JP6700983B2 - 計測装置、搬送システム、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 - Google Patents
計測装置、搬送システム、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 Download PDFInfo
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Description
本発明に係る第1実施形態のインプリント装置について説明する。インプリント装置は、基板上に供給されたインプリント材と型とを接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギーを与えることにより、型の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。インプリント装置は、半導体デバイスなどの製造に使用され、凹凸のパターンが形成されたモールドを用いて、基板のショット領域上に供給されたインプリント材に当該パターンを転写するインプリント処理を行う。例えば、インプリント装置は、パターンが形成されたモールドを基板上のインプリント材に接触させた状態で当該インプリント材を硬化する。そして、インプリント装置は、モールドと基板との間隔を広げて、硬化したインプリント材からモールドを剥離(離型)することによって、インプリント材にパターンを形成することができる。
本実施形態のインプリント装置は、基板上にパターンを形成する形成部10と、形成部10(ステージ12)に基板2を搬送する搬送装置20とを含みうる。
次に、撮像部22bの撮像領域に基板2のエッジ2aを配置したときに基板2のエッジ像として撮像部22bで得られる光量分布について説明する。図4は、撮像部22bで得られた光量分布を示す図である。図4の横軸は、基板2の半径方向(X方向)の位置を示しており、縦軸は、受光部22b2に入射した光の光量(光の強度)を示している。即ち、半径方向の光量分布(強度分布)を示している。受光部22b2に入射した光の光量は、当該受光部22b2に入射した光を光電変換することによって得られた信号の強度と言うこともできる。
インプリント装置では、一般に、パターンを形成する対象の基板に変形(例えば反り)が生じている場合、例えば、ステージ上への基板の搬送中に当該基板が装置内の部材に接触し、当該基板や当該部材が破損することがある。装置内の部材とは、例えば、ステージ12(ピン12a)や保持部22a(チャック22a1)、搬送部21(フィンガ)、ウェハ吸着パッドなどを含みうる。そのため、インプリント装置では、装置内の部材への基板の接触を回避するため、基板の形状を把握したうえで、ステージ上への基板の搬送を制御することが好ましい。
本発明に係る第2実施形態の搬送装置について説明する。第2実施形態の搬送装置では、第1実施形態の搬送装置20と比べて、装置構成は同様であるが、対象基板2の形状情報を求める工程(図6に示すフローチャートのうちS16の工程)が異なる。以下では、第2実施形態の搬送装置におけるS16の工程について説明する。ここで、第1実施形態では、制御部25は、S10において、基準基板についての変化率の最大値、および変化率が最大値になるときの相対位置(第1相対位置)を取得したが、第2実施形態では、制御部25は、基準基板についての変化率情報自体を取得する。基準基板についての変化率情報は、第1実施形態と同様に事前に作成され、図9(a)に示すように、相対位置0からの距離が相対位置βより大きい相対位置においても、相対位置と変化率との関係を求めておくことが好ましい。図9(a)は、基準基板についての変化率情報を示す図である。
本発明の実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、基板に塗布されたインプリント材に上記のリソグラフィ装置(インプリント装置)を用いてパターンを形成する工程(基板にインプリント処理を行う工程)と、かかる工程でパターンを形成された基板を加工する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
Claims (14)
- 基板の形状を計測する計測装置であって、
前記基板のエッジを撮像する撮像部と、
前記基板を保持して搬送する搬送部と、
前記搬送部により前記基板のエッジを前記撮像部の撮像領域に配置したときの前記撮像部と前記搬送部との相対位置、および当該相対位置において前記撮像部で得られた前記基板のエッジ像の解像度情報に基づいて、前記基板の形状情報を求める処理部と、
を含むことを特徴とする計測装置。 - 前記処理部は、
既知の形状を有する基準基板のエッジを前記撮像部に撮像させることにより得られた前記基準基板のエッジ像の解像度情報を示す値が第1値になるときの前記撮像部と前記搬送部との第1相対位置を取得し、
前記第1相対位置と、前記撮像部で得られた前記基板のエッジ像の解像度情報を示す値が前記第1値になるときの前記撮像部と前記搬送部との第2相対位置とに基づいて前記基板の形状情報を求める、ことを特徴とする請求項1に記載の計測装置。 - 前記処理部は、前記撮像部と前記搬送部との相対位置を変化させながら前記撮像部に前記基板のエッジを撮像させることにより当該相対位置と前記基板のエッジ像の解像度情報を示す値との関係を取得し、当該関係から、前記基板のエッジ像の解像度情報を示す値が前記第1値になるときの前記撮像部と前記搬送部との相対位置を前記第2相対位置として求める、ことを特徴とする請求項2に記載の計測装置。
- 前記第1値は、前記基準基板のエッジが前記撮像部のベストフォーカス位置に配置されたときに前記撮像部で得られた前記基準基板のエッジ像の解像度情報を示す値である、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の計測装置。
- 前記処理部は、前記撮像部と前記搬送部とを第3相対位置としたときに前記撮像部で得られた前記基板のエッジ像の解像度情報を示す値を第2値として求めるともに、既知の形状を有する基準基板のエッジを前記撮像部に撮像させることにより得られた前記基準基板のエッジ像の解像度情報を示す値が前記第2値となるときの前記撮像部と前記搬送部との第4相対位置を求め、前記第3相対位置および前記第4相対位置に基づいて前記基板の形状情報を求める、ことを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
- 前記処理部は、前記撮像部と前記搬送部との相対位置を変化させながら前記撮像部に前記基準基板のエッジを撮像させることにより当該相対位置と前記基準基板のエッジ像の解像度情報を示す値との関係を取得し、当該関係から、前記基準基板のエッジ像の解像度情報を示す値が前記第2値になるときの前記撮像部と前記搬送部との相対位置を前記第4相対位置として求める、ことを特徴とする請求項5に記載の計測装置。
- 前記撮像部は、光を射出する射出部と、前記射出部から射出された光を受光する受光部とを含み、
前記撮像領域は、前記射出部と前記受光部との間の光路領域に含まれる、ことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の計測装置。 - 前記処理部は、前記撮像部で得られた前記基板のエッジ像における前記基板の半径方向の位置の変化に対する前記受光部により受光した光の光量の変化率を、前記基板のエッジ像の解像度情報を示す値として求める、ことを特徴とする請求項7に記載の計測装置。
- 前記処理部は、前記基板のエッジのうち前記基板の周方向における複数の箇所の各々を前記撮像部に撮像させることにより、前記複数の箇所の各々についてのエッジ像の解像度情報を求める、ことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の計測装置。
- 前記基板を保持して回転可能に構成された保持部を更に含み、
前記撮像部は、前記保持部により保持された前記基板のエッジが前記撮像領域に収まるように配置され、
前記処理部は、前記保持部により前記基板を回転させながら前記撮像部に前記基板のエッジを撮像させた結果に基づいて、前記基板の中心位置を求める、ことを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載の計測装置。 - 前記処理部は、前記搬送部によって前記保持部の上に前記基板を搬送している間に前記撮像部によって得られた前記基板のエッジ像に基づいて前記基板の形状情報を求める、ことを特徴とする請求項10に記載の計測装置。
- 基板をステージ上に搬送する搬送システムであって、
請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載の計測装置と、
前記計測装置で得られた前記基板の形状情報に基づいて、前記搬送部による前記ステージ上への前記基板の搬送を制御する制御部と、
を含むことを特徴とする搬送システム。 - 基板にパターンを形成するリソグラフィ装置であって、
前記基板を保持するステージと、
前記ステージによって保持された前記基板にパターンを形成する形成部と、
前記基板を前記ステージ上に搬送する、請求項12に記載の搬送システムと、
を含むことを特徴とするリソグラフィ装置。 - 請求項13に記載のリソグラフィ装置を用いて基板にパターンを形成する工程と、
前記工程でパターンを形成された前記基板を加工する工程と、
を含むことを特徴とする物品の製造方法。
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JP2016109642A JP6700983B2 (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | 計測装置、搬送システム、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 |
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