JP6703727B2 - 接合部品、および接合部品の製造方法 - Google Patents
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Description
・前記第一接合面に貯留凹部を有する前記第一部材を用意する工程α。
・前記第一部材のうち、前記貯留凹部の外周輪郭線よりも内方側の領域に前記ロウ材を載置すると共に、前記第一部材の前記第一接合面上に前記第二部材の前記第二接合面を当接させる工程β。
・熱処理によって前記ロウ材を溶融させる工程γ。
ここで、前記工程γで前記貯留凹部に一旦貯留される溶融したロウ材が、前記第一接合面と前記第二接合面との隙間に浸入し、前記第一接合面と前記第二接合面とが前記ロウ材で接合される。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する
・前記第一接合面に貯留凹部を有する前記第一部材を用意する工程α。
・前記第一部材のうち、前記貯留凹部の外周輪郭線よりも内方側の領域に前記ロウ材を載置すると共に、前記第一部材の前記第一接合面上に前記第二部材の前記第二接合面を当接させる工程β。
・熱処理によって前記ロウ材を溶融させる工程γ。
ここで、前記工程γで前記貯留凹部に一旦貯留される溶融したロウ材が、前記第一接合面と前記第二接合面との隙間に浸入し、前記第一接合面と前記第二接合面とが前記ロウ材で接合される。
本発明の実施形態の詳細を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
≪接合部品≫
図1に示す接合部品1αは、第一部材1と第二部材2とをロウ材で接合することで構成されている(図1では、両部材1,2が離隔された状態で示されている)。この接合部品1αにおける従来の接合部品との主な相違点は、[1]第一部材1に貯留凹部10が形成されていること、[2]第一部材1と第二部材2との接合界面の外周輪郭線の位置でロウ材の垂れ、または垂れたロウ材の除去痕が存在しないこと、の二点である。以下、接合部品1αの各構成部材を詳細に説明する。
図1に示す第一部材1は、円環の一面側に三本の柱状部を設けた構成である。もちろん、第一部材1の形状は、図1に示す形状に限定されるわけではない。この第一部材1では、柱状部の端面が、後述する円環状の第二部材2と接合される第一接合面1Sとなっている。つまり、第一接合面1Sは、第二部材2との接合領域(図2を参照して後述する非接触領域R1以外の領域)である。この第一接合面1Sの中央には貯留凹部10が形成されている。貯留凹部10は、第一接合面1Sの接合領域における最も低い部分よりも凹んだ部分のことである。例えば、第一接合面1Sには、特許文献1に示すような溝が形成されていても構わないが、その場合、貯留凹部10はその溝よりも凹んでいる。
図1に示す第二部材2は、円環状の部材である。この第二部材2には、第一部材1のブリッジ部の端部が係合する窪みが形成されている。この窪みの底面が、第一部材1に当接する第二接合面2Sとなり、その第二接合面2Sにおける第一部材1の貯留凹部10に対応する位置に、円環の厚み方向に貫通する貫通孔(対応孔部)20が形成されている。
第一部材1の第一接合面1Sと、第二部材2の第二接合面2Sと、を接合させるロウ材は、溶融状態で両部材1,2に対して親水性であれば特に限定されない。溶融したロウ材が両部材1,2に対して親水性であれば、溶融したロウ材の表面は、中央が低く、外周側が高い凹型のメニスカスとなる。そのようなロウ材としては、例えば、Ni−Cu−Mn−Fe系のロウ材や、Ni−Cu−Mn−Si−B系のロウ材を利用することができる。具体的には、40質量%Ni−40質量%Cu−15質量%Mn−1.7質量%Si−1.5質量%Bで、真密度が8.4g/cm3のロウ材を利用することが挙げられる。Cuを多く含むロウ材の溶融時の粘度は、水と同程度か、それよりも低い。
第一部材1と第二部材2との接合状態については、図2を参照する。図2は、図1の第一部材1と第二部材2とを接合したときのII−II断面の模式図である。図2では、便宜上、第一部材1と第二部材2との接合界面に隙間があるように示しているが、実際には両部材1,2の接合面1S,2Sは当接している。また、この図2には、第一部材1と第二部材2とを接合させるロウ材3の量が異なる三つの状態を示している。
上記接合部品1αは、下記工程α〜工程γを備える接合部品の製造方法によって製造することができる。ここでは、図2の上段図に示す接合部品1αを製造する例を説明する。その説明にあたっては図3を参照する。
図3の上段図に示すように、工程αでは、第一接合面1Sに貯留凹部10を有する第一部材1を用意する。第一部材1は、焼結体でも良いし、鋳造体でも良い。また、第一部材1は、焼結前の圧粉成形体であっても良い。第一部材1の貯留凹部10の深さは、0.3mm以上とすることが好ましい。
工程βでは、第一部材1における貯留凹部10の外周輪郭線よりも内方の領域にロウ材3を載置すると共に、第一部材1の第一接合面1S上に第二部材2の第二接合面2Sを当接させる(図3では、両部材1,2に隙間があるように図示している)。ここで、本例では、第二部材2のうち、第一部材1の貯留凹部10に対応する位置に、第二部材2の厚み方向に貫通する貫通孔(対応孔部)20が形成されている。そのため、第一部材1に第二部材2を当接させた後に、貫通孔20を介してロウ材3を貯留凹部10に載置することができる。もちろん、第一部材1の貯留凹部10にロウ材3を載置した後、第一部材1に第二部材2を当接させても構わない。貫通孔20の存在により、貯留凹部10の深さよりも大きな厚みのロウ材3を貯留凹部10内に容易に配置できる。
図3の中段図に示すように、工程γでは、熱処理によってロウ材3を溶融させる。この熱処理によって溶融したロウ材3は、一旦貯留凹部10に貯留される。つまり、溶融したロウ材3が直接的に接合界面に供給されるのではなく、まず貯留凹部10内に一時的に貯えられる。溶融したロウ材3のうち、第一部材1の側壁面に接触する外縁部は、濡れによってロウ材3の中央部よりも盛り上がっている(ロウ材3の表面が凹状のメニスカスになっている)。本例では、ロウ材3の溶融開始から接合界面へロウ材3が充填されて凝固されるまでの過程において、溶融したロウ材3(未凝固部分は除く)の液面の外縁部以外は接合界面より低くなっている。この溶融したロウ材3の外縁部が、第一部材1と第二部材2との接合界面に到達すると、毛管現象によって溶融したロウ材3が接合界面に吸い込まれる。上記液面の外縁部以外が接合界面よりも低くても、外縁部が接合界面に達することができれば、毛管現象により接合界面にロウ材3は供給される。つまり、貯留凹部10に貯留されたロウ材3の液面が貯留凹部10内で上昇して、表面張力で接合界面まで到達することにより接合界面にロウ材3が供給されるという過程を経ている。この過程、即ち溶融したロウ材3の液面が接合界面の下方から上昇して接合界面に到達するという過程が重要で、溶融開始の時点から溶融したロウ材3の液面が接合界面と同一又は上方に位置して接合界面に溶融したロウ材3が供給されるわけではない。これに対して、本例と異なり、ロウ材3の液面が接合界面よりも過度に高いと、溶融したロウ材3の液圧により接合界面にロウ材3が圧入されてしまい、第一部材1における外周輪郭線の位置(白抜き矢印参照)にロウ材3の垂れが生じる恐れがある。
実施形態2では、第二部材2における第一部材1の貯留凹部10に対応する位置に対応凹部21を形成した例を図4に基づいて説明する。図4の上段図、中段部、および下段図はそれぞれ、貯留凹部10のロウ材溜まり30の高さが接合界面よりも低い接合部品1β、接合界面とほぼ面一の接合部品1β、および接合界面よりも若干高い接合部品1βである。これらの接合部品1βのロウ材溜まり30の高さ以外の構成は共通である。
実施形態3では、第一部材1の貯留凹部10をリング状に形成した例を図5に基づいて説明する。図5の上段図、中段部、および下段図はそれぞれ、貯留凹部10のロウ材溜まり30の高さが接合界面よりも低い接合部品1γ、接合界面とほぼ面一の接合部品1γ、および接合界面よりも若干高い接合部品1γである。これらの接合部品1γのロウ材溜まり30の高さ以外の構成は共通である。
図6に示すように、実施形態3(図5参照)のリング状の貯留凹部10を備える第一部材1と、実施形態2の対応凹部21を備える第二部材2と、を組み合わせた接合部品1δとすることもできる。図6の上段図、中段部、および下段図はそれぞれ、貯留凹部10のロウ材溜まり30の高さが接合界面よりも低い接合部品1δ、接合界面とほぼ面一の接合部品1δ、および接合界面よりも若干高い接合部品1δである。これらの接合部品1δのロウ材溜まり30の高さ以外の構成は共通である。
試験例では、図2に示す第一部材1と第二部材2とをロウ材3で接合した接合部品1αを実際に作製した。具体的には、貯留凹部10の深さを変化させて、第一部材1と第二部材2とを接合した接合部品1α(試料No.2〜6)を複数作製した。また、比較として、貯留凹部を形成していない第一部材と第二部材とを接合した接合部品(試料No.1)を作製した。これらの接合部品について、接合界面におけるロウ材の浸透状態、接合界面の開放端(図1の白抜き矢印で示す外周輪郭線に同じ)からのロウ材の溢れ、ロウ材の表面高さを確認した。
・深さH(mm)は、接合界面を非接触領域R1に延長した延長面から貯留凹部10の最深部までの最短距離である。
・容積V(mm3)は、上記延長面と貯留凹部10とで囲まれる部分の体積、即ち貯留凹部10の容積である。
・貯留凹部相当量V×D(g)は、貯留凹部10の容積分のロウ材3の質量である。
・投入量W(g)は、接合部品の作製時に第一部材1の上に載置するロウ材3の質量であって、本例では0.50gである。
・必要量Wth(g)は、第一部材1と第二部材2との接合界面全体(面積は2.77cm2)を十分に接合させるために必要なロウ材の質量であって、本例では0.30gである。
・関係式は、好ましいロウ材3の投入量を決定するための指標となるものであって、投入量W(g)を相当量V×D(g)で除したものである。
R1 非接触領域
1 第一部材 1S 第一接合面 10 貯留凹部
2 第二部材 2S 第二接合面 20 貫通孔(対応孔部) 21 対応凹部
3 ロウ材 30 ロウ材溜まり 31 ロウ材接合部
Claims (7)
- 第一部材と第二部材とが当接する接合界面と、
前記接合界面の外周輪郭線よりも内方の位置に設けられ、前記第一部材と前記第二部材とが接触しない非接触領域と、
前記接合界面を接合するロウ材と、を備える接合部品であって、
前記第一部材は、前記第一部材と前記第二部材との接合の際に溶融したロウ材が貯留される貯留凹部を有し、その貯留凹部によって前記非接触領域が形成されており、
前記第二部材は、前記貯留凹部に対応する位置に形成される対応凹部または対応孔部を有し、
前記貯留凹部は、平面視したときにリング形状となっており、
前記貯留凹部には、前記溶融したロウ材の一部が凝固したロウ材溜まりが形成され、
前記ロウ材溜まりの表面に、前記接合界面以下の高さとなる部分が存在する、
接合部品。 - 前記貯留凹部の深さは0.3mm以上である請求項1に記載の接合部品。
- 前記接合界面に繋がる前記貯留凹部の側壁面が傾斜面である請求項1又は請求項2に記載の接合部品。
- 前記第一部材と前記第二部材が焼結体である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の接合部品。
- 第一部材の一面である第一接合面と、第二部材の一面である第二接合面と、をロウ材にて接合する接合部品の製造方法であって、
前記第一接合面に貯留凹部を有する前記第一部材を用意する工程αと、
前記第一部材のうち、前記貯留凹部の外周輪郭線よりも内方側の領域に前記ロウ材を載置すると共に、前記第一部材の前記第一接合面上に前記第二部材の前記第二接合面を当接させる工程βと、
熱処理によって前記ロウ材を溶融させる工程γと、
を備え、
前記第二部材は、前記貯留凹部に対応する位置に形成される対応凹部または対応孔部を有し、
前記貯留凹部は、平面視したときにリング形状となっており、
前記工程γで前記貯留凹部に一旦貯留される溶融したロウ材が、前記第一接合面と前記第二接合面との隙間に浸入し、前記第一接合面と前記第二接合面とが前記ロウ材で接合され、かつ前記貯留凹部に前記溶融したロウ材の一部が凝固したロウ材溜まりが形成され、
前記工程βにおける前記ロウ材の量は、前記工程γにおける前記ロウ材溜まりの表面の少なくとも一部が前記接合界面以下の高さとなる量である、
接合部品の製造方法。 - 前記ロウ材の真密度をD、前記工程βで前記第一部材上に載置する前記ロウ材の質量をW、前記貯留凹部の容積をVとしたとき、1.5≦W/(V×D)≦5を満たす請求項5に記載の接合部品の製造方法。
但し、Dの単位はg/cm3、Wの単位はg、Vの単位はmm3。 - 前記貯留凹部の深さは0.3mm以上である請求項5又は請求項6に記載の接合部品の製造方法。
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