JP6702751B2 - 医用画像表示装置、医用画像表示システム及びプログラム - Google Patents

医用画像表示装置、医用画像表示システム及びプログラム Download PDF

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本発明の実施形態は、医用画像表示装置、医用画像表示システム及びプログラムに関する。
医用画像表示装置は、一般に、画面を複数の領域に分割し、それぞれの領域に異なる画像を表示することが可能である。各領域に表示される画像としては、例えば、2次元スライス画像、MPR(Multi-Planer Reconstruction)画像及び3次元画像などがある。
表示された画像の操作は、一般に、操作対象となる画像上でのマウス操作に応じて実行される。例えば、画像を奥行き方向にブラウズする操作は、2次元スライス画像やMPR画像の上でマウスをドラッグする操作に応じて実行される。また、画像を三次元空間内で回転する操作は、3次元画像の上でマウスをドラッグする操作に応じて実行される。同様に、画像を拡大又は縮小する操作や、画像をパンする操作などは、当該画像上でのマウス操作に応じて実行される。
特開2009−95671号公報
しかしながら、以上のような画像の操作は、通常は特に問題ないが、本発明者の検討によれば、以下の点で改良の余地がある。
例えば、各領域に表示される画像としては、観察の主対象となる主画像と、観察の補助として用いる副画像が存在する。ここで、主画像の観察時に、注目すべき点(関心領域)を見つけると、詳細観察のために主画像及び副画像を操作することになる。
副画像を操作する場合には、副画像の上にマウスカーソルを移動させ、所望のマウス操作を行う必要がある。副画像を操作した後、主画像の観察に戻る場合には、再度、マウスカーソルを主画像の関心領域に移動させる必要がある。このように、詳細観察毎に、マウスカーソルを主画像から副画像に移動させ、副画像上でマウス操作を行うので、観察の主対象である主画像における操作が一時中断されてしまう。
目的は、観察の主対象である主画像から離れずに且つ操作を中断せずに観察を継続でき、観察の効率を向上し得る医用画像表示装置、医用画像表示システム及びプログラムを提供することである。
実施形態に係る医用画像表示装置は、記憶手段、断面画像生成手段、表示手段及び第1更新手段を備える。前記記憶手段は、ボリュームデータを記憶する。前記断面画像生成手段は、前記ボリュームデータに基づいて、互いに角度の異なる少なくとも2つの断面にそれぞれ対応する第1及び第2の断面画像のデータを生成する。前記表示手段は、前記第1及び第2の断面画像を表示する。前記第1更新手段は、前記表示されている第1の断面画像に対する第1ドラッグ操作に応じて、前記表示されている第2の断面画像の位置を更新する。
図1は、第1の実施形態に係る医用画像表示装置及びその周辺構成を示す模式図である。 図2は、同実施形態における断面を説明するための模式図である。 図3は、同実施形態における肺がん読影時の画面の一例を示す模式図である。 図4は、同実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。 図5は、同実施形態における動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図6は、同実施形態における詳細観察モードの画面の一例を示す模式図である。 図7は、同実施形態における第1変形例の3次元画像及び第1乃至第3の断面画像の一例を示す模式図である。 図8は、第1変形例の動作を説明するためのフローチャートである。 図9は、同実施形態における第2変形例を説明するための模式図である。 図10は、同実施形態における第3変形例を説明するための模式図である。 図11は、第2の実施形態に係る医用画像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図12は、同実施形態における動作を説明するための模式図である。 図13は、第3の実施形態に係る医用画像表示システム及びその周辺構成を示す模式図である。 図14は、同実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。 図15は、第4の実施形態に係る医用画像表示システムの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、実施形態に係る医用画像表示装置及び医用画像表示システムについて図面を用いて説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る医用画像表示装置及びその周辺構成を示す模式図である。医用画像表示装置10及びボリュームデータ発生装置20は、互いにネットワーク30を介して通信可能となっている。医用画像表示装置10は、記憶回路11、入力インタフェース回路12、表示回路13、ネットワークインタフェース回路14及び処理回路15を備えている。
記憶回路11は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hardware Disk Drive)及び画像メモリなど電気的情報を記録するメモリと、それらメモリに付随するメモリコントローラやメモリインタフェースなどの周辺回路から構成されている。記憶回路11は、本医用画像表示装置の制御プログラム、表示条件等の各種データ群、ボリュームデータ、処理回路15で生成又は更新された断面画像および3次元画像などを記憶する。
入力インタフェース回路12は、操作者からの各種指示・命令・情報・選択・設定を入力するためのトラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、操作面へ触れることで入力操作を行うタッチパッド、及び表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチパネルディスプレイ等によって実現される。入力インタフェース回路12は、処理回路15に接続されており、操作者から受け取った入力操作を電気信号へ変換し処理回路15へと出力する。以下の説明では、ユーザによるドラッグ操作を電気信号に変換して処理回路15へと出力する旨の入力インタフェース回路12の動作の記載を省略する。なお、本明細書において入力インタフェース回路12はマウス、キーボードなどの物理的な操作部品を備えるものだけに限られない。例えば、装置とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を処理回路15へ出力する電気信号の処理回路も入力インタフェース回路12の例に含まれる。
表示回路13は、医用画像などを表示するディスプレイと、ディスプレイに表示用の信号を供給する内部回路、ディスプレイと内部回路とをつなぐコネクタやケーブルなどの周辺回路から構成されている。表示回路13は、処理回路15で生成された各種画像を表示する。また、表示回路13は、処理回路15で生成された各種画像に対して、ブライトネス、コントラスト、ダイナミックレンジ、γ補正などの調整および、カラーマップの割り当てを実行してもよい。詳しくは、表示回路13は、後述する処理回路15の断面画像生成機能15aにより生成されたボリュームデータの第1及び第2の断面画像を表示する表示機能を有している。但し、表示回路13は、断面画像生成機能15aにより第1乃至第3の断面画像が生成される場合には、第1乃至第3の断面画像を表示する機能を有している。なお、表示される断面画像としては、例えば、CTデータのMPR画像、MRIデータのMPR画像、超音波3DデータのMPR画像などが適宜、使用可能となっている。MPR画像としては、通常のMPR画像又は曲面MPR(Curved MPR)画像のいずれを用いてもよい。
また例えば、第1の断面画像はアキシャル画像であり、第2の断面画像はコロナル画像又はサジタル画像であるとしてもよい。また、第1乃至第3の断面画像を用いる場合、第1の断面画像はアキシャル画像であり、第2の断面画像はコロナル画像であり、第3の断面画像はサジタル画像であるとしてもよい。あるいは超音波画像の断面をA面、B面、C面で表す場合を考慮し、前述したアキシャル画像はA面であり、コロナル画像はC面であり、サジタル画像はB面であるとしてもよい。図2は、A面、B面、C面の初期的な位置関係を示す図である。図に示すように、A面は、超音波プローブ21の電子スキャン面に平行する断面を表す。B面は、A面に直交し、且つ、電子スキャン面の配列方向に沿う断面を表す。C面は、A面とB面との両方に直交する断面を表す。なお図に示すA面、B面、C面の位置は、初期的なものであり、任意に変更可能である。ただし断面位置が変更されても、A面、B面、及びC面間の直交関係は保たれる。
ネットワークインタフェース回路14は、医用画像表示装置10をネットワーク30に接続して他の装置と通信するための回路である。ネットワークインタフェース回路14としては、例えば、ネットワークインタフェースカード(NIC)が使用可能となっている。以下の説明では、医用画像表示装置10と他の装置との通信にネットワークインタフェース回路14が介在する旨の記載を省略する。但し、ネットワークインタフェース回路14は、必須ではなく省略してもよい。例えば、ボリュームデータ発生装置20により発生したボリュームデータを、情報記録媒体を介して医用画像表示装置10の記憶回路11に書き込んでおく場合などには、ネットワークインタフェース回路14は省略可能である。
処理回路15は、操作者により入力インタフェース回路12を介して入力された指示に基づいて、記憶回路11に記憶された表示条件と装置制御プログラムを読み出し、これらに従って本医用画像表示装置の本体を制御する。例えば、処理回路15は、記憶回路11から読み出した制御プログラムに従って、医用画像を表示するための各機能を実行する。ここで、各機能としては、例えば、断面画像生成機能15a、更新機能15b、抽出機能15c、拡大機能15d、3次元画像生成機能15e、関心領域回転機能15f及び設定機能15gなどが適宜、使用可能となっている。また、抽出機能15c、拡大機能15d、3次元画像生成機能15e、関心領域回転機能15f及び設定機能15gは、必須ではなく、省略してもよい。すなわち、例えばアキシャル画像をクリックしたときに拡大をしてもよく、しなくてもよい。
断面画像生成機能15aは、ボリュームデータに基づいて、互いに角度の異なる少なくとも2つの断面にそれぞれ対応する第1及び第2の断面画像のデータを生成する機能である。なお、「互いに角度の異なる少なくとも2つの断面」とは、直交3断面のように互いに90度異なる3つの断面に限定されず、例えば、60度異なる2つの断面のように、「互いに任意の角度で交わる少なくとも2つの断面」を意味している。補足すると、観察の主対象である主画像から離れずに且つ操作を中断せずに観察を継続でき、観察の効率を向上させる方式は、互いに角度の異なる少なくとも2つの断面を観察できれば成立するからである。このことは各実施形態及び各変形例でも同様である。但し、本実施形態では、よく用いられる形態として、断面画像生成機能15aがボリュームデータに基づいて、互いに直交する3つの断面にそれぞれ対応する第1乃至第3の断面画像のデータを生成する場合を例に挙げて述べる。また、断面画像生成機能15aは、適宜、曲断面生成機能を用いてもよい。曲断面生成機能は、曲面MPR画像を用いる場合の機能の例である。曲断面生成機能は、ボリュームデータに基づいて、第1の断面画像に直交する解剖学的経路を設定するための曲断面画像のデータを生成する機能である。ここで、解剖学的経路は、解剖学的特徴における経路である。例えば、解剖学的特徴が管状構造の場合、解剖学的経路は管状構造の芯線である。管状構造とは、例えば、血管、リンパ管、胆管、気管、消化管などである。芯線とは、例えば、管状構造の中心を示す中心線である。なお、解剖学的構造は、組織であってもよい。このとき、解剖学的経路は、例えば、組織内における管状構造の芯線となる。管状構造の中心線は、例えば自動中心線発見アルゴリズムにより計算可能となっている。また、計算された中心線は、適宜、ユーザによって精査及び編集される。
更新機能15bとしては、例えば、第1更新機能、第2更新機能及び第3更新機能が適宜、使用可能となっている。ここで、第1更新機能は、表示されている第1の断面画像に対する第1ドラッグ操作に応じて、表示されている第2の断面画像の位置を更新する機能である。ここで、「第1ドラッグ操作に応じて、第2の断面画像の位置を更新する」ことは、「第1ドラッグ操作に対応するボリュームデータ内の位置に応じて、第2の断面画像を更新する」ことを意味している。なお、第1ドラッグ操作は、例えば、マウス右ボタンを押さず、マウス左ボタンを押した状態で行われるドラッグ操作である。このとき、第1更新機能は、第1ドラッグ操作に応じて、第1の断面画像を更新せずに、第2の断面画像を更新してもよい。また、第1更新機能は、第1ドラッグ操作におけるカーソルの移動方向又は現在位置に応じて、第2の断面画像を更新してもよい。例えば、カーソルの現在位置と第2の断面画像の位置とを一対一対応にすると、第1の断面画像上でカーソルの現在位置を少し移動させた際に、大きく異なる位置の第2の断面画像に更新されるというように、第1ドラッグ操作を微調整しにくい場合がある。この場合には、カーソルの現在位置に代えて、カーソルの移動方向と第2の断面画像の位置とを対応付けることにより、カーソルの移動方向に応じて、第2の断面画像を更新することが好ましい。例えば、第1更新機能は、第1ドラッグ操作におけるカーソルの移動方向を、第1の断面画像の方向に応じてボリュームデータにおける方向に変換し、第2の断面画像の位置を、ボリュームデータにおける方向に対して変化させるよう更新してもよい。また、第1更新機能は、第1ドラッグ操作に応じて、拡大機能15dにより拡大されて表示された第2の断面画像を更新してもよい。但し、本実施形態の第1更新機能は、断面画像生成機能15aが第1乃至第3の断面画像のデータを生成する場合に対応し、前述した第2の断面画像を更新する機能に代えて、第2又は第3の断面画像を更新するように機能する。第2更新機能及び第3更新機能は、曲面MPR画像を用いる場合の機能の例である。第2更新機能は、曲断面画像に設定された解剖学的経路に沿ってカーソルを移動させる操作に応じて、第1の断面画像を更新する機能である。第3更新機能は、第1の断面画像に対する更新操作に応じて、第1の断面画像に直交する解剖学的経路に沿って第1の断面画像を更新する機能である。ここで、「更新」は、ボリューム空間のX方向、Y方向又はZ方向に沿って断面画像を変更する処理を意味している。
抽出機能15cとしては、例えば、第1抽出機能又は第2抽出機能が適宜、使用可能となっている。第1抽出機能は、第1ドラッグ操作の開始位置から第1の断面画像における関心領域を抽出する機能である。第2抽出機能は、第1ドラッグ操作に応じて、第1ドラッグ操作の開始位置から3次元画像における関心領域を抽出する機能である。
拡大機能15dとしては、例えば、第1拡大機能又は第2拡大機能が適宜、使用可能となっている。第1拡大機能は、第1抽出機能により抽出した関心領域に基づいて、第1乃至第3の断面画像をそれぞれ拡大する機能である。第2拡大機能は、第2抽出機能により抽出した関心領域に基づいて、3次元画像における関心領域及び第1乃至第3の断面画像をそれぞれ拡大する機能である。
3次元画像生成機能15eは、ボリュームデータに基づいて、3次元画像のデータを生成する機能である。
関心領域回転機能15fは、表示されている第1の断面画像に対する第2ドラッグ操作に応じて、第2拡大機能により拡大されて表示された関心領域を回転させる機能である。なお、第2ドラッグ操作は、例えば、マウス左ボタン及びマウス右ボタンの両者を押した状態で行われるドラッグ操作である。
設定機能15gは、曲断面画像生成機能により生成された曲断面画像における解剖学的経路を設定する機能である。
図1における実施形態では、処理回路15にて実行される各機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路11に記憶されている。処理回路15はプログラムを記憶回路11から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路は、図1の処理回路15内に示された各機能を有することとなる。なお、図1においては、単一の処理回路15にて各機能が実現されるものとして説明したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより各機能を実現するものとしても構わない。
ボリュームデータ発生装置20は、被検体に対するスキャンにより、ボリュームデータを発生する装置である。ボリュームデータ発生装置20としては、例えば、超音波診断装置、CT装置、MRI装置及び核医学診断装置などの任意のモダリティが適宜、使用可能となっている。ボリュームデータ発生装置20は、例えば、医用画像表示装置10からの指示に従って、ネットワーク30を介してボリュームデータを医用画像表示装置10に転送する。
次に、以上のように構成された医用画像表示装置の動作を図3乃至図6を用いて説明する。以下の説明は、CT画像による肺がん読影を例に挙げて述べる。
肺がんの読影においては、肺尖部から肺底部の間のアキシャル画像を順次、更新(ブラウズ)しながら、異常部位を指定していく。異常部位を指定した場合、その前後位置のアキシャル画像を観察して、異常部位の連続性や周囲の状況を確認する。このとき、アキシャル画像に加え、MPRによるサジタル画像やコロナル画像を観察する場合もある。また、読影されるアキシャル画像は、全肺の画像を含むため、詳細観察のためには、画像内の異常部位を拡大することが好ましい。
始めに、医用画像表示装置10の処理回路15は、医師等のユーザの操作に応じて、記憶回路11内のボリュームデータに基づいて、互いに直交する3つの断面にそれぞれ対応する第1乃至第3の断面画像のデータを生成する。このステップは、処理回路15が記憶回路11から断面画像生成機能15aに対応する所定のプログラムを呼び出し実行することにより、断面画像生成機能が実現されるステップである。また、処理回路15は、生成した第1乃至第3の断面画像を表示回路13に表示する。例えば図3に示すように、第1の断面画像はアキシャル画像axであり、第2の断面画像はコロナル画像coであり、第3の断面画像はサジタル画像sgである。図中の符号13cはマウスカーソルを示している。補足すると、図3は肺がん読影時の画面を示しており、主画像であるアキシャル画像axが大きく表示され、この主画像上で各種の操作がなされる。副画像として肺野全体のコロナル画像coとサジタル画像sgが表示されている。
続いて、処理回路15は、図4に示すように、ユーザの操作に応じて、アキシャル画像を更新し(ステップST10)、更新後のアキシャル画像を表示回路13に表示する。
処理回路15は、ユーザの操作に応じて、異常部位が指定されたか否かを判定し(ステップST20)、否の場合にはステップST10に戻る。なお、異常部位を指定する操作とは、例えば、異常部位の上にマウスカーソル13cを移動し、マウス左ボタンを長押しする操作である。なお、「異常部位」の用語は、詳細観察前の場合、「異常部位の可能性がある部位」と読み替えても良い。
ステップST20の判定の結果、異常部位が指定された場合、処理回路15は、関心領域の詳細観察モードに入り、指定された異常部位を中心にして、アキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を拡大する(ステップST30)。このステップST30は、例えば図5に示すように、ステップST31A〜ST35Aにより実行される。
すなわち、処理回路15は、アキシャル画像からマウスカーソルのある位置を起点として異常部位の領域を抽出し(ステップST31A)、抽出結果が正常か否かを判定する(ステップST32A)。ステップST32Aの判定の結果、正常の場合には、処理回路15は、抽出した領域のアキシャル画像を拡大し(ステップST33A)、否の場合には、異常部位を含む領域のアキシャル画像を固定倍率で拡大する(ステップST34A)。ここで、否の場合とは、例えば、領域を抽出できない場合や、領域が過大又は過小な場合を意味する。なお、過小な領域を抽出した場合には、拡大率が大きくなりすぎるため、固定倍率として所定の最大値を用いる。しかる後、処理回路15は、アキシャル画像と同じ倍率でコロナル画像及びサジタル画像を拡大する(ステップST35A)。なお、ステップST32A〜ST35Aの処理は、ステップST31Aで抽出した領域の大きさに連動してアキシャル画像、コロナル画像、サジタル画像の拡大率を設定し、さらに領域が収まるようにパンすることにより、実行してもよい。
次に、処理回路15は、アキシャル画像に対するドラッグ操作に応じて、コロナル画像又はサジタル画像の位置を更新する(ステップST40〜ST50)。このステップは、処理回路15が記憶回路11から更新機能15bに対応する所定のプログラムを呼び出し実行することにより、第1更新機能が実現されるステップである。
例えば図6に詳細観察モードの画面を示す。この画面では、前述した通り、主画像上で異常らしき部位をマウスカーソル13cでポイントし、左ボタンを長押しすることで、異常部位を中心として適切な拡大率でアキシャル画像ax1、コロナル画像co1、サジタル画像sg1が表示されている。
このとき、拡大表示されたアキシャル画像ax1に対して、マウス左ボタンを長押ししたまま上下方向vdにドラッグする操作に応じて、拡大表示されたコロナル画像co1が更新される。すなわち、主画像上で上下方向vdにドラッグ操作すると、処理回路15は、主画像に対して水平に位置するコロナル画像co1が示す断面をボリュームデータ内で上下方向vdに移動させる操作とみなし、副画像であるコロナル画像co1の位置を更新する。コロナル画像co1の位置の更新は、マウスカーソルの現在位置に連動してもよい。あるいは、コロナル画像co1の位置の更新は、マウスカーソルの現在位置とは非連動にし、大きくマウスカーソルをドラッグしても断面移動距離をわずかにする等としてもよい。ここで、上下方向vdは、図6の下方に模式的に示すように、上下方向vdを示す所定範囲内にあればよい。すなわち、ドラッグ方向が斜めだった場合には、近い軸の方向に解釈する。
また、拡大表示されたアキシャル画像ax1に対して、マウス左ボタンを長押ししたまま左右方向ldにドラッグする操作に応じて、拡大表示されたサジタル画像sg1が更新される。すなわち、主画像上で左右方向ldにドラッグすると、処理回路15は、主画像に対して垂直に位置するサジタル画像sg1が示す断面をボリュームデータ内で左右方向ldに移動させる操作とみなし、副画像であるサジタル画像の位置を更新する。サジタル画像sg1の位置の更新は、マウスカーソルの現在位置に連動してもよい。あるいは、サジタル画像sg1の位置の更新は、マウスカーソルの現在位置とは非連動にし、大きくマウスカーソルをドラッグしても断面移動距離をわずかにする等としてもよい。ここで、左右方向ldは、図6の下方に模式的に示すように、左右方向ldを示す所定範囲内にあればよい。すなわち、ドラッグ方向が斜めだった場合には、近い軸の方向に解釈する。また、コロナル画像co1の位置を更新した後に、サジタル画像sg1の位置を更新する場合、サジタル画像sg1の位置の更新中にコロナル画像co1を更新前の拡大表示状態に戻すか否かはどちらでもよい。同様に、サジタル画像sg1の位置を更新した後に、コロナル画像co1の位置を更新する場合、コロナル画像co1の位置の更新中にサジタル画像sg1を更新前の拡大表示状態に戻すか否かはどちらでもよい。
しかる後、処理回路15は、ユーザによるマウス左ボタンを離す操作に応じて、アキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を縮小し(ステップST60)、ステップST10に戻る。すなわち、マウス左ボタンを離す操作により、関心領域の詳細観察モードが終了する。そして、処理回路15は、アキシャル画像、コロナル画像、サジタル画像の拡大率およびパンを元に戻し、ステップST10に戻る。
上述したように本実施形態によれば、ボリュームデータに基づいて、第1及び第2の断面画像のデータを生成及び表示し、表示されている第1の断面画像に対する第1ドラッグ操作に応じて、表示されている第2の断面画像の位置を更新する。
従って、本実施形態によれば、観察の主対象である主画像(第1の断面画像)上での操作に応じて副画像(第2の断面画像)の位置を更新するので、主画像から離れずに且つ操作を中断せずに観察を継続でき、観察の効率を向上させることができる。
補足すると、比較例の技術としては、MPR画像上に他のMPR断面の交線をオーバーレイ表示する方式が考えられる。比較例の場合、この交線をマウスでドラッグすると、前述同様に、主画像上での操作に応じて、副画像の位置が更新される。しかしながら、比較例のように交線をオーバーレイ表示すると、主画像の観察を妨げることがある。これに対し、本実施形態は、交線を表示せず、主画像の観察を妨げない点においても優れている。
なお、本実施形態は、例えば、以下に示すように変形してもよい。
<第1変形例>
第1変形例は、3次元画像を用いる場合のステップST30の変形例である。この第1変形例において、処理回路15は、前述した3次元画像生成機能15e、第2抽出機能、第2拡大機能を更に用いる。
始めに、処理回路15は、前述同様に、図7に示すように、ボリュームデータに基づくアキシャル画像ax、コロナル画像co及びサジタル画像sgを生成し、各画像ax,co,sgを表示回路13に表示する。これに加え、処理回路15は、ボリュームデータに基づいて、3次元画像のデータを生成し、3次元画像を表示回路13に表示する。
次に、ステップST10〜ST20が前述同様に実行され、異常部位が指定されたとする。このとき、処理回路15は、図8に示すように、アキシャル画像ax上のドラッグ操作に応じて、当該ドラッグ操作の開始位置から3次元画像における関心領域を抽出し(ステップST31B)、抽出結果が正常か否かを判定する(ステップST32B)。ここで、判定結果が正常を示す場合には、処理回路15は、抽出した領域の3次元画像を拡大し(ステップST33B)、否の場合には、異常部位を含む領域の3次元画像を固定倍率で拡大する(ステップST34B)。しかる後、処理回路15は、3次元画像と同じ倍率でアキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を拡大する(ステップST35B)。
表示回路13は、それぞれ拡大された関心領域、アキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を表示する。
以下、前述同様に、処理回路15は、アキシャル画像に対するドラッグ操作に応じて、拡大されて表示されたコロナル画像又はサジタル画像を更新する。また、処理回路15は、マウス左ボタンを離す操作に応じて、3次元画像、アキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を縮小し、ステップST10に戻る。
従って、第1変形例によれば、領域抽出を3次元画像に基づいて領域抽出を実行する構成により、第1の実施形態の効果に加え、全方向を考慮した拡大率でアキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を拡大することができる。なお、第1変形例は、アキシャル画像に加え、必ずしもコロナル画像及びサジタル画像の両方を用いる必要はなく、例えば、アキシャル画像に加え、コロナル画像及びサジタル画像のうちのいずれかを用いてもよい。また、アキシャル画像、コロナル画像、サジタル画像を用いる代わりに、任意の角度のオブリーク断面画像を用いても構わない。
<第2変形例>
第2変形例は、図9に示すように、曲面MPR画像を用いる変形例である。この第2変形例において、処理回路15は、前述した曲断面画像生成機能、設定機能15g、第2更新機能を更に用いる。
始めに、処理回路15は、ボリュームデータに基づいて、第1の断面画像に直交する解剖学的経路CLを設定するための曲断面画像cpr1のデータを生成する。この曲断面画像cpr1は、表示回路13に表示される。例えば、処理回路15は、ボリュームデータの範囲内で曲面を規定し、次いで2次元画像として表示回路13に表示することができる。このため、ボリュームデータを通して単一の平面的スライスでは完全には見ることができない、例えば、血管又は結腸などの湾曲した管状構造物の長軸断面の様子を単一の像として表示することができる。処理回路15は、湾曲した像を生成するために、注目する構造に従う3次元曲面を、患者の身体を表すボリュームデータを通して規定する。次いで、処理回路15は、ボリュームデータ上に3次元曲面を設定し、ボリュームデータのうち3次元曲面に重なる位置のボクセルからボクセル値を取得する。続いて、処理回路15は、3次元曲面を変換して平面を形成し、当該取得したボクセル値を、当該平面上で当該ボクセルに対応する位置のピクセルにマッピングする。このようなマッピングには、複数のボクセル値を合成してピクセル値を得る処理、又はボクセルの値を補間してピクセル値を得る処理などが、3次元曲面の形状によっては含まれる。しかる後、処理回路15は、ボクセル値がピクセルにマッピングされた平面を2次元画像として表示する。この2次元画像の一例が、図9に示す曲断面画像cpr1である。
続いて、処理回路15は、曲断面画像cpr1における解剖学的経路CLを設定する。この設定は、例えば、自動中心線発見アルゴリズムにより管状構造の中心線を計算することにより、実行される。また、計算された中心線は、適宜、ユーザによって精査及び編集される。
しかる後、処理回路15は、曲断面画像cpr1上でマウスカーソル13cを移動させる操作に応じて、マウスカーソル13cの現在位置に最も近い解剖学的経路CL上の位置を探索し、当該探索した位置に基づき、第1の断面画像crsを更新する。ここで、マウスカーソル13cを移動させる操作としては、解剖学的経路CLに沿って移動させる場合を図9に示すが、これに限らず、図9においてマウスカーソル13cを左から右に水平に移動させる場合としてもよい。図中、第1の断面画像crs(t0),crs(t1),crs(t2)は、解剖学的経路CLに直交する各ラインt0,t1,t2に対応する。また、各ラインt0,t1,t2は、マウスカーソル13cの現在位置に最も近い解剖学的経路CL上の位置に対応する。従って、処理回路15は、マウスカーソル13cの現在位置がラインt0の近くにある場合には、解剖学的経路CL上のラインt0の位置に基づき、第1の断面画像crs(t0)を表示する。また例えば、処理回路15は、マウスカーソル13cの現在位置がラインt1の近くにある場合には、解剖学的経路CL上のラインt1の位置に基づき、第1の断面画像crs(t1)を表示する。なお、断面画像crsは、解剖学的経路CLに直交する断面である。そのため、断面画像crsは、管状構造物の短軸断面(輪切りにした断面)を表すことになる。
また、更新した第1の断面画像crsに関心領域がある場合には、第1の断面画像crs上にカーソルを移動し、前述同様にドラッグ操作を行えばよい。これにより、処理回路15は、ドラッグ操作に応じて、前述同様に、第1の断面画像crs(アキシャル画像)に直交する2つの断面画像を表示回路13に表示する。
従って、第2変形例によれば、曲断面画像に設定された解剖学的経路に沿ってカーソルを移動させる操作に応じて、第1の断面画像を更新する構成により、曲面MPR画像を用いて、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
<第3変形例>
第3変形例は、図10に示すように、曲面MPR画像cpr2を用いる他の変形例である。この第3変形例において、処理回路15は、前述した第3更新機能を更に用いる。第3変形例は、例えば、第3更新機能を使用するか否かを予め設定しておき、この設定内容に応じて第3更新機能を使用することが、読影を円滑に進める観点から好ましい。
処理回路15は、アキシャル画像ax2に対する更新操作に応じて、アキシャル画像ax2に直交する解剖学的経路CLに沿って第1の断面画像crsを更新し、表示回路13に表示する。図中、第1の断面画像crs(t10),crs(t11)は、解剖学的経路CLに直交する各ラインt10,t11に対応する。また、各ラインt10,t11は、マウスカーソル13cの現在位置に最も近い解剖学的経路CL上の位置に対応する。第1の断面画像crs(t11)は、アキシャル画像ax2上でのマウスカーソル13cの指定領域を拡大した画像である。
また、更新した第1の断面画像crsに関心領域がある場合には、第1の断面画像crs上にカーソルを移動し、前述同様にドラッグ操作を行えばよい。これにより、処理回路15は、ドラッグ操作に応じて、前述同様に、第1の断面画像crs(アキシャル画像)に直交する2つの断面画像を表示回路13に表示する。但し、処理回路15は、必ずしも第1の断面画像crsに直交する2つの断面画像を表示しなくてもよく、例えば、第1の断面画像crsとは角度の異なる少なくとも1つの断面画像を表示すればよい。
従って、第3変形例によれば、第1の断面画像に対する更新操作に応じて、第1の断面画像に直交する解剖学的経路に沿って第1の断面画像を更新する。これにより、第3変形例では、第1の実施形態の効果に加え、指定領域内の観察対象が血管又は結節のいずれであるかを容易に区別することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る医用画像表示装置について図1を参照しながら説明する。すなわち、第2の実施形態は、第1の実施形態の第1変形例において拡大表示された関心領域の3次元画像を回転可能とした形態である。
具体的には、処理回路15は、前述した関心領域回転機能15fを更に用いる。
次に、以上のように構成された医用画像表示装置の動作について図11及び図12を用いて説明する。
いま、前述同様にステップST10〜ST20、ST31B〜ST35Bが実行されたとする。このとき、表示回路13は、それぞれ拡大された関心領域の3次元画像、アキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を表示する。
続いて、処理回路15は、アキシャル画像がドラッグ操作されたか否かを判定し(ステップST41B)、否の場合にはステップST41Bの判定を継続する。アキシャル画像がドラッグ操作された場合、処理回路15は、マウス右ボタンが押されているか否かを判定する(ステップST42B)。マウス右ボタンが押されている場合、処理回路15は、図12に示すように、マウスカーソル13cのドラッグ方向dに垂直な軸raを回転中心にして3次元画像を回転させて(ステップST43B)、表示回路13に表示する。すなわち、アキシャル画像上で関心領域をポイントしてそのまま任意方向にドラッグすると、その点を中心として3次元画像がドラッグした方向に回転する。なお、軸raは、画像の観察を妨げないよう表示の有無を切り替えることができる。
一方、ステップST42Bの判定の結果、否の場合、処理回路51は、ドラッグ方向に基づいて、コロナル画像co1又はサジタル画像sg1の位置を更新する(ステップST50)。以下、前述同様に、ステップST60以降の処理が実行される。
上述したように本実施形態によれば、第1の断面画像に対する第2ドラッグ操作に応じて、拡大されて表示された関心領域を回転させる構成により、第1の実施形態の効果に加え、副画像として関心領域の3次元画像を任意の視線方向から観察することができる。
<第3の実施形態>
図13は、第3の実施形態に係る医用画像表示システム及びその周辺構成を示す模式図であり、図1と略同一部分については同一符号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは異なる部分について主に述べる。以下の各実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
第3の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、図1に示した断面画像の生成から表示までを実行する医用画像表示装置10に代えて、図13に示すように、サーバ装置40及び医用画像表示装置10aを備えた医用画像表示システムを用いている。この医用画像表示システムは、断面画像の生成等を実行するサーバ装置40と、断面画像を表示する医用画像表示装置10aとを備えている。
これに伴い、医用画像表示装置10aは、図1に示した構成に比べ、処理回路15に代えて、処理回路16を備えている。処理回路16は、処理回路15の機能のうち、画像生成等に関する各機能15a〜15gに代えて、通信処理機能16aを有する。
通信処理機能16aは、例えば、ユーザの操作に応じて、指示をサーバ装置40に送信し、サーバ装置40から受けた画像のデータを表示回路13に表示させる機能である。
図13における実施形態では、処理回路16にて実行される各機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路11に記憶されている。処理回路16はプログラムを記憶回路11から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路は、図13の処理回路16内に示された各機能を有することとなる。なお、図13においては、単一の処理回路16にて各機能が実現されるものとして説明したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより各機能を実現するものとしても構わない。
サーバ装置40は、記憶回路41、ネットワークインタフェース回路42及び処理回路43を備えている。
記憶回路41は、ボリュームデータ発生装置20等の他のモダリティから転送されたボリュームデータを記憶する。
ネットワークインタフェース回路42は、サーバ装置40をネットワーク30に接続して医用画像表示装置10a及びボリュームデータ発生装置20と通信するための回路である。ネットワークインタフェース回路42としては、例えば、ネットワークインタフェースカード(NIC)が使用可能となっている。以下の説明では、サーバ装置40と医用画像表示装置10a及びボリュームデータ発生装置20等との通信にネットワークインタフェース回路42が介在する旨の記載を省略する。
処理回路43は、断面画像生成機能43a、更新機能43b、抽出機能43c、拡大機能43d、3次元画像生成機能43e、関心領域回転機能43f及び設定機能43gを備えている。各機能43a〜43gは、前述した各機能15a〜15gと同様の機能を、医用画像表示装置10aから受けた指示等に基づいて実現するものである。例えば、断面画像生成機能43aは、前述した断面画像生成機能15aと同様に、ボリュームデータに基づいて、互いに角度の異なる少なくとも2つの断面にそれぞれ対応する第1及び第2の断面画像のデータを生成する機能である。但し、前述同様に、本実施形態では、断面画像生成機能43aがボリュームデータに基づいて、互いに直交する3つの断面にそれぞれ対応する第1乃至第3の断面画像のデータを生成する場合を例に挙げて述べる。他の機能についても同様に、第1乃至第3の断面画像のデータに関する場合を例に挙げて述べる。
図13における実施形態では、処理回路43にて実行される各機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路41に記憶されている。処理回路43はプログラムを記憶回路41から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路は、図13の処理回路43内に示された各機能を有することとなる。なお、図13においては、単一の処理回路43にて各機能が実現されるものとして説明したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより各機能を実現するものとしても構わない。
次に、以上のように構成された医用画像表示システムの動作について図14を用いて説明する。
始めに、医用画像表示装置10aの処理回路16は、医師等のユーザの操作に応じて、第1乃至第3の断面画像の生成指示をサーバ装置40に送信する。
サーバ装置40の処理回路43は、この生成指示を受けると、記憶回路41内のボリュームデータに基づいて、互いに直交する3つの断面にそれぞれ対応する第1乃至第3の断面画像のデータを生成し、当該データを返信する。
医用画像表示装置10aの処理回路16は、例えば図3に示したように、当該生成した第1乃至第3の断面画像を表示回路13に表示する。
続いて、処理回路16は、図14に示すように、ユーザの操作に応じて、アキシャル画像を更新する更新指示をサーバ装置40に送信する(ステップST1)。
サーバ装置40の処理回路43は、この更新指示を受けると、アキシャル画像を更新し(ステップST10)、更新後のアキシャル画像を返信する(ステップST11)。
医用画像表示装置10aの処理回路16は、更新後のアキシャル画像を表示回路13に表示する。
処理回路16は、ユーザの操作に応じて、異常部位が指定されたか否かを判定し(ステップST12)、否の場合にはステップST1に戻る。
ステップST12の判定の結果、異常部位が指定された場合、処理回路16は、異常部位の指定をサーバ装置40に送信する(ステップST13)。
サーバ装置40の処理回路43は、ステップST10の後、異常部位が指定されたか否かを判定し(ステップST20)、否の場合にはステップST10に戻っている。このとき、処理回路43は、異常部位の指定を受けると、前述同様に、指定された異常部位を中心にして、アキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を拡大する(ステップST30)。しかる後、処理回路43は、拡大した各画像を返信する(ステップST36)。
医用画像表示装置10aの処理回路16は、拡大した各画像を表示回路13に表示する
。続いて、処理回路16は、アキシャル画像がドラッグ操作されたか否かを判定し(ステップST37)、否の場合にはステップST53に進む。ドラッグ操作された場合には、ドラッグ操作に対応する指示をサーバ装置40に送信する(ステップST38)。
サーバ装置40の処理回路43は、この指示を受けると、アキシャル画像に対するドラッグ操作に応じて、コロナル画像又はサジタル画像の位置を更新し(ST50)、更新した画像を返信する(ステップST51)。
医用画像表示装置10aの処理回路16は、当該更新した画像を表示回路13に表示する。続いて、処理回路16は、アキシャル画像がドラッグ操作されたか否かを判定し(ステップST52)、否の場合にはステップST53に進む。ドラッグ操作された場合には、ステップST38に移行する。
しかる後、処理回路16は、ユーザによるマウス左ボタンを離す操作に対応して、異常部位の指定解除をサーバ装置40に送信する(ステップST53)。
サーバ装置40の処理回路43は、この指定解除に応じて、アキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を縮小し(ステップST60)、縮小した各画像を返信し(ステップST61)、ステップST10に戻る。
医用画像表示装置10aの処理回路16は、当該縮小した各画像を表示回路13に表示し、ステップST1に戻る。
上述したように本実施形態によれば、医用画像表示装置10aが、表示されている第1の断面画像に対する第1ドラッグ操作に応じて、指示をサーバ装置40に送信する。サーバ装置40が、医用画像表示装置10aからの指示及びボリュームデータに基づいて、第2の断面画像の位置を更新する。医用画像表示装置10aは、生成又は更新されたデータに基づいて、第1及び第2の断面画像を表示する。
従って、本実施形態によれば、画像を表示する医用画像表示装置10aと、画像を生成及び更新するサーバ装置40とを備えた構成としても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第3の実施形態は、第1の実施形態の変形例とした場合について説明したが、これに限らず、第1の実施形態の第1乃至第3変形例の各々に対する変形例としてもよく、第2の実施形態の変形例としてもよい。いずれにしても、第3の実施形態は、適用した実施形態又はその変形例と同様の効果を得ることができる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態に係る医用画像表示装置について図13を参照しながら説明する。すなわち、第4の実施形態は、第2の実施形態の変形例であり、拡大表示された関心領域の3次元画像を回転可能とした形態である。
具体的には、処理回路16は、前述した3次元画像生成機能43e、第2抽出機能、第2拡大機能及び関心領域回転機能43fを更に用いる。
次に、以上のように構成された医用画像表示システムの動作について図15を用いて説明する。
始めに、医用画像表示装置10aの処理回路16は、前述同様に、断面画像の生成指示を送信することにより、生成されたアキシャル画像ax、コロナル画像co及びサジタル画像sgを表示回路13に表示する。これに加え、処理回路16は、3次元画像の生成指示をサーバ装置40に送信する。
サーバ装置40の処理回路43は、この生成指示を受けると、記憶回路41内のボリュームデータに基づいて、3次元画像のデータを生成し、当該データを返信する。
医用画像表示装置10aの処理回路16は、当該3次元画像を表示回路13に表示する。
次に、前述同様にステップST1〜ST13が実行され、ユーザの操作により、異常部位が指定されたとする。このとき、医用画像表示装置10aの処理回路16は、異常部位の指定をサーバ装置40に送信する。
サーバ装置40の処理回路43は、異常部位の指定を受けると、前述同様に、異常部位を含む関心領域の3次元画像を拡大し、この拡大倍率に応じてアキシャル画像、コロナル画像、サジタル画像を拡大する(ステップST31B〜ST35B)。また、処理回路43は、拡大した各画像のデータを医用画像表示装置10aに送信する。
医用画像表示装置10aの表示回路13は、それぞれ拡大された関心領域の3次元画像、アキシャル画像、コロナル画像及びサジタル画像を表示する。
続いて、医用画像表示装置10aの処理回路16は、アキシャル画像がドラッグ操作された場合(ステップST37;Yes)には、ドラッグ操作に対応した指示をサーバ装置40に送信する(ステップST38)。
サーバ装置40の処理回路43は、ドラッグ操作に対応した指示に基づき、マウス右ボタンが押されているか否かを判定する(ステップST42B)。マウス右ボタンが押されている場合、処理回路43は、前述同様に、マウスカーソル13cのドラッグ方向dに垂直な軸raを回転中心にして3次元画像を回転させて(ステップST43B)、回転した3次元画像のデータを医用画像表示装置10aに送信する。
医用画像表示装置10aの処理回路16は、回転した3次元画像のデータを表示回路13に表示する。すなわち、アキシャル画像上で関心領域をポイントしてそのまま任意方向にドラッグすると、その点を中心として3次元画像がドラッグした方向に回転する。
一方、ステップST42Bの判定の結果、否の場合、サーバ装置40の処理回路43は、ドラッグ方向に基づいて、コロナル画像co1又はサジタル画像sg1の位置を更新する(ステップST50)。以下、前述同様に、ステップST51以降の処理が実行される。
上述したように本実施形態によれば、医用画像表示装置10aが、第1の断面画像に対する第2ドラッグ操作に応じて、指示をサーバ装置40に送信する。サーバ装置40は、拡大された関心領域の3次元画像を回転させると共に、回転させた3次元画像のデータを医用画像表示装置10aに送信する。医用画像表示装置10aは、回転させた3次元画像を表示する。
従って、本実施形態によれば、画像を表示する医用画像表示装置10aと、画像を生成及び更新するサーバ装置40とを備えた構成としても、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、ボリュームデータに基づいて、第1及び第2の断面画像のデータを生成及び表示し、表示されている第1の断面画像に対する第1ドラッグ操作に応じて、表示されている第2の断面画像の位置を更新する。このように、観察の主対象である主画像(第1の断面画像)上での操作に応じて副画像(第2の断面画像)の位置を更新するので、主画像から離れずに且つ操作を中断せずに画像観察を継続でき、観察の効率を向上させることができる。
上記説明では、主画像(第1の断面画像)がアキシャル画像であり、副画像(第2の断面画像)がコロナル画像又はサジタル画像である場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、主画像(第1の断面画像)がコロナル画像又はサジタル画像であり、副画像(第2の断面画像)が残り2つの画像のうちのいずれか一方の場合でも、各実施形態を同様に実施して同様の効果を得ることができる。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(central processing unit)、GPU (Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC))、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは記憶回路に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、記憶回路にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。さらに、図1における複数の構成要素を1つのプロセッサへ統合してその機能を実現するようにしてもよい。
第1の実施形態における記憶回路11、表示回路13、断面画像生成機能15a、更新機能15b、抽出機能15c、拡大機能15d、3次元画像生成機能15e、設定機能15gは、特許請求の範囲における記憶手段、表示手段、断面画像生成手段、第1更新手段、第1抽出手段、第1拡大手段、3次元画像生成手段、第2抽出手段、第2拡大手段、曲断面画像生成手段、設定手段、第2更新手段、第3更新手段の一例である。第2の実施形態における記憶回路41、断面画像生成機能43a及び更新機能43bは、特許請求の範囲における記憶手段、断面画像生成手段及び第1更新手段の一例である。第2の実施形態における表示回路13及び通信処理機能16aは、特許請求の範囲における表示手段及び指示送信手段の一例である。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…医用画像表示装置、11,41…記憶回路、12…入力インタフェース回路、13…表示回路、14,42…ネットワークインタフェース回路、15,43…処理回路、15a,43a…断面画像生成機能、15b,43b…更新機能、15c,43c…抽出機能、15d,43d…拡大機能、15e,43e…3次元画像生成機能、15f,43f…関心領域回転機能、15g,43g…設定機能、20…ボリュームデータ発生装置、30…ネットワーク、40…サーバ装置。

Claims (11)

  1. ボリュームデータを記憶する記憶手段と、
    前記ボリュームデータに基づいて、互いに角度の異なる少なくとも2つの断面にそれぞれ対応する第1及び第2の断面画像のデータを生成する断面画像生成手段と、
    前記第1及び第2の断面画像を表示する表示手段と、
    前記表示されている第1の断面画像に対する第1ドラッグ操作におけるカーソルの移動方向に応じて、前記第2の断面画像のデータが生成される前記ボリュームデータにおける位置を更新する第1更新手段と
    を具備する医用画像表示装置。
  2. 前記第1更新手段は、前記第1ドラッグ操作における前記カーソルの移動方向に応じて、前記第1の断面画像を更新せずに、前記第2の断面画像のデータが生成される前記ボリュームデータにおける位置を更新する、請求項1に記載の医用画像表示装置。
  3. 前記第1更新手段は、前記第1ドラッグ操作における前記カーソルの移動方向を、前記第1の断面画像の方向に応じて前記ボリュームデータにおける方向に変換し、
    前記第2の断面画像のデータが生成される前記ボリュームデータにおける位置を、前記ボリュームデータにおける方向に対して変化させるよう更新する、請求項に記載の医用画像表示装置。
  4. 前記第1の断面画像はアキシャル画像であり、
    前記第2の断面画像はコロナル画像又はサジタル画像である、
    請求項1に記載の医用画像表示装置。
  5. 前記第1ドラッグ操作の開始位置から前記第1の断面画像における関心領域を抽出する第1抽出手段と、
    前記抽出した関心領域に基づいて、前記第1及び第2の断面画像をそれぞれ拡大する第1拡大手段とを備え、
    前記表示手段は、前記拡大された前記第1及び第2の断面画像を表示し、
    前記第1更新手段は、前記第1ドラッグ操作における前記カーソルの移動方向に応じて、前記拡大されて表示された第2の断面画像のデータが生成される前記ボリュームデータにおける位置を更新する、請求項1に記載の医用画像表示装置。
  6. 前記ボリュームデータに基づいて、3次元画像のデータを生成する3次元画像生成手段と、
    前記第1ドラッグ操作に応じて、前記第1ドラッグ操作の開始位置から前記3次元画像における関心領域を抽出する第2抽出手段と、
    前記抽出した関心領域に基づいて、前記3次元画像における関心領域及び前記第1及び第2の断面画像をそれぞれ拡大する第2拡大手段とを備え、
    前記表示手段は、前記それぞれ拡大された関心領域及び前記第1及び第2の断面画像を表示し、
    前記第1更新手段は、前記第1ドラッグ操作における前記カーソルの移動方向に応じて、前記拡大されて表示された第2の断面画像のデータが生成される前記ボリュームデータにおける位置を更新する、請求項1に記載の医用画像表示装置。
  7. 前記表示されている第1の断面画像に対する第2ドラッグ操作に応じて、前記拡大されて表示された関心領域を回転させる関心領域回転手段を備えた請求項に記載の医用画像表示装置。
  8. 前記ボリュームデータに基づいて、前記第1の断面画像に直交する解剖学的経路を設定するための曲断面画像であって、前記ボリュームデータの範囲内で規定した曲面の2次元画像である前記曲断面画像のデータを生成する曲断面画像生成手段と、
    前記曲断面画像における前記解剖学的経路を設定する設定手段と、
    前記曲断面画像上でカーソルを移動させる操作に応じて、前記カーソルの現在位置に最も近い前記解剖学的経路上の位置を探索し、前記探索した位置に基づき前記第1の断面画像を更新する第2更新手段と
    を備えた請求項1に記載の医用画像表示装置。
  9. 前記第1の断面画像に対する更新操作に応じて、前記第1の断面画像に直交する解剖学的経路に沿って前記第1の断面画像を更新する第3更新手段を備えた請求項1に記載の医用画像表示装置。
  10. サーバ装置及び医用画像表示装置を備えた医用画像表示システムであって、
    前記サーバ装置は、
    ボリュームデータを記憶する記憶手段と、
    前記ボリュームデータに基づいて、互いに角度の異なる少なくとも2つの断面にそれぞれ対応する第1及び第2の断面画像のデータを生成する断面画像生成手段と、
    前記医用画像表示装置からの指示及び前記ボリュームデータに基づいて、前記第2の断面画像のデータが生成される前記ボリュームデータにおける位置を更新する第1更新手段と
    を備え、
    前記医用画像表示装置は、
    前記生成された第2の断面画像のデータ又は前記更新された位置に基づいて生成された第2の断面画像のデータに基づいて、前記第1及び第2の断面画像を表示する表示手段と、
    前記表示されている第1の断面画像に対する第1ドラッグ操作におけるカーソルの移動方向に応じた前記指示を前記サーバ装置に送信する指示送信手段と
    を備えた医用画像表示システム。
  11. ボリュームデータを記憶する記憶手段及び前記ボリュームデータから生成された第1及び第2の断面画像を表示する表示手段を備えた医用画像表示装置に用いられるプログラムであって、
    前記医用画像表示装置に、
    前記ボリュームデータに基づいて、互いに角度の異なる少なくとも2つの断面にそれぞれ対応する前記第1及び第2の断面画像のデータを生成する断面画像生成機能、
    前記表示されている第1の断面画像に対する第1ドラッグ操作におけるカーソルの移動方向に応じて、前記第2の断面画像のデータが生成される前記ボリュームデータにおける位置を更新する第1更新機能、
    を実現させるためのプログラム。
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