JP6709102B2 - 漁網の形状特定装置 - Google Patents
漁網の形状特定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6709102B2 JP6709102B2 JP2016083890A JP2016083890A JP6709102B2 JP 6709102 B2 JP6709102 B2 JP 6709102B2 JP 2016083890 A JP2016083890 A JP 2016083890A JP 2016083890 A JP2016083890 A JP 2016083890A JP 6709102 B2 JP6709102 B2 JP 6709102B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shape
- net
- ship
- fishing net
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
前記形状変化特定手段は、前記航行状態特定手段によって特定された、前記船舶の前記所定の航行状態の情報に依存して前記漁網の前記形状の変化を特定することを特徴とする。
図1から図4にこの発明の実施の形態を示す。
次に、この実施の形態に係る画像・映像表示装置10Aにおいて、表示部23に映像を表示させるための処理手順を説明する。
アンテナ10の輻射部 102から船舶10Bの外側に対して探知信号を発射し、探知信号が物標等に反射した反射信号を輻射部 102で受信して受信信号を得る。
次に、この実施の形態に係る画像・映像表示装置10Aにおいて、表示部23に表示させる、底引き網31の形状等の画像を形成するための処理手順を説明する。
[処理手順2]ののち、船舶10Bが底引き網31を曳航して漁を開始した場合を考える。このとき、獲物34は網本体33の内部に追い込まれて捕獲される。
形状変化特定部212は、船舶10Bの移動距離を計測し、距離を形状変化のパラメータとしてロープ32や網本体33の平面視形状の変化を予測する。例えば、図1に示す、位置情報取得部16や方位情報取得部17や速度情報取得部18によって取得された、船舶10Bの移動距離(これは、移動の直線距離であってもよいし、船舶10Bの蛇行等も含めた航行距離であってもよい)をパラメータとして用い、所定の演算を行う、この移動距離に依存して(例えば移動距離に比例して)ロープ32の長さ方向や幅方向の大きさが変化するように、底引き網31のロープ32や網本体33の平面視形状の変化の予測値を算出する。
形状変化特定部212は、上記<演算手法1>の算出を行う際に、船舶10Bの速度を更なるパラメータとして用い、所定の演算を行う。例えば、速度情報取得部18によって船舶10Bの航行速度を検出して、この速度情報を上記の所定の演算に用いる。具体的には、例えば、船舶10Bの移動距離が同じでも、船舶10Bの速度が速ければ形状の変化が大きく、遅ければ形状の変化が小さくなるように、パラメータを設定しつつ、<演算手法1>の演算を行う。
形状変化特定部212は、底引き網31の所定の情報を実測により得られた実測値を用いて底引き網31の形状を特定する。具体的には、例えば、網情報取得部19が角度センサ(図示せず)の検出した角度情報を取得して、網状態特定部2122が角度を算出し、底引き網31のロープ32の開き角(例えば図3に示す初期状態の平面視形状の開き角d1や、漁を開始した後の平面視形状の開き角d2)を検出する。この開き角(例えば開き角d1)によって、ロープ32の対角線の長さ方向大きさや幅方向大きさ(例えば図3に示す、幅方向大きさL1)が算出でき、さらに、網本体33の開口部37の開口幅(例えば図3に示す開口幅W1)も算出できる。
形状変化特定部212は、上記<演算手法3>の演算を行う際に、船舶10Bの周囲に存在し、漁に直接的又は間接的に影響を与える外的要因の情報を実測し、この実測結果を底引き網31の形状等の特定に用いる。具体的には、例えば、潮流情報取得部20が船舶10Bの周囲の潮流の向きや速さを検出し、潮流特定部2123が検出結果から潮流の向きや速さを算出する。この潮流の情報は、ロープ32や網本体33の形状の歪みや位置のずれを特定する要因として用いる。
形状変化特定部212は、[処理手順3]の手順を行う際に、上記<演算手法1>や<演算手法3>を単独で用いてもよいし、<演算手法2>や<演算手法4>と組み合わせて用いてもよい。さらに、<演算手法1>と<演算手法3>を組み合わせる等、複数の演算手法を組み合わせて用いてもよい。
画像形成部213は、形状設定部211や形状変化特定部212において設定・特定された情報に基づいて底引き網31の形状を特定する画像を形成する。この底引き網31の画像は、グラフィック用メモリ22に一時的に記録されたのち、表示部23のディスプレイ23Aに表示される。
上記[処理手順4]において、底引き網31の画像が表示部23のディスプレイ23Aに表示されたとき、ディスプレイ23Aには、底引き網31の平面視におけるリアルタイムの形状の画像と、アンテナ10から供給された信号に基づいて形成された映像とが融合した状態で表示される。具体的には、図2の(a)に示すように、ディスプレイ23Aには底引き網31の画像と、船舶10Bの周囲に存在する物標30(例えば他の船舶や水上のブイや水中の各種構築物等)の映像とが一緒に表示される。
船舶10Bが底引き網31の曳航を続けると、ロープ32の対角線の幅方向大きさが、図3に示す、初期状態の幅方向大きさL1から漁開始後の幅方向大きさL2に縮小する。その結果、網本体33の開口部37が、初期状態の開口幅W1から縮小してゆく。最終的には、開口部37の漁開始後の開口幅W2は、獲物34を網本体33の内部に追い込むことのできない大きさとしての限界値(以下単に「限界値」と証する。本明細書において同じ。)まで縮小する。あるいは、ロープ32の漁開始後の幅方向大きさL2が、網本体33の開口部37の開口幅W2が限界値に達する大きさとしての限界値(以下これも単に「限界値」と証する。本明細書において同じ。)にまで縮小する。
10B・・・船舶
16・・・位置情報取得部(航行状態特定手段)
17・・・方位情報取得部(航行状態特定手段)
18・・・速度情報取得部(航行状態特定手段)
19・・・網情報取得部(網状態特定手段)
20・・・潮流情報取得部(潮流特定手段)
211・・・形状設定部(形状設定手段)
212・・・形状変化特定部(形状変化特定手段)
2121・・・距離特定部(航行状態特定手段)
2122・・・網状態特定部(網状態特定手段)
2123・・・潮流特定部(潮流特定手段)
213・・・画像形成部(画像形成手段)
23・・・表示部(表示手段)
31・・・底引き網(漁網)
32・・・ロープ
33・・・網本体
Claims (6)
- 水中で獲物を捕獲する網本体と、該網本体及び船舶を連結するロープとを前記船舶で曳航することで前記網本体において前記獲物を捕獲する漁網の、前記曳航の際に経時的に変化する形状を表示する漁網の形状表示装置であって、
前記漁網を水中に投下する際における、前記漁網の初期状態の配置によって形成される特定の形状を、画像として表示するための情報として設定する形状設定手段と、
該形状設定手段によって設定された前記漁網が前記船舶によって曳網されたときの、前記漁網の前記特定の形状からの形状の変化を特定する形状変化特定手段と、
前記漁網の前記特定の形状の情報、及び、前記形状の変化の情報に基づいて、前記漁網のリアルタイムの前記形状を視認可能な画像を形成し、該形成された画像を表示手段に表示させる画像形成手段とを備え、
前記画像形成手段は、前記漁網の前記ロープの前記経時的に変化する形状を前記表示手段に表示させることを特徴とする漁網の形状表示装置。 - 前記形状変化特定手段は、前記船舶が航行された際の所定の航行状態を特定する航行状態特定手段を備え、
前記形状変化特定手段は、前記航行状態特定手段によって特定された、前記船舶の前記所定の航行状態の情報に依存して前記漁網の前記形状の変化を特定することを特徴とする請求項1に記載の漁網の形状表示装置。 - 前記航行状態特定手段は、前記船舶の航行距離を特定し、
前記形状変化特定手段は、前記航行状態特定手段によって特定された前記船舶の航行距離に依存して、前記漁網の経時的な前記形状の変化を予測することで前記漁網の前記形状を特定することを特徴とする請求項2に記載の漁網の形状表示装置。 - 前記形状変化特定手段は、前記網本体の開口状態を特定する網状態特定手段を備え、
前記形状変化特定手段は、前記漁網の前記形状の変化を特定する際に、前記網状態特定手段において特定された前記網本体の開口状態の情報を用いることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の漁網の形状表示装置。 - 前記形状変化特定手段は、前記船舶の周囲の潮流を特定する潮流特定手段を備え、
前記形状変化特定手段は、前記漁網の前記形状の変化を特定する際に、前記潮流特定手段において特定された前記潮流の情報を用いることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の漁網の形状表示装置。 - 前記漁網は底引き網であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の漁網の形状表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016083890A JP6709102B2 (ja) | 2016-04-19 | 2016-04-19 | 漁網の形状特定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016083890A JP6709102B2 (ja) | 2016-04-19 | 2016-04-19 | 漁網の形状特定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017192329A JP2017192329A (ja) | 2017-10-26 |
JP6709102B2 true JP6709102B2 (ja) | 2020-06-10 |
Family
ID=60154285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016083890A Active JP6709102B2 (ja) | 2016-04-19 | 2016-04-19 | 漁網の形状特定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6709102B2 (ja) |
-
2016
- 2016-04-19 JP JP2016083890A patent/JP6709102B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017192329A (ja) | 2017-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9354314B2 (en) | Underwater detection device | |
US20190204416A1 (en) | Target object detecting device, method of detecting a target object and computer readable medium | |
JP6084812B2 (ja) | 追尾処理装置、及び追尾処理方法 | |
JP3840467B2 (ja) | オートトロールシステム | |
CN109154653B (zh) | 信号处理装置以及雷达装置 | |
JP6714261B2 (ja) | 水中探知装置、水中探知方法、および水中探知プログラム | |
EP3006321A1 (en) | Environment information detection device for ships, route setting device, environment information detection method for ships, and program | |
CN107945580B (zh) | 海上拖带系统ais虚拟警戒标标示系统及方法 | |
JP6732900B2 (ja) | 信号処理装置及びレーダ装置 | |
CN111955425B (zh) | 一种金枪鱼围网精准捕捞辅助决策系统及其方法 | |
JP6709102B2 (ja) | 漁網の形状特定装置 | |
EP3006322B1 (en) | Navigation assistance device, navigation assistance method, and program | |
JP5144005B2 (ja) | 水中探知装置 | |
CN110087985A (zh) | 拖船接近控制 | |
KR101595695B1 (ko) | 초음파 수중센서를 이용한 고래 탐지 시스템장치 | |
JP6139193B2 (ja) | レーダ表示装置 | |
JP2566577B2 (ja) | 操業援助装置 | |
JP2010190682A (ja) | 水底下物体の探査類別方法及び装置 | |
JP2006084291A (ja) | 海中センサ集合システム、基地局、および最適航法装置 | |
JP2017003386A (ja) | レーダ装置 | |
JP2000214255A (ja) | 船舶用レ―ダ装置 | |
AU2022420392A1 (en) | Method for assisting with guiding a surface vessel for towing an underwater device by means of a cable | |
JP2024097856A (ja) | 情報処理装置、プログラム及び方法 | |
JPH0153751B2 (ja) | ||
CN115902906A (zh) | 一种风电海缆裸露检测方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200519 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200522 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6709102 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |