JP6708033B2 - 重機液相消耗品一次スクリーニング支援システム - Google Patents
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Description
これら液相消耗品は、多くの場合、使用により劣化し、ある程度劣化が進むと交換が必要になる。このため、液相消耗品の劣化度合いを定期的にチェックし、交換が必要だと判断された場合には交換する作業が重機のメンテナンスに含まれる。
これら各種形態で提供される重機については、メンテナンス契約が別途取り交わされ、メンテナンスサービスが提供される。メンテナンスサービスは、重機を製造、販売したメーカー、又はその関連会社によって提供される場合が多い。
記憶部を備えた支援サーバと、
各重機から採取された液相消耗品である液相試料の劣化度合いを示すデータである一次スクリーニングデータを、各重機の稼働場所でオンサイト測定器に測定させる一次スクリーニング測定プログラムと、
一次スクリーニング測定プログラムによりオンサイト測定器が測定した一次スクリーニングデータを、当該オンサイト測定器又は当該オンサイト測定器に接続された携帯端末から支援サーバに送信させる一次スクリーニングデータ送信プログラムと、
オンサイト測定器又はオンサイト測定器に接続された携帯端末から送信された一次スクリーニングデータに基づいて当該液相試料の二次分析の要否を判断する一次スクリーニング判断プログラムと、
一次スクリーニング判断プログラムによる判断結果を、当該一次スクリーニングデータを送信してきたオンサイト測定器又は携帯端末に支援サーバから返信する判断結果返信プログラムとを備えており、
オンサイト測定器は、重機には固定されていない携帯型の測定器であって、異なる重機について液相試料の劣化度合いを測定することができる測定器であり、
一次スクリーニング測定プログラムは、支援サーバに実装されていて支援サーバからオンサイト測定器もしくは携帯端末にダウンロードされて実行されるプログラムであるか、支援サーバに実装されていてオンサイト測定器もしくは携帯端末からのコマンドにより支援サーバ上で実行されるプログラムであるか、又はオンサイト測定器もしくは携帯端末に予めインストールされているプログラムであり、
一次スクリーニングデータ送信プログラムは、支援サーバからオンサイト測定器もしくは携帯端末にダウンロードされて実行されるプログラムであるか、又はオンサイト測定器もしくは携帯端末に予めインストールされているプログラムであり、
一次スクリーニング判断プログラム及び判断結果返信プログラムは、支援サーバに実装されていて支援サーバ上で実行されるプログラムであり、
支援サーバの記憶部には、各液相消耗品の種別と、液相消耗品の各種別に応じた基準値とを記録した基準値情報ファイルが記憶されており、基準値は、二次分析の要否を判断する際の基準となる値であり、
一次スクリーニングデータ送信プログラムは、当該一次スクリーニングデータが測定された液相消耗品の種別及び当該液相消耗品を使用していた重機を特定する重機IDとともに一維持スクリーニングデータを送信するプログラムであり、
一次スクリーニング判断プログラムは、送信された液相消耗品の種別に従って基準値情報ファイルから基準値を取得して基準値に基づいて二次分析の要否を判断するプログラムであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記オンサイト測定器は、前記液相消耗品の濃淡を光学的に測定して前記一次スクリーニングデータとする測定器であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記オンサイト測定器は、前記液相消耗品の電気伝導率を測定して前記一次スクリーニングデータとする測定器であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1、2又は3の構成において、前記一次スクリーニングデータ送信プログラムは、前記一次スクリーニングデータを前記オンサイト測定器に接続された携帯端末から支援サーバに送信するプログラムであり、
当該携帯端末は、汎用コンピュータであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項5記載の発明は、前記請求項1乃至4いずれかの構成において、前記支援サーバには、前記一次スクリーニングデータ送信プログラムが送信した前記一次スクリーニングデータを、前記支援サーバの記憶部に記憶される一次スクリーニング実績情報ファイルに記録する記録プログラムが実装されているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明は、前記請求項5の構成において、前記記録プログラムは、前記一次スクリーニング判断プログラムによる判断結果とともに前記一次スクリーニングデータを前記一次スクリーニング実績情報ファイルに記録するプログラムであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項7記載の発明は、前記請求項5又は6の構成において、前記記録プログラムは、前記オンサイト測定器で測定された前記液相試料の試料IDとともに前記一次スクリーニングデータを前記一次スクリーニング実績情報ファイルに記録するプログラムであり、
前記判断結果返信プログラムは、前記液相試料の試料IDとともに前記判断結果を返信するプログラムであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項8記載の発明は、前記請求項5、6又は7の構成において、前記支援サーバには、前記二次分析が行われる分析拠点に設けられた分析拠点コンピュータに一次スクリーニング実績情報ファイルの内容を閲覧させる閲覧プログラムが実装されているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項9記載の発明は、前記請求項1乃至8いずれかの構成において、前記支援サーバには、前記一次スクリーニング判断プログラムの実行回数をカウントするプログラムが実装されているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項10記載の発明は、前記請求項1乃至9いずれかの構成において、前記オンサイト測定器は、1台で異なる複数種の液相試料の劣化度合いの測定ができる測定器であり、
前記一次スクリーニングデータ送信プログラムは、液相消耗品の種類を特定する消耗品IDとともに前記一次スクリーニングデータを前記携帯端末から前記支援サーバに送信させるプログラムであり、
前記一次スクリーニング判断プログラムは、送信された消耗品IDに従って基準値情報ファイルから基準値を取得して基準値に基づいて二次分析の要否を判断するプログラムであるという構成を有する。
また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、オンサイト測定器が液相消耗品の濃淡を光学的に測定することで一次スクリーニングデータとするので、目視に頼っていた従来に比べると遙かに信頼性の高い一次スクリーニングとなる。
また、請求項3記載の発明によれば、上記効果に加え、オンサイト測定器が液相消耗品の電気伝導率を測定して一次スクリーニングデータとするので、液相消耗品中の金属濃度によって液相消耗品の劣化度合いが判断できる場合に好適となる。
また、請求項4記載の発明によれば、上記効果に加え、一次スクリーニングデータ送信プログラムが一次スクリーニングデータをオンサイト測定器に接続された端末から支援サーバに送信させるプログラムであるので支援サーバとのオンサイト測定器は通信機能を備える必要はなく、また当該端末は携帯型の汎用コンピュータであるので、低コストで簡便なシステムとなる。
また、請求項5記載の発明によれば、上記効果に加え、一次スクリーニングデータが一次スクリーニング実績情報ファイルに記録されるので、後から一次スクリーニングデータを参照するのに便利となる。
また、請求項6記載の発明によれば、上記効果に加え、一次スクリーニング送信プログラムが一次スクリーニング判断プログラムによる判断結果とともに一次スクリーニングデータを一次スクリーニング実績情報ファイルに記録するので、判断結果を後から参照するのに便利となる。
また、請求項7記載の発明によれば、上記効果に加え、試料IDが返信されるので、作業員が試料IDを確認することができ、液相試料を分析拠点に送る際に試料IDを記載して送ることで分析担当者が液相試料を取り違えないようにすることができる。
また、請求項8記載の発明によれば、上記効果に加え、分析拠点において分析担当者が一次スクリーニング実績情報ファイルの内容を閲覧することができ、分析の参考とすることができる。
また、請求項9記載の発明によれば、上記効果に加え、一次スクリーニング判断プログラムの実行回数がカウントされるので、重機のメンテナンス会社に対してシステムの使用料を請求する際に便利となる。
図1は、実施形態に係る重機液相消耗品一次スクリーニング支援システム(以下、支援システムと略称する。)の概略図である。
図1に示す支援システムは、液相試料を分析拠点に全数送るのではなく、重機の稼働場所で一次的なスクリーニング(一次スクリーニング)を行うのを支援するシステムである。一次スクリーニング(以下、一次SCと略称する。)は、分析拠点での二次分析が必要かどうかの判断であり、必要とされた液相試料のみ分析拠点に送ることである。この際、より客観的な判断とするため、重機の稼働場所で測定することが可能な測定器(以下、オンサイト測定器)1が使用される。
図2及び図3に示すオンサイト測定器1は、光源11と、光源11からの光が照射される位置に試料容器2を保持する容器保持部12と、光照射された試料からの光が入射する検出器13等を備えている。この例では、検出器13にはカラーセンサー(RGBセンサー)が使用されている。光源11及び検出器13は、外光を遮断する樹脂製のブロック18で覆われている。
図2に示すように、このオンサイト測定器1は、平面視はほぼ長方形の厚さの薄いボックス状である。使用の際には、厚さ方向を鉛直方向に向けるようになっており、ブロック18の上面には試料容器2の挿入穴(以下、容器挿入穴)15が形成されている。この他、光源11の電源回路、検出器13の駆動回路、出力回路(インターフェース)等を含む回路ボックス16等がケーシング10内に収納されている。
図2及び図3に示すオンサイト測定器1は、手のひらサイズのコンパクトなものである。このため、任意の場所にもっていって簡便に測定を行うことが可能である。このようなオンサイト測定器1としては、ウシオ電機株式会社製のpicoscope(同社の登録商標)を使用することができる。
この例では、測定対象の液相消耗品としてクーラントが使用された。使用されたクーラントは不凍液として市販されているもので、エチレングリコール、防錆剤、着色剤、水等から成る一般的なものである。この種のクーラントは、防錆剤が経年劣化により分解し、防錆性能が低下することで知られている。防錆性能が低下すると、錆が発生し易くなり、エンジンの腐食や冷却性能の低下につながる。防錆剤は、劣化、分解により水を生じるから、劣化するとクーラント中の水の比率が高くなる。つまり、クーラントは劣化により透明度が増してくる。
図4において、縦軸は吸光度、横軸は蒸留水の添加量を示す。図4では、50μリットル添加した際の吸光度を0としてそれに対する相対値として示してある。透明度の増加により劣化度合いを判定したものである。○マーカーは青色に対する吸光度を、△マーカーは緑色に対する吸光度を、×マーカーは赤色に対する吸光度をそれぞれ示す。
図4には、これらの測定データに従って最小二乗法により設定した検量線が示されている。いずれかの色の検量線において適当な値を一次SCにおける基準値として採用することができ、この値をよりも吸光度が高くなった場合、一次SCの判断結果としてNGであるとすることができる。
図1に示すように、オンサイト測定器1は、携帯端末(以下、一次SC用端末という。)3とともに使用されることが想定されている。この例では、一次SC用端末3はスマートフォンとなっている。オンサイト測定器1は、Bluetooth(登録商標)又は赤外線通信のような近距離無線通信インターフェースを備えており、一次SC用端末3との間で無線通信が可能である。
支援サーバ4は、インターネット100経由でサービスを提供するので、ある種のウェブサーバであり、Appacheのようなウェブサーバソフトウェアが実装されている。支援サーバ4のURLは、一次SCを行う作業員(以下、一次SC作業員という。)に対して公開されており、一次SC作業員は、自身が携帯する一次SC用端末3においてアクセス可能とする。
支援サーバ4の記憶部5には、データベースファイルとして、作業員情報ファイル51、重機情報ファイル52、一次SC実績情報ファイル53、基準値情報ファイル54等が記憶されている。尚、支援サーバ4の記憶部5は、支援サーバ4に設けられたハードディスクのようなストレージの場合もあるが、支援サーバ4とは別に設けられたサーバ(ストレージサーバ)の場合もある。
重機情報ファイル52は、「重機ID」、「機種ID」、「オーナー名」、「利用会社名」、「稼働場所」などのフィールドから成るレコードを重機の数だけ記録したファイルである。「機種ID」は、重機の機種及び型式を特定するIDである。「オーナー名」は、顧客が自社で購入している場合には顧客の名前になるし、リースされた重機であれば、リース会社の名前が「オーナー名」に記録される。「利用会社名」は、重機を実際に利用している会社名である。自社購入している場合には顧客の名前である。リースやレンタルの場合には、リース又はレンタルを受けている会社の名前である。「稼働場所」は、当該重機の稼働場所が記録されるフィールドであり、番地が記録されたり、工事現場や建設現場の通称が記録されたりする。
図5に示すように、一次SC実績情報ファイル53は、「試料ID」、「測定日時」、「作業員ID」、「重機ID」、「消耗品ID」、「一次SCデータ」、「判断結果」等のフィールドから成るレコードを多数記録したデータベースファイルである。一次SC実績情報ファイル53は、一次SCデータの一回の送信毎に一つのレコードが追加される。「試料ID」は、液相試料を特定するIDである。液相試料は、1回の一次SCで1個であるから、「試料ID」は、一次SC実績情報ファイル53の各レコードのIDとして機能するフィールドでもある。試料IDは、この実施形態では、一次SC送信プログラムが自動生成して付与するものとなっている。
支援サーバ4は、一次SCサイトのトップページを提供する。図示は省略するが、一次SCアプリをインストールすると、一次SCを実行可能なように一次SC用端末3での設定が行われ、一次SC実行用のアイコン(以下、一次SCアイコンという。)が一次SC用端末3のメニュー画面に作成される。
一次SC測定プログラム41は、支援サーバ4上で実行されるプログラムである。この実施形態では、オンサイト測定器1は一次SC用端末3の周辺機器として位置づけられているため、支援サーバ4上の一次SC測定プログラム41からのリモートアクセスを受け付けるよう予め設定が行われる。
次に、一次SC測定プログラム41は、一次SC用端末3にオンサイト測定器1を周辺機器として認識させる。例えば無線通信インターフェースとしてBluetoothが使用されている場合、Bluetoothのペアリングを行わせる。一次SC用端末3がオンサイト測定器1を周辺機器として認識したら、一次SC測定プログラム41は、重機IDと、消耗品IDとを入力させる。重機IDは、この支援システムで液相消耗品の消耗度合いの一次SCが支援される各重機を特定する情報である。また、消耗品IDは、どのような消耗品であるかを特定する情報である。例えば、エンジンオイルが“01”、トランスミッションオイルが“02”やデフオイル“03”、クーラントが“04”・・・といった具合である。
次に、一次SC測定プログラム41は、参照データ取得の測定を行わせる。即ち、空の試料容器2を装着して測定ボタン17を押すようメッセージを一次SC用端末3に表示する。そして、検出器13からの出力があったら、参照値として一次SC用端末3内のメモリに一時的に記憶する。尚、オンサイト測定器1は、不図示の容器センサを備えており、試料容器2を装着しないで状態では測定ボタン17が押せないか、又は押しても光源11や検出器13は動作せず、検出器13から出力がされないようになっている。
液相試料入りの試料容器2が装着されて測定ボタン17が押され、検出器13から出力されると、一次SC測定プログラムは出力値をメモリ変数に格納する。そして、一次SC測定プログラムは、参照値に対する測定値の比を算出し、その値を一次SCでの測定値(以下、一次SCデータという)とする。その後、一次SC用測定プログラム41は、一次SC送信プログラム42を一次SC用端末3にダウンロードし、一次SCデータを引数にして実行する。これで、一次SC測定プログラム41は終了である。
図9は、記録プログラムの概略を示したフローチャートである。図9に示すように、記録プログラム43は、一次SC実績情報ファイル53に新しいレコードを追加し、送信された情報を、ログインの際に入力させた作業員IDとともにそれぞれにフィールドに記録する。この際、試料IDを自動生成し、「試料ID」のフィールドに記録する。その後、記録プログラム43は、一次SC実績情報ファイル53を更新した後、一次SC判断プログラム44を呼び出し、試料ID及び一次SCデータを引数に実行する。これで、記録プログラム43は終了である。
このように支援サーバ4上の各プログラムはプログラミングされており、一次SC用端末3から一次SCデータを受信して判断結果を返信するようになっている。
これらプログラムは、分析拠点PC7のブラウザにより一次SCの情報を閲覧させるウェブページプログラムであったり、支援サーバ4の記憶部5上のデータベースファイルを扱うデータベース管理プログラムであったりし得る。
分析者トップには、試料IDを入力して詳細情報を閲覧させるページ(以下、試料詳細閲覧ページ)、特定の重機における特定の液相消耗品の履歴データを閲覧するページ(履歴閲覧ページ)、検索をした上で情報を閲覧させるページ(検索閲覧ページ)等がリンクしている。
図12に示すように、試料詳細表示ページには、「履歴表示」と表記されたボタン(履歴表示ボタン)71が設けられている。履歴表示ボタン71には、履歴閲覧プログラムの起動コマンドが設けられている。
図13は、履歴閲覧ページの一例を示した概略図である。履歴閲覧プログラムは、重機IDと消耗品IDで一次SC実績情報ファイル53を検索し、重機IDと消耗品IDが一致するレコードの「測定データ」のフィールドの値を読み出す。そして、履歴閲覧ページに組み込んで分析拠点PC7に返信して分析拠点PC7に表示させる。尚、この際、一年とは半年とかのように、測定日時で絞り込むことで、表示件数が制限される。
この他、検索閲覧ページは、詳細は省略するが、重機の機種を選択させて同一機種における同一の液相消耗品について履歴データを表示したり、重機IDにより重機を特定させ、当該重機における各液相消耗品の履歴データをグラフ化して表示したりするページである。これらの情報閲覧も、支援サーバ4に実装された各プログラムを実行することで行われる。
メンテナンス会社は、メンテナンス対象の全ての重機の機種において使われている全ての消耗品の品種について予め基準値を決め、基準値情報ファイル54に記録しておく。この他、全ての一次SC作業員の情報を作業員情報ファイル51に記録し、全ての重機の情報を重機情報ファイル52に記録しておく。
即ち、一次SC作業員は、一次SC用端末3を操作して支援サーバ4にアクセスし、一次SCサイトのトップページを表示する。そして、作業員ID及びパスワードを入力してログインし、測定起動ボタン61をタップする。オンサイト測定器1の電源は予めオンになっており、オンサイト測定器1のデバイスドライバが一次SC用端末3にダウンロードされ、オンサイト測定器1と一次SC用端末3とはBluetooth等でのペアリングを行う。
次に、液相試料の投入を促すメッセージが一次SC用端末3に表示されるので、一次SC作業員は、選択した液相消耗品を少量取って液相試料とし、試料容器2に入れてオンサイト測定器1に装着した後、測定ボタン17を押す。これにより、液相試料の測定が行われ、測定値を参照値と比較して一次SCデータが算出される。次に、一次SC送信プログラムが起動し、一次SCデータが一次SC用端末3経由で支援サーバ4に送信される。
一次SC作業員は、当該重機における次の液相消耗品の一次SCを実行する。重機IDの入力はそのままとし、プルダウンリストで次の液相消耗品を選択し、同様に送信ボタンをタップする。これにより、参照データの取得が再度行われる。一次SC作業員、メッセージに従って次の液相消耗品をプルダウンリストで選択し、選択した液相消耗品を少量取って液相試料とし、測定を行う。同様に一次SCデータが支援サーバ4に送られ、一次SC実績情報ファイル53に記録され、判断結果が支援サーバ4から返信される。
また、オンサイト測定器1は一次SC用端末3とともに使用されるものであり、支援サーバ4との通信機能は、汎用端末であり得る一次SC用端末3によって行わせることができ、オンサイト測定器1は支援サーバ4との通信機能を有する必要がない。このため、オンサイト測定器1の構成が簡略化され、低コストとなるのに加え、重機の稼働場所に持ち込むのも容易なポータブルなものとすることができる。
尚、一次SCでNGとなった液相試料を分析拠点に送る場合、採取した液相試料をそのまま送り、一次SC作業員の手元には残らないようにしても良いが、分析拠点に送るのとは別に保管用の液相試料を採取して保管しておいても良い。分析拠点において再検査する場合があり、保管しておいた液相試料を送って欲しいとの要請が分析拠点からされる場合があり得るからである。
このような光学的手法の他、オンサイト測定器1としては電気的に測定を行うものであり得る。重機における液相消耗品は、オイルやクーラントのような有機材料の場合が多いが、劣化するにつれて金属の混入量が多くなる。金属は、機構部分の摩耗により混入したり錆が発生して混入したりする。金属の混入量は劣化の度合いに依存し、且つ液相消耗品の電気伝導率は金属の混入量に依存する。したがって、液相試料の電気伝導率を調べることで液相消耗品の劣化度合いを知ることができる。オンサイト測定器1としては、試料容器2内の液相試料中に先端が没入される一対のプローブを備えた構成とし、プローブ間に一定の電圧をかけて電気伝導率を測定する構成とすることができる。
また、オンサイト測定器1と汎用端末である一次SC用端末3とを使用すると、オンサイト測定器1は支援サーバ4に対する通信機能を備える必要がなく簡便であるが、オンサイト測定器1がインターネットのようなネットワークに対して接続されるものであっても良い。この場合、オンサイト測定器1が一次SC用端末3を経由しないでネットワークに接続される場合(一次SC用端末3を使用しない場合)もあり得るし、一次SC用端末3のテザリング機能を使用して接続することもあり得る。尚、オンサイト測定器1は一次SC用端末3の周辺機器として認識される場合の他、オンサイト測定器1がIPアドレスを持っている場合、一次SC用端末3に対してネットワーク機器として認識される場合もあり得る。尚、一次SC用端末3としては、スマートフォンの他、タブレットPCやノートパソコン等であり得る。
尚、上記実施形態において、支援サーバ4から返信される判断結果や試料IDは、一次SC用端末3に保存され、一次SC作業員が一次SC用端末3で読み出して後から確認できるようにしても良い。また、分析拠点PCだけではなく、一次SC用端末3から一次SC実績情報ファイル53の内容を閲覧できるようにしても良い。
2 試料容器
3 一次SC用端末
4 支援サーバ
41 一次SC測定プログラム
42 一次SCデータ送信プログラム
43 記録プログラム
44 一次SC判断プログラム
45 判断結果返信プログラム
5 記憶部
53 一次SC実績情報ファイル
54 基準値情報ファイル
6 記憶部
71 測定起動ボタン
7 分析拠点PC
Claims (10)
- 複数の土木工事又は建設工事の場所でそれぞれ稼働している複数の重機で使用されている液相消耗品の一次スクリーニングを支援する重機液相消耗品一次スクリーニング支援システムであって、
記憶部を備えた支援サーバと、
各重機から採取された液相消耗品である液相試料の劣化度合いを示すデータである一次スクリーニングデータを、各重機の稼働場所でオンサイト測定器に測定させる一次スクリーニング測定プログラムと、
一次スクリーニング測定プログラムによりオンサイト測定器が測定した一次スクリーニングデータを、当該オンサイト測定器又は当該オンサイト測定器に接続された携帯端末から支援サーバに送信させる一次スクリーニングデータ送信プログラムと、
オンサイト測定器又はオンサイト測定器に接続された携帯端末から送信された一次スクリーニングデータに基づいて当該液相試料の二次分析の要否を判断する一次スクリーニング判断プログラムと、
一次スクリーニング判断プログラムによる判断結果を、当該一次スクリーニングデータを送信してきたオンサイト測定器又は携帯端末に支援サーバから返信する判断結果返信プログラムとを備えており、
オンサイト測定器は、重機には固定されていない携帯型の測定器であって、異なる重機について液相試料の劣化度合いを測定することができる測定器であり、
一次スクリーニング測定プログラムは、支援サーバに実装されていて支援サーバからオンサイト測定器もしくは携帯端末にダウンロードされて実行されるプログラムであるか、支援サーバに実装されていてオンサイト測定器もしくは携帯端末からのコマンドにより支援サーバ上で実行されるプログラムであるか、又はオンサイト測定器もしくは携帯端末に予めインストールされているプログラムであり、
一次スクリーニングデータ送信プログラムは、支援サーバからオンサイト測定器もしくは携帯端末にダウンロードされて実行されるプログラムであるか、又はオンサイト測定器もしくは携帯端末に予めインストールされているプログラムであり、
一次スクリーニング判断プログラム及び判断結果返信プログラムは、支援サーバに実装されていて支援サーバ上で実行されるプログラムであり、
支援サーバの記憶部には、各液相消耗品の種別と、液相消耗品の各種別に応じた基準値とを記録した基準値情報ファイルが記憶されており、基準値は、二次分析の要否を判断する際の基準となる値であり、
一次スクリーニングデータ送信プログラムは、当該一次スクリーニングデータが測定された液相消耗品の種別及び当該液相消耗品を使用していた重機を特定する重機IDとともに一次スクリーニングデータを送信するプログラムであり、
一次スクリーニング判断プログラムは、送信された液相消耗品の種別に従って基準値情報ファイルから基準値を取得して基準値に基づいて二次分析の要否を判断するプログラムであることを特徴とする重機液相消耗品一次スクリーニング支援システム。 - 前記オンサイト測定器は、前記液相消耗品の濃淡を光学的に測定して前記一次スクリーニングデータとする測定器であることを特徴とする請求項1記載の重機液相消耗品一次スクリーニング支援システム。
- 前記オンサイト測定器は、前記液相消耗品の電気伝導率を測定して前記一次スクリーニングデータとする測定器であることを特徴とする請求項1記載の重機液相消耗品一次スクリーニング支援システム。
- 前記一次スクリーニングデータ送信プログラムは、前記一次スクリーニングデータを前記オンサイト測定器に接続された携帯端末から支援サーバに送信するプログラムであり、
当該携帯端末は、汎用コンピュータであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の重機液相消耗品一次スクリーニング支援システム。 - 前記支援サーバには、前記一次スクリーニングデータ送信プログラムが送信した前記一次スクリーニングデータを前記支援サーバの記憶部に記憶された一次スクリーニング実績情報ファイルに記録する記録プログラムが実装されていることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の重機消耗品一次スクリーニング支援システム。
- 前記記録プログラムは、前記一次スクリーニング判断プログラムによる判断結果とともに前記一次スクリーニングデータを前記一次スクリーニング実績情報ファイルに記録するプログラムであることを特徴とする請求項5記載の重機消耗品一次スクリーニング支援システム。
- 前記記録プログラムは、前記オンサイト測定器で測定された前記液相試料を特定する情報である試料IDとともに前記一次スクリーニングデータを前記一次スクリーニング実績情報ファイルに記録するプログラムであり、
前記判断結果返信プログラムは、前記液相試料の試料IDとともに前記判断結果を返信するプログラムであることを特徴とする請求項5又は6記載の重機液相消耗品一次スクリーニング支援システム。 - 前記支援サーバには、前記二次分析が行われる分析拠点に設けられた分析拠点コンピュータに一次スクリーニング実績情報ファイルの内容を閲覧させる閲覧プログラムが実装されていることを特徴とする請求項5、6又は7記載の重機消耗品一次スクリーニング支援システム。
- 前記支援サーバには、前記一次スクリーニング判断プログラムの実行回数をカウントするプログラムが実装されていることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の重機消耗品一次スクリーニング支援システム。
- 前記オンサイト測定器は、1台で異なる複数種の液相試料の劣化度合いの測定ができる測定器であり、
前記一次スクリーニングデータ送信プログラムは、液相消耗品の種類を特定する消耗品IDとともに前記一次スクリーニングデータを前記携帯端末から前記支援サーバに送信させるプログラムであり、
前記一次スクリーニング判断プログラムは、送信された消耗品IDに従って基準値情報ファイルから基準値を取得して基準値に基づいて二次分析の要否を判断するプログラムであることを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の重機消耗品一次スクリーニング支援システム。
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