JP6701622B2 - 同期計測システム - Google Patents

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Description

本発明は、同期計測システム、同期計測方法、コントローラー、センサーユニット、同期信号発生ユニット、同期信号転送ユニット、及びプログラムに関する。
特許文献1には、メインコントローラーと、複数のサブコントローラーと、複数のセンサーユニットを含む同期計測システムが記載されている。この同期計測システムでは、メインコントローラーから開始コマンドを受信したサブコントローラーマスターがトリガー信号を発生し、サブコントローラースレーブに送信する。また、複数のサブコントローラー(サブコントローラーマスター及びサブコントローラースレーブ)の各々は、トリガー信号に基づいて、複数のセンサーユニットに同期コマンドを送信する。これにより、全サブコントローラーに接続されている全センサーユニットにて一斉に同期を取る。
特開2014−175755号公報
しかし、上記の特許文献1では、全センサーユニットが同期を取るために、メインコントローラーに加えて複数のサブコントローラーを用意する必要がある。そのため、同期計測システムの規模によってはサブコントローラーの台数が多くなり、システムをコンパクトに構築することができない。
そこで、本発明は、センサーユニットを用いた同期計測システムを、よりコンパクトに構築することを目的とする。
上記の課題を解決する本発明の一態様は、同期計測システムであって、第1のネットワークに接続されるコントローラーと、前記第1のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットと、を有し、前記コントローラーは、前記複数のセンサーユニットのうちの少なくとも1つを、前記第1のネットワークに対して同期信号を送出する第1ノードとして設定する設定部を有する。これにより、同期信号を送出する専用装置をセンサーネットワーク上に設ける必要がなく、同期計測システムをコンパクトに構築することができる。
上記の同期計測システムにおいて、前記第1ノードは、前記第1のネットワークに対して前記同期信号を送出し、前記複数のセンサーユニットのうち前記第1ノードとして設定されていないセンサーユニットである第2ノードは、前記第1のネットワークから受信した前記同期信号に基づいて、計測を行ってもよい。これにより、複数のセンサーユニットは、同期信号に基づいて同期した計測を行うことができる。
上記の同期計測システムにおいて、前記第1ノードは、前記第1のネットワークに対して前記同期信号を送出し、前記複数のセンサーユニットのうち前記第1ノードとして設定されていないセンサーユニットである第2ノードは、前記第1のネットワークから受信した前記同期信号に基づいて、計測データを前記コントローラーに送出してもよい。これにより、コントローラーは、複数のセンサーユニットから同期した計測データを受信することができる。
上記の同期計測システムにおいて、前記設定部は、前記第2ノードに対し、計測タイミング情報を送出し、前記第2ノードは、前記同期信号と前記計測タイミング情報に基づいて、計測を行う又は前記計測データを送出してもよい。これにより、コントローラーは、複数のセンサーユニットに対して所望のタイミングで計測を行わせる、あるいは、複数のセンサーユニットから所望のタイミングで計測データを受信することができる。
上記の同期計測システムにおいて、前記計測タイミング情報は、前記同期信号の送出周波数に対する分周比であり、前記第2ノードは、前記同期信号の受信回数と前記分周比に基づいて、計測を行う又は前記計測データを送出してもよい。これにより、コントローラーは、不要な計測が行われる、あるいは、不要な計測データが受信されるのを防ぐことができる。
上記の同期計測システムにおいて、前記コントローラーは、前記同期信号の送出周波数を選択する選択手段を有し、前記設定部は、前記選択手段で選択された前記同期信号の送出周波数を、前記第1ノードに設定してもよい。これにより、ユーザーは、計測対象に適した計測が行われるように簡単に調整を行うことができる。
上記の同期計測システムにおいて、第2のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットを有し、前記コントローラーは、前記第2のネットワークに接続され、前記設定部は、前記第2のネットワークに接続された前記複数のセンサーユニットのうちの少なくとも1つを、前記第2のネットワークに対して同期信号を送出する前記第1ノードとして設定してもよい。これにより、同期信号を送出する専用装置を複数のセンサーネットワーク上にそれぞれ設ける必要がなく、同期計測システムをコンパクトに構築することができる。
上記の同期計測システムにおいて、第2のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットを有し、前記コントローラーは、前記第2のネットワークに接続され、前記設定部は、前記コントローラーが、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに接続され、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに対して前記同期信号を送出可能な同期信号発生ユニットを検出した場合、前記同期信号発生ユニットを前記第1のネットワーク及び前記ネットワークに共通の前記第1ノードとして設定してもよい。これにより、複数のセンサーネットワーク上のセンサーユニットの同期を簡単に実現することができる。
上記の同期計測システムにおいて、第2のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットと、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに接続された同期信号転送ユニットと、を有し、前記コントローラーは、前記第2のネットワークに接続され、前記同期信号転送ユニットは、前記第1のネットワークから受信した前記同期信号を、前記第2のネットワークに転送してもよい。これにより、複数のセンサーネットワーク上のセンサーユニットの同期を簡単に実現することができる。
上記の同期計測システムにおいて、前記コントローラーは、前記複数のセンサーユニットのいずれか1つからの前記計測データが所定条件を満たすまでの間、前記複数のセンサーユニットからの前記計測データを破棄してもよい。これにより、コントローラーは、受信する全ての計測データを保存する必要がなくなり、記憶量を低減することができる。
上記の同期計測システムにおいて、第2のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットを有し、前記コントローラーは、前記第2のネットワークに接続され、且つ、前記第1のネットワークに接続された前記複数のセンサーユニットおよび前記第2のネットワークに接続された前記複数のセンサーユニットのいずれか1つからの前記計測データが所定条件を満たすまでの間、前記複数のセンサーユニットからの前記計測データを破棄してもよい。これにより、コントローラーは、受信する全ての計測データを保存する必要がなくなり、記憶量を低減することができる。
上記の同期計測システムにおいて、前記第1のネットワークは、デジタル通信ネットワークであり、前記第2のネットワークは、アナログ通信ネットワークであってもよい。これにより、アナログ通信ネットワーク及びデジタル通信ネットワークを含む複数のセンサーネットワーク上のセンサーユニットの同期を簡単に実現することができる。
上記の同期計測システムにおいて、前記第1のネットワークは、第1の通信経路及び第2の通信経路を含み、前記第1ノードは、前記同期信号を、前記第1の通信経路を介して前記第2ノードに対して送出し、前記第2ノードは、前記計測データを、前記第2の通信経路を介して、前記コントローラーに対して送出してもよい。これにより、同期信号と計測データがそれぞれ異なる通信ネットワークに流れるため、例えば、同期信号の遅延を少なくすることができる。
上記の同期計測システムにおいて、前記設定部は、前記複数のセンサーユニットのうちの1つを前記第1ノードとして設定するための設定信号を、前記第2の通信経路を介して、前記1つのセンサーユニットに対して送出してもよい。これにより、同期信号と設定信号及び計測データとがそれぞれ異なる通信ネットワークに流れるため、例えば、同期信号の遅延を少なくすることができる。
上記の課題を解決する本発明の他の態様は、同期計測方法であって、第1のネットワークに接続されるコントローラーと、前記第1のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットと、を有する同期計測システムにおける同期計測方法であって、前記コントローラーが、前記複数のセンサーユニットのうちの少なくとも1つを、前記第1のネットワークに対して同期信号を送出する第1ノードとして設定する工程を含む。これにより、同期信号を送出する専用装置をセンサーネットワーク上に設ける必要がなく、同期計測システムをコンパクトに構築することができる。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、同期計測システムにおけるコントローラーであって、第1のネットワークに接続され、前記第1のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットのうちの少なくとも1つを、前記第1のネットワークに対して同期信号を送出する第1ノードとして設定する設定部を有する。これにより、同期信号を送出する専用装置をセンサーネットワーク上に設ける必要がなく、同期計測システムをコンパクトに構築することができる。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、同期計測システムにおけるコントローラーのプログラムであって、前記コントローラーは、第1のネットワークに接続され、前記プログラムは、前記第1のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットのうちの少なくとも1つを、前記第1のネットワークに対して同期信号を送出する第1ノードとして設定する手順を前記コントローラーに実行させる。これにより、同期信号を送出する専用装置をセンサーネットワーク上に設ける必要がなく、同期計測システムをコンパクトに構築することができる。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、同期計測システムにおけるセンサーユニットであって、第1のネットワークに接続され、計測タイミング情報をコントローラーから受信し、前記第1のネットワークから受信した同期信号と前記計測タイミング情報に基づいて、前記計測を行う又は前記計測データを前記コントローラーに送出する。これにより、コントローラーは、センサーユニットに対して所望のタイミングで計測を行わせる、あるいは、センサーユニットから所望のタイミングで計測データを受信することができる。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、同期計測システムにおける同期信号発生ユニットであって、第1のネットワーク及び第2のネットワークに接続される複数の通信部と、前記第1のネットワーク及び第2のネットワークに対して同期信号を送出する同期信号発生部とを有する。これにより、複数のセンサーネットワーク上のセンサーユニットの同期を簡単に実現することができる。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、同期計測システムにおける同期信号転送ユニットであって、第1のネットワーク及び第2のネットワークに接続される複数の通信部と、前記第1のネットワークから受信した同期信号を、前記第2のネットワークに転送する同期信号転送部とを有する。これにより、複数のセンサーネットワーク上のセンサーユニットの同期を簡単に実現することができる。
本発明の第一実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。 制御装置およびセンサーユニットの構成の一例を示すブロック図である。 制御装置が実行する設定処理の一例を示すフローチャートである。 制御装置が実行する決定処理の一例を示すフローチャートである。 センサーユニットが実行する設定処理の一例を示すフローチャートである。 センサーユニットが実行する計測データ送出処理の一例を示すフローチャートである。 同期信号の送出周波数及び計測周波数を設定するインターフェイス画面の一例を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。 同期信号発生ユニットの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第三実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。 同期信号転送ユニットの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第四実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第五実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第六実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。 変形例に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<第一実施形態>
図1は、本発明の第一実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。
同期計測システム1は、制御装置(本発明のコントローラーに相当する)10と、変換ユニット20と、少なくとも2台のセンサーユニット30とを備える。制御装置10と変換ユニット20は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等の規格の通信ネットワーク2に接続され、互いに通信する。変換ユニット20と複数のセンサーユニット30は、例えばCAN(Controller Area Network、登録商標)、CANopen等の規格の通信ネットワーク3に接続され、互いに通信する。なお、通信ネットワーク2及び通信ネットワーク3は、バスと呼んでもよい。
変換ユニット20は、通信ネットワーク2と通信ネットワーク3に接続され、例えば、これらの通信ネットワーク間(USB−CAN)での信号の送受信を制御したり、それぞれの通信ネットワークの規格に適合するように信号を変換したりする。すなわち、変換ユニット20は、通信ネットワーク3から受信したデータを通信ネットワーク2に送出し、通信ネットワーク2から受信したデータを通信ネットワーク3に送出する。これにより、制御装置10とセンサーユニット30は、互いに情報を送受信することができる。なお、変換ユニット20は、オンボードのユニットとして制御装置10に組み込まれていてもよい。
なお、変換ユニット20は、既存の変換ユニットを使用すればよいため、詳細な説明を省略する。また、以下では、説明を分かり易くするため、必要な場合を除いて、制御装置10とセンサーユニット30間の通信について、変換ユニット20が行う処理についての説明は省略する。
センサーユニット30は、センサーユニット30Sと、センサーユニット30Nとを含む。センサーユニット30Sは、通信ネットワーク3上に1台存在し、制御装置10からの設定に基づいて、所定のタイミングで一斉同報通信(ブロードキャスト)により同期信号を通信ネットワーク3に送出する。センサーユニット30Nは、通信ネットワーク3上に1台以上存在し、所定の物理量(例えば、加速度、角速度、振動、傾き等)を計測する。また、センサーユニット30Nは、通信ネットワーク3から同期信号を受信すると、計測した計測データを通信ネットワーク3に送出する。計測データには、例えば、少なくとも計測された物理量を示すデータが含まれる。計測データには、例えば、データの計測時刻が含まれていてもよい。
なお、本実施形態では、センサーユニット30Sは、センサーユニット30Nと同様に、所定の物理量を計測する。この場合、センサーユニット30Sは、通信ネットワーク3に同期信号を送出すると、計測した計測データを通信ネットワーク3に送出する。
制御装置10は、センサーユニット30に対して、例えば、同期信号の周波数、計測データの送出間隔等の設定を行う。また、制御装置10は、センサーユニット30から送出された計測データを受信し、記憶装置に蓄積する。なお、蓄積された計測データは、センサーユニット30が装着された機器や建物等の対象の分析等に用いられる。
図2は、制御装置およびセンサーユニットの構成の一例を示すブロック図である。図2では、通信ネットワーク2、通信ネットワーク3、及び変換ユニット20を省略している。
制御装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、操作部15とを備える。
制御部11は、制御装置10を統合的に制御する。制御部11は、設定部110と、取得部111とを備える。
設定部110は、通信部13を介してセンサーユニット30の設定を行う。設定部110は、例えば、通信ネットワーク3上に存在するノードであるセンサーユニット30を検出する。また、設定部110は、例えば、検出したノード(センサーユニット30)の中から1つのノードを選択し、当該選択したノードを、同期信号を送出するノード(センサーユニット30S、本発明の第1ノードに相当する)として動作するように(又は動作を停止するように)設定する。また、設定部110は、例えば、センサーユニット30Sに対して、同期信号の送出周波数を設定する。
また、設定部110は、例えば、検出したノード(センサーユニット30)の中から1つ以上のノードを選択し、当該選択したノードを、計測データを送出するノード(センサーユニット30S、センサーユニットN、本発明の第2ノードに相当する)として動作するように(又は動作を停止するように)設定する。また、設定部110は、例えば、センサーユニット30S及びセンサーユニット30Nに対して、計測データの送出タイミングとして、計測データの送出間隔(例えば、計測周波数に対する同期信号の送出周波数の比率(すなわち分周比、本発明の計測タイミング情報に相当する)を設定する。なお、本実施形態では、全てのセンサーユニット30が計測データを送出するように設定されるものとする。
取得部111は、各センサーユニット30から送出される計測データを通信部13を介して取得し、記憶部12に記憶する。
記憶部12は、制御部11が処理に使用するデータ、取得された計測データ等を記憶する。通信部13は、通信ネットワーク2に接続し、情報の送受信を行う。表示部14は、画面等を表示する。操作部15は、ユーザーの操作入力を受け付け、操作に応じた操作信号を制御部11に出力する。
なお、制御装置10は、例えばコンピューターにより実現することができる。コンピューターは、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置と、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置と、フラッシュROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置と、通信回線と接続する通信I/F(I/F:Interface)と、キーボードやマウス等の入力装置と、液晶ディスプレイ等の表示装置と、DVD(Digital Versatile Disk)等の持ち運び可能な記憶媒体に対する情報の読み書きを行うリーダ/ライタと、USB(Universal Serial Bus)等により外部機器と接続する外部I/Fとを備える。
上記のコンピューターが制御装置10として機能する場合、制御部11は、例えば、演算装置と、主記憶装置及び補助記憶装置の少なくとも一方とにより実現される。すなわち、制御部11の処理や機能は、例えば、演算装置が補助記憶装置に記憶されている所定のプログラムを主記憶装置にロードして実行することで実現できる。記憶部12は、例えば、主記憶装置又は補助記憶装置により実現できる。記憶部12の一部又は全部は、例えば、通信I/Fを介して接続される通信ネットワーク上のストレージ等により実現してもよい。通信部13は、例えば外部I/Fにより実現される。上記の所定のプログラムは、例えば、通信ネットワーク上のコンピューターにダウンロード可能な状態で格納したり、DVD等の持ち運び可能な記憶媒体に格納したりすることで流通させ、制御装置10にインストールすることができる。
センサーユニット30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、センサー34とを備える。
制御部31は、センサーユニット30を統合的に制御する。制御部31は、設定部310と、計測データ送出部311とを備える。また、センサーユニット30Sの制御部31は、同期信号送出部312を備え、センサーユニット30Nの制御部31は、同期信号送出部312を備えていない。
設定部310は、通信部33を介した制御装置10からの設定に基づいて自装置の設定を行う。設定部310は、例えば、同期信号を送出するノードとして動作させる(又は動作を停止する)設定を受け付けた場合に、同期信号送出部312の動作を有効にする(又は無効にする)。また、設定部310は、例えば、計測データを送出するノードとして動作させる(又は動作を停止する)設定を受け付けた場合に、計測データ送出部311の動作を有効にする(又は無効にする)。また、設定部310は、例えば、同期信号の送出周波数、計測データの送出間隔の設定を受け付けて、記憶部32に記憶する。
計測データ送出部311は、設定部310により有効にされている場合に動作する。計測データ送出部311は、センサー34により計測された計測データを、通信部33を介して送出する。例えば、計測データ送出部311は、通信部33を介して通信ネットワーク3からの同期信号を監視する。また、計測データ送出部311は、同期信号を受信した場合に、今回が計測データの送出周期であるか否かを判定する。例えば、設定されている計測データの送出間隔(分周比)が「1」である場合、計測データ送出部311は、同期信号を受信する毎回、送出周期であると判定する。また、例えば、設定されている計測データの送出間隔(分周比)が「5」である場合、計測データ送出部311は、同期信号を5個受信する度に1回、送出周期であると判定する。送出周期であると判定した場合には、計測データ送出部311は、後述するように記憶部32に記憶されている計測データ(少なくとも最新の計測データ)を取得し、通信部33を介して通信ネットワーク3に送出する。
同期信号送出部312は、設定部310により有効にされている場合に動作する。同期信号送出部312は、例えば、設定されている同期信号の送出周波数に基づいて、一斉同報通信(ブロードキャスト)により、同期信号を通信部33を介して通信ネットワーク3に送出する。例えば、同期信号の送出周波数が500Hzである場合、同期信号送出部312は、1秒間に500回同期信号を送出する。
記憶部32は、制御部31が処理に使用するデータ等を記憶する。記憶部32は、例えば、ROM等の不揮発性の記憶装置により実現される。
通信部33は、通信ネットワーク3に接続し、情報の送受信を行う。通信部33は、例えば、CANバス・インターフェイス装置等で実現することができる。
センサー34は、所定の物理量(例えば、加速度、角速度、振動、傾き等)を計測する。センサー34は、例えば、設定されたサンプリング周期(計測周波数)で物理量を計測して制御部31に出力する。制御部31は、センサー34から出力される計測データを、記憶部32に記憶する。記憶部32には、少なくとも最新の計測データが記憶される。
なお、制御部31は、例えば、CPU等の演算装置、RAM等の揮発性の記憶装置、ROM等の不揮発性の記憶装置、制御部31と他のユニットを接続するインターフェイス(I/F)回路、これらを互いに接続するバス、等を備えるコンピューターにより実現することができる。すなわち、制御部31の処理や機能は、例えば、CPUが、ROMに記憶されている所定のプログラムをRAMにロードして実行することで実現できる。なお、コンピューターは、処理回路等の各種の専用処理回路を備えていてもよい。つまり、制御部31の処理や機能の少なくとも一部は、例えば、回路により実現してもよい。
図3は、制御装置が実行する設定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、制御装置10は、ノードをリセットする(ステップS11)。具体的には、設定部110は、所定のリセット信号を通信ネットワーク3に送出する。各センサーユニット30は、リセット信号に応じて、リセット動作を行う。
それから、制御装置10は、ノード情報を受信する(ステップS12)。具体的には、各センサーユニット30は、リセット処理の後、自装置のID(Identifier)、自装置の状態、自装置の計測周波数等のノード情報を含む信号(ハートビート信号ともいう)を、通信ネットワーク3に送出する。取得部111は、通信部13を介して通信ネットワーク3から、ノード情報を含む信号を受信し、記憶部12に記憶する。これにより、制御装置10は、通信ネットワーク3に接続されているセンサーユニット30、センサーユニット30の状態、計測周波数等を検出することができる。
それから、制御装置10は、同期信号を送出するノードの設定を行う(ステップS13)。具体的には、設定部110は、ステップS12で検出されたセンサーユニット30の中から、所定の規則に基づいて、同期信号を送出するノード(センサーユニット30S)を選択する。設定部110は、例えば、IDが最も大きいノードを選択する。また、設定部110は、選択したセンサーユニット30Sに対して、同期信号を送出するノードとして動作させるための設定信号を送出する。
なお、同期信号を送出するノードの選択手順は、最大のIDを持つノードに限られない。例えば、設定部110は、最小のIDを持つノードを選択しても良い。また、例えば、設定部110は、操作部15を介してユーザーから、同期信号を送出するノードの選択を受け付けるようにしてもよい。
それから、制御装置10は、計測データを送出するノードの設定を行う(ステップS14)。具体的には、設定部110は、ステップS12で検出されたセンサーユニット30の中から、所定の規則に基づいて、計測データを送出するノード(センサーユニット30S、センサーユニットN)を選択する。設定部110は、例えば、全てのノードを選択する。また、設定部110は、選択したセンサーユニット30S及びセンサーユニットNに対して、計測データを送出するノードとして動作させるための設定信号を送出する。なお、設定部110は、センサーユニット30S及びセンサーユニット30Nに対して、各種のパラメーター(例えば、計測周波数、計測時間等)を含む設定信号を送ってもよい。
それから、制御装置10は、同期信号の送出周波数を設定する(ステップS15)。具体的には、設定部110は、所定の規則に従って同期信号の送出周波数を決定し(後に図4を参照して詳述する)、ステップS13で選択されたセンサーユニット30Sに対して、同期信号の送出周波数を含む設定信号を送出する。
また、制御装置10は、計測データの送出間隔(分周比)を設定する(ステップS16)。具体的には、設定部110は、ステップS12で検出されたセンサーユニット30それぞれについて、当該センサーユニット30の計測データの送出間隔(分周比)を決定し(後に図4を参照して詳述する)、当該センサーユニット30に対して、計測データの送出間隔(分周比)を含む設定信号を送出する。
それから、制御装置10は、ノードに対して計測の開始を指示する(ステップS17)。具体的には、設定部110は、ステップS12で検出されたセンサーユニット30に対して、計測の開始を指示するための指示信号を送出する。センサーユニット30Sの同期信号送出部312は、当該指示信号に応じて、設定された同期信号の送出周波数に基づいて同期信号の送出を開始する。また、センサーユニット30S及びセンサーユニット30Nの計測データ送出部311は、当該指示信号に応じて、設定された計測データの送出間隔(分周比)に基づいて計測データの送出を開始する(後に図6を参照して詳述する)。なお、制御部31は、当該指示信号に応じて、設定された計測周波数に基づくセンサー34による計測を開始する。
図4は、制御装置が実行する決定処理の一例を示すフローチャートである。図4は、図3のステップS15及びステップS16において、センサーユニットSのための同期信号の送出周波数、及びセンサーユニット30のための計測データの送出間隔を決定する手順を示している。
設定部110は、ステップS13で設定されたセンサーユニット30Sの計測周波数を特定する(ステップS21)。また、設定部110は、ステップS21で特定したセンサーユニット30Sの計測周波数を、センサーユニット30Sにおける同期信号の送出周波数として決定する(ステップS22)。
なお、同期信号の送出周波数は、計測周波数に限られない。例えば、設定部110は、センサーユニット30Sについて予め設定されている同期信号の送出周波数を用いてもよい。また、例えば、設定部110は、操作部15を介してユーザーから、同期信号の送出周波数の指定を受け付けるようにしてもよい。
それから、設定部110は、ステップS12で検出された各センサーユニット30から、次の(未選択の)ノードを選択する(ステップS23)。
また、設定部110は、ステップS23で選択されたノードについて、計測データの送出間隔(分周比)を決定する(ステップS24)。具体的には、設定部110は、ステップS22で決定された同期信号の送出周波数を、ステップS23で選択されたセンサーユニット30の計測周波数で割ることにより、当該センサーユニット30の計測データの送出間隔(分周比)を求める。なお、計測周波数が同期信号の送出周波数を超える場合は、分周比は1とすればよい。例えば、計測周波数が「500Hz」、同期信号の送出周波数が「500Hz」である場合、計測データの送出間隔(分周比)は「1」となる。また、例えば、計測周波数が「100Hz」、同期信号の送出周波数が「500Hz」である場合、計測データの送出間隔(分周比)は「5」となる。
それから、設定部110は、ステップS12で検出された各センサーユニット30から、全てのノードを選択したか否かを判定する(ステップS25)。全てのノードを選択していないと判定した場合(ステップS25でN)、設定部110は再びステップS23の処理を実行する。全てのノードを選択したと判定した場合(ステップS25でY)、設定部110は図4に示すフローチャートの処理を終了する。
図5は、センサーユニットが実行する設定処理の一例を示すフローチャートである。図5では、センサーユニット30に対する設定に関する処理を示している。
設定部310は、同期信号を送出するノードとして動作させるための設定信号を受信したか否かを判定する(ステップS31)。当該設定信号を受信したと判定した場合(ステップS31でY)、設定部310は、同期信号送出部312の動作を有効にし(ステップS32)、再びステップS31の処理を実行する。
同期信号を送出するノードとして動作させるための設定信号を受信していないと判定した場合(ステップS31でN)、設定部310は、計測データを送出するノードとして動作させるための設定信号を受信したか否かを判定する(ステップS33)。当該設定信号を受信したと判定した場合(ステップS33でY)、設定部310は、計測データ送出部311の動作を有効にし(ステップS34)、再びステップS31の処理を実行する。なお、設定部310は、各種のパラメーター(例えば、計測周波数、計測時間等)を含む設定信号を受信した場合は、当該設定を記憶部32に記憶する。
計測データを送出するノードとして動作させるための設定信号を受信していないと判定した場合(ステップS33でN)、設定部310は、同期信号の送出周波数を含む設定信号を受信したか否かを判定する(ステップS35)。当該設定信号を受信したと判定した場合(ステップS35でY)、設定部310は、当該設定を記憶部32に記憶し(ステップS36)、再びステップS31の処理を実行する。
同期信号の送出周波数を含む設定信号を受信していないと判定した場合(ステップS35でN)、設定部310は、計測データの送出間隔(分周比)を含む設定信号を受信したか否かを判定する(ステップS37)。当該設定信号を受信したと判定した場合(ステップS37でY)、設定部310は、当該設定を記憶部32に記憶し(ステップS38)、再びステップS31の処理を実行する。当該設定信号を受信していないと判定した場合(ステップS37でN)、設定部310は、再びステップS31の処理を実行する。
図6は、センサーユニットが実行する計測データ送出処理の一例を示すフローチャートである。図6のフローチャートは、センサーユニット30が、計測の開始を指示するための指示信号を受信した場合に開始される。
計測データ送出部311は、通信部33を介して通信ネットワーク3から同期信号を受信したか否かを判定する(ステップS41)。同期信号を受信していないと判定した場合(ステップS41でN)、計測データ送出部311は再びステップS41の処理を実行する。
同期信号を受信したと判定した場合(ステップS41でY)、計測データ送出部311は、今回が計測データの送出周期であるか否かを判定する(ステップS42)。例えば、計測データ送出部311は、同期信号を受信した回数をカウントしておく。また、例えば、設定されている計測データの送出間隔(分周比)が「1」である場合、計測データ送出部311は、同期信号のカウント数が所定回数(例えば1(分周比))に達した場合に、すなわち毎回、送出周期であると判定する。一方、「1」よりも長い送出間隔(分周比、例えば「5」)が設定されている場合、計測データ送出部311は、同期信号のカウント数が所定回数(例えば5(分周比))に達した場合に、送出周期であると判定する。今回が計測データの送出周期でないと判定した場合(ステップS42でN)、計測データ送出部311は再びステップS41の処理を実行する。
今回が計測データの送出周期であると判定した場合(ステップS42でY)、計測データ送出部311は、記憶部32に記憶されている計測データ(少なくとも最新の計測データ)を取得し、制御装置10に対して、計測データを送出する(ステップS43)。そして、計測データ送出部311は、同期信号のカウント数を0に設定し、再びステップS41の処理を実行する。
なお、センサーユニット30Sの計測データ送出部311は、同期信号送出部312により同期信号が送信されたか否かを判定し、同期信号が送信された場合に計測データの送出周期であるか否かを判定してもよい。
図7は、同期信号の送出周波数及び計測周波数を設定するインターフェイス画面の一例を示す図である。なお、図7に示すインターフェイス画面の態様は一例であり、図示した態様に限られない。
図3のステップS15及びステップS16では、センサーユニット30Sへ設定する同期信号の送出周波数と、センサーユニット30S及びセンサーユニット30Nへ設定する計測周波数及び計測データの送出間隔とを、ユーザーにより選択させるようにしてもよい。この場合、設定部110は、例えば、表示部14にインターフェイス画面(本発明の選択手段に相当する)140を表示させ、操作部15を介してユーザーによりインターフェイス画面140上の操作を受け付ける。
インターフェイス画面140には、同期信号の送出周波数と、その送出周波数が設定された場合の各ノードの計測周波数及び計測データの送出周波数(分周比)との組み合わせ141が、選択ボタン(本発明の選択手段に相当する)142により選択可能に複数表示される。また、インターフェイス画面140には、選択ボタン142で選択された組み合わせ141を、設定として決定するための決定ボタン143が表示される。
設定部110は、例えば、センサーユニット30Sの計測周波数を、同期信号の送出周波数の第1候補として特定する。さらに、設定部110は、第1候補の周波数に基づいて第N(Nは2以上の整数)候補の周波数を特定する。例えば、設定部110は、第1候補の周波数/2N−1を、第N候補の周波数として特定する。この場合、第1候補が500Hzである場合、第2候補は250Hz、第3候補は125Hzとなる。
また、設定部110は、上記のように特定した各候補の同期信号の送出周波数について、各センサーユニット30の計測周波数及び計測データの送出間隔を特定する。例えば、設定部110は、第1候補の同期信号の送出周波数について、各センサーユニット30の最大の計測周波数と、そのときの送出間隔(分周比)とを特定する。また、設定部110は、第N候補の同期信号の送出周波数について、各センサーユニット30の最大の計測周波数/2N−1を計測周波数として特定し、そのときの送出間隔(分周比)を特定する。
図7の例では、第1候補として、同期信号の送出周波数「500Hz」、ノード1の計測周波数「500Hz」及び送出間隔「1」、ノード2の計測周波数「100Hz」及び送出間隔「5」、ノード3の計測周波数「4Hz」及び送出間隔「125」を含む組み合わせ510が表示されている。また、第2候補として、同期信号の送出周波数「250Hz」、ノード1の計測周波数「250Hz」及び送出間隔「1」、ノード2の計測周波数「50Hz」及び送出間隔「5」、ノード3の計測周波数「2Hz」及び送出間隔「125」を含む組み合わせ510が表示されている。また、第3候補として、同期信号の送出周波数「125Hz」、ノード1の計測周波数「125Hz」及び送出間隔「1」、ノード2の計測周波数「25Hz」及び送出間隔「5」、ノード3の計測周波数「1Hz」及び送出間隔「125」を含む組み合わせ510が表示されている。
設定部110は、操作部15を介してユーザーから、決定ボタン143の操作を受け付けると、選択ボタン142で選択された組み合わせ141が示す設定(同期信号の送出周波数、各ノードの計測周波数及び計測データの送出間隔)を取得する。設定部110は、取得した同期信号の送出周波数を含む設定信号を、センサーユニット30Sに対して送出する。また、設定部110は、それぞれのセンサーユニット30について取得した計測周波数及び計測データの送出間隔を含む設定信号を、それぞれのセンサーユニット30に対して送出する。
以上、本発明の第一実施形態について説明した。例えば、第一実施形態によれば、センサーネットワーク上の複数のセンサーユニット30のうち1つのセンサーユニット30Sが同期信号を送出する。これにより、同期信号を送出する専用装置をセンサーネットワーク上に設ける必要がなく、同期計測システム1をコンパクトに構築することができる。
また、例えば、第一実施形態によれば、制御装置10は、同期信号を送出するノードの選択及び設定、計測データを送出するノードの選択及び設定を行う。これにより、簡単に同期計測システム1の設定を行うことができる。
また、例えば、第一実施形態によれば、制御装置10は、同期信号の送出周波数に基づいて各センサーユニット30の計測データの送出間隔(分周比)の決定及び設定を行う。また、各センサーユニット30は、設定された分周比に基づいて計測データを送出する。これにより、所望の適切なタイミングで正しい計測データが得られるように同期計測システム1が設定される。本実施形態のように分周比を設定する機能を有していないシステムにおいては、例えば、同期信号の送出周波数が計測周波数よりも大きい場合、次の計測タイミングの前に同期信号を受信することにより不要なデータ(例えば、既に送信済みの計測データ)が送出されてしまうおそれがある。この場合、不要なデータの送出によりネットワークの通信帯域が消費されるし、制御装置10側で必要なデータと不要なデータを区別する処理が必要となる。
また、例えば、第一実施形態によれば、制御装置10は、同期信号の送出周波数等の設定値の候補を複数表示し、ユーザーに選択させる。これにより、計測対象に適した計測が行われるように同期計測システム1を簡単に調整することができる。
<第二実施形態>
第一実施形態では、複数のセンサーユニット30のうち1つのセンサーユニットSが同期信号を送出するが、第二実施形態では、複数のセンサーユニット30とは別に同期信号を送出する同期信号発生ユニットを設ける。以下、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
図8は、本発明の第二実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。
同期計測システム1Aは、制御装置10及び複数のセンサーユニット30に加え、同期信号発生ユニット40を備える。制御装置10は、複数の変換ユニット20を介して、複数の通信ネットワーク3に接続される。複数の通信ネットワーク3には、それぞれ、少なくとも1台以上のセンサーユニット30Nが接続される。また、複数の通信ネットワーク3には、1台の同期信号発生ユニット40が接続される。
同期信号発生ユニット40は、制御装置10からの設定に基づいて、所定のタイミングで一斉同報通信により同期信号を複数の通信ネットワーク3に送出する。
制御装置10は、同期信号発生ユニット40に対して、例えば、同期信号の周波数等の設定を行う。なお、制御装置10は、複数の変換ユニット20のそれぞれと接続するために、通信部13を複数備える。
図9は、同期信号発生ユニットの構成の一例を示すブロック図である。
同期信号発生ユニット40は、制御部41と、記憶部42と、複数の通信部43とを備える。
制御部41は、同期信号発生ユニット40を統合的に制御する。制御部41は、設定部410と、同期信号送出部412とを備える。
設定部410は、いずれか一方の通信部43を介した制御装置10からの指示に基づいて自装置の設定を行う。設定部410は、例えば、同期信号の送出周波数の設定を受け付けて、記憶部12に記憶する。
同期信号送出部412は、同期信号を送出する。同期信号送出部412は、例えば、設定されている同期信号の送出周波数に基づいて、一斉同報通信により同期信号を、複数の通信部43を介してそれぞれの通信ネットワーク3に送出する。
記憶部42は、制御部41が処理に使用するデータ等を記憶する。記憶部42は、例えば、ROM等の不揮発性の記憶装置により実現される。
複数の通信部43は、それぞれ、通信ネットワーク3に接続し、情報の送受信を行う。通信部43は、例えば、CANバス・インターフェイス装置等で実現することができる。
なお、制御部41は、例えば、CPU等の演算装置、RAM等の揮発性の記憶装置、ROM等の不揮発性の記憶装置、制御部41と他のユニットを接続するインターフェイス(I/F)回路、これらを互いに接続するバス、等を備えるコンピューターにより実現することができる。すなわち、制御部41の処理や機能は、例えば、CPUが、ROMに記憶されている所定のプログラムをRAMにロードして実行することで実現できる。なお、コンピューターは、処理回路等の各種の専用処理回路を備えていてもよい。つまり、制御部41の処理や機能の少なくとも一部は、例えば、回路により実現してもよい。
次に、図3を参照して、第一実施形態と異なる点を説明する。
図3のステップS11〜S12において、同期信号発生ユニット40は、リセット信号に応じて、リセット動作を行い、リセット処理の後、自装置のID等のノード情報を含む信号を、通信ネットワーク3に送出する。ここで、同期信号発生ユニット40には、特定のID(例えば、同期信号発生ユニット40が接続される複数の通信ネットワーク3上で最も大きいID)が付与されているものとする。従って、制御装置10は、同期信号発生ユニット40を検出することができる。
図3のステップS13において、設定部110は、例えば、IDが最も大きいノード(同期信号発生ユニット40)を選択し、選択した同期信号発生ユニット40に対して、同期信号を送出するノードとして動作させるための設定信号を送出する。なお、同期信号発生ユニット40の設定部410は、当該設定信号を受信すると、同期信号送出部412の動作を有効にする。
図3のステップS15において、設定部110は、所定の規則に従って決定した同期信号の送出周波数を含む設定信号を、ステップS13で選択された同期信号発生ユニット40に対して送出する。なお、同期信号発生ユニット40の設定部410は、受信した設定を記憶部42に記憶する。
図3のステップS17では、設定部110は、ステップS12で検出されたセンサーユニット30及び同期信号発生ユニット40に対して、計測の開始を指示するための指示信号を送出する。同期信号発生ユニット40の同期信号送出部412は、当該指示信号に応じて、設定された同期信号の送出周波数に基づいて同期信号の送出を開始する。
以上、本発明の第二実施形態について説明した。第二実施形態によれば、例えば、同期信号発生ユニットが複数のセンサーネットワークに共通のユニットとして接続され、複数のセンサーネットワークに対して同期信号を送出する。これにより、複数のセンサーネットワーク上のセンサーユニットの同期を簡単に実現することができる。なお、複数のセンサーネットワーク上にそれぞれ個別にセンサーユニット30Sを設ける場合、これらのセンサーユニット30S間で同期して同期信号を送出することは難しい。
<第三実施形態>
第一実施形態では、センサーユニット30Sからの同期信号は、センサーユニット30Sが接続されている通信ネットワーク3に送出されるが、第三実施形態では、同期信号をセンサーユニット30Sが接続されていない他の通信ネットワーク3に転送する同期信号転送ユニットを設ける。以下、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
図10は、本発明の第三実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。
同期計測システム1Bは、制御装置10、及び複数のセンサーユニット30に加え、同期信号転送ユニット50を備える。制御装置10は、複数の変換ユニット20を介して、複数の通信ネットワーク3に接続される。複数の通信ネットワーク3には、それぞれ、少なくとも1台以上のセンサーユニット30が接続される。また、複数の通信ネットワーク3には、1台の同期信号転送ユニット50が接続される。
同期信号転送ユニット50は、複数の通信ネットワーク3に接続され、一の通信ネットワーク3から受信した同期信号を、他の通信ネットワーク3に転送する。
制御装置10は、複数の通信ネットワーク3に接続される複数のセンサーユニット30から、同期信号を送出するセンサーユニット30Sを1台設定する。なお、制御装置10は、複数の変換ユニット20のそれぞれと接続するために、通信部13を複数備える。
図11は、同期信号転送ユニットの構成の一例を示すブロック図である。
同期信号転送ユニット50は、制御部51と、記憶部52と、複数の通信部53とを備える。
制御部51は、同期信号転送ユニット50を統合的に制御する。制御部51は、設定部510と、同期信号転送部512とを備える。
設定部510は、いずれか一方の通信部53を介した制御装置10からの指示に基づいて自装置の設定を行う。設定部510は、例えば、同期信号の転送周波数の設定を受け付けて、記憶部52に記憶する。
同期信号転送部512は、同期信号を転送する。同期信号転送部512は、例えば、設定されている同期信号の転送周波数に基づいて、一方の通信部53を介して一方の通信ネットワーク3から同期信号を受信し、他方の通信部53を介して他方の通信ネットワークに一斉同報通信により同期信号を転送する。
記憶部52は、制御部51が処理に使用するデータ等を記憶する。記憶部52は、例えば、ROM等の不揮発性の記憶装置により実現される。
複数の通信部53は、それぞれ、通信ネットワーク3に接続し、情報の送受信を行う。通信部53は、例えば、CANバス・インターフェイス装置等で実現することができる。
なお、制御部51は、例えば、CPU等の演算装置、RAM等の揮発性の記憶装置、ROM等の不揮発性の記憶装置、制御部51と他のユニットを接続するインターフェイス(I/F)回路、これらを互いに接続するバス、等を備えるコンピューターにより実現することができる。すなわち、制御部51の処理や機能は、例えば、CPUが、ROMに記憶されている所定のプログラムをRAMにロードして実行することで実現できる。なお、コンピューターは、処理回路等の各種の専用処理回路を備えていてもよい。つまり、制御部51の処理や機能の少なくとも一部は、例えば、回路により実現してもよい。
次に、図3を参照して、第一実施形態と異なる点を説明する。
図3のステップS11〜S12において、同期信号転送ユニット50は、リセット信号に応じて、リセット動作を行い、リセット処理の後、自装置のID等のノード情報を含む信号を、通信ネットワーク3に送出する。ここで、同期信号転送ユニット50には、特定のIDが付与されているものとする。
図3のステップS13において、設定部110は、例えば、特定のIDを有するノード(同期信号転送ユニット50)を選択し、選択した同期信号転送ユニット50に対して、同期信号を転送するノードとして動作させるための設定信号を送出する。なお、同期信号転送ユニット50の設定部510は、当該設定信号を受信すると、同期信号転送部512の動作を有効にする。
図3のステップS15において、設定部110は、所定の規則に従って決定した同期信号の送出周波数と同じ転送周波数を含む設定信号を、ステップS13で選択された同期信号転送ユニット50に対して送出する。なお、同期信号転送ユニット50の設定部510は、受信した設定を記憶部52に記憶する。
図3のステップS17では、設定部110は、ステップS12で検出されたセンサーユニット30及び同期信号転送ユニット50に対して、計測の開始を指示するための指示信号を送出する。同期信号転送ユニット50の同期信号転送部512は、当該指示信号に応じて、設定された同期信号の転送周波数に基づいて、同期信号の受信及び転送を開始する。
以上、本発明の第三実施形態について説明した。第三実施形態によれば、例えば、同期信号転送ユニットが複数のセンサーネットワークに接続され、一のセンサーネットワークからの同期信号を他のセンサーネットワークに対して転送する。これにより、複数のセンサーネットワーク上のセンサーユニットの同期を簡単に実現することができる。なお、複数のセンサーネットワーク上にそれぞれ個別にセンサーユニット30Sを設ける場合、これらのセンサーユニット30S間で同期して同期信号を送出することは難しい。
<第四実施形態>
第一実施形態では、制御装置10は、各センサーユニット30から送出された計測データを取得した場合に記憶装置に記憶するが、第四実施形態では、制御装置10は、所定条件を満たす場合に、取得した計測データを記憶装置に記憶する。以下、第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
図12は、本発明の第四実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。
同期計測システム1Cは、基本的に同期計測システム1(図1)と同様である。異なる点は、制御装置10の取得部111の動作である。取得部111は、計測の開始後、複数のセンサーユニット30のうち特定のセンサーユニット30Tから計測データを取得する度に、当該計測データの値を判定し、所定の条件を満たすまでの間、複数のセンサーユニット30から受信した計測データを破棄する。なお、いずれのセンサーユニット30をセンサーユニット30Tとして設定してもよい。
また、取得部111は、センサーユニット30Tからの計測データの値が所定の条件を満たした場合(例えば、所定の閾値を超えた場合)、複数のセンサーユニット30から受信する計測データの記憶部12への記憶を開始する。
なお、取得部111は、現在時刻より前の所定期間の計測データを一時的にメモリー等に記憶するようにし、センサーユニット30Tから計測データの値が所定の条件を満たした場合に、現在時刻より前の所定期間の計測データを、記憶部12へ記憶するようにしてもよい。また、取得部111は、センサーユニット30Tから計測データの値が所定の条件を満たしてから所定時間が経過した場合には、複数のセンサーユニット30から受信する計測データの記憶部12への記憶を終了するようにしてもよい。
以上、本発明の第四実施形態について説明した。第四実施形態によれば、例えば、制御装置10は、計測開始後、受信する全ての計測データを保存する必要がなくなり、記憶量を低減することができる。また、特定のセンサーユニットからの計測データを、他のセンサーユニットからの計測データを保存するためのトリガーとして用いることができる。
<第五実施形態>
第四実施形態では、制御装置10は、一の通信ネットワーク3に接続されている特定のセンサーユニット30からの計測データが所定条件を満たす場合に、同一の通信ネットワーク3に接続されているセンサーユニット30からの計測データの記憶を開始する。第五実施形態では、制御装置10は、一の通信ネットワークに接続されている特定のセンサーユニットからの計測データが所定条件を満たす場合に、当該一の通信ネットワークおよび他の通信ネットワークに接続されているセンサーユニットからの計測データの記憶を開始する。以下、第四実施形態と異なる点を中心に説明する。
図13は、本発明の第五実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。
同期計測システム1Dは、通信ネットワーク3側の構成については、同期計測システム1(図1)と同様である。異なる点は、制御装置10は、変換ユニット60と通信ネットワーク4を介して接続され、変換ユニット60に通信ネットワーク5を介して接続されたセンサーユニット70と通信する。センサーユニット70は、例えば、所定の物理量を計測して出力する。変換ユニット60は、通信ネットワーク4と通信ネットワーク5に接続され、これらの通信ネットワーク間での信号の送受信を制御したり、それぞれの通信規格に適合するように信号を変換したりする。なお、例えば、センサーユニット70は、アナログセンサーであり、変換ユニット60は、アナログ/デジタル変換ユニットである。この場合、通信ネットワーク2〜4は、デジタル通信ネットワークであり、通信ネットワーク5は、アナログ通信ネットワークである。
また、取得部111は、計測の開始後、センサーユニット70から計測データを取得する度に、当該計測データの値を判定し、所定の条件を満たすまでの間、センサーユニット70及び通信ネットワーク3に接続されている複数のセンサーユニット30から受信した計測データを破棄する。
また、取得部111は、センサーユニット70からの計測データの値が所定の条件を満たした場合(例えば、所定の閾値を超えた場合)、通信ネットワーク3に接続されている複数のセンサーユニット30及びセンサーユニット70から受信する計測データの記憶部12への記憶を開始する。
なお、取得部111は、現在時刻より前の所定期間の計測データを一時的にメモリー等に記憶するようにし、センサーユニット70から計測データの値が所定の条件を満たした場合に、現在時刻より前の所定期間の計測データを、記憶部12へ記憶するようにしてもよい。また、取得部111は、センサーユニット70から計測データの値が所定の条件を満たしてから所定時間が経過した場合には、複数のセンサーユニット30及びセンサーユニット70から受信する計測データの記憶部12への記憶を終了するようにしてもよい。
以上、本発明の第五実施形態について説明した。第五実施形態によれば、例えば、制御装置10は、計測開始後、受信する全ての計測データを保存する必要がなくなり、記憶量を低減することができる。また、一のセンサーネットワーク上のセンサーユニットからの計測データを、他のセンサーネットワーク上のセンサーユニットからの計測データを保存するためのトリガーとして用いることができる。なお、センサーユニット70ではなく、センサーユニット30からの計測データをトリガーとして用いるようにしてもよい。
<第六実施形態>
第二実施形態では、複数の通信ネットワーク3に同期信号を送出する同期信号発生ユニット40を備えるが、第六実施形態では、通信ネットワーク3と、通信ネットワーク3とは別の通信ネットワーク5とに、同期信号を送出する同期信号発生ユニットを備える。以下、第二実施形態と異なる点を中心に説明する。
図14は、本発明の第六実施形態に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。
同期計測システム1Eは、通信ネットワーク3側の構成については、同期計測システム1A(図8)と同様である。異なる点は、制御装置10は、変換ユニット60Eと通信ネットワーク4を介して接続され、変換ユニット60Eに通信ネットワーク5を介して接続されたセンサーユニット70Eと通信する。センサーユニット70Eは、例えば、所定の物理量を計測して出力する。変換ユニット60Eは、通信ネットワーク4と通信ネットワーク5に接続され、これらの通信ネットワーク間での信号の送受信を制御したり、それぞれの通信規格に適合するように信号を変換したりする。また、変換ユニット60Eは、通信ネットワーク6を介して、同期信号発生ユニット40Eに接続される。変換ユニット60Eは、通信ネットワーク5と通信ネットワーク6間での信号の送受信を制御したり、それぞれの通信規格に適合するように信号を変換したりする。なお、例えば、センサーユニット70Eは、アナログセンサーであり、変換ユニット60は、アナログ/デジタル変換ユニットである。この場合、通信ネットワーク2〜4、6は、デジタル通信ネットワークであり、通信ネットワーク5は、アナログ通信ネットワークである。
同期信号発生ユニット40Eは、基本的に同期信号発生ユニット40(図8)と同様である。つまり、同期信号発生ユニット40Eは、制御装置10からの設定に基づいて、所定のタイミングで同報通信により同期信号を通信ネットワーク3及び通信ネットワーク6に送出する。なお、複数の通信部43のうちいずれか一つは、通信ネットワーク6に接続し、情報の送受信を行う。
センサーユニット70Eは、通信ネットワーク5からの同期信号を監視する。また、センサーユニット70Eは、例えば、同期信号を受信した場合に、計測データ(少なくとも最新の計測データ)を取得し、宛先を制御装置10として通信ネットワーク5に送出する。
以上、本発明の第六実施形態について説明した。第六実施形態によれば、例えば、同期信号発生ユニットが複数のセンサーネットワークに接続され、複数のセンサーネットワークに対して同期信号を送出する。これにより、複数のセンサーネットワーク上のセンサーユニットの同期を簡単に実現することができる。
本発明は、上述の各実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。また、上述の各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、第一実施形態において、制御装置10は、複数の変換ユニット20に接続されてもよい。変換ユニット20は、それぞれ、少なくとも2台以上のセンサーユニット30に接続される。この場合、制御装置10は、それぞれのセンサーネットワークについて個別に、第一実施形態と同様の処理を行う。
また、例えば、第四実施形態において、制御装置10は、複数の変換ユニット20に接続されてもよい。変換ユニット20は、それぞれ、少なくとも2台以上のセンサーユニット30に接続される。この場合、制御装置10は、それぞれのセンサーネットワークについて個別に、第四実施形態と同様の処理を行う。
また、例えば、第五実施形態において、制御装置10は、複数の変換ユニット20に接続されてもよい。この場合、変換ユニット20は、それぞれ、少なくとも2台以上のセンサーユニット30に接続される。また、制御装置10は、複数の変換ユニット60に接続されてもよい。また、変換ユニット60には、複数のセンサーユニット70が接続されてもよい。
また、例えば、第六実施形態において、制御装置10は、複数の変換ユニット20に接続されてもよい。この場合、変換ユニット20は、それぞれ、少なくとも1台以上のセンサーユニット30に接続される。また、制御装置10は、複数の変換ユニット60Eに接続されてもよい。また、変換ユニット60Eには、複数のセンサーユニット70Eが接続されてもよい。
また、例えば、第六実施形態において、同期信号発生ユニット40Eは、変換ユニット60Eを介さずに、通信ネットワーク5に接続されるようにしてもよい。
また、例えば、第六実施形態において、通信ネットワーク3上のセンサーユニット30のうち1台をセンサーユニット30Sとして設定し、同期信号発生ユニット40Eの替わりに同期信号転送ユニット50Eを設けてもよい。この場合、同期信号転送ユニット50Eは、制御装置10からの設定に基づいて、センサーユニット30Sからの同期信号を通信ネットワーク6に転送する。なお、同期信号転送ユニット50Eは、変換ユニット60Eを介さずに、通信ネットワーク5に接続されるようにしてもよい。
また、例えば、第一実施形態、第三実施形態、第四実施形態、第五実施形態、又は第六実施形態において、設定部110は、通信ネットワーク3上のセンサーユニット30のうち2台あるいは3台以上をセンサーユニット30Sとして動作するように設定してもよい。この場合、各センサーユニット30Sには、同じ同期信号の送出周波数を設定してもよいし、異なる同期信号の送出周波数を設定してもよい。各センサーユニット30には、同じ計測データの送出間隔を設定してもよいし、異なる計測データの送出間隔を設定してもよい。また、取得部111は、センサーユニット30から送信される計測データを全て記憶部12に記憶するのではなく、設定されたタイミングの計測データを記憶する(例えば、2回に1回破棄する)ようにしてもよい。
計測データ送出部311は、複数のセンサーユニット30Sからの同期信号を区別して監視してもよい。計測データ送出部311は、例えば、同期信号の送信元IDを用いてセンサーユニット30Sを区別することができる。この場合、計測データ送出部311は、それぞれのセンサーユニット30Sについて、同期信号に基づいて送出周期を判定する。また、計測データ送出部311は、計測データを送出する場合、いずれのセンサーユニット30Sからの同期信号に基づく送出であるかを区別できるように、計測データに識別コードを付加してもよい。制御装置10の取得部111は、識別コードに基づいて、いずれのセンサーユニット30Sからの同期信号に応じて送出された計測データであるかを区別する。
ここで、例えば、センサーユニット30Sが2つある場合、一方のセンサーユニット30Sの優先度を高く設定する。取得部111は、第一の動作モードでは、優先度の高いセンサーユニット30Sからの同期信号に応じて送出された計測データを記憶部12に記憶し、優先度の低いセンサーユニット30Sからの同期信号に応じて送出された計測データを破棄する。一方、取得部111は、第二の動作モードでは、優先度の高いセンサーユニット30Sからの同期信号に応じて送出された計測データを破棄し、優先度の低いセンサーユニット30Sからの同期信号に応じて送出された計測データを記憶部12に記憶する。動作モードの切り替えは、例えば、取得部111が、計測データの値が所定の条件を満すか否か(例えば、所定の閾値を超えるか否か)を判定し、所定の条件を満たす場合に実行すればよい。
なお、第二実施形態においても、設定部110は、同期信号発生ユニット40に加え、通信ネットワーク3上のセンサーユニット30のうち1以上をセンサーユニット30Sとして動作するように設定してもよい。
また、上記の各実施形態では、通信ネットワーク3上を各種情報(例えば、設定信号、同期信号、計測データ等)が流れるが、例えば、情報の種類によって別の通信ネットワークを流れるようにしてもよい。
図15は、変形例に係る同期計測システムの構成の一例を示すブロック図である。同期計測システム1Fは、第一実施形態に係る同期計測システム1(図1参照)に変更を加えたものである。同期計測システム1Fでは、同期信号を送受信するための通信ネットワーク3Sを設け、通信ネットワーク3Sに各センサーユニット30を接続する。一方、通信ネットワーク3は、制御装置10と各センサーユニット30との間で送受信される情報(例えば、設定信号、計測データ等)のために使用する。すなわち、制御装置10の設定部110は、通信ネットワーク3を介して、各センサーユニット30に設定信号を送出する。センサーユニット30Sの同期信号送出部312は、通信ネットワーク3Sを介して、各センサーユニット30Nに同期信号を送出する。各センサーユニット30の計測データ送出部311は、通信ネットワーク3を介して、制御装置10に計測データを送出する。なお、センサーユニット30は、通信ネットワーク3及び通信ネットワーク3Sに接続する複数の通信部33を備える。また、本変形例の通信ネットワーク3Sは、本発明の第1の通信経路に相当し、本変形例の通信ネットワーク3は、本発明の第2の通信経路に相当する。
このようにすれば、同期信号とその他の情報(設定信号、計測データ等)がそれぞれ異なる通信ネットワークを流れるため、例えば、同期信号の遅延を少なくすることができる。なお、この変形は、第一実施形態だけでなく他の実施形態にも適用できる。例えば、第二実施形態に係る同期計測システム1Aでは、同期信号を送受信するための通信ネットワーク3Sを設け、通信ネットワーク3Sに各センサーユニット30及び同期信号発生ユニット40を接続する。一方、通信ネットワーク3は、制御装置10と各センサーユニット30及び同期信号発生ユニット40との間で送受信される情報(例えば、設定信号、計測データ等)のために使用する。
また、上記の各実施形態では、通信方式としてCANやCANopenを例示しているが、これに限られない。例えば、イーサネット(登録商標)、Wi−fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の様々な通信方式が考えられる。
また、上記の各実施形態では、センサーユニット30は、同期信号に基づいて計測データの送出タイミングを判定しているが、同期信号に基づいて計測を行うタイミングを判定するようにしてもよい。例えば、センサーユニット30は、同期信号及び計測データの送出間隔に基づいて計測データの送出周期であると判定した場合に、センサー34により計測を行う。この場合、計測データの送出は、計測を行ったタイミングで行ってもよいし、計測を行ったタイミングとは非同期のタイミングで行ってもよい。
なお、図2で示した同期計測システム1の構成、図9で示した同期信号発生ユニット40の構成、及び図11で示した同期信号転送ユニット50の構成は、システムあるいはユニットの構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。システムあるいはユニットの構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、各構成要素の処理又は機能の分担は、本発明の目的及び効果を達成できるのであれば、上述したものに限られない。
また、図3〜図6で示したフローチャートの処理単位は、制御装置10あるいはセンサーユニット30の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。制御装置10あるいはセンサーユニット30の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。さらに、本発明の目的及び効果を達成できるのであれば、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
1(1A〜1F):同期計測システム、2〜6:通信ネットワーク、3S:通信ネットワーク、10:制御装置、11:制御部、12:記憶部、13:通信部、14:表示部、15:操作部、20:変換ユニット、30(30N、30S、30T):センサーユニット、31:制御部、32:記憶部、33:通信部、34:センサー、40(40E):同期信号発生ユニット、41:制御部、42:記憶部、43:通信部、50(50E):同期信号転送ユニット、51:制御部、52:記憶部、53:通信部、60(60E):変換ユニット、70(70E):センサーユニット、110:設定部、111:取得部、140:インターフェイス画面、141:組み合わせ、142:選択ボタン、143:決定ボタン、310:設定部、311:計測データ送出部、312:同期信号送出部、410:設定部、412:同期信号送出部、510:設定部、512:同期信号転送部

Claims (3)

  1. 第1のネットワークおよび第2のネットワークに接続されるコントローラーと、
    前記第1のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットと、
    前記第2のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットと、
    前記コントローラーが、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに接続され、前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに対して前記同期信号を送出可能な同期信号発生ユニットを検出した場合、前記同期信号発生ユニットを前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに共通の前記第1ノードとして設定する設定部と、
    を含む同期計測システム。
  2. 第1のネットワークおよび第2のネットワークに接続されるコントローラーと、
    前記第1のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットと、
    前記第2のネットワークに接続され、同期信号送出部を備える複数のセンサーユニットと、
    前記第1のネットワーク及び前記第2のネットワークに接続された同期信号転送ユニットと、
    を含み
    前記同期信号転送ユニットは、
    前記第1のネットワークから受信した前記同期信号を、前記第2のネットワークに転送する同期計測システム。
  3. 請求項1において、
    前記第1のネットワークは、デジタル通信ネットワークであり、
    前記第2のネットワークは、アナログ通信ネットワークである同期計測システム。
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