JP2002125751A - 芳香発生器 - Google Patents

芳香発生器

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JP2002125751A
JP2002125751A JP2000327359A JP2000327359A JP2002125751A JP 2002125751 A JP2002125751 A JP 2002125751A JP 2000327359 A JP2000327359 A JP 2000327359A JP 2000327359 A JP2000327359 A JP 2000327359A JP 2002125751 A JP2002125751 A JP 2002125751A
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JP
Japan
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fragrance
generation
aroma
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timer
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JP2000327359A
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English (en)
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Chihiro Kobayashi
千尋 小林
Nobuhiro Shono
信浩 庄野
Hiroki Tanaka
裕希 田中
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 望まれる状況に応じて、芳香成分の発生濃度
の変化や、発生開始、停止の制御が可能な芳香発生器を
提供すること。 【解決手段】 液体状又は固体状の芳香剤を貯蔵する芳
香剤貯蔵部と、前記芳香剤から芳香成分を気化させる芳
香発生手段を備えた芳香発生部と、前記芳香発生手段に
接続されているか若しくは前記芳香発生手段を遠隔操作
可能な状態にあり、かつ前記芳香成分の気化状態を制御
しうる制御手段を具備してなることを特徴とする芳香発
生器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香成分の発生濃
度を制御しうる芳香発生器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、芳香はマスキングによる消臭効果
のみならず、植物抽出成分や化学的に合成された芳香成
分を用い、その生理的、心理的作用を応用して、疲労回
復やストレス解消を目的としたアロマセラピーが注目さ
れている。芳香の発生は、溶融させたオイルを体表面へ
塗布して揮発させたり、芳香成分を含浸させた固形分加
熱により蒸発させることによっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】嗅覚の特徴として、一
定の強さのにおい刺激を持続的に与えられた場合、感覚
神経の活動が減少あるいは消滅することがあり、選択的
嗅覚疲労と呼ばれている。従って、芳香の吸引によって
もたらされる作用を持続的に得るために、発生濃度に変
化をもたせうることが望まれている。また、芳香の発生
開始、発生停止をあらかじめセットすることにより、芳
香の効用の適用範囲の拡大が期待できる。そこで、本発
明においては、望まれる状況に応じて、芳香成分の発生
濃度の変化や、発生開始、停止の制御が可能な芳香発生
器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、液体状又は固体状の芳香剤
を貯蔵する芳香剤貯蔵部と、前記芳香剤から芳香成分を
気化させる芳香発生手段を備えた芳香発生部と、前記芳
香発生手段に接続されているか若しくは前記芳香発生手
段を遠隔操作可能な状態にあり、かつ前記芳香成分の気
化状態を制御しうる制御手段を具備してなることを特徴
とする。本発明においては、芳香発生作用部の動作を制
御する制御手段を具備することにより、芳香成分の発生
開始、発生停止、好ましくは発生濃度の変化を自動的に
行うことが可能となる。なお、前記制御手段は芳香発生
器本体に内蔵され芳香発生手段に接続されている構成
と、芳香発生器本体から離れた位置から使用者が遠隔操
作できるような構成とを選択することができる。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の芳
香発生器において、前記芳香発生手段は加熱手段であ
り、前記制御手段は前記加熱手段に接続されているか若
しくは前記芳香発生手段を遠隔操作可能な状態にあり、
かつ前記加熱手段の加熱条件を制御することにより前記
芳香発生部の温度を制御可能とするコントローラからな
ることを特徴とする。本発明では、温度制御可能な加熱
機器を用い、加熱により芳香成分が気化する芳香貯蔵部
から芳香を発生する機構とすることにより、芳香成分の
発生濃度を制御し、変化をもたせることが可能となる。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の芳香発生器において、前記芳香発生部が、さらに冷却
手段を備えていることを特徴とする。芳香発生のための
加熱手段に合わせて冷却手段も有することにより、芳香
発生停止を速やかに行うことを可能となる。ここで、芳
香発生作用部は、加熱量及び冷却量を自在に制御できる
構成であることが好ましい。上記構成とすることによ
り、芳香発生濃度の制御を精密に行うことが可能とな
る。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の芳香発生器において、前記芳香発生手段はペルチェ素
子であり、前記制御手段は前記ペルチェ素子に接続され
ているか若しくは前記芳香発生手段を遠隔操作可能な状
態にあり、かつ前記ペルチェ素子の加熱及び/又は冷却
条件を制御することにより前記芳香発生部の温度を制御
可能とするコントローラからなることを特徴とする。加
熱手段および冷却手段として上記部材を用いることによ
り、例えば芳香の発生濃度を制御するための加熱冷却の
変化を迅速に行うことができ、より精密な発生濃度制御
が可能となる。
【0008】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
何れかに記載の芳香発生器において、前記芳香発生部
は、外部への芳香の放出を遮断するための遮蔽手段を備
えていることを特徴とする。前記芳香貯蔵部から気化し
た香りが対象空間へ放出されるのを防止するための遮蔽
手段を有することにより、例えば、芳香発生作用部が加
熱機器の場合に加熱を停止した直後、余熱による芳香発
生の継続を防止することが可能となる。上記構成とする
ことにより、芳香発生の急速な停止が望まれる場合、芳
香貯蔵部の余熱による芳香の発生の継続を防ぐことがで
きる。
【0009】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の芳香発生器において、前記制御手段は前記芳香発生手
段及び前記遮蔽手段に接続されているか若しくは前記芳
香発生手段及び前記遮蔽手段を遠隔操作可能な状態にあ
り、前記芳香成分が外部に放出される濃度を調節可能で
あることを特徴とする。上記構成とすることにより、芳
香発生の濃度の調節や急速な停止を、制御手段の動作に
より自動的に行うことが可能となる。
【0010】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
何れかに記載の芳香発生器において、前記制御手段はタ
イマーを備え、該タイマーの設定により前記芳香発生手
段のON/OFFを可能としたことを特徴とする。上記
構成とすることにより、あらかじめセットした時間にお
いて芳香の発生及び停止を自動的に行うことが可能とな
る。
【0011】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記制御手段はタイマーを備え、該タ
イマーの設定により前記芳香発生手段のON/OFF及
び前記遮蔽手段の開閉を可能としたことを特徴とする。
上記構成とすることにより、あらかじめセットしておい
た時間において、芳香発生の濃度の調節や急速な発生/
停止を自動的に制御することが、より確実に可能とな
る。
【0012】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の芳香発生器において、前記制御手段はタイマーを備
え、前記芳香発生器の不使用時及びタイマーのOFF状
態では、記芳香発生手段がOFFでかつ前記遮蔽手段が
閉の状態にあり、前記タイマーのON状態では、前記芳
香発生手段がONでかつ前記遮蔽手段が開の状態になる
ことを特徴とする。上記構成とすることにより、あらか
じめセットした時間において芳香の発生及び停止を自動
的に行うことが可能となるのに加え、芳香発生を停止し
たい場合、すなわち、あらかじめ設定した芳香発生開始
時刻以前および芳香発生停止時刻以後の芳香発生を、完
全に停止することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の態様を添
付図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の概略構
成を示す、立断面図である。芳香発生器1は、芳香貯蔵
部2と、温度制御可能な加熱及び冷却手段を有する芳香
発生部3と、芳香発生部の動作を制御する制御部4と、
芳香貯蔵部から気化した香りが対象空間へ放出されるの
を防止するための遮蔽部5と、遮蔽部と連結し制御部か
ら発せられる信号に基づき動作するモーター6と、遮蔽
部の位置を検知し制御部へフィードバックする位置検知
部7とから構成されており、芳香発生部3およびモータ
ー6および位置検知部7は、信号ケーブル8により制御
部4に接続されている。芳香貯蔵部2には、加熱により
気化するように固体に含浸もしくは液体に溶解した異な
る芳香成分が貯蔵されている。遮蔽部5はモーター6の
動作により可動であり、制御部から発せられる信号に応
じて、芳香貯留部上面を開放あるいは遮蔽する。
【0014】図2は、本発明の第1の実施例の動作を示
すフローチャートである。まず、使用者が図示しない芳
香発生開始SWを押すと、芳香貯蔵部上面を開放する位
置に遮蔽部を移動させる信号を制御部4から発信する。
この信号に基づきモーター5が駆動し、遮蔽部5が移動
する。所定の位置に移動すると検知部7より制御部4へ
フィードバックし、モーター6を停止させる。この状態
で芳香発生作用部の動作をスタートさせる信号を発し、
芳香発生部3の加熱を開始し、芳香成分を揮発させる。
その後、予め定められた時間が経過すると、芳香発生部
3の加熱を停止し、遮蔽部が芳香貯留部上面を遮蔽する
位置となるよう指示する信号を制御部4より発信する。
この信号に基づきモーター6が駆動し、遮蔽部が移動す
る。所定の位置関係が得られると検知部6より制御部4
へフィードバックし、モーター6を停止させる。これに
より、芳香発生部3の余熱を受けていても、芳香の発生
が停止される。
【0015】図3は本発明の第2の実施例の動作を示す
タイムチャートであり、各構成部の温度変化および芳香
発生濃度の変化を示している。本実施例においては、第
1の実施例と同様の動作にて所望の芳香成分の発生を開
始するとともに、芳香発生部の加熱温度を時間的に変化
させる。この時、芳香発生作用部から芳香貯蔵部への熱
伝達にタイムラグが生じるため、より明確に発生濃度に
変化を与えるために、芳香発生部の温度変化において、
低温側では冷却を行うことが好ましい。また、加熱、冷
却の温度変化を生じさせるにあたっては、芳香発生作用
部にペルチェ素子を用いることが好適である。この動作
により、芳香の発生濃度に揺らぎをもたせ、芳香に対す
る嗅覚の順応を防ぎ、持続的に芳香を楽しむことができ
る。
【0016】
【発明の効果】芳香貯蔵部と、芳香貯蔵部から芳香成分
を気化させる芳香発生部と、芳香発生部の動作の制御手
段を具備してなる芳香発生器を構成することにより、望
まれる状況に応じて、芳香成分の発生開始、発生停止が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る芳香発生器の概略構成を示す立断
面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るフローチャートで
ある。
【図3】本発明の第2の実施例に係るタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1…芳香発生器 2…芳香貯蔵部 3…芳香発生部 4
…制御部 5…遮蔽部 6…モーター 7…位置検知部 8…信号
ケーブル
フロントページの続き Fターム(参考) 4C080 AA04 BB02 BB03 HH03 HH05 KK04 LL02 QQ12 QQ16 QQ18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体状又は固体状の芳香剤を貯蔵する芳
    香剤貯蔵部と、前記芳香剤から芳香成分を気化させる芳
    香発生手段を備えた芳香発生部と、前記芳香発生手段に
    接続されているか若しくは前記芳香発生手段を遠隔操作
    可能な状態にあり、かつ前記芳香成分の気化状態を制御
    しうる制御手段を具備してなることを特徴とする芳香発
    生器。
  2. 【請求項2】 前記芳香発生手段は加熱手段であり、前
    記制御手段は前記加熱手段に接続されているか若しくは
    前記芳香発生手段を遠隔操作可能な状態にあり、かつ前
    記加熱手段の加熱条件を制御することにより前記芳香発
    生部の温度を制御可能とするコントローラからなること
    を特徴とする請求項1記載の芳香発生器。
  3. 【請求項3】 前記芳香発生部はさらに冷却手段を備え
    ていることを特徴とする請求項2に記載の芳香発生器。
  4. 【請求項4】 前記芳香発生手段はペルチェ素子であ
    り、前記制御手段は前記ペルチェ素子に接続されている
    か若しくは前記芳香発生手段を遠隔操作可能な状態にあ
    り、かつ前記ペルチェ素子の加熱及び/又は冷却条件を
    制御することにより前記芳香発生部の温度を制御可能と
    するコントローラからなることを特徴とする請求項1に
    記載の芳香発生器。
  5. 【請求項5】 前記芳香発生部は、外部への芳香の放出
    を遮断するための遮蔽手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1〜4の何れかにに記載の芳香発生器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は前記芳香発生手段及び前
    記遮蔽手段に接続されているか若しくは前記芳香発生手
    段及び前記遮蔽手段を遠隔操作可能な状態にあり、前記
    芳香成分が外部に放出される濃度を調節可能であること
    を特徴とする請求項5に記載の芳香発生器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段はタイマーを備え、該タイ
    マーの設定により前記芳香発生手段のON/OFFを可
    能としたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載
    の芳香発生器。
  8. 【請求項8】 前記制御手段はタイマーを備え、該タイ
    マーの設定により前記芳香発生手段のON/OFF及び
    前記遮蔽手段の開閉を可能としたことを特徴とする請求
    項6に記載の芳香発生器。
  9. 【請求項9】 前記制御手段はタイマーを備え、前記芳
    香発生器の不使用時及びタイマーのOFF状態では、記
    芳香発生手段がOFFでかつ前記遮蔽手段が閉の状態に
    あり、前記タイマーのON状態では、前記芳香発生手段
    がONでかつ前記遮蔽手段が開の状態になることを特徴
    とする請求項8に記載の芳香発生器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273146A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車用シート
WO2021039568A1 (ja) 2019-08-26 2021-03-04 アントビー株式会社 芳香拡散装置および芳香拡散キット

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