JP6704708B2 - X線撮影システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、X線撮影システムに関する。
現在、様々なメーカにより可搬型X線検出器が製造されている。また、これら複数のメーカの可搬型X線検出器等を用途によって使い分けて、X線撮影を実行するX線撮影システムがある。
従来のX線撮影システムは、撮影に使用する可搬型X線検出器を自動的に識別することができない。このため、X線撮影システムの装置本体と可搬型X線検出器との通信接続を確立する際には、撮影に使用する可搬型X線検出器を特定するための情報を操作者が入力する必要がある。また、一般的に、可搬型X線検出器は、メーカごとにX線撮影システムとの接続に使用されるドライバや接続プロトコルが異なる。このため、操作者が複数のメーカそれぞれの接続手順を覚える必要がある。
特開2009−297187号公報
上記に示すように、従来のX線撮影システムでは、X線撮影システムの装置本体と可搬型X線検出器との通信接続を確立する際の操作が煩雑であるという問題がある。
実施形態の目的は、所望の可搬型X線検出器とX線撮影システムの装置本体との通信接続を確立する場合の作業負担を軽減することができるX線撮影システムを提供することにある。
実施形態に係るX線撮影システムは、読取装置と、接続方式決定部と備える。読取装置は、接続方式の異なる可搬型X線検出器それぞれに備えられる識別部から、可搬型X線検出器それぞれを識別する識別情報を読み取る。接続方式決定部は、読み取られた識別情報に基づいて、読み取られた識別情報に対応する識別部を備える可搬型X線検出器を特定し、特定された可搬型X線検出器の接続方式を決定する。
図1は、第1実施形態に係るX線撮影システムの一例を示す外観図である。 図2は、第1実施形態に係るX線撮影システムを示すブロック図である。 図3は、図2に示す読取装置により読み取られたメーカ名、型式、シリアル番号の一例を示す図である。 図4は、図2に示す記憶回路に記憶される、識別情報と接続データID及び接続プロトコルIDとを関連付けたテーブルを示す図である。 図5は、第1実施形態に係るX線撮影システムにおける可搬型X線検出器9と装置本体との接続を確立する流れを示すシーケンス図である。 図6は、変形例2に係る記憶回路に記憶される、識別情報と接続プロトコルIDとを関連付けたテーブルを示す図である。 図7は、変形例2に係るX線撮影システムにおける可搬型X線検出器9と装置本体との接続を確立する流れを示すシーケンス図である。 図8は、第2実施形態に係るX線撮影システムを示すブロック図である。 図9は、読取装置により読み取られた可搬型X線検出器のメーカ名、型式、シリアル番号、および接続データIDを示す図である。 図10は、更新処理部により更新されたテーブルを示す図である。 図11は、他の実施形態に係るX線撮影システムを示すブロック図である。
以下、実施形態に係るX線撮影システムについて、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るX線撮影システム1の一例を示す外観図である。図2は、第1実施形態に係るX線撮影システム1を示すブロック図である。
図1、図2に示すように、X線撮影システム1は、X線管装置100、高電圧発生器7と、寝台200、立位撮影台300、可搬型X線検出器9と、読取装置11と、記憶回路13と、処理回路15と、通信インターフェイス回路18と、画像処理回路21と、ディスプレイ23と、入力インターフェイス回路25と、システム制御回路27とを備える。なお、読取装置11と、記憶回路13と、処理回路15と、通信インターフェイス回路18と、画像処理回路21と、ディスプレイ23と、入力インターフェイス回路25と、システム制御回路27は、装置本体2として一つの筐体内に設けられているものとする。
X線管装置100は、X線管3と、X線絞り器5とを備える。X線管3は、高電圧発生器7から供給された管電流と、高電圧発生器7により印加された管電圧とに基づいて、X線を発生する。X線絞り器5は、SID(Source Image receptor Distance)に対して直行する2軸のうち一つの軸に沿って移動可能な複数の絞り羽根と、他方の軸に沿って移動可能な複数の絞り羽根とを有する。これら複数の絞り羽根各々は、X線焦点で発生されたX線を遮蔽する鉛により構成される。X線絞り器5は、入力インターフェイス回路25により入力された照射範囲の限定指示に従って、各絞り羽根を移動させることにより、X線管3によって発生されたX線の照射範囲を限定する。さらに、X線絞り器5は、被検体Pへの被曝線量の低減および画質の向上を目的として、X線の照射範囲に挿入される複数の線質調整フィルタを有してもよい。
高電圧発生器7は、システム制御回路27による制御のもとで、X線撮影条件に従って、管電流をX線管3に供給し、管電圧をX線管3に印加する。また、高電圧発生器7は、寝台200に備えられるX線自動露出制御装置(以降、AEC(Automatic Exposure Control)と呼称する。)207、または立位撮影台300に備えられるAEC307において所定のX線線量が検出された場合、X線管3への管電流供給および管電圧印加を停止する。
寝台200は、被検体Pを載置する天板201と、可搬型X線検出器9を寝台200に設置するためのブッキー装置203とを備える。ブッキー装置203は、X線グリッド205およびAEC207からなり、天板201の下部に設けられる。X線グリッド205は、X線撮影における被検体Pからの散乱X線を除去し、かつ被検体Pで散乱していないX線を透過させるための器具である。AEC207は、所定のX線線量が検出された場合、所定のX線線量が検出されたことを通知する検出信号を高電圧発生器7に送信する。
立位撮影台300は、ブッキー装置303と、ブッキー装置303を所定の位置で固定支持する支柱301とを備える。ブッキー装置303の構成は、寝台200が備えるブッキー装置203と同様である。
可搬型X線検出器9は、複数の半導体検出素子を有する平面検出器(FPD:Flat Panel Detector)であり、ブッキー装置203により、寝台200に対し着脱可能に設けられる。また、可搬型X線検出器9は、ブッキー装置303により、立位撮影台300に対し着脱可能に設けられる。一般に、検査項目に応じて、形状やマトリックスサイズ(画素の配列数)の異なる可搬型X線検出器9が使用される。操作者は、複数の可搬型X線検出器9の中から、撮影部位や被検体の体格等に応じて適切な可搬型X線検出器9を選択し、寝台200或いは立位撮影台300に設置する。なお、可搬型X線検出器9は、FPDに限らず、イメージングプレート(IP:Imaging Plate)であってもよい。
また、各可搬型X線検出器9は、識別部91と通信回路93とを有する。識別部91は、複数の可搬型X線検出器9それぞれを識別するための識別情報を保持するものであり、一次元以上の光学式マーク(バーコードおよびQRコード(登録商標)等)を付したシール、接触型IC(Integrated Circuit)、非接触型IC等である。例えば、非接触型ICとして、NFC(Near Field Communication)(登録商標)、ISO/IEC 14443 Type A(MIFARE IC(登録商標)等)、ISO/IEC 14443 Type B、Felica(登録商標)、ISO/IEC 157693が挙げられる。ここで、識別情報とは、対応する可搬型X線検出器9を識別するための情報であり、複数の可搬型X線検出器9それぞれのメーカ名、型式、シリアル番号等を所定の方式で符号化した情報である。本実施形態においては、説明を具体的にするため、識別部91が一次元以上の光学式マークを付したシールである場合の例とする。
通信回路93は、可搬型X線検出器9と装置本体2とを有線または無線で接続するための回路である。通信回路93は、有線または無線接続により装置本体2に備えられる通信インターフェイス回路18とデータを通信する。具体的には、通信回路93は、医療現場で利用されている所定の無線規格に従って、アクセスポイント19を介して通信インターフェイス回路18とデータを通信する。また、通信回路93と通信インターフェイス回路18とを直接接続する、あるいはアクセスポイント19を経由して通信回路93と通信インターフェイス回路18とを有線接続することで、通信回路93と通信インターフェイス回路18との間でデータを通信する。
読取装置11は、シールに付された識別部91に保持された識別情報を読み取る装置である。本実施形態では、識別部91は光学式マークが付されたシールであるため、読取装置11としてバーコードリーダが採用される。読取装置11は、識別部91から読み取った識別情報(メーカ名、型式、およびシリアル番号)を処理回路15へ出力する。
記憶回路13は、画像処理回路21で発生されたX線画像、X線撮影システム1の制御プログラム、診断プロトコル、入力インターフェイス回路25から送られる操作者の指示、X線撮影に関するX線撮影条件等の各種データ群、X線線量等を記憶する。
また、記憶回路13は、複数の可搬型X線検出器9それぞれと装置本体2との間の通信に用いられる接続データ(例えば、デバイスドライバ(Device Driver))及び接続プロトコルを、可搬型X線検出器9毎に記憶する。各接続データ及び各接続プロトコルにはそれぞれIDが付されており、当該IDによって個々の接続データ及び接続プロトコルを特定することができる。
さらに、記憶回路13は、後述する自動通信接続機能に用いられるテーブルを記憶する。このテーブルは、図4に示すように、各可搬型X線検出器9のメーカ名、型式、シリアル番号と、当該可搬型X線検出器9と装置本体2との間の通信に用いられる接続データを特定するためのID(接続データID)及び接続プロトコルを決定するためのID(接続プロトコルID)とを対応付けた表である。
処理回路15は、ハードウェア資源として、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサと、ROMやRAM等のメモリとを有する。当該処理回路15のメモリは、自動通信接続機能を実現するためのプログラム(自動通信接続プログラム)を記憶する。また、当該処理回路15のプロセッサは、自動通信接続プログラムを読み出して実行することで、自動通信接続機能を実現する。
具体的には、処理回路15は、自動通信接続プログラムの実行により、接続方式決定部151、接続処理部152としての機能を実現する。接続方式決定部151は、読み取られた識別情報(メーカ名、型式およびシリアル番号)と図4に示したテーブルとを照合することにより、当該識別情報に対応する可搬型X線検出器9が、図4に示したテーブルにリストアップされた可搬型X線検出器のいずれに該当するかを特定する。また、接続方式決定部151は、特定された可搬型X線検出器と図4のテーブルとに基づいて、識別情報が読み取られた可搬型X線検出器に対応する接続データID及び接続プロトコルID(接続方式)を決定する。さらに、接続方式決定部151は、決定された接続データIDが割り当てられた接続データ、及び接続プロトコルIDが割り当てられた接続プロトコルを、記憶回路13から読み出す。接続処理部152は、読み出された接続データと接続プロトコルとを用いて、上記特定された可搬型X線検出器9と装置本体2との間の無線接続を確立する。
通信インターフェイス回路18は、可搬型X線検出器9と装置本体2とを有線または無線で接続するための回路である。通信インターフェイス回路18は、有線または無線接続により可搬型X線検出器9に備えられる通信回路93とデータを通信する。具体的には、通信インターフェイス回路18は、医療現場で利用されている所定の無線規格に従って、アクセスポイント19を介して通信回路93とデータを通信する。また、通信回路93と通信インターフェイス回路18とを直接接続する、あるいはアクセスポイント19を経由して通信回路93と通信インターフェイス回路18とを有線接続することで、通信回路93と通信インターフェイス回路18との間でデータを通信する。
アクセスポイント19は、当該通信回路93と通信インターフェイス回路18とを有線または無線で通信可能な状態にするためのルータである。
画像処理回路21は、前処理部211、画像発生部212を有する。前処理部211は、可搬型X線検出器9から出力されたディジタルデータに対して、前処理を実行する。ここで、前処理とは、可搬型X線検出器9におけるチャンネル間の感度不均一の補正、および金属等のX線強吸収体による極端な信号の低下またはデータの脱落に関する補正等である。画像発生部212は、前処理されたディジタルデータに基づいて、X線画像を発生する。画像発生部212は、発生したX線画像をディスプレイ23および記憶回路13に出力する。
なお、画像処理回路21は、処理装置(プロセッサ)とROMやRAM等の記憶装置(メモリ)とによって構成される。また、前処理部211、画像発生部212は、当該画像処理回路21において、プロセッサが記憶装置に保存されたプログラムを読み出し起動することで実現される。しかしながら、当該構成に拘泥されず、例えば、前処理部211として機能する専用のハードウェア回路と画像発生部212として機能する専用のハードウェア回路とが画像処理回路21に実装されてもよい。
ディスプレイ23は、画像処理回路21により発生されたX線画像等を表示する。ディスプレイ23は、撮影位置、X線照射条件等の入力に関する入力画面等を表示する。
入力インターフェイス回路25は、トラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、操作面へ触れることで入力操作を行うタッチパッド、および表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチパネルディスプレイ等によって実現される。入力インターフェイス回路25は、システム制御回路27に接続されており、操作者から受け取った入力操作を電気信号へ変換しシステム制御回路27へと出力する。なお、第1実施形態において入力インターフェイス回路25は、トラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード等の物理的な操作部品を備えるものだけに限られない。例えば、装置とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、この電気信号をシステム制御回路27へ出力する電気信号の処理回路も入力インターフェイス回路25の例に含まれる。
システム制御回路27は、処理装置(プロセッサ)とROMやRAM等の記憶装置(メモリ)とによって構成され、本X線撮影システム1の動作を統括的に制御する。例えば、システム制御回路27は、入力インターフェイス回路25から送られる操作者の指示、X線撮影位置、X線管3によるX線撮影方向、X線照射範囲、X線照射条件等の情報に従って、X線撮影を実行するために、高電圧発生器7およびX線絞り器5を制御する。また、システム制御回路27は、自動通信接続機能に従う処理において、処理回路15等を制御する。
(自動通信接続機能)
次に、本X線診断システム1が具備する自動通信接続機能について説明する。
一般に、可搬型X線検出器9と装置本体2との無線通信に確立に用いられる接続データ、接続プロトコルは、可搬型X線検出器9毎に異なる。従来においては、操作者は、新たな可搬型X線検出器9を用いた撮影を実行する前に固有の接続データ及び接続プロトコルを特定・取得し、無線接続を確立しなければならない。
そこで、本自動通信接続機能は、X線画像の撮影に用いる可搬型X線検出器9に付された識別部91から当該可搬型X線検出器9の識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて、使用する可搬型X線検出器9に対応する接続データ及び接続プロトコルを自動的に特定・取得し、無線接続を確立するものである。
図5は、可搬型X線検出器9と装置本体2との無線接続の確立を説明するためのシーケンス図である。図5に示すように、装置本体の読取装置11は、識別部91(シール)に付された光学式マークを読み取ることで、当該識別部91が貼付された可搬型X線検出器9の識別情報(例えば、メーカ名「A」、型式「A−1」、およびシリアル番号「A1001」)を取得する(SQ01)。接続方式決定部151は、取得された識別情報と記憶回路13に記憶されたテーブルとを照合し、接続データのID及び接続プロトコルのIDを特定する(SQ02、SQ03)。今の場合、SQ01において識別情報として“メーカ名「A」”、“型式「A−1」”、“シリアル番号「A1001」”が取得されたのであるから、図4に示したテーブルにおいて定義された対応付けにより、“接続データID「A1001DATA」”、“接続プロトコルID「A−1」”が特定される。接続方式決定部151は、特定した接続データIDに対応するデバイスドライバ(接続データ)、及び特定した接続プロトコルIDに対応する接続プロトコルを、記憶回路13から読み出す(SQ04)。
処理回路15のプロセッサにより、読み出されたデバイスドライバが起動され、接続処理部152が実現される。接続処理部152は、読み出された接続プロトコルに従って、アクセスポイント19を介した可搬型X線検出器9との無線通信接続を確立する(SQ05)。以降、通常のX線撮影が実施される。
以上述べた第1の実施形態に係るX線撮影システムによれば、撮影に用いる可搬型X線検出器に貼付された識別部が保持する識別情報を読み取るという統一的な作業だけで、当該可搬型X線検出器とX線撮影システムの装置本体との無線接続を、自動的且つ迅速に確立することができる。従って、従来の様に可搬型X線検出器とX線撮影システムの装置本体との無線接続をマニュアル操作によって個別に確立させる必要はない。その結果、従来に比して、可搬型X線検出器を用いたX線撮影において、操作者の作業負担を大幅に軽減することができ、作業効率を向上させることができる。
ここで、上記実施形態において、アクセスポイント19を介した、可搬型X線検出器9と装置本体2との間の無線接続を確立しているが、所定の時間が経過しても当該無線接続が確立されない場合がある。この場合、可搬型X線検出器9と装置本体2との間の無線接続が確立されなかったことを示すエラーメッセージを操作者に通知する。また、再度、可搬型X線検出器9と装置本体2との間の無線接続を試みるよう操作者に指示する再試行メッセージを通知する。なお、再試行メッセージとして、例えば、再度、読取装置11により識別部91に付された光学式マークを読み取るよう指示するメッセージを通知しても、すでに読み出された接続データと接続プロトコルとを用いて、再度、無線接続を確立するかを問うメッセージを通知してもよい。
操作者は、上記再試行メッセージの通知を受けて、再度、無線接続を試みる。その後、さらに所定の時間が経過しても当該無線接続を確立できない場合、機器に不具合がある、または特定された可搬型X線検出器9に対応する接続データと接続プロトコルとが上記テーブルとして記憶されていない等の可能性がある。この場合、可搬型X線検出器9と装置本体2との間の接続を有線で確立するよう操作者に指示する有線接続指示メッセージを通知してもよい。
なお、上記エラーメッセージ、再試行メッセージ、有線接続指示メッセージは、例えば、ディスプレイ23に表示してもよいし、音声等を用いて通知してもよい。
(変形例1)
上記説明においては、識別部91が一次元以上の光学式マークを付したシールである場合を例とした。しかしながら、第1実施形態は、これに限定されない。例えば、識別部91が接触型ICまたは非接触型ICであってもよい。
識別部91が接触型ICである場合、接触型ICは、内蔵されるメモリに複数の可搬型X線検出器9それぞれのメーカ名、型式、シリアル番号を予め記憶しておく。読取装置11には、接点端子が設けられる。読取装置11は、接触型ICに設けられる接点端子に、自身に設けられる接点端子を接触させる。これにより、読取装置11は、接触型ICから複数の可搬型X線検出器9それぞれのメーカ名、型式、シリアル番号を読み取る。
識別部91が非接触型ICである場合、接触型ICと同様に、非接触型ICは、内蔵されるメモリに複数の可搬型X線検出器9それぞれのメーカ名、型式、シリアル番号を予め記憶しておく。また、非接触型ICにはアンテナコイルが内蔵される。読取装置11には、磁界を発生する回路が設けられる。また、読取装置11には、非接触型ICとのデータのやり取りを行う回路が設けられる。非接触型ICが、読取装置11により発生された磁界を通過することで、内蔵するアンテナコイルが磁気を受けて電流を発生する。非接触型ICは、発生した電流を利用して内蔵されるCPUやメモリを起動させて、読取装置11とのデータのやり取りを行う。これにより、読取装置11は、非接触型ICから複数の可搬型X線検出器9それぞれのメーカ名、型式、シリアル番号を読み取る。
本変形例に係るX線撮影システムによっても、識別部91が一次元以上の光学式マークを付したシールである場合と同様の効果を実現することができる。
(変形例2)
第1実施形態では、複数の可搬型X線検出器9それぞれと装置本体2とを通信可能にするための複数の接続データを記憶回路13に予め記憶していた。本変形例では、識別部91が可搬型X線検出器9と装置本体2とを無線接続するための接続データを上記識別情報と共に保持する場合について説明する。なお、本変形例に係るX線撮影システム1の構成要素は、図2と実質的に同一である。以下においては、機能の異なる構成要素について説明する。
識別部91は、識別情報と、接続データとを保持する。識別部91は、好適には、接触型ICまたは非接触型ICである。なお、識別部91は、光学式マークであってもよい。
以下、識別部91が非接触型ICである場合について記載する。
読取装置11は、非接触型ICから複数の可搬型X線検出器9それぞれのメーカ名、型式、シリアル番号、接続データを読み取る。読取装置11は、読み取ったメーカ名、型式、シリアル番号、接続データを処理回路15へ出力する。
記憶回路13は、接続プロトコルを、可搬型X線検出器9毎に記憶する。接続プロトコルにはそれぞれIDが付されており、当該IDによって個々の接続プロトコルを特定することができる。記憶回路13は、自動通信接続機能に用いられるテーブルを記憶する。
接続方式決定部151は、特定された可搬型X線検出器と図6に示すテーブルとに基づいて、識別情報が読み取られた可搬型X線検出器に対応する接続プロトコルID(接続方式)を決定する。接続方式決定部151は、決定された接続プロトコルIDが割り当てられた接続プロトコルを、記憶回路13から読み出す。接続処理部152は、識別部91から読み出された接続データ及び記憶回路13から読み出された接続プロトコルを用いて、上記特定された可搬型X線検出器9と装置本体2との間の無線接続を確立する。
次に、本変形例に係る自動通信接続機能について説明する。
図7は、可搬型X線検出器9と装置本体2との無線接続の確立を説明するためのシーケンス図である。図7に示すように、装置本体2の読取装置11は、非接触ICから識別情報および接続データ(デバイスドライバ)を読み取る(SQ11)。接続方式決定部151は、取得された識別情報と記憶回路13に記憶されたテーブルとを照合し、接続プロトコルのIDを特定する(SQ12、SQ13)。例えば、SQ11において識別情報として“メーカ名「B」“、”型式「B−1」“、”シリアル番号「B1001」“が取得された場合、図6に示したテーブルにおいて定義された対応付けにより、接続プロトコルID「B−1」”が特定される。接続方式決定部151は、特定した接続プロトコルIDに対応する接続プロトコルを、記憶回路13から読み出す(SQ14)。
処理回路15のプロセッサにより、読取装置11により識別部91から読み出されたデバイスドライバが起動され、接続処理部152が実現される。接続処理部152は、記憶回路13から読み出された接続プロトコルに従って、アクセスポイント19を介した可搬型X線検出器9との無線通信接続を確立する(SQ15)。以降、通常のX線撮影が実施される。
本変形例に係るX線撮影システムによれば、撮影に用いる可搬型X線検出器に貼付された識別部が保持する識別情報を読み取るという統一的な作業だけで、当該可搬型X線検出器を識別するための識別情報と、可搬型X線検出器とX線撮影システムの装置本体との無線接続を確立するための接続データ(デバイスドライバ)を取得することができる。従って、無線接続を確立するためのデバイスドライバが装置本体2側に格納されていない場合であっても、当該可搬型X線検出器とX線撮影システムの装置本体との無線接続を、自動的且つ迅速に確立することができる。
(第2実施形態)
次に、第2の実施形態に係るX線撮影システム1について説明する。第1の実施形態との相違は、読取装置11に読み取られた識別情報および接続データIDがテーブルに登録されていない場合、読取装置11に読み取られた識別情報および接続データIDをテーブルに追加することにある。本実施形態の説明において、上記第1実施形態と略同一の機能および構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図8は、本実施形態に係るX線撮影システム1を示すブロック図である。図8に示すように、処理回路15は、更新処理部153を更に備える。
識別部91は、識別情報と接続データと接続データIDとを保持する。識別部91は、好適には、接触型ICまたは非接触型ICである。なお、識別部91は、光学式マークであってもよい。
読取装置11は、非接触型ICから複数の可搬型X線検出器9それぞれのメーカ名、型式、シリアル番号、接続データIDおよび接続データを読み取る。例えば、図9に示す可搬型X線検出器9のメーカ名「D」、型式「D−1」、シリアル番号「D1001」、接続データID「D1001DATA」、接続データIDに対応する接続データを読み取る。読取装置11は、読み取った可搬型X線検出器9のメーカ名、型式、シリアル番号、接続データID、および接続データを処理回路15へ出力する。
処理回路15のメモリは、後述する更新処理機能を実現するためのプログラム(更新処理プログラム)を記憶する。また、当該処理回路15のプロセッサは、更新処理プログラムを読み出して実行することで、更新処理部153としての機能を実現する。
接続方式決定部151は、読み取られた識別情報(メーカ名、型式およびシリアル番号)と図4に示したテーブルとを照合し、当該識別情報に対応する可搬型X線検出器9がテーブルにリストアップされているか否かを判定する。今の場合、図4に示すように、読み取られたメーカ名「D」、型式「D−1」、シリアル番号「D1001」、接続データID「D1001DATA」は、テーブルに含まれない。従って、接続方式決定部151は、読み取られた識別情報に対応する可搬型X線検出器9がテーブルにリストアップされていないと判定し、その結果を更新処理部153に出力する。
更新処理部153は、読取装置11により読み取られた識別情報とテーブルとの照合において、読み取られた識別情報および接続データIDが当該テーブルに含まれていない場合、読み取られた識別情報および接続データIDをテーブルに登録する。すなわち、更新処理部153は、読み取られた識別情報および接続データIDをテーブルに追加して、テーブルを更新する。このとき、読み取られた接続データ(デバイスドライバ)は、読み取られた接続データIDと対応づけられて、記憶回路13に記憶される。
図10は、更新処理部153により更新されたテーブルを示す図である。図10に示すように、メーカ名「D」と、型式「D−1」と、シリアル番号「D1001」と、接続データID「D1001DATA」とが、接続プロトコルID「D−1」とともにテーブルに登録される。このとき、接続プロトコルID「D−1」に対応する接続プロトコルは、例えば、図示していないネットワークまたは入力インターフェイス回路25を介して、装置本体2に入力される。
なお、読取装置11により読み取られた識別情報とテーブルとの照合において、読み取られた識別情報および接続データIDが当該テーブルに含まれていると判定した場合には、更新処理部153は、読取装置11によって読み取られた接続データIDと、テーブルにおいて対応づけられた接続データIDとに基づいて、いずれのIDによって特定される接続データのバージョンが新しいかを判定する。この判定により、読み取られた接続データIDが最新版の接続データ、すなわち最新のデバイスドライバである場合、更新処理部153は、記憶回路13に記憶された接続データを、読み取られた接続データに更新する。加えて、更新処理部153は、テーブルにおける接続データIDを、更新された接続データのIDに更新する。すなわち、更新処理部153は、接続データIDをテーブルに追加して、テーブルを更新する。
以上述べた第2の実施形態に係るX線撮影システム1によれば、事前に登録されていない新たに可搬型X線検出器9を導入する場合においても、撮影に用いる可搬型X線検出器に貼付された識別部が保持する識別情報、接続データIDおよび接続データを読み取るという統一的な作業だけで、当該可搬型X線検出器とX線撮影システムの装置本体との無線接続を、自動的且つ迅速に確立することができる。加えて、デバイスドライバを自動的に更新することができる。
(第3実施形態)
次に、第3の実施形態に係るX線撮影システム1について説明する。第3実施形態では、識別部が識別情報に加えて可搬型X線検出器の管理情報をさらに保持し、これを読み込み利用することで、より好適なX線撮影或いは保守管理を実現するものである。
なお、本実施形態に係るX線撮影システム1の構成要素は、図2と実質的に同一である。以下においては、機能の異なる構成要素について説明する。
(管理情報例1)
管理情報がゲインキャリブレーションを実施した装置の識別子及び実施年月日である場合について説明する。
識別部91は、撮影に用いる可搬型X線検出器9を識別するための識別情報と、ゲインキャリブレーションを実施した装置の識別子及び実施年月日とを保持する。読取装置11は、識別部91に保持された識別情報、ゲインキャリブレーションを実施した装置の識別子及び実施年月日を読み取る。システム制御回路27は、ゲインキャリブレーションを実施した装置の識別子が自装置の識別子であるか否かを判定する。その結果、自装置の識別子ではないと判定した場合には、システム制御回路27は、ネットワークを介して、ゲインキャリブレーションを実施した装置の識別子によって特定されるX線撮影システムにアクセスし、読み取られた識別情報に対応する可搬型X線検出器9のゲインキャリブレーションデータのうち、読み取られた実施年月日に該当するデータを新たに取得する。システム制御回路27は、新たに取得したゲインキャリブレーションデータを、記憶回路13に格納する。画像処理回路21の前処理部211は、記憶回路13に記憶された当該キャリブレーションデータを用いて、画素ごとの利得のばらつきによって生じる画素間の感度不均一性を除去する。
(管理情報例2)
管理情報が撮影に用いようとする可搬型X線検出器9の使用環境に関する情報(使用場所、管理者等)である場合について説明する。識別部91は、撮影に用いる可搬型X線検出器9を識別するための識別情報と、使用環境に関する情報とを保持する。読取装置11は、識別部91に保持された識別情報、使用環境に関する情報を読み取る。システム制御回路27は、読み取った使用環境に関する情報に基づいて、撮影に用いようとする可搬型X線検出器9が当該X線撮影システム1に適合するか否かを判定する。その結果、当該X線撮影システム1に適合しないと判定した場合には、システム制御回路27は、その旨の注意メッセージを表示するように、ディスプレイ23を制御する。
(管理情報例3)
管理情報が撮影に用いようとする可搬型X線検出器9のサイズ情報である場合について説明する。識別部91は、撮影に用いる可搬型X線検出器9を識別するための識別情報と、サイズ情報とを保持する。読取装置11は、識別部91に保持された識別情報、サイズ情報を読み取る。システム制御回路27は、読み取ったサイズ情報に基づいて、当該可搬型X線検出器9により撮影可能な部位を判定する。システム制御回路27は、判定結果に従って、撮影可能な部位を示す情報を表示するように、ディスプレイ23を制御する。
(管理情報例4)
管理情報が撮影に用いようとする可搬型X線検出器9(内蔵バッテリー型)の使用開始時期である場合について説明する。識別部91は、撮影に用いる可搬型X線検出器9を識別するための識別情報と、可搬型X線検出器9の使用開始時期とを保持する。読取装置11は、識別部91に保持された識別情報、可搬型X線検出器9の使用開始時期を読み取る。システム制御回路27は、読み取った可搬型X線検出器9の使用開始時期に基づいて、内蔵バッテリーの交換時期であるか否かを判定する。内蔵バッテリーの交換時期であると判定した場合には、システム制御回路27は、内蔵バッテリーの交換を促すメッセージを表示するように、ディスプレイ23を制御する。
(管理情報例5)
管理情報がゲインキャリブレーションデータそのものである場合について説明する。
識別部91は、撮影に用いる可搬型X線検出器9を識別するための識別情報と、ゲインキャリブレーションデータとを保持する。読取装置11は、識別部91に保持された識別情報、ゲインキャリブレーションデータを読み取る。システム制御回路27は、新たに読み取ったゲインキャリブレーションデータを、記憶回路13に格納する。また、記憶回路13に古いバージョンのゲインキャリブレーションデータが予め格納されている場合には、システム制御回路27は、当該古いバージョンのゲインキャリブレーションデータを、
新たに読み取ったゲインキャリブレーションデータに更新する。
なお、上記各管理情報例は、適宜組み合わせて実施することも可能である。
以上述べた第3の実施形態に係るX線撮影システムによれば、撮影に用いる可搬型X線検出器に貼付された識別部が保持する管理情報を読み取るという統一的な作業だけで、より好適で効率的なX線撮影或いは保守管理を実現することができる。
以上述べた各実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。さらに、図2における処理回路15をシステム制御回路27に統合してその機能を実現するようにしてもよい(図12参照)。図8に示した処理回路15についても同様に、システム制御回路27に統合してその機能を実現することができる。
また、上記各実施形態において、プロセッサは、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)やプログラマブル論理デバイス(単純プログラマブル論理デバイス(SPLD:Simple Programmable Logic Device)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)等)により実現されてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…X線撮影システム、2…装置本体、3…X線管、5…X線絞り器、7…高電圧発生器、9…可搬型X線検出器、11…読取装置、13…記憶回路、15…処理回路、18…通信インターフェイス回路、19…アクセスポイント(Access Point)、21…画像処理回路、23…ディスプレイ、25…入力インターフェイス回路、27…システム制御回路、91…識別部、93…通信回路、100…X線管装置、151、271…接続方式決定部、152,272…接続処理部、153…更新処理部、200…寝台、201…天板、203…ブッキー装置、205…X線グリッド、207…X線自動露出制御装置(AEC)、211…前処理部、212…画像発生部、300…立位撮影台、301…支柱、303…ブッキー装置、305…X線グリッド、307…X線自動露出制御装置(AEC)。

Claims (8)

  1. 可搬型X線検出器を識別する識別情報と、当該可搬型X線検出器の接続プロトコルとが関連づけられて記憶された記憶部と、
    接続対象である可搬型X線検出器から、当該接続対象である可搬型X線検出器を識別する識別情報を取得する取得部と、
    取得された前記識別情報に関連づけられた接続プロトコルを前記記憶部から読み出す接続方式決定部と、
    読み出された接続プロトコルにより、前記接続対象である可搬型X線検出器との接続処理を実行する接続処理部と、
    を具備するX線撮影システム。
  2. 前記記憶部は、前記識別情報と前記可搬型X線検出器それぞれの接続方式とを関連付けたテーブルを記憶し、
    前記接続方式決定部は、前記識別情報と前記テーブルとを照合することで、前記可搬型X線検出器を特定する請求項1記載のX線撮影システム。
  3. 記識別情報、前記可搬型X線検出器それぞれのメーカ名と、型式と、シリアル番号とのうち少なくとも1つを有する請求項1又は2記載のX線撮影システム。
  4. 前記取得部は、前記接続対象である可搬型X線検出器の管理情報を取得する請求項1乃至3のうちいずれか一項記載のX線撮影システム。
  5. 前記取得部は、前記管理情報として、前記可搬型X線検出器のゲインキャリブレーション年月日情報と、ゲインキャリブレーションを実施した装置の識別子と、ゲインキャリブレーションデータと、前記可搬型X線検出器の使用環境に関する情報と、前記可搬型X線検出器のサイズ情報と、前記可搬型X線検出器の使用開始時期とのうち少なくとも1つを取得する請求項4記載のX線撮影システム。
  6. 前記識別情報は、一次元以上の光学式マークを付したシールと、接触型ICと、非接触型ICとのうち少なくとも1つにより保持される請求項1乃至5のいずれか一項記載のX線撮影システム。
  7. 前記接続プロトコルに対応する接続処理が実行不可である場合、前記接続処理が実行不可であることを示すエラーメッセージを少なくとも通知する請求項1記載のX線撮影システム。
  8. 前記接続方式決定部は、前記識別情報と前記テーブルとを照合した結果、前記読み取られた識別情報が前記テーブルに含まれない場合、前記識別情報に基づいて前記記憶に記憶された前記テーブルを更新する更新処理部をさらに具備する請求項2記載のX線撮影システム。
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