JP6711644B2 - 窒化物半導体の製造基板、及び窒化物半導体の製造方法 - Google Patents

窒化物半導体の製造基板、及び窒化物半導体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は窒化物半導体の製造基板、及び窒化物半導体の製造方法に関するものである。
特許文献1は従来の単結晶薄膜の形成方法を開示している。この単結晶薄膜の形成方法は、先ず、単結晶基板上に非晶質薄膜を形成する。そして、エッチングによって非晶質薄膜に線状の開口部を形成し、単結晶基板の表面を露出させる。そして、減圧した状態で、分子ビームを単結晶基板の表面に対して40°以下の入射角度で開口部に入射させ、開口部の露出した単結晶基板の表面に単結晶薄膜を成長させる。そして、縦方向に単結晶薄膜を成長させると共に、非晶質薄膜上で横方向に単結晶薄膜を成長させる。これにより、この単結晶薄膜の形成方法は単結晶薄膜に基板の転位が影響することなく結晶品質の良好な単結晶薄膜を形成することができる。
特開2000−247798号公報
しかし、特許文献1の単結晶薄膜の形成方法は、減圧した状態で分子ビームを単結晶基板に対して入射させる。さらに、この単結晶薄膜の形成方法は単結晶薄膜を所望の厚みにするため、単結晶基板に対する分子ビームの入射角度を変更する必要がある。このため、この単結晶薄膜の形成方法は装置の構造が複雑になり、単結晶薄膜を形成するのに手間が掛かるおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、品質の良好な窒化物半導体を製造することができる窒化物半導体の製造基板、及び窒化物半導体の製造方法を提供することを解決すべき課題としている。
発明の窒化物半導体の製造方法は、基板本体、及び前記基板本体の表面に設けられたGaN層を併せてエッチングして、前記GaN層で形成されて液相成長によって側面が横方向に結晶成長する台形状に形成された複数の凸状部、及び前記基板本体の表面であり、隣り合う前記凸状部の間に設けられ、前記液相成長によって結晶成長しない非結晶成長部を形成し、前記側面から前記非結晶成長部にわたり湾曲して形成する第1工程と、
液相成長によって横方向に結晶成長した隣り合う前記凸状部のそれぞれの側面の互いの裏面がほぼ平坦に繋がるように、複数の前記凸状部のそれぞれの側面を横方向に結晶成長させる結晶成長工程と、を備えていること特徴とする。
本発明の窒化物半導体の製造方法は、隣り合う凸状部のそれぞれの側面が互いの裏面をほぼ平坦にして繋がる。つまり、この窒化物半導体の製造方法は結晶品質が良好で、より大きい窒化物半導体を製造することができる。
したがって、本発明の窒化物半導体の製造方法は品質の良好な窒化物半導体を提供することができる。
実施例1の窒化物半導体の製造基板をSEMを用いて観察した図であって、(A)は表面側から観察した表面を示し、(B)は断面に対して垂直方向から観察した凸状部の縦方向の断面を示す。 実施例2の窒化物半導体のサンプルをSEMを用いて観察した図であって、(A)は表面側から観察した表面を示し、(B)は断面に対して垂直方向から観察した凸状部の縦方向の断面を示す。 実施例3の窒化物半導体のサンプルをSEMを用いて観察した図であって、(A)は表面側から観察した表面を示し、(B)は断面に対して垂直方向から観察した凸状部の縦方向の断面を示す。 実施例4の窒化物半導体のサンプルをSEMを用いて観察した図であって、(A)は表面側から観察した表面を示し、(B)は断面に対して垂直方向から観察した凸状部の縦方向の断面を示す。 実施例5の窒化物半導体のサンプルをSEMを用いて観察した図であって、(A)は表面側から観察した表面を示し、(B)は断面に対して垂直方向から観察した凸状部の縦方向の断面を示す。 実施例2〜5の窒化物半導体のサンプルの結晶の成長時間に対する凸状部の厚み方向、及び横方向の結晶成長の量を示すグラフである。 実施例5の窒化物半導体のサンプルの凸状部、及び横方向成長部を観察した図であって、(A)はSEMを用いて表面側から観察した表面を示し、(B)はCL法を用いて表面側から観察した表面を示す。 実施例5の窒化物半導体のサンプルの凸状部、及び横方向成長部を観察した図であって、(A)はSEMを用いて断面に対して垂直方向から観察した凸状部、及び横方向成長部の断面を示し、(B)はCL法を用いて断面に対して垂直方向から観察した凸状部、及び横方向成長部の断面を示す。 実施例5の窒化物半導体のサンプルの凸状部、及び隣り合う横方向成長部が繋がった部分を観察した図であって、(A)はSEMを用いて断面に対して垂直方向から観察した凸状部、及び隣り合う横方向成長部が繋がった部分を示し、(B)はCL法を用いて断面に対して垂直方向から観察した凸状部、及び隣り合う横方向成長部が繋がった部分を示す。
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
本発明の窒化物半導体の製造方法は、前記結晶成長工程を実行した後、熱膨張係数の違いによって生じる応力によって前記基板本体から前記凸状部を分離する冷却工程を備え得る。この場合、この窒化物半導体の製造方法は、基板本体から凸状部を容易に分離することができる。これにより、この窒化物半導体の製造方法は、基板本体を研削等で取り除く作業を行うことなく窒化物半導体の自立基板を容易に製造することができる。
次に、従来の窒化物半導体の製造方法について図示を省略して説明する。
先ず、GaN(窒化ガリウム)テンプレート基板(以降、テンプレート基板という)を準備する。ここで、テンプレート基板とは(0001)面が表面であるサファイアで形成された基板本体の表面全体に、所定の厚みで(0001)面が表面であるGaN層が積層されたものである。
次に、テンプレート基板のGaN層の表面全体にAlO(酸化アルミニウム)層を積層する。詳しくは、AlO層をフォトリソグラフィ等を用いてエッチングして、GaN層の表面に複数のAlO層のパターンを形成する。詳しくは、これら複数のAlO層のパターンは表面からの平面視においてそれぞれが帯状をなしている。これら複数のAlO層のパターンは帯状の左右方向の幅が所定の寸法である。また左右方向に隣り合う帯状のAlO層の間が所定の寸法である。つまり、これら帯状のAlO層はGaN層の表面に等間隔の縞状に配置して形成されている。こうして、従来の窒化物半導体の製造基板を形成する。
こうして形成された従来の窒化物半導体の製造基板に液相成長である電流制御型液相成長(Liquid phase electroepitaxy:LPEE)を用いて窒化物半導体を結晶成長させる。詳しくは、先ず、平板状に形成された底壁、及び底壁の周囲から立ち上がる周囲壁を有した容器(ボートという)の底壁の表面に従来の窒化物半導体の製造基板を載置する。このとき、従来の窒化物半導体の製造基板は複数のAlO層が積層された側が表面側である。
そして、ボート内であり、従来の窒化物半導体の製造基板の表面側に窒化物半導体の材料であるGa(ガリウム)、及びGe(ゲルマニウム)を所定のモル比で混合した溶液であるメルト及び電極を配置する。このとき、電極はメルトに埋没している。この電極は電源と電気的に接続されている。また、この電極は従来の窒化物半導体の製造基板、及びボートに触れていない。
こうして構成されたボート、従来の窒化物半導体の製造基板、メルト、及び電極を反応管の中にセットして、反応管に蓋を取り付けて密閉する。そして、反応管を炉内に投入して反応管内の温度を上げて従来の窒化物半導体の製造基板の温度を所定の温度まで上げる。そして、反応管内にH2(水素)、及びNH3(アンモニア)を混合した混合ガスを所定の流量で供給し、電極に電流を流す。すると、NH3がメルトに溶け込み、エッチングしてAlO層が除去されて露出した従来の窒化物半導体の製造基板のGaN層の表面にメルトからGaNが析出して結晶成長する。このとき、積層されたAlO層の表面にはメルトからGaNが析出して結晶成長しない。このように、限定された領域に結晶成長させることを選択成長という。
そして、結晶成長を続けると、AlO層が除去されて露出した従来の窒化物半導体の製造基板のGaN層の表面にメルトから析出したGaNが、AlO層の表面より表面側に突出して結晶成長する。そして、さらに結晶成長を続ける。すると、AlO層が除去されて露出した従来の窒化物半導体の製造基板のGaN層の表面に(0001)面が形成される。そして、さらに結晶成長を続けると、(0001)面が形成されたGaNの領域は横方向に結晶成長する。こうして、従来の窒化物半導体の製造基板を用いて表面が平坦で横方向に成長した窒化物半導体を得ることができる。
このとき、電極に流す電流の大きさを調節することによって、メルトからGaNが析出する量を所望の量に調節することができる。また、反応管内に供給するNH3の濃度や流量を調節することによっても、メルトからGaNが析出する量を所望の量に調節することができる。この窒化物半導体はAlO層が積層している領域のGaN層の転位が伝播していない。つまり、この窒化物半導体はテンプレート基板のGaN層が有する転位が、結晶成長したGaNに伝播することを抑えて、結晶成長したGaNの単位面積当たりの転位の量である転位密度を抑えることができる。このように、限定した領域に結晶を選択成長させて、転位密度をより抑えた結晶を得る方法をマイクロチャンネルエピタキシー法という。
しかし、従来の窒化物半導体の製造基板を用いて製造された窒化物半導体はAlO層が積層していない領域のGaN層の転位が伝播する。これを貫通転位という。また、この窒化物半導体は結晶成長の初期段階で(10−11)面等が形成されつつ結晶成長する。このとき、この窒化物半導体は貫通転位が屈曲して(10−11)面等に対して垂直方向に延びてAlO層の表面側に回り込む。つまり、この窒化物半導体は横方向に結晶成長する際に、貫通転位が横方向に拡がる。
<実施例1〜5>
そこで、窒化物半導体を横方向に結晶成長する際に、貫通転位が横方向に拡がらないようにするため、結晶成長の初期段階で(10−11)面が形成されないように、予め左右側面が切り立った形状にGaNを形成した場合について検証する実験を実施した。この実験を実施するため、実施例1の窒化物半導体の製造基板、及び実施例1の窒化物半導体の製造基板を用いて実施例2〜5の窒化物半導体のサンプルを用意した。
実施例1の窒化物半導体の製造基板の作製手順について図示を省略して説明する。
先ず、テンプレート基板を準備する。テンプレート基板のGaN層の厚みはおよそ4.5μmである。表面側から見たテンプレート基板の大きさはおよそ9mm×9mmである。次に、テンプレート基板のGaN層の表面を硫酸を含んだエッチング液を用いてエッチングする。これにより、テンプレート基板のGaN層の表面に付着した異物等を溶解して除去する。
次に、テンプレート基板のGaN層の表面にSiO2(2酸化ケイ素)を積層する。そして、SiO2を所定の外形に形成する。詳しくは、フォトリソグラフィ等を用いて、SiO2をGaN層の表面に等間隔の縞状に形成する。このとき、SiO2が除去された領域はGaN層の表面が露出する。
次に、テンプレート基板のGaN層の表面、及び縞状に配置して形成されたSiO2の表面に電子ビーム蒸着装置を用いてAu(金)を500Åの厚みで蒸着して積層する。
次に、GaN層の表面に縞状に配置して形成されたSiO2を除去する。このとき、SiO2の表面に蒸着して積層されたAuも共に除去される。また、GaN層の表面に蒸着して積層されたAuは除去されない。この工程をリフトオフという。こうして、GaN層の表面に縞状のAuが積層して形成される。
次に、350℃に加熱した40mlのピロリン酸にGaN層の表面にAuが縞状に形成されたテンプレート基板を5分間浸す。このとき、熱電対を用いてピロリン酸の温度を測定する。これにより、Auが積層していないテンプレート基板のGaN層がピロリン酸によってエッチングされ除去される。このとき、Auが積層していないテンプレート基板のGaN層の裏面に位置する基板本体の表面もエッチングされ僅かに除去される。また、Auが積層しているテンプレート基板のGaN層、及び基板本体は除去されない。そして、GaN層の表面にAuが縞状に形成されたテンプレート基板を純水で洗浄する。
次に、GaN層の表面にAuが縞状に形成されたテンプレート基板を王水に浸す。これにより、GaN層の表面に積層され縞状に形成されたAuを除去する。そして、テンプレート基板を純水で洗浄する。こうして、実施例1の窒化物半導体の製造基板を製造することができる。
実施例1の窒化物半導体の製造基板は、図1(A)、(B)に示すように、基板本体10A、複数の凸状部10B、及び複数の非結晶成長部10Dを備えている。基板本体10Aはテンプレート基板10を形成しているサファイアである。基板本体10Aはサファイアの(0001)面が表面(表面とは図1(A)における紙面に対する手前側である。以下同じ)である。
複数の凸状部10Bはテンプレート基板10を形成しているGaN層である。これら凸状部10Bはそれぞれが一方向に延びた帯状をなし、基板本体10Aの表面に互いに平行に形成されている。これら凸状部10Bは隣り合う間の寸法がおよそ30μmである。また、これら凸状部10Bはそれぞれの幅がおよそ10μm、厚みがおよそ4.5μmである。つまり、これら凸状部10Bは基板本体10Aの表面に周期がおよそ40μmで形成されている。また、これら凸状部10Bは左右側面10C(左右は図1(A)における左右である。以下同じ)が切り立って形成されている。また、これら凸状部10Bはそれぞれの左右側面10Cから基板本体10Aの表面にわたりそれぞれが左右方向に拡がり湾曲している。つまり、複数の凸状部10Bは基板本体10Aの表面に設けられ台形状に形成されている。
複数の非結晶成長部10Dは複数の凸状部10Bの間にそれぞれが形成されている。これら非結晶成長部10Dはテンプレート基板10の基板本体10Aの表面が露出した部分である。つまり、非結晶成長部10Dは基板本体10Aの表面であり、隣り合う凸状部10Bの間に設けられている。非結晶成長部10Dは厚みが薄くなる方向に表面が僅かに窪み湾曲している。
次に、実施例1の窒化物半導体の製造基板を用いて実施例2〜5の窒化物半導体のサンプルを製造する製造方法について図示を省略して説明する。
実施例1の窒化物半導体の製造基板に液相成長であるLPEEを用いて結晶成長させる。先ず、実施例1の窒化物半導体の製造基板を、アセトン、メタノール、及び純水の順番で5分間ずつ洗浄する。
次に、実施例1の窒化物半導体の製造基板を硫酸を含んだエッチング液に浸して3分間エッチングする。次に、容器であるボートの底壁の表面に実施例1の窒化物半導体の製造基板を載置する。このとき、実施例1の窒化物半導体の製造基板は凸状部10Bが表面側になるようにボートの底壁の表面に配置される。
次に、ボート内であり、実施例1の窒化物半導体の製造基板の表面側に窒化物半導体の材料であるGaを1グラム載置する。そして、第1電極を配置する。第1電極はW(タングステン)で形成されている。第1電極は表面側から見た平面視において4角形状の4つの開口が田の字状に設けられ形成されている。第1電極は電線が引き出されている。第1電極は予めメタノールで洗浄されている。第1電極は実施例1の窒化物半導体の製造基板、及びボートに触れていない。
そして、さらにGaを1グラム載置する。そして、ドライヤー等を用いてGaを加熱してGaを熔解させる。次に、第2電極を配置する。第2電極はW(タングステン)で形成されている。第2電極は表面側から見た平面視において4角形状の4つの開口が田の字状に形成されている。第2電極は電線が引き出されている。第2電極は予めメタノールで洗浄されている。第2電極は実施例1の窒化物半導体の製造基板、第1電極、及びボートに触れていない。そして、第1電極、及び第2電極のそれぞれから引き出された電線を、後述する反応管の蓋に設けられた一対の端子のそれぞれに溶接する。これら端子は互いに電気的に接続されていない。これら端子は電源の+端子、−端子にそれぞれが電気的に接続されている。
次に、ボート内であり、実施例1の窒化物半導体の製造基板の表面側に載置されたGaにGeを0.68グラム加える。こうして、Ga及びGeのモル比が3:1であるメルトが実施例1の窒化物半導体の製造基板の表面側に載置される。このとき、凸状部10Bの左右側面10Cは基板本体10Aに近づくにつれて左右方向に拡がり湾曲しているため、メルトが凸状部10Bの左右側面10Cに満遍なく触れることができる。
次に、こうして構成されたボート、実施例1の窒化物半導体の製造基板、メルト、第1電極、及び第2電極を反応管の中にセットして、反応管に蓋を取り付けて密閉する。そして、ロータリーポンプ等を用いて反応管内を真空にした後、反応管内にN2(窒素)を充填する。
次に、反応管内にN2を50sccmの流量で供給する。そして、反応管を炉内に投入する。そして、炉内の温度を500℃にして90分間保持する。次に、反応管内へのN2の供給を停止し、反応管内へH2を70sccmの流量で供給する。そして、炉内の温度を960℃にする。そして、炉内の温度が960℃に到達したところで、反応管内に1%に希釈したNH3を30sccmの流量で供給する。
次に、結晶成長工程を実行する。先ず、第1電極、及び第2電極との間に4A(アンペア)の電流を流す。すると、メルト中に溶け込んでいるN原子が基板側に輸送される。そして、メルトから実施例1の窒化物半導体の製造基板の凸状部10Bの左右側面10CにGaNが析出して凸状部10Bの左右側面10Cが横方向に結晶成長する。このとき、凸状部10Bは表面に(0001)面が平坦に形成されるため、(0001)面方向にほとんど結晶成長しない。つまり、複数の凸状部10Bは液相成長によって左右側面10Cが横方向に結晶成長する。このとき、メルトが凸状部10Bの左右側面10Cに満遍なく触れているため、凸状部10Bの厚みと同じ厚みで凸状部10Bの左右側面10Cが横方向に結晶成長することができる。こうして、表面及び裏面が平坦で横方向に成長した窒化物半導体を得ることができる。このとき、第1電極、及び第2電極との間に流す電流の大きさを調節することによって、メルトから凸状部10Bの左右側面10CにGaNが析出する量を所望の量に調節することができる。また、反応管内に供給するNH3の濃度や流量を調節することによっても、メルトから凸状部10Bの左右側面10CにGaNが析出する量を所望の量に調節することができる。
そして、所望の時間、第1電極と第2電極との間に所定の電流値の電流を流して結晶成長した後、反応管内へのNH3の供給を停止して、第1電極と第2電極との間に電流を流すことを停止する。そして、反応管内へ供給しているH2の流量を100sccmにして、炉の加熱を停止する。こうして、結晶成長工程を終了する。
次に、冷却工程を実行する。詳しくは、炉の加熱を停止して結晶成長工程を終了した後、反応管、反応管内にセットされたボート、実施例1の窒化物半導体の製造基板、メルト、第1電極、及び第2電極を自然冷却する。このとき、熱膨張係数の違いによって生じる応力によってテンプレート基板10の基板本体10Aから凸状部10Bが分離することができる。そして、反応管、反応管内にセットされたボート、実施例1の窒化物半導体の製造基板、メルト、第1電極、及び第2電極の温度がほぼ室温に到達した後、反応管内へのH2の供給を停止する。こうして冷却工程を終了する。
そして、ロータリーポンプ等を用いて反応管内を真空にした後、反応管内にN2を充填する。そして、反応管を密閉している蓋を反応管から外し、ボート、実施例1の窒化物半導体の製造基板、メルト、第1電極、及び第2電極を反応管から取り出す。そして、ボートから実施例1の窒化物半導体の製造基板を取り出す。このとき、実施例1の窒化物半導体の製造基板にはメルトが付着している。このため、実施例1の窒化物半導体の製造基板を王水に浸して、付着したメルトを溶解して除去する。こうして実施例1の窒化物半導体の製造基板を用いて窒化物半導体を製造することができる。
実施例1の窒化物半導体の製造基板を用いて上記の製造方法を実行して実施例2〜5の窒化物半導体のサンプルを製造した。実施例2〜5の窒化物半導体のサンプルは、表1に示すように、結晶成長の成長時間をそれぞれ変更している。実施例2〜5の窒化物半導体のサンプルは反応管内に供給するNH3の流量を30sccm、及び第1電極と第2電極との間に流す電流の電流値を4A(アンペア)とし、実施例1の窒化物半導体の製造基板の温度を960℃にして結晶成長させた。
実施例2の窒化物半導体のサンプルは、図2(A)、(B)に示すように、凸状部10Bの表面に(0001)面が平坦に形成されている。また、実施例2の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bの幅がおよそ9.5μm、厚みがおよそ4μmである。つまり、実施例2の窒化物半導体のサンプルは結晶成長をさせる前の実施例1の窒化物半導体の製造基板の凸状部10Bの幅、及び厚みの寸法とほぼ同じである。これは、実施例2の窒化物半導体のサンプルの凸状部10Bが表面及び左右側面10Cがメルトバックによってエッチングされた後、再び結晶成長し20hかけて実施例1の窒化物半導体の製造基板の凸状部10Bの幅、及び厚みの寸法とほぼ同じになったと考えられる。なお、実施例2の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bがメルトバックによってエッチングされると表面が平坦でなくなる。そして、実施例2の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bの表面に平坦な(0001)面が形成されるまで凸状部10Bの表面が結晶成長する。
また、実施例2の窒化物半導体のサンプルはメルトから非結晶成長部10DにGaNが析出して結晶成長していない。つまり、実施例2の窒化物半導体のサンプルは非結晶成長部10Dが液相成長によって結晶成長せず、凸状部10Bのみが結晶成長している。つまり、実施例2の窒化物半導体のサンプルは良好に選択成長している。
実施例3の窒化物半導体のサンプルは、図3(A)、(B)に示すように、凸状部10Bの表面に(0001)面が平坦に形成されている。また、実施例3の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bの幅がおよそ17μm、厚みがおよそ4.5μmである。つまり、実施例3の窒化物半導体のサンプルは実施例2の窒化物半導体のサンプルに比べて凸状部10Bが(0001)面方向に結晶成長していない。
また、実施例3の窒化物半導体のサンプルは実施例1の窒化物半導体の製造基板に比べて、凸状部10Bの左右側面10Cのそれぞれが横方向におよそ4μm結晶成長している。このことから、実施例3の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bの左右側面10Cが良好に横方向に結晶成長していることがわかった。また、実施例3の窒化物半導体のサンプルはメルトから非結晶成長部10DにGaNが析出して結晶成長していない。つまり、実施例3の窒化物半導体のサンプルは非結晶成長部10Dが液相成長によって結晶成長せず、凸状部10Bの左右側面10Cのそれぞれが横方向に結晶成長している。つまり、実施例3の窒化物半導体のサンプルは良好に選択成長している。
実施例4の窒化物半導体のサンプルは、図4(A)、(B)に示すように、凸状部10Bの表面に(0001)面が平坦に形成されている。また、実施例4の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bの幅がおよそ23μm、厚みがおよそ4.5μmである。つまり、実施例4の窒化物半導体のサンプルは実施例2、3の窒化物半導体のサンプルに比べて凸状部10Bが(0001)面方向に結晶成長していない。
また、実施例4の窒化物半導体のサンプルは実施例1の窒化物半導体の製造基板に比べて、凸状部10Bの左右側面10Cのそれぞれが横方向におよそ7μm結晶成長している。このことから、実施例4の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bの左右側面10Cが良好に横方向に結晶成長していることがわかった。また、実施例4の窒化物半導体のサンプルはメルトから非結晶成長部10DにGaNが析出して結晶成長していない。つまり、実施例4の窒化物半導体のサンプルは非結晶成長部10Dが液相成長によって結晶成長せず、凸状部10Bの左右側面10Cのそれぞれが横方向に結晶成長している。つまり、実施例4の窒化物半導体のサンプルは良好に選択成長している。また、実施例4の窒化物半導体のサンプルは実施例3の窒化物半導体のサンプルに比べて、凸状部10Bの左右側面10Cのそれぞれが横方向におよそ3μm結晶成長している。
実施例5の窒化物半導体のサンプルは、図5(A)、(B)に示すように、凸状部10Bの表面に(0001)面が平坦に形成されている。また、実施例5の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bの幅がおよそ26μm、厚みがおよそ4.5μmである。つまり、実施例5の窒化物半導体のサンプルは実施例2〜4の窒化物半導体のサンプルに比べて凸状部10Bが(0001)面方向に結晶成長していない。
また、実施例5の窒化物半導体のサンプルは実施例1の窒化物半導体の製造基板に比べて、凸状部10Bの左右側面10Cのそれぞれが横方向におよそ9μm結晶成長している。また、実施例5の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bの左右側面10Cが横方向に結晶成長し、隣り合う凸状部10Bの左右側面10Cが横方向に結晶成長した部分が繋がっている様子が観察された(図9(A)、(B)参照。)。つまり、実施例1の窒化物半導体の製造基板を用いて窒化物半導体を製造する製造方法は、結晶成長工程において、液相成長であるLPEEによって横方向に結晶成長した隣り合う凸状部10Bのそれぞれの左右側面10Cの互いの裏面がほぼ平坦に繋がるように、複数の凸状部10Bのそれぞれの左右側面10Cを横方向に結晶成長させる。このことから、実施例5の窒化物半導体のサンプルは凸状部10Bの左右側面10Cが良好に横方向に結晶成長していることがわかった。
また、実施例5の窒化物半導体のサンプルはメルトから非結晶成長部10DにGaNが析出して結晶成長していない。つまり、実施例5の窒化物半導体のサンプルは非結晶成長部10Dが液相成長によって結晶成長せず、凸状部10Bの左右側面10Cのそれぞれが横方向に結晶成長している。つまり、実施例5の窒化物半導体のサンプルは良好に選択成長している。また、実施例5の窒化物半導体のサンプルは実施例4の窒化物半導体のサンプルに比べて、凸状部10Bの左右側面10Cのそれぞれが横方向におよそ2μm結晶成長している。
図6に示すように、凸状部10Bの左右側面10Cが横方向に結晶成長する量は成長時間が長くなるにつれて増加している。しかし、成長時間が60hを越えると、凸状部10Bの左右側面10Cが横方向に結晶成長する量の増加する割合が小さくなっている。これは、凸状部10Bの左右側面10Cが横方向に結晶成長するにつれて、隣り合う凸状部10Bの左右側面10Cの間の寸法がより小さくなる。これにより、隣り合う凸状部10Bの左右側面10Cの間に存在するメルトの量が少なくなるため、隣り合う凸状部10Bの左右側面10Cの間で原料の奪い合いが生じて、メルトから凸状部10Bの左右側面10Cに析出するGaNの量が減少したためと考えられる。
また、凸状部10Bの表面が縦方向である(0001)面方向に結晶成長する量は増加していない。これは、凸状部10Bの厚みがメルトバックによってエッチングされて薄くなり、表面に平坦な(0001)面が再び形成されるまで凸状部10Bの表面が(0001)面方向に結晶成長するが、表面に平坦な(0001)面が形成された後、凸状部10Bの表面が(0001)面方向にほとんど結晶成長しなかったためと考えられる。
次に、実施例5の窒化物半導体のサンプルにおいて、凸状部10Bの左右側面10Cが横方向に結晶成長して隣り合う凸状部10Bの左右側面10Cが横方向に結晶成長した部分(以降、横方向成長部11という)が繋がった様子が観察されたため、実施例5の窒化物半導体のサンプルについて、SEM、及びCL法(カソードルミネッセンス法)を用いて詳しく観察した。
また、凸状部10Bの表面に黒い点が現われている。これは貫通転位である。また、凸状部10Bは表面の転位密度が2.8×108cm-2であった。また、横方向成長部11には貫通転位である黒い点がほとんど見られない。このことから、実施例1の窒化物半導体の製造基板を用いて窒化物半導体を製造することによって、横方向成長部11に貫通転位等の転位がない窒化物半導体を製造できることがわかった。
図8(B)に示すように、凸状部10Bの断面に黒い線が現われている。これは貫通転位である。また、横方向成長部11には貫通転位である黒い線は現われていない。
図9(A)に示すように、隣り合う横方向成長部11が繋がった部分は表面、及び裏面のそれぞれがほぼ平坦に繋がっている。これは、実施例1の窒化物半導体の製造基板の非結晶成長部10Dの表面が、厚みが薄くなる方向に僅かに窪み湾曲しているため、結晶成長工程において、メルトが横方向成長部11の側面にしっかりと触れることができたためと考えられる。
また、図9(A)、(B)に示すように、凸状部10B、及び隣り合う横方向成長部11が繋がった部分は厚みがおよそ8μmである。つまり、実施例1の窒化物半導体の製造基板に比べて凸状部10Bの厚みがおよそ2倍である。また、図9(B)に示すように、凸状部10B、及び隣り合う横方向成長部11が繋がった部分は表側と裏側とで発光の仕方が異なっている。このことから、凸状部10B、及び横方向成長部11は表側と裏側とで2層に形成されていると考えられる。これは、凸状部10B、及び横方向成長部11の結晶成長が2段階に行われたことを示唆している。
このように、この窒化物半導体の製造基板は凸状部10Bの左右側面10Cから非結晶成長部10Dにわたり湾曲している。このため、この窒化物半導体の製造基板はLPEEにおいて、窒化物半導体を形成する材料が溶解したメルトが凸状部10Bの左右側面10Cの厚み方向に満遍なく触れることができる。これにより、この窒化物半導体の製造基板は凸状部10Bの左右側面10Cが斑なく横方向に結晶成長し、良好に窒化物半導体を形成することができる。また、この窒化物半導体の製造基板はLPEEによって窒化物半導体を形成する。つまり、LPEEは窒化物半導体を形成する際に、減圧したり分子ビームを用いたりする必要がないため、窒化物半導体を容易に形成することができる。
また、この窒化物半導体の製造方法は、実施例1の窒化物半導体の製造基板を用いて、LPEEによって横方向に結晶成長した隣り合う凸状部10Bのそれぞれの左右側面10Cの互いの裏面がほぼ平坦に繋がるように、複数の凸状部10Bのそれぞれの左右側面10Cを横方向に結晶成長させる結晶成長工程を備えている。このため、この窒化物半導体の製造方法は、隣り合う凸状部10Bのそれぞれの左右側面10Cが互いの裏面をほぼ平坦にして繋がる。つまり、この窒化物半導体の製造方法は結晶品質が良好で、より大きい窒化物半導体を製造することができる。
したがって、この窒化物半導体の製造基板、及び窒化物半導体の製造方法は品質の良好な窒化物半導体を提供することができる。
また、この窒化物半導体の製造方法は、結晶成長工程を実行した後、熱膨張係数の違いによって生じる応力によって基板本体10Aから凸状部10Bを分離する冷却工程を備えている。このため、この窒化物半導体の製造方法は、基板本体10Aから凸状部10Bを容易に分離することができる。これにより、この窒化物半導体の製造方法は、基板本体10Aを研削等で取り除く作業を行うことなく窒化物半導体の自立基板を容易に製造することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1〜5に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1では、王水を用いて表面処理しているが、これに限らず、硝酸、硫酸、塩酸、過酸化水素水、及びこれらの酸の混合液を用いて表面処理しても良い。
(2)実施例1〜5では、基板本体に(0001)面を表面にしたサファイアを用いているが、これに限らず、他の面を表面にしたサファイア基板、SiC(炭化ケイ素)、ZnO(酸化亜鉛)、Si(ケイ素)、及びGaN等を用いても良い。
(3)テンプレート基板のGaN層の表面にAlOを積層する代わりにSiO2やSiN(窒化ケイ素)等を積層しても良い。
(4)実施例2〜5では、LPEEを用いて結晶成長しているが、これに限らず、他の液相成長法を用いて結晶成長させて窒化物半導体を製造しても良い。
10A…基板本体
10B…凸状部
10C…左右側面(側面)
10D…非結晶成長部

Claims (2)

  1. 基板本体、及び前記基板本体の表面に設けられたGaN層を併せてエッチングして、前記GaN層で形成されて液相成長によって側面が横方向に結晶成長する台形状に形成された複数の凸状部、及び前記基板本体の表面であり、隣り合う前記凸状部の間に設けられ、前記液相成長によって結晶成長しない非結晶成長部を形成し、前記側面から前記非結晶成長部にわたり湾曲して形成する工程と、
    液相成長によって横方向に結晶成長した隣り合う前記凸状部のそれぞれの側面の互いの裏面がほぼ平坦に繋がるように、複数の前記凸状部のそれぞれの側面を横方向に結晶成長させる結晶成長工程と、を備えていること特徴とする窒化物半導体の製造方法
  2. 前記結晶成長工程を実行した後、熱膨張係数の違いによって生じる応力によって前記基板本体から前記凸状部を分離する冷却工程を備えていることを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体の製造方法。
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