JP6707288B2 - 荷役機械 - Google Patents
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Description
これらの走行式荷役機械がレール上を走行するとき、走行路上の障害物を探知するため、カメラを用いて走行路を撮像し、その撮像画面を旋回台上の運転室にあるモニターで走行路の状態を確認するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
第2発明の荷役機械は、第1発明において、前記無線信号は、少なくとも撮像信号を含むことを特徴とする。
第3発明の荷役機械は、第1発明または第2発明のいずれかにおいて、前記漏洩同軸ケーブルが、前記旋回中心を中心とした略円形状となるように配置されていることを特徴とする。
第4発明の荷役機械は、第1発明または第2発明のいずれかにおいて、前記漏洩同軸ケーブルが、全ての内角の大きさが180°未満である多角形を形作るように配置され、該多角形の重心が、前記旋回中心と重なることを特徴とする。
第5発明の荷役機械は、第1発明から第4発明のいずれかにおいて、前記基部は、走行装置と、該走行装置の上方に設けられた支柱を含んで構成され、前記旋回部は、前記支柱に回転可能に支持された旋回フレームと、運転室と、前記荷役部とを含んで構成され、前記支柱の上部に前記基部側送受信手段が設けられ、前記旋回フレームの下部に前記旋回部側送受信手段が設けられていることを特徴とする。
さらに、漏洩同軸ケーブルの一方の端部と他方の端部との間に隙間が設けられていることにより、漏洩同軸ケーブルの長さを短くでき、コストを抑えることができる。
第3発明によれば、漏洩同軸ケーブルが旋回中心を中心とした略円形状となるように配置されていることにより、漏洩同軸ケーブルと送受信を行うアンテナとの距離を一定に保つことができ、通信状態をさらに良好に維持できる。
第4発明によれば、漏洩同軸ケーブルが、全ての内角の大きさが180°未満である多角形を形作るように配置され、該多角形の重心が、旋回中心と重なることにより、多角形の頂点で漏洩同軸ケーブルを固定するシンプルな構成を採用できるとともに、通信状態を良好に保つことができる。
第5発明によれば、基部に設けられている支柱の上部に基部側送受信手段が設けられ、旋回部に設けられている旋回フレームの下部に旋回部側送受信手段が設けられていることにより、走行装置を有する荷役機械であっても基部側送受信手段と旋回部側送受信手段との間の通信状態を良好に維持することができる。
本発明が適用される対象は、荷役機械の基部と該基部に旋回可能に支持された旋回部とを備え、かつ基部と旋回部との間で無線通信が必要とされる荷役機械であり、この条件を満たすものであれば、どのような荷役機械にも応用できる。したがって、走行できない固定式のあらゆる荷役機械にも適用できる。
図7において、Aは走行式ジブクレーン(走行部の支柱がパイプで形成されたタワー型ジブクレーン)であって、基部1と、基部1に旋回可能に支持された旋回部10を備えている。基部1には、その構成部材として門型の門型フレーム3の下面に左右一対の走行装置2が取付けられており、さらに門型フレーム3の上方には円筒状の支柱4が立設されている。支柱4の上部には、支柱4の外周に沿って点検足場5が設けられている。
旋回部10は、基部1の上部に旋回可能に支持された旋回フレーム11を備えている。この旋回フレーム11には、その前部に設けられた運転室12、ジブ13と旋回フレーム11の後部に設けられた巻上げ装置や電気品を収納した機械室14等が設けられ、ジブ13の先端からワイヤロープを介してフック(荷役部)が設けられている。特許請求の範囲に言う荷役部とは、ここにいうフックとか、アンローダのバケットなどが該当する。
前記した送情報確認手段と受情報確認手段と送信手段と受信手段と通信ケーブルと制御部とで監視装置が構成されている。
送信手段を構成する送信用アンテナは基部1の適所に取付けられ、受信手段を構成する受信用アンテナは旋回部10の適所に取付けられて、旋回部10の旋回中でも送・受信アンテナを介して撮像信号の無線交信が可能とされている。
4 支柱
10 旋回部
11 旋回フレーム
12 運転室
S 受信用アンテナ
R 漏洩同軸ケーブル
Claims (5)
- 荷役作業を行う荷役機械であって、
該荷役機械の基部と、
該基部に旋回可能に支持された旋回部と、
該旋回部に設けられた荷役部と、
前記基部に設置された基部側送受信手段と、
前記旋回部に設置された旋回部側送受信手段と、を備え、
前記基部側送受信手段または旋回部側送受信手段の少なくとも一方が、無線信号を送受信するための漏洩同軸ケーブルをアンテナとして備え、
前記漏洩同軸ケーブルは、前記旋回部の旋回中心を囲むように設けられており、
前記漏洩同軸ケーブルの、一方の端部と他方の端部との間に隙間が設けられている、
ことを特徴とする荷役機械。 - 前記無線信号は、少なくとも撮像信号を含む、
ことを特徴とする請求項1記載の荷役機械。 - 前記漏洩同軸ケーブルが、
前記旋回中心を中心とした略円形状となるように配置されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の荷役機械。 - 前記漏洩同軸ケーブルが、
全ての内角の大きさが180°未満である多角形を形作るように配置され、
該多角形の重心が、前記旋回中心と重なる、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の荷役機械。 - 前記基部は、走行装置と、該走行装置の上方に設けられた支柱を含んで構成され、
前記旋回部は、前記支柱に回転可能に支持された旋回フレームと、運転室と、前記荷役部とを含んで構成され、
前記支柱の上部に前記基部側送受信手段が設けられ、
前記旋回フレームの下部に前記旋回部側送受信手段が設けられている、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の荷役機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016177534A JP6707288B2 (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | 荷役機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016177534A JP6707288B2 (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | 荷役機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018043809A JP2018043809A (ja) | 2018-03-22 |
JP6707288B2 true JP6707288B2 (ja) | 2020-06-10 |
Family
ID=61692768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016177534A Active JP6707288B2 (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | 荷役機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (5)
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- 2016-09-12 JP JP2016177534A patent/JP6707288B2/ja active Active
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