JP6706737B2 - ズームレンズ系、撮像装置、カメラ - Google Patents
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Description
ここで、
fG1:第1レンズ群の焦点距離、
fG2:第2レンズ群の焦点距離、
である。
図1、図4、図7は、各々実施の形態1〜3に係るズームレンズ系のレンズ配置図であり、いずれも無限遠合焦状態にあるズームレンズ系を表している。
図1は、実施の形態1に係るズームレンズ系を表している。
図4は、実施の形態2に係るズームレンズ系を表している。
図7は、実施の形態3に係るズームレンズ系を表している。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1から3を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
以下、例えば実施の形態1から3に係るズームレンズ系が満足することが可能な条件を説明する。なお、実施の形態1から3に係るズームレンズ系に対して、複数の可能な条件が規定されるが、これら複数の条件すべてを満足するズームレンズ系の構成が最も効果的である。しかしながら、個別の条件を満足することにより、それぞれ対応する効果を奏するズームレンズ系を得ることも可能である。
ここで、
fG1:第1レンズ群の焦点距離、
fG2:第2レンズ群の焦点距離、
である。
また、例えば、ズームレンズ系は、以下の条件(2)を満足することが望ましい。
ここで、
LG2a:第2レンズ群内の空気間隔の中で最も広い値、
LG2 :第2レンズ群の光軸方向の厚み、
である。
また、例えば、第2レンズ群の一部が像ぶれ補正時に光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動するのが望ましい。
図10は、本実施の形態1に係るズームレンズ系を適用した撮像装置の概略構成を示す。なお、本実施の形態2及び3に係るズームレンズ系を撮像装置に適用することも可能である。
図11は、本実施の形態1に係るズームレンズ系を適用したカメラの概略構成を示す。なお、本実施の形態2及び3に係るズームレンズ系をカメラに適用することも可能である。
以下、実施の形態1〜3に係るズームレンズ系を具体的に実施した数値実施例を説明する。なお、各数値実施例において、表中の長さの単位はすべて「mm」であり、画角の単位はすべて「°」である。また、各数値実施例において、rは曲率半径、dは面間隔、ndはd線に対する屈折率、νdはd線に対するアッベ数である。また、各数値実施例において、*印を付した面は非球面であり、非球面形状は次式で定義している。
Z:光軸からの高さがhの非球面上の点から、非球面頂点の接平面までの距離、
h:光軸からの高さ、
r:頂点曲率半径、
κ:円錐定数、
An:n次の非球面係数
である。
実施例2 0.930mm
実施例3 0.820mm
撮影距離が∞で望遠端において、ズームレンズ系が所定の角度だけ傾いた場合の像偏心量は、像ぶれ補正レンズ群が光軸と垂直な方向に上記の各値だけ平行移動するときの像偏心量に等しい。
数値実施例1のズームレンズ系は、図1に示した実施の形態1に対応する。数値実施例1のズームレンズ系の面データを表1に、非球面データを表2に、無限遠合焦状態での各種データを表3A〜表3Dに示す。
数値実施例2のズームレンズ系は、図4に示した実施の形態2に対応する。数値実施例2のズームレンズ系の面データを表4に、非球面データを表5に、無限遠合焦状態での各種データを表6A〜表6Dに示す。
数値実施例3のズームレンズ系は、図7に示した実施の形態3に対応する。数値実施例3のズームレンズ系の面データを表7に、非球面データを表8に、無限遠合焦状態での各種データを表9A〜表9Dに示す。
以下、条件の対応値を表10に四捨五入により小数点以下第2位まで示す。
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
G6 第6レンズ群
L1 第1レンズ素子
L2 第2レンズ素子
L3 第3レンズ素子
L4 第4レンズ素子
L5 第5レンズ素子
L6 第6レンズ素子
L7 第7レンズ素子
L8 第8レンズ素子
L9 第9レンズ素子
L10 第10レンズ素子
L11 第11レンズ素子
L12 第12レンズ素子
L13 第13レンズ素子
L14 第14レンズ素子
L15 第15レンズ素子
L16 第16レンズ素子
L17 第17レンズ素子
L18 第18レンズ素子
L19 第19レンズ素子
L20 第20レンズ素子
L21 第21レンズ素子
A 開口絞り
P 平行平板
S 像面
100 撮像装置
101 ズームレンズ系
102 撮像素子
104 筐体
200 カメラ
201 カメラ本体
202 撮像素子
203 モニタ
204 カメラマウント部
205 ファインダ
300 交換レンズ装置
301 ズームレンズ系
302 鏡筒
304 レンズマウント部
Claims (8)
- 物体側から像側へと順に、
正のパワーを有する第1レンズ群と、
負のパワーを有する第2レンズ群と、
3つ、または4つのレンズ群からなる後続レンズ群と、
からなり、
前記後続レンズ群は、最も像側から物体側へと順に、
負のパワーを有するレンズ群と、
負のパワーを有するレンズ群と、
を有し、
隣接する各レンズ群の間隔が変化するズーミング動作時には、
前記第1レンズ群は光軸に沿って移動し、
前記第2レンズ群は前記光軸に沿って移動せず、
前記第2レンズ群は開口絞りを有し、
下記の条件(1)を満足し、
−9.0 ≦ fG1/fG2 ≦ −2.0 ・・・(1)
ここで、
fG1:第1レンズ群の焦点距離、
fG2:第2レンズ群の焦点距離、
である、ズームレンズ系。 - 以下の条件(2)を満足し、
0.4 ≦ LG2a/LG2 ≦ 0.9 ・・・(2)
ここで、
LG2a:第2レンズ群内の空気間隔の中で最も広い値、
LG2 :第2レンズ群の光軸方向の厚み、
である、請求項1に記載のズームレンズ系。 - 前記第2レンズ群の一部のレンズ素子が像ぶれ補正時に前記光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動する、
請求項1に記載のズームレンズ系。 - 前記第1レンズ群が3枚の単レンズからなる、
請求項1に記載のズームレンズ系。 - 前記後続レンズ群が、
正のパワーを有する第3レンズ群と、
負のパワーを有する第4レンズ群と、
負のパワーを有する第5レンズ群と、
からなる、請求項1に記載のズームレンズ系。 - 前記後続レンズ群が、
正のパワーを有する第3レンズ群と、
正のパワーを有する第4レンズ群と、
負のパワーを有する第5レンズ群と、
負のパワーを有する第6レンズ群と、
からなる、請求項1に記載のズームレンズ系。 - 物体の光学的な像を形成するズームレンズ系と、
前記ズームレンズ系により形成された光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と、
を備え、
前記ズームレンズ系が、物体側から像側へと順に、
正のパワーを有する第1レンズ群と、
負のパワーを有する第2レンズ群と、
3つ、または4つのレンズ群からなる後続レンズ群と、
からなり、
前記後続レンズ群は、最も像側から物体側へと順に、
負のパワーを有するレンズ群と、
負のパワーを有するレンズ群と、
を有し、
隣接する各レンズ群の間隔が変化するズーミング動作時には、
前記第1レンズ群は光軸に沿って移動し、
前記第2レンズ群は前記光軸に沿って移動せず、
前記第2レンズ群は開口絞りを有し、
下記の条件(1)を満足し、
−9.0 ≦ fG1/fG2 ≦ −2.0 ・・・(1)
ここで、
fG1:第1レンズ群の焦点距離、
fG2:第2レンズ群の焦点距離、
である、撮像装置。 - 物体の光学的な像を形成するズームレンズ系と、
前記ズームレンズ系により形成された光学的な像を電気的な画像信号に変換する撮像素子と、
を備え、
前記ズームレンズ系が、物体側から像側へと順に、
正のパワーを有する第1レンズ群と、
負のパワーを有する第2レンズ群と、
3つ、または4つのレンズ群からなる後続レンズ群と、からなり、
前記後続レンズ群は、最も像側から物体側へと順に、
負のパワーを有するレンズ群と、
負のパワーを有するレンズ群と、
を有し、
隣接する各レンズ群の間隔が変化するズーミング動作時には、
前記第1レンズ群は光軸に沿って移動し、
前記第2レンズ群は前記光軸に沿って移動せず、
前記第2レンズ群は開口絞りを有し、
下記の条件(1)を満足し、
−9.0 ≦ fG1/fG2 ≦ −2.0 ・・・(1)
ここで、
fG1:第1レンズ群の焦点距離、
fG2:第2レンズ群の焦点距離、
であり、
前記撮像素子により変換された前記画像信号の表示及び記憶の少なくとも一方を行う、カメラ。
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