JP6708839B1 - 金管楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型軽量化を実現する金管楽器を提供する。【解決手段】金管楽器(100)は、奏者の唇の振動を音に変えて内部へ取り込むマウスピース(20)と、マウスピース(20)で取り込まれた音の音量を拡大して外部へ放出するベル(30)と、マウスピース(20)とベル(30)の間に介在する主管(10)と、を有する金管楽器(100)であって、主管(10)は、側面(11)を密着させた状態で旋廻するように形成されており、密着した一方の管の側面(11)の一部が、密着した他方の管の側面(11)の一部を形成することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、金管楽器の小型軽量化に関する。
トランペットは、奏者の唇から発する振動を音に変換するマウスピースと、音を増幅して出力するベルと、これらを連通する主管とから構成される金管楽器の一種である。トランペットの中でも、主管に音程を変化させるバルブシステムを備えず、高次倍音を奏でるものは、ナチュラルトランペットと呼ばれる。
関連のある技術として、特許文献1(従来例)には、図17で示すように、音程を変化させる調整バルブ223〜225が設けられる主管222に加えて、マウスピース220とベル221とを連結する副管234を設けた金管楽器200が開示されている。また特許文献1には、切替えバルブ232、233を用いて、マウスピース220からベル221までを連通させる管を、主管222もしくは副管234のいずれかに切り替えることで、よりナチュラルトランペットに近い音色を実現することも開示されている。
特開昭55−101991号
特許文献1に開示された金管楽器200は、図17で示すように、基礎となる構成部品(マウスピース220、主管222およびベル221)に加えて、副管234および切替えバルブ232、233を追加するため、その分大きさおよび重量が増加する問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるものであって、小型軽量化を実現する金管楽器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、奏者の唇の振動を音に変えて内部へ取り込むマウスピースと、前記マウスピースで取り込まれた前記音の音量を拡大して外部へ放出するベルと、前記マウスピースと前記ベルの間に介在する主管と、を備える金管楽器であって、前記主管は、同一平面状において、側面を密着させた状態で渦巻状に広がるように形成された主管本体と、前記主管本体に基端部を取り付け、前記主管本体の厚さ方向に前記基端部と互い違いとなり、前記主管本体の側面に先端部を位置させて、前記マウスピース側と接続する主管接続部と、を有し、前記主管本体における前記密着した一方の管の側面の一部が、前記密着した他方の管の側面の一部を形成することを特徴とする。
請求項1に記載された発明によれば、側面を密着させた状態で旋回させた主管における、密着した一方の管の側面の一部を、密着した他方の管の側面の一部とすることで、密着させた間の側面の厚さを低減させるとともに、側面を形成する部材の量も減らすことで、金管楽器の小型化および軽量化を実現することができる。また、請求項1に記載された発明によれば、同一平面状で渦巻状に広がる主管本体と、主管本体の側面に先端部を位置させ、主管本体とマウスピース側とを接続する主管接続部と、に分けて主管を構成することで、渦巻状の主管本体に主管接続部の先端部が重なっても、金型の抜き方向を確保することができ、金型により主管を樹脂成型することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された金管楽器であって、前記主管は、樹脂製部材で成形されていることを特徴とする。
請求項2に記載された発明によれば、ベル側の端部へ向かうにつれて渦巻状に広がる主管を、樹脂製部材とすることで、金属製の管を渦巻状に屈曲させたものに比べて、全長に渡って管の真円を保ちながら、徐々にベル側へ管径を大きくして、主管を小型にしながら、音を徐々に整えながらベル側へ送り、綺麗な音を放出することができる。
本発明により、小型軽量化を実現する金管楽器を提供することができる。
第1実施形態の金管楽器の正面図である。 第1実施形態の金管楽器の側面図である。 図1に示す金管楽器の展開図である。 図1に示す金管楽器のA−A断面図である。 図2に示す金管楽器のB−B断面図である。 図1に示す金管楽器の抜差管を管長の長いものに交換したときの正面図である。 第2実施形態の金管楽器の正面図である。 第2実施形態の金管楽器の側面図である。 図7に示す金管楽器の展開図である。 (A)は図9の渦巻状主管本体の展開図であり、(B)は(A)に示す渦巻状主管本体の後方から見た展開図である。 (A)は図9の主管接続部の展開図であり、(B)は(A)に示す主管接続部の後方から見た展開図である。 (A)は図10(A)の渦巻状半管のC部拡大図であり、(B)は図10(B)の渦巻状半管のD部拡大図であり、(C)は図11(A)の接続半管のE部拡大図であり、(D)は図11(B)の接続半管のF部拡大図である。 (A)は図9のマウスパイプの展開図であり、(B)は(A)に示すマウスパイプの後方から見た展開図である。 (A)は図9の抜差管の展開図であり、(B)は(A)に示す抜差管の後方から見た展開図である。 (A)は図9のベルの展開図であり、(B)は(A)に示すベルの後方から見た展開図である。 他の実施形態における金管楽器の概略図である。 従来の金管楽器の構成を示す模式図である。
(第1実施形態)
第1実施形態の金管楽器100について説明する。以下で説明する実施形態において、各構成部品の説明にある寸法、材質、形状、その相対配置などは、あくまで例示である。また、各図面に示されるX軸、Y軸、Z軸の方向は全て共通である。
図1は第1実施形態の金管楽器100の正面図であり、図2は第1実施形態の金管楽器100をベル30側から視認したときの側面図である。
図1、図2に示す金管楽器100は、トランペットの一種であるナチュラルトランペットである。従前のトランペットにおいて、マウスピース20とベル30とを連通するための主管は、一方向に長尺となる長円形状となっているのが一般的である。これに対し本実施形態の金管楽器100の渦巻状主管10は、図1で示すように、一つの管が回旋状(旋回するように)に複数回巻き付いた渦巻形状となっている。
金管楽器100は、渦巻状主管10、マウスパイプ10A、マウスピース20、ベル30、および抜差管40を有する。また金管楽器100には、これら各部材を連結するための部位である連結部位50A、50B、50C、50Dが設けられている。
マウスピース20は、奏者の唇の振動を音に変えて内部へ取り込む部材である。マウスパイプ10Aおよび抜差管40は、マウスピース20と渦巻状主管10とを連通するための部材である。マウスパイプ10Aの外見は長尺の円筒形状となっており、抜差管40の外見はU字形状となっている。
渦巻状主管10は、マウスピース20とベル30の間に位置する(介在する)主管である。渦巻状主管10は、外観上、管の側面を密着させた状態で複数回旋廻するように形成されている。また渦巻状主管10は、マウスピース20側の端部からベル30側の端部へ向かうにつれて、渦巻形状に広がるように形成されている。
本実施形態において、渦巻状主管10およびマウスパイプ10Aは、例えばABS樹脂やセルロースナノファイバーなどの樹脂製部材(以下、「樹脂製部材」という。)で形成されている。また金管楽器100がナチュラルトランペットであることから、本実施形態の渦巻状主管10には、従来例のような音程を変化させる調整バルブなどは設けられていない。
ベル30は、マウスピース20で取り込まれた音の音量を拡大して、外部へ放出する。ベル30は、図1、図2で示すように、例えば開口端部30aに向けて末広がりとなるラッパ形状をしている。
奏者の唇から発する振動は、マウスピース20により音に変換されて、この音がマウスパイプ10A、抜差管40、渦巻状主管10を経由してベル30で増幅され、外部へ放出される。
図3は、金管楽器100の各部位を展開した状態を示す展開図である。
図3で示すように、渦巻状主管10は、マウスピース20、ベル30、および抜差管40から分離することができる。このように分離可能とすることで、マウスピース20、抜差管40、ベル30については他の既製品に交換することも可能となる。これに対し、渦巻状主管10とマウスパイプ10Aとは、互いに一部が接合しており、その表面が連続性を持つように一体化された1つの部材となっている。
マウスピース20は、連結部位50Aに挿入されることでマウスパイプ10Aと連結する。また抜差管40も、連結部位50Bに挿入されることでマウスパイプ10Aと連結するとともに、連結部位50Cに挿入されることで渦巻状主管10と連結する。そしてベル30は、基端部30cの外周のねじ30bを連結部位50Dの内側のねじ溝12Cに螺合して、渦巻状主管10と連結する。
奏者が金管楽器100を用いて演奏する際、各部位が連結部位50A、50B、50C、50Dを介して連結し、一体となって連通することで、金管楽器100は図1、図2に示す組み立て状態となる。
図4は、図1に示す金管楽器100のA−A断面図であり、図5は、図2に示す金管楽器100のB−B断面図である。また図4においては、渦巻状主管10の要所ごとの管径寸法も図示している(単位はミリメートル)。
渦巻状主管10は、管が回旋状に巻き付いた渦巻形状となっているが、一部の隣接する管同士においては、1つの内壁(側面)11を共有する構成となっている。具体的に説明すると、渦巻状主管10の任意の部分である管12Aと、当該管12Aと隣接する隣接管12Bにおいて、本来は、
・管12Aの内空間−管12Aの側壁−隣接管12Bの側壁−隣接管12Bの内空間
と並ぶところ、本実施形態の金管楽器100は、
・管12Aの内空間−内壁11−隣接管12Bの内空間
の構成となる。換言すると、本実施形態の金管楽器100は、渦巻状主管10の管同士が相互で密着している箇所において、一方の管(管12A)の側面(内壁11)の一部が、他方の管(隣接管12B)の側面の一部を形成する構成となっている。
本実施形態のように、一方の管の側面11の一部が他方の管の側面11の一部を形成する構成とすることで、金管楽器100の軽量化および小型化を図ることができる。小型化に関しては、図5で示すように、用紙サイズの規格であるA4サイズ(210mm×297mm)に、マウスピース20を外した状態の金管楽器100を収める程度にまで小型にすることができる。このように本実施形態では、少なくとも金管楽器100の正面向きのサイズをA4サイズに収めることができる。
また、本実施形態では、図4で示すように、渦巻状主管10を、樹脂製部材で成形するとともにマウスピース20側の端部からベル30側の端部へ向かうにつれて、渦巻状に広がるように形成することで、マウスピース20内に取り込まれた音を渦巻状主管10内で整えながらベル30へ送ることができる。
さらに、本実施形態では、渦巻状主管10を、樹脂製部材で渦巻形状とすることで、射出成型機などを用いれば、金属の管を曲げた際に生じる管の潰れ等が生じることがなく、図4で示すように渦巻状主管10全体に渡って真円を保った状態にすることができる。すなわち、本実施形態では、渦巻状主管10を樹脂製部材で成形することで、渦巻形状をした管の全長に渡って真円状態を保つことができ、ベル30から放出される音を、金属を曲げて形成した金管楽器に比べて、綺麗にすることができる。
図6は、抜差管40とは管の長さ(管長)が異なる抜差管60を連結させた構成を示す図である。金管楽器100は、抜差管40を交換することでF管、E♭管、D管、C管に切り替えることができる。本実施形態では、金管楽器100の全長が1890mm、2135mm、2276mm、2582mmとなるような抜差管60を用いることで、F管、E♭管、D管、C管の切り替えを実現している。
また図6で示すように、抜差管60がたとえ長尺の管となっても、管をY軸方向(X−Z平面に対する垂直方向)に折り重なる構成とすることで、図5に示す程度の小型化、すなわちA4サイズに収まる程度にまで小型にすることができる。
本実施形態のように、渦巻状主管10を、渦巻形状にするとともに隣接する管の側面11の一部を共有することで、軽量化および小型化を図ることができる。また軽量化に関しては、本実施形態のように金管楽器100の少なくとも一部(本実施形態では渦巻状主管10およびマウスパイプ10A)を樹脂製部材とすることで、金属製の管に比べて軽量化することができる。本実施形態のように小型軽量化を図ることで、持ち運びを容易とし、演奏の際にも奏者は金管楽器100を楽に支えることができる。
また、渦巻状主管10とマウスパイプ10Aとを、連続性を持つ一体化された1つの部材とすることで、金管楽器100の強度を増すことができる。仮に渦巻状主管10とマウスパイプ10Aとが別体となっているとすると、組み立てた際には、抜差管40、マウスパイプ10A、マウスピース20により構成される部位と、渦巻状主管10とが、連結部位50Cで連結するのみの別体構成となる。この場合、抜差管40、マウスパイプ10A、マウスピース20により構成される部位は、比較的長めの部材となるとともに、マウスピース20の端部(奏者が息を吹き付ける側の端部)が自由端となっていることから、構造上不安定なものとなる。例えば、奏者の唇がマウスピース20に触れる際、たとえ渦巻状主管10を支えていても、抜差管40、マウスパイプ10A、マウスピース20により構成される部位が揺れる可能性がある。また金管楽器100に衝撃が加わると、連結部位50C付近に過大な負荷がかかり、衝撃に耐えきれずに破損する可能性がある。このようなリスクは、抜差管40よりも長尺の抜差管60に交換すると、さらに顕著となる。
本実施形態のように、抜差管40とマウスピース20との間に、渦巻状主管10と一体となったマウスパイプ10Aを介在させることで、長尺部材となるのを抑制することができ、金管楽器100の強度を増すことができる。
また、本実施形態の金管楽器100は、ナチョラルトランペットのような管長を低次倍音のトランペットの管長の約2倍の管長をしたものであっても、管を回旋状に巻き付けた渦巻形状にするとともに、隣接する側壁11の一部を共有させた渦巻状主管10とすることで、正面視における渦巻状主管10の大きさをA4サイズに収まる大きさまで小型化することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の金管楽器100’について説明する。本実施形態のマウスピース20、マウスパイプ15、渦巻状主管10’、抜差管40’およびベル30’の各役割は、第1実施形態と同一であり、マウスピース20の構成は、第1実施形態と同一であるため、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
図7は、第2実施形態の金管楽器100’の正面図であり、図8は第2実施形態の金管楽器100’の側面図であり、図9は図7に示す金管楽器100’の各部位を展開した状態を示す展開図である。
金管楽器100は、図7乃至図9で示すように、渦巻状主管(主管)10’、マウスパイプ15、マウスピース20、抜差管40’およびベル30’を備える。また、金管楽器100’には、これらの各部材を連結するための部位である連結部位50A’、50B’、50C’、50D’が設けられている。
渦巻状主管10’は、図7、図9で示すように、同一平面状において、側面13cを密着させた状態で渦巻形状に広がるように形成した渦巻状主管本体(主管本体)13と、渦巻状主管本体13に基端部14aを取り付け、渦巻状主管本体13の厚さ方向において基端部14aと互い違いとなるように、渦巻状主管本体13の側面13cに先端部14bを位置させた主管接続部14と、からなる。
渦巻状主管本体13は、第1実施形態の渦巻状主管10’と同様に、管が回旋状(旋回するように)に複数回巻き付いた渦巻形状をしており、隣接する管同士における内壁(側面)13cの一部が共有する構成となっている。
この渦巻状主管本体13の一方の端部には、ベル30’の基端部30c’の外周のねじ30b’に螺合するねじ溝12C’を内側に形成した連結部位50D’が形成されており、他方の端面には、凹部13B2が形成されている。
主管接続部14は、図7乃至図9で示すように、略リング形状をしたものであり、先端部14bには、抜差管40’の端部を挿入する連結部位50C’が形成されている。この主管接続部14の基端部14aには、凹部13B2と勘合する凸部14cが形成されている。
マウスパイプ15は、図7乃至図9で示すように、長尺の円筒形状をしており、一端側には抜差管40’、他端側にはマウスパイプ15、が挿入可能に形成されている。
本実施形態の金管楽器100’は、渦巻状主管本体13における、連結部位50D’にベル30’を螺合し、凸部14cに凹部13B2を勘合するとともに、主管接続部14の連結部位50C’およびマウスパイプ15の一端側に抜差管40’を挿入し、マウスパイプ15の他端側にマウスピース20を挿入することで、渦巻状主管本体13、主管接続部14、マウスパイプ15、マウスピース20を一体的に組み付けることができる。
また、本実施形態の金管楽器100’は、渦巻状主管10’を、同一平面状において、側面13cを密着させた状態で渦巻形状に広がるように形成した渦巻状主管本体13と、渦巻状主管本体13の厚さ方向において、基端部14aに対して先端部14bを互い違いとした主管接続部14と、に分けて構成することで、金型の抜き方向を確保することができるため、渦巻状主管10’を金型で成形することができる。
さらに、本実施形態の金管楽器100’を構成する渦巻状主管本体13、主管接続管14、マウスパイプ15、ベル30’、および抜差管40’は、次に説明するように一対の分割した半管等により形成することで、金型を用いた樹脂成型も可能となる。この具体的な構成を次に説明する。
図10(A)は図9の渦巻状主管本体13の展開図であり、(B)は(A)に示す渦巻状主管本体13の後方から見た展開図であり、図11(A)は図9の主管接続部14の展開図であり、(B)は(A)に示す主管接続部14の後方から見た展開図であり、図12(A)は図10(A)の渦巻状半管13BのC部拡大図であり、(B)は図10(B)の渦巻状半管13AのD部拡大図であり、(C)は図11(A)の接続半管14BのE部拡大図であり、(D)は図11(B)の接続半管14AのF部拡大図であり、図13(A)は図9のマウスパイプ15の展開図であり、(B)は(A)に示すマウスパイプ15の後方から見た展開図であり、図14(A)は図9の抜差管40’の展開図であり、(B)は(A)に示す抜差管40’の後方から見た展開図であり、図15(A)は図9のベル30’の展開図であり、(B)は(A)に示すベル30’の後方から見た展開図である。
渦巻状主管本体13、主管接続部14、マウスパイプ15および抜差管40’は、図10乃至図14で示すように、一対の、渦巻状半管13A、13B、接続半管14A、14B、半割マウスパイプ15A、15Bおよび抜差半管40A、40Bからなる。これらの渦巻状半管13A、13B、接続半管14A、14B、半割マウスパイプ15A、15Bおよび抜差半管40A、40Bは、樹脂製部材からなり、各合わせ面には凸部13B1、14B1、15A1、40A1、30A1と凹部13B2、14A1、15B1、40B1、30B1が形成されている。
渦巻状半管13Bの外周面には、図10(A)で示すように、半割マウスパイプ15Aの連結部位50A’を勘合する凹み部13B3が形成されている。また、半割マウスパイプ15Aの外面には、図12(B)で示すように、渦巻状半管13Bの外面が勘合する溝部15A2が形成されている。
また、ベル30’は、図13で示すように、長手方向に分割され、樹脂製部材からなる一対の半割ベル30A、30Bからなる。この半割ベル30A、30Bの合わせ面には、凹部30B1と凸部30A1が形成されている。
本実施形態の金管楽器100’は、渦巻状主管本体13、主管接続部14、マウスパイプ15、抜差管40’およびベル30’を、一対の渦巻状半管13A、13B、接続半管14A、14B、半割マウスパイプ15A、15B、抜差半管40A、40Bおよび半割ベル30A、30Bで構成することで、金型の抜き方向に引っ掛かる部位をなくし、金型を用いて簡単に樹脂成型することができる。
本実施形態の金管楽器100’は、図10乃至図15で示すように、一対の、渦巻状半管13A、13B、接続半管14A、14B、半割マウスパイプ15A、15B、抜差半管40A、40Bおよび半割ベル30A、30Bの各合わせ面に形成された凹部13B2、14A1、15B1、40B1、30B1に凸部13B1、14B1、15A1、40A1、30A1を勘合することで、簡単に渦巻状主管本体13、主管接続部14、マウスパイプ15、抜差管40およびベル30’を一体的に組み付けることができる。
同様に、本実施形態の金管楽器100’は、渦巻状主管本体13の凹部13bと主管接続部14の凸部14cを勘合することで、簡単に渦巻状主管本体13と主管接続部14を一体的に組み付けて、渦巻状主管10’を形成することができる。
本実施形態の金管楽器100’は、図10乃至図15で示すように、一対の渦巻状半管13A、13B、接続半管14A、14B、半割マウスパイプ15A、15B、抜差半管40A、40Bおよび半割ベル30A、30Bを組み合わせて形成することで、各構成部品を金型を用いて樹脂成型する際に、金型の抜き方向を簡単に確保することができる。
また、本実施形態の金管楽器100’は、渦巻状半管13Bの凹み部13B3にマウスパイプ半管15Aの連結部位50Aを、マウスパイプ半管15Aの溝部15A2に渦巻状半管13Bを勘合させることで、渦巻状主管本体13に対してマウスパイプ15の位置を固定し、奏者が金管楽器100’を演奏する際にマウスパイプ15および抜差管40’の揺れを低減させることができる。
さらに、本実施形態の金管楽器100’は、第1実施形態の金管楽器100と同様に、密着した一方の管の側面13Cの一部が密着した他方の管の側面13Cの一部を形成することで、金管楽器100’の軽量化および小型化も図ることができる。
またさらに、本実施形態の金管楽器100’は、第1実施形態の金管楽器100と同様に、渦巻状主管10’を樹脂製部材で成形し、渦巻状主管10’の管径をベル30’側へ向かうにつれて大きくするとともに管の全長に渡って真円状態を保つことで、マウスピース20内に取り込まれた音を整えながらベル30’側へ送り、ベル30’から放出される音を綺麗にすることもできる。
(他の実施形態)
第1実施形態および第2実施形態において、主管10、10’を渦巻形状とする構成として説明したが、図16で示すように、主管10’’を、長円形状で複数回旋回するように形成する構成としても良い。この場合、主管10’’における隣接する各側壁の一部は、第1実施形態および第2実施形態の渦巻状主管10’’と同様に、共有する構成とする。このように隣接する側壁の一部を共有化することで、金管楽器100’’全体を小型化するとともに軽量化することができる。
また、第2実施形態の金管楽器100’’において、マウスパイプ15、抜差管40’およびベル30’を、一対のマウスパイプ半管15A、15B、抜差半管40A、40Bおよび半割ベル30A、30Bにより構成するものとして説明したが、第1実施形態と同様に1つの構成部品により形成しても良い。
さらに、第2実施形態の金管楽器100’において、一対の、渦巻状半管13A、13B、接続半管14A、14B、半割マウスパイプ15A、15B、抜差半管40A、40Bおよび半割ベル30A、30Bにおける合わせ面に、凸部13B1、14B1、15A1、40A1、30A1と凹部13B2、14A1、15B1、40B1、30B1を形成して、渦巻状主管本体13、主管接続部14、マウスパイプ15、抜差管40’およびベル30’を一体的に組み付ける構成として説明したが、特に一体的に組み付けられる構成であれば、これに限られるものではない。
本実施形態では、トランペットの一種であるナチュラルトランペットを一例にして説明したが、金管楽器全般に本実施形態の態様を適用させることができる。
以上、本実施形態の態様により、小型軽量化を実現する金管楽器100、100’、100’’を提供することができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく。他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替及び改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
10、10’、10’’:渦巻状主管(主管)
10A:マウスパイプ
11:内壁(側面)
12A、12B:管
12C、12C’:ねじ溝
13:渦巻状主管本体(主管本体)
13a、13a’:ねじ溝
13b:凹部
13c:側面
13A、13B:渦巻状半管
13A1;凹部
13B1:凸部
13B2:凹部
13B3:凹み部
14:主管接続部
14a:基端部
14b:先端部
14c:凸部
14A、14B:接続半管
14A1:凹部
14B1:凸部
15:マウスパイプ
15A、15B:半割マウスパイプ
15A1:凸部
15A2:溝部
15B1:凹部
20:マウスピース
30、30’:ベル
30a、30a’:開口端部
30b、30b’:ねじ
30c、30c’:基端部
30A、30B:半割ベル
30A1:凸部
30B1:凹部
40、40’、60:抜差管
40A、40B:抜差半管
40A1:凸部
40B1:凹部
50A、50A’、50B、50B’、50C、50C’、50D、50D’:連結部位
100、100’、100’’ :金管楽器

Claims (2)

  1. 奏者の唇の振動を音に変えて内部へ取り込むマウスピースと、
    前記マウスピースで取り込まれた前記音の音量を拡大して外部へ放出するベルと、
    前記マウスピースと前記ベルの間に介在する主管と、
    を備える金管楽器であって、
    前記主管は、同一平面状において、側面を密着させた状態で渦巻状に広がるように形成された主管本体と、
    前記主管本体に基端部を取り付け、前記主管本体の厚さ方向に前記基端部と互い違いとなり、前記主管本体の側面に先端部を位置させて、前記マウスピース側と接続する主管接続部と、を有し、
    前記主管本体における前記密着した一方の管の側面の一部が、前記密着した他方の管の側面の一部を形成することを特徴とする金管楽器。
  2. 前記主管は、樹脂製部材で成形されていることを特徴とする請求項1に記載の金管楽器。
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