JP6706163B2 - 点検窓ユニット及びポンプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は点検窓ユニット及びポンプ装置に関する。
排水機場に設置されたポンプ設備は設置後30年以上経過し、整備・更新時期に差し掛かっている。そのために要するコストを抑制しながら最適な整備・更新を行なうために、事前の精度の高い点検と診断が必要になっている。
国土交通省による河川ポンプ設備の点検・整備・更新マニュアル(案)の維持管理の項には、以下のように記載されている。
排水機場のポンプ設備は、大雨等の自然現象に対応して必要なときに確実に始動でき、かつ必要な時間中故障なく十分な排水機能が発揮できなければならない。日常はほとんど運転されないため稼働時間は少ないが、一旦出水となると連続運転が要求され、また、運転時は高温多湿、気圧低下があり、非出水期は低温下での長期休止となるなど、通常の常用系設備とは異なった環境下にある。
一方、揚水機場のポンプ設備は、一旦稼働期に入ると確実に連続運転できることが要求され、設備を機能させながらの点検・整備の実施が求められるなどの特性を持っている。さらに、河川ポンプ設備共通のものとして、設備が多くの装置・機器等で構成されていて、一つが故障しても排水機能に何らかの影響を及ぼし、場合によっては機能停止という事態を招くことになるため、システム全体として確実に機能することが求められる。
そのため、精度の高い点検作業が容易に行なえ、整備・更新等の保全がしやすい点検用の機器が求められている。
特許文献1には、以下のように記載されている。
立軸ポンプを引き上げずに、据え付けた状態で内部点検を行う方法として、ファイバースコープやカメラなどの撮影装置を、吊下管の上端に接続される吐出曲管に設置された点検口(ハンドホール)から挿入して、内部を観察する方法がある。この方法であれば、安価で且つ容易に内部点検を行うことが可能である。しかしながら、この方法では、所望の観察対象位置(例えば、摩耗や腐食が発生している位置)まで撮影装置を到達させることが困難であり、観察が十分に行えないことがあった。また、従来は、得られた画像と作業者の経験とから、観察している位置や撮影装置が向いている方向を判断していたが、このような方法では、観察位置の正確な特定は困難であった。
このような背景の下で特許文献1には、立軸ポンプの内部状況を容易且つ正確に点検することができ、且つ、コスト面でも有利な立軸ポンプの点検装置を提供することを目的とする立軸ポンプの点検装置が提案されている。
当該立軸ポンプの点検装置は、ポンプケーシング内に水平に配置されるレールと、前記レールの一端部に取り付けられ、前記ポンプケーシングに設けられた点検口に前記レールを固定するための点検口固定具と、前記レールの他端部に取り付けられ、前記ポンプケーシングの内面に前記レールを固定するための内面固定具と、前記レール上を水平方向に移動可能な点検ユニットと、を備え、前記点検ユニットは、前記ポンプケーシング内部の画像を撮影する撮影装置を含み、前記撮影装置は、前記ポンプケーシング内を上下方向に移動可能に構成されている。
特開2015−96707号公報
しかし、特許文献1に記載された立軸ポンプの点検装置によれば、非常に重量のある点検口の蓋体を取り外してポンプケーシングから離脱させ、さらに撮影装置を含む点検ユニットを移動可能に支持するレールを水平姿勢に配置するために、点検口の近傍に点検口固定具と内面固定具を取り付ける必要があり、非常に煩雑で労力を要する作業を伴うという問題があった。
また、点検口の蓋体と蓋体の取付座の間にはシートパッキンが配されているが、蓋体を取り外したときに蓋体または取付座にシートパッキンがこびり付いているため、こびり付いたシートパッキンを除去するための煩雑な作業も伴っていた。
本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、ポンプの点検作業の簡便性を一層向上させることができる点検窓ユニット及びポンプ装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による点検窓ユニットの第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、回転軸と前記回転軸に取り付けられた羽根車とが収容されたポンプケーシングの一部である窓枠体に形成された開口部に設けられる点検窓ユニットであって、前記窓枠体と、前記開口部を覆う窓本体とを備え、前記窓本体は所定部が支持された状態で前記窓枠体に対して前記開口部を覆う閉塞姿勢と前記開口部を開放する開放姿勢との間で開閉可能に構成されており、前記窓本体に前記ポンプケーシングの内部を点検する点検装置を支持する取付具が設けられている点にある。
ポンプケーシングの一部である窓枠体の所定部に窓本体が開閉可能に支持されている。従って、重量物である窓本体が窓枠体から自重で離脱することがなく、窓本体を支えるための労力の低減を図ることができ作業性も著しく向上するようになる。また、窓本体に備えた取付具に点検装置を支持することにより、点検装置を簡便に固定できるようになり、点検作業及びその準備作業が非常に簡便に行なえるようになる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、回転軸と前記回転軸に取り付けられた羽根車とが収容されたポンプケーシングの周壁に形成された開口部に設けられる点検窓ユニットであって、前記開口部の周部に形成された窓枠体と、前記開口部を覆う窓本体とを備え、前記窓本体は所定部が支持された状態で前記窓枠体に対して前記開口部を覆う閉塞姿勢と前記開口部を開放する開放姿勢との間で開閉可能に構成されており、前記窓本体に前記ポンプケーシングの内部を点検する点検装置を支持する取付具が設けられている点にある。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特徴構成に加えて、前記取付具に支持される点検装置が測定器のケーブルを支持するケーブル支持竿または流量計の何れかである点にある。
窓本体に備えた取付具にケーブル支持竿を取り付けることにより、ケーブル支持竿を介してケーブルを支持することができ、当該ケーブルに接続された例えば内視鏡のような測定器を精度よく位置決めして安定支持することができ、窓本体に備えた取付具に流量計を取り付けて窓本体を閉塞すれば、ポンプケーシングに流れる流体の流量を安定的に計測できるようになる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、回転軸と前記回転軸に取り付けられた羽根車とが収容されたポンプケーシングの一部である窓枠体に形成された開口部に設けられる点検窓ユニットであって、前記窓枠体と、前記開口部を覆う窓本体とを備え、前記窓本体は所定部が支持された状態で前記窓枠体に対して開閉可能に構成されており、前記開口部を覆う閉塞姿勢と前記開口部を開放する開放姿勢との間で、前記窓本体を第1軸心周りに回動可能に支持する第1回動機構と、前記第1軸心と交差する第2軸心周りに回動して、前記窓本体を点検姿勢に姿勢変更する第2回動機構を備えてい点にある。
窓枠体に対して窓本体を第1軸心周りに回動させることにより、開口部を開放し或いは閉塞することができ、重量のある開口部であっても容易に開閉操作できるようになる。さらに、第1回動機構により第1軸心周りに窓本体を回動させることにより開口部が開放され、次に第2回動機構により第1軸心と交差する第2軸心周りに窓本体を回動させることにより、窓本体の取付具に測定器を取り付けてその状態で測定することが可能になり、或いは窓本体の一方の面に備えた取付具に測定器を取り付けた後に第2軸心周りに窓本体を180°回動させて再び窓本体を閉塞することも可能になる。つまり測定のための機器の取付作業が簡便迅速に行なえるようになる。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、回転軸と前記回転軸に取り付けられた羽根車とが収容されたポンプケーシングの周壁に形成された開口部に設けられる点検窓ユニットであって、前記開口部の周部に形成された窓枠体と、前記開口部を覆う窓本体とを備え、前記窓本体は所定部が支持された状態で前記窓枠体に対して開閉可能に構成されており、前記開口部を覆う閉塞姿勢と前記開口部を開放する開放姿勢との間で前記窓本体を第1軸心周りに回動可能に支持する第1回動機構と前記第1軸心と交差する第2軸心周りに回動して、前記窓本体を点検姿勢に姿勢変更する第2回動機構を備えている点にある。
窓枠体に対して窓本体を第1軸心周りに回動させることにより、開口部を開放し或いは閉塞することができ、重量のある開口部であっても容易に開閉操作できるようになる。さらに、第1回動機構により第1軸心周りに窓本体を回動させることにより開口部が開放され、次に第2回動機構により第1軸心と交差する第2軸心周りに窓本体を回動させることにより、窓本体の取付具に測定器を取り付けてその状態で測定することが可能になり、或いは窓本体の一方の面に備えた取付具に測定器を取り付けた後に第2軸心周りに窓本体を180°回動させて再び窓本体を閉塞することも可能になる。つまり測定のための機器の取付作業が簡便迅速に行なえるようになる。
同第の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第四または第五の特徴構成に加えて、前記第2回動機構により姿勢変更された前記点検姿勢に前記窓本体を固定する固定機構を備えている点にある。
第2回動機構により姿勢変更された前記点検姿勢で窓本体が動かないように固定機構で固定されるので、取付具に取り付けた測定器の測定姿勢が維持され、その結果、正確に測定できるようになる。
同第の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第四から第六の何れかの特徴構成に加えて、前記ポンプケーシングに装着した状態で、前記第1軸心が略鉛直姿勢となり前記第2軸心が略水平姿勢となる点にある。
窓本体が略水平姿勢の第1軸心周りに回動する場合には、作業員が重量のある窓本体を上方または下方に支持しながら開閉する必要があるが、窓本体が略鉛直姿勢の第1軸心周りに回動するため、それほどの大きな力が無くとも容易に開閉操作することができ、取付具に測定器を取り付けるために、大きな力を要することなくその状態で略水平姿勢の第2軸心周りに窓本体を回動させることができ、例えば表裏反転させるような回動操作も極めて容易に行なえるようになる。
同第の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第一から第の何れかの特徴構成に加えて、前記窓本体は、前記閉塞姿勢で前記ポンプケーシング内部を目視可能な透光性部材を備えている点にある。
窓本体に透光性部材を備えることにより、窓本体が閉塞されてポンプが通常の稼働状態にあるときに、内部の流体の流れを目視確認でき、また内部に流体が流れていないことを目視確認して窓本体を開放することができる。
同第の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第の特徴構成に加えて、前記窓枠体は前記開口部の径に応じて複数準備され、共通の窓本体が前記窓枠体に対して開閉可能に構成されている点にある。
ポンプケーシングの開口部の径が様々である場合には、窓枠体を開口部の径に応じて複数準備しておけばよく、共通の窓本体を窓枠体に対して開閉可能に構成することで、窓本体という部品の共通化により点検窓ユニットを安価に構成することができる。
同第の特徴構成は、同請求項10に記載した通り、上述の第二から第の何れかの特徴構成に加えて、前記窓枠体は前記ポンプケーシングの開口部にアタッチメントを介して取り付け可能に構成されている点にある。
窓枠体をポンプケーシングの開口部にアタッチメントを介して取り付けることにより、開口部への窓枠体の取付仕様、例えばボルト締結穴の位置等が異なるポンプケーシングであっても、点検窓ユニットを共通化して安価に構成することができる。
同第十一の特徴構成は、同請求項11に記載した通り、上述の第の特徴構成に加えて、前記アタッチメントは前記開口部の径に応じて複数準備され、共通の窓枠体が前記アタッチメントに着脱可能に構成されている点にある。
開口部の径が様々に異なる場合であっても開口部の径に応じたアタッチメントを介して点検窓ユニットを取り付けることができ、点検窓ユニットを共通化して安価に構成することができる。
同第十二の特徴構成は、同請求項12に記載した通り、上述の第一から第十一の何れかの特徴構成に加えて、前記窓枠体と窓本体とはシールリングを挟んで着脱自在にボルト固定されている点にある。
シールリングにより十分な水密性を確保することができ、窓本体が開放された場合でも、シートパッキンのように蓋体または取付座にこびり付くことがなく、長期間の繰返し使用に耐えることができる。
本発明によるポンプ装置の第一の特徴構成は、同請求項13に記載した通り、羽根車ケーシングと、前記羽根車ケーシングに接続された揚水管と、前記揚水管に接続された曲管とを備えたポンプケーシングと、前記羽根車ケーシングに収容された羽根車とを備え、前記揚水管、または前記曲管に形成された開口部に上述した第一から第十三の何れかの特徴構成を備えた点検窓ユニットが装着された点にある。
上述の構成によれば、非常に簡便に点検作業が行なえるポンプが実現できる。
以上説明した通り、本発明によれば、ポンプの点検作業の簡便性を一層向上させることができる点検窓ユニット及びポンプ装置を提供することができるようになった。
立軸斜流ポンプの説明図 立軸斜流ポンプのポンプケーシングに設けられた点検窓の説明図 (a)は平面視の点検窓ユニットの説明図、(b)は側面視の点検窓ユニットの説明図、(c)は蓋本体が第1軸心P1周りに回動して開放され、さらに第2軸心P2周りに回動した状態を示す説明図 (a)は窓本体が第1軸心周りに回動した点検窓ユニットの説明図、(b)は窓本体が第2軸心周りに回動した点検窓ユニットの説明図 点検装置を支持する取付具の説明図 点検装置による点検状態を示す立軸斜流ポンプの説明図 (a),(b)は点検装置及び取付具の別実施形態を示す説明図
以下、立軸斜流ポンプ装置を例に本発明による点検窓ユニット及びポンプ装置を説明する。尚、本発明によるポンプ装置は立軸斜流ポンプ装置に限るものではなく、立軸軸流ポンプ装置等の縦軸ポンプ装置に好適に用いられ、さらに縦軸ポンプ装置以外の他の種類のポンプ装置にも用いることができる。
図1には、立軸斜流ポンプ装置P(以下、「ポンプP」と記す。)が示されている。ポンプPは、下端部に羽根車3が取り付けられた主軸2が、鉛直姿勢の揚水管6に複数の軸受1を介して回転可能に支持され、揚水管6の先端に羽根車3を収容する吐出しボウル4が接続され、さらに吐出しボウル4の先端に吸込ベル5が接続されて構成されている。
揚水管6の上端側には、主軸2が水密かつ回転自在に貫通される吐出曲管7が接続され、主軸2はカップリング8を介して駆動機11の出力軸に接続されている。
羽根車3側の軸受1の下方にメカニカルシールやグランドパッキンを用いた下部軸封装置9が設けられ、主軸2の上方の吐出曲管7との接合部にはラビリンスシール等を用いた上部軸封装置12が設けられている。
主軸2は、軸封装置9,10で被覆されるとともに各軸受1が水密に連結された保護管13で被覆され、軸受1は保護管13に供給された冷却水により冷却されるように構成されている。
主軸2が本発明の回転軸となり、吐出しボウル4が羽根車ケーシングとなり、吐出しボウル4と揚水管6と吐出曲管7がポンプケーシングとなり、何れも鋳鉄製である。
当該ポンプ装置Pに対して最適な整備・更新を行なうために必要となる事前の精度の高い点検と診断が容易に行なえるように、点検窓ユニットが設けられている。
図2及び図3(a),(b),(c)に示すように、点検窓ユニット20は、ポンプケーシングの周壁に形成された開口部12に装着されている。
点検窓ユニット20は、アルミニウム合金や鋼材等の金属を用いて成形された窓枠体21と窓本体22とで構成され、ポンプケーシングの一部である吐出曲管7の周壁に形成された開口部12、詳述すると開口部12の周部に形成されたフランジ部7Aに環状の窓枠体21が着脱自在に複数本のボルトB1で締付固定されている。
窓本体22は、窓枠体21に対して第1軸心P1周りに回動可能な第1回動機構24、及び、第1軸心P1と交差する第2軸心P2周りに回動可能な第2回動機構26を介して窓枠体21に支持されている。
窓本体22は、環状の窓枠22Aと、窓枠22Aの内側に嵌め込まれた透光性部材であるアクリル樹脂製の窓板22Bとで構成され、窓枠体21の内側に形成された凹部21Aに配設したシールリング25を挟んで、窓枠22Aに複数本のボルトB2で着脱自在に締付固定されることにより開口部12が水密に閉塞される。
シールリングとは、好適にはOリングのような弾性部材をいう。従来はシートパッキンを用いていたが、シートパッキンでは口径、形状に応じたオーダーメイドが必要になるためコスト高になる。その上、長時間の使用によりパッキン自体がへたったり、ケーシングに張り付いたりするため、都度の取り換えが必要になる。一方、Oリングのようなシールリングではそのような問題もなく長期間にわたって繰返し使用できる点で優れている。
窓板22Bが透光性部材で構成されているため、開口部12が閉塞された状態でポンプケーシング内部が目視可能になり、窓本体22が閉塞されてポンプ装置Pが通常の稼働状態にあるときに、内部の流体の流れを目視確認でき、また内部に流体が流れていないことを目視確認して窓本体22を開放することができるようになる。
第1回動機構24は、第1回動軸24Aと、窓枠体21に溶着固定され第1回動軸24Aを両端で支持する一対の支持部24Bで構成されている。
第2回動機構26は、第1回動軸24Aの長手方向中心部に形成された貫通孔に貫通され、先端が環状の窓枠22Aの側周面に向けて締付固定されたボルト26Aと、スペーサ26Bとで構成されている。ボルト26Aが第2回動軸となり、第1回動軸とは直交するように配置されている。
分解することなくポンプ装置Pの内部を点検するために、上述の点検窓ユニット20を介して例えば内視鏡が挿入され、或いはポンプ装置Pを流れる流体の流量を計測する流量計が設置される。
図4(a)に示すように、ポンプケーシングに取り付けられた点検窓ユニット20に対して、全てのボルトB2を取り外して、窓本体22を第1回動機構24の第1回動軸心P1周りに回動させることにより開口部12を開放する開放姿勢となる。このとき、第1回動軸心P1は略鉛直姿勢となり、作業者はそれほどの大きな力を要することなく容易に開閉操作することができる。
図4(b)に示すように、さらに、窓本体22の裏面が上を向くように、窓本体22を第2回動軸心P2周りに略90°回動させ、その状態で窓本体22を第1回動軸心P1周りに回動させて、窓本体22が窓枠体21に接触した検査姿勢に姿勢変更させる。このとき、第2回動軸心P2は第1回動軸心P1と直交し略水平姿勢となる。この点検姿勢に窓本体22を固定する固定機構27を備えていることが好ましく、点検姿勢で窓本体22が動かないように固定されるので、以下に説明する取付具28に取り付けた測定器の測定姿勢が維持され、その結果、正確に測定できるようになる。
本実施形態では、第1回動軸24Aに形成された貫通孔に挿通された第2回動軸であるボルト26Aの回動を阻止する固定ピン27Aと、第1回動軸24A及びボルト26Aに形成されたピン挿通孔27Bにより固定機構27が構成されている。
図4(b),図5及び図6に示すように、窓本体22の内側面には、ポンプケーシングの内部を点検する点検装置を支持する取付具28が設けられている。取付具28は、径方向に沿って窓枠22Aの内側に、その内側面から立ち上がるように設置された支持金具28Aと、支持金具28Aに設けられた固定用ベルト28Bとで構成されている。固定用ベルト28Bの先端部には面ファスナー28Cが設けられ、点検装置を固定用ベルト28Bで囲繞して面ファスナーで固定するように構成されている。
測定器である内視鏡30のケーブル31を支持するケーブル支持竿32が取付具28に取り付けられる点検装置となる。窓本体22を開放姿勢に操作して、ポンプケーシングの開口部から内視鏡30を挿入して、ケーブル31を繰り出し、揚水管を遡って羽根車や下部軸封装置の外観を目視検査する必要がある。その場合に、検査位置の調整のためにケーブル31の繰り出し位置及び繰り出し量を調整する必要がある。
そこで、固定用ベルト28Bでケーブル支持竿32を固定するように構成されている。固定用ベルト28Bで固定されたケーブル支持竿32のポンプケーシング内への挿入の程度を調整し、或いはケーブル支持竿32の左右位置を調整することにより、ケーブル31の先端の内視鏡30の位置を調整することができるように構成されている。
例えば、窓枠22Aの内側に支持された支持金具28Aが窓枠22Aに対して移動可能に取り付けられることにより、精度よく位置を調整することができる。固定用ベルト28Bでケーブル支持竿32を緩めに固定しておき、窓枠22Aに対してケーブル支持竿32の姿勢を手動で調整することにより、ケーブル31の先端の内視鏡30の位置を調整することも可能になる。
窓本体22に備えた取付具28にケーブル支持竿32を取り付けることにより、ケーブル支持竿32を介してケーブルを支持することができ、当該ケーブルに接続された例えば内視鏡30のような測定器を精度よく位置決めして安定支持することができ、窓本体22に備えた取付具28に流量計を取り付けて窓本体22を閉塞すれば、ポンプケーシングに流れる流体の流量を安定的に計測できるようになる。
取付具28に点検装置として流量計を取り付ける場合には、予め取付具28にボルト挿通孔を形成しておき、流量計を取付具28にボルト固定することができる。流量計を取り付けた後に再度窓本体22を閉塞してボルトB2で締付固定することにより、必要な場合にのみポンプケーシング内に流量計を配置して計測することができる。
尚、取付具28の具体的な形態は限定されるものではなく、少なくとも窓本体22にケーブル支持竿等の点検装置が固定できるように配置されていればよい。
取付具28が窓本体22の裏面に設けられ、通常はポンプケーシング内に位置するように構成された例を説明したが、取付具28が窓本体22の表面に設けられていてもよい。
窓本体22を窓枠体21に対して表裏何れの側でもボルト固定できるように構成しておけば、例えば事前に窓本体22の表面に流量計を取り付けておき、窓本体22のボルトを外して第1回動軸P1周りに回動させて窓本体を開放し、続いて第2回動軸P2周りに窓本体22の表裏を反転させた後に、第1回動軸P1周りに逆方向に回動させて窓本体22を閉塞し、再度ボルト固定することも可能である。
上述した実施形態では、点検装置となるケーブル支持竿32を取付具28により支持する構造を説明したが、点検装置と取付具が一体に構成されていてもよい。
図7(a),(b)に示すように、例えば、点検装置となるケーブル支持竿32にテレスコピック構造を採用し、窓本体22を閉塞する際にはケーブル支持竿32を収縮させ、点検時にはケーブル支持竿32を主軸2に向って伸長させるように構成してもよい。
測定器である内視鏡30のケーブル31をケーブル支持竿32に挿通した状態でケーブル支持竿32を主軸2に向って伸長させることにより、平面視で開口部12から奥行き方向の任意の位置に内視鏡30を移動させることができる。また、ケーブル支持竿32を窓本体22に回転自在に取り付けると、平面視で開口部12から左右の幅方向の任意の位置に内視鏡30を移動させることができる。テレスコピック構造を採用することにより、点検窓に常時取り付けておくことができるため、ケーブル支持竿32を点検都度取付や着脱の手間が省け、例えば点検頻度が多いポンプ等では好適に機能する。
上述した実施形態では、窓枠体21がポンプケーシングの開口部12に直接に取り付け可能に構成された例を説明したが、窓枠体21を開口部12の径に応じて複数準備(例えば、三重、四重)することで、目的・用途に適う開閉ができる。
例えば、本実施形態では、ポンプケーシングの大径の開口部12に対応する第1の窓枠体21を取り付け、さらに第1の窓枠体21にそれよりも小径の第2の窓枠体21を取り付ける二重構造を採用している。
主軸2の嵌め合いを確認する場合を想定すると、作業者が吐出曲管の中に入り込んで作業する必要があるため比較的大きな径の開口部が必要となるが、点検作業目的で設ける径では充分ではない。一方、窓本体22の径を単純に大きくすると点検作業の作業性が失われる。なおかつ、点検作業の頻度は嵌め合いを確認するような頻度と比べて圧倒的に多い。このような場合に二重構造を採用すると、第1の窓枠体21を外して作業者が吐出曲管の中に入り込むような作業と、内視鏡を挿入して点検する場合には第2の窓枠体21に取り付けられた窓本体22を開放することで、内視鏡30のような測定器を用いて精度の高い点検作業のように、目的や頻度が異なる作業の作業性を両立することができる。以上は窓枠体21を二重に重ねる構造を例示したが、二重以上に重ねる態様であってもよい。例えば、窓枠体21を三重に重ねる等、より小径の窓枠体21を他の用途のために設けるような場合も本発明は含むものである。
また、開口部12の径が異なる様々なポンプケーシングに点検窓ユニット20を取り付ける場合に備えて、窓枠体21を開口部12の径に応じて複数準備しておき、共通の窓本体22が各窓枠体21に対して開閉可能に取り付けられるように構成しておくことで、窓本体22という部品の共通化により点検窓ユニット20を安価に構成することができる。
さらに、窓枠体をポンプケーシングの開口部12に環状のアタッチメントを介して取り付けるように構成しておけば、開口部12への窓枠体21の取付仕様、例えばボルト締結穴の位置等が異なるポンプケーシングであっても、その差異をアタッチメントで吸収できるようになり、点検窓ユニット20の共通化による低廉化を促進することができる。
この場合、タッチメントは開口部12の径に応じて予め複数準備され、共通の窓枠体21がアタッチメントに着脱可能に構成されていればよい。尚、アタッチメントへの窓枠体21の取付は上述の実施形態と同様にボルト締結による。
ポンプケーシングの開口部12に形成されたフランジ部に窓枠体21としての機能を持たせてもよい。つまり、ポンプケーシングの開口部12に窓枠体21が一体に形成され、当該窓枠体21に開口部12を覆う窓本体22を開閉可能に取り付けるように構成されていてもよい。このように構成すれば、窓枠体21に開口部12を覆う窓本体22を取り付けるだけでよく、設置作業の軽減が可能になる。
以上の説明は、本発明の一実施形態であり、各記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的な形状、材料、大きさ等は本発明の作用効果が奏される範囲で適宜変更設計可能である。
2:主軸
3:羽根車
4:吐出しボウル(ポンプケーシング)
6:揚水管(ポンプケーシング)
7:吐出曲管(ポンプケーシング)
12:開口部
20:点検窓ユニット
21:窓枠体
22:窓本体
24:第1回動機構
26:第2回動機構
28:取付具
30:内視鏡(測定器)
31:ケーブル
32:ケーブル支持竿(点検装置)
P:ポンプ装置
P1:第1回動軸心
P2:第2回動軸心

Claims (13)

  1. 回転軸と前記回転軸に取り付けられた羽根車とが収容されたポンプケーシングの一部である窓枠体に形成された開口部に設けられる点検窓ユニットであって、
    前記窓枠体と、前記開口部を覆う窓本体とを備え、前記窓本体は所定部が支持された状態で前記窓枠体に対して前記開口部を覆う閉塞姿勢と前記開口部を開放する開放姿勢との間で開閉可能に構成されており、
    前記窓本体に前記ポンプケーシングの内部を点検する点検装置を支持する取付具が設けられている点検窓ユニット。
  2. 回転軸と前記回転軸に取り付けられた羽根車とが収容されたポンプケーシングの周壁に形成された開口部に設けられる点検窓ユニットであって、
    前記開口部の周部に形成された窓枠体と、前記開口部を覆う窓本体とを備え、前記窓本体は所定部が支持された状態で前記窓枠体に対して前記開口部を覆う閉塞姿勢と前記開口部を開放する開放姿勢との間で開閉可能に構成されており、
    前記窓本体に前記ポンプケーシングの内部を点検する点検装置を支持する取付具が設けられている点検窓ユニット。
  3. 前記取付具に支持される点検装置が測定器のケーブルを支持するケーブル支持竿または流量計の何れかである請求項1または2記載の点検窓ユニット。
  4. 回転軸と前記回転軸に取り付けられた羽根車とが収容されたポンプケーシングの一部である窓枠体に形成された開口部に設けられる点検窓ユニットであって、
    前記窓枠体と、前記開口部を覆う窓本体とを備え、前記窓本体は所定部が支持された状態で前記窓枠体に対して開閉可能に構成されており、
    前記開口部を覆う閉塞姿勢と前記開口部を開放する開放姿勢との間で、前記窓本体を第1軸心周りに回動可能に支持する第1回動機構と、前記第1軸心と交差する第2軸心周りに回動して、前記窓本体を点検姿勢に姿勢変更する第2回動機構を備えている点検窓ユニット。
  5. 回転軸と前記回転軸に取り付けられた羽根車とが収容されたポンプケーシングの周壁に形成された開口部に設けられる点検窓ユニットであって、
    前記開口部の周部に形成された窓枠体と、前記開口部を覆う窓本体とを備え、前記窓本体は所定部が支持された状態で前記窓枠体に対して開閉可能に構成されており、
    前記開口部を覆う閉塞姿勢と前記開口部を開放する開放姿勢との間で前記窓本体を第1軸心周りに回動可能に支持する第1回動機構と前記第1軸心と交差する第2軸心周りに回動して、前記窓本体を点検姿勢に姿勢変更する第2回動機構を備えている点検窓ユニット。
  6. 前記第2回動機構により姿勢変更された前記点検姿勢に前記窓本体を固定する固定機構を備えている請求項4または5記載の点検窓ユニット。
  7. 前記ポンプケーシングに装着した状態で、前記第1軸心が略鉛直姿勢となり前記第2軸心が略水平姿勢となる請求項4から6の何れかに記載の点検窓ユニット。
  8. 前記窓本体は、前記閉塞姿勢で前記ポンプケーシング内部を目視可能な透光性部材を備えている請求項1からの何れかに記載の点検窓ユニット。
  9. 前記窓枠体は前記開口部の径に応じて複数準備され、共通の窓本体が前記窓枠体に対して開閉可能に構成されている請求項記載の点検窓ユニット。
  10. 前記窓枠体は前記ポンプケーシングの開口部にアタッチメントを介して取り付け可能に構成されている請求項2または5記載の点検窓ユニット。
  11. 前記アタッチメントは前記開口部の径に応じて複数準備され、共通の窓枠体が前記アタッチメントに着脱可能に構成されている請求項10記載の点検窓ユニット。
  12. 前記窓枠体と窓本体とはシールリングを挟んで着脱自在にボルト固定されている請求項1から11の何れかに記載の点検窓ユニット。
  13. 羽根車ケーシングと、前記羽根車ケーシングに接続された揚水管と、前記揚水管に接続された曲管とを備えたポンプケーシングと、前記羽根車ケーシングに収容された羽根車とを備え、前記揚水管、または前記曲管に形成された開口部に請求項1から12の何れかに記載の点検窓ユニットが装着されたポンプ装置。
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