JP6701475B1 - 芳香拡散装置および芳香拡散キット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、芳香源からの芳香を効率的に、かつ穏やかな雰囲気で拡散させることができる芳香拡散装置を提供することにある。【解決手段】本発明の芳香拡散装置1を提供する。芳香拡散装置1は、第1の面部11および第2の面部12を含むペルチェ素子10と、第1の面部11を加熱するための熱源21を設置するための熱源設置部20と、芳香源31を設置するための芳香源設置部30と、芳香源設置部30に送風を行うためのファン40と、ファン40を駆動するためのモーター50と、ペルチェ素子10からモーター50に電力を供給するための回路60とを具備する。【選択図】 図1

Description

本発明は、芳香拡散装置に関する。
近年、家庭内での過ごし方を向上させる傾向が、世界的に広まっている。気持ちをリラックスさせる芳香を発現させるアロマキャンドルは、インテリア用品として注目されている。
アロマキャンドルから発現された芳香は、その場で漂う傾向がある。そのため、芳香を効果的に利用するには、芳香を部屋中に拡散させることができる手段を併用する必要があった。
芳香を拡散させるためには、電池などの電力を使用する装置が知られている。たとえば、トイレなどを消臭するための装置として、特許文献1に記載されているように、芳香剤と害芳香剤を加熱するための加熱部からなる芳香剤蒸散手段を備えた装置が存在する。このような装置では、加熱部によって芳香剤を加熱することによって芳香剤を蒸散させている。
また、特許文献2および引用文献3に記載されているように、ペルチェ素子を使用して香料を拡散させる装置が存在する。このような装置では、電力を使用してペルチェ素子によって加熱または冷却を制御することによって、香料の蒸散を制御させることが記載されている。
これらの装置では、電力によって熱を生じさせることによって芳香源を蒸散させている。しかし、このように単に熱を利用して芳香を蒸散させるだけでは、広範囲に芳香を拡散させることができない。
芳香を拡散させるためには、従来よりファンを使用して拡散させる手段が、知られている。任意のファンを使用することによって、芳香を拡散させることができる。しかし、従来使用されているファンは、非常に強力なファンが多く、穏やかに芳香を拡散させることを想定していない。
一方、アロマキャンドルなどによって芳香を発現させる装置は、落ち着いた雰囲気で使用されることが多い。ゆったりとした雰囲気を楽しむときには、キャンドルなどによって穏やかな明かりが好まれる。激しく回転するファンによって芳香を拡散させたのでは、穏やかな雰囲気が損なわれてしまう。
特開2006-296962号公報 特開2002-125751号公報 特開平8-336576号公報
上記のように、芳香が利用される状況では、穏やかな雰囲気で、ゆったりと芳香を楽しむことがなされている。従来の芳香を拡散させる装置では、効率的に芳香を拡散させることを目的としており、穏やかな雰囲気を醸し出すこと、かつ穏やかに芳香を拡散させることは想定されていない。したがって、本発明の課題は、芳香源からの芳香を効率的に、かつ穏やかな雰囲気で拡散させることができる芳香拡散装置を提供することにある。
本発明者は、鋭意検討の結果、ペルチェ素子を利用すること、およびキャンドルの熱源を利用することにより、ゼーベック効果を利用して電圧を生じさせ、当該電圧を利用してファンをゆっくりと回転させることに想到した。キャンドルによる穏やかな加熱により、穏やかにファンを回転させるのに適した電圧を生じさせることができ、キャンドルの明かりによって落ち着いた雰囲気を醸し出すと共に、芳香源からの芳香を効率的に、かつ穏やかな雰囲気で拡散させることができることに相当した。
したがって、本発明は、第1の面部および第2の面部を含むペルチェ素子と、第1の面部を加熱するための熱源を設置するための熱源設置部と、芳香源を設置するための芳香源設置部と、芳香源設置部からの芳香を拡散させるためのファンと、ファンを駆動するためのモーターと、ペルチェ素子からモーターに電力を供給するための回路とを具備する芳香拡散装置を提供する。
また、本発明は、上記熱源がロウソクまたはアルコールランプである芳香拡散装置を提供する。
また、本発明は、上記ファンが、上記芳香源設置部として芳香源収容部を備える芳香拡散装置を提供する。
また、本発明は、上記芳香収容部が上記芳香源から芳香を蒸散させるための蒸散装置を備え、上記回路が上記ペルチェ素子から上記モーターおよび上記蒸散装置に電力を供給する芳香拡散装置を提供する。
また、本発明は、上記ファンが毎秒0.5回〜5回の速度で回転する芳香拡散装置を提供する。
また、本発明は、上記芳香拡散装置と、芳香源と、熱源とを含み、上記芳香源が上記芳香拡散装置の上記芳香源設置部に設置され、上記熱源が上記芳香拡散装置の上記熱源設置部に設置される芳香拡散装置キットを提供する。
実施形態に係る芳香拡散装置は、芳香を効率的に拡散させることができる。
本発明の芳香拡散装置キットの一例を示す概略斜視図。 本発明の芳香拡散装置の一例の正面図。 図2の芳香拡散装置の右側面図。 図2の芳香拡散装置の平面図。 図2の芳香拡散装置の左側面図。 図2の芳香拡散装置の背面図。 図2の芳香拡散装置の底面図。 本発明の芳香拡散装置キットの一例を示す概略正面図。 本発明の芳香拡散装置の芳香源設置部の一例を示す模式図。 本発明の芳香拡散装置の芳香源設置部の一例を示す模式図。 本発明の芳香拡散装置の芳香源設置部の一例を示す模式図。 実施形態に係る芳香拡散装置が具備することができる一例のペルチェ素子の概略図。 実施形態に係る芳香拡散装置が具備することができる一例のモーターの斜視図。 実施形態に係る一例の芳香拡散装置の回路図。 熱源からペルチェ素子の第1の面部までの距離と、ファンの回転速度との関係を示すグラフ。
図1は、本発明の芳香拡散装置の一例の斜視図を示す。また、図2〜図7は、本発明の芳香拡散装置の一例について、六面図を示す。また、図8は、本発明の芳香拡散装置を含む芳香拡散装置キットを示す。以下、図面を参照して、本発明の芳香拡散装置をその一実施形態を例に説明する。図面において、破線は、表れない部分を示す。
本芳香拡散装置1は、第1の面部11および第2の面部12を含むペルチェ素子10と、第1の面部11を加熱するための熱源21を設置するための熱源設置部20と、芳香源31を設置するための芳香源設置部30と、芳香源設置部30からの芳香を拡散させるためのファン40と、ファン40を駆動するためのモーター50と、ペルチェ素子10からモーター50に電力を供給するための回路60とを具備する。
ペルチェ素子は、2種類の金属の接合部に直流電流を流すことにより、片方の金属からもう一方金属へ熱が移動することによって当該金属の冷却および加熱を制御をすることができる半導体素子である。
全ての物質は、両端に温度差を与えることにより、その両端間に電位差が生じる。この現象を、ゼーベック効果という。ペルチェ素子も、2種類の金属に温度差を与えることによって電圧を生じさせることができる。ペルチェ素子は、このゼーベック効果による起電力が大きく、熱電変換素子として広く利用されている。
本発明の芳香拡散装置1が具備するペルチェ素子10は、第1の面部11および第2の面部12を含む。第1の面部11および第2の面部12は、ペルチェ素子10の両面に相当する。本発明の芳香拡散装置1では、熱源設置部20に設置する熱源21により、第1の面部11を加熱することができる。
一方、ペルチェ素子10の第2の面部12は、熱源設置部20に設置された熱源21によって加熱されない。かくして、ペルチェ素子10の両側にある第1の面部11と第2の面部12との間に温度差を生じさせることができる。この温度差により、ペルチェ素子は、ゼーベック効果を発現する。生じた電圧から回路60を介して直流電流としてモーター50に電力を供給する。モーター50は、この電力によってファン40を駆動させることができる。ファン40は、回転することにより、芳香源設置部30に設置された芳香源31から芳香を拡散することができる。
さらに、ファン40は、ペルチェ素子10の第2の面12にも送風することができる。ファン40からの送風により、第2の面部21を冷却することができる。これにより、ペルチェ素子10の第1の面部11と第2の面部12との間の温度差をさらに大きくすることができる。これにより、ペルチェ素子10は、より大きな電圧を生じてモーター50に電力を供給することができる。また、電力が供給されたモーター50は、ファン40を安定して、かつより大きな回転力を与えることができる。これにより、ファン40による送風をより大きくすることができ、芳香をより効率的に拡散させることができる。
かくして、第1の実施形態に係る芳香拡散装置1は、芳香を効率的に拡散させることができる。
また、第2の実施形態によると、第1の実施形態に係る芳香拡散装置1と、芳香源31と、熱源21とを含んだ芳香拡散装置キット100が提供される。芳香源31は、芳香拡散装置1の芳香源設置部30に収容される。熱源21は、芳香拡散装置1の熱源設置部20に設置される。
第2の実施形態に係る芳香拡散装置キット100は、第1の実施形態に係る芳香拡散装置1を熱源21によって加熱することにより、芳香を効率的に拡散させることができる。
次に、第1の実施形態に係る芳香拡散装置1および第2の実施形態に係る芳香拡散装置キット100をより詳細に説明する。
第1の実施形態に係る芳香拡散装置1は、ペルチェ素子10と、熱源設置部20と、芳香源設置部30と、ファン40と、モーター50と、回路60とを具備する。第2の実施形態に係る芳香拡散装置キットは、第1の実施形態に係る芳香拡散装置1と、熱源21と、芳香源31とを含む。
ペルチェ素子10は、第1の面部11と第2の面部12とを含む。第1の面部11および第2の面部12は、それぞれ比熱の小さい材料からなることが好ましい。比熱の小さい材料は、熱源からの加熱による温度上昇量が大きい。また、比熱の小さい材料は、ファンからの送風による温度低下量が大きい。比熱の小さい材料は、たとえば金属又は合金である。金属または合金は、たとえば銅、銀、亜鉛、アルミニウム、アルミニウム合金およびステンレス鋼などを含む。アルミニウムまたはアルミニウム合金は、軽量であるため、より好ましい。第1の面部11を構成する材料は、第2の面部12を構成する材料と同じであってもよいし、異なる材料であってもよい。
ペルチェ素子10は、N極(N型)半導体およびP極(P型)半導体を含む。N極半導体は、第1の面部11と第2の面部12との間に挟まれる。同様に、P極半導体は、第1の面部11と第2の面部12との間に挟まれる。ペルチェ素子10は、1つのN極半導体を含んでもよいし、または複数のN極半導体を含んでもよい。また、ペルチェ素子10は、1つのP極半導体を含んでもよいし、または複数のN極半導体を含んでもよい。
N極半導体は、主成分としての高純度半導体と、不純物としての微量な5価元素とを含む。高純度半導体は、典型的にはケイ素(Si)である。5価元素は、典型的にはリン(P)である。
P極半導体は、主成分としての高純度半導体と、不純物としての微量な3価元素とを含む。高純度半導体は、典型的にはケイ素(Si)である。3価元素は、典型的にはホウ素(B)である。
ペルチェ素子10は、たとえばπ型の構造を有することができる。π型の構造を有するペルチェ素子は、たとえば第1の面部としての1つの第1の金属板と、第2の面部としての2つの第2の金属板と、1つのN型半導体と、1つのP型半導体とを含む。N型半導体は、第1の金属板と、一方の第2の金属板との間に挟まれる。P型半導体は、第1の金属板と、他方の第2の金属板との間に挟まれる。ペルチェ素子10は、以上のようなπ型構造が直列に並んだ構造を有することもできる。複数のπ型構造が直列に並んだ構造を含むペルチェ素子10は、より大きな起電力を示すことができる。
たとえば、π型構造を有するペルチェ素子の一方の第2の金属板は、回路を介して、モーターの正極端子に接続されることができる。また、ペルチェ素子の他方の第2の金属板を、回路を介してモーターの負極端子に接続することができる。
なお、ペルチェ素子10の詳細は、ペルチェ素子として機能するものであれば、特に限定されない。
また、ペルチェ素子10の第1の面部11は、熱源21によって直接加熱されてもよく、間接的に加熱されてもよい。たとえば、図1〜7に示したように、加熱部15を介して第1の面部11を加熱することができる。たとえば、金属からなる加熱部15と第1の面部11とを熱伝導可能なように接合することができ、加熱部15を加熱することにより加熱部15から第1の面部11に熱を伝えることによって第1の面部11を加熱してもよい。
同様に、ペルチェ素子10の第2の面部12は、ファン40からの送風によって直接冷却されてもよく、また間接的に冷却されてもよい。たとえば、図1〜7に示したように、ファン支持体体70を介して第2の面部21を冷却することができる。たとえば、金属からなるファン支持体70と第2の面部21とを熱伝導可能なように接合することができ、ファン支持体70がファン40からの送風により冷却され、その熱をファン支持体70から第2の面部21に伝えることによって第2の面部21を冷却してもよい。また、本発明の第2の面部21は、ファン40からの送風によって冷却されなくてもよい。本発明の芳香発生装置1は、熱源21によって第1の面部11を十分に加熱することができる。したがって、第2の面部21が冷却されなくても第1の面部11と第2の面部12十の間に十分な温度差を生じ、ペルチェ素子10は電力を供給することができる。
熱源設置部20は、熱源21を収容するように構成される。熱源設置部20は、設置される熱源21の種類に応じて、様々な形態を採用することができる。熱源21は、ペルチェ素子10の第1の面部11を加熱することができる任意の熱源であることができる。たとえば、熱源21は、ロウソク、アルコールランプ、ガスバーナー、固形燃料、ガスコンロ、チャッカマン、焚き火または炭などの炎や光を生じる熱源であることができる。熱源21は、好ましくはロウソクまたはアルコールランプであることができる。熱源がロウソクなどの炎を生じる熱源である場合、熱源設置部20は、たとえばロウソク等を置くことができるフォルダである。たとえば、可視光を透過する透明な材料からなるフォルダであることができる。このようなフォルダを使用することにより、ロウソク等の炎の揺らぎを外部から視認することができる。ロウソク等の炎の揺らぎは、ヒトに視覚的に安らぎを与えることができる。また、ロウソク等の炎の揺らぎは、穏やかな雰囲気を提供することができる。また、可視光を透過する透明な材料からなるフォルダであれば、ロウソク等の熱源をフォルダから取り出さなくても、その残量を確認することができる。また、熱源設置部20は、ロウソクまたはアルコールランプなどの所望の熱源21に応じて、加熱部15を所望の温度に加熱することができるように設置される。ロウソクなどの熱源は、サイズに応じて炎の大きさが異なる。したがって、熱源21の熱量等を考慮して、ファン40を所望の回転数で回転する電力を供給できる温度で加熱部15を加熱できる位置に熱源設置部20を設置することができる。たとえば、熱源が大きな炎を生じるため、ペルチェ素子が大きな電圧を生じる場合、熱源を加熱部から遠ざけて熱源設置部を設置ことにより加熱部の温度を調節することができる。
あるいは、熱源21は、電熱ヒーターであってもよい。この態様では、熱源設置部20は、電熱ヒーターと電力供給源を設置するための電力供給源フォルダとを備える。電力供給源は、電熱ヒーターに電力を供給することができる。
熱源設置部20は、耐熱性材料からなることが好ましい。また、熱源がロウソクである態様では、熱源設置部20は、耐火性材料からなることが好ましい。
芳香源設置部30は、芳香源31を設置するように構成される。そのため、芳香源設置部30は、芳香源31の種類に応じて、様々な形態を採用することができる。
芳香源設置部30は、ファン40によって生じる風によって芳香を拡散することができる位置に設置することができる。たとえば、芳香源設置部30は、ファン40の吸気側に設置することにより、芳香を吸気して排気される風と共に拡散することができる。逆に、芳香源設置部30は、ファン40の排気側に設置することにより、排気される風と共に芳香を拡散することができる。
もう一つの態様において、芳香源設置部30は、蒸散される芳香の量を調節できる形態であることができる。たとえば、図9に示すように、芳香源設置部30の開口部の大きさを調節可能にしてもよい。芳香源設置部30の開口部の大きさを回転機構またはスライド機構によって開閉できることにより、開口部から放出される芳香の量を調節することができる。
もう一つの態様において、芳香源設置部30は、ファン40またはモーター50と共に一体として設置してもよい。たとえば、図10に示すように、モーターケースと芳香源設置部30を一体として設置してもよい。モータケースには、モーター50を収容し、芳香源設置部30には、芳香源31を収容する。
芳香源設置部30は、任意の量の芳香源31を収容することができる。たとえば、図11の左側に示すように、多量の芳香源31を収容可能であってもよい。この場合、長期に渡って芳香を拡散させることができる。また、図11の右側に示すように、一回分の芳香源31を収容可能な大きさであってもよい。図11において、上段は、芳香源31を収容した状態の断面図を示し、下段は、芳香源設置部30において芳香源31の収容部を引き出した状態を示す。
もう一つの態様において、芳香源設置部30は、芳香源から芳香を蒸散させるための蒸散装置33をさらに備えることができる。すなわち、蒸散装置33は、芳香源31から芳香を蒸散させるように構成される。蒸散装置33は、たとえばヒーターであることができる。ヒーターは、芳香源31に熱を加えて、芳香源31に含まれる芳香を蒸散させることができる。この態様では、ペルチェ素子10は、回路60を介して、蒸散装置33、たとえばヒーターに電力を供給することができる。
芳香源31は、ファン40によって芳香を拡散できる形態であれば、特に限定されない。たとえば、芳香源31は、芳香剤を吸収した吸収剤を収容した容器を含むことができる。この容器は、通気孔32を備えていてもよい。芳香源31は、通気孔32から空気を取り入れ、吸収剤に吸収された芳香を通気孔32から放散することができる。容器は、第1の通気孔が設けられた第1の面と、第2の通気孔が設けられた第2の面とを備えていてもよい。第1の面と第2の面とは、容器の互いに異なる面である。この好ましい態様では、第1の通気孔から取り入れた空気により、第2の通気孔から芳香を効率的に放散できる。あるいは、第2の通気孔から取り入れた空気により、第1の通気孔から芳香を効率的に放散できる。第1の面と第2の面とは、互いに略平行であることが好ましい。芳香源設置部30は、芳香源31の容器の第1および第2の通気孔を塞がずに芳香源を設置するように構成されていることが好ましい。
芳香源31が含む芳香は、特に限定されない。芳香源31は、たとえばアロマオイルなどの任意の芳香剤であることができる。芳香源31において、芳香源31は、液体であってもよく、固体であってもよく、または固体に吸着されていてもよい。芳香を吸収剤に吸収させた芳香源31であってもよい。吸収剤の例としては、脱脂綿、吸収ビーズなどが挙げられるが、特に限定されない。
ファン40は、モーター50から伝えられる駆動力により、ペルチェ素子10の芳香源設置部30から芳香を拡散するために送風できるように設置される。ファン40の態様は、モーター50により駆動されるものであれば、特に限定されない。ファン40は、たとえば軸取り付け部42と羽根41とを有することができる。軸取り付け部42は、モーター50の軸を嵌入するための溝部を備える。羽根41は、軸取り付け部42を中心とした点対称であることが好ましい。羽根の数および形態は、特に限定されない。
たとえば、羽根は、芳香源設置部30と共に設置されてもよい。この態様では、芳芳香源設置部30は、羽根41に設けられた凹部であることができる。この凹部は、芳香源31を収容するように構成される。また、この態様では、羽根41は、凹部に収容した芳香源31を固定するためのストッパーをさらに備えていてもよい。この態様においては、ファン40が回転することにより、羽根41の芳香源設置部30が収容した芳香源31からの芳香を風を受けることができる。すなわち、この態様においては、羽根41の芳香源設置部30を、羽根41による送風によって拡散することができる。
ファン40は、任意の速度で回転させることができる。たとえば、ファン40は、毎秒0.2回〜10回の速度、すなわち毎分30回〜600回の速度で回転させることができる。この速度で回転するファン40、すなわち羽根41の回転速度がこの範囲内であるファン40は、芳香を十分に拡散させることができる。また、本発明の芳香発生装置1は、芳香源からの芳香を効率的に、かつ穏やかな雰囲気で拡散させることができる。すなわち、ファン40を毎秒0.2回〜10回の速度で回転させることにより、芳香を効率的に拡散させると共に、穏やかな雰囲気を損ねることはない。ことができる。より好ましい羽根の回転速度は、毎秒0.5回〜8回および毎秒0.8回〜8回、たとえば毎秒1回〜5回および毎秒2回〜4回である。
モーター50は、ペルチェ素子10から電力を得てファン40に駆動力を伝えるように構成される。モーター50は、ペルチェ素子10から電力を得てファン40に駆動力を伝えることができる限り、特に限定されない。モーター50は、たとえばファン40の軸取り付け部に取り付けられる軸部を備える。モーター50は、先に説明した芳香源収容部30と共に一体として設置することもできる。
回路60は、ペルチェ素子10からモーター50への電力供給を制御する回路である。回路60は、ペルチェ素子10からモーター50への電力供給を制御することができれば、任意の回路であることができ、特に限定されない。また、回路60は、ペルチェ素子10からモーター50への電力供給に加えて、その他の構成部材、たとえば蒸散装置に電力を供給してもよい。回路60は、ペルチェ素子10から発現される電圧に基づいて、モーター50へファンを回転させるために必要な電力を供給する一方、残りの電力を蒸散装置などのその他の構成部材に供給することができる。
一つの態様において、芳香拡散装置は、外部電源からの入力端子を含むこともできる。
次に、本発明の芳香拡散装置および芳香拡散装置キットの具体例を、図面を参照しながらより詳細に説明する。なお、以下に説明する例は、本発明の一つの態様を単に例示することを目的としたものであり、本発明を限定することを意図していない。
なお、図面において、同様の構成要素には同様の参照符号を付している。そして、以下の説明では、同様の構成要素に関しては、重複する説明を省略している。
まず、図1を参照し、本発明の芳香拡散装置キットの例を説明する。図1は、本発明の芳香拡散装置キットの一例を示す概略斜視図である。図1に示す芳香拡散装置キット100は、芳香拡散装置1、熱源21および芳香源31を備える。芳香拡散装置1は、底面としての基部80を含む。基部80上には、可視光を透過する透明な材料で形成された筒状の熱源設置部20が配置される。また、基部80上には、熱源設置部20から離間して位置にファン支持体70を備える。熱源設置部20の上方には、熱源21としてのロウソクによって加熱が可能な位置に加熱部15が配置される。また、芳香拡散装置1は、熱源設置部20とファン支持体70の間には、ペルチェ素子10を備える。ペルチェ素子10は、熱源設置部20に向いた第1の面部11と、ファン支持体70に向いた第2の面部12とを有する。ペルチェ素子10は、第1の面部11と第2の面部12との間には、図示しないN極半導体およびP極半導体が配置されている。ファン支持体70は、その一部に回路60の保持部を備える。また、楕円形のファン支持体70の内側には、回路60の保持部を介してファン40およびモーター50を備える。
モーター50は、図示しない軸を備える。モーター50の軸は、ファン40の軸取り付け部42に取り付けられる。ファン40は、軸取り付け部42に対して点対称な形状を有する一枚の羽根41を備える。芳香源設置部30は、モーター50のケースと一体となって形成され、モーター50を介してファン40も一体に形成される。モーター50は、図示しない回路を介して、ペルチェ素子10に電気的に接続される。
図1に示す芳香拡散装置キット100において、熱源設置部20に設置される熱源21は、ロウソクである。ロウソク21の炎は、ペルチェ素子10の第1の面部11に熱伝導可能に接続された加熱部15を加熱することができる。ロウソク21の炎は、加熱部15に触れないように調整される。
熱源21が加熱部15を加熱することにより第1の面部11がに熱が伝導されることにより、第1の面部11の温度が上昇し、それにより、第1の面部11と第2の面部12との間の温度差が生じる。ペルチェ素子10は、この温度差を利用し、電圧を生じさる。生じた電力は、直流電流として回路を介してモーター50に供給される。
モーター50は、供給された電力により、軸部を介して、ファン40の羽根41を回転させることができる。羽根41が回転することによりファン40に吸気されることにより、空気によってペルチェ素子10の第2の面部12を冷却することができる。吸気される際の空気によって第2の面部12の温度が低下し、第1の面部11と第2の面部12との間の温度差を大きくすることができる。
また、羽根41の回転により、モーター50のケースと一体となって形成された芳香源設置部30からの芳香が共に吸気される。芳香源設置部30は、図示しない芳香源を収容している。また、芳香源収容部は、図示しない通気孔を備える。したがって、ファン40によって吸気される空気は、芳香源設置部30の通気孔を通して芳香源に入り、芳香を伴って通気孔から排出される。芳香を伴った空気がファン40によって排気されることにより、芳香が拡散される。
次に、図2〜7を参照しながら、実施形態に係る一例の芳香拡散装置をより詳細に説明する。
図2は、本発明の芳香拡散装置の一例の正面図である。図3は、図2の芳香拡散装置の右側面図である。すなわち、図3は、図2の視点IIIから見た側面図である。図4は、図2の芳香拡散装置の平面図である。図5は、図2の芳香拡散装置の左側面図である。すなわち、図5は、図2の視点Vから見た側面図である。図6は、図2の芳香拡散装置の背面図である。図7は、図2の芳香拡散装置の底面図である。
図2〜7に示す芳香拡散装置1は、底面としての基部80を含む。図2に示すように、基部80上に、熱源設置部20とファン支持体70とが設置される。熱源設置部20とファン支持体70とは、ペルチェ素子10を挟んで配置される。
ペルチェ素子10は、第1の面部11と第2の面部12とこれらの間に挟まれたN極半導体素子13および図示していないP極半導体素子とを含んでいる。第1の面部11は、熱源設置部20の上方に位置している加熱物15と熱伝導可能に接続される。第2の面部12は、ファン支持体70の一部と熱伝導可能に接する。
ファン支持体70は、ファン40とモーター50とを支持している。モーター50は、軸部51を備えている。軸部51は、ファン40の軸取り付け部42に取り付けられている。ファン支持体70は、回路60を保持部に備える。ファン支持体70保持部に設置された回路60は、ペルチェ素子10とモーター50とを電気的に接続している。
図8は、図2〜7に示す芳香拡散装置1と熱源21と図示しない芳香源とを含む、本発明の芳香拡散装置キットの一例の概略正面図である。熱源21は、ロウソクである。図8に示す芳香源設置部30は、図1について説明した芳香源設置部30が芳香を効率的に拡散できる理由と同様の理由で、芳香を効率的に拡散することができる。
次に、本発明の芳香拡散装置1が具備することができるペルチェ素子の例を、図12を参照しながら説明する。
図12は、実施形態に係る芳香拡散装置が具備することができるペルチェ素子の一例を示す概略図である。
図12に示すペルチェ素子10は、一方に第1の面部11と他方に第2の面部12とを含む。また、ペルチェ素子10は、第1の面部11と一方の第2の面部と間に挟まれたN極半導体13と第1の面部11と他方の第2の面部との間に挟まれたP極半導体14とをさらに含む。図12に示すペルチェ素子10は、π型構造を有するペルチェ素子である。
第2の面部12と接する半導体は、回路60に接続される。また、回路60を介して、モーター50に電気的に接続される。
先に説明したように、第1の面部11が熱源により加熱されることにより、第1の面部11と第2の面部12との間に温度差が生じ、それによりペルチェ素子10は、電力を生じさせることができる。生じさせた電力は、回路60を通して、モーター50へと送られる。
次に、本発明の芳香拡散装置が具備することができるモーターの例を、図13を参照しながら説明する。
図13は、実施形態に係る芳香拡散装置が具備することができる一例のモーターの斜視図である。図13に示すモーター50は、軸51を含む。この軸51は、芳香拡散装置が具備するファンの軸取り付け部に取り付けられ得る。図13に示すモーター50は、モーターケースと共に一体として形成された芳香源設置部30をさらに含む。芳香源設置部30は、芳香源31を収容する。
図14は、本発明の芳香拡散装置1の一例における回路図である。図14は、芳香源設置部30が蒸散装置を含む態様に関する回路図である。図14に示す回路60は、回路61と回路62とを含む。回路61は、ペルチェ素子10とモーター50とを電気的に接続している。回路62は、ペルチェ素子10と蒸散装置33とを電気的に接続している。図14に示すように、モーター50が蒸散装置を含む芳香源設置部30を含む態様において、芳香拡散装置1は、ペルチェ素子10からモーター50へ接続する回路60を分岐してモーター50への回路61および蒸散装置への回路62に接続することができる。
以上に説明した本発明の芳香拡散装置は、ペルチェ素子を利用してファンを回転させることにより、芳香源から芳香を効率的に拡散させることができる。また、熱源としてロウソクを使用すること、およびファンをゆっくりと回転させることにより、拡散される芳香による効果だけでなく、ロウソクの炎およびファンの動きによって、より穏やかな雰囲気を醸し出すことができる。
次に、実施例を説明する。ただし、実施例は、実施形態の具体例として説明することを目的としており、本発明を限定するものではない。
[実施例1]
実施例1では、図8に概略的に示したのと同様の構造を有する芳香拡散装置拡散装置キット100を作製した。
熱源21として、ロウソクを使用した。ペルチェ素子10の第1の面部11に接する加熱部15および第2の面部12と接するファン支持体として、アルミニウム板を使用した。
実施例1では、図8に示した、熱源21からペルチェ素子10の第1の面部11までの距離aを5mmとした。また、ペルチェ素子10の第1の面部11と第2の面部12との間の距離を100mmとした。距離aと、第1の面部11と第2の面部12との間の距離との関係を、図15に概略的に示す。キャンドルは、直径3.7cm高さ1.9cmの円柱状のキャンドルを使用した。
実施例1の芳香拡散装置キット100では、ロウソクに点火してから約3分後に羽根41が回転を開始した。ロウソクに点火してから30分後には、羽根41が安定して回転していた。ファン40の羽根41の回転数は、以下のとおりであった。
Figure 0006701475
キャンドルを点火後3分程度で羽根41の回転が開始した。点火の30分後では、3回/秒の回転速度で回転した。点火の300分後では、2.1回/秒の回転速度で回転した。キャンドルのロウの残量が減ることによって炎の高さが変わるため、キャンドルの燃焼に伴って羽根の回転数がわずかに低下した。キャンドルによる加熱により、点火後から300分後までの間、2〜3回転/秒の回転速度で安定して羽根を回転させることができた。キャンドルを燃焼させている間、本発明の芳香拡散装置として望ましい1〜5回転/秒の回転速度で回転させることにより、十分に芳香を拡散させることができた。
また、熱源(実施例ではキャンドル)の高さおよび大きさ、並びに熱源設置部の形状および高さなどを調節することにより、望ましい回転数が得られるように羽根の回転数を調節できることが示された。図15に示したように、示熱源21から加熱部15までの距離aを調節することにより、回転速度Rを調節することができる。
天井高3m、広さ82m2の屋内で上記芳香拡散装置においてキャンドルを燃焼させたところ、ファンの回転後直ちに芳香を感じることができた。一方、ファンを回していないときは、ファンを回したときと比較して明らかに芳香を感じる距離が短かった。本発明の芳香拡散装置は、2〜3回転/秒の回転速度で安定して羽根を回転させることにより、十分に芳香を拡散することができた。
以上に説明した1つ以上の実施形態によると、芳香拡散装置が提供される。この芳香拡散装置は、第1の面部および第2の面部を含むペルチェ素子と、第1の面部を加熱するための熱源を設置するための熱源設置部と、芳香源を設置するための芳香源設置部と、第2の面部および前記芳香源設置部に送風を行うためのファンと、ファンを駆動するためのモーターと、ペルチェ素子からモーターに電力を供給するための回路とを具備している。この芳香拡散装置では、ペルチェ素子によって供給される電力によってファンが駆動し、芳香源から芳香を効率的に拡散することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
実施形態に係る芳香拡散装置は、芳香を楽しむ物品として利用できる。
1…芳香発生装置、10…ペルチェ素子、11…第1の面部、12…第2の面部、13…N極半導体、14…P極半導体、15…加熱部、20…熱源設置部、21…熱源、30…芳香源設置部(芳香源収容部)、31…芳香源、32…通気孔、33…蒸散装置、40…ファン、41…羽根、42…軸取り付け部、50…モーター、51…軸、60、61および62…回路、70…ファン支持体、80…基部、100…芳香拡散装置キット。

Claims (5)

  1. 第1の面部および第2の面部を含むペルチェ素子と、
    前記第1の面部を加熱するための熱源を設置するための熱源設置部と、
    芳香源を設置するための芳香源設置部と、
    前記芳香源設置部からの芳香を拡散させるためのファンと、
    前記ファンを駆動するためのモーターと、
    前記ペルチェ素子から前記モーターに電力を供給するための回路と
    を具備した芳香拡散装置であって、
    前記熱源は、ロウソクまたはアルコールランプである、芳香拡散装置
  2. 第1の面部および第2の面部を含むペルチェ素子と、
    前記第1の面部を加熱するための熱源を設置するための熱源設置部と、
    芳香源を設置するための芳香源設置部と、
    前記芳香源設置部からの芳香を拡散させるためのファンと、
    前記ファンを駆動するためのモーターと、
    前記ペルチェ素子から前記モーターに電力を供給するための回路と
    を具備した芳香拡散装置であって、
    前記芳香収容部は、前記芳香源から芳香を蒸散させるための蒸散装置を備え、
    前記回路は、前記ペルチェ素子から前記モーターおよび前記蒸散装置に電力を供給する、芳香拡散装置。
  3. 前記ファンは、前記芳香源設置部と一体に形成される、請求項1または2に記載の芳香拡散装置。
  4. 前記ファンは、毎秒0.5回〜5回の速度で回転する、請求項1または2に記載の芳香拡散装置。
  5. 第1の面部および第2の面部を含むペルチェ素子と、
    前記第1の面部を加熱するための熱源を設置するための熱源設置部と、
    芳香源を設置するための芳香源設置部と、
    前記芳香源設置部からの芳香を拡散させるためのファンと、
    前記ファンを駆動するためのモーターと、
    前記ペルチェ素子から前記モーターに電力を供給するための回路と
    を具備した芳香拡散装置と、
    芳香源と、
    熱源と
    を含み、
    前記芳香源は、前記芳香拡散装置の前記芳香源設置部に設置され、
    前記熱源は、前記芳香拡散装置の前記熱源設置部に設置される芳香拡散装置キット。
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