JP6706072B2 - 走行装置 - Google Patents
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Description
また、車輪の回転センサにより検出された回転数に基づいて、モータ回転センサにより検出される回転数を求め、この求められた回転数とモータ回転センサにより実際に検出された回転数をと比較し、両者の差が所定値以上である状態が所定時間以上継続した場合に、モータ回転センサが故障していると判断する回転センサ故障診断システムの発明が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
「減速停止部」は、ブレーキなど、駆動輪を減速または停止させる部分である。
「速度差が予め定められた閾値よりも大きいとき」は、速度差が一致しない場合(すなわち、閾値が0の場合)も含まれる。
「推定結果に応じて予め定められた安全を確保するための動作」は、例えば、駆動部が故障したと推定された場合は、走行装置を停止させた上で、無線や表示等でユーザーに故障が生じた旨と故障箇所を知らせる。また、車軸が故障したと推定された場合は、走行装置をゆっくり走行させて最寄りのステーションまで移動させるなどの動作が挙げられる。
このようにすれば、走行停止時に駆動部を停止させることにより、具体的な故障箇所を絞り込むことができる。
このようにすれば、走行停止時に駆動輪を停止させることにより、具体的な故障箇所を絞り込むことができる。
このようにすれば、故障内容に応じて適切な動作を行うことにより、安全を図ることができる。
このようにすれば、故障が生じた際、ただちに適切な処理をとれるよう、故障が生じた旨および故障箇所をユーザーに報知することができる。
このようにすれば、速度差を記憶部に蓄積することで機構系部品の経年変化をとらえることができ、故障が発生する前に保守点検すべきことをユーザーに通知することが可能となる。
このようにすれば、減速ギア比を考慮した的確な速度差の比較が可能となる。
このようにすれば、ベルトを介して駆動輪で他の車輪を駆動する場合において、ベルトのプーリーおよびベルトの滑りを考慮した的確な速度差の比較が可能となる。
このようにすれば、同一の原因によって2つの速度センサが故障する可能性が低くなるため、信頼性の高い速度計測を実現できる。
このようにすれば、第1速度センサおよび第2速度センサが同一の原因によって故障する可能性が低くなるため、信頼性の高い速度の計測を実現できる。
このようにすれば、速度センサにより計測された回転速度と、車輪等の可動部の速度センサにより計測された回転速度との間の差分(速度差)が予め定められた閾値を超えた場合、その原因が速度センサの故障によるものか否かを判断し、当該判断結果に応じた適切な動作をとることにより、安全を確保することが可能になる。
また、「第1速度センサおよび第2速度センサのいずれにも故障が生じた可能性があるものと判断できなかった」場合、いずれの速度センサにも異常がないのに、速度差が生じているため、動力部および可動部を連結する減速ギアやベルト等の故障による可能性が高いものと考えられる。それゆえ、走行装置を減速または停止させることにより、安全を図ることができる。
このようにすれば、故障していないほうの速度センサを参照して、適切な走行の制御を行うことが可能となる。
このようにすれば、故障していないほうの速度センサを参照して、適切な走行の制御を行うことが可能となる。
このようにすれば、駆動制御部または駆動部の減速停止部のみで駆動部の制動を行うことが可能となる。特に、駆動輪の減速停止部を省略する場合、減速停止部が駆動部に内蔵されるため、可動部の構成が簡略化できる。
図1は本発明の自律走行型車両の実施形態1を示す左側面図であり、図2は図1の自律走行型車両1の平面図である。また、図3(A)は実施形態1の自律走行型車両1における電動車台部10の概略構成を説明する右側面図であり、図3(B)は図3(A)のB−B線矢視断面図である。
距離検出部12としては、所定の距離測定領域内の2次元空間または3次元空間に、レーザーを出射し、前記距離測定領域内の複数の測点における距離を測定するLIDAR(Light Detection and Ranging、あるいはLaser Imaging Detection and Ranging:ライダー)を用いることができる。
電動車台部10は、車台本体11と、車台本体11の前後左右に設けられた4つの車輪と、4つの車輪のうち少なくとも前後一方側の左右一対の車輪を個別に回転駆動する2つの電動モータ41R、41Lと、2つの電動モータ41R、41Lに電力を供給するバッテリ40と、距離検出部12と、制御ユニット100とを備える。
なお、図3(A)および(B)では単に電動車台部10を構成する各構成部およびそれらの配置を説明するものであるため、図3(A)および(B)で示された電動車台部10の各構成部の大きさや間隔等は図1および図2に示された電動車台部10と必ずしも一致するものではない。
なお、各車軸21a、31a、22a、32aは、動力伝達部材によって結合されない場合は、独立して回転可能となっている。
前輪と後輪とを連結駆動する動力伝達部材としては、スプロケット21b、31bとこのスプロケット21b、31bに歯合する突起を設けたベルト23、33を用いるほか、例えば、スプロケット21b、31bとこのスプロケット21b、31bに歯合するチェーンを用いてもよい。さらに、スリップが許容できる場合は、摩擦の大きなプーリーとベルト23、33を動力伝達部材として用いてもよい。ただし、駆動輪と従動輪の回転数が同じとなるように動力伝達部材を構成する。
図3(A)と(B)では、前輪(21、31)が駆動輪に相当し、後輪(22、32)が従動輪に相当する。
次に、図4に基づき、従来の自律走行型車両1の速度監視について説明する。
例えば、次の(1)(2)のような不具合が生じることがある。
(2)ベルト23、33がスリップして動力部102の回転数の割に自律走行型車両1が走行せず、方向転換で意図しない方向に走ってしまう。
次に、図5に基づき、実施形態1に係る自律走行型車両1の速度監視方法について説明する。
第1速度センサ101aおよび第2速度センサ101bとして、レゾルバ、光学式エンコーダーのような回転軸に設置するセンサを使用することができる。
また、第1速度センサ101aを駆動輪から最も離れた後従動輪に設けることにより、第1速度センサ101aを設けていない前従動輪の故障も検出することが可能となる。
ここで、動力部102および可動部104が減速ギアを介して連結される場合、速度情報1および2は減速ギア比と同じ速度比となる。それゆえ、速度情報を比較する際、減速ギア比を考慮して正確な速度情報を算出する。
また、ベルト23、33が介在する場合、ベルトプーリーの直径比とベルト23、33の滑りによる速度差を考慮して、速度情報1および2を比較する。
次に、表1および表2に基づき、停止制御によって故障箇所を推定する方法について説明する。
この場合、考えられる可能性としては、第1速度センサ101aが故障しているか、あるいは、ギアまたはベルト23、33の故障により、車輪が空回りしている可能性が推定される。
それゆえ、考えられる可能性としては、第2速度センサ101bが故障しているか、あるいは、ギアまたはベルト23、33の故障により、電動モータ41R、41Lのモータ軸42R、42Lが回転し続けている可能性が推定される。
次に、図6に基づき、実施形態2に係る自律走行型車両1の速度監視方法について説明する。
図5との違いは、第2速度センサ101bを備えず、動力部102として電動モータ41R、41Lではなく、ブラシレスDCモータおよびモータドライバ105を備える点である。
なお、図6において、図5中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
次に、図7に基づき、実施形態3に係る自律走行型車両1の速度監視方法について説明する。
図5との違いは、第2速度センサ101bを備えず、代わりに電流センサ106を備える点である。
なお、図7において、図5中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
(1)電流センサ106の故障
(2)第1速度センサ101aの故障
(3)減速ギア・ベルト23、33の故障
(4)車輪が溝にはまったり、障害物に引っかかったりして動けない
次に、図8に基づき、実施形態4に係る自律走行型車両1の速度監視方法について説明する。
図5との違いは、ブレーキ103は可動部104の側ではなく、動力部102の側に設けられる点である。
なお、図8において、図5中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
次に、図9に基づき、実施形態5に係る自律走行型車両1の速度監視方法について説明する。
図5との違いは、記憶装置107および表示装置108をさらに備えている点である。
なお、図9において、図5中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
ここで、記憶装置107としては、例えば、HDD、不揮発性メモリを使用することができる。
次に、実施形態6に係る自律走行型車両1の速度監視方法について説明する。
1.実施形態1〜6において、第1速度センサ101aおよび第2速度センサ101bに同一の検知方式の速度センサを用いる必要はなく、異なる検知方式の速度センサを用いてもよい。(実施形態7)
Claims (2)
- 筐体と、前記筐体に設けられた車輪と、前記車輪の少なくとも一部の車輪を駆動輪として回転駆動する駆動部と、前記駆動輪の回転速度を計測する第1速度センサと、前記駆動部の回転速度を計測する第2速度センサと、前記駆動輪を減速または停止させる減速停止部と、前記駆動輪および前記駆動部の回転速度を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記第1速度センサにより計測された第1速度と、前記第2速度センサにより計測された第2速度とを比較し、前記第1速度および前記第2速度の速度差が予め定められた閾値よりも大きいとき、故障が生じた可能性があるものと判断して前記筐体を停止させ、
前記筐体の停止後に前記駆動輪または前記駆動部を停止させたときの前記第1速度および前記第2速度の計測結果に基づき、故障の有無および故障箇所を推定し、推定結果に応じて予め定められた安全を確保するための動作を行い、
予め定められた時間ごとに前記速度差を保持する記憶部およびユーザーに情報を報知する報知部をさらに備え、
前記制御部は、前記速度差が時間とともに大きくなるとき、保守点検が必要であることを前記報知部に報知させることを特徴とする走行装置。 - 筐体と、前記筐体に設けられた車輪と、前記車輪の少なくとも一部の車輪を駆動輪として回転駆動する駆動部と、前記駆動輪の回転速度を計測する第1速度センサと、前記駆動部の回転速度を計測する第2速度センサと、前記駆動輪を減速または停止させる減速停止部と、前記駆動輪および前記駆動部の回転速度を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記第1速度センサにより計測された第1速度と、前記第2速度センサにより計測された第2速度とを比較し、前記第1速度および前記第2速度の速度差が予め定められた閾値よりも大きいとき、故障が生じた可能性があるものと判断して前記筐体を停止させ、
前記筐体の停止後に前記駆動輪または前記駆動部を停止させたときの前記第1速度および前記第2速度の計測結果に基づき、故障の有無および故障箇所を推定し、推定結果に応じて予め定められた安全を確保するための動作を行い、
前記駆動部によって駆動されない前記車輪は、前記車輪と前記駆動輪との間に巻き渡されたベルトを介して前記駆動輪に駆動され、
前記制御部は、前記ベルトのプーリーおよび前記ベルトの滑りを考慮して、前記第1速度と前記第2速度とを比較することを特徴とする走行装置。
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