JP2016148950A - 自律移動装置及びプログラム - Google Patents

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知仁 山下
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Abstract

【課題】車輪に対するコードの絡まりがあった場合の異常状態を適切に検出可能な自律移動装置等を提供する。【解決手段】駆動モータのトルク値を検出する検出手段170と、走行中の路面状況を判定する路面状況判定手段と、判定された路面状況に対応する基準値を取得する基準値取得手段と、検出されたトルク値と、取得された基準値144との差が、絡まり閾値を超えた場合には、車輪にコードが絡まったと判定146し、自律移動装置の動作を停止する。【選択図】図3

Description

本発明は、自律移動装置等に関する。
指示されたルートを移動する自律移動装置が知られている。自律移動装置は、進行方向に対して障害物等があった場合は停止する必要がある。そのために、LIDARやカメラ等で障害物を検知する方法が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2007−078476号公報 特開2010−140247号公報
現在、予め決められた巡回ルートを巡回する自律移動装置が登場しつつある。この自律移動装置は、無人の小型の移動装置であり、例えば警備巡回等に用いられる。そのため、所定の間隔で巡回ルートを巡回している必要がある。
このとき、巡回ルートに、コード、ケーブルといった障害物が存在する可能性がある。コード、ケーブル等は、従来のセンサでは検知しにくく見逃す可能性が高かった。このまま走行すると、車輪にコードが絡まってしまう。
さらに、コードが車輪に絡まったまま走行すると、コードが別のものを倒すなどの二次被害が生じる恐れがあるという問題点も生じていた。
安全性を高めるために、単純に車輪の回転の異常を検知して異常停止するものはある。しかし、回転異常が発生する場面は、コード絡まりだけではなく、路面の状態が変わって抵抗が大きくなった場合もある。このため、不必要に停止してしまうという問題点が生じてしまう。前述したような、警備巡回等の場合は、必要以上に停止してしまうのは好ましくない。
上述した課題に鑑み、本発明が目的とするところは、車輪に対するコードの絡まりがあった場合の異常状態を適切に検出可能な自律移動装置等を提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の自律移動装置は、
駆動モータのトルク値を検出する検出手段と、
走行中の路面状況を判定する路面状況判定手段と、
判定された路面状況に対応する基準値を取得する基準値取得手段と、
前記検出されたトルク値と、前記取得された基準値との差が、絡まり閾値を超えた場合には、車輪にコードが絡まったと判定し、自律移動装置の動作を停止する制御を行う制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、
自律移動装置において実行されるコンピュータに、
前記自律移動装置の駆動モータのトルク値を検出する検出ステップと、
前記自律移動装置の走行中の路面状況を判定する路面状況判定ステップと、
判定された路面状況に対応する基準値を取得する基準値取得ステップと、
前記検出されたトルク値と、前記取得された基準値との差が、絡まり閾値を超えた場合には、前記自律移動装置の車輪にコードが絡まったと判定し、当該自律移動装置の動作を停止する制御を行う制御ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、駆動モータのトルク値を検出し、走行中の路面状況に応じて判定された路面状況に対応する基準値を取得する。そして、検出されたトルク値と、取得された基準値との差が、絡まり閾値を超えた場合には、車輪にコードが絡まったと判定し、自律移動装置の動作を停止することとなる。これにより、単純にトルク値のみで判定するのと比較し、適切にコードの絡まりを判定することができる。
自律移動装置の全体を説明するための図である。 自律移動装置の全体を説明するための図である。 第1実施形態における自律移動装置の機能構成を説明するための図である。 第1実施形態における巡回ルートを説明するための図である。 第1実施形態における基準値テーブルの構成の一例を示した図である。 第1実施形態における動作例(巡回処理)を説明するための図である。 第1実施形態における動作例(コード絡まり検出処理)を説明するための図である。 第2実施形態における摩耗判定処理についての動作フローである。 第3実施形態における自律移動装置の機能構成を説明するための図である。 第4実施形態における自律移動装置の機能構成を説明するための図である。 第5実施形態における学習保存処理についての動作フローである。 第6実施形態における機能構成図、動作フローである。 第7実施形態における動作フローである。 第8実施形態における動作フローである。 第9実施形態における機能構成図、動作フローである。 第10実施形態における動作フローである。 第11実施形態における動作フローである。 第12実施形態における機能構成図、動作フローである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、一例として、本発明における自律移動装置を警備用巡回ロボットに適用した場合の例について説明する。
[1.第1実施形態]
[1.1 全体構成]
まず、本明細書における自律移動装置1について、図1、図2を用いて説明する。図1は、自律移動装置1を側面から模式的に表した図であり、図2は、自律移動装置1を上面から模式的に表した図である。
自律移動装置1は、車体10と、アーム部20とがヒンジ部分で接続されており、クラムシェルの構造となっている。また、アーム部20の先端には位置検出部・障害検出部30が設けられている。例えば、車体前方を撮影可能な視覚センサ(カメラ等)を備えることにより、車体前方の画像を解析して位置を検出したり、障害を検出したりする。
また、車体10には、車輪12が4つ設けられている。この車輪12は、右側と左側とがそれぞれ無端ベルト14で接続されており、それぞれの車輪が駆動するようになっている。また、この無端ベルト14は、駆動モータ16による駆動力により駆動しており、ギア18を介して接続されている。
また、この駆動モータ16は、バッテリ40から供給される電力により駆動している。左右の駆動モータ16は、それぞれ動作させることが可能であり、右側の車輪12と、左側の車輪12はそれぞれ別に駆動させることが可能である。
ここで、本実施形態の自律移動装置1は、車輪(4輪)を有し、旋回動作として定置旋回(超信地旋回)が可能である。駆動モータ16にはエンコーダが備わっており、駆動モータ16の回転数を検知して制御が可能である。すなわち、人間が搭乗する自動車等とことなり、定量旋回が可能な無人の自律移動装置である。
[1.2 機能構成]
つづいて、本実施形態における自律移動装置1の機能構成について、図3(a)を用いて説明する。図3(a)に示すように、制御部110と、画像入力部120と、画像処理部130と、記憶部140と、GPS受信部150と、駆動制御部160と、トルク値検出部170とがそれぞれ接続されている。
制御部110は、自律移動装置1の全体を制御するための機能部である。制御部110は、記憶部140に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Process Unit)を備えて構成されている。
画像入力部120は、画像を入力するための機能部であり、入力された画像は、画像データとして画像処理部130に出力される。
画像処理部130は、画像入力部120から入力された画像データに基づいて、各種画像処理を行う機能部である。例えば、障害物検出を行ったり、後述する基準点の検出を行ったりすることが可能である。
記憶部140は、自律移動装置1の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部140は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、各情報はクラウドサーバ上に記憶されても良い。この場合、通信部(不図示)を介して、クラウドサーバに各種データ、プログラムを記憶し、その都度読み出すこととしても良い。
また、記憶部140には、巡回情報142と、基準値テーブル144と、判定閾値テーブル146とが記憶されている。
巡回情報142は、本実施形態における自律移動装置1が、巡回する地図情報(位置情報)が記憶されている。例えば、図4に示すように、太線のルートを巡回ルートとした場合、この巡回ルートが記憶されている。自律移動装置1は、巡回情報142により、太線の位置を自律移動することが可能となっている。これにより、警備巡回等に利用することが可能となる。
基準値テーブル144は、路面状況(路面の状況であったり、位置情報等)に対応した基準値が記憶されている。例えば、図5に示すように、路面状況や、自律移動装置1の位置における基準となるトルク値とが記憶されている。ここで、トルク値は、トルク値検出部170より出力される値等である。
トルク値としては、種々の値が記憶されることが考えられる。例えば、図5においては、路面・位置に対応して、トルク出力値(N・m)や、PWM duty比(%)、電流値(A)が記憶されている。例えば、通常や、砂利道、上りスロープの初期値が記憶されていたり、位置(例えば、粗い砂利道の区間P10〜P12であったり、ゆるやかな上りスロープの状態である(X1,Y1)〜(X2,Y2))に応じて測定された実データの値がそれぞれ記憶されている。
また、図5では、各実施形態で利用されるトルク値として複数記憶されているが、必要に応じて利用される値が記憶されれば良い。すなわち、少なくともトルク値検出部170が出力する種類の値と同じものが記憶されていれば良い。
判定閾値テーブル146は、各種閾値が記憶されている。例えば、絡まり閾値が記憶されており、現在のトルク値と基準値との差が当該閾値を超えると絡まりがおきたことを検出する。例えば、本実施形態においては、絡まり閾値としては20%とする。これにより、基準値テーブル144に記憶されている基準値に対して20%以上変動があった場合には、絡まりがあったと判定する。
例えば、砂利道の場合、電流値は4(A)となっている。ここで、現在出力している電流値が4.8(A)以上となった場合には、絡まりがあったと判定される。
GPS受信部150は、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信し、自律移動装置1の位置情報を出力するための機能部である。
駆動制御部160は、自律移動装置1の駆動(例えば、図2の駆動モータ16)を制御するための機能部である。駆動モータ16を制御することにより、前進、後退、転回等という動作が可能となる。
また、トルク値検出部170は、駆動モータ16等に係る負荷を検出し出力する機能部である。出力される負荷としては、通常のトルク(N・m)であったり、PWM値であったり、モータ回転数といった値である。すなわち、自律移動装置1に係る負荷が検出可能であれば良い。
トルク値検出部170は、図3(a)のように別の構成としても良いし、駆動制御部160に含まれることとしても良い。例えば、本実施形態における駆動制御部160の構成について、図3(b)を用いて説明する。
自律移動装置1の速度値(以降、目標速度値と呼ぶ)は、目標速度値を含むコマンドに変換された後、制御部110から、駆動制御部160にコマンド送信される。駆動制御部160は、コマンド受信部162により受信したコマンドから目標速度値を取りだし、回転制御部164に出力される。
回転制御部164は、モータへの負荷や車体走行の安定性を考慮して速度リミットや加減速台形制御などを行い、最終的な駆動モータの目標回転速度を計算する。
duty比算出部166は、駆動モータ16の目標回転速度に対してPWM制御を行う為のduty比を算出する。算出されたduty比にて、PWM信号出力部168は、PWM信号を駆動モータ16へ出力する。また、このPWM信号(PWM値)を、トルク値検出部170は、現在のトルクとして検出する。すなわち、PWM信号出力部168が、トルク値検出部として機能しても良い。
駆動モータ16への出力に対し、エンコーダ180は、車輪の回転速度を検出する。そして、検出された車輪の回転速度と目標速度との偏差は回転制御部164に帰還される。
回転制御部164では、制御部110から取得した速度値から、エンコーダを通じて帰還された偏差を差し引いた値を駆動モータ16へ出力することで、目標速度を保つ様車輪回転制御を行う。
[1.3 処理の流れ]
続いて、本実施形態における処理の流れを、図を用いて説明する。まず、メインとなる巡回処理について図6を用いて説明する。
まず、巡回を開始すると(ステップS102;Yes)、位置情報を検出する(ステップS104)。ここで、コード絡まり検出処理が実行され(ステップS106)、コード絡まりがあるか否かを判定する。ここで、コード絡まりが検出された場合は、動作を停止する(ステップS110;Yes→ステップS112)。
他方、コード絡まりがない場合は(ステップS110;No)、巡回を終了するまで繰り返し処理を実行する(ステップS114;No→ステップS104)。
動作を停止したか(ステップS110;Yes→ステップS112)、巡回を終了すると(ステップS114;Yes)、本処理を終了する。
続いて、コード絡まり検出処理について、図7を用いて説明する。まず、現在のトルク値を検出する(ステップS152)。ここで、本実施形態においては、検出されるトルク値は、PWM値を検出する。すなわち、PWM信号出力部168が出力するPWM信号(PWM値)を検出することとなる。
次に、現在の路面状況を判定し、路面状況に対応する基準値を基準値テーブル144より取得する(ステップS154)。ここで、路面状況を判定するのは、例えば、撮影された画像から、現在の路面状況を判定したり、GPS受信部150により受信された位置情報から、現在の路面状況を判定したりする。
次に、ステップS152で取得されたトルク値(本実施形態ではPWM値)と、基準値との差が、判定閾値テーブル146に記憶されている絡まり閾値を超えたか否かを判定する(ステップS156)。具体的には、基準値テーブル144に記憶されている基準値より20%以上になった(又は20%を超えた)か否かを判定する。
絡まり閾値を超えた場合には、コード絡まりフラグ(F)は「ON」となる(ステップS156;Yes→ステップS158)。他方、絡まり閾値を以下の場合は、コード絡まりフラグは「OFF」となる(ステップS156;No→ステップS160)。
[1.4 動作例]
具体的な動作について説明する。まず、画像入力部120(例えば、カメラ)にて、路面状況の撮影画像を一定間隔毎に判定する。判定された路面状況は記憶されても良い。また、このときの撮影時刻及びGPS受信部150により計測した位置データも同時に記憶してもよい。特に、自動走行の周回ルートが巡回情報142により決まっている場合は、走行ルート上のどの位置かを判定し、記録しておくことも有効である。
トルク値検出部170は、駆動制御部160が出力する駆動モータに対するPWM信号の出力値(PWM値)を検出する。具体的には、PWM信号出力部168が出力するPWM値を検出する。
そして、PWM値と、基準値との差が絡まり閾値を超えたと判定された場合には、コードが絡まったと判定し、コード絡まりF(フラグ)を「ON」とする。
このように、本実施形態によれば、取得されるトルク値に基づいて、コードが絡まったか否かを適切に判定することが可能となる。
[2.第2実施形態]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、トルク値が変化した場合にコードが絡まったか否かを判定する実施形態である。すなわち、路面抵抗が平均して一定の路上であればトルク値(PWM値)も平均して一定となるが、このPWM値が大きくなった場合には、路面抵抗や傾斜角等の路面状況が変化したか、もしくは車輪への何らかの物体の巻き込みによる異常により車輪を回すのに必要なトルク自体が変化したことが考えられるからである。
なお、本実施形態は、第1実施形態及び一部処理と構成は同一であるため、その説明を省略する。すなわち、第1実施形態におけるコード絡まり検出処理を、図8で示す第2コード絡まり検出処理で置き換えた実施形態である。
まず、現在のトルク値を検出する(ステップS202)。ここで、現在のトルク値と、従前のトルク値(例えば、測定単位時間辺り前のタイミングで測定した値)とを比較し、変化閾値(例えば、「20%」)を超えた変化値があったか否かを判定する(ステップS204)。ここで変化閾値とは、トルク値が変化したと判定する為の閾値である。おおよそ「0」である。そして、路面状況等に応じて、誤差の範囲が記憶されている。
現在のトルク変化値が、変化閾値を超えて変化した場合には(ステップS204;Yes)、トルク値の差分をトルク変化量として算出する(ステップS206)。また、現在の判定された路面状況から基準値を算出し、路面状況の変化による基準値の差分を路面状況変化量として算出する(ステップS208)。
具体的な動作としては、例えば、画像入力部120により撮影される現在の路面状況撮影画像と、記憶された直前までの時刻の路面撮影画像との比較を行う。比較方法としては様々あるが、大別して画素での比較もしくは周波数領域での比較となり、望ましくは路面の変化をより明確に知る事の出来る周波数領域での比較により、こまかなノイズを取り除いて比較を行うのがよい。
路面状況が変わったと判断される場合には、その変化度合から推測される路面状況における基準値の変化量(路面状況変化量)を基準値テーブル144から読み出す。この基準値は、実際の設定ルート上のテスト走行等で路面状況の変化に対するPWM値の対応表を作成するのが望ましい。
周回ルートが決まっている場合は、路面状況の変化するポイント(図4におけるP10、P12、P14)を予め(例えばテスト走行時や、周回1周目)に、基準値テーブル144に記憶しておく。
すなわち、ステップS208において、変化の前後から路面状況変化量を算出してもよいし、予め路面状況変化量を基準値テーブル144に記憶しておいても良い。例えば、P10の地点で、どのように基準値が変化するかを予め記憶しておいてもよい。
そして、トルク変化量が、路面状況変化量を超えた場合には、必要以上に負荷がかかっている、すなわちコードが絡まっていると判定し、コード絡まりF(フラグ)を「ON」とする(ステップS210;Yes→ステップS212)。
他方、それ以外の場合(ステップS204;No/ステップS210;No)の場合には、コードは絡まっていないと判定し、コード絡まりFを「OFF」とする(ステップS214)。
このように、本実施形態においては、トルク値の変化により、コードが絡まっているか否かを判定することが可能となる。これにより、駆動モータのトルクの変化によって、タイヤに絡まりがあったか否かを判定することが可能となる。
[3.第3実施形態]
つづいて、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、トルク値としてモータ負荷値(電流値)を検出する場合の実施形態について説明する。
本実施形態の処理を、図9を用いて説明する。まず、現在のトルク値(モータ負荷値)として、電流値を検出する(ステップS302)。すなわち、駆動モータ16に対する電流値をトルク値として検出する。なお、本実施形態の駆動モータ16は、例えば直流モータ等により構成されている。
続いて、路面状況を判定し、基準値テーブル144から基準値を取得する(ステップS304)。基準値テーブルには、路面状況に対応した電流値が記憶されている。
そして、現在の電流値と、基準値との差が絡まり閾値を超えた場合にはコードが絡まっていると判定されるため、コード絡まりFが「ON」となる(ステップS306;Yes→ステップS308)。現在の電流値と基準値との差が絡まり閾値以下の場合には、コード絡まりFが「OFF」となる(ステップS306;No→ステップS310)。
本実施形態における絡まり閾値は、割合(例えば、「20%」)であっても良いし、絶対値(例えば、「0.8A」)であっても良い。割合の場合は、電流値と、基準値の差と、基準値と比較して、例えば20%以上となる場合には絡まりがあったと判定する。絶対とであれば、電流値と、基準値との差が0.8A以上となったときに、絡まりがあったと判定する。
[4.第4実施形態]
つづいて、第4実施形態について図10を用いて説明する。第4実施形態は、トルク値ではなく、自律移動装置1の走行情報を利用してコード絡まりを検出する方法である。
ここでいう走行情報とは、駆動モータに対する負荷等ではなく、自律移動装置1の動きに応じて取得される情報である。例えば、本実施形態では、自律移動装置1の移動速度を用いて説明する。
まず、走行情報として、現在の移動速度を検出する(ステップS402)。つづいて、路面状況を判定し、路面状況に対応する基準値(本実施形態では、基準速度)を基準値テーブル144より取得する(ステップS404)。
つづいて、現在の移動速度と、基準速度との差が絡まり閾値を超えた場合には、コード絡まりFを「ON」とする(ステップS406;Yes→ステップS408)。他方、現在の移動速度と、基準速度との差が絡まり閾値以下の場合には、コード絡まりFは「OFF」となる(ステップS406;No→ステップS410)。
このように、本実施形態によれば、移動速度に基づいてコード絡まりを検出することができる。すなわち、GPSを利用したりして移動速度を検出する装置を利用すれば、自律移動装置に後付けで本発明を適用した装置を設けることが可能となる。
[5.第5実施形態]
続いて第5実施形態について図11を用いて説明する。第5実施形態は、複数回の閾値超えを検出した場合にコードが絡まったことを検出するものである。
まず、現在のトルク値を検出する(ステップS502)。ここで、本実施形態においては、第1実施形態と同様にPWM値を検出しているが他の実施形態(例えば電流値や走行情報等)を利用しても良い。
次に、現在の路面状況を判定し、路面状況に対応する基準値を基準値テーブル144より取得する(ステップS504)。
ここで、現在のPWM値と、基準値との差が漸増閾値を超えたか否かを判定する(ステップS506)。ここで、漸増閾値とは、絡まり閾値より低い値である。
続いて、ステップS506において、漸増閾値を超えた回数が、所定回数(絡まり判定回数)を超えるまでステップS506から処理を繰り返す(ステップS506;Yes→ステップS508;No→ステップS502)。この間に、漸増閾値以下となった場合には、絡まり状態ではなくなったと判定し、コード絡まりFは「OFF」となる(ステップS506;No→ステップS512)。
また、ステップS508において、絡まり判定回数を超えた場合には、コード絡まりFは「ON」となる(ステップS508;Yes→ステップS510)。
[6.第6実施形態]
つづいて、第6実施形態について図12を用いて説明する。図12実施形態は、自律移動装置1の振動を検出することでコードの絡まりを検出する実施形態である。
図12(a)に、本実施形態における機能構成を示す。図12(a)の機能構成は、図3で説明した機能構成に振動検出部610を追加したものである。
振動検出部610は、振動センサを内蔵しており、自律移動装置1の振動を検出することが可能である。コードの絡まりがあった場合、装置が上下に振動することから、当該振動を検知することにより、コード絡まりの検出を行う。
図12(b)は本実施形態における処理フローである。まず、上下振動を検知すると(ステップ602;Yes)、振動幅を判定する。すなわち、振動幅が所定の閾値(振動閾値)以上である場合には(ステップS604;Yes)、コード絡まりがあったとしてコード絡まりFは「ON」となる(ステップS606)。他方、振動幅が振動閾値未満の場合には(ステップS604;No)、コード絡まりFは「OFF」となる(ステップS608)。
なお、本実施形態は、他の実施形態と組み合わせてもよい。例えば、第1実施形態と組み合わせることにより、複数の方法でコードの絡まりを検出することが可能となり、より安全性の高い自律移動装置を提供することが可能となる。
[7.第7実施形態]
続いて、第7実施形態について図13を用いて説明する。第7実施形態は、右側の駆動モータと、左側の駆動モータとのトルク値に差が生じたことから、コードが片方に絡まったことを検出する実施形態である。
すなわち、右トルク値と、左トルク値とをそれぞれ検出する(ステップS702、ステップS704)。トルク値としては、PWM値でも良いし、電流値でも良い。駆動モータ16により得られる値であることが好ましいが、例えば車輪等に検出装置を設けても良い。
ここで、右トルク値と左トルク値との差分を算出し、左右トルク差の閾値である左右トルク閾値と比較する(ステップS706)。
ここで、右トルク値と、左トルク値との差が、左右トルク閾値を超えた場合には(ステップS706;Yes)、コード絡まりFを「ON」とする(ステップS708)。他方、右トルク値と、左トルク値の差が、左右トルク閾値以下の場合には(ステップS706;No)、コード絡まりFを「OFF」とする(ステップS710)。
このように、本実施形態によれば、基準値を用いることなくコード絡まりの判定を行うことができる。また、この実施形態も、他の実施形態と組み合わせて実行されることにより、より適切にコード絡まりを検出することができる自律移動装置を提供することができる。
[8.第8実施形態]
続いて、第8実施形態について、図14を用いて説明する。第8実施形態は、第7実施形態の処理に加えて、更に前輪と後輪とのトルク値を併せて判定するものである。すなわち、前輪と後輪とが同じタイミングでトルクアップしたときはコードが絡まったと判定する。
図14は、第8実施形態における処理の流れである。なお、第7実施形態の図13と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を省略する。
左右のトルク値を検出した後は(ステップS702、S704)、今度は前輪のトルク値を検出し(ステップS802)、後輪のトルク値も検出する(ステップS804)。
そして、右トルク値と左トルク値の差分が、左右トルク閾値を超えている場合に(ステップS706;Yes)、前輪トルク値と後輪トルク値の差分も算出する。そして、この差分が前後トルク閾値未満となっている場合には、コードが絡まったと判定し、コード絡まりFが「ON」となる(ステップS806;Yes→ステップS708)。
[9.第9実施形態]
続いて、第9実施形態について説明する。第9実施形態は、車輪の状況を監視してコードの絡まりを検出する実施形態である。
図15(a)に、本実施形態における機能構成を示す。図15(a)の機能構成は、図3で説明した機能構成に車輪状態検出部910を追加したものである。
車輪状態検出部910は、車輪の状態を検出するための機能部である。例えば、カメラにより車輪を撮影することで異常を検出したり、センサ(回転センサやトルクセンサ)を車輪に設けたりすることにより、車輪の異常を検出する。
図15(b)は本実施形態における処理フローである。車輪の状態を検出し(ステップS902)、車輪の異常状態であるか否かを判定する(ステップS904)。
ここで、車輪が異常状態であることが検出されると(ステップS904;Yes)、コード絡まりFは「ON」となる(ステップS906)。他方、異常状態が検出されていない場合は、コード絡まりFは「OFF」となる(ステップS904;No→ステップS908)。
[10.第10実施形態]
つづいて、第10実施形態について説明する。上述した実施形態は、コード絡まりの検出をどのようにするか、複数の実施形態について説明した。本実施形態は、コード絡まりが検出された場合の動作についての実施形態である。
すなわち、図6で説明した巡回処理を、図16の処理フローで置き換えたものである。なお、同一の処理については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
コード絡まりがあったと判定された場合に(ステップS110;Yes)、逆回転動作を行う(ステップS1002)。この後、再度コード絡まり検出処理を実行する(ステップS1004)。このタイミングで、コード絡まりが無くなれば、正回転動作に戻し、巡回を継続する(ステップS1006;No→ステップS1010→ステップS1014;No→ステップ104)。
他方、逆回転動作を行ったにも関わらず、コード絡まりの状態が続いている場合(ステップS1006;Yes→ステップS1008;No→ステップS1004)、所定時間経過してもコード絡まりが無くならない場合には、動作を停止する(ステップS1008;Yes→ステップS1012)。
このように、コードの絡まりを無くすために逆回転動作を行い、更に所定時間経過してもコード絡まりが無くならない場合は動作を停止する。
なお、本実施形態では逆回転動作を例にとって説明しているが、例えば旋回動作といった、通常と異なる動作を行っても良い。
[11.第11実施形態]
つづいて、第11実施形態について説明する。第11実施形態は、巡回が正しく行われているときに、基準値を更新する処理である。
すなわち、図6で説明した巡回処理を、図17の処理フローで置き換えたものである。なお、同一の処理については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
コード絡まりがあった場合には動作を停止するが(ステップS110;Yes→ステップS1110)、コード絡まりがない場合には、画像処理部130から入力された画像から路面状況を判定する(ステップS1102)。
ここで、判定された路面状況に対応する基準値と、現在取得された情報(例えばトルク値)とを比較する。比較した結果、所定の範囲の差があった場合は(ステップS1104;Yes)、新たな基準値として、基準値テーブル144に記憶されている基準値を更新する(ステップS1106)。
このような処理を、巡回処理が終了するまで繰り返し実行する(ステップS1108;No→ステップS104)。本実施形態によれば、現在の路面状況に適切な基準値に基づいて基準値テーブル144が更新されることとなる。
[12.第12実施形態]
続いて、第12実施形態について説明する。第12実施形態は、コード絡まり検出処理と、障害物検出処理を組み合わせた実施形態である。
図18(a)に、本実施形態における機能構成を示す。図18(a)の機能構成は、図3で説明した機能構成に障害物検出部1210を追加したものである。
障害物検出部1210は、自律移動装置1の進行方向の障害物を検出する為の機能部である。例えば、画像入力部120により入力される画像から障害物を検出してもよいし、LIDARで検出してもよい。この、進行方向の障害物を検出する方法としては、従来の何れかの技術を用いれば良い。
続いて、本実施形態の処理の流れを図18(b)に示す。図18(b)に示す処理の流れは、図7において示したコード絡まり検出処理を置き換えた処理である。同一の処理には同一の符号を付して、説明を省略する。
現在のトルク値(PWM値)と、基準値との差が絡まり閾値を超えた場合(ステップS156;Yes)、障害物が検出されたか否かを判定する(ステップS1202)。ここで、障害物が検出されなければ、コード絡まりFは「ON」となる。なお、併せて障害物に関する障害物フラグ(F)は「OFF」となる(ステップS1202;No→ステップS1204)。
また、障害物が検出されている場合又は障害物が検出された場合(ステップS1202;Yes)、障害物(例えば段差等)により、トルク値が増加した場合が想定される。したがって、コード絡まりFは「OFF」になり、障害物Fが「ON」となる(ステップS1206)。
他方、ステップS156においてNoの場合は、コード絡まりFも、障害物Fも「OFF」となる(ステップS1208)。
[13.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、上述した実施形態においては、コードの絡まりを検出した場合には、動作を停止することとして説明したが、他の処理を行ってもよい。例えば、報知動作を行ってもよいし、呼出し動作等を行っても良い。また、動作を停止するとともに、報知動作を行ってもよい。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
1 自律移動装置
110 制御部
120 画像入力部
130 画像処理部
140 記憶部
142 巡回情報
144 基準値テーブル
146 判定閾値テーブル
150 GPS受信部
160 駆動制御部
170 トルク値検出部

Claims (6)

  1. 駆動モータのトルク値を検出する検出手段と、
    走行中の路面状況を判定する路面状況判定手段と、
    判定された路面状況に対応する基準値を取得する基準値取得手段と、
    前記検出されたトルク値と、前記取得された基準値との差が、絡まり閾値を超えた場合には、車輪にコードが絡まったと判定し、自律移動装置の動作を停止する制御を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする自律移動装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記検出されたトルク値と、前記取得された基準値との差が、前記絡まり閾値より小さい漸増閾値を所定回数連続して超えた場合には、車輪にコードが絡まったと判定し、自律移動装置の動作を停止する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の自律移動装置。
  3. 駆動モータのトルク値を検出する検出手段と、
    走行中の路面状況を判定する路面状況判定手段と、
    判定された路面状況に対応する基準値を取得する基準値取得手段と、
    前記検出されたトルク値が変化した場合には、変化した差分をトルク変化量として算出するトルク変化量算出手段と、
    前記トルク値が変化した後の路面状況と、当該トルク値が変化する前の路面状況との基準値の変化量を路面状況変化量として算出する路面状況変化量算出手段と、
    前記トルク変化量が、前記路面状況変化量を超えた場合には、車輪にコードが絡まったと判定し、自律移動装置の動作を停止する制御を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする自律移動装置。
  4. 前記駆動モータは、PWM駆動されており、
    前記トルク値は、PWM信号のPWM値であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の自律移動装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記車輪にコードが絡まったと判定した場合には、駆動モータを所定時間逆回転動作を行う制御をすることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の自律移動装置。
  6. 自律移動装置において実行されるコンピュータに、
    前記自律移動装置の駆動モータのトルク値を検出する検出ステップと、
    前記自律移動装置の走行中の路面状況を判定する路面状況判定ステップと、
    判定された路面状況に対応する基準値を取得する基準値取得ステップと、
    前記検出されたトルク値と、前記取得された基準値との差が、絡まり閾値を超えた場合には、前記自律移動装置の車輪にコードが絡まったと判定し、当該自律移動装置の動作を停止する制御を行う制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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