合強度を高めることができる。
前記開口部の下端に形成された底辺部と、前記フランジ部の前記先端部に内方に向けて延出された一対のリップ部と、を有し、前記底辺部に前記リップ部が当接されることを特徴とする。
かかる発明によれば、底辺部とリップ部が当接されるため、主材と振れ止め材を接合する際に、両者の接触により発生する金属音を抑制することができる。
本発明に係る下地構造によれば、主材と振れ止め材の接合強度が高い下地構造を容易に構築することができるため、建築物の強度及び施工性を高めることができる。
[第一実施形態]
本発明の最良の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第一実施形態に係る下地構造を示した全体斜視図である。図2は、第一実施形態に係る主材と振れ止め材が直交する部分の拡大図である。図3は、第一実施形態に係る主材の正面図である。図4は、第一実施形態に係る振れ止め材の断面図である。図5は、第一実施形態に係る下地構造において、主材に振れ止め材を接合する場合を段階ごとに示した正面図であって、(a)は、挿入段階、(b)は、押縮段階、(c)は、接合段階を示す。
下地構造1は、図1に示すように、等間隔に略垂直に配設された主材2,2・・・(以下、本実施形態においてはスタッド2とする)と、このスタッド2を貫通し、略直交して配設される振れ止め材5,5とからなる。本実施形態に係る下地構造1は、例えば、スタッド2の上端及び下端にランナーR,Rを配設し、スタッド2の側面に合板Gを貼設することにより、壁組みKとして使用される。
なお、下地構造1の使用用途は、壁組みKに限定されるものではなく例えば、床組み、天井等建物の下地構造として広く用いることができる。
スタッド2は、図2及び図3に示すように、本実施形態においては、鋼製の中空角材であって平面視略長方形に形成されている。対向する一対の面には、振れ止め材5が挿通される開口部4,4が穿設されている。一対の開口部4,4は、略同等の高さ位置に形成されており、本実施形態においては、図1に示すように、スタッド2の長手方向に2箇所形成されている。さらに、隣り合うスタッド2,2・・・に形成された開口部4,4・・・はそれぞれ略同等の高さ位置に形成されている。一つのスタッド2に穿設される開口部4の個数は、下地構造1の用途、設計強度等に応じて適宜設定すればよい。なお、スタッド2は、本実施形態においては、対向する一対の面に凸凹が形成されており、スタッド2の強度を向上させている。
開口部4は、図3に示すように、曲線を含む上辺部4aと、両側を形成する側部4b,4bと、略水平な底辺部4cと、からなり、略左右対称に略馬蹄形状を呈するように形成されている。
上辺部4aの幅は、振れ止め材5が挿通されるため、振れ止め材5の幅Qよりも広く形成されている。上辺部4aは、屈折又は屈曲させると応力が集中し、欠損する可能性があることから、本実施形態においては、円弧となるように形成されている。
側部4bは、下方に向って幅狭となるテーパー部4dと、後記する振れ止め材5の基端部5cと当接される第一当接部4eと、内方にむけて突出する突出部4fと、後記する振れ止め材4の先端部5eと当接される第二当接部4gとを有する。テーパー部4dは、下方に向けて幅狭となるため、振れ止め材5を下方に誘導しやすいように形成されている。
第一当接部4e及び第二当接部4gは、下辺部3cと垂直となるように形成されている。突出部4fは、第一当接部4eと第二当接部4gを基端として円弧となるように形成されている。
下辺部4cは、スタッド2の長手方向に対して直角であって、平坦に形成され、後記する振れ止め材5のリップ部5fと当接される。
なお、本実施形態においては、開口部4を前記したように形成したが、これに限定されるものではなく、他の形状であってもよい。例えば、突出部4fは、円弧ではなく多角形状に形成してもよい。
スタッド2は、一枚の鋼板に、打ち抜き加工によって開口部4を穿設した後、プレス加工及び折り曲げ加工により形成されている。本実施形態においては、図1に示すように、鋼板の両端部分をかしめて両端をはぜ折り部4hでつなげている。スタッド2は、本実施形態においては、前記した方法で形成したが、他の公知の方法で製造してもよい。
振れ止め材5は、図4に示すように、略水平に形成された基板部5aと、基板部5aの両端から延出されたフランジ部5bとを有する形鋼であって、左右対称に形成されている。フランジ部5bは、先端が自由端となっており、基端部5cと、内方に向って凹み開口部4の突出部4fと密接される凹条5dと、先端部5eと、内方に向けて延出されたリップ部5fとからなる。
なお、本実施形態においては、振れ止め材5を前記したような形状に形成したが、これに限定されるものではなく、弾性変形可能に形成されたフランジ部5bに内方に向かって凹む凹条5dを含むものであれば他の形状であってもよい。
振れ止め材5は、一枚の鋼板をプレス加工及び折り曲げ加工をすることにより形成され、基板部5aの凸凹及びフランジ部5bの凹条5dにより、フランジ部5bが平坦に形成されたチャンネル材よりも剛性の高い部材に形成されている。
次に、スタッド2と振れ止め材5の接合について段階を追って説明する。
まず、図5の(a)に示すように、開口部4に振れ止め材5を挿通する。次に、テーパ部4dに誘導させながら、振れ止め材5を下方に押し込む。
そして、図5の(b)に示すように、先端部5eと突出部4fが当接した後にさらに下方に押し込むと、フランジ部5bが内側に押し込まれ、リップ部5f,5fの幅が狭くなる。
そして、図5の(c)に示すように、さらに下方に押し込むと弾性により、リップ部5f,5fが両外側に開くと共に、第一当接部4eと基端部5c、突出部4fと凹条5d、第二当接部4gと先端部5eが連続して当接される。また、リップ部5fと下辺部4cが当接されて、スタッド2と振れ止め材5が強固に接合される。
なお、本実施形態においては、開口部4の第二当接部4gと下辺部4cは、略直角に形成されたが、これに限定されるものではない。例えば、第二当接部4gと下辺部4cの形状を、先端部5eとリップ部5fの形状と略同等となるように形成して、両者が連続して当接するようにしてもよい。これにより、フランジ部5bからリップ部5fに亘る全ての辺が開口部4と密接するため接触面積が増加し、より強固に接合することができる。
また、スタッド3及び振れ止め材5の素材は鋼に限定されるものではなく、アルミニウム、アルミニウム合金等他の素材であってもよく、弾性変形した後に元の形状に復帰可能な素材であればよい。
また、図3及び図4に示すように、本実施形態においては、下辺部4cの長さPと、振れ止め材5の先端部5e,5e間の幅Qは、略同等に形成されているがこれに限定されるものではない。例えば、第一当接部4e,4e間の幅と、基端部5c,5c間の幅は略同等に形成したうえで、下辺部4cの長さPと、振れ止め材5の先端部5e,5e間の幅Qが、P<Qとなるように形成してもよい。このように、振れ止め材5を先端部5e,5e側に向けて末広がりとなるように形成することで、スタッド2と振れ止め材5が接合した際に、振れ止め材5の内側から外側に向けて(開口部4の両側部4b,4bに向けて付勢力が働くため、より強固に接合することができる。
以上、本実施形態における下地構造1によれば、開口部4の一対の突出部4fと、弾性変形可能なフランジ部5bの一対の凹条5dとが係合されるため、スタッド2と振れ止め材5を容易に接合することができると共に、振れ止め材5の垂直方向及び横方向の移動を規制することができる。
また,スタッド2に振れ止め材5を接合する際に、フランジ部5は突出部4fによって外側から内側に押縮されるため、従来発明のようにスタッド2の一部にフランジ部5bの先端部5eを逃がすための間隙(図9の(c)参照)を形成する必要がない。そのため、従来のスタッド101よりも強度の高いスタッド2を形成することができる。
また、振れ止め材5のフランジ部5bに、内方に向けて凹む凹条5dが形成されているため、フランジ部5bの剛性が大きくなり、振れ止め材5の強度を高めることができる。
また、本実施形態においては、突出部4fと凹条5dだけでなく、第一当接部4eと基端部5c、第二当接部4gと先端部5eも当接するため、フランジ部5bの全辺と開口部4の側部4bが連続して密接する。
従来の発明は、図9に示すように、先端部109と基端部110の離間した二点で開口部103と当接されていたため、当接箇所に荷重が集中して作用していたが、本実施形態によれば、荷重が分散して作用することから、接合強度をより高めることができる。
また、開口部4の側部4bとフランジ部5bが連続して密接することにより、スタッド2と振れ止め材5が擦れ合うときに発生する金属音を抑制すると共に、ガタつきを防止することができる。
さらに、リップ部5fと底辺部4cを当接させて接触面積を増やすことで接合強度をより高めることができる。また、リップ部5fを設けたことにより、図5の(b)に示すように、振れ止め材5が突出部4fを通過する際の摩擦を減少させることができるため、振れ止め材5をスムーズに押し込むことができると共に、摩擦による金属音を低減することができる。
以上、本発明における最良の実施形態について説明したが、当該実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。以下の説明において、第一実施形態と重複する部分については、同一の符号を使用し、詳細な説明は省略する。
[第二実施形態]
図6に示す下地構造20は、振れ止め材25に係るフランジ部25bと開口部24の側部24bとの接触において、フランジ25bの全ての辺が当接されていない点において、第一実施形態と相違する。
即ち、振れ止め材25のフランジ部25bは、開口部24の側部24bの全ての辺と当接される必要はなく、少なくとも、フランジ部25bの凹条25dと、開口部24の突出部24fとが当接されていればよい。凹条25d及び突出部24fの大きさ、形状等は、スタッド2及び振れ止め材5の大きさ、形状及び接合強度等に基づいて適宜設定すればよい。
なお、下地構造20に係る第二当接部24g及び先端部25eのように、第一実施形態に比べて両者の当接される長さを長く形成してもよい。
[第三実施形態]
図7に示す下地構造30は、振れ止め材35の開放側が上方を向いている点及びスタッド32の突出部34f及び振れ止め材35の凹条35dに直線を含む点において第一実施形態と相違する。
図5の(c)に示すように、第一実施形態においては、振れ止め材5の開放側を下方に向けた状態で接合しているが、振れ止め材5の上下を逆にして、図7に示す第三実施形態のように振れ止め材35の解放側を上方に向けて接合してもよい。このような形態であっても、突出部34fと凹条35dとが係合されるため、スタッド32と振れ止め材35を容易に接合することができると共に、振れ止め材35の垂直方向及び横方向の移動を規制することができる。
第三実施形態に係る下地構造30においては、振れ止め材35を開口部33の上方から下方に向けて押し込む点においては第一実施形態と共通するが、押し込む際に、振れ止め材35の基板部35aが撓んで弾性変形し、振れ止め材35をスタッド32に接合する点で相違する。このように接合することで、第一実施形態の下地構造1よりも接合の容易性は劣るものの、突状部34f,34f間の幅よりも基板部35aの長さの方が長いため、一旦接合すると第一実施形態の下地構造1よりも外れにくいという特徴を有する。
また、図7に示すように、振れ止め材35の基板部35aと、開口部33の下辺部36とが当接するように形成してもよい。これにより、振れ止め材35と開口部33の接触面積が増加するため、より接合強度を高めることができる。なお、振れ止め材35の基板部35aを平坦に形成して、基板部35aと下辺部36の全辺が当接するようにしてもよい。
また、第三実施形態に係る下地構造30の突出部34fは、内方に向けて延設された直線部34h,34hと、直線部34hをそれぞれ結ぶ円弧部34iとからなる。また、振れ止め材35も突出部34fと略同等の形状を呈し、直線部35h,35hと、直線部35hをそれぞれ結ぶ円弧部35iとからなる。
即ち、第一実施形態の下地構造1に係る突出部4f(図3参照)及び凹条5dは、円弧により形成されていたが、突出部34f及び凹条35dのように直線と円弧を組み合わせて形成してもよい。また、図示はしないが、直線のみから突出部34f及び凹条35dを形成してもよい。
[第四実施形態]
図8に示す下地構造40のように、天井下地Tとして使用してもよい。
下地構造40には、開口部44,44・・・が、主材42の長手方向と開口部44の下辺部(図示外)が平行になるように形成されており、主材42を貫通して振れ止め材45が接合されている。下地構造40は、主材42の上面及び下面に合板Gを貼り付けることで天井下地Tとして使用される。
また、下地構造40を床として使用してもよい。
第一実施形態に係る下地構造を壁組に使用した場合を示した全体斜視図である。 第一実施形態に係る下地構造を示した拡大斜視図である。 第一実施形態に係る主材(スタッド)の開口部を示した正面図である。 第一実施形態に係る振れ止め材を示した断面図である。 第一実施形態に係る下地構造において、主材に振れ止め材を接合する場合を段階ごとに示した正面図であって、(a)は、挿入段階、(b)は、押縮段階、(c)は、接合段階を示す。 第二実施形態に係る下地構造を示した正面図である。 第三実施形態に係る下地構造を示した正面図である。 第四実施形態に係る下地構造を示した斜視図である。 従来発明において、主材に振れ止め材を接合する場合を段階ごとに示した図であって、(a)は、挿入状態、(b)は、拡開状態、(c)は、接合状態を示した正面図である。
符号の説明
1 下地構造
2 主材(スタッド)
4 開口部
4b 側部
4c 底辺部
4f 突出部
5 振れ止め材
5a 基板部
5b フランジ部
5d 凹条
5f リップ部

Claims (4)

  1. 主材に備えられた開口部に、振れ止め材を貫通させた下地構造であって、
    前記主材は、前記開口部の両側部から内方に向って突出する一対の突出部を有し、
    前記振れ止め材は、基板部と、この基板部の両端に弾性変形可能に形成された一対のフランジ部と、このフランジ部に形成され内方に向けて凹む一対の凹条と、を有し、
    前記主材の前記突出部と前記振れ止め材の前記凹条とが係合されることを特徴とする下地構造。
  2. 前記フランジ部は、前記フランジ部の基端部から先端部に亘り、前記開口部に密接されることを特徴とする請求項1に記載の下地構造。
  3. 前記フランジ部は、前記開口部の前記側部に向かって付勢されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の下地構造。
  4. 前記開口部の下端に形成された底辺部と、
    前記フランジ部の前記先端部に、内方に向けて延出された一対のリップ部と、を有し、
    前記底辺部と前記リップ部とが当接されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の下地構造。
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