JP6707821B2 - プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、電力価格を変動させるデマンドレスポンスに対応した需要調整コストを算出する装置が提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開2015−126693号公報 特開2013−191677号公報 特開2013−229522号公報
しかしながら、従来の技術では精度よく各部品の重量を推定することができないという問題がある。
一つの側面では、精度よく各部品の重量を推定することが可能なプログラム等を提供することを目的とする。
一つの案では、コンピュータに、基板に部品が搭載された搭載基板の重量を異なる搭載基板毎に複数取得し、各搭載基板に搭載される各部品の部品数を取得し、各搭載基板について取得した搭載基板の重量及び各部品の部品数の組み合わせに基づき、各部品の重量を算出する処理を実行させる。
一つの側面では、精度よく電気料金を推定することが可能となる。
情報処理システムの概要を示す説明図である。 コンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 基板テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 体積と重量との関係を示すグラフである。 搭載テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 部品重量の算出処理手順を示す説明図である。 重量DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 消費電力の算出処理手順を示す説明図である。 電力DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 重量算出手順を示すフローチャートである。 各部品の重量算出手順を示すフローチャートである。 消費電力の算出手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 部品処理時間テーブルのレコードレイアウトを示す説明図である。 搭載基板処理時間DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 処理時間の算出手順を示すフローチャートである。 待機電力の算出手順を示すフローチャートである。 単位時間当たりの消費電力の算出手順を示すフローチャートである。 1時間当たりの消費電力を算出する際の手順を示す説明図である。 上述した形態のコンピュータの動作を示す機能ブロック図である。 実施の形態4に係るコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 実施の形態5に係るコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 第1処理条件DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 計測DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 各第1処理条件に対応する消費電力の算出手順を示す説明図である。 ファンDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 コンベアDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 消費電力の算出手順を示すフローチャートである。 実施の形態6に係るコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 消費電力DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 計測した消費電力の時間的変化を示すグラフである。 生産計画DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 減算電力DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 変更電力DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 基準消費電力の算出手順を示すフローチャートである。 基準消費電力の算出手順を示すフローチャートである。 変動消費電力及び減算電力の算出処理手順を示すフローチャートである。 変更電力の算出手順を示すフローチャートである。 実施の形態7に係るコンピュータのハードウェア群を示す説明図である。 電気料金DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 第2消費電力DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 生産計画DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 第1例を示す説明図である。 第2例を示す説明図である。 計算手法の相違を示す説明図である。 電気料金の算出手順を示すフローチャートである。 上述した形態のコンピュータの動作を示す機能ブロック図である。
実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理システムの概要を示す説明図である。情報処理システムは情報処理装置1、及び、基板処理装置2等を含む。情報処理装置1は、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、またはスマートフォン等である。以下情報処理装置1をコンピュータ1という。基板処理装置2は例えばSMT(Surface Mount Technology)ラインに設置されるプリンター、チップマウンター及びリフロー等である。基板処理装置2は回路基板に、IC(Integrated Circuit)チップ等の部品を搭載する処理を行う。
重量センサ21は、部品が搭載された基板(以下、搭載基板という)の重量を測定するセンサである。コンピュータ1は、重量センサ21で計測した複数種の搭載基板の重量を取得し、搭載された各部品の重量を、重回帰を用いて算出する。電力センサ22は、基板処理装置2が搭載基板を処理するのに必要な消費電力を計測する。電力センサ22としては例えば、非接触型電力データロガーを用いればよい。コンピュータ1は、電力センサ22で計測した搭載基板に対する消費電力を取得し、基板及び各部品を処理するのに要する消費電力を、重回帰を用いて算出する。以下詳細を説明する。
図2はコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。コンピュータ1は制御部としてのCPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、入力部13、表示部14、記憶部15、及び、通信部16等を含む。CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は記憶部15に記憶された制御プログラム15Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM12は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM12は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部13はマウスまたはキーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部14は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU11の指示に従い各種情報を表示する。通信部16は通信モジュールであり、図示しない他のコンピュータとの間でインターネット等の通信網Nを介して、情報の送受信を行う。
記憶部15はハードディスクまたは大容量メモリであり、制御プログラム15P、基板テーブル151、搭載テーブル152、重量データベース(以下、DBという)153、及び、電力DB154等を含む。なお、実施形態では基板テーブル151等を記憶部15に記憶する例を挙げたがこれに限るものではない。RAM12に記憶するほか、図示しない他のDBサーバ内に記憶するようにしても良い。
図3は基板テーブル151のレコードレイアウトを示す説明図である。基板テーブル151は、基板名フィールド、縦フィールド、横フィールド、高さフィールド、及び重量フィールドを含む。基板名フィールドには、基板を特定するための名称が記憶されている。縦フィールドには、基板の縦方向の長さが記憶されている。横フィールドには、基板の横方向の長さが記憶されている。高さフィールドには、基板の高さが記憶されている。重量フィールドには、基板名に対応付けて基板の重量が記憶される。なお、重量を予め把握していない場合は、CPU11は、体積に基づき、重量を推定する。
図4は体積と重量との関係を示すグラフである。横軸は重量であり、単位はグラムである。縦軸は体積であり、単位は立方センチメートルである。基板テーブル151に記憶された縦、横、及び高さから体積を求める。また、重量センサ21により基板の重さを計測する。CPU11は、複数の基板について体積及び基板の重量をプロットする。CPU11は複数のプロット点に基づき、近似直線式を算出する。CPU11は、算出した近似直線式を記憶部15に記憶する。CPU11は、基板テーブル151から縦、横、高さを読み出し、体積を求める。CPU11は、求めた体積を記憶部15に記憶した近似式に代入することで、重量を算出する。
図5は搭載テーブル152のレコードレイアウトを示す説明図である。搭載テーブル152は基板名フィールド、シリアル番号フィールド、搭載部品名フィールド及び個数フィールド等を含む。シリアル番号フィールドには、処理対象の基板を特定するための固有の番号が記憶されている。搭載部品名フィールドには、シリアル番号に対応付けて基板に搭載される部品名が記憶されている。個数フィールドには搭載部品名に対応付けて各部品の個数が記憶されている。図5の例では、搭載基板はシリアル番号「100001」で特定される。当該搭載基板には基板Xが用いられ、当該基板X上に、5つのチップA、1つのチップB、4つのIC−A、10のIC−Bが搭載される。
図6は部品重量の算出処理手順を示す説明図である。図6の例では、左側に搭載テーブル152から取得した基板及び各部品の数量、右側に重量センサ21にて計測した搭載基板の重量を示している。1行目は基板が1つ、チップAが5つ、チップBが1つ・・・、重量が650gであることを示している。CPU11は、複数の搭載基板の基板及び各部品の数と、計測した搭載基板の重量と、に基づいて重回帰により、各部品の重量を算出する。
図7は重量DB153のレコードレイアウトを示す説明図である。重量DB153は、部品名に対応付けて各部品の重量を記憶している。CPU11は、重回帰により求めた各部品の重量を重量DB153に記憶する。
図8は消費電力の算出処理手順を示す説明図である。図8の例では左側に、基板重量、各部品の総重量、右側に電力センサ22で計測した搭載基板を処理するのに要する消費電力が示されている。例えば、1行目は基板の重量520g、チップAの総重量5g(5g×1個)、チップBの総重量2g(1g×2個)・・、消費電力が500wであることを示している。CPU11は、複数組の基板重量及び各部品の総重量と、消費電力とに基づき、重回帰により、基板及び各部品の処理に要する消費電力を算出する。例えば、基板に対する電力は400w、チップA一つに対する消費電力は10w等と算出される。
図9は電力DB154のレコードレイアウトを示す説明図である。電力DB154は基板名または部品名に対応付けて、消費電力を記憶している。CPU11は、基板に対する消費電力を算出した場合、算出した消費電力を、基板名に対応付けて電力DB154に記憶する。
以上のハードウェア群において各種ソフトウェア処理を、フローチャートを用いて説明する。図10は重量算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、基板テーブル151から基板名に対応する縦、横、高さを読みだす(ステップS101)。CPU11は、読み出した縦、横、高さに基づき体積を算出する(ステップS102)。CPU11は、記憶部15に記憶した近似直線式を読み出す(ステップS103)。CPU11は、近似直線式及び体積に基づき重量を算出する(ステップS104)。CPU11は、基板名に対応付けて重量を、基板テーブル151に記憶する(ステップS105)。なお、本実施形態では体積に基づき重量を算出する例を示したが、重量センサ21により予め計測しておいても良い。
図11は各部品の重量算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、重量センサ21から複数種の搭載基板の計測済みの重量を取得する(ステップS110)。CPU11は、通信網Nを介して、重量センサ21から計測した重量を取得すればよい。その他、ユーザが入力部13を介して、重量センサ21で計測した重量を入力するようにしてもよい。CPU11は、基板テーブル151から複数種の基板重量を読み出す(ステップS111)。CPU11は、各基板に搭載される各部品の数量を、搭載テーブル152から読み出す(ステップS112)。
CPU11は、基板の重量、基板及び各部品の個数、及び、搭載基板の重量の複数の組み合わせについて、重回帰を行い、各部品の重量を算出する(ステップS113)。CPU11は、各部品の重量を重量DB153に記憶する(ステップS114)。なお、組合せ数は記憶部15に予め記憶されており、例えば、部品の種類数とすればよい。
図12は消費電力の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、電力センサ22から搭載基板を処理するのに要する消費電力を、複数種の搭載基板について取得する(ステップS121)。なお、CPU11は、通信網Nを介して消費電力を取得すればよい。その他、ユーザが各搭載基板の計測済み消費電力を、入力部13から入力するようにしてもよい。CPU11は、各基板の重量を基板テーブル151から読み出す(ステップS122)。CPU11は、各部品の数量を搭載テーブル152から読み出す。またCPU11は、重量DB153から各部品の重量を読み出す。
CPU11は、各部品の数量及び重量から、基板に搭載される各部品の総重量を算出する(ステップS123)。CPU11は、各基板についての基板重量、各部品の総重量、及び、消費電力の組み合わせに基づき、重回帰を行い、各基板及び各部品の消費電力を算出する(ステップS124)。なお、組合せ数は予め記憶部15に記憶されており、例えば基板種類数と部品種類数とを加算した数を用いればよい。CPU11は、算出した各基板及び各部品の消費電力を電力DB154に記憶する(ステップS125)。これにより、基板及び基板に搭載される各部品を処理するのに要する消費電力を得ることが可能となる。
実施の形態2
実施の形態2は、処理時間を算出する形態に関する。図13は実施の形態2に係るコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。新たに部品処理時間テーブル155及び搭載基板処理時間DB156が設けられている。
図14は部品処理時間テーブル155のレコードレイアウトを示す説明図である。部品処理時間テーブル155には、部品名に対応付けて、一つの部品を処理するのに要する処理時間が記憶されている。例えば、チップAについては、0.16秒要する。
図15は搭載基板処理時間DB156のレコードレイアウトを示す説明図である。搭載基板処理時間DB156は、シリアル番号フィールド、1枚当たりの処理時間フィールド及び1時間当たりの処理枚数フィールドが設けられている。シリアル番号フィールドには、処理対象となる搭載基板を特定するための番号が記憶される。CPU11は、搭載テーブル152を参照し、シリアル番号に対応する各部品の個数を読み出す。CPU11は、読み出した部品の個数及び部品処理時間テーブル155を参照し、読み出した各部品を搭載するのに要する処理時間を算出する。例えば、チップAが100個、IC−Aが10個搭載される場合、処理時間は100/0.16+10/0.79で638秒(約10分)となる。1枚当たりの処理時間を10分とした場合、1時間当たりの処理枚数は6枚となる。CPU11は、算出した1枚当たりの処理時間及び1時間当たりの処理枚数を、シリアル番号に対応付けて、搭載基板処理時間DB156に記憶する。
図16は処理時間の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、処理時間を算出する対象となる基板のシリアル番号を取得する(ステップS161)。CPU11は、シリアル番号に対応する部品名及び個数を搭載テーブル152から読み出す(ステップS162)。CPU11は、部品処理時間テーブル155から各部品の処理時間を読み出す(ステップS163)。CPU11は、部品1個あたりの処理時間及び個数に基づき、1枚当たりの処理時間を算出する(ステップS164)。具体的には部品毎に、処理時間と個数とを乗じ、乗算値を求める。次いで、各部品の乗算値の合計を求めることにより、1枚当たりの搭載基板に対する処理時間を算出する。
CPU11は、1枚当たりの処理時間に基づき、1時間当たりの処理枚数を算出する(ステップS165)。CPU11は、搭載基板処理時間DB156に、ステップS164及びS165で算出した、1枚当たりの処理時間及び1時間当たりの処理枚数を、シリアル番号に対応付けて搭載基板処理時間DB156に記憶する(ステップS166)。これにより、搭載する部品、個数が相違する搭載基板に対して処理に要する処理時間を算出することが可能となる。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は待機電力を考慮した単位時間当たりの消費電力を算出する形態に関する。図17は待機電力の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、電力センサ22から時系列で電力を取得する(ステップS171)。CPU11は、搭載基板に対する生産計画を取得する(ステップS172)。生産計画には例えば、ある時間において処理すべき搭載基板の枚数等が含まれる。CPU11は、取得した生産計画を参照し、ステップS161で取得した電力の内、生産されていない時点の電力を抽出する(ステップS173)。すなわち、CPU11は、基板への部品の搭載が行われていない時点の電力を複数抽出する。CPU11は、抽出した電力の中央値を待機電力として決定する(ステップS174)。なお、本実施形態では中央値を用いることとしたが、平均値であっても良い。
図18は単位時間当たりの消費電力の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、シリアル番号を取得する(ステップS181)。CPU11は、1時間当たりの処理枚数を搭載基板処理時間DB156から読み出す(ステップS182)。なお、本実施形態では説明を容易にするために、単位時間を1時間としているがこれに限るものではない。例えば30分等適宜の時間とすればよい。図19は、1時間当たりの消費電力を算出する際の手順を示す説明図である。図19の例では「大」で示される搭載基板は、1時間当たりの処理枚数が10枚、「中」で示される搭載基板は30枚、「小」で示される搭載基板は、60枚である。またステップS164において、待機電力を算出したが、図19の例では、待機電力が8kWで示されている。
CPU11は、搭載テーブル152から基板と、部品及び個数とを読み出す(ステップS183)。CPU11は、電力DB154を参照し、読み出した基板と、部品及び個数に基づき、消費電力を算出する(ステップS184)。具体的には、部品1つ当たりの消費電力に個数を乗じ、乗じた部品の消費電力に、基板の消費電力を加算することで、搭載基板全体の消費電力を算出する。なお、ステップS121に示したように、電力センサ22で搭載基板の消費電力を取得している場合は、取得した消費電力を用いても良い。図19の例では、「大」で示す搭載基板は消費電力が4kWであり、待機電力8kWを加算して、12kWと示されている。
また、「中」で示す搭載基板は消費電力が3kWであり、待機電力8kWを加算して、11kWと示されている。一方「小」で示す搭載基板は、待機時間がないため、消費電力が10kWとなっている。CPU11は、待機時間及び非待機時間を算出する(ステップS185)。具体的には、CPU11は、基板処理装置2の1枚当たりの搭載基板の処理に要する時間に基づき、非待機時間を算出する。例えば、1枚当たりの搭載基板の処理に要する時間が1分であるとする。この場合、搭載基板「大」は1時間当たり10枚処理が可能であるから、非待機時間は10分であり、残りの50分が待機時間となる。
また搭載基板「中」は1時間当たり30枚処理が可能であるから、非待機時間は30分であり、残りの30分が待機時間となる。搭載基板「小」は1時間当たり60枚処理が可能であるから、待機時間はなく、非待機時間が60分となる。CPU11は、ステップS184で算出した消費電力に待機電力を加算する(ステップS186)。上述したとおり、加算後の消費電力は、搭載基板「大」は12kW(4+8)、搭載基板「中」は11kW(3+8)、搭載基板「小」は10kW(10+0)である。
CPU11は、加算値に非待機時間を乗じて第1乗算値を算出する(ステップS187)。搭載基板「大」の場合、第1乗算値は加算値12kWに、非待機時間10分を乗じて、120kWとなる。次いで、CPU11は、待機電力に待機時間を乗じて第2乗算値を算出する(ステップS188)。搭載基板「大」の場合、第2乗算値は待機電力8kWに、50分を乗じて400kWとなる。なお、基板「小」に関しては、待機時間が0であるので、第2乗算値も0となる。
CPU11は、第1乗算値と第2乗算値とを加算し、加算値を単位時間で除すことにより、単位時間当たりの消費電力を算出する(ステップS189)。なお、CPU11は、算出した単位時間当たりの消費電力を、シリアル番号と共に表示部14へ出力する。その他、CPU11は、単位時間当たりの消費電力及びシリアル番号を、通信網Nを介して、図示しない他のコンピュータへ送信するようにしても良い。図19の例では、搭載基板「大」が約8.7kWhとなり、搭載基板「中」が約9.5kWhとなり、搭載基板「小」が10kWhとなった。これにより、搭載基板の単位時間当たりの消費電力が得られることから、時間帯に応じて電気料金が変動する状況下において、適切な生産計画を立案することが可能となる。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1から2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
図20は上述した形態のコンピュータ1の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、コンピュータ1は以下のように動作する。第1取得部201は、基板に部品が搭載された搭載基板の重量を搭載基板毎に複数取得する。第2取得部202は、各搭載基板に搭載される各部品の部品数を取得する。算出部203は、取得した搭載基板の重量及び部品数に基づき、各部品の重量を算出する。
図21は実施の形態4に係るコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。コンピュータ1を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ等の読み取り部10AにCD-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)ディスク、メモリーカード、またはUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1Bをコンピュータ1内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図21に示すコンピュータ1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体1Aまたは半導体メモリ1Bから読み取り、或いは、通信網Nを介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したコンピュータ1として機能する。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1から3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5は、第1処理条件に対応する消費電力を算出する形態に関する。図22は実施の形態5に係るコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。記憶部15にはさらに第1処理条件DB1550、計測DB1560、ファンDB157、及び、コンベアDB158等が記憶されている。基板は、複数種の第1処理条件に従い処理される。例えば第1処理条件は、基板を搬送するベルトコンベアの速度、基板を冷却するファンの速度等である。本実施形態では、第1処理条件として、コンベアの速度、ファンの速度を例に挙げて説明するがこれに限るものではない。コンベアの速度だけ等、いずれか一方の条件を用いてもよい。また説明を容易にするためにコンベアの速度は分速0.7m、0.8m及び0.9mの3段階であるものとして説明する。また、ファンは、ベルトコンベアに沿って、複数設けられており、ファンの速度は高速、中速、及び、低速の3段階であるものとして説明する。
図23は、第1処理条件DB1550のレコードレイアウトを示す説明図である。第1処理条件DB1550はファンフィールド及びコンベアフィールドを含む。ファンフィールドには、ベルトコンベアに沿って順次配置される各ファンの速度が、シリアル番号に対応づけて記憶されている。また、コンベアフィールドには、シリアル番号に対応付けてコンベアの速度が記憶されている。例えば、処理対象となるシリアル番号Aの基板は、コンベア速度が分速0.7mで搬送され、高速で回転するファン1、中速で回転するファン2、低速で回転するファン3を順次通過することとなる。
図24は計測DB1560のレコードレイアウトを示す説明図である。計測DB1560は、シリアル番号フィールド及び計測消費電力フィールドを含む。計測消費電力フィールドには、シリアル番号に対応付けて、搭載基板を処理するのに要した計測済みの計測消費電力が記憶されている。計測消費電力は電力センサ22により予め計測されている。CPU11は、シリアル番号と、計測した計測消費電力とを対応付けて記憶する。
CPU11は、搭載テーブル152を参照し、基板、当該基板に搭載される部品、及び各部品の個数を読み出す。CPU11は、上述した実施形態で述べた電力DB154を参照し、読み出した基板及び部品の消費電力を読み出す。CPU11は、読み出した基板及び部品の消費電力に基づき、搭載基板の消費電力を算出する。以下では算出した消費電力を推定消費電力という。
図25は各第1処理条件に対応する消費電力の算出手順を示す説明図である。CPU11は、第1処理条件DB1550及び計測DB1560を参照し、シリアル番号に対応する推定消費電力、ファン1の速度、ファン2の速度、ファン3の速度・・・コンベアの速度、及び計測消費電力をRAM12に展開する。同様に、CPU11は、図25に示すようにすべてのシリアル番号に対応する推定消費電力、ファン1の速度、ファン2の速度、ファン3の速度・・・コンベアの速度、及び計測消費電力をRAM12に展開する。CPU11は、重回帰を用いることにより、各ファンの速度に応じた消費電力、及び、コンベア速度に応じた消費電力を算出する。
図26はファンDB157のレコードレイアウトを示す説明図である。ファンDB157はファン速度フィールド及びファンフィールドを含む。ファンフィールドには、ファン毎に、ファン速度に対応する消費電力が記憶されている。図26の例では、ファン1の高速時の消費電力は1.5kW、中速時の消費電力は1.0kW、低速時の消費電力は0.5kWと記憶されている。CPU11は、重回帰により求めた各ファン及び速度に対応する消費電力を、ファンDB157に記憶する。
図27はコンベアDB158のレコードレイアウトを示す説明図である。コンベアDB158は、コンベア速度フィールド及び消費電力フィールドを含む。消費電力フィールドには、コンベア速度に対応付けて、当該コンベア速度で処理した場合に消費される消費電力が記憶されている。図27の例では、コンベア速度が0.7m/minの場合、消費電力は1.0kWとなる。CPU11は、重回帰により求めたコンベア速度に対応する消費電力を、コンベアDB158に記憶する。
図28は消費電力の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、搭載テーブル152を参照し、シリアル番号に対応する基板、部品、及び部品個数を読み出す(ステップS281)。CPU11は、電力DB154を参照し、読み出した基板、部品及び部品個数に基づき、推定消費電力を算出する(ステップS282)。CPU11は、算出した推定消費電力をRAM12に記憶する。CPU11は、必要に応じて推定消費電力をRAM12にから読み出す。
CPU11は、計測DB1560を参照し、シリアル番号に対応する計測消費電力を読み出す(ステップS283)。CPU11は、第1処理条件DB1550を参照し、シリアル番号に対応する各ファンの速度及びコンベア速度を読み出す(ステップS284)。
CPU11は、推定消費電力、各ファンの速度、コンベアの速度、及び計測消費電力の組み合わせをRAM12に格納する(ステップS285)。CPU11は、所定数の組み合わせをRAMに記憶したか否かを判断する(ステップS286)。所定数は記憶部15にあらかじめ記憶されており、例えば、コンベアの速度種類数と、各ファンの速度種類数にファンの数量を乗じた値とを加算した値とすればよい。CPU11は、所定数の組み合わせをRAM12に記憶していないと判断した場合(ステップS286でNO)、処理をステップS287へ移行させる。CPU11は、異なるシリアル番号を読み出す(ステップS287)。その後処理をステップS281へ移行させる。これにより、複数の組み合わせに係るデータがRAM12に記憶される。
CPU11は、所定数の組み合わせがRAM12に記憶されたと判断した場合(ステップS286でYES)、処理をステップS288へ移行させる。CPU11は、RAM12に記憶した推定消費電力、各ファンの速度、コンベアの速度及び計測消費電力についての複数の組み合わせを読み出す。CPU11は、読み出した推定消費電力、各ファンの速度、コンベアの速度及び計測消費電力についての複数の組み合わせに対し、重回帰により、各コンベア速度に対応する消費電力を算出する(ステップS288)。CPU11は、算出した消費電力を、コンベア速度に対応付けて、コンベアDB158に記憶する(ステップS289)。
CPU11は、同様に複数の組み合わせに対し、重回帰により、各ファンの速度に対応する消費電力を算出する(ステップS2810)。CPU11は、算出した各ファンの速度に対する消費電力を、ファンDB157に記憶する(ステップS2811)。これにより、複数種類の第1処理条件に対応する消費電力を算出することが可能となる。
本実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1から4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
実施の形態6は変動消費電力を算出する形態に関する。図29は実施の形態6に係るコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。記憶部15には、新たに、消費電力DB159、減算電力DB1510、変更電力DB1511、及び、生産計画DB1512が設けられている。
図30は消費電力DB159のレコードレイアウトを示す説明図である。消費電力DB159は、シリアル番号フィールド、日時フィールド、消費電力フィールド、基準消費電力フィールド、減算値フィールド、変動消費電力フィールド及び減算電力フィールド等を含む。日時フィールドには、シリアル番号に対応付けて、電力センサ22により消費電力を測定した日時を記憶している。なお、図30の例では時、分及び秒のみを示している。消費電力フィールドには、日時に対応付けて、電力センサ22により計測した消費電力を記憶している。図30の例では1秒ごとに消費電力を測定しているが、一例でありこれに限るものではない。分ごとに消費電力を記憶するようにしてもよい。
図31は、計測した消費電力の時間的変化を示すグラフである。図31のグラフの縦軸は計測した消費電力であり、単位はkWである。横軸は日時である。図31における実線が、日時に対応する消費電力である。点線は基準消費電力である。図30において、基準消費電力フィールドには、基準消費電力が記憶されている。基準消費電力は消費電力DB159に記憶された消費電力に基づき算出される各種計算の基準となる電力値である。例えば、基準消費電力は、消費電力DB159に記憶された消費電力の平均値または中央値である。
そのほか、基準消費電力は、消費電力DB159の消費電力のうち、変動量の大きい消費電力を除いた消費電力の平均値または中央値としてもよい。具体的には、CPU11は、各シリアル番号に対する消費電力に関し、極大値が、記憶部15に記憶した閾値以上か否か判断する。CPU11は、極大値であると判断した場合、消費電力の時間的変化が所定の閾値以上となった第1時点から、極大値をとる時点を経て、第1時点における消費電力に戻る第2時点を変動時間とする。図31の例では、シリアル番号Aで示す基板に対しては、ヒーターが中から高に切り替えられたため、処理開始後から急激に消費電力が増加している。その後、ヒーターが所定温度に達したため、極大値を経て、基準消費電力に向けて消費電力が低下している。
同様に、CPU11は、各シリアル番号に対する消費電力に関し、極小値が、記憶部15に記憶した閾値以下か否か判断する。CPU11は、極小値であると判断した場合、消費電力の時間的変化が所定の閾値以下となった第3時点から、極小値をとる時点を経て、第3時点における消費電力に戻る第4時点を変動時間とする。図31の例では、シリアル番号Bで示す基板に対しては、ヒーターが高から中に切り替えられたため、処理開始後から急激に消費電力が減少している。その後、ヒーターが所定温度に達したため、極小値を経て、基準消費電力に移行している。
CPU11は、消費電力DB159を参照し、変動時間における消費電力以外の消費電力の中央値を基準消費電力と決定する。本実施形態では上述した中央値及び変動時間を用いる例を挙げて説明する。なお、各シリアル番号に対する基板の処理が開始されてから所定時間(例えば10秒間)を変動時間としてもよい。
図30における減算値フィールドには、日時及び消費電力に対応付けて、変動時間における消費電力から基準消費電力を減じた減算値が記憶されている。CPU11は、変動時間における消費電力から基準消費電力を減じた値を減算値フィールドに記憶する。図31に示すように、以下では変動時間における減算値の合計を変動消費電力という。CPU11は、変動時間における減算値の合計を変動消費電力フィールドに記憶する。
図32は生産計画DB1512のレコードレイアウトを示す説明図である。生産計画DB1512は、シリアル番号フィールド、ファンフィールド、コンベアフィールド及びヒーターフィールドを含む。図32に示すように、シリアル番号A、B、C及びDの順序で、処理が行われる。ヒーターフィールドには、第2処理条件として、シリアル番号に対応付けて基板を処理する際のヒーターの強さを示す情報が記憶されている。本実施形態ではヒーターの温度に応じて高、中、低の3つが記憶されている。
なお、第2処理条件は一例であり、第1処理条件と異なる条件であればよく、これに限るものではない。ヒーターの温度ではなく、供給するガスの種類、温度等であってもよい。また、本実施形態では説明を容易にするために、クラスタリング等を行い高、中、低の3つに分類したが、さらに細かく分類してもよい。図32の例では、シリアル番号Aに対してはヒーター「高」で処理し、これに時系列で続くシリアル番号Bに対してはヒーター「中」で処理している。
CPU11は、ファンDB157及びコンベアDB158を参照し、第1処理条件による処理に伴い消費する電力(以下第1消費電力という)を算出する。具体的には、CPU11は、生産計画DB1512から、各ファンの速度及びコンベアの速度を読み出す。CPU11は、各ファンの速度及びコンベアの速度に対応する消費電力をファンDB157及びコンベアDB158から読み出し、合計を求めることで第1消費電力を算出する。CPU11は、変動消費電力と第1消費電力との差をとることで、第2処理条件による処理に伴い消費する電力(以下、減算電力という)を算出する。CPU11は、算出した減算電力をシリアル番号に対応付けて、消費電力DB159に記憶する。
図33は減算電力DB1510のレコードレイアウトを示す説明図である。減算電力DB1510には、一のシリアル番号及び第2処理条件と(縦方向)、その後に処理された他のシリアル番号及び第2処理条件と(横方向)の組み合わせに対する減算電力が記憶されている。なお、単位はkWである。例えば、シリアル番号Aの搭載基板が第2処理条件「高」で処理された後、シリアル番号Bの搭載基板が第2処理条件「中」で処理されたとする。この場合、減算電力は「−3」となる。逆に、シリアル番号Cの搭載基板が第2処理条件「低」で処理された後、シリアル番号Aの搭載基板が第2処理条件「高」で処理されたとする。この場合、減算電力は「5」となる。
CPU11は、一のシリアル番号及びヒーターに係る第2処理条件を生産計画DB1512から読み出す。次いで、CPU11は、読み出した一のシリアル番号に次いで処理される他のシリアル番号及びヒーターに係る第2処理条件を生産計画DB1512から読み出す。CPU11は、他のシリアル番号に対応する減算電力を消費電力DB159から読み出す。CPU11は、一のシリアル番号及び第2処理条件、他のシリアル番号及び第2処理条件、及び、減算電力を対応付けて減算電力DB1510に記憶する。
図34は変更電力DB1511のレコードレイアウトを示す説明図である。変更電力DB1511には、一のシリアル番号に対する第2処理条件(縦方向)、その後に処理された他のシリアル番号に対する第2処理条件(横方向)に対応付けて、変更電力が記憶されている。CPU11は、減算電力DB1510の第2処理条件の組み合わせについて減算電力の平均をとることにより変更電力を算出する。CPU11は、算出した変更電力を第2処理条件の組み合わせに対応付けて記憶する。例えば時系列で前の第2処理条件が「中」、時系列で後の第2処理条件が「低」の減算電力は「−3」と「−2.5」である。この場合、平均値は−2.75となるため、条件(中)と条件(低)の組み合わせの変更電力は−2.75となる。なお、本実施形態では平均値を用いることとしたが、中央値を用いても良い。
図35及び図36は基準消費電力の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、消費電力DB159を参照し、シリアル番号、日時、及び消費電力を読み出す(ステップS351)。CPU11は、読み出した消費電力から極大値または極小値を抽出する。CPU11は、極大値が、記憶部15に記憶した所定の閾値以上か否かを判断する(ステップS352)。CPU11は、閾値以上であると判断した場合(ステップS352でYES)、処理をステップS353へ移行させる。CPU11は、極大値をとる日時前にて、消費電力の変動率が、記憶部15に記憶した所定の閾値以上となる第1日時を抽出する(ステップS353)。例えば、変動率が300%となる日時を抽出する。
CPU11は、極大値をとる日時以降にて、第1日時の消費電力に戻る第2日時を抽出する(ステップS354)。CPU11は、シリアル番号に対応付けて第1日時及び第2日時を記憶部15に記憶する(ステップS355)。CPU11は、処理をステップS359へ移行させる。
CPU11は、ステップS352において極大値は所定閾値以上でないと判断した場合(ステップS352でNO)、処理をステップS3520へ移行させる。CPU11は、極小値は、記憶部15に記憶した所定閾値以下か否かを判断する(ステップS3520)。
CPU11は、所定閾値以下でないと判断した場合(ステップS3520でNO)、他の極大値及び極小値について処理すべく、処理をステップS352に戻す。CPU11は、閾値以下であると判断した場合(ステップS3520でYES)、処理をステップS356へ移行させる。CPU11は、極小値をとる日時前にて、変動率が、記憶部15に記憶した所定の閾値以下となる第3日時を抽出する(ステップS356)。CPU11は、消費電力DB159を参照し、極小値をとる日時以降にて、第3日時の消費電力に戻る第4日時を抽出する(ステップS357)。CPU11は、シリアル番号に対応付けて
第3日時及び第4日時を記憶部15に記憶する(ステップS358)。CPU11は、処理をステップS359へ移行させる。
CPU11は、抽出した全ての極大値及び極小値について処理を終了したか否かを判断する(ステップS359)。CPU11は、処理を終了していないと判断した場合(ステップS359でNO)、他の極大値及び極小値について処理すべく、処理をステップS352に戻す。CPU11は、処理を終了したと判断した場合(ステップS359でYES)、処理をステップS361へ移行させる。
CPU11は、第1日時から第2日時、第3日時から第4日時を除く消費電力を、消費電力DB159から読み出す(ステップS361)。CPU11は、読み出した消費電力の中央値を抽出する(ステップS362)。CPU11は、抽出した中央値に係る消費電力を基準消費電力として消費電力DB159に記憶する(ステップS363)。
図37は変動消費電力及び減算電力の算出処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、変動時間における消費電力を消費電力DB159から読み出す(ステップS371)。具体的には、上述した第1日時から第2日時、または第3日時から第4日時までの間の消費電力を読み出す。CPU11は、日時に対応付けて所費電力から基準消費電力を減じた減算値を消費電力DB159に記憶する(ステップS372)。CPU11は、減算値の合計を変動消費電力として、シリアル番号に対応付けて消費電力DB159に記憶する(ステップS373)。CPU11は、生産計画DB1512を参照し、シリアル番号に対応する第1処理条件を読み出す(ステップS374)。
CPU11は、第1消費電力をファンDB157及びコンベアDB158を参照して算出する(ステップS375)。CPU11は、変動消費電力と、算出した第1消費電力との差により、減算電力を算出する(ステップS376)。CPU11は、算出した減算電力を、シリアル番号に対応付けて、消費電力DB159に記憶する(ステップS377)。
図38は変更電力の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、生産計画DB1512を参照し、一のシリアル番号の第2処理条件と時系列で後の他のシリアル番号の第2処理条件を読み出す(ステップS381)。CPU11は、前後間で第2処理条件に変動があったか否かを判断する(ステップS382)。CPU11は、変動がないと判断した場合(ステップS382でNO)、処理を終了する。
CPU11は、変動があったと判断した場合(ステップS382でYES)、処理をステップS383へ移行させる。CPU11は、他のシリアル番号の減算電力を消費電力DB159から読み出す(ステップS383)。CPU11は、減算電力を、一のシリアル番号の第2処理条件及び他のシリアル番号の第2処理条件に対応付けて、減算電力DB1510に記憶する(ステップS384)。CPU11は、一のシリアル番号の第2処理条件と、他のシリアル番号の第2処理条件との組み合わせが一致する減算電力を、減算電力DB1510から抽出し、抽出した減算電力の平均値を算出する(ステップS385)。
CPU11は、算出した平均値を、一のシリアル番号の第2処理条件と他のシリアル番号の第2処理条件との組み合わせに対応付けて、変更電力として変更電力DB1511に記憶する(ステップS386)。これにより、ヒーターの温度等の第2処理条件の変更に伴う消費電力の変動を把握することが可能となる。
本実施の形態6は以上の如きであり、その他は実施の形態1から5と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態7
実施の形態7は料金を算出する形態に関する。図39は実施の形態7に係るコンピュータ1のハードウェア群を示す説明図である。記憶部15にはさらに、電気料金DB1513及び第2消費電力DB1514が記憶されている。
図40は電気料金DB1513のレコードレイアウトを示す説明図である。電気料金DB1513は、日時に対応付けて電気料金が記憶されている。電気料金は日、曜日及び時間帯に応じて変動するものである。本実施形態では説明を容易にするために、13時〜15時までの各時間帯に対応する電気料金を用いて説明する。なお電気料金は単位時間の消費電力に対する料金が記憶されている。
図41は第2消費電力DB1514のレコードレイアウトを示す説明図である。第2消費電力DB1514には、搭載基板のサイズに対応付けて単位時間当たりの消費電力が記憶されている。単位時間当たりの消費電力は、他の実施の形態で述べた処理により求めるほか、予め通知された単位時間当たりの消費電力を用いてもよい。その他上述した実施形態で述べた搭載基板の単位時間当たりの消費電力を用いても良い。本実施形態では説明を容易にするために、搭載基板のサイズが小さい基板小と、基板小よりもサイズが大きい基板中の2種類が存在するものとして説明する。そして、基板小の単位時間当たりの消費電力は100kWh、基板中の単位時間当たりの消費電力は150kWhとする。
図42は生産計画DB1512のレコードレイアウトを示す説明図である。新たに基板サイズフィールド及び日時フィールドが設けられている。基板サイズフィールドには、シリアル番号に対応付けて基板サイズが記憶されている。また日時フィールドには、シリアル番号に対応付けて日時が記憶されている。
ここで、電気料金の算出のため2つの例を示す。図43は第1例を示す説明図である。ライン1では、13時に基板小が処理され、その際の第2処理条件(ヒーター温度)は低であるものとする。その後14時に基板小が処理され、その際の第2処理条件は高に変更されたものとする。最後に15時に、基板中が処理され、その際の第2処理条件は低であるものとする。なお、第2ライン及び第3ラインも第1ラインと同じ条件とする。
図44は第2例を示す説明図である。ライン1では、13時に基板小が処理され、その際の第2処理条件は高であるものとする。その後14時に基板小が処理され、その際の第2処理条件は低に変更されたものとする。最後に15時に、基板中が処理され、その際の第2処理条件は低であるものとする。なお、第2ライン及び第3ラインも第1ラインと同じ条件とする。
最初に、第2処理条件の変更に伴う変更電力DB1511を参照しない場合の料金算出手順について説明する。図45は計算手法の相違を示す説明図である。最初に第1例について説明する。13時台は基板小100kWに電気料金20円を乗じて2,000円となる。14時は基板小100kWに電気料金60円を乗じて6,000円となる。15時は基板中150kWに電気料金20円を乗じて3,000円となる。1ライン当たりの合計は11,000円となる。そして3ライン存在するため、電気料金は合計33,000円となる。基板構成は第1例と第2例とで同じであるため、第2例の電気料金も合計33,000円となる。
続いて、第2処理条件の変更に伴う変更電力DB1511を利用した場合の料金算出手順について説明する。第1例の場合、13時は基板小100kWに電気料金20円を乗じて2,000円となる。14時は、基板小の100kWに、第2処理条件が低から高に変更されたことに伴う変更電力5kWを加算して105kWを求める。この105kWに電気料金60円を乗じて6,300円となる。15時は、基板中の150kWに、第2処理条件が高から低に変更されたことに伴う変更電力−5kWを加算して145kWを求める。この145kWに電気料金20円を乗じて2,900円となる。従って第1例の合計電気料金は28200円となる。
第2例の場合、13時は基板小100kWに電気料金20円を乗じて2,000円となる。14時は、基板小の100kWに、第2処理条件が高から低に変更されたことに伴う変更電力−5kWを加算して95kWを求める。この95kWに電気料金60円を乗じて5,700円となる。15時は、基板中の150kWに電気料金20円を乗じて3,000円となる。従って第2例の合計電気料金は32,100円となる。第2処理条件の変更を考慮することで、電気料金には3,900円の差分が生じたており、第2処理条件の変化を考慮することで適切な電気料金を算出可能となることが理解できる。
図46は電気料金の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、電気料金を電気料金DB1513から読み出す(ステップS461)。CPU11は、第2消費電力DB1514を参照し、基板サイズに応じた消費電力を読み出す(ステップS462)。CPU11は、生産計画DB1512を参照し、各時間帯の基板サイズ及び第2処理条件を読み出す(ステップS463)。
CPU11は、対象とする時間帯の第2処理条件が該時間帯よりも前の第2処理条件と比較して変化したか否かを判断する(ステップS464)。CPU11は、変化がないと判断した場合(ステップS464でNO)、処理をステップS465へ移行させる。CPU11は、基板サイズに応じた消費電力に時間帯に応じた料金を乗じて電気料金を算出する(ステップS465)。その後処理をステップS469へ移行させる。
CPU11は、第2処理条件に変化があったと判断した場合(ステップS464でYES)、補正処理を行うべく、処理をステップS466へ移行させる。CPU11は、第2処理条件の変化に応じた変更電力を変更電力DB1511から読み出す(ステップS466)。具体的にはCPU11は、変化前の第2処理条件及び変化後の第2処理条件に対応する変更電力を変更電力DB1511から読み出す。
CPU11は、基板サイズに応じた消費電力に、変更電力を加算する(ステップS467)。CPU11は、加算値に時間帯に応じた料金を乗じて電気料金を算出する(ステップS468)。CPU11は、その後処理をステップS469へ移行させる。CPU11は、全ての時間帯について電気料金を算出したか否かを判断する(ステップS469)。CPU11は、全ての時間帯について電気料金を算出していないと判断した場合(ステップS469でNO)、処理をステップS464に戻す。CPU11は、以上の処理を繰り返すことにより、各時間帯の電気料金を順次算出する。
CPU11は、全ての時間帯について電気料金を算出したと判断した場合(ステップS469でYES)、処理をステップS4610へ移行させる。CPU11は、全ての時間帯の電気料金の合計を算出する(ステップS4610)。これにより、第2処理条件の変化に応じて精度よく電気料金を算出することが可能となる。
本実施の形態7は以上の如きであり、その他は実施の形態1から6と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態8
図47は上述した形態のコンピュータ1の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、コンピュータ1は以下のように動作する。読み出し部471は、基板に部品が搭載される搭載基板の消費電力を、記憶部15から搭載基板毎に読み出す。取得部472は、搭載基板を処理する際の複数種の第1処理条件、及び、計測により得られた搭載基板の計測消費電力を、搭載基板毎に取得する。算出部473は、各搭載基板の読み出した消費電力、取得した複数種の第1製造条件及び計測消費電力の組み合わせに基づき、各第1処理条件に対応する消費電力を算出する。
本実施の形態8は以上の如きであり、その他は実施の形態1から7と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1から8を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
基板に部品が搭載された搭載基板の重量を搭載基板毎に複数取得し、
各搭載基板に搭載される各部品の部品数を取得し、
各搭載基板について取得した搭載基板の重量及び各部品の部品数の組み合わせに基づき、各部品の重量を算出する
処理を実行させるプログラム。
(付記2)
基板の体積を取得し、
基板の体積と重量との関係を記憶した記憶部を参照し、取得した体積に対応する基板の重量を決定し、
決定した基板の重量、取得した搭載基板の重量及び各部品の部品数の組み合わせに基づき、各部品の重量を算出する
処理を実行させる付記1に記載のプログラム。
(付記3)
搭載基板を処理するのに必要な消費電力を取得し、
各搭載基板について取得した消費電力、基板の重量、算出した部品の重量及び各部品の個数の組み合わせに基づき、基板及び各部品に要する消費電力を算出する
処理を実行させる付記1または2に記載のプログラム。
(付記4)
各部品に対する処理速度に基づき、部品を基板に搭載するのに要する処理時間を算出する
処理を実行させる付記1から3のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記5)
算出した処理時間、搭載基板を処理するのに必要な消費電力、及び待機電力に基づき、単位時間当たりの搭載基板の消費電力を算出する
処理を実行させる付記4に記載のプログラム。
(付記6)
算出した処理時間に基づき、単位時間当たりの処理数を算出し、
処理数に基づき待機時間及び非待機時間を算出し、
非待機時間に、搭載基板を処理するのに必要な消費電力と待機電力との合計値を乗じて第1乗算値を算出し、
待機時間に待機電力を乗じて第2乗算値を算出し、
第1乗算値に第2乗算値を加算した値に基づき、単位時間当たりの搭載基板の消費電力を算出する
処理を実行させる付記4に記載のプログラム。
(付記7)
コンピュータに、
基板に部品が搭載される搭載基板の消費電力を、記憶部から搭載基板毎に読み出し、
搭載基板を処理する際の複数種の第1処理条件、及び、計測により得られた搭載基板の計測消費電力を、搭載基板毎に取得し、
各搭載基板の読み出した消費電力、取得した複数種の第1製造条件及び計測消費電力の組み合わせに基づき、各第1処理条件に対応する消費電力を算出する
処理を実行させるプログラム。
(付記8)
消費電力の時間的変化を示す計測データ、及び、該計測データに基づき決定された基準消費電力を取得し、
前記計測データ及び基準消費電力に基づき、一の搭載基板を処理する際の第2処理条件と該一の搭載基板に続く他の搭載基板を処理する際の第2処理条件との条件変化に伴い変動する変動消費電力を算出し、
算出した変動消費電力と、前記他の搭載基板を処理した際の複数種の第1処理条件に対応する消費電力との差に基づき減算電力を算出する
処理を実行させる付記7に記載のプログラム。
(付記9)
減算電力に基づき得られる変更電力と前記条件変化とを関連付けて記憶する
処理を実行させる付記8に記載のプログラム。
(付記10)
搭載基板に対する処理を開始してから所定期間内の計測データを除いた計測データの中央値に基づき基準消費電力を決定し、
前記所定期間内の計測データから前記基準消費電力を減じた値の総和により、変動消費電力を算出する
付記8または9に記載のプログラム。
(付記11)
搭載基板の消費電力を、前記記憶部から取得し、
前記記憶部に記憶した時間帯毎の電気料金及び搭載基板の生産計画と、取得した消費電力とに基づき、該生産計画に対応する電気料金を算出する
処理を実行させる付記8から10のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記12)
前記生産計画に基づき、搭載基板に対する条件変化が存在するか否か判断し、
条件変化が存在すると判断した場合、該搭載基板の消費電力を、前記条件変化に関連付けられる変更電力により補正し、
補正後の消費電力に基づき、前記生産計画に対応する電気料金を算出する
処理を実行させる付記11に記載のプログラム。
(付記13)
基板に部品が搭載された搭載基板の重量を搭載基板毎に複数取得する第1取得部と、
各搭載基板に搭載される各部品の部品数を取得する第2取得部と、
各搭載基板について取得した搭載基板の重量及び各部品の部品数の組み合わせに基づき、各部品の重量を算出する算出部と
を備える情報処理装置。
(付記14)
基板に部品が搭載された搭載基板の重量を搭載基板毎に複数取得し、
各搭載基板に搭載される各部品の部品数を取得し、
各搭載基板について取得した搭載基板の重量及び各部品の部品数の組み合わせに基づき、各部品の重量を算出する
情報処理装置を用いた情報処理方法。
(付記15)
基板に部品が搭載される搭載基板の消費電力を、記憶部から搭載基板毎に読み出す読み出し部と、
搭載基板を処理する際の複数種の第1処理条件、及び、計測により得られた搭載基板の計測消費電力を、搭載基板毎に取得する取得部と、
各搭載基板の読み出した消費電力、取得した複数種の第1製造条件及び計測消費電力の組み合わせに基づき、各第1処理条件に対応する消費電力を算出する算出部と
を備える情報処理装置。
(付記16)
基板に部品が搭載される搭載基板の消費電力を、記憶部から搭載基板毎に読み出し、
搭載基板を処理する際の複数種の第1処理条件、及び、計測により得られた搭載基板の計測消費電力を、搭載基板毎に取得し、
各搭載基板の読み出した消費電力、取得した複数種の第1製造条件及び計測消費電力の組み合わせに基づき、各第1処理条件に対応する消費電力を算出する
情報処理装置を用いた情報処理方法。
1 コンピュータ
1A 可搬型記録媒体
1B 半導体メモリ
2 基板処理装置
10A 読み取り部
11 CPU
12 RAM
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
21 重量センサ
22 電力センサ
151 基板テーブル
152 搭載テーブル
153 重量DB
154 電力DB
155 部品処理時間テーブル
156 搭載基板処理時間DB
157 ファンDB
158 コンベアDB
159 消費電力DB
1510 減算電力DB
1511 変更電力DB
1512 生産計画DB
1513 電気料金DB
1514 第2消費電力DB
1550 第1処理条件DB
1560 計測DB
201 第1取得部
202 第2取得部
203、473 算出部
471 読み出し部
472 取得部
N 通信網

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    基板に部品が搭載された搭載基板の重量を異なる搭載基板毎に複数取得し、
    各搭載基板に搭載される各部品の部品数を取得し、
    各搭載基板について取得した搭載基板の重量及び各部品の部品数の組み合わせに基づき、各部品の重量を算出する
    処理を実行させるプログラム。
  2. 基板の体積を取得し、
    基板の体積と重量との関係を記憶した記憶部を参照し、取得した体積に対応する基板の重量を決定し、
    決定した基板の重量、取得した搭載基板の重量及び各部品の部品数の組み合わせに基づき、各部品の重量を算出する
    処理を実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 搭載基板を処理するのに必要な消費電力を取得し、
    各搭載基板について取得した消費電力、基板の重量、算出した部品の重量及び各部品の個数の組み合わせに基づき、基板及び各部品を基板処理装置が処理するのに要する消費電力を算出する
    処理を実行させる請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 基板に部品が搭載された搭載基板の重量を異なる搭載基板毎に複数取得する第1取得部と、
    各搭載基板に搭載される各部品の部品数を取得する第2取得部と、
    各搭載基板について取得した搭載基板の重量及び各部品の部品数の組み合わせに基づき、各部品の重量を算出する算出部と
    を備える情報処理装置。
  5. 基板に部品が搭載された搭載基板の重量を異なる搭載基板毎に複数取得し、
    各搭載基板に搭載される各部品の部品数を取得し、
    各搭載基板について取得した搭載基板の重量及び各部品の部品数の組み合わせに基づき、各部品の重量を算出する
    情報処理装置を用いた情報処理方法。
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