JP6701916B2 - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関するものである。
窒化物半導体は、高い飽和電子速度及びワイドバンドギャップ等の特徴を有しており、高耐圧及び高出力の半導体デバイスへの適用が検討されている。例えば、窒化物半導体であるGaNのバンドギャップは3.4eVであり、Siのバンドギャップ(1.1eV)及びGaAsのバンドギャップ(1.4eV)よりも大きく、高い破壊電界強度を有する。そのため、GaN等の窒化物半導体は、高電圧動作かつ高出力を得る電源用の半導体デバイスの材料として極めて有望である。
窒化物半導体を用いた半導体デバイスとしては、電界効果トランジスタ、特に高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobility Transistor:HEMT)についての報告が数多くなされている。例えば、GaN系のHEMT(GaN−HEMT)では、GaNを電子走行層として、AlGaNを電子供給層として用いたAlGaN/GaNからなるHEMTが注目されている。AlGaN/GaNからなるHEMTでは、GaNとAlGaNとの格子定数差に起因した歪みがAlGaNに生じる。これにより発生したピエゾ分極及びAlGaNの自発分極差により、高濃度の2DEG(Two-Dimensional Electron Gas:2次元電子ガス)が生じる。
GaN−HEMTを用いた半導体装置としては、SiC基板等にGaN−HEMTが形成されている半導体チップと、Si基板に整合回路が形成されている半導体チップと、により形成されるマルチチップモジュールがある。
特開2013−38306号公報 特開2012−156316号公報 特開2004−56093号公報 特許第5624696号公報
ところで、GaN−HEMTは高出力の半導体デバイスとして用いられるため、発熱が多く、効率よく放熱させないと特性が低下してしまう。このため、SiC基板等にGaN−HEMTが形成されている半導体チップでは、放熱の観点から、基板の厚さはできるだけ薄い方が好ましい。一方、Si基板に整合回路が形成されている半導体チップでは、基板の厚さを薄くすると、形成される整合回路の配線は細くなる傾向にあり、細い配線に大電流が流れると、断線等が生じる可能性がある。このため、信頼性の観点等から、所定の厚さが必要となる。
ところで、SiC基板等にGaN−HEMTが形成されている半導体チップと、Si基板等に整合回路が形成されている半導体チップとの厚さが異なっていると、マルチチップモジュールを製造する際の工程が複雑となり、コストアップにつながる。
このため、複数の半導体チップにより形成されるマルチチップモジュールにおいて、低コストで製造することができ、信頼性の高いものが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、金属層と、前記金属層の上方に設けられた第1の半導体素子及び前記第1の半導体素子の厚さよりも厚い第2の半導体素子と、前記第1の半導体素子の上に設けられた接続電極と、を有し、前記第1の半導体素子と接続電極とを合わせた厚さと、前記第2の半導体素子の厚さとが略同じであることを特徴とする。
開示の半導体装置によれば、複数の半導体チップにより形成される信頼性の高いマルチチップモジュールを低コストで製造することができる。
第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(1) 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(2) 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(3) 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(4) 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(1) 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(2) 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(3) 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(4) 第3の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(1) 第3の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(2) 第3の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(3) 第3の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(4)
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。また、図面においては、便宜上、縦横の比率は正確には記載されていない場合がある。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態における半導体装置及び半導体装置の製造方法について説明する。本実施の形態における半導体装置は、SiC基板等にGaN−HEMTが形成されている半導体チップとSi基板等に整合回路が形成されている半導体チップとにより形成されるマルチチップモジュールである。尚、本願においては、第1の基板であるSiC基板等にGaN−HEMTが形成されている半導体チップを第1の半導体素子と記載し、第2の基板であるSi基板等に整合回路が形成されている半導体チップを第2の半導体素子と記載する場合がある。本実施の形態における半導体装置の製造方法について、図1〜図4に基づき説明する。
最初に、図1(a)に示すように、SiC等の第1の基板11の表面となる一方の面に、窒化物半導体により第1の半導体素子形成層12を形成することにより窒化物半導体素子を形成する。本実施の形態においては窒化物半導体素子はGaN−HEMT等であり、第1の半導体素子形成層12は、GaNやAlN等により形成されたバッファ層、GaNにより形成された電子走行層、AlGaNにより形成された電子供給層等が順に積層されたものである。また、電子供給層の上には、不図示のゲート電極、ソース電極、ドレイン電極及び配線が形成されている。本実施の形態においては、第1の基板11の厚さは、約380μmである。
次に、図1(b)に示すように、第1の基板11の一方の面に形成された第1の半導体素子形成層12の上に、開口部13aを有する絶縁膜13を形成する。具体的には、第1の半導体素子形成層12の上に、感光性のフェノール系樹脂や感光性のポリイミド系樹脂を塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、開口部13aを有する絶縁膜13を形成する。例えば、絶縁膜13を形成するための感光性のフェノール系樹脂としては、WPR5100(JSR株式会社製)を用い、現像液には、TMAH水溶液を用いる。絶縁膜13は、絶縁性を有していればよく、感光性のフェノール系樹脂や感光性のポリイミド系樹脂以外の絶縁性を有する樹脂材料、SiO、SiN、SiON、Al等の酸化物や窒化物等の絶縁材料により形成してもよい。また、絶縁膜13は、低誘電率の絶縁材料により形成してもよい。これにより、厚さが50μm〜70μm、例えば、60μmの絶縁膜13が形成される。絶縁膜13に形成される開口部13aは、大きさが約100μmであり、後述する接続電極が形成される領域、即ち、第1の半導体素子形成層12の上の不図示のゲート電極、ソース電極、ドレイン電極または配線の上に形成される。
次に、図1(c)に示すように、絶縁膜13の開口部13aに接続電極14を形成する。具体的には、絶縁膜13の開口部13aの底面及び側面、絶縁膜13の上に、バリアメタル及びシードメタルをスパッタリングにより成膜し、更に、AuまたはCuメッキによりメッキ層を形成し、絶縁膜13の開口部13aを埋め込む。この後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により、絶縁膜13の上に形成されているメッキ層、バリアメタル及びシードメタルを除去し、絶縁膜13を露出させる。これにより、絶縁膜13の表面13bと接続電極14の端面14aとが、同一面となるように接続電極14を形成する。
次に、図2(a)に示すように、第1の基板11の裏面をバックグラインド等により薄くした後、ダイシングによりGaN−HEMTが形成されているGaN半導体チップ10ごとに分離する。尚、バックグラインド等は、第1の基板11、第1の半導体素子形成層12、絶縁膜13により形成されるものの厚さが、約110μmから380μmの範囲となるまでを行う。本願では、このように形成されたGaN半導体チップ10において、第1の半導体素子形成層12が形成されている面を表面または一方の面10aと記載する場合がある。従って、第1の半導体素子形成層12の上に形成されている絶縁膜13及び接続電極14は、GaN半導体チップ10の一方の面10aの側に形成されている。
次に、図2(b)に示すように、ダイシングにより分離されたGaN半導体チップ10と、別に作製した整合回路半導体チップ20とを粘着シート31に貼り付ける。整合回路半導体チップ20には、Si等により形成された第2の基板21の一方の面に、整合回路等を形成するための第2の半導体素子形成層22が形成されており、第2の半導体素子形成層22の上には、不図示の電極及び配線が形成されている。本願においては、整合回路半導体チップ20において、第2の半導体素子形成層22、電極及び配線が形成されている面を表面または一方の面20aと記載する場合がある。具体的には、GaN半導体チップ10の絶縁膜13の表面13b及び接続電極14の端面14aと、整合回路半導体チップ20の一方の面20aを粘着シート31に貼り付ける。尚、整合回路半導体チップ20は、例えば、厚さが約380μmとなるように形成されている。
次に、図2(c)に示すように、GaN半導体チップ10の裏面及び整合回路半導体チップ20の裏面にモールド樹脂を流し込み固め、例えば、厚さが約600μmとなるように形成する。この後、粘着シート31を剥がす。これにより、GaN半導体チップ10と整合回路半導体チップ20とが、モールド樹脂32により固められて一体化したものが形成される。このように、モールド樹脂32により固められ一体化したものは、GaN半導体チップ10の絶縁膜13の表面13b及び接続電極14の端面14aと、整合回路半導体チップ20の一方の面20aとは、略同一面となっている。
次に、図3(a)に示すように、GaN半導体チップ10の絶縁膜13の表面13b及び接続電極14の端面14aと、整合回路半導体チップ20の一方の面20aの上に、絶縁膜41を形成し、更に、メタル層42を形成する。絶縁膜41は開口部41aを有しており、絶縁膜13と同様の方法により形成する。絶縁膜41は、開口部41aがGaN半導体チップ10の接続電極14の上、整合回路半導体チップ20における不図示の電極及び配線の上に位置するように形成する。この後、バリアメタル及びシードメタルとなるメタル層42をスパッタリングにより形成する。
次に、図3(b)に示すように、配線44が形成される領域に開口部43aを有するレジストパターン43を形成し、レジストパターン43の開口部43aにAuまたはCuメッキにより配線44を形成する。具体的には、メタル層42の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、開口部43aを有するレジストパターン43を形成する。この後、レジストパターン43の開口部43aにおいて、AuまたはCuメッキにより配線44を形成する。AuまたはCuメッキにより形成される配線44は、レジストパターン43に覆われていないメタル層42が露出している領域に形成されるため、レジストパターン43の開口部43aに、配線44が形成される。このように形成された配線44により、接続電極14を介して、GaN半導体チップ10と整合回路半導体チップ20とが電気的に接続される。
次に、図3(c)に示すように、レジストパターン43を有機溶剤等により除去した後、露出したメタル層42をRIE(Reactive Ion Etching)等のドライエッチングにより除去する。これにより、レジストパターン43が形成されていた領域における絶縁膜41が露出する。
次に、図4(a)に示すように、配線44及び絶縁膜41を覆う絶縁膜45を形成する。絶縁膜45の形成方法は、絶縁膜13の形成方法と同様である。絶縁膜45には、整合回路半導体チップ20に形成された配線44が露出する開口部45aが形成されている。
次に、図4(b)に示すように、裏面側のモールド樹脂32を除去し、GaN半導体チップ10の裏面及び整合回路半導体チップ20の裏面をバックグラインド等の研磨により全体の厚さを薄くした後、裏面電極となる裏面金属層46を形成する。この後、ダイシングにより、マルチチップモジュールごとに分離する。これにより、本実施の形態における半導体装置が作製される。
バックグラインド等の研磨では、整合回路半導体チップ20の厚さが約100μmになるまで研磨する。従って、GaN半導体チップ10においては、絶縁膜13の厚さが、約60μmである場合には、第1の基板11の厚さは、約40μmとなる。GaN半導体チップ10の第1の基板11の厚さは、薄い方が放熱の点では有利であるため、整合回路半導体チップ20の第2の基板21の厚さの半分以下であることが好ましい。従って、GaN半導体チップ10の第1の基板11の厚さは、絶縁膜13の厚さ以下であることが好ましい。また、裏面金属層46は、GaN半導体チップ10の裏面及び整合回路半導体チップ20の裏面に、スパッタリングによりバリアメタル及びシードメタルを形成し、この後、CuまたはAuメッキを行うことにより形成する。尚、本実施の形態においては、GaN半導体チップ10の裏面金属層46が形成されている裏面が他方の面10bとなり、整合回路半導体チップ20の裏面金属層46が形成されている裏面が他方の面20bとなる。よって、GaN半導体チップ10の他方の面10b及び整合回路半導体チップ20の他方の面20bは、裏面金属層46の一方の面46aと接している。
本実施の形態においては、GaN半導体チップ10の他方の面10bから接続電極14の端面14aまでの高さと、整合回路半導体チップ20の他方の面20bから一方の面20aまでの厚さは、略同じである。
本実施の形態においては、GaN半導体チップ10には窒化物半導体層が形成されており、整合回路半導体チップ20には一般的な整合回路が形成されているため、第1の基板11と第2の基板21は異なる材料により形成されている。具体的には、第1の基板11はSiC等により形成されており、第2の基板21はSiやセラミック等により形成されている。
本実施の形態における半導体装置においては、GaN半導体チップ10の第1の半導体素子形成層12において生じた熱は、第1の基板11を介し裏面金属層46より放熱されるが、第1の基板11が薄いため、効率よく放熱をすることができる。即ち、従来の構造のものは、GaN半導体チップにおける基板と整合回路半導体チップにおける基板の厚さが略同じであるのに対し、本実施の形態においては、GaN半導体チップにおける基板は、整合回路半導体チップにおける基板よりも薄い。言い換えるならば、GaN半導体チップにおける基板よりも、整合回路半導体チップにおける基板が厚い。従って、従来の構造のものと比べて裏面金属層までの距離が短くなるため、効率よく放熱を行うことができる。
また、GaN半導体チップ10の一方の面10aに絶縁膜13及び接続電極14が形成されているものの厚さと、整合回路半導体チップ20の厚さは、略同じであるため、マルチチップモジュールにした場合に段差が生じない。このため、製造が簡単であり低コストで製造することができ、また、信頼性も高い。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態における半導体装置及び半導体装置の製造方法について説明する。図5〜図8に基づき、本実施の形態における半導体装置の製造方法について説明する。
最初に、図5(a)に示すように、SiC等の第1の基板11の表面となる一方の面に、窒化物半導体により第1の半導体素子形成層12を形成することにより窒化物半導体素子を形成する。
次に、図5(b)に示すように、第1の基板11の一方の面に形成された第1の半導体素子形成層12の上にメタル層114を形成し、メタル層114の上に開口部115aを有するレジストパターン115を形成する。具体的には、第1の半導体素子形成層12の上に、スパッタリング等による成膜により、バリアメタル及びシードメタルとなるメタル層114を形成する。この後、メタル層114の上にフォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、開口部115aを有するレジストパターン115を形成する。形成されるレジストパターン115は、厚さが50μm〜70μm、例えば、60μmである。また、形成される開口部13aは、大きさが約100μmであり、後述する接続電極が形成される領域、即ち、第1の半導体素子形成層12の上の不図示の電極または配線の上に形成される。
次に、図5(c)に示すように、レジストパターン115の開口部115aに接続電極116を形成し、レジストパターン115及びレジストパターン115の下のメタル層114を除去する。具体的には、レジストパターン115の開口部115aにおいて、AuまたはCuメッキにより接続電極116を形成する。接続電極116は、レジストパターン115に覆われていないメタル層114が露出している領域に、AuまたはCuメッキにより形成されるため、レジストパターン115の開口部115aがメッキにより埋め込まれ、接続電極116が形成される。この後、レジストパターン115を有機溶剤等により除去した後、露出したメタル層114をRIE等のドライエッチングにより除去する。尚、本願においては、便宜上、接続電極116を形成する際に用いたメタル層114も一体化しており、接続電極116を形成しているものとする。また、接続電極116は、AuまたはCuメッキに代えて、ハンダメッキを行い、この後、メタル層114を除去し、リフローを行うことにより形成されたバンプであってもよい。
次に、図6(a)に示すように、第1の基板11の裏面をバックグラインド等により薄くした後、ダイシングによりGaN−HEMTが形成されているGaN半導体チップ110ごとに分離する。尚、バックグラインド等は、第1の基板11、第1の半導体素子形成層12、接続電極116が形成されている部分の高さが、約110μmから380μmの範囲となるまでを行う。本実施の形態においては、このように形成されたGaN半導体チップ110において、第1の半導体素子形成層12が形成されている面を表面または一方の面110aと記載する場合がある。よって、本実施の形態においては、GaN半導体チップ110の一方の面110aに接続電極116が形成されている。
次に、図6(b)に示すように、ダイシングにより分離されたGaN半導体チップ110と、整合回路半導体チップ20とを粘着シート31に貼り付ける。具体的には、GaN半導体チップ110の一方の面110aに形成されている接続電極116の端面116aと、整合回路半導体チップ20の一方の面20aを粘着シート31に貼り付ける。
次に、図6(c)に示すように、粘着シート31に貼り付けられているGaN半導体チップ110及び整合回路半導体チップ20にモールド樹脂を流し込み固め、例えば、厚さが約600μmとなるように形成する。この後、粘着シート31を剥がす。これにより、GaN半導体チップ110と整合回路半導体チップ20とが、モールド樹脂132により固められ一体化したものが形成される。本実施の形態においては、GaN半導体チップ110の一方の面110aに形成されている接続電極116の隙間にも、モールド樹脂が入り込み固まり、モールド樹脂層133が形成される。従って、GaN半導体チップ110の一方の面110aに形成されている接続電極116の端面116aとモールド樹脂層133の表面133aとは、同一面となっている。また、モールド樹脂132により固められ一体化したものは、GaN半導体チップ110の接続電極116の端面116aと、整合回路半導体チップ20における一方の面20aとは、略同一面となっている。尚、モールド樹脂は絶縁性を有している。
次に、図7(a)に示すように、GaN半導体チップ110の接続電極116が露出している面及び整合回路半導体チップ20の一方の面20aの上に、絶縁膜41を形成し、更に、メタル層42を形成する。絶縁膜41は開口部41aを有しており、絶縁膜13と同様の方法により形成する。絶縁膜41は、開口部41aがGaN半導体チップ110の接続電極116の上、整合回路半導体チップ20における不図示の電極及び配線の上に位置するように形成する。この後、バリアメタル及びシードメタルとなるメタル層42をスパッタリングにより形成する。
次に、図7(b)に示すように、配線44が形成される領域に開口部43aを有するレジストパターン43を形成し、レジストパターン43の開口部43aにAuまたはCuメッキにより配線44を形成する。このように形成された配線44により、接続電極116を介して、GaN半導体チップ110と整合回路半導体チップ20とが電気的に接続される。
次に、図7(c)に示すように、レジストパターン43を有機溶剤等により除去した後、露出したメタル層42をRIE等のドライエッチングにより除去する。
次に、図8(a)に示すように、配線44及び絶縁膜41を覆う開口部45aを有する絶縁膜45を形成する。
次に、図8(b)に示すように、裏面側のモールド樹脂32を除去し、GaN半導体チップ110の裏面及び整合回路半導体チップ20の裏面をバックグラインド等の研磨により全体の厚さを薄くした後、裏面金属層46を形成する。この後、ダイシングにより、マルチチップモジュールごとに分離する。これにより、本実施の形態における半導体装置が作製される。
バックグラインド等の研磨では、整合回路半導体チップ20の厚さが約100μmになるまで研磨する。従って、GaN半導体チップ110においては、接続電極116の高さが、約60μmである場合には、第1の基板11の厚さは、約40μmとなる。裏面金属層46は、GaN半導体チップ110の裏面及び整合回路半導体チップ20の裏面に、スパッタリングによりバリアメタル及びシードメタルを形成し、この後、CuまたはAuメッキを行うことにより形成する。尚、本実施の形態においては、GaN半導体チップ110の裏面金属層46が形成されている裏面が他方の面110bとなる。よって、GaN半導体チップ110の他方の面110b及び整合回路半導体チップ20の他方の面20bは、裏面金属層46の一方の面46aと接している。
従って、本実施の形態においては、GaN半導体チップ110の他方の面110bから接続電極116の端面116aまでの高さと、整合回路半導体チップ20の他方の面20bから一方の面20aまでの厚さが、略同じとなるように形成されている。
本実施の形態における半導体装置においては、GaN半導体チップ110の第1の半導体素子形成層12において生じた熱は、第1の基板11を介し裏面金属層46より放熱されるが、第1の基板11が薄いため、効率よく放熱をすることができる。
また、GaN半導体チップ110の一方の面110aにおいて接続電極116が形成されている部分の厚さと、整合回路半導体チップ20の厚さは、略同じであるため、マルチチップモジュールにした場合に段差が生じない。このため、製造工程も簡単であるため、低コストで製造することができ、また、信頼性も高い。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態における半導体装置及び半導体装置の製造方法について説明する。図9〜図12に基づき、本実施の形態における半導体装置の製造方法について説明する。
最初に、図9(a)に示すように、SiC等の第1の基板11の表面となる一方の面に、窒化物半導体により第1の半導体素子形成層12を形成することにより窒化物半導体素子を形成する。
次に、図9(b)に示すように、第1の基板11の一方の面に形成された第1の半導体素子形成層12の上にメタル層114を形成し、メタル層114の上に開口部115aを有するレジストパターン115を形成する。
次に、図9(c)に示すように、レジストパターン115の開口部115aに接続電極116を形成し、レジストパターン115及びレジストパターン115の下のメタル層114を除去し、再度、レジスト層227を形成する。具体的には、レジストパターン115の開口部115aにおいて、AuまたはCuメッキにより接続電極116を形成する。接続電極116は、レジストパターン115に覆われていないメタル層114が露出している領域に、AuまたはCuメッキにより形成されるため、レジストパターン115の開口部115aがメッキにより埋め込まれ、接続電極116が形成される。この後、レジストパターン115を有機溶剤等により除去した後、露出したメタル層114をRIE等のドライエッチングにより除去する。これにより、第1の半導体素子形成層12を露出させる。この後、再度、第1の半導体素子形成層12の上に、フォトレジストを塗布し、露光、現像等することによりレジスト層227を形成する。本実施の形態においては、レジスト層227の表面227aと接続電極116の端面116aとが略同じ高さとなるように形成する。また、接続電極116は、AuまたはCuメッキに代えて、ハンダメッキを行い、この後、メタル層114を除去し、リフローを行うことにより形成されたバンプであってもよい。
次に、図10(a)に示すように、第1の基板11の裏面をバックグラインド等により薄くした後、ダイシングによりGaN−HEMTが形成されているGaN半導体チップ210ごとに分離する。尚、バックグラインド等は、第1の基板11、第1の半導体素子形成層12、接続電極116及びレジスト層227により形成されるものの厚さが、約110μmから380μmの範囲となるまでを行う。本実施の形態においては、このように形成されたGaN半導体チップ210において、第1の半導体素子形成層12が形成されている面を表面または一方の面210aと記載する場合がある。
次に、図10(b)に示すように、ダイシングにより分離されたGaN半導体チップ210と、整合回路半導体チップ20とを粘着シート31に貼り付ける。具体的には、GaN半導体チップ210におけるレジスト層227の表面227a及び接続電極116の端面116aと、整合回路半導体チップ20における一方の面20aを粘着シート31に貼り付ける。
次に、図10(c)に示すように、GaN半導体チップ210の裏面及び整合回路半導体チップ20の裏面にモールド樹脂を流し込み固め、例えば、厚さが約600μmとなるように形成する。この後、粘着シート31を剥がす。これにより、GaN半導体チップ210と整合回路半導体チップ20とが、モールド樹脂32により固められ一体化したものが形成される。このように、モールド樹脂32により固められ一体化したものは、GaN半導体チップ210のレジスト層227の表面227a及び接続電極116の端面116aと、整合回路半導体チップ20における一方の面20aとは、略同一面となっている。
次に、図11(a)に示すように、GaN半導体チップ210のレジスト層227の表面227aと接続電極116の端面116a及び整合回路半導体チップ20の一方の面20aの上に、絶縁膜41を形成し、更に、メタル層42を形成する。絶縁膜41は開口部41aを有しており、絶縁膜13と同様の方法により形成する。絶縁膜41は、開口部41aがGaN半導体チップ210の接続電極116の上、整合回路半導体チップ20における不図示の電極及び配線の上に位置するように形成する。この後、バリアメタル及びシードメタルとなるメタル層42をスパッタリングにより形成する。
次に、図11(b)に示すように、配線44が形成される領域に開口部43aを有するレジストパターン43を形成し、レジストパターン43の開口部43aにAuまたはCuメッキにより配線44を形成する。このように形成された配線44により、接続電極116を介して、GaN半導体チップ210と整合回路半導体チップ20とが電気的に接続される。
次に、図11(c)に示すように、レジストパターン43を有機溶剤等により除去した後、露出したメタル層42をRIE等のドライエッチングにより除去する。
次に、図12(a)に示すように、配線44及び絶縁膜41を覆う開口部45aを有する絶縁膜45を形成する。
次に、図12(b)に示すように、ハーフダイシングにより溝261を形成した後、有機溶剤に浸漬させることにより、レジスト層227を除去する。溝261は、有機溶剤がレジスト層227に流れ込むような深さまで、絶縁膜41及び45、モールド樹脂32の一部を除去することにより形成する。これにより、レジスト層227が形成されていた領域に空間228が形成される。
次に、図12(c)に示すように、裏面側のモールド樹脂32を除去し、GaN半導体チップ210の裏面及び整合回路半導体チップ20の裏面をバックグラインド等の研磨により全体の厚さを薄くした後、裏面金属層46を形成する。この後、ダイシングにより、マルチチップモジュールごとに分離する。これにより、本実施の形態における半導体装置が作製される。
バックグラインド等の研磨では、整合回路半導体チップ20の厚さが約100μmになるまで研磨する。従って、GaN半導体チップ210においては、接続電極116の高さが、約60μmである場合には、第1の基板11の厚さは、約40μmとなる。裏面金属層46は、GaN半導体チップ210の裏面及び整合回路半導体チップ20の裏面に、スパッタリングによりバリアメタル及びシードメタルを形成し、この後、CuまたはAuメッキを行うことにより形成する。尚、本実施の形態においては、GaN半導体チップ210の裏面金属層46が形成されている裏面が他方の面210bとなる。よって、GaN半導体チップ210の他方の面210b及び整合回路半導体チップ20の他方の面20bは、裏面金属層46の一方の面46aと接している。
従って、本実施の形態においては、GaN半導体チップ210の他方の面210bから接続電極116の端面116aまでの高さと、整合回路半導体チップ20の他方の面20bから一方の面20aまでの厚さが、略同じとなるように形成されている。
本実施の形態における半導体装置においては、GaN半導体チップ210の第1の半導体素子形成層12において生じた熱は、第1の基板11を介し裏面金属層46より放熱されるが、第1の基板11が薄いため、効率よく放熱をすることができる。
また、GaN半導体チップ210の一方の面210aにおいて接続電極116が形成されている部分の厚さと、整合回路半導体チップ20の厚さは、略同じであるため、マルチチップモジュールにした場合に段差が生じない。このため、製造工程も簡単であるため、低コストで製造することができ、また、信頼性も高い。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態または第2の実施の形態と同様である。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
上記の説明に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
金属層と、
前記金属層の上方に設けられた第1の半導体素子及び前記第1の半導体素子の厚さよりも厚い第2の半導体素子と、
前記第1の半導体素子の上に設けられた接続電極と、
を有し、
前記第1の半導体素子と接続電極とを合わせた厚さと、前記第2の半導体素子の厚さとが略同じであることを特徴とする半導体装置。
(付記2)
金属層と、
前記金属層の上方に設けられた第1の半導体素子及び前記第1の半導体素子の厚さよりも厚い第2の半導体素子と、
を有し、
前記第1の半導体素子の上には接続電極が設けられており、
平面視で前記第1の半導体素子の接続電極が設けられている領域の厚さと、前記第2の半導体素子の厚さとが略同じであることを特徴とする半導体装置。
(付記3)
前記第1の半導体素子の接続電極が形成されている面には、第1の半導体素子形成層が形成されており、
前記第1の半導体素子における前記接続電極と、前記第2の半導体素子に形成されている第2の半導体素子形成層とは、配線により接続されていることを特徴とする付記1または2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第1の半導体素子の前記第1の半導体素子形成層の上の前記接続電極の周囲には絶縁膜が形成されていることを特徴とする付記3に記載の半導体装置。
(付記5)
前記接続電極が形成されている領域の厚さと、前記絶縁膜が形成されている領域の厚さは、略同じであることを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
(付記6)
前記第1の半導体素子の前記第1の半導体素子形成層の上の前記接続電極の周囲には樹脂層が形成されていることを特徴とする付記3に記載の半導体装置。
(付記7)
前記接続電極が形成されている領域の厚さと、前記樹脂層が形成されている領域の厚さは、略同じであることを特徴とする付記6に記載の半導体装置。
(付記8)
前記第1の半導体素子と前記配線との間には、空間が形成されていることを特徴とする付記3に記載の半導体装置。
(付記9)
前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子とは、樹脂により固められ一体となっていることを特徴とする付記1から8のいずれかに記載の半導体装置。
(付記10)
前記第1の半導体素子形成層は、窒化物半導体により形成されていることを特徴とする付記1から9のいずれかに記載の半導体装置。
(付記11)
前記第1の半導体素子の厚さは、前記第2の半導体素子の厚さの半分以下であることを特徴とする付記1から10のいずれかに記載の半導体装置。
(付記12)
前記第1の半導体素子と前記第2の半導体素子は、異なる材料により形成されていることを特徴とする付記1から11のいずれかに記載の半導体装置。
(付記13)
第1の基板の一方の面に第1の半導体素子形成層が形成されている第1の半導体素子と、第2の基板の一方の面に第2の半導体素子形成層が形成されている第2の半導体素子とが、樹脂で固められている半導体装置の製造方法において、
前記第1の基板の一方の面に前記第1の半導体素子形成層を形成し、前記第1の半導体素子形成層の上に接続電極を形成する工程と、
前記第1の半導体素子の接続電極の端面と、前記第2の半導体素子の一方の面とを揃え、樹脂で固める工程と、
前記第1の半導体素子の接続電極と、前記第2の半導体素子の一方の面における前記第2の半導体素子形成層とを接続する配線を形成する工程と、
前記樹脂で固められた前記第1の半導体素子の他方の面及び前記第2の半導体素子の他方の面に裏面金属層を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記14)
前記裏面金属層を形成する工程は、
前記第1の半導体素子における接続電極が形成されている領域の厚さ及び前記第2の半導体素子の厚さが所望の厚さとなるまで、前記第1の基板及び前記第2の基板の他方の面を研磨する工程と、
前記研磨された前記第1の半導体素子の他方の面及び前記第2の半導体素子の他方の面に裏面金属層を形成する工程と、
を有することを特徴とする付記13に記載の半導体装置の製造方法。
(付記15)
前記第1の半導体素子を形成する工程は、
前記第1の基板の一方の面に前記第1の半導体素子形成層を形成する工程と、
前記第1の半導体素子形成層の上に、開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜の前記開口部に接続電極を形成する工程と、
を有すること特徴とする付記13または14に記載の半導体装置の製造方法。
(付記16)
前記第1の半導体素子を形成する工程は、
前記第1の基板の一方の面に第1の半導体素子形成層を形成する工程と、
前記第1の半導体素子形成層の上に、開口部を有するレジストパターンを形成する工程と、
前記レジストパターンの前記開口部に接続電極を形成する工程と、
前記レジストパターンを除去する工程と、
を有することを特徴とする付記13または14に記載の半導体装置の製造方法。
(付記17)
前記第1の半導体素子を形成する工程は、
前記第1の基板の一方の面に第1の半導体素子形成層を形成する工程と、
前記第1の半導体素子形成層の上に、開口部を有するレジストパターンを形成する工程と、
前記レジストパターンの前記開口部に接続電極を形成する工程と、
を有し、
前記樹脂で固める工程の後、前記レジストパターンを除去する工程を有することを特徴とする付記13または14に記載の半導体装置の製造方法。
(付記18)
前記樹脂で固める工程は、
粘着シートに、前記第1の半導体素子の接続電極の端面及び前記第2の半導体素子の一方の面とを貼り付ける工程と、
前記粘着シートに貼り付けられた前記第1の半導体素子及び前記第2の半導体素子を樹脂で固める工程と、
前記樹脂で固めた後、前記粘着シートを前記第1の半導体素子及び前記第2の半導体素子より剥がす工程と、
を有することを特徴とする付記13から17のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
10 GaN半導体チップ(第1の半導体素子)
10a 一方の面
10b 他方の面
11 第1の基板
12 第1の半導体素子形成層
13 絶縁膜
13a 開口部
13b 表面
14 接続電極
14a 端面
20 整合回路半導体チップ(第2の半導体素子)
20a 一方の面
20b 他方の面
21 第2の基板
22 第2の半導体素子形成層
31 粘着シート
32 モールド樹脂
41 絶縁膜
41a 開口部
42 メタル層
43 レジストパターン
43a 開口部
44 配線
45 絶縁膜
45a 開口部
46 裏面金属層

Claims (11)

  1. 金属層と、
    前記金属層の上方に設けられた第1の半導体素子及び前記第1の半導体素子の厚さよりも厚い第2の半導体素子と、
    前記第1の半導体素子の上に設けられた接続電極と、
    を有し、
    前記第1の半導体素子と接続電極とを合わせた厚さと、前記第2の半導体素子の厚さとが略同じであることを特徴とする半導体装置。
  2. 金属層と、
    前記金属層の上方に設けられた第1の半導体素子及び第2の半導体素子と、
    を有し、
    前記第1の半導体素子には接続電極が設けられており、
    平面視で前記第1の半導体素子の接続電極が設けられている領域における前記接続電極を含めた前記第1の半導体素子の厚さと、前記第2の半導体素子の厚さとが略同じであることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記第1の半導体素子の接続電極が形成されている面には、第1の半導体素子形成層が形成されており、
    前記第1の半導体素子における前記接続電極と、前記第2の半導体素子に形成されている第2の半導体素子形成層とは、配線により接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の半導体素子の前記第1の半導体素子形成層の上の前記接続電極の周囲には絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の半導体素子の前記第1の半導体素子形成層の上の前記接続電極の周囲には樹脂層が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 前記第1の半導体素子と前記配線との間には、空間が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  7. 第1の基板の一方の面に第1の半導体素子形成層が形成されている第1の半導体素子と、第2の基板の一方の面に第2の半導体素子形成層が形成されている第2の半導体素子とが、樹脂で固められている半導体装置の製造方法において、
    前記第1の基板の一方の面に前記第1の半導体素子形成層を形成し、前記第1の半導体素子形成層の上に接続電極を形成する工程と、
    前記第1の半導体素子の接続電極の端面と、前記第2の半導体素子の一方の面とを揃え、樹脂で固める工程と、
    前記第1の半導体素子の接続電極と、前記第2の半導体素子の一方の面における前記第の半導体素子形成層とを接続する配線を形成する工程と、
    前記樹脂で固められた前記第1の半導体素子の他方の面及び前記第2の半導体素子の他方の面に裏面金属層を形成する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記裏面金属層を形成する工程は、
    前記第1の半導体素子における接続電極が形成されている領域の厚さ及び前記第2の半導体素子の厚さが所望の厚さとなるまで、前記第1の基板及び前記第2の基板の他方の面を研磨する工程と、
    前記研磨された前記第1の半導体素子の他方の面及び前記第2の半導体素子の他方の面に裏面金属層を形成する工程と、
    を有することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第1の半導体素子を形成する工程は、
    前記第1の基板の一方の面に前記第1の半導体素子形成層を形成する工程と、
    前記第1の半導体素子形成層の上に、開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の前記開口部に接続電極を形成する工程と、
    を有すること特徴とする請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第1の半導体素子を形成する工程は、
    前記第1の基板の一方の面に第1の半導体素子形成層を形成する工程と、
    前記第1の半導体素子形成層の上に、開口部を有するレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンの前記開口部に接続電極を形成する工程と、
    前記レジストパターンを除去する工程と、
    を有することを特徴とする請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第1の半導体素子を形成する工程は、
    前記第1の基板の一方の面に第1の半導体素子形成層を形成する工程と、
    前記第1の半導体素子形成層の上に、開口部を有するレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンの前記開口部に接続電極を形成する工程と、
    を有し、
    前記樹脂で固める工程の後、前記レジストパターンを除去する工程を有することを特徴とする請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法。
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