JP6709737B2 - タイヤ製造の品質を制御する方法およびタイヤを製造するプラント - Google Patents

タイヤ製造の品質を制御する方法およびタイヤを製造するプラント Download PDF

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Description

本発明は、タイヤの製造の品質を制御する方法に関する。本発明はまた、タイヤを製造するプラントに関する。
タイヤ製造サイクルは、1つまたは複数の組立ラインにおいて、加工中のタイヤのさまざまな構成要素を取得しかつ/または組み立て、その後、加工中のタイヤに対して、所望の幾何学的形状およびトレッドパターンに従ってタイヤの構造を画定するように適合された成形および加硫工程を施す。
タイヤの構成要素を取得するために、出発構成要素が提供され、それから、半完成品が得られる。
そして、1つまたは複数の半完成品から出発してグリーンタイヤが組み立てられ、グリーンタイヤは、成形され加硫される。
成形され加硫されたタイヤには、手作業によるビジュアルコントロールがなされ、その後、タイヤは、廃棄するか、または許容できるものとして登録し、したがって(初期設置のために、または「交換」部品のために)市場に向けることができる。
傷を補修するための製造工程に対するあり得る変更は、タイヤのタイプおよびサイズに基づいて、廃棄を管理するオペレータの経験に委ねられる。
「出発構成要素」という用語は、タイヤを組み立てるために採用される、エラストマー材料ならびに少なくとも1つのテキスタイルスレッドおよび/または金属スレッドを含むコードからの1つまたは複数を意味する。複数のスレッドの組は、好ましくは、スレッドを合わせてねじれさせている。
「エラストマー材料」という用語は、少なくとも1種のエラストマーポリマーと少なくとも1種の補強充填材とを含む組成物を示すように意図される。好ましくは、こうした組成物は、架橋剤および/または可塑剤等の添加剤も含む。架橋剤が存在するため、こうした材料を、最終製品を形成するように、加熱によって架橋することができる。
「グリーンタイヤ」という用語により、組立工程の最後に得られるがまだ成形および加硫がなされていないタイヤを示す。
「加工中のタイヤ」という用語は、出発構成要素と、グリーンタイヤと、管理がなされるべき成形され加硫されたタイヤとを含む、成形支持体に組み立てられたグリーンタイヤの1つまたは複数の部品の組を意味する。
「半完成品」という用語は、ライナ、アンダーライナ、耐摩耗性長尺要素、複合体(ライナ、アンダーライナおよび耐摩耗性長尺要素を含む組)、ビードコア、ビードコア充填材、補強インサート、サイドウォールインサート、サイドウォール、カーカスプライ、ベルト層、下層、トレッドバンド等、一片もしくは定寸法の従来のタイプの半完成品、または「基本」半完成品、すなわち、エラストマー材料製の連続した長尺要素、好ましくはエラストマー材料で覆われたテキスタイルおよび/または金属補強コード、少なくとも2つのテキスタイルおよび/または金属コードを含むエラストマー材料製のバンド状要素のうちの少なくとも1つの形態の半完成品を意味する。定寸法に切断される場合、バンド状要素は「ストリップ状要素」とも呼ばれる。
「パラメータ」という用語は、タイヤの品質に影響を与える可能性がある特徴を意味する。パラメータは、出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤからの1つまたは複数に関連付けられる。例として、エラストマー材料の場合、パラメータは、たとえば関連する使用期限によって構成される。半完成品および/またはグリーンタイヤおよび/または成形され加硫されたタイヤの場合、パラメータは、たとえば、気泡の濃度および/またはサイズによって構成される。成形され加硫されたタイヤの場合、パラメータは、タイヤの内面の成形された亀裂の存在およびサイズによって、またはトレッドにおける材料のあり得る欠如によって構成される。
パラメータの値に対する「許容可能区間」は、許容可能であるかまたは条件付きで許容可能である値の区間を意味する。後者により、後に許容、許容を達成するための補助的な加工、または廃棄を確定するために、パラメータが関連する要素またはステップ(たとえば、前記亀裂の存在またはサイズは、成形され加硫されたタイヤに関連する)に対する制御がさらに決まる。
パラメータの値に関する「廃棄区間」は、パラメータが関連する要素、ステップまたは所定のステップに対する要素の廃棄をもたらすこうした値の区間を意味する。
好ましくは、廃棄閾値が、廃棄区間から許容可能区間を分離する。
「検出システム」という用語は、所定のパラメータを検出するように適合された好ましくは自動の検査システムを意味する。「自動ビジュアルコントロール」という用語は、成形され加硫されたタイヤの自動検査用のシステムを定義する特定の検出システムを意味する。
検出システムまたは自動ビジュアルコントロールの「実際の分解能」という用語は、データ処理能力のために改善された器具類に直接起因する分解能を意味する。
「制御ユニット」という用語は、プラントにおいて設けられた制御ユニットのうちの1つまたは複数の論理的な組を意味する。
「連続した値」という用語は、所定のパラメータの少なくとも2つの値の組を意味する。特定の連続の例は、時間の連続、および/または、種々の出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリータイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤからの1つまたは複数に対応する連続した値である。
連続した値の「傾向を制御する」という表現は、連続した値(または連続した値を表す関数)が閾値(たとえば廃棄閾値)に近づくかまたはそこから離れるように移動するかを制御することを意味する。より好ましくは、「傾向を制御すること」は、連続した値の各々と前記閾値(たとえば、廃棄閾値の値)との間の差を計算し、前記連続に沿ったその進行を制御して、それが増大しているか、低減しているか、または絶対的に一定のままであるかを示すことを意味することができる。場合によっては、「傾向を制御すること」は、パラメータの連続した値を表す関数の一次導関数を計算し、その兆候を、前記閾値(たとえば廃棄閾値)の値およびパラメータの値の関数として評価し、または、パラメータのうちの2つの値を結ぶ線の勾配を、常に前記閾値(例えば廃棄閾値)の値およびパラメータの値の関数として評価することを意味することができる。
本出願人は、今まで実行された制御は、特に製造工程の最後に、すなわちタイヤに施されるすべてのステップの後に、多数の廃棄物をもたらし、したがって廃棄物の高い最終コストをもたらしたことを認めた。
本出願人はまた、より正確な制御を導入することによってタイヤの品質を向上させることにより、タイヤ製造時間およびあり得る廃棄物が増大することも実証した。
本出願人は、タイヤの品質を向上させるために、より正確な制御は必要ではないが、傷の兆候を提供しかつ予期することにより廃棄物の数を制限することが必要であると考えた。
本出願人は、最後に、加工中のタイヤの品質に対するパラメータの検出、こうしたパラメータの進行の分析、およびこうしたパラメータの傾向を反転させることができるあり得るフィードバック作用により、傷の兆候を提供しかつ予期することができることが分かった。
より正確には、第1態様によれば、本発明は、タイヤの製造の品質を制御する方法に関する。
好ましくは、加工中の1つまたは複数のタイヤに関するパラメータが、前記パラメータを検出する少なくとも1つのシステムによって検出される。
好ましくは、パラメータの連続した値が、各値を少なくとも1つの廃棄閾値と比較することによって比較され、前記少なくとも1つの廃棄閾値は、許容可能区間から廃棄区間を分離する。
好ましくは、廃棄閾値に関連して、前記連続した値の傾向が制御される。
好ましくは、少なくとも前記連続した値が廃棄閾値に向かう傾向がある場合、1つまたは複数のさらなる制御の過程において連続した値の傾向を反転させるように、タイヤ製造プラントを管理する少なくとも1つのシステムに対して作用するために、傾向制御の結果がフィードバックされる。
本出願人は、上述した解決法により、完成品の品質を向上させることができ、採用され製造される半完成品、プラント自体の汎用性および要求される生産性レベルとは無関係に、任意のタイプのタイヤ製造プラントに対して、廃棄物を低減させると考える。
第2態様によれば、本発明は、タイヤを製造するプラントであって、出発構成要素を管理するシステムと、1つまたは複数の出発構成要素から出発する半完成品の取得を管理するシステムと、1つまたは複数の半完成品から出発するグリーンタイヤの組立を管理するシステムと、前記グリーンタイヤの加硫を管理するシステムとを含むプラントに関する。
好ましくは、加工中のタイヤの品質に関するパラメータを制御するシステムであって、加工中の1つまたは複数のタイヤに関するパラメータを検出する少なくとも1つのシステムを含むシステムが提供される。
好ましくは、加工中のタイヤの品質に関するパラメータを制御するシステムは、少なくとも1つの制御ユニットを含む。
好ましくは、前記制御ユニットは、前記パラメータの連続した値を、各値を少なくとも1つの廃棄閾値と比較することによって比較するようにプログラムされており、前記少なくとも1つの廃棄閾値は、許容可能区間から廃棄区間を分離する。
好ましくは、前記制御ユニットは、廃棄閾値に関連して前記連続した値の傾向を制御するようにプログラムされている。
好ましくは、前記制御ユニットは、少なくとも前記連続した値が廃棄閾値に向かう傾向がある場合、1つまたは複数のさらなる制御の過程において連続した値の傾向を反転させるように、前記管理システムのうちの少なくとも1つに対して作用するために、傾向制御の結果をフィードバックするようにプログラムされている。
本発明は、上述した態様のうちの少なくとも1つにおいて、以下の好ましい特徴のうちの少なくとも1つを有することができる。
好ましくは、前記連続した値の傾向を制御するステップは、値の各々と廃棄閾値との間の差を計算することと、第1値に対する第1差の絶対値を、前記連続において前記第1値に先行する第2値に対する第2差の絶対値と比較することとを含む。
好ましくは、前記連続した値の傾向を制御するステップは、パラメータPの値を表す関数の一次導関数を計算することを含む。
好ましくは、前記パラメータの前記連続した値を比較するステップは、各値を少なくとも1つの警告閾値と比較することを含み、前記少なくとも1つの警告閾値は、許容可能区間に属し、かつ1つまたは複数の警告区間を画定する。
好ましくは、前記方法は、少なくとも前記連続した値のうちの1つの値が警告区間内にある場合に、前記連続した値の傾向を制御するステップを含む。
好ましくは、前記パラメータを検出する前記システムは、前記廃棄閾値未満でありかつ前記警告閾値以下であるその実際の分解能を有する。
好ましくは、前記第1差の前記絶対値が前記第2差の前記絶対値未満である場合、傾向制御の結果をフィードバックすることにより、1つまたは複数のさらなる制御の過程において、前記第1差の前記絶対値が、前記第2差の前記絶対値以上であるように、前記パラメータが変更される。
好ましくは、前記パラメータは、出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤからの1つまたは複数に関連付けられる。
好ましくは、傾向制御の結果をフィードバックするステップは、タイヤを製造する前記プラントの、
出発構成要素を管理するシステム、
1つまたは複数の出発構成要素で出発する半完成品の取得を管理するシステム、
1つまたは複数の半完成品から出発するグリーンタイヤの組立を管理するシステム、および
前記グリーンタイヤの加硫を管理するシステム
からの1つまたは複数に、フィードバック信号を送信することを含む。
好ましくは、前記フィードバック信号は、1つまたは複数のさらなる制御の過程において連続した値の傾向を反転させるように前記パラメータを変更するように、それぞれの管理システムに影響を与えるように適合される。
好ましくは、前記フィードバック信号は、1つまたは複数のさらなる制御の過程において、前記第1差の前記絶対値が前記第2差の前記絶対値以上であるように、前記パラメータを変更するように、それぞれの管理システムに影響を与えるように適合される。
好ましくは、前記連続した値は、同じ出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤに関連付けられた少なくとも1つの第1値および少なくとも1つの第2値を含む。
好ましくは、前記連続した値は、異なる出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤにそれぞれ関連付けられた少なくとも1つの第1値および少なくとも1つの第2値を含む。
好ましくは、前記第1値および前記第2値は、2つの異なる瞬間に検出される。
好ましくは、前記パラメータを検出する前記システムは、関連する出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤを管理するシステムのうちの1つに関連付けられた検出システムを含む。好ましくは、前記パラメータを検出するステップは、前記管理するシステムにおいて実行される。
好ましくは、前記連続した値を比較するステップおよび前記連続した値の傾向を制御するステップは、制御ユニットによって実行される。
好ましくは、前記制御ユニットは、関連する出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤを管理する前記システムの制御ユニットを含む。
好ましくは、前記制御ユニットは、成形され加硫されたタイヤに対して作用する自動ビジュアルコントロールを制御するユニットを含む。
好ましくは、前記パラメータを検出する前記システムは、成形され加硫されたタイヤに対して作用する自動ビジュアルコントロールを含む。
好ましくは、前記連続した値は、異なる成形され加硫されたタイヤにそれぞれ関連付けられた少なくとも1つの第1値および少なくとも1つの第2値を含む。
さらにより好ましくは、前記第1値および前記第2値は、2つの異なる瞬間に検出される。
好ましくは、前記連続した値を比較するステップおよび前記連続した値の傾向を制御するステップは、前記自動ビジュアルコントロールを制御するユニットによって実行される。
好ましくは、前記連続した値は、前記パラメータの許容可能区間に属しかつ廃棄閾値に近接する条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間を画定する、少なくとも1つの条件閾値(reserve threshold)と比較される。
好ましくは、前記条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間は、前記1つまたは複数の警告区間とは別個である。
好ましくは、前記条件閾値は、前記1つまたは複数の警告区間から、前記条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間を分離する。
好ましくは、前記条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間のうちの少なくとも1つは、前記1つまたは複数の警告区間のうちの少なくとも1つの上に部分的に重ね合わされる。
好ましくは、前記制御ユニットは、前記連続した値の傾向を、
−値の各々と前記廃棄閾値との間の差を計算することと、
−第1値に対する第1差の絶対値を、前記連続において前記第1値に先行する第2値に対する第2差の絶対値と比較することとによって、
制御するようにプログラムされている。
好ましくは、前記制御ユニットは、パラメータPの値を表す関数の一次導関数を計算することによって、前記連続した値の傾向を制御するようにプログラムされている。
好ましくは、前記制御ユニットは、
−前記パラメータの前記連続した値を、各値を少なくとも1つの警告閾値と比較することによって比較し、前記少なくとも1つの警告閾値は、許容可能区間に属しかつ1つまたは複数の警告区間を画定し、
−少なくとも、前記連続した値のうちの1つの値が警告区間内にある場合に、前記連続した値の傾向を制御する
ようにプログラムされている。
好ましくは、傾向制御の結果をフィードバックするようにプログラムされた前記制御ユニットは、前記第1差の前記絶対値が前記第2差の前記絶対値未満である場合、1つまたは複数のさらなる制御の過程において、前記第1差の前記絶対値が、前記第2差の前記絶対値以上であるように、前記パラメータを変更する。
好ましくは、前記制御ユニットは、傾向制御の結果を、
出発構成要素を管理するシステム、
1つまたは複数の出発構成要素で出発する半完成品の取得を管理するシステム、
1つまたは複数の半完成品から出発するグリーンタイヤの組立を管理するシステム、および
グリーンタイヤの加硫を管理するシステム
からの1つまたは複数にフィードバック信号を送信することによって、フィードバックするようにプログラムされている。
好ましくは、前記制御ユニットは、フィードバック信号に応じて前記パラメータを変更するようにプログラムされている、関連する出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤを管理する前記システムを制御するユニットを含む。
本発明のさらなる特徴および利点は、同封した図に関連して限定しない例として与えられる、本発明による方法およびプラントのいくつかの実施形態の以下の説明からより明らかとなろう。
本発明によるタイヤを製造するプラントのあり得る実施形態を概略的に示す。 タイヤを製造するプラントのさらなるあり得る実施形態を概略的に示す。 加工中のタイヤの品質に関するパラメータを制御するシステムの概要を示す。 加工中のタイヤの品質に関するパラメータの検出を報告する図を概略的に示す。 あり得る応用例による図4aの図を概略的に示す。 図4aの図のあり得る変形を示す。 図4aの図のあり得る変形を示す。 さらなる応用例による図4aの図を概略的に示す。
図1を参照すると、参照番号1は、タイヤを製造するプラントを全体として示し、そこでは、システム2は、本発明により、加工中のタイヤの品質に関するパラメータP(図3)を制御するように動作する。概して、加工中のタイヤの品質に関するパラメータを制御するシステム2は、パラメータPが、出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤからの1つまたは複数に関連付けられる方法によって、動作する。
特に、パラメータPは、その値に応じてタイヤの傷に対応することができる特徴に対応する。
プラント1は、たとえば、
出発構成要素を管理するシステム3、
1つまたは複数の出発構成要素から出発する半完成品の取得を管理するシステム4、
1つまたは複数の半完成品から出発するグリーンタイヤの組立を管理するシステム5、
グリーンタイヤの加硫を管理するシステム6、
を含む。
各管理システム3〜6は、たとえば半完成品を取得する、またはグリーンタイヤを組み立てる、1つまたは複数のステーションを含みかつ管理することができる。
あり得る実施形態によれば、プラント1は、成形され加硫されたタイヤに対して作用する自動ビジュアルコントロールCVAを含む少なくとも1つの制御システム7を含む。
図1に示す実施形態によれば、プラント1はまた、たとえばプラント自体を管理するように構成された制御ユニット8も含む。場合によっては、制御ユニット8は、上述した管理システム3〜6を制御する1つまたは複数のユニット8a〜8dによって支援されかつそれに動作可能に接続されている。場合によっては、制御ユニット8は、制御システム7を制御するユニット8eによって支援されかつそれに動作可能に接続されている。この場合、制御ユニット8は、場合によっては制御システム7も含む上述した管理システム3〜6を制御するそれぞれのユニット8a〜8eのうちの1つまたは複数の論理的な組を含む。
別法として、図2に示すように、上述した管理システム3〜6を制御する1つまたは複数のユニット8a〜8dおよび/または制御システム7を制御するユニット8eの論理的な組に対応する制御ユニットが提供される。
概して、上述した制御ユニットのうちの1つまたは複数がない場合、制御ユニットは、残りのユニットの論理的な組によって定義される。特に、自動ビジュアルコントロールCVAのシステム7を制御するユニット8eが、プラント1全体を制御するユニットを定義するようにすることができる。
1つのあり得る実施形態によれば、プラントは、管理システム3〜6(特に、それぞれの制御ユニット8a〜8d)のうちの1つまたは複数および/またはプラントを制御するユニット8および/または制御システム7を制御するユニット8eの間に相互接続された通信ネットワーク9を含む。
有利には、プラント1は、加工中の1つまたは複数のタイヤPN1、PN2、…PNnに関するパラメータPを検出する少なくとも1つのシステムを含む。
特に、検出システムは、成形され加硫されたタイヤに対して作用する自動ビジュアルコントロールCVAを含むことができる。この場合、パラメータPは、成形され加硫されたタイヤおよび/または出発構成要素から出発して取得するかもしくは組み立てるステップに関連する、任意の因子、要素および/または特徴であり得る。
あり得る実施形態によれば、検出システムは、自動視覚化管理CVAに加えてまたはその代わりに、関連する出発構成要素、半完成品、グリーンタイヤ、成形され加硫されたタイヤを管理するシステム3〜6のうちの少なくとも1つに関連付けられた少なくとも1つの検出システム10を含むことができる。出発構成要素を管理するシステム3の場合、検出システム10は、出発構成要素に関連付けられたパラメータP、たとえば使用期限を検出するシステムである。1つまたは複数の出発構成要素から出発する半完成品の取得を管理するシステム4の場合、検出システム10は、半完成品にかつ/または半完成品を取得するステップに関連付けられたパラメータP、たとえば、トレッドバンドの幅またはベルト層の幅および角を検出するシステムである。1つまたは複数の半完成品で出発するグリーンタイヤの組立を管理するシステム5の場合、検出システム10は、グリーンタイヤにかつ/またはグリーンタイヤを取得するステップに関連付けられたパラメータP、たとえば、トレッドバンドもしくはベルト層の長さを検出するシステムである。グリーンタイヤの加硫を管理するシステム6の場合、検出システム10は、成形され加硫されたタイヤにかつ/または成形および加硫ステップに関連するパラメータP、たとえば、成形品のサイドウォールプレートおよび成形品のセクタが当接するいわゆるホットテーブルの温度を検出するシステムである。
パラメータPを検出するシステムは、たとえば図4aおよび図4に示す、その実際の分解能Reffを有する。
さらにまたは別法として、プラント1は、たとえば上述した管理システム3〜6に(特に、各管理システムを制御するそれぞれのユニット8a〜8dに)、かつ/またはプラントを制御するユニット8に、かつ/または自動ビジュアルコントロールCVAのシステム7を制御するユニット8eにそれぞれ設けられた、インタフェース装置11を含むことができる。
プラント1はまた、以下から選択された1つまたは複数の廃棄ライン12を含むことができる。
出発構成要素を廃棄する廃棄ライン、
半完成品を廃棄する廃棄ライン、
組み立てられたグリーンタイヤを廃棄する廃棄ライン、
成形され加硫されたタイヤを廃棄する廃棄ライン。
場合によっては、プラントは、以下からの1つまたは複数を提供することができる。
−少なくとも1つの機器制御システム13、
−手動ビジュアルコントロールシステム14。
こうしたシステムのうちの1つまたは複数は、好ましくは、存在する場合は自動ビジュアルコントロールCVAの下流に配置される。こうしたシステムのうちの1つまたは複数は、成形され加硫されたタイヤに対して作用している。機器制御システム13に対してかつ/または手動ビジュアルコントロールシステム14に対して、対応する廃棄ライン12を設けることができる。
本発明による、加工中のタイヤの品質に関するパラメータPを制御するシステム2は、加工中の1つまたは複数のタイヤに関するパラメータPを検出する上述したシステムを含み、それは、自動ビジュアルコントロールCVA、および管理システム3〜6のうちの1つにそれぞれ関連付けられた検出システム10からの1つまたは複数であり得る。
加工中のタイヤの品質に関するパラメータPを制御するシステム2はまた、以下のようにプログラムされた少なくとも1つの制御ユニットを含む。
−パラメータPの連続した値V1、V2、…Vnを、各値を少なくとも1つの廃棄閾値Ssと、好ましくは少なくとも1つの警告閾値Savと比較することによって比較し、廃棄閾値Ssは、許容可能区間Aから廃棄区間Sを分離し、警告閾値Savは、許容可能区間Aに属し、1つまたは複数の警告区間Avを定義し、
−廃棄閾値Ssに関連する、場合によっては警告閾値Savおよび/または検出システムの実際の分解能Reffに関連する、連続した値V1、V2、…Vnの傾向を制御する。
好ましくは、制御ユニットは、少なくとも連続した値のうちの1つの値が警告区間Av(図4)内にあるとき、連続した値の傾向を制御するようにプログラムされている。
言い換えれば、システム2は、本発明による、タイヤの製造の品質を制御する方法であって、
−上述した検出システムのうちの少なくとも1つによって、加工中の1つまたは複数のタイヤPN1、PN2、…PNnに関するパラメータPを検出するステップ、
−パラメータPの連続した値V1、V2、…Vnを、各値を少なくとも廃棄閾値Ssと好ましくは少なくとも警告閾値Savと比較することによって比較するステップ、
−好ましくは少なくとも、連続した値のうちの1つの値が警告区間Av内にあるとき、廃棄閾値Ssに関連する、場合によっては警告閾値Savおよび/または検出システムの実際の分解能Reffに関連する、連続した値V1、V2、…Vnの傾向を制御するステップ
を含む方法を実施するように構成されている。
パラメータPを検出するシステムが、管理システム3〜6のうちの1つに関連付けられた(したがって、出発構成要素、半完成品を組み立てるステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤからの1つまたは複数に関する)検出システム10のうちの1つまたは複数を含む場合、パラメータPの検出は、好ましくは、対応する管理システムで実行される。
廃棄閾値Ssおよび場合によっては警告閾値Sav(または実際の分解能Reff)に関連する制御は、連続した値V1、V2、…Vnが廃棄閾値Ssに向かう傾向にあるか、または警告閾値Sav(もしくは実際の分解能Reff)に向かう傾向にあるかを検証することによって実行される。
特に、連続した値の傾向を制御するステップは、以下にまた図4に関連して説明するように、値V1、V2、…Vnの各々と廃棄閾値Ssとの差D1、D2、…Dnを計算することと、第1値Vnに対する第1差Dnの絶対値を、連続における第1値Vnに先行する第2値Vn−1に対する第2差Dn−1の絶対値と比較することとを含むことができる。
場合によっては、連続した値の傾向を制御するステップは、特に、パラメータPの値の連続測定の場合、パラメータPの連続した値V1、V2、…Vnを表す関数の一次導関数を計算すること、またはパラメータPの2つの値を結ぶ線の勾配を評価することを含むことができる。
システム2を制御するユニットは、たとえば上述した傾向制御モードに応じて一貫してプログラムされる。
加工中の1つまたは複数のタイヤに関するパラメータPを検出するシステムが、成形され加硫されたタイヤに対して作用している自動ビジュアルコントロールCVAを含む場合、上述した制御ユニットは、制御システム7を制御するユニット8eを含むことができる。
加工中の1つまたは複数のタイヤに関するパラメータを検出するシステムが、管理システム3〜6に関連付けられた検出システム10のうちの1つまたは複数を含む場合、上述した制御ユニットは、管理システム3〜6を制御するユニット8a〜8dを含むことができる。
概して、システム2を制御するユニットは、プラント1自体を制御するユニット8、または上述した論理的な組であり得る。
概して、連続した値の比較および連続した値の傾向制御は、制御ユニットによって実行される。好ましくは、連続した値の比較および連続した値の傾向制御は、自動ビジュアルコントロールCVAを制御するユニット8eによって実行される。別法として、連続した値の比較および/または連続した値の傾向制御は、好ましくは関連する管理システム3〜6を制御するユニット8a〜8dを含む、上述した制御ユニットのうちの1つまたは複数によって実行することができる。
本発明による方法は、少なくとも、連続した値V1、V2、…Vnが廃棄閾値Ssに向かう傾向がある場合、傾向制御の結果をフィードバックする。フィードバックの目的は、1つまたは複数のさらなる制御の過程において、連続した値の傾向を反転させるように、たとえば警告閾値Sav(または、検出システムの実際の分解能Reff)に向かうように仕向けるかまたはそれを一定のまま維持することにより、パラメータPを変更することである。
特に、本発明は、少なくとも、絶対値で、第1差Dnが第2差Dn−1未満である場合、傾向制御の結果をフィードバックする。この場合、フィードバックの目的は、第1差Dnが、絶対値で、第2差Dn−1以上となるように、パラメータPを変更することである。
別法として、フィードバックは、パラメータPの値およびその兆候の分析を表す関数の一次導関数の計算として意図された傾向制御が、廃棄閾値Ssが検出された値より大きい場合は正の値、または廃棄閾値Ssが検出された値未満である場合は負の値をもたらすときに、実行される。この場合、フィードバックの目的は、パラメータPの値を表す関数の一次導関数が、廃棄閾値Ssが検出された値より大きい場合はゼロもしくは負、または廃棄閾値Ssが検出された値より大きい場合はゼロもしくは正であるように、パラメータPを変更することである。
システム2を制御するユニットを、こうしたフィードバックを得るように一貫してプログラムすることができる。
概して、出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤからの1つまたは複数に、パラメータPを関連付けることができる。この場合、傾向制御の結果をフィードバックすることは、関与する管理システムからの1つまたは複数に、特に、
出発構成要素を管理するシステム3、
1つまたは複数の出発構成要素から出発する半完成品の取得を管理するシステム4、
1つまたは複数の半完成品から出発するグリーンタイヤの組立を管理するシステム5、および
グリーンタイヤの加硫を管理するシステム6
からの1つまたは複数に、フィードバック信号Rを送信することを含む。
特に、システム2を制御するユニットは、フィードバック信号Rを送信するようにプログラムされている。
フィードバック信号Rは、1つまたは複数のさらなる制御の過程において連続した値の傾向を反転させるようにパラメータPを変更するために、それぞれの管理システム3〜6に影響を与えるように適合される。特に、フィードバック信号Rは、連続した値が一定のままであるかまたは実際の分解能Reffに向かう傾向があるように、すなわちパラメータPの連続した値が廃棄閾値Ssにさらに向かう傾向がないように、パラメータPを変更するために、それぞれの管理システム3〜6に影響を与えるように適合される。
特に、フィードバック信号Rは、1つまたは複数のさらなる制御の過程において、絶対値で、第1差Dnが第2差Dn−1以上であるようにパラメータPを変更するために、それぞれの管理システム3〜6に影響を与えるように適合される。場合によっては、フィードバック信号Rは、パラメータPの値を表す関数の一次導関数として意図された傾向が、廃棄閾値Ssが検出された値より大きい場合はゼロもしくは負であり、または廃棄閾値Ssが検出された値未満である場合はゼロもしくは正であるように、パラメータPを変更するために、それぞれの管理システム3〜6に影響を与えるように適合される。
フィードバック信号Rは、好ましくは、関連する関与する管理システム3〜6で動作し、フィードバック信号Rに応じてパラメータPを変更するようにプログラムされた、管理システム3〜6を制御するユニット8a〜8dのうちの1つに、かつ/またはプラントを制御するユニット8に送信される。
あり得る実施形態によれば、連続した値は、同じ出発構成要素、半完成品を組み立てるステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤに関連付けられた少なくとも1つの第1値Vnおよび少なくとも1つの第2値Vn−1を含むようにすることができる。
別法として、連続した値は、異なる出発構成要素、半完成品を組み立てるステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤにそれぞれ関連付けられた少なくとも1つの第1値Vnおよび少なくとも1つの第2値Vn−1を含む。
あり得る実施形態によれば、第1値Vnおよび第2値Vn−1は、2つの異なる瞬間に検出することができる。
パラメータPの検出に関連して、連続した値を、パラメータPの許容可能区間Aに属し、かつ廃棄閾値Ssに近接する条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間Arを画定する、少なくとも1つの条件閾値Srと比較することができる。特に、図4を参照すると、条件閾値Srおよび廃棄閾値Ssは、条件付き許容可能区間Arの範囲を定める。
図4に示す実施形態に対応する一実施形態によれば、条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間Arは、1つまたは複数の警告区間Avとは別個である。好ましくは、条件閾値Srは、条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間Arを1つまたは複数の警告区間Avから分離する。
図示しない代替実施形態では、条件付きで許容可能な区間のうちの少なくとも1つは、警告区間のうちの少なくとも1つの上に部分的に重ね合わされる。
図4aを参照すると、廃棄閾値Ss、条件閾値Srおよび警告閾値Savを含む、パラメータPの検出に対応する概略グラフの例が示されている。そして、廃棄区間Sが存在し、廃棄閾値Ssによって許容可能区間Aから分離されている。上述した許容可能区間A内に、前記廃棄閾値Ssによってかつ前記条件閾値Srによって範囲が定められた条件付き許容可能区間Arと、前記条件閾値Srによってかつ前記警告閾値Savによって範囲が定められた警告区間Av(その値は完全に許容可能である)とが提供される。図4aの左側の限界は、関連するパラメータの評価において示されていない。
パラメータPは、図4aの例では左から右に増大する。パラメータPを検出するシステムの実際の分解能Reffは、廃棄閾値Ss未満であり、かつ警告閾値Sav未満である。図示しない代替実施形態によれば、パラメータPを検出するシステムの実際の分解能Reffは、警告閾値Savと等価であり得る。
図4aに対応するパラメータPの検出は、たとえば、出発構成要素の場合に適用され、その場合、検出されたパラメータは使用の日付であり得る。別法として、図4aに対応するパラメータPの検出は、たとえば、1つまたは複数の半完成品における、または対応する取得ステップにおける、またはグリーンタイヤにおける、または対応する組立ステップにおける、または成形され加硫されたタイヤにおける気泡の存在の場合に適用される。気泡の存在に対応するパラメータPは、たとえば、それらの濃度によってかつ/またはそれらのサイズによって与えられる。
特に、自動ビジュアルコントロールCVAによって実行される判断に関連して、図4aに示すパラメータPは、成形され加硫されたタイヤの内面において検出される亀裂であり得る。こうした亀裂は、加硫チャンバの亀裂からもたらされる。加硫チャンバは、グリーンタイヤの成形/加硫の工程中に使用され、ガスで膨張してグリーンタイヤの内部に付着し、グリーンタイヤを金型に向かって押し付けるために、ゴム化合物によって得られる。加硫チャンバは、使用中に老朽化し、所定回数のサイクルの後に交換される。使用中、加硫チャンバは、提供されるものに関連して過度に老朽化する可能性があり、たとえば、相当である可能性もある亀裂を有する可能性がある。こうした亀裂は、タイヤに成形され、所定サイズを超える場合、傷とみなされる。このため、廃棄閾値Ssは、許容可能区間A、特に条件付き許容可能区間Arの上限に対応する。
図4を参照すると、パラメータPの連続した値V1、V2、…Vnの検出に対応する概略グラフが示されている。概要は、(水平に示す)図4aのものと類似しており、x軸では、パラメータPを判断する要素、たとえば時間、連続したタイヤまたは他の要素が報告されている。報告された例では、連続したタイヤPN1、PN2、…PNnがある。y軸では、パラメータP、特にパラメータPの値V1、V2、…Vnに関する大きさが報告されている。図示する例では、Pの値の増大により傷が増大することになり、廃棄閾値Ssは、許容可能区間A、特に条件付き許容可能区間Arの上限を画定するようになっている。
図4を参照すると、タイヤPN1、PN2、…PNnにそれぞれ対応するパラメータPの値V1、V2、…Vnが警告区間Av内にある、「わずかな」亀裂の場合が記載されている。この場合、パラメータPを検出するシステムは、自動ビジュアルコントロールCVAを含み、システム2は、互いに異なる、成形され加硫された複数のタイヤPN1、PN2、…、PNnにおける2つ以上の値V1、V2、…Vnの傾向をモニタリングして、上述した値が廃棄閾値Ssに向かって(かつその前に条件閾値Srに向かって)近づいているか否かを検証する。
連続した値は、それぞれ異なる成形され加硫されたタイヤPNn、PNn−1に関連付けられた、少なくとも1つの第1値Vnおよび少なくとも1つの第2値Vn−1を含む。またこの場合、第1値Vnおよび第2値Vn−1は、2つの異なる瞬間に検出することができる。
図4に、値V1、V2、…Vnの各々と廃棄閾値Ssとの間の差D1、D2、…Dnが示されている。値V1およびV2によって形成される連続を考慮すると、差D2の絶対値は、差D1の絶対値未満である。言い換えると、V1とV2との間で、連続は、廃棄閾値Ssに向かう傾向があり、すなわち、亀裂が増大している。
パラメータPは加硫に、かつ成形され加硫されたタイヤに関連するため、チャンバの状態をモニタリングし、前もってそれを交換するように判断することができる、グリーンタイヤの加硫を管理するシステム6に、フィードバック信号R(図3)を送信することによって、フィードバックを実行することができ、それにより深刻な亀裂によってもたらされる傷がある危険がなくなる。
フィードバックには、実際に値V3および後続する値に対して発生するように、1つまたは複数のさらなる制御の過程において連続した値の傾向を反転させるようにパラメータPを変更するという目的がある。この実施形態によれば、フィードバック信号Rは、連続した値が一定のままであるかまたは実際の分解能Reffに向かう傾向があるように、特に、1つまたはさらなる制御の過程において、第1差Dnの絶対値が第2差Dn−1の絶対値以上であるように、パラメータPを変更するために、加硫を管理するシステム6に影響を与えるように適合される(図4に示す最終的な値を参照されたい)。
図4の連続した値の傾向制御は、所定区間における値を補間する関数の一次導関数を考慮し、一次導関数が正である場合に制御の結果をフィードバックすることによっても実行することができ、それは、廃棄閾値Ssが検出された値V1、V2、…Vnより大きい(廃棄閾値Ssが許容可能区間Aの上限を画定する)ためである。この場合、フィードバックの目的は、連続した値が一定のままであるかまたは警告閾値Savに向かう傾向があるように、特に所定区間における値を補間する関数の一次導関数が負またはゼロであるように、パラメータPを変更することである。
別の応用例では、自動ビジュアルコントロールCVAによって実行される判断に関連して、パラメータPは、いわゆるトレッドにおける材料の欠如であり得る。これは、たとえば、化合物の不規則な移動、またはトレッドバンドにおける局所的な不適合、および他の同様の問題による、トレッドの表面における材料の欠如を示す。ブロックが丸い縁を有し、直線性が不足する場合、タイヤは廃棄しなければならない。ブロックの縁におけるわずかな欠損および第1歯の存在は、条件付き許容可能区間に対応し、このため、あり得るより徹底的な調査によって検査されなければならない。よりわずかな欠損の場合、これは、場合によってはフィードバックを実行するために、パラメータの連続した値の傾向の検証を伴う警告区間内に入る。この場合、フィードバック、特にフィードバック信号Rの送信は、パラメータPに(それを傷に変える程度まで)影響を与えた可能性がある管理システムに対して、たとえば、トレッドにおける材料の欠如の場合、半完成品の取得を管理するシステム4にかつ/または出発構成要素(化合物)を管理するシステム3に対して、行われる。
図3は、検出システムとしての自動ビジュアルコントロールCVAに関連して、加工中のタイヤの品質に関するパラメータPを制御するシステム2の概要を示す。同じ概要が、他の上述した場合において、すなわち、自動ビジュアルコントロールCVAの代わりに(またはそれに加えて)、管理システム3〜6に関連付けられた検出システム10が設けられる場合に、適合可能である。
自動ビジュアルコントロールCVAのレベルにおいて、完成品の品質に関するパラメータP、たとえば、(上述したような)成形され加硫されたタイヤの内面における亀裂の兆候等、所定の傷の存在およびサイズに関するパラメータが検出される。パラメータPの異なる値V、V2、…Vnが検出され、自動ビジュアルコントロールCVAを制御するユニット8eに送信される。制御ユニット8eは、パラメータPの各値を、少なくとも廃棄閾値Ssおよび好ましくは少なくとも警告閾値Savと比較する。廃棄閾値Ssおよび好ましくは警告閾値Sav(または実際の分解能Reff)に関連する連続した値の傾向は、特に少なくとも連続した値のうちの1つの値が警告区間Av内にある場合、制御される。
図3は、制御ユニット8eが、値V1、V2、…Vnの各々と廃棄閾値Ssとの間の差D1、D2、…Dnを計算し、第1値Vnに対する第1差Dnの絶対値を、連続において第1値Vnに先行する第2値Vn−1に対する第2差Dn−1の絶対値と比較する場合を示す。
図4に関連して上述した実施形態に対応する図3の場合、第1差Dnの絶対値が第2差Dn−1の絶対値未満である場合に、パラメータPの後続する値が、1つまたは複数のさらなる制御の過程において、第1差Dnの絶対値が、第2差Dn−1の絶対値以上であるように、たとえばフィードバック信号Rによって、傾向制御の結果がフィードバックされる。フィードバック信号Rは、自動ビジュアルコントロールCVAを制御するユニット8eによって、影響を受ける管理システムの関連する制御ユニット8a〜8dに送信される。
たとえば図5および図6に示す、パラメータPの検出のさらなる図式化を提供することができる。
図5は、図4aにおいて図式化された検出の反復に対応する。この場合、許容可能区間Aおよび2つの廃棄区間S(たとえば、上限廃棄区間および下限廃棄区間)が提供される。許容可能区間A内に、2つの警告区間Avおよび2つの条件付きで許容可能な区間Arが提供される。許容可能区間Aは、下限廃棄閾値Ssおよび上限廃棄閾値Ssに関連して中心に配置される。
こうした図式化は、たとえば、半完成品自体に沿ったトレッドバンドの幅の判断の場合に適用され、幅のパラメータPを、トレッドバンド自体の2つの縁のうちの一方に関連して計算された数値であるものとする。
V1、V2、…、Vn−1、Vnを有するトレッドバンドの2つの縁のうちの一方に関連して、警告区間Av内にある幅のいくつかの値が示された。こうした値の検出は、半完成品の取得を管理するシステム4において、特に関連する検出システム10によって、行われる。
こうした値の比較および連続の傾向制御は、好ましくは、半完成品の取得を管理するシステム4を制御するユニット8bにおいて行われる。こうした比較および制御から、連続V1、V2、…Vn−1が、それぞれの廃棄閾値Ssに向かう傾向があることが分かる。制御ユニットにより(たとえば、1つまたは複数の出発構成要素から出発する半完成品の取得を管理するシステム4を制御するユニット8bにより)、たとえば出発構成要素を管理するシステム3に対して、たとえば化合物室にかつ/または原料貯蔵所に対して、フィードバック信号を送信することによって、フィードバックを行うことができる。
フィードバックにより、値Vnで実行された制御は、連続V1、V2、…Vn−1が廃棄閾値Ssにさらに向かう傾向がないことを検出する。
次に、図6は、図5において図式化された検出の反復に対応する。この場合、2つの許容可能区間Aおよび3つの廃棄区間S(たとえば、上限廃棄区間、中間廃棄区間および下限廃棄区間)が提供される。各許容可能区間A内に、2つの警告区間Avおよび2つの条件付きで許容可能な区間Arが提供される。図6に示すパラメータPの検出は、たとえば、半完成品自体に沿ったトレッドバンドの幅の判断の場合に適用され、幅のパラメータを、中心基準に関するトレッドバンド自体の2つの縁の各々の距離であるものとする。適用例は、図5を参照して上述したものと類似することができ、フィードバックには、2つの隣接する警告区間Savによって範囲が定められた区間内に連続した値V1、V2、…Vnを維持するという目的がある。
図7は、図4のものに類似するが、廃棄閾値Ssが、許容可能区間Aおよび条件付き許容可能区間Arの下限を画定するように、Pの値の低減によって傷が増大するという相違がある、パラメータPの連続した値V1、V2、…Vnの検出に対応する概略グラフを示す。こうしたパラメータの例は、トレッドバンドの幅であり得る。
タイヤPN1、PN2、…PNnにそれぞれ対応するパラメータPの値V1、V2、…Vnは、警告区間Av内にある。
この場合、検出システムは、複数のタイヤPN1、PN2、…、PNnにおける2つ以上の値V1、V2、…Vnの傾向をモニタリングする。
廃棄閾値Ssが検出された値V1、V2、…Vn未満である(廃棄閾値Ssが許容可能区間Aの下限を画定する)ため、傾向制御は、所定の区間における値を補間する関数の一次導関数を考慮して実行することができ、一次導関数が負である場合に制御の結果をフィードバックする。
フィードバックには、実際に値Vn−1および後続する値に対して発生するように、1つまたは複数のさらなる制御の過程において連続した値の傾向を反転させるようにパラメータPを変更するという目的がある。特に、フィードバック信号Rは、連続した値が一定のままであるかまたは警告閾値Savに向かう傾向があるように、特に、所定区間における値を補間する関数の一次導関数が正もしくはゼロであるように、パラメータPを変更する関連する管理システムに影響を与えるように適合される。

Claims (32)

  1. タイヤの製造の品質を制御する方法であって、
    −加工中の1つまたは複数のタイヤ(PN1、PN2、…PNn)に関するパラメータ(P)を、前記パラメータ(P)を検出する少なくとも1つのシステム(CVA、10)によって検出するステップと、
    −前記パラメータ(P)の連続した値(V1、V2、…Vn)を、各値を少なくとも1つの廃棄閾値(Ss)と比較することによって比較するステップであって、前記少なくとも1つの廃棄閾値(Ss)が許容可能区間(A)から廃棄区間(S)を分離し、前記パラメータ(P)の前記連続した値(V1、V2、…Vn)を比較するステップが、各値を少なくとも1つの警告閾値(Sav)と比較することを含み、前記少なくとも1つの警告閾値(Sav)が、前記許容可能区間(A)に属し、かつ1つまたは複数の警告区間(Av)を画定する、ステップと、
    −前記連続した値(V1、V2、…Vn)のうちの1つの値が前記警告区間(Av)内にある場合に、前記廃棄閾値(Ss)に関連して前記連続した値(V1、V2、…Vn)の傾向を制御するステップと、
    −少なくとも前記連続した値(V1、V2、…Vn)が前記廃棄閾値(Ss)に向かう傾向がある場合、1つまたは複数のさらなる制御の過程において前記連続した値(V1、V2、…Vn)の傾向を反転させるように、タイヤを製造するプラント(1)を管理する少なくとも1つのシステム(3、4、5、6)に対して作用するために、前記傾向制御の結果をフィードバックするステップと、
    を含む、タイヤの製造の品質を制御する方法。
  2. 前記連続した値の傾向を制御するステップが、
    −前記値(V1、V2、…Vn)の各々と前記廃棄閾値(Ss)との間の差(D1、D2、…Dn)を計算することと、
    −第1値(Vn)に対する第1差(Dn)の絶対値を、前記連続において前記第1値(Vn)に先行する第2値(Vn−1)に対する第2差(Dn−1)の絶対値と比較することと、
    を含む、請求項1に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  3. 前記連続した値の傾向を制御するステップが、前記パラメータPの値を表す関数の一次導関数を計算することを含む、請求項1に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  4. 前記パラメータ(P)を検出する前記システム(CVA、10)が、前記廃棄閾値(Ss)未満でありかつ前記警告閾値(Sav)以下であるその実際の分解能(Reff)を有する、請求項1に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  5. 前記第1差(Dn)の前記絶対値が前記第2差(Dn−1)の前記絶対値未満である場合、前記傾向制御の結果をフィードバックすることにより、1つまたは複数のさらなる制御の過程において、前記第1差(Dn)の前記絶対値が、前記第2差(Dn−1)の前記絶対値以上であるように、前記パラメータ(P)が変更される、請求項2に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  6. 前記パラメータ(P)が、出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤからの1つまたは複数に関連付けられ、前記傾向制御の結果をフィードバックするステップが、タイヤを製造する前記プラント(1)の
    前記出発構成要素を管理するシステム(3)、
    1つまたは複数の出発構成要素で出発する半完成品の取得を管理するシステム(4)、
    1つまたは複数の半完成品から出発するグリーンタイヤの組立を管理するシステム(5)、および
    前記グリーンタイヤの加硫を管理するシステム(6)
    からの1つまたは複数に、フィードバック信号(R)を送信することを含み、
    前記フィードバック信号(R)が、1つまたは複数のさらなる制御の過程において前記連続した値(V1、V2、…Vn)の傾向を反転させるように前記パラメータ(P)を変更するために、前記それぞれの管理するシステム(3〜6)に影響を与えるように適合される、請求項1〜5のいずれか一項に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  7. 前記フィードバック信号(R)が、1つまたは複数のさらなる制御の過程において、前記第1差(Dn)の前記絶対値が前記第2差(Dn−1)の前記絶対値以上であるように、前記パラメータ(P)を変更するために、前記それぞれの管理するシステム(3〜6)に影響を与えるように適合される、請求項5に従属する場合の請求項6に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  8. 前記連続した値(V1、V2、…Vn)が、同じ出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤに関連付けられた少なくとも1つの第1値(Vn)および少なくとも1つの第2値(Vn−1)を含む、請求項6または7に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  9. 前記連続した値(V1、V2、…Vn)が、異なる出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤにそれぞれ関連付けられた少なくとも1つの第1値(Vn)および少なくとも1つの第2値(Vn−1)を含む、請求項6または7に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  10. 前記第1値(Vn)および前記第2値(Vn−1)が2つの異なる瞬間に検出される、請求項8または9に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  11. 前記パラメータ(P)を検出する前記システムが、関連する出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤを管理するシステム(3〜6)のうちの1つに関連付けられた検出システム(10)を含み、前記パラメータ(P)を検出するステップが、前記管理するシステム(3〜6)において実行される、請求項6〜10のいずれか一項に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  12. 前記連続した値(V1、V2、…Vn)を比較するステップおよび前記連続した値の傾向を制御するステップが、制御ユニット(8、8a〜8e)によって実行される、請求項11に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  13. 前記制御ユニットが、関連する出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤを管理する前記システム(3〜6)を制御するユニット(8a〜8d)を含む、請求項12に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  14. 前記制御ユニットが、前記成形され加硫されたタイヤに対して作用する自動検査用のシステムを制御するユニット(8e)を含む、請求項12に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  15. 前記パラメータを検出する前記システムが、前記成形され加硫されたタイヤに対して作用する自動検査用のシステムを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  16. 前記連続した値(V1、V2、…Vn)が、異なる成形され加硫されたタイヤにそれぞれ関連付けられた少なくとも1つの第1値(Vn)および少なくとも1つの第2値(Vn−1)を含む、請求項15に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  17. 前記第1値(Vn)および前記第2値(Vn−1)が2つの異なる瞬間に検出される、請求項16に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  18. 前記連続した値(V1、V2、…Vn)を比較するステップおよび前記連続した値(V1、V2、…Vn)の傾向を制御するステップが、前記自動検査用のシステムを制御するユニット(8e)によって実行される、請求項15〜17のいずれか一項に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  19. 前記連続した値(V1、V2、…Vn)が、前記パラメータの前記許容可能区間(A)に属しかつ前記廃棄閾値(Ss)に近接する条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間(Ar)を画定する、少なくとも1つの条件閾値(Sr)と比較され、前記連続した値(V1、V2、…Vn)が、前記条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間(Ar)内にある場合、対応する加工中の1つまたは複数のタイヤ(PN1、PN2、…PNn)に対して追加の検査を行う、請求項1〜18のいずれか一項に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  20. 前記条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間が、前記1つまたは複数の警告区間(Av)とは別個である、請求項19に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  21. 前記条件閾値(Sr)が、前記1つまたは複数の警告区間(Av)から前記条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間(Ar)を分離する、請求項20に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  22. 前記条件付きで許容可能な1つまたは複数の区間(Ar)のうちの少なくとも1つが、前記1つまたは複数の警告区間(Av)のうちの少なくとも1つの上に部分的に重ね合わされる、請求項19に記載のタイヤの製造の品質を制御する方法。
  23. タイヤを製造するプラントであって、
    出発構成要素を管理するシステム(3)と、
    1つまたは複数の出発構成要素から出発する半完成品の取得を管理するシステム(4)と、
    1つまたは複数の半完成品から出発するグリーンタイヤの組立を管理するシステム(5)と、
    前記グリーンタイヤの加硫を管理するシステム(6)と、
    加工中のタイヤの品質に関するパラメータを制御するシステム(2)であって、
    加工中の1つまたは複数のタイヤ(PN1、PN2、…PNn)に関するパラメータ(P)を検出する少なくとも1つのシステム(CVA、10)、
    少なくとも1つの制御ユニット(8、8a〜8e)であって、
    −前記パラメータ(P)の連続した値(V1、V2、…Vn)を、各値を少なくとも1つの廃棄閾値(Ss)と比較することによって比較し、前記少なくとも1つの廃棄閾値(Ss)が許容可能区間(A)から廃棄区間(S)を分離し、前記パラメータ(P)の前記連続した値(V1、V2、…Vn)を比較することが、各値を少なくとも1つの警告閾値(Sav)と比較することを含み、前記少なくとも1つの警告閾値(Sav)が、前記許容可能区間(A)に属し、かつ1つまたは複数の警告区間(Av)を画定し、
    −前記連続した値(V1、V2、…Vn)のうちの1つの値が前記警告区間(Av)内にある場合に、前記廃棄閾値(Ss)に関連して前記連続した値(V1、V2、…Vn)の傾向を制御し、
    −少なくとも前記連続した値(V1、V2、…Vn)が前記廃棄閾値(Ss)に向かう傾向がある場合、1つまたは複数のさらなる制御の過程において前記連続した値(V1、V2、…Vn)の傾向を反転させるように、前記管理する少なくとも1つのシステム(3、4、5、6)のうちの少なくとも1つに対して作用するために、前記傾向制御の結果をフィードバックする
    ようにプログラムされた少なくとも1つの制御ユニット(8、8a〜8e)
    を含むシステム(2)と、
    を含む、タイヤを製造するプラント。
  24. 前記制御ユニット(8、8a〜8e)が、前記連続した値の傾向を、
    −前記値(V1、V2、…Vn)の各々と前記廃棄閾値(Ss)との間の差(D1、D2、…Dn)を計算することと、
    −第1値(Vn)に対する第1差(Dn)の絶対値を、前記連続において前記第1値(Vn)に先行する第2値(Vn−1)に対する第2差(Dn−1)の絶対値と比較することとによって、
    制御するようにプログラムされている、請求項23に記載のタイヤを製造するプラント。
  25. 前記制御ユニット(8、8a〜8e)が、前記パラメータPの値を表す関数の一次導関数を計算することによって、前記連続した値の傾向を制御するようにプログラムされている、請求項23に記載のタイヤを製造するプラント。
  26. 加工中の1つまたは複数のタイヤに関するパラメータ(P)を検出する前記システムが、前記成形され加硫されたタイヤに対して作用する自動検査用のシステムを含む、請求項23に記載のタイヤを製造するプラント。
  27. 前記制御ユニットが、前記自動検査用のシステムを制御するユニット(8e)を含む、請求項26に記載のタイヤを製造するプラント。
  28. 前記パラメータを検出する前記システムが、関連する出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤを管理する前記システム(3〜6)のうちの少なくとも1つに関連付けられた少なくとも1つの検出システム(10)を含む、請求項23〜27のいずれか一項に記載のタイヤを製造するプラント。
  29. 前記制御ユニットが、関連する出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤを管理する前記システムを制御するユニット(8a〜8d)を含む、請求項28に記載のタイヤを製造するプラント。
  30. 前記傾向制御の結果をフィードバックするようにプログラムされた前記制御ユニット(8、8a〜8e)が、前記第1差(Dn)の前記絶対値が前記第2差(Dn−1)の前記絶対値未満である場合、1つまたは複数のさらなる制御の過程において、前記第1差(Dn)の前記絶対値が、前記第2差(Dn−1)の前記絶対値以上であるように、前記パラメータ(P)を変更する、請求項24に記載のタイヤを製造するプラント。
  31. 前記パラメータ(P)が、出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤからの1つまたは複数に関連付けられ、
    前記制御ユニット(8、8a〜8e)が、前記傾向制御の前記結果を、
    前記出発構成要素を管理するシステム(3)、
    1つまたは複数の出発構成要素で出発する半完成品の取得を管理するシステム(4)、
    1つまたは複数の半完成品から出発するグリーンタイヤの組立を管理するシステム(5)、および
    前記グリーンタイヤの加硫を管理するシステム(6)
    からの1つまたは複数にフィードバック信号(R)を送信することによって、フィードバックするようにプログラムされている、請求項23〜30のいずれか一項に記載のタイヤを製造するプラント。
  32. 前記制御ユニットが、関連する出発構成要素、半完成品を取得するステップ、半完成品、グリーンタイヤを組み立てるステップ、グリーンタイヤ、加硫、成形され加硫されたタイヤを管理する前記システムを制御するユニット(8a〜8d)を含み、前記制御するユニットが、前記フィードバック信号(R)に応じて前記パラメータ(P)を変更するようにプログラムされている、請求項31に記載のタイヤを製造するプラント。

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