JP6701935B2 - メッシュ式ネブライザおよび交換セット - Google Patents

メッシュ式ネブライザおよび交換セット Download PDF

Info

Publication number
JP6701935B2
JP6701935B2 JP2016094031A JP2016094031A JP6701935B2 JP 6701935 B2 JP6701935 B2 JP 6701935B2 JP 2016094031 A JP2016094031 A JP 2016094031A JP 2016094031 A JP2016094031 A JP 2016094031A JP 6701935 B2 JP6701935 B2 JP 6701935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
replacement
exchange
main body
vibrating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016094031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017202027A (ja
Inventor
由紀子 三ッ浪
由紀子 三ッ浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Healthcare Co Ltd filed Critical Omron Healthcare Co Ltd
Priority to JP2016094031A priority Critical patent/JP6701935B2/ja
Publication of JP2017202027A publication Critical patent/JP2017202027A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6701935B2 publication Critical patent/JP6701935B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明はメッシュ式ネブライザに関し、より詳しくは、振動面とメッシュ部との間に供給された液体を、上記メッシュ部を通して霧化して噴出するメッシュ式ネブライザに関する。
また、この発明は、そのようなメッシュ式ネブライザを構成するのに用いられる交換セットに関する。
従来、この種のメッシュ式ネブライザとしては、例えば特許文献1(特開2014−4208号公報)に開示されているように、本体にホーン振動子を備え、本体に対して着脱可能および開閉(回動)可能に取り付けられたメッシュキャップを備えたものが知られている。本体に対してメッシュキャップが取り付けられ、閉じられた状態では、ホーン振動子の振動面とメッシュキャップのメッシュ部とが対向する。この状態で、振動面とメッシュ部との間に薬液が供給されるとともに、上記ホーン振動子に駆動電圧が印加されて振動面が振動される。これにより、上記メッシュ部を通して上記薬液が霧化されて噴出する。
特開2014−4208号公報
しかしながら、上記メッシュ式ネブライザでは、使用後、その度に、本体からメッシュキャップを取り外し、メッシュ部を含むメッシュキャップを洗浄、消毒、乾燥する必要がある。このため、ユーザにとって、手入れが煩わしいという問題がある。さらに、上記メッシュキャップは精密部品であるため、洗浄によって破損し易く洗浄が困難であるという問題がある。また、メッシュ部が正しく洗浄されないと、不衛生でありかつ噴霧効率が低下するという問題がある。
そこで、この発明の課題は、衛生的でありかつ噴霧効率を低下させることなしに、ユーザにとって手入れが簡単となるメッシュ式ネブライザを提供することにある。
また、この発明の課題は、そのようなメッシュ式ネブライザを構成するのに用いられる交換セットを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のメッシュ式ネブライザは、
メッシュ部を通して液体を霧化して噴出するメッシュ式ネブライザであって、
上方へ向かって開いた形状の凹部を有する本体を備え、
上記本体は、
上記凹部の底面に相当する位置に配された振動面を有する振動部と、
上記振動部の上記振動面上へ向けて液体を供給する供給部と、
上記本体に対して着脱可能に装着される交換セットとを備え
上記交換セットには、上記振動面に対向するように設置されるべき、上記メッシュ部を含む交換片が複数含まれており、
上記メッシュ式ネブライザは、上記複数の交換片の1つを順次上記交換セットから不可逆的に取り外して上記凹部の上記底面に上記振動面に対向するように供給するフィード機構を備えたことを特徴とする。
凹部の平面形状は、円形、丸角四角形(角が丸くされた四角形)など、環状の形状を広く含む。
この発明のメッシュ式ネブライザを使用しようとするユーザは、本体に対して、交換セットを着脱可能に装着する。上記交換セットには、上記振動面に対向するように設置されるべき、上記メッシュ部を含む交換片が複数含まれている。この装着状態で、ユーザが、フィード機構によって、上記複数の交換片のうち最初の1つ(これを適宜「最初の交換片」と呼ぶ。)を上記交換セットから不可逆的に取り外して上記凹部の上記底面に上記振動面に対向するように供給する。これにより、上記最初の交換片のメッシュ部が上記振動面に対向する状態となる。
使用時には、給液部が上記振動部の上記振動面上へ向けて液体を供給する。これにより、上記振動面と上記メッシュ部との間に液体が供給される。そして、上記振動部に駆動電圧が印加されて振動面が振動される。これにより、上記メッシュ部(より正確には、上記交換片を貫通する複数の貫通孔)を通して上記液体が霧化されて噴出する。
上述したように、この発明のメッシュ式ネブライザは、ユーザにとって手入れが簡単となる。さらに、使用する度に新しいメッシュ部を使用するため、衛生的でありかつ噴霧効率が低下することがない。
一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、
上記メッシュ式ネブライザは、上記本体の上記凹部を開閉可能に覆うキャップ部材をさらに備え、
上記交換セットでは、上記複数の交換片が周方向に沿って並べて配置され、
上記フィード機構は、上記キャップ部材の上記本体側に突出して設けられた突起部と、上記交換セットを上記本体の中心軸またはこの中心軸と平行な軸の周りに回転させる回転軸とを含み、
上記交換セットが上記回転軸の周りに回転されることにより、上記複数の交換片のうちの1つが順次上記振動面に対向するように配置され、
上記本体に対して上記キャップ部材が閉じられると、上記突起部によって、上記振動面に対向するように配置された上記複数の交換片のうちの1つが上記凹部の上記底面に向かって押圧されることにより、上記振動面に対向するように配置された上記複数の交換片のうちの1つが上記交換セットから切り取られて上記凹部の上記底面に供給されることを特徴とする。
この一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、上記交換セットの装着後、上記フィード機構によって、上記交換セットが上記回転軸の周りに回転されることにより、上記複数の交換片のうち最初の1つ(最初の交換片)が上記振動面に対向するように配置される。ユーザによって、上記本体に対して上記キャップ部材が閉じられると、上記フィード機構の上記突起部によって、上記振動面に対向するように配置された上記複数の交換片のうちの最初の交換片が上記凹部の上記底面に向かって押圧される。これにより、上記振動面に対向するように配置された上記複数の交換片のうちの最初の交換片が上記交換セットから切り取られて上記凹部の上記底面に供給される。
上記最初の交換片による1回の使用後、再びこのメッシュ式ネブライザを使用する場合、ユーザは、上記フィード機構によって、上記最初の交換片に代えて、上記複数の交換片のうち次の1つ(次の交換片)を上述の手順と同じ手順で上記凹部の上記底面に上記振動面に対向するように供給する。これにより、上記次の交換片のメッシュ部が上記振動面に対向する状態となる。
このようにして、ユーザは、上記フィード機構によって、上記複数の交換片の1つを順次上記交換セットから不可逆的に取り外して上記凹部の上記底面に上記振動面に対向するように簡単にかつ迅速に供給することができる。
一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、
上記交換セットの少なくとも一部が上記本体の外周面から露出されることを特徴とする。
この一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、ユーザはこの露出された部分を用いて交換セットを回転させることが可能となる。
一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、
上記凹部は上方に向かうにつれて次第に開いた形状を有することを特徴とするメッシュ式ネブライザ。
この一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、交換セットから切り取られた交換片を凹部の底面へとスムーズに誘導することができる。
一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、
上記交換セットには、複数の交換片をそれぞれ切り取るためのミシン目を有していることを特徴とする。
この一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、弱い押圧力により交換片を切り出すことが可能となる。したがって、ユーザがキャップ部材を閉じるときに発生する弱い押圧力でも交換セットから交換片をミシン目に沿って切り取ることが可能となる。
一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、
上記交換セットを挟持するための第1及び第2固定部材をさらに備えることを特徴とする。
この一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、交換セットが鉛直方向にずれることがない。この構成により、キャップ部材を閉じることにより、キャップ部材の突起部が交換片の面に対して垂直に押圧することができる。そのため、キャップ部材の突起部により効率的に交換片の面を押圧することができる。したがって、ユーザがキャップ部材を閉じるときに発生する弱い押圧力でも交換セットから交換片を切り取ることが可能となる。
別の局面では、この発明のメッシュ式ネブライザ
メッシュ部を通して液体を霧化して噴出するメッシュ式ネブライザであって、
本体と、
上記本体の上面を開閉可能に覆うキャップ部材とを備え、
上記本体は、
上記上面に相当する位置に配された振動面を有する振動部と、
上記振動部の上記振動面上へ向けて液体を供給する供給部と、
上記本体に対して着脱可能に装着される交換セットとを備え、
上記交換セットには、上記振動面に対向するように設置されるべき、上記メッシュ部を含む交換片が複数積層して配置され、
上記メッシュ式ネブライザは、上記複数の交換片の1つを順次上記交換セットから不可逆的に取り外して上記振動面に対向するように供給するフィード機構を備え、
上記フィード機構は、上記複数の交換片のうちの鉛直方向に関して特定位置に存する交換片を水平方向に押し出すための押圧部材と、上記本体に対する上記キャップ部材の開閉を上記押圧部材の上記水平方向の運動に変換する変換部材と、上記複数の交換片を順次上記特定位置へ向けて付勢する付勢部材とを含み、
上記本体に対して上記キャップ部材が開けられると、上記変換部材により上記押圧部材が上記水平方向に移動され、上記押圧部材により上記特定位置の交換片が上記水平方向に押し出されることにより、上記交換片が上記振動面に対向するように供給されることを特徴とする。
この発明のメッシュ式ネブライザでは、上記本体に対して上記交換セットが着脱可能に装着される。すると、上記交換セットの複数の交換片が鉛直方向に関して積層して配置され、上記フィード機構の上記付勢部材によって、上記複数の交換片のうち最初の1つ(最初の交換片)が特定位置へ向けて付勢された状態となる。この状態で、ユーザによって、上記本体に対して上記キャップ部材が開けられると、上記フィード機構の上記変換部材により上記押圧部材が上記水平方向に移動され、上記押圧部材により上記特定位置の交換片(最初の交換片)が上記水平方向に押し出される。これにより、上記最初の交換片が上記振動面に対向するように供給される。これとともに、上記フィード機構の上記付勢部材によって、上記複数の交換片のうち次の1つ(次の交換片)が特定位置へ向けて付勢された状態となる。
上記最初の交換片による1回の使用後、再びこのメッシュ式ネブライザを使用する場合、ユーザによって、上記本体に対して上記キャップ部材が開けられる。すると、上記フィード機構の上記変換部材により上記押圧部材が上記水平方向に移動され、上記押圧部材により上記特定位置の交換片(次の交換片)が上記水平方向に押し出される。これにより、上記次の交換片が上記振動面に対向するように供給される。
このようにして、ユーザは、上記フィード機構によって、上記複数の交換片の1つを順次上記交換セットから不可逆的に取り外して上記凹部の上記底面に上記振動面に対向するように簡単にかつ迅速に供給することができる。
一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、
上記押圧部材は、上記振動面に対向するように供給された交換片を上記特定位置の交換片により上記水平方向に押し出して排出させることを特徴とする。
この一実施形態のメッシュ式ネブライザでは、未使用の交換片を凹部の底面に供給すると同時に使用済みの交換片を排出することができる。このため、ユーザにとって、手入れがさらに簡単となる。
別の局面では、この発明の交換セットは、上記メッシュ式ネブライザを構成するのに用いられる交換セットである。
以上より明らかなように、この発明のメッシュ式ネブライザは、ユーザにとって手入れが簡単となる。さらに、使用する度に新しいメッシュ部を使用するため、衛生的でありかつ噴霧効率が低下することがない。
この発明の一実施形態のメッシュ式ネブライザを斜めから見たところを示している。 図1のメッシュ式ネブライザのキャップ部材が開いた状態での左側方から見たときの内部構造を説明するための概略図である。 図1の本体上部に含まれた第1固定部材及び第2固定部材と、交換セットとの構成を詳細に示す分解斜視図である。 図3中の交換セット20の上面図である。 図1のメッシュ式ネブライザのキャップ部材を閉じた状態での左側方から見たときの内部構造を説明するための概略図である。 上記メッシュ式ネブライザの本体に搭載された制御系のブロック構成を示す図である。 上記メッシュ式ネブライザをユーザが使用する態様を例示する図である。 本発明の実施形態の変形例に係る交換セットを説明するための概略図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(メッシュ式ネブライザの構成要素)
図1は、この発明の一実施形態のメッシュ式ネブライザ(全体を符号1で示す。)を斜めから見たところを示している。図2は、図1のメッシュ式ネブライザ1のキャップ部材30が開いた状態での左側方(図1中に矢印Aで示す方向)から見たときの内部構造を説明するための概略図である。
これらの図1,図2に示すように、このメッシュ式ネブライザ1は、略楕円柱状の外形をもつ本体下部11と、この本体下部11に対して上方から着脱可能に嵌め込んで装着された略楕円柱状の外形をもつ本体上部12とを備えている。本体下部11と本体上部12とが、本体10を構成している。
図1に示すように、本体下部11の前面には、このネブライザ1の電源をオン、オフするための電源スイッチ50が設けられている。また、本体下部11の内部には、主に後述の制御系が搭載されている。
図2によって良く分かるように、本体上部12の上面のうち前半分の領域に、後述の交換セット20の交換片24を受けるように、上方へ向かって開いた略円形の平面形状をもつ凹部16が設けられている。この凹部16は、本体上部12で支持される支持部材23により形成されており、本体10の鉛直方向に対して直交する底面16bと、この底面16bに対して直交する側面16cとを有している。さらに、本体10の凹部16の底面16bには、後述するホーン42の先端に位置する振動面43が交換片24のメッシュ部24aに接するように、開口部16dが設けられている。
本体上部12の内部には、凹部16に対応する位置に、振動部40が設けられている。この振動部40は、凹部16から下方に離間した位置に配された超音波振動子41と、凹部16の底面16bに相当する位置に水平に配された振動面43と、超音波振動子41と振動面43との間に配され、超音波振動子41の振動を増幅するとともに振動面43へ伝達するホーン42とを含んでいる。超音波振動子41に対する駆動電圧は、本体上部12と本体下部11との間に設けられた接点電極を介して、本体下部11から供給されるようになっている。
また、本体上部12の上面のうち後半分の領域に、略半円形の平面形状をもつ貯液部17が設けられている。この貯液部17は、図2によって良く分かるように、前面側へ向かうに連れて次第に浅くなる底面17bを有している。また、この貯液部17の前面側部分に連なって、貯液部17から振動部40の振動面43上へ向けて液体(薬液)を供給するための給液路18が設けられている。貯液部17と給液路18とが、給液部を構成している。図1,図2の分解状態では、貯液部17は上方へ向かって開いている。したがって、ユーザは、貯液部17に上方から薬液を入れることができる。
本体上部12の上面のうち後面側の縁には、本体上部12に対して蝶番38を介して矢印Bで示すように回動可能に、略楕円形の板状のカバー31が連結されている。このカバー31は、本体上部12の上面に対向する側に、略円筒形に突出した形状をもつ突起部33を有している。後述のように、本体上部12に対してカバー31が閉じられ、このネブライザ1が組み立てられた状態では、突起部33は、複数の交換片24の1つを順次交換セット20から不可逆的に取り外して本体10の凹部16の底面16bに振動面43に対向するように供給する。突起部33は、後述する交換セット20を回転させる回転軸25と合わせてフィード機構100を構成する。
図3は本体上部12に含まれた第1固定部材21及び第2固定部材22と、交換セット20との構成を詳細に示す分解斜視図であり、図4は図3中の交換セット20の上面図である。図2に示すように、本体上部12の支持部材23は、円形の板状の固定部材22を支持している。ここで、図3に示すように、固定部材22の略中心には、固定部材22に対して垂直方向に突出して設けられた円柱状の回転軸25が設けられている。この固定部材22は、本体10の凹部16に相当する位置に扇状の開口部22aを有している。これにより、交換セット20の交換片24は押圧により切り取られた後に開口部22aを通して凹部16内に設置され得る。なお、凹部16は上方に向かうにつれて次第に開いた形状を有してもよい。この場合には、交換片24を凹部16の底面16bへとスムーズに誘導することができる。
図3及び図4に示すように、交換セット20は、全体としては円形の板状をなし、周方向に沿って並べて配置された複数の交換片24を含んでいる。各交換片24は、同一の略扇状の形状に設定されている。また、交換セット20の中心には、回転軸25に嵌合するための貫通孔20aが設けられている。さらに、各交換片24は、振動面43に対向するように設置されるべき、メッシュ部24aを含んでいる。各交換片24の周りには、その交換片24自身が交換セット20から分離されるようにミシン目20bが設けられている。
図3に示すように、円形の板状の固定部材21の中心には回転軸25に嵌合するための貫通孔21bが設けられている。また、本体10の凹部16に相当する位置に扇状の開口部21aが設けられている。この開口部21aを介して突起部33が交換セット20の交換片24を凹部16の底面に向かって押圧され得る。
上述した構成により、交換セット20を固定部材21,22の間に挟持した状態で、交換セット20及び固定部材21,22は回転軸25を中心として回転させて、開口部21aは開口部22aに対向するように配置することができる。これにより、開口部21aを本体10の凹部16に対向するように配置することが可能となる。さらに、交換セット20を回転軸25の周りに回転することにより、複数の交換片24のうちの1つを順次振動面43に対向するように配置することが可能となる。このように、交換セット20は、このネブライザ1が使用される際に予め本体上部12内に着脱可能に装着することが可能となる。ここで、交換セット20の少なくとも一部が本体上部12の外周面から露出されている。この構成により、ユーザはこの露出された部分に指を触れることにより交換セット20を回転させることが可能となる。なお、本実施形態では、交換セット20及び固定部材21は回転軸25を中心としてそれぞれ回転するとしたが、本体10の鉛直方向に平行中心軸の周りに回転するように構成されてもよい。
また、図1に示すように、カバー31の先端(蝶番38とは反対側の端部)には、カバー31に対して蝶番39を介して回動可能に、略コの字の係合枠32が連結されている。この係合枠32は、本体上部12に対してカバー31が閉じられた状態で、本体上部12の前面へ向かって回転されると、本体上部12の前面上部に設けられた係合突起19と係合するようになっている。これにより、本体上部12に対してカバー31が閉じられた状態で固定され得る。これらのカバー31と係合枠32とが、キャップ部材30を構成している。この構成により、ユーザは、本体10(本体上部12)に対してキャップ部材30を容易に開閉できる。また、キャップ部材30を紛失することが無い。
図5は、図1のメッシュ式ネブライザ1のキャップ部材30を閉じた状態での左側方(図1中に矢印Aで示す方向)から見たときの内部構造を示している。図5に示すように、本体10に対してキャップ部材30が閉じられると、突起部33が振動面43に対向するように配置された複数の交換片24のうちの1つが凹部16の底面に向かって押圧される。これにより、振動面43に対向するように配置された複数の交換片24のうちの1つが交換セット20から切り取られて凹部16の底面に供給される。
図6は、このメッシュ式ネブライザ1の本体10に搭載された制御系のブロック構成を示している。このメッシュ式ネブライザ1は、操作部61と、報知部62と、制御部63と、発振周波数生成部64と、霧化部65と、電源部66とを備えている。操作部61は、この例では、図1中に示した電源スイッチ50を含んでいる。報知部62は、例えばブザー(図示せず)を含んでもよい。発振周波数生成部64は、制御部63からの制御信号に基づいて、交流の駆動電圧を霧化部65に印加する。この駆動電圧は、例えば、電源スイッチ50が押されてから或る出力時間にわたって出力される。出力時間の計測は、図示しないタイマによって行うこともできる。霧化部65は、図1中に示した振動部40と交換部材20のメッシュ部21aとを含んでいる。発振周波数生成部64からの交流駆動電圧は、霧化部65をなす振動部40の超音波振動子41に印加される。この超音波振動子41の振動は、ホーン42によって増幅されるとともに振動面43へ伝達される。振動面43が振動すると、振動面43とメッシュ部21aとの間の隙間に供給された薬液がメッシュ部21aを通して霧化されて噴出する。制御部63は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)を含み、発振周波数生成部64を介して霧化部65に信号を送り、霧化量、連続動作時間等を制御する。また、制御部63は、例えばLEDランプなどの点灯もしくは点滅によって電源がオンされたことや電池の容量が不足していることなどを報知する。電源部66は、電池(例えば、DC3Vの充放電可能な二次電池)を含み、この制御系の各部に電力を供給する。
(交換セット20の装着について)
このメッシュ式ネブライザ1を使用しようとするユーザは、図2に示したように本体10に対してキャップ部材30が開いた状態で、先ず固定部材21を回転軸25から抜き取った後に交換セット20を取り出す。この状態では、固定部材22の回転軸25が露出されている。次に、固定部材22の回転軸25に対して次の交換セット20の貫通孔20aを嵌入させて固定部材22上に載置し、次に固定軸25に対して固定部材21の貫通孔21bを嵌入させる。これにより、固定部材21,22によって交換セット20を挟持する。この固定部材21を嵌入する際には、ユーザは、開口部21aを開口部22aに対向するように配置する。
(交換片24の供給について)
上述の手順で交換セット20が装着された装着状態で、ユーザは、交換セット20をフィード機構100の回転軸25の周りに回転させて、複数の交換片24のうち最初の1つ(最初の交換片24)が振動面43に対向するように配置する。
次に、ユーザは、本体10に対してキャップ部材30を閉じる。すると、フィード機構100の突起部33によって、振動面43に対向するように配置された複数の交換片24のうちの最初の交換片24が凹部16の底面16bに向かって押圧される。これにより、振動面43に対向するように配置された複数の交換片24のうちの最初の交換片24がミシン目20bに沿って交換セット20から切り取られて凹部16の底面16bに供給される。
次に、最初の交換片24による1回の使用後、再びこのメッシュ式ネブライザ1を使用する場合には、ユーザは、フィード機構100によって、最初の交換片24に代えて、複数の交換片24のうち次の1つ(次の交換片24)を上述の手順と同じ手順で凹部16の底面16bに振動面43に対向するように供給する。これにより、次の交換片24のメッシュ部24aが振動面43に対向する状態となる。
このようにして、ユーザは、フィード機構100によって、複数の交換片24の1つを順次交換セット20から不可逆的に取り外して凹部16の底面16aに振動面43に対向するように簡単にかつ迅速に供給することができる。
(メッシュ式ネブライザの使用)
このメッシュ式ネブライザ1を使用する場合、予め、ユーザは、本体上部12の貯液部17に薬液を入れておく。そして、図7に示すように、ユーザは、組み立て状態で、カバー31の突起部33内の開口31oに、例えばマウスピース80を着脱可能に装着する。なお、マウスピース80に代えて、ユーザ99の顔を覆うような吸入マスクを装着してもよい。
図7中に示すように、ユーザがメッシュ式ネブライザ1を少しだけ手前に傾けると、給液部をなす貯液部17から給液路18を通して、振動部40の振動面43上へ向けて薬液が供給される。つまり、振動面43とメッシュ部21aとの間に薬液が供給される。そして、ユーザが電源スイッチ50をオンすると、振動部40の超音波振動子41に駆動電圧が印加されて振動面43が振動される。これにより、メッシュ部21a(より正確には、フィルム21を貫通する複数の貫通孔)を通して薬液90が霧化されて噴出する。
上記最初の交換片24による1回の使用後、再びこのメッシュ式ネブライザ1を使用する場合、ユーザは、フィード機構100によって、最初の交換片24に代えて、複数の交換片24のうち次の1つ(これを適宜「次の交換片」と呼ぶ。)を交換セット20から不可逆的に取り外して凹部16の底面16bに振動面43に対向するように供給する。これにより、次の交換片24のメッシュ部21aが振動面43に対向する状態となる。その場合、ユーザは、使用の度にメッシュ部21aを含む交換片24を洗浄、消毒、乾燥する必要がない。したがって、ユーザにとって、手入れが簡単になる。また、従来の特許文献1(特開2014−4208号公報)に開示されているメッシュ部を含むメッシュキャップは精密部品であるため、破損し易く洗浄が困難である。これに対して、本発明では、メッシュ部21aを含む交換片24を洗浄する必要がないため、洗浄によって破損するという問題が生じない。さらに、本発明では、使用の度に新しいメッシュ部21aを使用するため、正しく洗浄されずに不衛生となり噴霧効率が低下するという問題も生じない。
また、交換片24は、典型的には、使い捨てされる。交換セット20の複数の交換片24の全てを使い終わったら、ユーザは、使用済みの交換セット20に代えて、本体10の凹部16に新たな交換セット20を装着することができる。その場合、ユーザは、使用済みの交換片24および交換セット20を洗浄、消毒、乾燥する必要がない。したがって、ユーザにとって、手入れが簡単になる。また、従来の特許文献1(特開2014−4208号公報)に開示されているメッシュ部を含むメッシュキャップは精密部品であるため、破損し易く洗浄が困難である。これに対して、本発明では、メッシュ部21aを含む交換片24を洗浄する必要がないため、洗浄によって破損するという問題が生じない。さらに、本発明では、使用の度に新しいメッシュ部21aを使用するため、正しく洗浄されずに不衛生となり噴霧効率が低下するという問題も生じない。
(交換セットの変形例)
図8は本発明の実施形態の変形例に係る交換セット20Aを説明するための概略図である。図8はメッシュ式ネブライザ1Aを側面から見たときの内部構造を概略的に示している。図8のメッシュ式ネブライザ1Aは、図2のメッシュ式ネブライザ1と比較すると、交換セット20の代わりに交換セット20Aを備え、フィード機構100の代わりにフィード機構100Aを備えたことを特徴とする。なお、図8のメッシュ式ネブライザ1Aにおいて、図2のメッシュ式ネブライザ1の構成要素と同一の役割を担う構成要素には図2のメッシュ式ネブライザ1の構成要素と同一の符号が付されている。この変形例では、図8から分かるように、本体上部12において凹部16が省略され、振動部40の振動面43は、本体上部12の上面に相当する位置に配されている。
図8に示すように、円形の板状の底面58aを有する円筒状の交換セット収納部58内に、複数の交換片240が積層されて配置されてなる交換セット20Aが保持されている。また、交換セット収納部58は、本体上部12の側面に支持された収納部固定部材12aにより固定されている。ここで、交換セット収納部58の底面58aはメッシュ式ネブライザ1Aの底面に対して平行となるように構成されている。また、各交換片240はそれぞれ同一の円板状の形状を有しており、各交換片240の略中心にはメッシュ部240aが設けられている。
交換セット収納部58の底面58a上には例えばバネなどの付勢部材57と載置台56とが設けられている。付勢部材57は、載置台56を介して、複数の交換片240を特定位置としての最上の位置へ向けて順次付勢する。例えば、本変形例では、特定位置は鉛直方向における最上の位置としたが、それ以外の位置であってもよい。ここで、交換セット収納部58には、鉛直方向における最上の位置において、付勢部材57が鉛直方向に付勢するのを停止するための板状の付勢停止部材59が底面59aと対向するように設けられている。この付勢停止部材59は、交換セット収納部58の上方が開口されるように移動もしくは回動可能なように構成されている。これにより、交換セット20Aを取り出して次の交換セット20Aを装着することが可能となる。
本体上部12には、複数の交換片240のうちの鉛直方向に関して最上の位置に存する交換片240を水平方向に押し出すための押圧部材55が取り付けられている。また、キャップ部材30には、本体10に対するキャップ部材30の開閉を押圧部材55の水平方向の運動に変換する変換部材70が取り付けられている。この変換部材70は、第1ギア列を有する第1ギア52と、第2ギア列を有する第2ギア53と、第3ギア列を有する第3ギア54とを備えている。ここで、第1ギア52は、キャップ部材30の開閉運動を第2ギア53の回転運動に変換する。また、第2ギア53は、その回転運動を第3ギア54の回転運動に変換する。さらに、押圧部材55は、第3ギア54の回転運動を水平運動に変換する第4ギア列を有している。なお、本変形例では、変換部材70を3つのギアにより構成したが、2つもしくは4つ以上のギアを用いて構成してもよい。
本体上部12には、押圧部材55により、振動面43に対向するように供給された交換片240を特定位置の交換片240により水平方向に押し出して排出させるための開口部12bが設けられている。なお、押圧部材55と、変換部材70と、付勢部材57とでフィード機構を構成している。
(交換片240の供給について)
この発明のメッシュ式ネブライザ1Aを使用しようとするユーザは、図2に示したように本体10に対してキャップ部材30が開いた状態で、交換セット20Aを交換セット収納部58内に着脱可能に装着する。この装着状態で、交換セット20Aの複数の交換片240が鉛直方向に関して積層して配置され、フィード機構100Aの付勢部材57によって、複数の交換片240のうち最初の1つ(最初の交換片240)が最上の位置へ向けて付勢された状態となる。
この状態で、ユーザによって、本体10に対してキャップ部材30が開けられると、フィード機構100Aの変換部材70により、フィード機構100Aの押圧部材55が水平方向(矢印F方向)に移動され、押圧部材55により特定位置の交換片240(最初の交換片240)が水平方向に押し出される。これにより、最初の交換片240が振動面43に対向するように供給される。これとともに、フィード機構100Aの付勢部材58によって、複数の交換片240のうち次の1つ(次の交換片240)が特定位置へ向けて付勢された状態となる。すなわち、ユーザにより、図8に示したように本体10に対してキャップ部材30が矢印C方向に開けられると、第1ギア52の第1ギア列と第2ギア53の第2ギア列とが噛み合って第2ギア53は矢印D方向に回転する。次に、第2ギア53の第2ギア列と第3ギア54の第3ギア列とが噛み合って第3ギア54が矢印E方向に回転する。次に、第3ギア54の第3ギア列と押圧部材55の第4ギア列とが噛み合って押圧部材55は矢印F方向に移動する。次に、押圧部材55の移動により上記特定位置の交換片240が水平方向(矢印G方向)に押し出され、上記特定位置にある次の交換片240が振動面43に対向するように供給される。
なお、このメッシュ式ネブライザ1Aを使用するユーザによって、本体10に対してキャップ部材30が閉じられると、各ギア52,53,54はそれぞれ上述した方向とは逆の向きに回転し、押圧部材55は元の位置に戻される。
次に、最初の交換片240による1回の使用後、再びこのメッシュ式ネブライザ1Aを使用する場合には、ユーザによって、本体10に対してキャップ部材30が開けられる。すると、フィード機構100Aの変換部材70により押圧部材55が水平方向に移動され、押圧部材55により特定位置の交換片240(次の交換片240)が水平方向に押し出される。同時に、使用済みである交換片240は水平方向(矢印H方向)に押し出され、開口部12bを介して本体10の外部に排出される。これにより、次の交換片240のメッシュ部240aが振動面43に対向する状態となる。
このようにして、ユーザは、フィード機構100Aによって、複数の交換片240の1つを順次交換セット20Aから不可逆的に取り外して凹部16の底面16aに振動面43に対向するように簡単にかつ迅速に供給することができる。さらに、次の交換片240をセットすると同時に使用済みの交換片240を本体10の外部に排出することが可能となるので、ユーザにとって、さらに手入れが簡単となる。
以上の実施形態は例示であり、この発明の範囲から離れることなく様々な変形が可能である。上述した複数の実施の形態は、それぞれ単独で成立し得るものであるが、実施の形態同士の組みあわせも可能である。また、異なる実施の形態の中の種々の特徴も、それぞれ単独で成立し得るものであるが、異なる実施の形態の中の特徴同士の組みあわせも可能である。
1 メッシュ式ネブライザ
10 本体
11 本体下部
12 本体上部
16 凹部
17 貯液部
20,20A 交換セット
21,22 固定部材
24,240 交換片
24a,240a メッシュ部
25 回転軸
33 突起部
30 キャップ部材
31 カバー
32 係合枠
33 突起部
40 振動部
41 超音波振動子
42 ホーン
43 振動面
52 第1ギア
53 第2ギア
54 第3ギア
55 押圧部材
56 載置台
57 付勢部材
58 交換セット収納部
59 付勢停止部材
70 変換部材
100,100A フィード機構

Claims (9)

  1. メッシュ部を通して液体を霧化して噴出するメッシュ式ネブライザであって、
    上方へ向かって開いた形状の凹部を有する本体を備え、
    上記本体は、
    上記凹部の底面に相当する位置に配された振動面を有する振動部と、
    上記振動部の上記振動面上へ向けて液体を供給する供給部と、
    上記本体に対して着脱可能に装着される交換セットとを備え
    上記交換セットには、上記振動面に対向するように設置されるべき、上記メッシュ部を含む交換片が複数含まれており、
    上記メッシュ式ネブライザは、上記複数の交換片の1つを順次上記交換セットから不可逆的に取り外して上記凹部の上記底面に上記振動面に対向するように供給するフィード機構を備えたことを特徴とするメッシュ式ネブライザ。
  2. 請求項1に記載のメッシュ式ネブライザにおいて、
    上記メッシュ式ネブライザは、上記本体の上記凹部を開閉可能に覆うキャップ部材をさらに備え、
    上記交換セットでは、上記複数の交換片が周方向に沿って並べて配置され、
    上記フィード機構は、上記キャップ部材の上記本体側に突出して設けられた突起部と、上記交換セットを上記本体の中心軸またはこの中心軸と平行な軸の周りに回転させる回転軸とを含み、
    上記交換セットが上記回転軸の周りに回転されることにより、上記複数の交換片のうちの1つが順次上記振動面に対向するように配置され、
    上記本体に対して上記キャップ部材が閉じられると、上記突起部によって、上記振動面に対向するように配置された上記複数の交換片のうちの1つが上記凹部の上記底面に向かって押圧されることにより、上記振動面に対向するように配置された上記複数の交換片のうちの1つが上記交換セットから切り取られて上記凹部の上記底面に供給されることを特徴とするメッシュ式ネブライザ。
  3. 請求項2に記載のメッシュ式ネブライザにおいて、
    上記交換セットの少なくとも一部が上記本体の外周面から露出されることを特徴とするメッシュ式ネブライザ。
  4. 請求項2または3に記載のメッシュ式ネブライザにおいて、
    上記凹部は上方に向かうにつれて次第に開いた形状を有することを特徴とするメッシュ式ネブライザ。
  5. 請求項2から4のうちのいずれか1つに記載のメッシュ式ネブライザにおいて、
    上記交換セットには、複数の交換片をそれぞれ切り取るためのミシン目を有していることを特徴とするメッシュ式ネブライザ。
  6. 請求項2から5のうちのいずれか1つに記載のメッシュ式ネブライザにおいて、
    上記交換セットを挟持するための第1及び第2固定部材をさらに備えることを特徴とするメッシュ式ネブライザ。
  7. メッシュ部を通して液体を霧化して噴出するメッシュ式ネブライザであって、
    本体と、
    上記本体の上面を開閉可能に覆うキャップ部材とを備え
    上記本体は、
    上記上面に相当する位置に配された振動面を有する振動部と、
    上記振動部の上記振動面上へ向けて液体を供給する供給部と、
    上記本体に対して着脱可能に装着される交換セットとを備え、
    上記交換セットには、上記振動面に対向するように設置されるべき、上記メッシュ部を含む交換片が複数積層して配置され、
    上記メッシュ式ネブライザは、上記複数の交換片の1つを順次上記交換セットから不可逆的に取り外して上記振動面に対向するように供給するフィード機構を備え、
    上記フィード機構は、上記複数の交換片のうちの鉛直方向に関して特定位置に存する交換片を水平方向に押し出すための押圧部材と、上記本体に対する上記キャップ部材の開閉を上記押圧部材の上記水平方向の運動に変換する変換部材と、上記複数の交換片を順次上記特定位置へ向けて付勢する付勢部材とを含み、
    上記本体に対して上記キャップ部材が開けられると、上記変換部材により上記押圧部材が上記水平方向に移動され、上記押圧部材により上記特定位置の交換片が上記水平方向に押し出されることにより、上記交換片が上記振動面に対向するように供給されることを特徴とするメッシュ式ネブライザ。
  8. 請求項7に記載のメッシュ式ネブライザにおいて、
    上記押圧部材は、上記振動面に対向するように供給された交換片を上記特定位置の交換片により上記水平方向に押し出して排出させることを特徴とするメッシュ式ネブライザ。
  9. 請求項1から7のうちのいずれか1つに記載のメッシュ式ネブライザに装着される交換セット。
JP2016094031A 2016-05-09 2016-05-09 メッシュ式ネブライザおよび交換セット Active JP6701935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094031A JP6701935B2 (ja) 2016-05-09 2016-05-09 メッシュ式ネブライザおよび交換セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094031A JP6701935B2 (ja) 2016-05-09 2016-05-09 メッシュ式ネブライザおよび交換セット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017202027A JP2017202027A (ja) 2017-11-16
JP6701935B2 true JP6701935B2 (ja) 2020-05-27

Family

ID=60322636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016094031A Active JP6701935B2 (ja) 2016-05-09 2016-05-09 メッシュ式ネブライザおよび交換セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6701935B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115428994A (zh) * 2022-09-30 2022-12-06 深圳市吉迩科技有限公司 一种雾化器及其雾化主体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004249208A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Omron Healthcare Co Ltd 吸入器及び吸入システム
JP2007181653A (ja) * 2005-10-12 2007-07-19 Akira Tomono 化学物質含有霧放出装置
JP6094208B2 (ja) * 2012-12-21 2017-03-15 オムロンヘルスケア株式会社 霧化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017202027A (ja) 2017-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013042428A1 (ja) 液体噴霧装置
JP6686682B2 (ja) メッシュ式ネブライザおよび交換部材
WO2018047508A1 (ja) メッシュ式ネブライザ
JP6701935B2 (ja) メッシュ式ネブライザおよび交換セット
JP2018038668A5 (ja)
JP2017202026A5 (ja)
KR20130014499A (ko) 약제 불출기의 가루 제거 장치
US11771845B2 (en) Mesh nebulizer and replacement member
JP2019076243A5 (ja)
JP6776761B2 (ja) メッシュ式ネブライザおよび薬液パック
JP2016043286A (ja) 超音波霧化装置
JP5904415B2 (ja) 液体噴霧装置
JP2011075196A (ja) ミスト生成器
JP2018046945A5 (ja)
AU2013204464A1 (en) Liquid sprayer
JP2009082158A (ja) 粉末状擬毛散布器
USD514327S1 (en) Disposable toothbrush
JP2010214332A (ja) 噴霧装置
JP3149154U (ja) 粉粒体振出容器
WO2022138083A1 (ja) 治療用吸入器
JP6397727B2 (ja) 液体噴霧装置
KR20140002738U (ko) 휴대용 콘택트 렌즈 세정장치
JP3053298U (ja) 電源不要のプッシュ式ひげそり器
JP2003070897A (ja) 芳香器
JP2022551379A (ja) エアロゾル生成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6701935

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150