JP6709653B2 - プレキャスト外装材の製造方法及び構造物 - Google Patents

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Description

本発明は、プレキャスト外装材の製造方法及び構造物に関する。
構造物の外装を構成するプレキャスト外装材が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2006−112131号公報 特開平4−09627号公報 特開2010−270480号公報
ところで、形状が異なる複数種類のプレキャスト外装材によって構造物の外装を構成することで、構造物の意匠性を高めることが考えられる。
しかしながら、この場合、プレキャスト外装材の種類に応じて、プレキャスト外装材を製造する型枠の種類も増加するため、型枠の製作にコストがかかる可能性がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、型枠の製作コストを削減することを目的とする。
第1態様に係るプレキャスト外装材の製造方法は、外壁部を成形する外壁成形部を有する共通型枠に、複数の補助型枠の中から選択した少なくとも1つの補助型枠を組み合わせる組合せ工程と、前記共通型枠及び該共通型枠に組み合わされた前記補助型枠内にコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、を備える。
第1態様に係るプレキャスト外装材の製造方法によれば、先ず、組合せ工程において、製造するプレキャスト外装材の形状に応じて、複数の補助型枠の中から選択した少なくとも1つの補助型枠を共通型枠に組み合わせる。次に、コンクリート打設工程において、共通型枠及び補助型枠内にコンクリートを打設する。これにより、所定の形状のプレキャスト外装材が製造される。
このように本発明では、複数の補助型枠の中から選択した少なくとも1つの補助型枠を共通型枠に組み合わせることにより、共通型枠を流用することができる。したがって、型枠の製作コストを削減しつつ、形状が異なる複数種類のプレキャスト外装材を製造することができる。
第2態様に係るプレキャスト外装材の製造方法は、外壁部を成形する外壁成形部、及び前記外壁部から張り出す張出し部を成形する張出し成形部を有する型枠内を、仕切板で仕切る仕切工程と、前記仕切板で仕切られた前記型枠内の前記外壁成形部側に、コンクリートを打設するコンクリート打設工程と、を備える。
第2態様に係るプレキャスト外装材の製造方法によれば、先ず、仕切工程において、製造するプレキャスト外装材の形状に応じて、外壁成形部と張出し成形部とを有する型枠内を仕切板で仕切る。次に、コンクリート打設工程において、仕切板で仕切られた型枠内の外壁成形部側にコンクリートを打設する。これにより、所定形状のプレキャスト外装材が製造される。
このように本発明では、仕切板で型枠内を適宜仕切ることにより、外壁成形部を流用することができる。したがって、型枠の製作コストを削減しつつ、形状が異なる複数種類のプレキャスト外装材を製造することができる。
第3態様に係るプレキャスト外装材の製造方法は、第1態様又は第2態様に係るプレキャスト外装材の製造方法において、前記外壁成形部は、上側にコンクリートが打設される打設開口を有し、底面によって前記外壁部の外面を成形する。
第3態様に係る構造物によれば、外壁成形部には、上側の打設開口からコンクリートが打設され、外壁成形部の底面によって構造物の外壁部の外面が成形される。つまり、外壁成形部では、打設開口側が外壁部の内面側(室内側)となる。
これにより、構造物にプレキャスト外装材を取り付けるためのブラケットや接合筋等の取付部材を、外壁部における内面側に容易に埋設することができる。
第4態様に係る構造物は、腰壁部又は垂壁部として設けられる第1外壁部と、前記第1外壁部から外側へ張り出す第1張出し部と、を有する第1プレキャスト外装材と、腰壁部又は垂壁部として設けられる第2外壁部と、前記第2外壁部から外側へ張り出す第2張出し部と、前記第2張出し部から上下方向に延出する縦壁部と、を有する第2プレキャスト外装材と、を備える。
第4態様に係る構造物によれば、第1プレキャスト外装材の第1外壁部、及び第2プレキャスト外装材の第2外壁部によって、構造物の腰壁部又は垂壁部が構成される。これらの第1プレキャスト外装材及び第2プレキャスト外装材は、構造物の外装に奥行き感を醸し出し、さらに、第2プレキャスト外装材は、見上げたときの視野角度の変化と太陽光の当り方で、変化に富んだ影を作り出すことができる。
また、従来のプレキャスト外装材では、単調な外観デザインのものが多いが、本発明の第1プレキャスト外装材及び第2プレキャスト外装材は、太陽の動きに応じて、様々な表情を見せることができる。
さらに、本発明では、第1プレキャスト外装材と第2プレキャスト外装材を上下方向又は横方向へ交互に配置することにより、幾重にも積層された地層のイメージを表現することができる。
しかも、第1プレキャスト外装材の第1張出し部及び第2プレキャスト外装材の第2張出し部は、庇や軒として用いることができる。また、第2プレキャスト外装材では、第2張出し部及び縦壁部によって、プランターボックスや、外から見え難い設備スペースを形成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、型枠の製作コストを削減することができる。
第1実施形態に係るPCa腰壁外装材及びPCa垂壁外装材を備える構造物を示す縦断面図である。 (A)及び(B)は、図1に示されるPCa腰壁外装材の上部を示す拡大断面図である。 図1に示されるPCa腰壁外装材の配筋状態を示す拡大断面図である。 図1に示されるPCa垂壁外装材を示す拡大断面図である。 第1実施形態における型枠を示す縦断面図である。 第1実施形態における型枠を示す縦断面図である。 第2実施形態における型枠を示す縦断面図である。 第3実施形態に係るPCa腰壁外装材及びPCa垂壁外装材を備える構造物を示す縦断面図である。 第3実施形態に係る構造物の変形例を示す縦断面図である。
先ず、第1実施形態について説明する。
(構造物)
図1には、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40を備える構造物10が示されている。PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40は、構造物10の外周部に配置されており、当該構造物10の外装を構成している。これらのPCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40は、本実施形態に係るプレキャスト外装材の製造方法によって製造されている。なお、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40は、プレキャスト外装材の一例である。
(PCa腰壁外装材)
PCa腰壁外装材20は、腰壁部22と、上側張出し部24と、下側張出し部26とを有している。腰壁部22は、スラブ12と、スラブ12の上方に配置された窓枠(サッシ)14とに亘って配置されており、構造物10の外壁部を構成している。なお、窓枠14の内側には、窓ガラス16が設けられている。また、腰壁部22は、外壁部の一例であり、上側張出し部24及び下側張出し部26は、第1張出し部の一例である。
図2(A)に示されるように、腰壁部22の上面には、窓枠受け部28及び外壁板受け部30が形成されている。窓枠受け部28は、腰壁部22の上面における内側(室内側)に形成された平坦面とされている。この窓枠受け部28には、窓枠14の下枠部14Lが設置されている。
外壁板受け部30は、腰壁部22の上面における外側(室外側)に形成された平坦面とされている。この外壁板受け部30と窓枠受け部28との間には、段差が形成されており、外壁板受け部30が窓枠受け部28よりも一段低い位置に配置されている。この外壁板受け部30には、例えば、図2(B)に示されるように、外壁板17の下端部が設置可能とされている。なお、本実施形態のPCa腰壁外装材20の外壁板受け部30には、図1に示されるように、外壁板は設置されていない。
上側張出し部24は、腰壁部22の上部から外側へ張り出している。この上側張出し部24の上面24Uは、外側へ向かって下側へ傾斜されている。つまり、上側張出し部24の上面24Uには、排水勾配が付けられている。一方、上側張出し部24の下面24Lは、水平又は略水平に延びる水平面とされている。この上側張出し部24は、例えば、窓枠14の窓台(面台)として用いられ、図示しないプランターボックス等が設置される。
図1に示されるように、下側張出し部26は、腰壁部22の下部から外側へ張り出している。この下側張出し部26の張出し長さSは、上側張出し部24の張出し長さTよりも長くされている。また、下側張出し部26の上面26Uは、外側へ向かって下側へ傾斜されている。一方、下側張出し部26の下面26Lは、水平又は略水平に延びる水平面とされている。この下側張出し部26は、例えば、庇や軒として用いられる。
なお、上側張出し部24及び下側張出し部26の張出し長さT,Sは、適宜変更可能であり、例えば、張出し長さSが張出し長さTよりも短くても良いし、張出し長さT,Sが同じであっても良い。
図3に示されるように、下側張出し部26には、PCa腰壁外装材20をスラブ12に接合するための接合筋32が埋設されている。接合筋32は、腰壁部22の内面(室内側の面)22Aから突出し、スラブ12に埋設されている。この接合筋32によって、下側張出し部26がスラブ12に接合されている。なお、接合筋32は、PCa腰壁外装材20を構造物10のスラブ12等の構造部材に取り付けるための取付部材の一例である。
(PCa垂壁外装材)
図1に示されるように、PCa垂壁外装材40は、垂壁部42と、上側張出し部44と、下側張出し部46とを有している。垂壁部42は、上階の梁18と、当該梁18の下側に配置された窓枠14とに亘って配置されており、構造物10の外壁部を構成している。なお、垂壁部42は、外壁部の一例であり、上側張出し部44及び下側張出し部46は、第1張出し部の一例である。
垂壁部42の下面には、窓枠受け部48が形成されている。窓枠受け部48は、垂壁部42の下面における内側(室内側)に形成された平坦面とされている。この窓枠受け部48には、窓枠14の上枠部14Uが設置されている。
一方、垂壁部42の上面には、窓枠受け部50及び外壁板受け部52が形成されている。窓枠受け部50は、垂壁部42の上面における内側(室内側)に形成された平坦面とされている。この窓枠受け部50には、窓枠の下枠部が設置可能とされている。なお、本実施形態の窓枠受け部50には、窓枠は設置されていない。
外壁板受け部52は、垂壁部42の上面における外側(室外側)に形成された平坦面とされている。この外壁板受け部52と窓枠受け部50との間には、段差が形成されており、外壁板受け部52が窓枠受け部50よりも一段低い位置に配置されている。この外壁板受け部52には、外壁板17の下端部が設置されている。外壁板17は、例えば、コンクリート板や、押出成形セメント板(ECP)等とされる。
図4に示されるように、垂壁部42の内面(室内側の面)42A側には、PCa垂壁外装材40を梁18に取り付けるためのアンカーボルト54及びブラケット56が埋設されている。アンカーボルト54は、垂壁部42の内面42Aから梁18の下側へ突出している。このアンカーボルト54には、アングル58が固定されている。また、アングル58には、ボルト60によって梁18の下部が固定されている。
ブラケット56は、垂壁部42の内面42Aから梁18の上側へ突出している。このブラケット56の下面には、ナット62が接合されている。このナット62には、上側からジャッキボルト64が捻じ込まれている。ジャッキボルト64とアングル58との間で梁18を挟み込むことにより、PCa垂壁外装材40が梁18に固定されている。なお、アンカーボルト54及びブラケット56は、PCa垂壁外装材40を梁18等の構造部材に取り付けるための取付部材の一例である。
上側張出し部44は、垂壁部42の上部から外側へ張り出している。この上側張出し部44の上面44Uは、外側へ向かって下側へ傾斜されている。一方、上側張出し部44の下面44Lは、水平又は略水平に延びる水平面とされている。この上側張出し部44は、例えば、庇(大庇)として用いられる。
下側張出し部46は、垂壁部42の下部から外側へ張り出している。この下側張出し部46の張出し長さTは、上側張出し部44の張出し長さSよりも短くされている。また、下側張出し部46の上面46Uは、外側へ向かって下側へ傾斜されている。一方、下側張出し部46の下面46Lは、水平又は略水平に延びる水平面とされている。この下側張出し部46は、例えば、庇(小庇)として用いられる。
なお、上側張出し部44及び下側張出し部46の張出し長さS,Tは、適宜変更可能であり、例えば、張出し長さTが張出し長さSよりも短くても良いし、張出し長さS,Tが同じであっても良い。
次に、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40の製造方法の一例について説明する。
PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40には、形状及び大きさが共通する共通部分と、形状及び大きさが異なる特有部分とがある。そのため、本実施形態では、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40の共通部分を共通型枠で成形し、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40の特有部分は、補助型枠で成形する。
具体的には、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40では、腰壁部22と垂壁部42、上側張出し部24と上側張出し部44の根元側の部位(以下、「根元側部」という)44E、及び下側張出し部26の根元側の部位(以下、「根元側部」という)26Eと下側張出し部46とが共通する。これらの共通部分は、後述する共通型枠72で成形する。
一方、PCa腰壁外装材20の特有部分は、下側張出し部26の先端側の部位(以下、「先端側部」という)26Hであり、PCa垂壁外装材40の特有部分は、上側張出し部44の先端側の部位(以下、「先端側部」という)44Hである。これらの先端側部26H,44Hは、後述する2つの第1補助型枠84及び第2補助型枠88でそれぞれ成形する。
(型枠の構成)
図5及び図6には、本実施形態に係る型枠70が示されている。この型枠70は、共通型枠72と、第1補助型枠84と、第2補助型枠88と、スペーサ92と、2つの蓋型枠78,82とを備えている。なお、第1補助型枠84及び第2補助型枠88は、補助型枠の一例である。
共通型枠72は、腰壁部22及び垂壁部42を成形する外壁成形部72Wと、上側張出し部24及び上側張出し部44の根元側部44Eを成形する上側張出し成形部72Uと、下側張出し部26の根元側部26E及び下側張出し部46を成形する下側張出し成形部72Lとを有している。
外壁成形部72Wは、コンクリートが打設される打設開口74を上側に有し、底面(ベッド面)72W1によって腰壁部22及び垂壁部42の外面22B,42Bを成形する。つまり、外壁成形部72Wは、腰壁部22及び垂壁部42の外面22B,42Bを下にした状態で、これらの腰壁部22及び垂壁部42を成形する。
上側張出し成形部72Uは、外壁成形部72Wの底面72W1の一端側から下方へ延出している。この上側張出し成形部72Uの下端には、接続口76が形成されている。接続口76には、第2補助型枠88の上端に形成された接続口90(図6参照)が接続可能とされている。また、共通型枠72には、接続口76を塞ぐ蓋型枠78(図5参照)が着脱可能に取り付けられる。
下側張出し成形部72Lは、外壁成形部72Wの底面72W1の他端側から下方へ延出する。この下側張出し成形部72Lの下端には、接続口80が形成されている。接続口80には、第1補助型枠84の上端に形成された接続口86(図5参照)が接続可能とされている。また、共通型枠72には、接続口80を塞ぐ蓋型枠82(図6参照)が着脱可能に取り付けられる。
図5に示されるように、第1補助型枠84は、共通型枠72の下側張出し成形部72Lの下端部に着脱可能に連結される。この第1補助型枠84は、PCa腰壁外装材20の下側張出し部26の先端側部26Hを成形する。
一方、図6に示されるように、第2補助型枠88は、共通型枠72の上側張出し成形部72Uの下端に着脱可能に連結される。この第2補助型枠88は、PCa垂壁外装材40の上側張出し部44の先端側部44Hを成形する。
(PCa腰壁外装材の製造方法)
次に、PCa腰壁外装材20の製造方法について説明する。先ず、図5に示されるように、組合せ工程において、第1補助型枠84及び第2補助型枠88の中から選択した第1補助型枠84を、共通型枠72の下側張出し成形部72Lの下端に組み合わせる。そして、図示しないボルト等によって共通型枠72に第1補助型枠84を固定する。この際、下側張出し成形部72Lの接続口80と、第1補助型枠84の接続口86とを連通させる。また、上側張出し成形部72Uの下端に、図示しないボルト等によって蓋型枠78を固定し、接続口76を塞ぐ。
次に、配筋工程において、共通型枠72及び第1補助型枠84内に、図示しない鉄筋等を適宜配筋する。この際、接合筋32(図3参照)は、共通型枠72の打設開口74から上方へ突出させておく。
次に、コンクリート打設工程において、矢印Pで示されるように、打設開口74から共通型枠72内にコンクリートを打設する。この際、コンクリートが、下側張出し成形部72Lから接続口80,86を介して第1補助型枠84内にも打設される。そして、コンクリートが硬化した後、型枠70を脱型することにより、PCa腰壁外装材20が製造される。
(PCa垂壁外装材の製造方法)
次に、PCa垂壁外装材40の製造方法の一例について説明する。先ず、図6に示されるように、組合せ工程において、第1補助型枠84及び第2補助型枠88の中から選択した第2補助型枠88を、共通型枠72の上側張出し成形部72Uの下端に組み合わせる。そして、図示しないボルト等によって、第2補助型枠88を共通型枠72に固定する。この際、上側張出し成形部72Uの接続口76と、第2補助型枠88の接続口90とを連通させる。また、下側張出し成形部72Lの下端に、図示しないボルト等によって蓋型枠82を固定し、接続口80を塞ぐ。さらに、共通型枠72には、窓枠受け部48を成形するためのスペーサ92を設置する。
次に、配筋工程において、共通型枠72及び第2補助型枠88内に、図示しない鉄筋等を適宜配筋する。また、アンカーボルト54及びブラケット56(図4参照)を共通型枠72内に設置する。この際、アンカーボルト54及びブラケット56の一部を打設開口74から上方へ突出させておく。
次に、コンクリート打設工程において、打設開口74から共通型枠72内にコンクリートを打設する。この際、コンクリートが、上側張出し成形部72Uの接続口76,90を介して第2補助型枠88内にも打設される。そして、コンクリートが硬化した後、型枠70を脱型することにより、PCa垂壁外装材40が製造される。
次に、第1実施形態の効果について説明する。
以上説明したように、本実施形態によれば、共通型枠72に第1補助型枠84及び第2補助型枠88を適宜組み合わせることで、形状が異なる2種類のPCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40を製造する。つまり、本実施形態では、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40の製造において、共通型枠72を流用することができる。したがって、型枠70の製作コストを削減しつつ、形状が異なる2種類のPCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40を製造することができる。
また、共通型枠72の外壁成形部72Wには、上側の打設開口74からコンクリートが打設される。そして、外壁成形部72Wの底面72W1によって、腰壁部22及び垂壁部42の外面22B,42Bが形成される。つまり、外壁成形部72Wでは、打設開口74側が腰壁部22及び垂壁部42の内面22A,42A側(室内側)となる。
これにより、PCa腰壁外装材20の製造時には、当該PCa腰壁外装材20をスラブ12に取り付けるための接合筋32を、共通型枠72内に容易に設置することができる。これと同様に、PCa垂壁外装材40の製造時には、当該PCa垂壁外装材40を梁18に取り付けるためのアンカーボルト54及びブラケット56を、共通型枠72内に容易に設置することができる。したがって、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40の製造性が向上する。
また、PCa腰壁外装材20の腰壁部22の上面には、窓枠受け部28及び外壁板受け部30が形成されている。これにより、PCa腰壁外装材20の設置場所に応じて、腰壁部22の上面に窓枠14及び外壁板17の何れかを設置することができる。したがって、PCa腰壁外装材20の汎用性が向上する。
これと同様に、PCa垂壁外装材40の垂壁部42の上面には、窓枠受け部50及び外壁板受け部52が形成されている。これにより、PCa垂壁外装材40の設置場所に応じて、垂壁部42の上面に窓枠14及び外壁板17の何れかを設置することができる。したがって、PCa垂壁外装材40の汎用性が向上する。
次に、第1実施形態の変形例について説明する。
上記第1実施形態では、2つの第1補助型枠84及び第2補助型枠88を用いたが、3つ以上の補助型枠を用いても良い。また、共通型枠及び複数の補助型枠の形状や大きさは、製造するプレキャスト外装材の形状や大きさに応じて適宜変更可能である。
また、上記第1実施形態では、共通型枠72の外壁成形部72Wの底面72W1によって腰壁部22及び垂壁部42の外面22B,42Bを成形したが、外壁成形部72Wの底面72W1によって外壁部の内面を成形しても良い。
また、上記第1実施形態では、共通型枠72の上側に、コンクリートの打設開口74が形成されるが、コンクリートの打設開口の位置は、適宜変更可能である。
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成の部材等については、同符号を付して説明を適宜省略する。
(型枠)
図7には、第2実施形態における型枠100が示されている。型枠100は、外壁成形部100Wと、上側張出し成形部100Uと、下側張出し成形部100Lと、第1仕切板104と、第2仕切板106と、スペーサ108とを有している。なお、上側張出し成形部100U及び下側張出し成形部100Lは、張出し成形部の一例である。また、第1仕切板104及び第2仕切板106は、仕切板の一例である。
外壁成形部100Wは、PCa腰壁外装材20の腰壁部22及びPCa垂壁外装材40の垂壁部42を成形する。この外壁成形部100Wは、上側にコンクリートの打設開口102を有している。
上側張出し成形部100Uは、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40の上側張出し部24,44を成形する。一方、下側張出し成形部100Lは、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40の下側張出し部26,46を成形する。
(PCa腰壁外装材の製造方法)
次に、PCa腰壁外装材20の製造方法について説明する。先ず、仕切工程おいて、型枠100の上側張出し成形部100U内に第1仕切板104を設け、当該上側張出し成形部100U内を上下に2つの空間に仕切る。つまり、第1仕切板104によって、上側張出し成形部100U内を底上げする。これにより、第1仕切板104の上側に、PCa腰壁外装材20の上側張出し部24を成形する成形領域100U1が区角される。
次に、配筋工程において、外壁成形部100W、上側張出し成形部100Uの成形領域100U1、及び下側張出し成形部100L内に、図示しない鉄筋等を適宜配筋する。この際、下側張出し成形部100Lには、図示しない接合筋も配筋する。
次に、コンクリート打設工程において、矢印Pで示されるように、打設開口102から型枠100の外壁成形部100W内にコンクリートを打設する。この際、コンクリートが外壁成形部100Wを介して、上側張出し成形部100Uの成形領域100U1及び下側張出し成形部100Lにも打設される。そして、コンクリートが硬化した後、型枠100を脱型することにより、PCa腰壁外装材20が製造される。
(PCa垂壁外装材の製造方法)
次に、PCa垂壁外装材40の製造方法について説明する。先ず、仕切工程おいて、二点鎖線で示されるように、型枠100の下側張出し成形部100L内に第2仕切板106を設け、当該下側張出し成形部100L内を上下に2つの空間に仕切る。つまり、第2仕切板106によって、下側張出し成形部100L内を底上げする。これにより、第2仕切板106の上側に、PCa垂壁外装材40の下側張出し部46を成形する成形領域100L1が区画される。なお、図7には、第1仕切板104が図示されているが、PCa垂壁外装材40を製造する際には、型枠100から第1仕切板104を撤去する。
次に、配筋工程において、外壁成形部100W、上側張出し成形部100U、及び下側張出し成形部100Lの成形領域100L1内に、図示しない鉄筋等を適宜配筋する。この際、外壁成形部100Wには、図示しないブラケットも設置する。さらに、外壁成形部100Wには、二点鎖線で示されるように、窓枠受け部48を成形するためのスペーサ108を設置する。
次に、コンクリート打設工程において、矢印Pで示されるように、打設開口102から型枠100の外壁成形部100W内にコンクリートを打設する。この際、コンクリートが外壁成形部100Wを介して、上側張出し成形部100U及び下側張出し成形部100Lの成形領域100L1にも打設される。そして、コンクリートが硬化した後、型枠100を脱型することにより、PCa垂壁外装材40が製造される。
次に、第2実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、PCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40を製造する際に、第1仕切板104及び第2仕切板106で型枠100の上側張出し成形部100U及び下側張出し成形部100L内を適宜仕切ることにより、外壁成形部100Wを流用することができる。したがって、型枠100の製作コストを削減しつつ、形状が異なる2種類のPCa腰壁外装材20及びPCa垂壁外装材40を製造することができる。
次に、第2実施形態の変形例について説明する。
上記第2実施形態では、型枠100の上側張出し成形部100U及び下側張出し成形部100L内を第1仕切板104及び第2仕切板106で仕切ったが、上記実施形態はこれに限らない。例えば、型枠100の外壁成形部100Wと上側張出し成形部100Uとの境界部を仕切板で仕切っても良い。また、型枠100の外壁成形部100W内を仕切板で仕切ることも可能である。
なお、型枠100を仕切板で複数の領域に仕切った場合は、外壁成形部100Wを含む領域にコンクリートを打設し、少なくともプレキャスト外装材の外壁部を製造する。
また、上記実施形態では、型枠100に2つの上側張出し成形部100U及び下側張出し成形部100Lが設けられるが、型枠には、外壁成形部と、少なくとも1つの張出し成形部とがあれば良い。
また、上記第2実施形態では、型枠100の外壁成形部100Wの底面100W1によって腰壁部22及び垂壁部42の外面22B,42Bを成形したが、外壁成形部100Wの底面100W1によって外壁部の内面を成形しても良い。
また、上記第2実施形態では、型枠100の上側に、コンクリートの打設開口102が形成されるが、コンクリートの打設開口の位置は、適宜変更可能である。
次に、第3実施形態について説明する。なお、第1,第2実施形態と同様の構成の部材等については、同符号を付して説明を適宜省略する。
(構造物)
図8には、第3実施形態に係る構造物110が示されている。構造物110は、PCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140を備えている。PCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140は、構造物110の外周部に配置されるとともに、窓枠14の上下に設置されている。なお、PCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140は、プレキャスト外装材の一例である。
(PCa腰壁外装材)
PCa腰壁外装材120は、腰壁部122と、張出し部124と、縦壁部126とを有している。腰壁部122は、スラブ12と窓枠14とに亘って配置されており、構造物110の外壁部を構成している。また、腰壁部122の内面122A側の下端部には、スラブ12にPCa腰壁外装材120を取り付けるための図示しない接合筋等の取付部材が埋設されている。
腰壁部122の上面には、窓枠受け部128及び外壁板受け部130が形成されている。なお、窓枠受け部128及び外壁板受け部130は、第1実施形態における窓枠受け部28及び外壁板受け部30(図2(A)参照)と同様の構成とされている。
張出し部124は、腰壁部122の上部から外側へ張り出している。この張出し部124の上面124Uは、排水溝132が形成されている。張出し部124は、例えば、窓枠14の窓台(面台)として用いられ、例えば、図示しないプランターボックス等が設置可能とされる。
縦壁部126は、張出し部124の張出し方向の先端部から下側(上下方向の下側)へ延出している。この縦壁部126は、腰壁部122との間に設備スペース134を形成している。設備スペース134には、例えば、配管136や図示しない室外機が設置される。なお、配管136は、図示しない縦管によって排水溝132に接続されている。
(PCa垂壁外装材)
PCa垂壁外装材140は、垂壁部142と、張出し部144と、縦壁部146とを有している。垂壁部142は、上階の梁18と窓枠14とに亘って配置されており、構造物110の外壁部を構成している。この垂壁部142の内面142A側には、PCa垂壁外装材140を梁18に取り付けるためのアンカーボルト54及びブラケット56が埋設されている。
垂壁部142の上面には、窓枠受け部128及び外壁板受け部130が形成されている。また、張出し部144の上面144Uには、排水溝148が形成されている。さらに、縦壁部146は、張出し部144の先端部から下側へ延出し、垂壁部142との間に配管136や図示しない室外機を設置する設備スペース150を形成している。なお、PCa垂壁外装材140の垂壁部142以外の構成は、前述したPCa腰壁外装材120の構成と同様である。
次に、第3実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態によれば、PCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140は、腰壁部122及び垂壁部142以外の構成が同じとされている。そのため、同じ型枠で製造することができる。したがって、型枠の製作コストを削減することができる。
また、上記第1実施形態のPCa腰壁外装材120と本実施形態のPCa腰壁外装材120とは、腰壁部22,122の形状及び大きさが共通する。したがって、上記第1実施形態のように、PCa腰壁外装材20,120の腰壁部22,122を共通型枠で成形することにより、型枠の製作コストを削減することができる。
また、PCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140は、張出し部124,144及び縦壁部126,146をそれぞれ有している。これらの張出し部124,144及び縦壁部126,146は、構造物110の外装に奥行き感を醸し出し、また、見上げたときの視野角度の変化と太陽光の当り方で、変化に富んだ影を作り出すことができる。さらに、PCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140は、太陽の動きに応じて、様々な表情を見せることができる。
また、PCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140は、庇や軒として用いることができる。さらに、PCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140は、外から見え難い設備スペース134,150を形成することができる。
また、PCa垂壁外装材140の張出し部144は、例えば、配管や室外機を設置可能なメカニカルバルコニーとされている。つまり、張出し部144上は、設備スペース152とされている。この設備スペース152は、例えば、垂壁部142に図示しない貫通孔を形成することで、構造物110の天井裏スペース154に接続可能とされる。そのため、構造物110内の間仕切り変更や空調増強等の改修に応じて、設備スペース152に室外機等を適宜設置することができる。したがって、設備の更新性を高めることができる。
しかも、例えば、図9に示されるように、前述した第1実施形態のPCa垂壁外装材40と本実施形態のPCa腰壁外装材120を上下方向又は横方向に交互に配置することにより、幾重にも積層された地層のイメージを表現することができる。したがって、構造物160の意匠性が向上する。
なお、図示を省略するが、第1,第3実施形態のPCa腰壁外装材20,120及びPCa垂壁外装材40,140の中から選択した少なくとも2つのプレキャスト外装材を上下方向又は横方向に配置することで、構造物の意匠性をさらに向上することができる。
次に、第3実施形態の変形例について説明する。
上記第3実施形態では、PCa腰壁外装材120の縦壁部126が、張出し部124の張出し方向の先端部から下側に延出されるが、縦壁部126は、例えば、張出し部124の張出し方向の中間部から下側に延出されても良い。また、PCa腰壁外装材120の縦壁部は、張出し部124から上側(上下方向の上側)に延出されても良いし、張出し部124から上下方向の両側(上側及び下側)に延出されても良い。
また、PCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140の各々は、上下を反転した状態で構造物に設置されても良い。さらに、PCa腰壁外装材120とPCa垂壁外装材140とは、上下対称に設置されても良い。この場合も上記第3実施形態と同様に、同じ型枠でPCa腰壁外装材120及びPCa垂壁外装材140を製造することができるため、型枠の製作コストを削減することができる。
10 構造物
20 PCa腰壁外装材(プレキャスト外装材)
22 腰壁部(外壁部)
22B 外面(外壁部の外面)
24 上側張出し部(張出し部、第1張出し部)
26 下側張出し部(張出し部、第1張出し部)
40 PCa垂壁外装材(プレキャスト外装材)
42 垂壁部(外壁部)
42B 外面(外壁部の外面)
44 上側張出し部(張出し部、第1張出し部)
46 下側張出し部(張出し部、第1張出し部)
72 共通型枠
72W 外壁成形部
72W1 底面(外壁成形部の底面)
74 打設開口
84 第1補助型枠(補助型枠)
88 第2補助型枠(補助型枠)
100 型枠
100W 外壁成形部
100L 下側張出し成形部(張出し成形部)
100U 上側張出し成形部(張出し成形部)
100W1 底面(外壁成形部の底面)
102 打設開口
104 第1仕切板(仕切板)
106 第2仕切板(仕切板)
110 構造物
120 PCa腰壁外装材(プレキャスト外装材)
122 腰壁部(外壁部)
124 張出し部(第2張出し部)
126 縦壁部
140 PCa垂壁外装材(プレキャスト外装材)
142 垂壁部(外壁部)
144 張出し部(第2張出し部)
146 縦壁部
160 構造物

Claims (3)

  1. 外壁部を成形するとともに底面によって前記外壁部の外面を成形する外壁成形部を有する共通型枠に、複数の補助型枠の中から選択した少なくとも1つの補助型枠を組み合わせる組合せ工程と、
    前記共通型枠及び該共通型枠に組み合わされた前記補助型枠内にコンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
    を備え
    前記組合せ工程では、前記外壁成形部の前記底面の下側に前記補助型枠を組み合わせる、
    プレキャスト外装材の製造方法。
  2. 外壁部を成形するとともに底面によって前記外壁部の外面を成形する外壁成形部、及び前記外壁部の前記外面から張り出す張出し部を成形する張出し成形部を有する型枠において、仕切板で前記張出し成形部内を上下に仕切る仕切工程と、
    前記仕切板で仕切られた前記型枠内の前記外壁成形部側に、コンクリートを打設するコンクリート打設工程と、
    を備えるプレキャスト外装材の製造方法。
  3. 前記外壁成形部は、上側にコンクリートが打設される打設開口を有する、
    請求項1又は請求項2に記載のプレキャスト外装材の製造方法。
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