JP5815155B2 - 中継装置、中継方法および中継プログラム - Google Patents

中継装置、中継方法および中継プログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、同期フレームを中継する中継装置、中継方法および中継プログラムに関するものである。
FA(Factory Automation)では、モータまたはアクチュエータなどの複数の機器を連携して動作させる。
FAで製品の加工精度を向上させるためには、各機器が動作するタイミングの精度が高い方が良い。
通常、FAで機器の動作タイミングを制御するために各機器に時計を持たせ、時計の時刻を合わせて各機器を使用する。
以下に、各機器の動作タイミングを制御する従来技術について説明する。
(1)各機器はネットワークに接続する。
(2)マスタと呼ばれる機器は、ネットワークを介して他の機器(以下、スレーブ)に時刻を通知する。
(3)マスタの時刻を受信した各スレーブは時計の時刻をマスタの時刻に合わせる。
(4)マスタは、動作指令と実行時刻とをネットワークを介して各スレーブに通知する。
(5)各スレーブは、実行時刻になったときに動作指令に従って動作する。
以上により、各機器の動作タイミングが制御される。
図11は、従来技術における時刻同期方法を示すシーケンス図である。
従来技術(非特許文献1参照)における時刻同期方法について、図11に基づいて説明する。
以下の説明において、マスタおよびスレーブは中継装置を介してフレームを通信する。
ここで、中継装置がフレームを中継する処理に要する時間を中継時間Tdとし、通信ケーブルがフレームの伝搬に要する時間を伝搬時間Tpとする。
また、図中の「Tm」にマスタの時刻の具体例を示し、図中の「Ts」にスレーブの時刻の具体例を示す。
(1)マスタは、時刻Tm1に、マスタの時刻Tm1を含んだSyncフレームを、中継装置を介してスレーブに送信する。
(2)スレーブはSyncフレームを受信する。ここで、スレーブがSyncフレームを受信したときのスレーブの時刻を「Ts1」とする。
スレーブは、Syncフレームに含まれるマスタの時刻Tm1に基づいて、スレーブの時刻Ts1を時刻Ts2に修正する。時刻Ts2は以下の式(a)で表すことができる。
Ts2=Ts1−(Ts1−Tm1) 式(a)
このとき、スレーブの時刻Ts2は、マスタの時刻Tm1に対して、中継装置の中継時間Tdとネットワークの伝搬時間Tpとを合計した遅延時間(Td+Tp)だけ遅れた時刻である。つまり、以下の式(b)の関係が成り立つ。
Ts2=Tm1+(Td+Tp) 式(b)
(3)スレーブは、遅延時間(Td+Tp)を計測するためのDelay_Reqフレームを、中継装置を介してマスタに送信する。
ここで、スレーブがDelay_Reqフレームを送信したときのスレーブの時刻を「Ts3」とし、マスタの時刻を「Tm3」とする。
(4)マスタはDelay_Reqフレームを受信する。ここで、マスタがDelay_Reqを受信したときのマスタの時刻を「Tm4」とする。時刻Tm4は以下の式(c)で表すことができる。
Tm4(=Tm3+(Td+Tp)) 式(c)
(5)マスタは、Delay_Reqフレームを受信した時刻Tm4を含んだDelay_Respフレームを、中継装置を介してスレーブに送信する。
(6)スレーブは、Delay_Respフレームを受信する。スレーブは、Delay_Respフレームに含まれるマスタの時刻Tm4に基づいて、遅延時間(Td+Tp)を以下のように算出する。
(6−1)スレーブがDelay_Reqフレームを送信したときのマスタの時刻を「Tm3」とする。時刻Tm3は以下の式(d)で表すことができる。
Tm3=Ts3+(Td+Tp) 式(d)
(6−2)上記の式(d)を上記の式(c)に代入すると、以下の式(e)が得られる。
Tm4=(Ts3+(Td+Tp))+(Td+Tp)=Ts3+2(Td+Tp) 式(e)
上記の式(e)から以下の式(f)が得られる。
Tm4−Ts3=2(Td+Tp) 式(f)
したがって、遅延時間(Td+Tp)は以下の式(g)で表すことができる。
(Td+Tp)=(Tm4−Ts3)/2 式(g)
(7)スレーブは、スレーブの時刻Ts4を遅延時間(Td+Tp)だけ進めた時刻Ts5に修正する。時刻Ts5は以下の式(h)で表すことができる。
Ts5=Ts4+(Td+Tp)=Ts4+(Tm4−Ts3)/2 式(h)
以上の処理により、マスタの時刻Tm5とスレーブの時刻Ts5とが一致する。
例えば、図中の「Tm」「Ts」に示す時刻の場合、マスタの時刻Tm5とスレーブの時刻Ts5とが共に「390」になる。
図11に示すような時刻同期方法は、PTP(Precision Time Protocol)と呼ばれる。
但し、従来の時刻同期方法(PTP)は、フレームの中継時間Tdが変動しないことを前提にしているため、フレームの中継時間Tdが変動すると同期精度が低下する。
図12は、従来技術における時刻同期方法による時刻のずれを示すシーケンス図である。
例えば、従来の時刻同期方法(PTP)では、マスタの時刻とスレーブの時刻とが図12に示すようにずれてしまう。
図12では、Delay_Reqフレームの遅延時間が、Syncフレームの遅延時間(Td+Tp)に対して「ΔTd」だけ変動している。
つまり、Delay_Reqフレームの遅延時間は「Td+ΔTd+Tp」である。
この場合、スレーブがDelay_Reqフレームを送信したときのマスタの時刻Tm3は、図11の場合と同じく、以下の式(d)で表される。
Tm3=Ts3+(Td+Tp) 式(d)
しかし、マスタがDelay_Reqフレームを受信したときのマスタの時刻Tm4は、図11とは異なり、以下の式(i)で表される。
Tm4=Tm3+(Td+ΔTd+Tp) 式(i)
そして、上記の式(d)を上記の式(i)に代入すると、以下の式(j)が得られる。
(Td+Tp)=(Tm4−Ts3)/2−ΔTd/2 式(j)
つまり、図11と図12とでは遅延時間(Td+Tp)が「−ΔTd/2」だけ異なる。
そのため、スレーブが、図11と同様に式(h)を用いて、スレーブの時刻Ts4を時刻Ts5に修正した場合、スレーブの時刻Ts5がマスタの時刻tm5に対して「ΔTd/2」だけ進んだ時刻になってしまう。
例えば、図中の「Tm」において、Syncフレームの遅延時間(Td+Tp)は「50」であり、Delay_Reqフレームの遅延時間(Td+ΔTd+Tp)は「70」であり、遅延時間の変動量ΔTdは「20(=70−50)」である。
この場合、スレーブの時刻Ts5(=400)は、マスタの時刻Tm5(=390)に対して「10(=20/2)」だけ進んだ時刻になってしまう。
図13は、従来技術におけるフレーム中継方法を示す概要図である。
例えば、フレームの中継時間Tdは、図13に示すようにフレームの送信タイミングが衝突するときに「Td+ΔTd」に変動してしまう。
図13では、中継装置は、Delay_Reqフレームをスレーブから受信したときに、何らかのフレームFを送信中である。
この場合、中継装置は、フレームFを送信し終わるまで、Delay_Reqフレームをマスタに送信することができない。
そのため、Delay_Reqフレームの中継時間は、フレームFを送信し終わるまでの時間ΔTdだけ長くなり、「Td+ΔTd」に変動する。
IEEE Std 1588−2008 (Revision of IEEE Std 1588−2002)、「IEEE Standard for a Precision Clock Synchronization Protocol for Networked Measurement and Control Systems」、2008年7月24日発行、p.c1〜269
本発明は、例えば、同期フレームの中継に要する中継時間が変動しないようにすることを目的とする。
本発明の中継装置は、
第一の通信装置と第二の通信装置との時刻を同期させるために通信される同期フレームを、前記第一の通信装置から受信するフレーム受信部と、
前記フレーム受信部によって受信された前記同期フレームを記憶するバッファ部と、
前記フレーム受信部によって前記同期フレームが受信されたときから経過した経過時間を計測する経過時間計測部と、
前記経過時間計測部によって計測された前記経過時間が、前記同期フレームの送信を遅らせるための定遅延時間に達したか否かを判定する経過時間判定部と、
前記経過時間判定部によって前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定されたときに、前記バッファ部に記憶された前記同期フレームを前記第二の通信装置に送信するフレーム送信部とを備える。
本発明によれば、例えば、同期フレームの中継に要する中継時間を変動させないようにすることができる。
実施の形態1における通信システム100の構成図である。 実施の形態1における中継装置200の構成図である。 実施の形態1における中継装置200のフレーム中継処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるバッファ部220のフレーム出力処理(S140)を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるバッファ部220の動作を示す表である。 実施の形態1におけるフレーム中継方法を示す概要図である。 実施の形態1における通信システム100の時刻同期手順の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態1における中継装置200のハードウェア資源の一例を示す図である。 実施の形態2における中継装置200の構成図である。 実施の形態2における定遅延時間テーブル281を示す図である。 従来技術における時刻同期方法を示すシーケンス図である。 従来技術における時刻同期方法による時刻のずれを示すシーケンス図である。 従来技術におけるフレーム中継方法を示す概要図である。
実施の形態1.
同期フレームの中継に要する中継時間が変動しないようにする形態について説明する。
図1は、実施の形態1における通信システム100の構成図である。
実施の形態1における通信システム100の構成について、図1に基づいて説明する。
通信システム100は、ネットワーク109を介して通信フレーム101(通信パケットまたは通信データともいう)を通信するためのネットワークシステムである。
通信システム100は、マスタ装置110とスレーブ装置120と中継装置200とを備える。
マスタ装置110とスレーブ装置120とは、互いに時刻を同期させて通信フレーム101を通信する通信装置である。
以下、時刻を同期させるために通信される通信フレーム101を「同期フレーム」といい、同期フレーム以外のフレームを「通常フレーム」という。
中継装置200は、通信フレーム101をマスタ装置110とスレーブ装置120との間で中継する通信装置である。
図2は、実施の形態1における中継装置200の構成図である。
実施の形態1における中継装置200の構成について、図2に基づいて説明する。
中継装置200は、フレーム受信部210と、バッファ部220と、フレーム送信部230と、フレーム生成部240と、フレーム判定部250と、定時間遅延部260(経過時間計測部、経過時間判定部の一例)と、定遅延時間記憶部270とを備える。
フレーム受信部210は、ネットワーク109から通信フレーム101を受信する構成である。
バッファ部220は、通信フレーム101を一時的に記憶する構成である。
フレーム送信部230は、通信フレーム101をネットワーク109に送信する構成である。
フレーム生成部240は、通信フレーム101(通常フレーム)を生成する構成である。
フレーム判定部250は、フレーム受信部210によって受信された通信フレーム101が通常フレームと同期フレームとのいずれの種類のフレームであるかを判定する構成である。
通信フレーム101が同期フレームである場合、フレーム判定部250は、通信フレーム101が同期フレームであることを通知するための同期信号251を、バッファ部220と定時間遅延部260とに出力する。
定時間遅延部260は、同期フレームの送信を一定の時間だけ遅延させる構成である。以下、同期フレームの送信を遅延させる一定の時間を「定遅延時間271」という。
定時間遅延部260は、定遅延時間271が経過するまで間、定遅延時間271の経過待ちであることを通知するための定時間遅延信号261を、バッファ部220に出力する。
定時間遅延部260は、定遅延時間271が経過したときに、定遅延時間271が経過したことを通知するための遅延終了信号262を、バッファ部220に出力する。
定遅延時間記憶部270は、定遅延時間271を記憶する構成である。
定遅延時間271は、フレーム送信部230が通信フレーム101を送信し始めてから送信し終わるまでに要する最長の送信時間以上の時間である。
図3は、実施の形態1における中継装置200のフレーム中継処理を示すフローチャートである。
実施の形態1における中継装置200のフレーム中継処理について、図3に基づいて説明する。
中継装置200は、フレーム受信部210が通信フレーム101を受信する毎に、図3に示すフレーム中継処理を実行する。
S110において、フレーム受信部210は、ネットワーク109から通信フレーム101を受信する。
S110の後、処理はS111に進む。
S111において、フレーム受信部210は、受信した通信フレーム101をバッファ部220とフレーム判定部250とに出力する。
バッファ部220は、フレーム受信部210から出力された通信フレーム101を通信バッファに記憶する。
例えば、バッファ部220は、通信フレーム101と、通信フレーム101の種類を示すフレーム種類フラグとを対応付けて記憶する。このとき、フレーム種類フラグの初期値は通常フレームを意味するフラグ値にする。
S111の後、処理はS120に進む。
S120において、フレーム判定部250は、フレーム受信部210から出力された通信フレーム101が同期フレームと通常フレームとのいずれの種類のフレームであるかを判定する。
例えば、通信フレーム101は、同期フレームと通常フレームとのいずれの種類であるかを示すフレーム種類フラグをフレームヘッダに有する。そして、フレーム判定部250は、通信フレーム101のフレームヘッダを参照し、フレームヘッダに設定されているフレーム種類フラグのフラグ値に基づいて通信フレーム101の種類を判定する。但し、フレーム判定部250は、その他の方法によって通信フレーム101の種類を判定しても構わない。
通信フレーム101が同期フレームである場合、処理はS121に進む。
通信フレーム101が通常フレームである場合、処理はS140に進む。
S121において、フレーム判定部250は、バッファ部220と定時間遅延部260とに同期信号251を出力する。
フレーム判定部250から同期信号251が出力された場合、バッファ部220は、S111で記憶した通信フレーム101を同期フレームとして保持する。
例えば、バッファ部220は、通信フレーム101(同期フレーム)とフレーム種類フラグとを対応付けて記憶すると共に、同期フレームを意味するフラグ値をフレーム種類フラグに設定する。
S121の後、処理はS130に進む。
S130において、定時間遅延部260は、フレーム判定部250から同期信号251が出力されたときに経過時間の計測を開始する。
そして、定時間遅延部260は、単位経過時間(例えば、0.1秒)が経過する毎に、経過時間が定遅延時間271に達したか否かを判定する。
また、定時間遅延部260は、経過時間が定遅延時間271に達するまでの間、バッファ部220に定時間遅延信号261を出力し続ける。
つまり、定時間遅延部260は、同期フレームが受信されたときから経過した経過時間を計測し、計測している経過時間が定遅延時間271に達するまでバッファ部220に定時間遅延信号261を出力し続ける。
例えば、定時間遅延部260は、定遅延時間271として予め定められている定遅延カウント値を定遅延時間記憶部270から取得する。そして、定時間遅延部260は、定遅延カウント値からカウントダウンを開始する。そして、定遅延カウント値がゼロになるまでの間、定時間遅延部260はバッファ部220に定時間遅延信号261を出力し続ける。
但し、定時間遅延部260は、カウント数をゼロからカウントアップし、カウント数が定遅延カウント値になるまでバッファ部220に定時間遅延信号261を出力し続けても構わない。また、定時間遅延部260は、その他の方法で経過時間を計測しても構わない。
経過時間が定遅延時間271に達したと判定したとき、処理はS131に進む。
S131において、定時間遅延部260は、経過時間の計測を終了し、遅延終了信号262をバッファ部220に出力する。
S131の後、処理はS140に進む。
S140において、バッファ部220は、後述するフレーム出力処理によって、通信フレーム101をフレーム送信部230に出力する。
S140の後、処理はS150に進む。
S150において、フレーム送信部230は、バッファ部220から出力された通信フレーム101をネットワーク109に送信する。
S150の後、フレーム中継処理は終了する。
上記のS120において通信フレーム101が通常フレームであった場合、フレーム判定部250は、通信フレーム101が通常フレームであることを通知するための通常信号をバッファ部220に出力してもよい。
フレーム判定部250から通常信号が出力された場合、バッファ部220は、S111で記憶した通信フレーム101を通常フレームとして保持する。
例えば、バッファ部220は、通信フレーム101(通常フレーム)とフレーム種類フラグとを対応付けて記憶すると共に、通常フレームを意味するフラグ値をフレーム種類フラグに設定する。
図4は、実施の形態1におけるバッファ部220のフレーム出力処理(S140)を示すフローチャートである。
実施の形態1におけるバッファ部220のフレーム出力処理(S140)について、図4に基づいて説明する。
バッファ部220は、図4に示すフレーム出力処理(S140)を繰り返し実行する。
S141において、バッファ部220は、定時間遅延部260から定時間遅延信号261または遅延終了信号262が出力されているか否かを判定する。
定時間遅延部260から定時間遅延信号261が出力されている場合、処理は移行しない。
定時間遅延部260から遅延終了信号262が出力された場合、処理はS144に進む。
定時間遅延部260から定時間遅延信号261と遅延終了信号262とのいずれの信号も出力されていない場合、処理はS142に進む。
S142において、バッファ部220は、通常フレームを記憶しているか否かを判定する。
例えば、バッファ部220は、通常フレームを意味するフラグ値と共に記憶している通信フレーム101が有るか否かを判定する。
通常フレームを記憶している場合、処理はS143に進む。
通常フレームを記憶していない場合、処理はS141に戻る。
S143において、バッファ部220は、記憶している通常フレームをフレーム送信部230に出力し、通信バッファから通常フレームを削除する。複数の通常フレームを記憶している場合、バッファ部220は、最初に記憶した通常フレームをフレーム送信部230に出力する。
S143の後、処理はS141に戻る。
S144において、バッファ部220は、記憶している同期フレームをフレーム送信部230に出力し、通信バッファから同期フレームを削除する。
つまり、バッファ部220は、同期フレームの他に通常フレームを記憶している場合であっても、通常フレームではなく同期フレームを優先してフレーム送信部230に出力する。
例えば、同期フレームを意味するフラグ値と共に記憶している通信フレーム101が同期フレームである。
S144の後、処理はS141に戻る。
図5は、実施の形態1におけるバッファ部220の動作を示す表である。
実施の形態1におけるバッファ部220の動作について、図5に基づいて説明する。
(1)定時間遅延部260から定時間遅延信号261と遅延終了信号262とのいずれの信号も出力されていない場合、バッファ部220は、通常フレームをフレーム送信部230に出力する。
(2)定時間遅延部260から定時間遅延信号261が出力されている間、バッファ部220は、通常フレームと同期フレームとのいずれの通信フレーム101もフレーム送信部230に出力しない。
(3)定時間遅延部260から遅延終了信号262が出力されたとき、バッファ部220は、同期フレームをフレーム送信部230に出力する。
図6は、実施の形態1におけるフレーム中継方法を示す概要図である。
実施の形態1におけるフレーム中継方法の概要について、図6に基づいて説明する。
中継装置200は、送信中の通信フレームFcがあるか否かに関わらず、同期フレームFsを受信したときから定遅延時間Tcが経過したときに同期フレームFsを送信する。
ここで、定遅延時間Tcは、フレーム送信部230が通信フレーム101を送信し始めてから送信し終わるまでに要する最長の送信時間以上の時間である。
例えば、マスタ装置110およびスレーブ装置120によって通信される通信フレームFcの最大のフレームサイズが規定によって定められているものとする。また、フレームサイズが最大である通信フレームFcを「最大フレーム」とする。
この場合、定遅延時間Tcは、フレーム送信部230が最大フレームを送信し始めてから送信し終わるまでに要する送信時間以上の時間である。
したがって、同期フレームFsが受信されたときから通信フレームFcの送信が終わるときまでの待ち時間ΔTdに対して、「定遅延時間Tc ≧ 待ち時間ΔTd」の関係が成り立つ。
つまり、同期フレームFsが受信されたときから定遅延時間Tcが経過するときまでに、通信フレームFcの送信は終了する。
そのため、同期フレームFsが受信されたときから同期フレームFsの送信が開始されるときまでの遅延時間は、常に、定遅延時間Tcである。
図7は、実施の形態1における通信システム100の時刻同期手順の一例を示すシーケンス図である。
例えば、非特許文献1に記載の時刻同期方法(PTP:Precision Time Protocol)を適用した場合、マスタ装置110およびスレーブ装置120は、以下のように同期する。
図中の「Tm」にマスタ装置110の時刻の具体例を示し、図中の「Ts」にスレーブ装置120の時刻の具体例を示す。
(1)マスタ装置110は、時刻Tm1に、時刻Tm1を含んだSyncフレームを送信する。中継装置200(図示省略)は、Syncフレームをスレーブ装置120に中継する。
(2)スレーブ装置120は、Syncフレームを受信する。ここで、スレーブ装置120がSyncフレームを受信したときのスレーブ装置120の時刻を「Ts1」とする。
スレーブ装置120は、Syncフレームに含まれるマスタ装置110の時刻Tm1に基づいて、スレーブ装置120の時刻Ts1を時刻Ts2に修正する。時刻Ts2は以下の式(A)で表すことができる。
Ts2=Ts1−(Ts1−Tm1) 式(A)
このとき、スレーブ装置120の時刻Ts2は、マスタ装置110の時刻Tm1に対して、中継装置200の定遅延時間Tcとネットワーク109の伝搬時間Tpとを合計した遅延時間(Tc+Tp)だけ遅れた時刻である。つまり、以下の式(B)の関係が成り立つ。
Ts2=Tm1+(Tc+Tp) 式(B)
(3)スレーブ装置120は、遅延時間(Tc+Tp)を計測するためのDelay_Reqフレームを送信する。中継装置200は、Delay_Reqフレームをマスタ装置110に中継する。
ここで、スレーブ装置120がDelay_Reqフレームを送信したときのスレーブ装置120の時刻を「Ts3」とし、マスタ装置110の時刻を「Tm3」とする。
(4)マスタ装置110はDelay_Reqフレームを受信する。ここで、マスタ装置110がDelay_Reqを受信したときのマスタ装置110の時刻を「Tm4」とする。時刻Tm4は以下の式(C)で表すことができる。
Tm4(=Tm3+(Tc+Tp)) 式(C)
(5)マスタ装置110は、Delay_Reqフレームを受信した時刻Tm4を含んだDelay_Respフレームを送信する。中継装置200は、Delay_Respフレームをスレーブ装置120に中継する。
(6)スレーブ装置120は、Delay_Respフレームを受信する。スレーブ装置120は、Delay_Respフレームに含まれるマスタ装置110の時刻Tm4に基づいて、遅延時間(Tc+Tp)を以下のように算出する。
(6−1)スレーブ装置120がDelay_Reqフレームを送信したときのマスタ装置110の時刻を「Tm3」とする。時刻Tm3は以下の式(D)で表すことができる。
Tm3=Ts3+(Tc+Tp) 式(D)
(6−2)上記の式(D)を上記の式(C)に代入すると、以下の式(E)が得られる。
Tm4=(Ts3+(Tc+Tp))+(Tc+Tp)=Ts3+2(Tc+Tp) 式(E)
上記の式(E)から以下の式(F)が得られる。
Tm4−Ts3=2(Tc+Tp) 式(F)
したがって、遅延時間(Tc+Tp)は以下の式(G)で表すことができる。
(Tc+Tp)=(Tm4−Ts3)/2 式(G)
(7)スレーブ装置120は、時刻Ts4を遅延時間(Tc+Tp)だけ進めた時刻Ts5に修正する。時刻Ts5は以下の式(H)で表すことができる。
Ts5=Ts4+(Tc+Tp)=Ts4+(Tm4−Ts3)/2 式(H)
以上の処理により、マスタ装置110の時刻Tm5とスレーブ装置120の時刻Ts5とが一致する。
例えば、図中の「Tm」「Ts」に示す時刻の場合、マスタ装置110の時刻Tm5とスレーブ装置120の時刻Ts5とが共に「390」になる。
図8は、実施の形態1における中継装置200のハードウェア資源の一例を示す図である。
図8において、中継装置200(コンピュータの一例)は、CPU901(Central Processing Unit)を備えている。CPU901は、バス902を介してROM903、RAM904、通信ボード905などのハードウェアデバイスと接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
ROM903およびRAM904はバッファまたは記憶装置の一例である。
通信ボード905は、有線または無線で、LAN(Local Area Network)、インターネット、電話回線などの通信網に接続している。
ROM903またはRAM904などの記憶装置には、OS(オペレーティングシステム)、プログラム群、ファイル群が記憶されている。
プログラム群には、実施の形態において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが含まれる。プログラム(例えば、中継プログラム)は、CPU901により読み出され実行される。すなわち、プログラムは、「〜部」としてコンピュータを機能させるものであり、また「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
ファイル群には、実施の形態において説明する「〜部」で使用される各種データ(入力、出力、判定結果、計算結果、処理結果など)が含まれる。
実施の形態において構成図およびフローチャートに含まれている矢印は主としてデータや信号の入出力を示す。
フローチャートなどに基づいて説明する実施の形態の処理はハードウェア(例えば、CPU901)を用いて実行される。
実施の形態において「〜部」として説明するものは「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ファームウェア、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの組み合わせのいずれで実装されても構わない。
実施の形態1により、例えば、以下のような効果を奏する。
中継装置200は、同期フレームを受信したときから定遅延時間271が経過するときまで同期フレームおよび通常フレームを送信せず、定遅延時間271が経過したときに同期フレームを送信する。つまり、中継装置200は、同期フレームの中継に要する中継時間を一定の時間(定遅延時間271)に保ち、同期フレームに対する中継時間の変動を防ぐことができる。そして、マスタ装置110およびスレーブ装置120は、中継装置200を介して同期フレームを通信することにより、互いの時刻を正確に同期させることができる。
実施の形態1において、例えば、以下のような中継装置(200)について説明した。括弧内に対応する構成の符号または名称を記す。
前記中継装置は、フレーム受信部(210)と、バッファ部(220)と、経過時間計測部(260)と、経過時間判定部(260)と、フレーム送信部(230)とを備える。
前記フレーム受信部は、第一の通信装置(110)と第二の通信装置(120)との時刻を同期させるために通信される同期フレームを、前記第一の通信装置から受信する(S110)。
前記バッファ部は、前記フレーム受信部によって受信された前記同期フレームを記憶する(S111)。
前記経過時間計測部は、前記フレーム受信部によって前記同期フレームが受信されたときから経過した経過時間を計測する(S130)。
前記経過時間判定部は、前記経過時間計測部によって計測された前記経過時間が、前記同期フレームの送信を遅らせるための定遅延時間(271)に達したか否かを判定する(S130)。
前記フレーム送信部は、前記経過時間判定部によって前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定されたときに、前記バッファ部に記憶された前記同期フレームを前記第二の通信装置に送信する(S144、S150)。
前記中継装置は、前記同期フレーム以外のフレームである通常フレームの送信に要する時間以上の時間として予め定められた前記定遅延時間を記憶する定遅延時間記憶部(270)を備える。
前記フレーム受信部は、前記通常フレームを受信する(S110)。
前記バッファ部は、前記フレーム受信部によって受信された前記通常フレームを記憶する(S111)。
前記フレーム送信部は、前記バッファ部に記憶された前記通常フレームの送信を開始する(S143、S150)。
前記フレーム送信部は、前記通常フレームの送信中に前記フレーム受信部によって前記同期フレームが受信された場合、前記同期フレームが受信されたときから経過した前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定される前に、前記通常フレームの送信を完了する(S150)。
前記経過時間計測部は、前記同期フレームが受信されたときから前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定されるときまで、前記経過時間を計測する(S130)。
前記フレーム送信部は、前記フレーム受信部によって新たな通常フレームが受信された場合、前記経過時間計測部によって前記経過時間が計測されている間、前記新たな通常フレームの送信を開始しない(S141で「定時間遅延信号」の場合)。
前記フレーム送信部は、前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定されたときに前記同期フレームを送信し、前記同期フレームを送信した後に前記新たな通常フレームを送信する(S144)。
実施の形態2.
定遅延時間271を変更できるようにする形態について説明する。
以下、実施の形態1と異なる事項について主に説明する。説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図9は、実施の形態2における中継装置200の構成図である。
実施の形態2における中継装置200の構成について、図9に基づいて説明する。
中継装置200は、実施の形態1(図2参照)の構成に加えて、定遅延時間設定部280を備える。
定遅延時間設定部280は、定遅延時間記憶部270に定遅延時間271を設定するための構成である。
例えば、管理者は、中継装置200を設置するネットワーク109の種類に応じて定遅延時間271を決定し、決定した定遅延時間271を定遅延時間設定部280に入力する。そして、定遅延時間設定部280は、入力された定遅延時間271を定遅延時間記憶部270に記憶する。
図10は、実施の形態2における定遅延時間テーブル281を示す図である。
例えば、定遅延時間設定部280は、図10に示すように、「ネットワーク」と「定遅延時間」とを対応付ける定遅延時間テーブル281(候補時間記憶部の一例)を記憶してもよい。
この場合、管理者は、中継装置200を設置するネットワーク109(またはネットワーク109の種類)を識別するネットワーク識別子を定遅延時間設定部280に入力する。
そして、定遅延時間設定部280は、入力されたネットワーク識別子に対応付けられた定遅延時間271を定遅延時間テーブル281から取得し、取得した定遅延時間271を定遅延時間記憶部270に記憶する。
実施の形態2により、例えば、以下のような効果を奏する。
中継装置200は、ネットワーク109の種類に応じて、同期フレームの定遅延時間271を変更することができる。
実施の形態2において、例えば、以下のような中継装置(200)について説明した。括弧内に対応する構成の符号または名称を記す。
中継装置は、入力される入力時間を前記定遅延時間(271)として前記定遅延時間記憶部(270)に記憶させる定遅延時間設定部(280)を備える。
中継装置は、候補時間記憶部(281)と、定遅延時間設定部(280)とを備える。
候補時間記憶部は、ネットワーク(109)を識別するネットワーク識別子(例えば、Na)と、前記定遅延時間の候補である候補時間(例えば、Tc(Na))とを対応付けて記憶する。
定遅延時間設定部は、入力されるネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けられた候補時間を前記候補時間記憶部から取得し、取得した前記候補時間を前記定遅延時間として前記定遅延時間記憶部(270)に記憶させる。
100 通信システム、101 通信フレーム、109 ネットワーク、110 マスタ装置、120 スレーブ装置、200 中継装置、210 フレーム受信部、220 バッファ部、230 フレーム送信部、240 フレーム生成部、250 フレーム判定部、251 同期信号、260 定時間遅延部、261 定時間遅延信号、262 遅延終了信号、270 定遅延時間記憶部、271 定遅延時間、280 定遅延時間設定部、281 定遅延時間テーブル、901 CPU、902 バス、903 ROM、904 RAM、905 通信ボード。

Claims (6)

  1. 第一の通信装置と第二の通信装置との時刻を同期させるために通信される同期フレームを、前記第一の通信装置から受信するフレーム受信部と、
    前記フレーム受信部によって受信された前記同期フレームを記憶するバッファ部と、
    前記フレーム受信部によって前記同期フレームが受信されたときから経過した経過時間を計測する経過時間計測部と、
    前記経過時間計測部によって計測された前記経過時間が、前記同期フレームの送信を遅らせるための定遅延時間に達したか否かを判定する経過時間判定部と、
    前記経過時間判定部によって前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定されたときに、前記バッファ部に記憶された前記同期フレームを前記第二の通信装置に送信するフレーム送信部と、
    前記同期フレーム以外のフレームである通常フレームの送信に要する時間以上の時間として予め定められた前記定遅延時間を記憶する定遅延時間記憶部と、
    ネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記定遅延時間の候補である候補時間とを対応付けて記憶する候補時間記憶部と、
    入力されるネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けられた候補時間を前記候補時間記憶部から取得し、取得した前記候補時間を前記定遅延時間として前記定遅延時間記憶部に記憶させる定遅延時間設定部と
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 前記フレーム受信部は、前記通常フレームを受信し、
    前記バッファ部は、前記フレーム受信部によって受信された前記通常フレームを記憶し、
    前記フレーム送信部は、前記バッファ部に記憶された前記通常フレームの送信を開始し、
    前記フレーム送信部は、前記通常フレームの送信中に前記フレーム受信部によって前記同期フレームが受信された場合、前記同期フレームが受信されたときから経過した前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定される前に、前記通常フレームの送信を完了することを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  3. 前記経過時間計測部は、前記同期フレームが受信されたときから前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定されるときまで、前記経過時間を計測し、
    前記フレーム送信部は、前記フレーム受信部によって新たな通常フレームが受信された場合、前記経過時間計測部によって前記経過時間が計測されている間、前記新たな通常フレームの送信を開始しない
    ことを特徴とする請求項2記載の中継装置。
  4. 前記フレーム送信部は、前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定されたときに前記同期フレームを送信し、前記同期フレームを送信した後に前記新たな通常フレームを送信する
    ことを特徴とする請求項3記載の中継装置。
  5. 中継装置を用いる中継方法であって、
    フレーム受信部が、第一の通信装置と第二の通信装置との時刻を同期させるために通信される同期フレームを、前記第一の通信装置から受信し、
    バッファ部が、前記同期フレームを記憶し、
    経過時間計測部が、前記フレーム受信部によって前記同期フレームが受信されたときから経過した経過時間を計測し、
    経過時間判定部が、前記経過時間が、前記同期フレームの送信を遅らせるための定遅延時間に達したか否かを判定し、
    フレーム送信部が、前記経過時間判定部によって前記経過時間が前記定遅延時間に達したと判定されたときに、前記バッファ部に記憶された前記同期フレームを前記第二の通信装置に送信し、
    定遅延時間記憶部が、前記同期フレーム以外のフレームである通常フレームの送信に要する時間以上の時間として予め定められた前記定遅延時間を記憶し、
    候補時間記憶部が、ネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記定遅延時間の候補である候補時間とを対応付けて記憶し、
    定遅延時間設定部が、入力されるネットワーク識別子と同じネットワーク識別子に対応付けられた候補時間を前記候補時間記憶部から取得し、取得した前記候補時間を前記定遅延時間として前記定遅延時間記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする中継方法。
  6. 請求項1から請求項いずれかに記載の中継装置としてコンピュータを機能させる中継プログラム。
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