JP6705921B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本開示は、荷物を載せることができる棚部を有する椅子に関する。
荷物を積載可能である椅子として、例えば、特許文献1に記載の椅子のように、座板の下に、載置板が設けられた椅子が提案されている。特許文献1の椅子は、パチンコ玉の箱を置く椅子であるため、棚部(載置板)はフラットな状態が維持される。
実開平03−7760号公報
本開示の目的は、揺動可能であり、かつ、広い棚部を有する椅子を提供することである。
本開示の一態様は、椅子であって、着座部と、脚部と、棚部と、を備える。着座部は、使用者が着座可能な着座面を有する。脚部は、当該椅子が設置される設置対象物に設けられ、着座部を前後方向に移動可能に支持する。棚部は、着座部の下方に設けられ、着座部の前後方向の移動に伴って前後方向に移動する。脚部は、左右方向に関して、着座部の中央から左側に偏った位置及び右側に偏った位置のいずれか一方又は両方に設けられている。
本開示の一態様では、棚部は、荷物を載置可能な載置領域が、左右方向に関して、着座部の中央を基準とした左右両側に亘って存在してもよい。
本開示の一態様では、棚部は、脚部に連結されていてもよいし、また、棚部は、着座部に連結されていてもよい。
第1参考例の椅子を示す図であって、図1Aが正面図であり、図1Bが使用状態における右側面図であり、図1Cが収納状態における右側面図である。 第1参考例の椅子の要部を拡大した図であって、図2Aが脚部が第1位置である場合の右側面図であり、図2Bが脚部が第2位置である場合の右側面図である。 第1参考例の椅子の要部を拡大した図であって、図3Aが平面図であり、図3Bが正面図である。 揺動角度と傾き角度を説明する図であって、図4Aが模式的な右側面図であり、図4Bが第1参考例に対応する模式的な右側面図である。 第2参考例の椅子の要部を拡大した図であって、図5Aが脚部が第1位置である場合の右側面図であり、図5Bが脚部が第2位置である場合の右側面図である。 第2参考例の椅子の要部を拡大した図であって、図6Aが平面図であり、図6Bが正面図である。 第3参考例の椅子の要部を拡大した図であって、図7Aが脚部が第1位置である場合の右側面図であり、図7Bが脚部が第2位置である場合の右側面図である。 第3参考例の椅子の要部を拡大した図であって、図8Aが平面図であり、図8Bが正面図である。 第4参考例の椅子の要部を拡大した図であって、図9Aが脚部が第1位置である場合の右側面図であり、図9Bが脚部が第2位置である場合の右側面図である。 第4参考例の椅子の要部を拡大した図であって、図10Aが平面図であり、図10Bが正面図である。 第1実施例の椅子を示す斜視図である。 第1実施例の椅子を示す図であって、図12Aが正面図であり、図12Bが使用状態における右側面図であり、図12Cが収納状態における右側面図である。 第2実施例の椅子を示す図であって、図13Aが正面図であり、図13Bが使用状態における右側面図であり、図13Cが収納状態における右側面図である。 変形例の椅子を示す斜視図である。
以下に本開示の実施形態を図面と共に説明する。
[1.第1参考例]
[1−1.全体構成]
図1A〜Cに示すように、本参考例の椅子1は、基部11と、脚部13と、着座部15と、棚部17と、軸受部19と、リンク部材21と、を備える。
以下では、便宜上、前後、上下、左右などの方向を用いて椅子1の構成を説明するが、これらの方向はあくまで各構成要素の位置関係を説明するための本参考例に限った定義に過ぎず、椅子1の使用態様などを限定するものではない。例えば、椅子1は使用者を基準として前後に揺動する構成であるが、左右に揺動する構成としてもよい。なお左右の方向は、使用者が着座部に着座した状態を基準とした方向である。従って、図1Bに示した右側面図は、使用者を基準として左側を示す図となっている。
基部11は、当該椅子1が設置される平面である設置面3に配置される。図2A、Bに示すように、基部11には、左右方向に長さを有する回転軸31が設けられている。脚部13は、回転軸31を中心として前後に揺動可能に構成されている。
また基部11には、脚部13が挿入可能な空間11aが形成されている。空間11aは、基部11に形成された上方が開放された穴であって、その穴を構成する後方の後接触面33と、下方の下接触面35と、が脚部13の揺動のストッパとして機能する。
脚部13は、中空の柱状の部材であって基部11から上方に伸び出している。脚部13は、図2Aに示すように脚部13の下端が下接触面35に接触する状態から、図2Bに示すように脚部13の下部の後方が後接触面33に接触する状態までの間で揺動する。図2Aは図1Bに示す椅子1に対応しており、以降、この脚部13の位置を第1位置とも記載する。また、図2Bは図1Cに示す椅子1に対応しており、以降、この脚部13の位置を第2位置とも記載する。
なお図1Bは脚部13が後方に揺動し、机2との間隔が大きくなった使用状態であり、図1Cは脚部13が前方に揺動して机2との間隔が小さくなった収納状態を示している。
また基部11にはスプリング37が設けられている。スプリング37は脚部13を第1位置から第2位置に向かって付勢している。外部から荷重が加えられない場合には、脚部13はスプリング37によって第2位置に移動する。つまり椅子1は、外部から荷重が加えられない場合は着座部15が前方に移動した収納状態となる。
着座部15は、脚部13に設けられ、図1A〜Cに示すように、使用者が着座可能な着座面39と、背もたれ41とを有する。
棚部17は、着座部15の下方に設けられており、図2A、B及び図3A、Bに示すように、枠パイプ43と、載置板45と、を備える。
枠パイプ43は、折り曲げられて環状体を形成している。この環状体は、上方から見て、角が丸い略矩形の形状となっている。載置板45は、枠パイプ43による環状体の内部に配置されて枠パイプ43に固定されている。使用者は、載置板45及び枠パイプ43に荷物を載せることができる。
図3Aに示されるように、載置板45の前方における左右方向の中央部には、後方に向かって切り欠かれた切り欠き45aが形成されている。切り欠き45aが形成されることにより、枠パイプ43の前方における左右方向の中央部は、載置板45との間に隙間を有することとなる。枠パイプ43におけるこの部分を、挿入部47とする。
軸受部19は、脚部13に取り付けられる。軸受部19には、図2A、Bに示すように、左右方向の貫通穴19aが形成されている。貫通穴19aに挿入部47が挿入された状態では、貫通穴19aの内部において挿入部47は回転可能となる。
つまり、挿入部47は軸受部19により回転可能に保持され、その状態において、脚部13と棚部17とは挿入部47を中心として回転可能に連結される。なお軸受部19は上方が開放されていて、挿入部47を貫通穴19aに着脱可能に構成されていてもよい。
リンク部材21は、基部11と棚部17それぞれに回転可能に連結される部材であって、左右に一対設けられている。なお、本参考例以外の実施形態も含む以下の説明において、左右一対に設けられる構成は、特に説明が無い限り、前後及び上下に広がる平面に対して対称形である。
リンク部材21それぞれの一端は、基部11に対して下側軸21aを中心に回転可能に連結される。また他端は、載置板45から下方に延び出した左右一対の連結片51に設けられた上側軸21bを中心に、棚部17に対して回転可能に連結される。このようにリンク部材21それぞれが連結することで、リンク部材21と、基部11と、脚部13と、棚部17と、によって四節リンクが構成される。
ここでいう四節リンクとは、4つのリンクから構成されるリンク機構である。本参考例においては、回転軸31、挿入部47、上側軸21b、下側軸21aが関節となる。基部11が固定リンク、使用者が椅子1を揺動させたときに駆動する脚部13が駆動リンク、リンク部材21が従動リンク、棚部17が中間リンクとなる。また回転軸31と挿入部47の間の距離と、上側軸21bと下側軸21aとの間の距離がほぼ等しく、中間リンクが平行に移動する平行リンクとなっている。
なおリンク部材21は、基部11に一端が連結される構成を例示したが、基部11とは別個に設置面3に設けられた設置部に対して連結されていてもよい。なお、リンク部材21の一端が連結される位置は、四節リンクを構成できることを条件として、様々な位置とすることができる。例えば、左右側面から見て回転軸31から間隔を空けた位置であることが少なくとも条件に含まれる。
また、リンク部材21の他端が連結される棚部17における位置も、一端と同様に、四節リンクを構成できることを条件として、様々な位置とすることができる。例えば、左右側面から見て脚部13との連結位置(ここでは、軸受部19の位置)から間隔を空けた位置であることが少なくとも条件に含まれる。
[1−2.脚部の揺動に伴う棚部の移動]
脚部13が前後に揺動するときには、脚部13と棚部17とが軸受部19と挿入部47とによって連結されているため、脚部13に伴って棚部17が前後に移動する。椅子1では、この移動に伴う棚部17の傾きが抑制される。
まず図4Aを用いて、脚部13が前後に揺動するときの揺動角度αと、棚部17の傾き角度βと、の定義を説明する。なお図4Aにおいては、理解を容易にする目的で、本参考例の棚部17の傾き角度βよりも大きな傾き角度となるように、棚部17の傾きを示している。
図4Aは、椅子1の左側から見た図である。揺動角度α及び傾き角度βは、前後及び上下に広がる平面に投影された脚部13及び棚部17に基づく値である。
図4Aにおいて、破線で示す脚部13及び棚部17は、脚部13が第1位置にある状態を示しており、実線で示す脚部13及び棚部17は、脚部13が第2位置にある状態を示している。
脚部13が第1位置から第2位置まで揺動したときの揺動の角度を揺動角度αとする。ここでいう揺動角度とは、回転軸31を中心とする脚部13の回転の角度であり、例えば、第1位置において脚部13の中央を通過する直線Aと、第2位置において脚部13の中央を通過する直線Bと、の成す角度で示すことができる。
脚部13が第1位置に位置するときの棚部17を基準としたとき、脚部13が第2位置に位置するときの棚部17の基準に対する傾きの角度が、傾き角度βである。この傾き角度βは、例えば、第1位置のときの棚部17の上端に沿った直線Cと、第2位置のときの棚部17の上端に沿った直線Dと、の成す角度で示すことができる。
なお上述した傾きの角度とは、左右方向を軸とする棚部17の回転角度とも言いかえることができる。ここでいう回転とは、棚部17のみに注目したときの回転の角度、つまり棚部17の自転についての角度を意味しており、棚部17の基部11や脚部13に対する相対的な位置が回転により移動する場合の角度ではない。
角度を測定するための基準となる直線の設定方法は特に限定されず、棚部17上の任意の二点を通過する直線として設定できる。また、載置板45の傾きの変化を傾き角度βとして用いてもよい。
次に、本参考例の実際の傾き角度βを、図4Bを用いて説明する。図4Bに示すように、直線Cと直線Dとはほぼ平行である。つまり脚部13が第1位置から第2位置に移動したときの棚部17の傾きはほぼ0度である。
なお、仮に棚部17が脚部13に固定されていた場合、揺動角度がαであれば、傾き角度もαとなる。よって、傾き角度βが揺動角度αよりも小さくなるように構成されていれば、脚部13の揺動によって生じる棚部17の傾きによる荷物の脱落などを抑制する効果があるといえる。
本参考例においては、上述した四節リンクが、傾き角度βが揺動角度αよりも小さくなるように棚部17の移動を制御する。
[1−3.効果]
以上詳述した第1参考例によれば、以下の効果が得られる。
(1a)椅子1では、脚部13が揺動したときの揺動角度αよりも、その揺動に伴う棚部17の傾き角度βが小さくなる。よって、棚部17に荷物を置いた状態で脚部13が揺動したときに、荷物が棚部17から落ちてしまったり、棚部17上の偏った位置に移動してしまったりすることを抑制できる。
(1b)脚部13と棚部17との連結は、軸受部19に挿入部47が挿入されることにより実現されているため、棚部17は脚部13が揺動に連動して前後に移動する。そのため、例えば、脚部13が第2位置にあるにもかかわらず棚部17が後方に位置しており椅子1の後方の通行の妨げになったり、脚部が第1位置にあるにもかかわらず棚部17が前方に移動したままであって着座の妨げになったりするといった状態が生じにくく、棚部17が使用者などの邪魔になることが抑制できる。
(1c)椅子1では、揺動時の棚部17の角度制御を、四節リンクによって実現している。そのため、揺動時の棚部17の位置を厳密に制御することができ、想定されていない位置へ移動してしまうことによる危険を抑制できる。
[2.第2参考例]
[2−1.第1参考例との相違点]
第2参考例は、椅子の基本的な構成は第1参考例と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1参考例と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
図5A、B及び図6A、Bを用いて第2参考例の椅子1aを説明する。
基部61は、その左右の側面に、前後方向に長さを有し、基部61の左右方向の中心側に向かって凹むスライド溝71が形成されている。スライド溝71は、基部61の中心側が外側に比べて上下に広く形成されている。
棚部63は、枠パイプ43及び載置板45の下方に、上下に長さを有する左右一対の支持部75が形成されている。この一対の支持部75は基部61を挟み込むように配置され、その下端は基部61の中心側に向かって折れ曲がっている。折れ曲がった先には、前後方向に長さを有する滑動部77が設けられている。この滑動部77は、スライド溝71の内部を前後方向に滑動可能に構成されている。また滑動部77は上下方向の高さに関してスライド溝71と僅かなクリアランスを有するように形成されている。
軸受部65は、脚部13の長手方向に長さを有する長穴65aが形成されている。この長穴65aに挿入部47が挿入された状態において、挿入部47は軸受部65により回転可能に保持され、脚部13と棚部63とが挿入部47を中心として回転可能に連結される。
[2−2.脚部の揺動に伴う棚部の移動]
脚部13と棚部63とは軸受部65と挿入部47とによって連結されているため、脚部13の揺動に伴って棚部63が前後に移動する。
滑動部77はスライド溝71に対して前後方向にのみ移動可能であるため、滑動部77に支持部75を介して連接されている棚部63は、脚部13の揺動に伴って、前後方向にのみ移動する。
また滑動部77はスライド溝71に対して上下方向に関して小さなクリアランスしか有していないため、滑動部77は前後方向へ移動以外の変位が抑制され、その結果、棚部63の傾きが抑制される。
本参考例においては、脚部13が第1位置から第2位置へ移動したとき、棚部63は前後方向にのみ移動するため、揺動に伴う棚部63の傾き角度は0度である。つまり、傾き角度βが揺動角度αよりも小さくなる。また、揺動に伴って棚部63の高さも変化しない。
以上説明したように、スライド溝71及び滑動部77は、脚部13の揺動に伴う棚部63の前後方向への移動を案内しつつ、該移動のときの棚部63の傾きを制御する。
[2−3.効果]
以上詳述した第2参考例によれば、前述した第1参考例の効果(1a)及び(1b)と同様の効果に加え、以下の効果が得られる。
(2a)椅子1aは、スライド機構によって脚部13の揺動に伴う棚部63の移動を制御する。よって、脚部13の揺動に伴って棚部63が想定されていない位置へ移動してしまうことが抑制される。また、スライド方向が前後方向であるため、脚部13が揺動しても棚部63が上下に移動しない。よって棚部63に載せられた荷物が揺動時に上下に移動してしまうことを抑制でき、棚部63からの荷物の脱落を高度に抑制することができる。
[3.第3参考例]
[3−1.第1参考例との相違点]
第3参考例は、椅子の基本的な構成は第1参考例と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1参考例と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
図7A、B及び図8A、Bを用いて第3参考例の椅子1bを説明する。
基部81は、第1参考例の基部11と比較すると、リンク部材21が連結されていない点のみが相違しており、その他は基部11と同様の構成である。
棚部83は、第1参考例の棚部17と比較すると、リンク部材21と連結するための連結片51が形成されていない点のみが相違しており、その他は棚部17と同様の構成である。
脚部85は、第1参考例の脚部13と同様に中空状の部材であって、左右の両側面に、左右方向に貫通する貫通穴87が形成されている。この貫通穴87に挿入部47が挿入された状態において、挿入部47は脚部85により回転可能に保持され、脚部85と棚部83とが挿入部47を中心として回転可能に連結される。
また椅子1bは、第1ギヤ91、第2ギヤ93、第3ギヤ95を有する。これらのギヤはいずれも、脚部85の内部に設けられている。
第1ギヤ91は、回転軸31を軸として、その軸に平行に歯が切られた平歯車である。本参考例においては、回転軸31は基部81に固定されており、また第1ギヤ91は回転軸31に固定されている。その結果、第1ギヤ91は基部81に対して回転不能となっている。
第2ギヤ93は、挿入部47を軸とする平歯車であり、挿入部47に対して回転不能となるように挿入部47に固定されている。
第3ギヤ95は、脚部85に設けられた軸97を軸とする平歯車であり、軸97を中心に自在に回転する。第2ギヤ93は、第1ギヤ91及び第3ギヤ95の両方と噛み合っている。
[3−2.脚部の揺動に伴う棚部の移動]
図7Bに示すように、脚部85が前方に揺動すると、軸97の位置は移動するが第1ギヤ91は固定されていて回転しないため、第3ギヤ95が軸97を中心として、矢印E方向(つまり、図面上で左回り)に回転する。すると、第2ギヤ93は挿入部47を中心に矢印F方向(つまり、図面上で右回り)に回転する。また脚部85が後方に揺動すると、第2ギヤ93は上記とは反対向きに回転する。
即ち、第1ギヤ91、第2ギヤ93、及び第3ギヤ95が挿入部47の回転を制御することで、脚部85が揺動するときに、棚部83は脚部85に対して揺動の方向とは反対方向に回転する。その結果、傾き角度βはほぼ0°となり、揺動角度αよりも小さくなる。
[3−3.効果]
以上詳述した第3参考例によれば、前述した第1参考例の効果(1a)及び(1b)と同様の効果に加え、以下の効果が得られる。
(3a)椅子1bは、脚部85の揺動の方向とは反対方向に挿入部47を回転させることで、揺動によって棚部83が大きく傾くことを抑制できる。
(3b)第1ギヤ91、第2ギヤ93、及び第3ギヤ95は脚部85の内部に設けられており、棚部83以外の構成が外部に露出していない。そのため、揺動時に変位する部品であって、外部に露出している部品の点数を削減できる。よって、そのような部品に使用者の体や荷物などが接触しにくくなるため、その接触により脚部85の揺動や棚部83の移動が阻害されてしまう危険を低減できる。
[4.第4参考例]
[4−1.第1参考例との相違点]
第4参考例は、椅子の基本的な構成は第1参考例と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1参考例と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
図9A、B及び図10A、Bを用いて第4参考例の椅子1cを説明する。
基部101は、第3参考例の基部81と同様の構成である。
棚部103は、枠パイプ43及び載置板45の下方に、基部101を中心として左右に一対、上下に長さを有する支持脚111が形成されている。この支持脚111は、前端部と後端部が下方に延び出しており、延び出した先にはそれぞれローラー113が設けられている。
軸受部105は、第2参考例の軸受部65と同様の構成であり、この長穴に挿入部47が挿入された状態で、脚部13と棚部103とが挿入部47を中心として回転可能に連結される。
ローラー113それぞれは、回転軸31と平行な軸を中心に回転し、設置面3に対して上方から接触する。なお、支持体は設置面3に限定されない。例えば、基部101にローラー113が接触する平面を形成してもよい。また、基部101とは別の部材をローラー113が接触する位置に設置してもよい。
図9A、Bに示されるように、脚部13が前後に揺動すると、棚部103は前後に移動する。このとき、ローラー113が設置面3の上面を回転して移動することにより摩擦力が低減され、棚部103はスムーズに移動する。棚部103は設置面3上を前後に移動するだけであるため、脚部13が第1位置から第2位置まで揺動しても、棚部103は基準に対して傾き角度βが変化することなく前後に移動する。
[4−2.効果]
以上詳述した第4参考例によれば、前述した第1参考例の効果(1a)及び(1b)と同様の効果に加え、以下の効果が得られる。
(4a)椅子1cは、脚部13が揺動したときに、棚部103は設置面3から一定の距離上方の位置を前後に移動する。そのため、揺動に伴って棚部103に傾きが生じることなく、また棚部103に載せられた荷物が揺動によって上下に移動してしまうことを抑制でき、荷物の脱落を高度に抑制することができる。
[5.第1実施例]
[5−1.全体構成]
図11に示すように、本実施例の椅子121は、当該椅子121が設置される平面である設置面3に配置される基部131と、基部131から上方に伸び出す脚部133と、脚部133に座受け135を介して取り付けられる着座部15と、着座部15の下方に設けられ、荷物を載せることができる棚部137と、を備える。
この椅子121は、脚部133が左右二手に分かれて上方に伸び出しており、その間に棚部137が配置されている。
椅子121の揺動及び棚部137の移動について、図12A〜Cを用いて説明する。基部131には、左右方向に伸びる回転軸139が基部131に対して回転可能に設けられている。脚部133は、この回転軸139と一体に構成されており、回転軸139を中心として前後に揺動する。
棚部137の左右両端には、左右方向に延びる一対の連結軸141が設けられている。連結軸141それぞれは脚部133に回転可能に保持されているため、脚部133と棚部137とが連結軸141を中心として回転可能に連結される。
また、基部131の左右に設けられた一対のリンク部材143が、基部131と、棚部137の下側面に設けられた連結片145と、に対して回転可能に連結されている。このリンク部材143と、脚部133と、棚部137と、によって四節リンクが構成される。
この椅子121は、脚部133が図12Bに示す第1位置と図12Cに示す第2位置との間を揺動するときに、上述した四節リンクによって棚部137が移動するため、棚部137の傾きはほぼ変化しない。即ち、脚部133が第1位置に位置するときの棚部137を基準としたとき、脚部133が第2位置に位置するときの棚部137の基準に対する傾きの角度は、脚部133が第1位置から第2位置まで揺動したときの揺動の角度よりも小さくなる。
[5−2.効果]
以上詳述した第1実施例によれば、前述した第1参考例の効果と同様の効果に加え、以下の効果が得られる。
(5a)椅子121は、左右に分かれた脚部133の間に棚部137が配置されているため、着座部15の下方の空間を広く使用することができ、棚部137を大きくして、荷物を載せることができるスペースを広くすることができる。
[6.第2実施例]
[6−1.全体構成]
図13A〜Cに示すように、本実施例の椅子151は、当該椅子151が設置される平面である設置面3に配置される基部161と、基部161から上方に伸び出す脚部163と、脚部163に座受け165を介して取り付けられる着座部15と、着座部15の下方に設けられ、荷物を載せることができる棚部167と、を備える。
この椅子151は、脚部163が左右二手に分かれて上方に伸び出しており、その間に棚部167が配置されている。
基部161には、脚部163と一体に形成され、左右方向に伸びる回転軸169が、基部161に対して回転可能に設けられている。基部161の左右両側には、前後方向に長さを有する長穴171が形成されている。
棚部167の前端には、棚部167と座受け165とを連結する吊パイプ173が設けられている。吊パイプ173は、棚部167の左右それぞれから上方に伸び出し、屈曲して後方に延び出す左右一対の縦柱173aと、一対の縦柱173aを繋ぐ左右方向に伸びる横柱173bと、を有している。
座受け165の下部には、左右方向に間隔を空けた2箇所において下方に伸び出す一対の突出部174が設けられており、突出部174それぞれには、左右方向に貫通する貫通穴175が設けられている。
貫通穴175に横柱173bが挿入された状態では、貫通穴175において横柱173bは回転可能となる。即ち、横柱173bは突出部174により回転可能に保持され、この状態において、着座部15と棚部167とは、横柱173bを中心として回転可能に連結される。
棚部167の下部には、左右方向に間隔を空けた2箇所において下向きに伸び出す一対の連接片176が設けられており、連接片176それぞれには、長穴171に挿入される挿入部177が形成されている。
この椅子151は、脚部163が図13Bに示す第1位置と図13Cに示す第2位置との間を揺動するときに、棚部167が吊パイプ173を介して荷重を受けて前後方向に移動する。その際、挿入部177は長穴171の内部をスライドして移動する。
左右側面からみた長穴171の形状は、揺動により貫通穴175が移動する領域の形状に合わせた形状となっている。よって、脚部163が揺動しても、貫通穴175と挿入部177の位置関係は大きく変化しないため、棚部167を前後に移動させたときに棚部167が大きく傾くことが抑制される。
即ち、脚部163が第1位置に位置するときの棚部167を基準としたとき、脚部163が第2位置に位置するときの棚部167の基準に対する傾きの角度は、脚部163が第1位置から第2位置まで揺動したときの揺動の角度よりも小さくなる。
[6−2.効果]
以上詳述した第2実施例によれば、前述した第1参考例の効果(1a)及び(1b)と同様の効果、及び第1実施例の(5a)と同様の効果に加え、以下の効果が得られる。
(6a)椅子151は、挿入部177と長穴171とを有するスライド機構によって脚部163の揺動に伴う棚部167の移動を制御する。よって、棚部167が想定されていない位置へ移動してしまうことを抑制できる。
(6b)棚部167は、吊パイプ173を介して着座部15に設けられた突出部174に連結されている。その結果、棚部が脚部に連結している場合と比較して、脚部163が揺動したときの棚部167の移動量が大きくなる。それにより、脚部163が第2位置へ移動すれば棚部167は大きく前方に移動することとなるため、棚部167を前後方向に関して大きく形成しても、収納状態においては椅子151の後方への棚部167の突出量を低減できる。
[7.その他の実施形態]
以上本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
(7a)本開示の椅子は、上記実施形態に示した構成に限定されない。
例えば、脚部は、第1位置から第2位置までの揺動可能な範囲のうち少なくともいずれかの位置において上方に伸び出すものであればよい。この場合の上方とは鉛直方向のみを意味せず、鉛直に対して傾いた上方向であってもよい。
また脚部は、他の要素と協働して着座部15を支持するように構成されていてもよい。例えば脚部の前方又は後方に、基部及び着座部と回転可能に連結された第2の脚部を備え、基部、着座部、脚部、及び第2の脚部によって、四節リンクを構成していてもよい。
また脚部の揺動の中心となる回転軸は、基部に固定されるものであってもよいし、基部の所定の位置において保持されるものであってもよい。この場合の所定の位置とは、一定の範囲を有していてもよく、例えば回転軸が前後や上下に移動可能に構成されていてもよい。回転軸が脚部などの他の要素の一部であってもよい。
また脚部は、第1位置から第2位置までの範囲を超えて揺動可能に構成されていてもよい。そして第1位置から第2位置までの範囲を超えた範囲においては、脚部が揺動する角度に対して、棚部の傾きの角度が小さくならない構成であってもよい。
また脚部と棚部とを連結する連結部は、上記各実施形態にて説明したように、棚部に固定された連結軸(例えば、挿入部47、連結軸141、横柱173b)を本体部に設けられた軸受部が回転可能に保持する構成とは異なる構成で連結を実現してもよい。例えば、棚部に軸受部が設けられ、本体部に連結軸が設けられる構成としてもよい。
連結部は、少なくとも、脚部が揺動するときに、脚部に伴って、上方から見て脚部の移動方向と同じ方向に棚部が移動し、かつ、棚部と脚部との相対的な位置が変化可能であるように連結していればよい。例えば、棚部は本体部からワイヤーで吊るされている構成であってもよい。また連結部は使用者が着脱可能に構成されていてもよい。
また、連結軸141は、回転軸(例えば、回転軸31、回転軸139、回転軸169)に対して平行である必要はなく、傾いて配置されていてもよい。
また、上記実施形態では脚部が第1位置のときが使用状態であり、脚部が第2位置のときが収納状態である例を説明したが、第1位置と第2位置は、上記の状態に対応するものに限定されない。
(7b)上記各実施形態では、傾き角度βがほぼ0°である構成を例示したが、傾き角度βは、揺動角度よりも小さい範囲であれば0°でなくともよい。傾き角度が10°以下であれば荷物の脱落の危険は小さく、5°以下であればさらに顕著に危険を低減できる。一方、例えば椅子が収納状態にあるとき、つまり上記実施形態では脚部が第2位置に位置するときに、棚部の後方が下を向いて傾斜するように構成されていてもよい。このように構成することで、荷物の置きやすさ、取り出しやすさの向上を図ることができる。
(7c)上記各実施形態では、脚部が揺動しても棚部は左右方向には傾斜しない構成を例示したが、揺動角度αを超えない範囲で傾く構成であってもよい。
(7d)上記第1実施例及び第2実施例では、脚部が左右二手に分かれて上方に伸び出しており、その脚部の間に棚部が配置されることにより、棚部の配置の制限を抑制して棚部を広く構成する構成を例示した。しかしながら、図14に示す椅子201のように、脚部203が基部131から左右の一方にのみ伸び出す構成としてもよい。脚部203は、基部131から左方向に延び出し、その先が上に延び出して、着座部15を支持する。
このような椅子201であっても、棚部の配置や形状の制限を抑制して棚部の形状の自由度を向上させることができる。脚部203は基部131の右にのみ設けられる構成であってもよい。
(7e)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1,1a,1b,1c…椅子、3…設置面、11…基部、13…脚部、15…着座部、17…棚部、19…軸受部、21…リンク部材、31…回転軸、47…挿入部、61…基部、63…棚部、65…軸受部、81…基部、83…棚部、85…脚部、91…第1ギヤ、93…第2ギヤ、95…第3ギヤ、101…基部、103…棚部、105…軸受部、113…ローラー、121…椅子、131…基部、133…脚部、137…棚部、139…回転軸、141…連結軸、143…リンク部材、151…椅子、161…基部、163…脚部、165…座受け、167…棚部、169…回転軸、173…吊パイプ、173a…縦柱、173b…横柱、174…突出部、175…貫通穴、201…椅子、203…脚部

Claims (4)

  1. 椅子であって、
    使用者が着座可能な着座面を有する着座部と、
    当該椅子が設置される設置対象物に設けられ、前記着座部を前後方向に移動可能に支持する脚部と、
    前記着座部の下方に設けられ、前記着座部の前後方向の移動に伴って前後方向に移動する棚部と、を備え、
    前記脚部は、左右方向に関して、前記着座部の中央から左側に偏った位置及び右側に偏った位置のいずれか一方又は両方に設けられており、かつ、前記棚部の左右方向の側方に位置して上下方向に延びている、椅子。
  2. 請求項1に記載の椅子であって、
    前記棚部は、荷物を載置可能な載置領域が、左右方向に関して、前記着座部の中央を基準とした左右両側に亘って存在する、椅子。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の椅子であって、
    前記棚部は、前記脚部に連結されている、椅子。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の椅子であって、
    前記棚部は、前記着座部に連結されている、椅子。
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