JP6699692B2 - 階段の指詰め防止構造及び階段の指詰め防止構造の施工方法 - Google Patents

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本発明は、階段に固定される手摺りのハンドレールと、手摺りに面する壁面から手摺り側へ突出する突起物と、の交差部に形成される隙間を閉塞する階段の指詰め防止構造に関する。
人の通過動線状に設けられる手摺りの周囲には、手摺りのハンドレールを把持する手摺り使用者の手指が他の建築部材に当たらないよう、ハンドレールと、手摺りの外側に位置する建築部材と、の間に保護板が設置されることがある(特許文献1)。また、ハンドレールを支持する手摺りの手摺子と、手摺子の下端部を支持し、階段勾配に沿って延びる手摺りの下桟と、の間の隙間を閉塞して階段使用者の手指が当該隙間に挟まれることを防止する発明が提案されている(特許文献2)。
特開2007−32111 特開2001−227125
ところで建物内部に上下階を繋ぐ階段を設置する場合、階段の設置位置には上階の床が設けられず、上下階を連通する吹抜け開口が形成される。このとき、上階の床仕上げ材と吹抜け開口との境界には床見切り材が設置されるが、通常床見切り材は、上階の床の吹抜け開口に面する側面よりも階段側に突出するので、階段の手摺りのハンドレールと、床見切り材のハンドレールに交差する部分との間の隙間は狭くなり、階段利用者の手指がこの隙間に挟まれる危険性がある。従来、このような隙間はクッション性を有するスポンジ状の部材などで閉塞されるが、これらの部材は経年劣化しやすく、また、手摺りや床見切り材と摩擦して音鳴りを発生させることが問題であった。そして、このようなスポンジ状部材は、手摺りや床見切り材と意匠性を合せる事が難しく、違和感なく階段や床見切り材に馴染ませることが困難であった。
そこで、本発明は、上述した課題を鑑みてなされたものであって、階段に固定される手摺りのハンドレールと、手摺りに面する壁面から手摺り側へ突出する突起物と、の交差部に形成される隙間を閉塞し、意匠性及びメンテナンス性に優れた階段の指詰め防止構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の階段の指詰め防止構造は、階段に固定される手摺りのハンドレールと、前記手摺りに面する壁面から前記手摺り側へ突出する突起物と、の交差部に形成される隙間を木製の閉塞部材で閉塞する階段の指詰め防止構造であって、前記閉塞部材は、前記階段側の側面に、前記ハンドレールの側方に嵌め込むための座掘溝を有することを特徴としている。
本発明の第2の階段の指詰め防止構造は、前記閉塞部材が、水平方向へ延びる細長な棒状部材であり、階段の昇り口側の端面を階段勾配に対して直角又は前記階段の昇り口側から見て階段勾配に対し鈍角に形成されることを特徴としている。
本発明の第3の階段の指詰め防止構造は、前記閉塞部材が、長手方向の両端部を前記突起物側へ向けて面取りされることを特徴としている。
本発明の第4の階段の指詰め防止構造は、前記座掘溝が、階段勾配に沿って斜め方向に延びることを特徴としている。
本発明の第5の階段の指詰め防止構造は、前記階段が、建物の上下階を連通する吹抜け開口に設置され、前記突起物が、上階の床仕上げ材と前記吹抜け開口との境界に設けられる床見切り材であり、前記床見切り材は、前記閉塞部材と同一材料であることを特徴としている。
本発明の階段の指詰め防止構造施工方法は、第1から第5のいずれかに記載の階段の指詰め防止構造の施工方法であって、前記手摺りの手摺子を前記階段に固定し、前記閉塞部材の設置位置を墨出した前記ハンドレールの側方に合わせて前記座堀溝を嵌め込み、前記閉塞部材を当該ハンドレールに固定して、前記ハンドレールを支持するレール下地材を前記手摺子に固定してから前記閉塞部材を前記突起物にビス固定することを特徴としている。
本発明の第1の階段の指詰め防止構造によると、階段の手摺りのハンドレールと手摺りに面する壁面から手摺り側へ突出する突起物と、の交差部に形成される隙間を閉塞部材で閉塞するので、壁面から上階の床の床見切り材や装飾などが突出していたとしても、階段利用者は前記隙間に手指を挟むことなく安心して階段を利用することができる。また、閉塞部材は木製であるため経年劣化によって痩せにくく、ハンドレールと突起物との間の隙間を安定的に閉塞することができる。そして、閉塞部材の階段側の側面には、ハンドレールの側方に嵌め込むための座掘溝を有しているので、閉塞部材をハンドレールに容易に設置することができ、施工性を向上させることができる。
本発明の第2の階段の指詰め防止構造によると、閉塞部材の階段の昇り口側の端面は、階段勾配に対して直角又は階段の昇り口側から見て階段勾配に対して鈍角に形成されているので、ハンドレールを握りながら階段を上がる利用者は、手が閉塞部材に触れても閉塞部材の角が手指に当たって怪我をすることを防止することができる。
本発明の第3の階段の指詰め防止構造によると、閉塞部材は、長手方向の両端部を突起物側へ向けて面取りされるので、面取りをしない場合と比較して長手方向の端部が目立たず、閉塞部材を違和感なく突起物に馴染ませることができる。
本発明の第4の階段の指詰め防止構造によると、座掘溝は、階段勾配に沿って斜め方向に延びているので、閉塞部材のハンドレールへの取り付け位置をスライドさせて自由に変更することができ、施工性を向上させることができる。
本発明の第5の階段の指詰め防止構造によると、突起物は上階の床仕上げ材と吹抜け開口との境界に設けられる床見切り材であるので、階段利用者がハンドレールと床見切り材との間の隙間に手指を挟んで怪我することを防止することができる。また、床見切り材は閉塞部材と同一の木質材料で形成されるため、互いの樹種や色味を合わせれば階段や床見切り材の意匠性を損なうことなく閉塞部材を設置することができる。
本発明の階段の指詰め防止構造施工方法によると、閉塞部材をハンドレールに固定してからハンドレールを支持するレール下地材を手摺子に固定するので、容易にハンドレールと手摺子との間の隙間を閉塞部材で塞ぐことができ、施工性を向上させることができる。また、ハンドレールと手摺子は別部材となっているので、ハンドレールを支持するレール下地材を外すだけで閉塞部材を新たなものに取り替えたり閉塞部材を新たに設置したりすることができ、メンテナンス性を向上させることができる。
階段の正面図。 階段の平面図。 図2のB−B線断面図。 (a)は閉塞部材の正面図を示し、(b)は閉塞部材の平面図を示し、(c)は閉塞部材の側面図を示す。 図1のA部分拡大図。 図2のC部分拡大図。 図3のD部分拡大図。 手摺子を床見切り材に固定し、閉塞部材をハンドレールに固定する様子を示す斜視図。 ハンドレール部を手摺子に固定し、閉塞部材を床見切り材に固定する様子を示す斜視図。
以下、本発明に係る階段の指詰め防止構造の最良の実施形態について各図を参照しつつ説明する。本発明の階段の指詰め防止構造1は、図1から図3に示すように、建物の上下階を連通する吹抜け開口2に設置された階段3に固定される手摺り4のハンドレール41と、手摺り4に面する第1壁面W1から手摺り4側へ突出する上階の床Fの床見切り材F1と、の交差部に形成される隙間を閉塞部材5で閉塞して指詰めを防止するためのものである。
図1に示すように、吹抜け開口2は、上階の床Fが設けられておらず、上下階を連通している。この吹抜け開口2に設置される階段3は、複数の踏み板31の一端部側にのみ手摺り4を設置される直階段で、踏み板31の他端部側には壁体Wが設けられている。上階の床Fは、床仕上げ材F2と吹抜け開口2との境界に設置される床見切り材F1と、床仕上げ材F2と、床見切り材F1及び床仕上げ材F2を支持する床構造体F3と、を具備しており、床構造体F3の側面である第1壁面W1は、吹抜け開口2に面している。そして図5によく示されるように、第1壁面W1は、手摺り4のハンドレール41と離隔しており、第1壁面W1からハンドレール41の床構造体F側の側端までの距離である第1距離L1は、30mm〜45mm程度である。このような距離であれば、階段利用者がハンドレール41を把持しても手指が第1壁面W1に当たることはなく、快適に階段を昇降することができる。なお、図示例では上階の床Fが手摺り4の外側に配置されているが、上階の床Fに代わって下階の床から上階の床まで延設される壁体を配置してもよい。また、図1等では上階の床F側のみに手摺り4を設置しているが、壁体W側に手すりを設置してもよい。
床見切り材F1は木質材料で形成された部材で、図5に示すように、第1壁面W1よりも階段3側へ突出しており、床見切り材F1とハンドレール41との交差部において、床見切り材F1の階段3側の側端からハンドレール41の床構造体F側の側端までの距離である第2距離L2は、8mm〜20mm程度である。したがって、床見切り材F1とハンドレール41との交差部の隙間をそのままにしておくと、階段利用者がハンドレール41を把持する際に手指をこの隙間に挟み込む危険性がある。
図3に示すように、階段3に設置される手摺り4は、把持されるハンドレール部4aと、ハンドレール部4aを支持し、一定間隔を空けながら階段3の踏み板31に立設する手摺子4bと、手摺子4b同士の間を塞ぐ面材4cと、を備えており、床見切り材F1の上部に設置される手摺り6と連結している。
ハンドレール部4aは、図3及び図7に示すように、把持されるハンドレール41と、手摺子4bの上端部に固定され、ハンドレール41に被覆されるレール下地材42と、から構成されており、レール下地材42は、階段勾配に沿って傾斜し、ハンドレール41に被覆される傾斜部42aと、傾斜部42aの下端から下方へ突出する差複数の込棒42bと、を有している。傾斜部42aを被覆するハンドレール41は断面視略円形で形成され(図示しない)、その直径は35〜40mm程度とすることが好ましい。このような形状であれば階段利用者がハンドレール41を握り易く、安全に階段3を昇降することができる。またハンドレール部4aは、差込棒42bを図8に示す手摺子4bの上端部に形成される差込穴43に挿入して差込棒42bを図外のボルトで固定することにより、手摺子4bに固定することができる。なお、差込棒42b同士の間隔は、手摺子4b同士の間隔と略同一に形成される。
閉塞部材5は、図7に示すように、ハンドレール41と床見切り材F1との間の隙間を閉塞する細長な部材であり、図4及び図5に示すように、階段3側の側面51の長手方向略中央に形成され、ハンドレール41の側方を嵌め込むために曲面状に形成された座掘溝52と、この座掘溝52を挟んで形成され、板厚方向へ貫通する一対の孔53と、を有している。座掘溝52は、階段勾配に沿って斜め方向に延びる溝で、溝の略中央に閉塞部材5をハンドレール41に固定するビスを挿入するための第1ビス孔52aを形成している。なお、座掘溝52の幅は、ハンドレール41の座掘溝52に嵌め込まれる部分の幅よりも数mm程度大きく、このように座掘溝52の幅に余裕を持たせることで、他の異なる幅のハンドレール41や異なる階段勾配の階段3に設置されるハンドレール41にも多少対応することができる。また一対の孔53は、側面51側に形成される座掘穴53aと、座掘穴53aよりも上階の床構造体F側に形成され、座掘穴53aよりも孔径の小さい第2ビス孔53bと、を具備している。
また、図4に示すように、閉塞部材5は、長手方向の両端面である第1端面54a、及び第2端面54bを上下面に対して左右対称に傾斜させており、図7に示すように、閉塞部材5をハンドレール41と床見切り材F1との間に設置した場合に、階段3の昇り口側を向く第1端面54aの階段勾配に対する角度θが直角となるように形成されている。なお、図示例では角度θを直角としているが、角度θを階段3の昇り口側から見て階段勾配に対し鈍角となるように第1端面54aを形成してもよい。第1端面54aをこのような角度とすることで、ハンドレール41を把持して階段3を上る階段利用者の手指が閉塞部材5に触れたとしても、手指が閉塞部材5の角に当たって怪我をすることを防止することができる。
そして、図4及び図6に示すように、閉塞部材5は、閉塞部材5をハンドレール41と床見切り材F1との間に設置した場合に、長手方向の両端部55、55が床見切り材F1側に段差を形成しないように面取りされている。このように端部55を面取りすることによって、面取りをしない場合と比較して端部55が目立たず、閉塞部材5を違和感なく床見切り材F1に馴染ませることができる。なお、端部55の面取り形状は図示例で示す平面の他に曲面としてもよい。また、閉塞部材5の座掘溝52部分の板厚t1は、床見切り材F1とハンドレール41との間に隙間を形成しないようにするために、図5に示す第2距離L2と略同一に形成されている。
次に階段の指詰め防止構造1を用いて、ハンドレール41と、床見切り材F1と、の交差部に形成される隙間を閉塞する階段の指詰め防止構造施工方法について説明する。まず、図3に示すように、手摺子4bを一定間隔を開けて踏み板31に立設して階段3に固定し、閉塞部材5の取付け位置をレール下地材42を覆うハンドレール41や床見切り材F1に墨出する。なおこのとき、図8に示すように、手摺子4bの床見切り材F1と当接する部分は、手摺り4の振動を防止するために床見切り材F1にビス60で固定される。
そして図8に示すように、閉塞部材5を水平にした状態でハンドレール41の側方に閉塞部材5の座掘溝52を嵌め込み、閉塞部材5の床見切り材F1側の側面から、第1孔ビス孔52aにビス6を挿入し、電動ドリルなどの締付工具で閉塞部材5をハンドレール41に固定する。このとき、閉塞部材5は、階段3の昇り口側の第1端面54aが階段勾配に対して直角となるように形成されているので、ハンドレール41の延出する方向に対して直交することになる。また先述したように、座掘溝52は階段勾配に沿って斜めに延びているので、ハンドレール41に対して閉塞部材5の位置決めを容易に行うことができ、また、ハンドレール41の外形状に合わせて形成されるので、仮にハンドレール41の外形状が曲面であったとしても床見切り材F1との間に隙間を形成せずに閉塞部材5を固定することができる。
次に、図8及び図9に示すように、レール下地材42の差込棒42bを手摺子4bの上端に形成された差込穴43に差し込んで図外のボルトで固定し、階段3側から図4に示す閉塞部材5の一対の第2ビス孔53bにビス6を挿入して締付工具で閉塞部材5を床見切り材F1にビス固定する。そして最後に、第2ビス孔53bに挿入されたビス6のビス頭を隠蔽するための図7等に示す栓7を木槌などで叩き込みながら座掘穴53aに嵌め込んで階段の指詰め防止構造1を完成させ、図3に示すように、面材4cを手摺子4b間に図外のボルトで固定して手摺り4の設置を終える。
このように、ハンドレール41と床見切り材F1との交差部に形成される隙間を閉塞部材5で閉塞すると、ハンドレール41を把持しながら階段3を昇降する階段利用者が、手指をハンドレール41と床見切り材F1との間に挟み込む事故を防止することができる。また、閉塞部材5の第1端面54aを階段勾配に対して直角となるように形成しているので、ハンドレール41を把持して階段3を昇る際に閉塞部材5の角に手指が当たって怪我をすることはない。
なお、手摺り4を階段3に設置した後に閉塞部材5を取付けたい場合は、レール下地材42の差込棒42bを手摺子4bから外し、上述の手順で閉塞部材5をハンドレール41に装着してから再びレール下地42を手摺子4bに固定するだけでよい。このように、ハンドレール41及び手摺子4bが別部材となっているので、手摺り4を施工した後に閉塞部材5を新たに設置したり、別の閉塞部材5に取り替えたりすることができ、メンテナンス性を向上させることができる。
さらに、階段3に立設する手摺り4は、閉塞部材5を介して床見切り材F1に固定されるので、階段3や手摺り4の振動を防止するとともに、設置強度を増すことができる。また、閉塞部材5は木製で形成されるので、加工が容易であるとともに従来使用されていたスポンジ状の部材よりも劣化しにくく、また、塗装を施せば外観を階段3又は床見切り材F1に合わせることができ、階段3や床見切り材F1の意匠性を損なうことが無い。そして、木製で形成される閉塞部材5や栓7の樹種や色味を床見切り材F1のものと併せれば、より違和感無くハンドレール41と床見切り材F1との間に閉塞部材5を設置することができる。なお、本実施形態では床見切り材F1とハンドレール41との交差部に形成される隙間を閉塞しているが、例えば、第1壁面W1に設置される立体的なモール状の装飾材とハンドレール41との間を閉塞するものであってもよい。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明に係る階段の指詰め防止構造は、階段の設置される吹抜け開口部に面して設置される上階の床見切り材と、階段に設置される手摺りのハンドレールと、の交差部に形成される隙間を埋める場合に好適に使用することができる。
1 階段の指詰め防止構造
2 吹抜け開口
3 階段
4 手摺り
41 ハンドレール
42 レール下地材
5 閉塞部材
51 側面
52 座掘溝
F1 床見切り材(突起物)
F2 床仕上げ材

Claims (6)

  1. 階段に固定される手摺りのハンドレールと、前記手摺りに面する壁面から前記手摺り側へ突出する突起物と、の交差部に形成される隙間を木製の閉塞部材で閉塞する階段の指詰め防止構造であって、
    前記閉塞部材は、前記階段側の側面に、前記ハンドレールの側方に嵌め込むための座掘溝を有することを特徴とする階段の指詰め防止構造。
  2. 前記閉塞部材は、水平方向へ延びる細長な棒状部材であり、前記階段の昇り口側の端面を階段勾配に対して直角又は前記階段の昇り口側から見て階段勾配に対し鈍角に形成されることを特徴とする請求項1に記載の階段の指詰め防止構造。
  3. 前記閉塞部材は、長手方向の両端部を前記突起物側へ向けて面取りされることを特徴とする請求項2に記載の階段の指詰め防止構造。
  4. 前記座掘溝は、階段勾配に沿って斜め方向に延びることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の階段の指詰め防止構造。
  5. 前記階段は、建物の上下階を連通する吹抜け開口に設置され、
    前記突起物は、上階の床仕上げ材と前記吹抜け開口との境界に設けられる床見切り材であり、
    前記床見切り材は、前記閉塞部材と同一材料であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の階段の指詰め防止構造。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の階段の指詰め防止構造の施工方法であって、
    前記手摺りの手摺子を前記階段に固定し、
    前記閉塞部材の設置位置を墨出した前記ハンドレールの側方に合わせて前記座堀溝を嵌め込み、前記閉塞部材を当該ハンドレールに固定して、
    前記ハンドレールを支持するレール下地材を前記手摺子に固定してから前記閉塞部材を前記突起物にビス固定することを特徴とする階段の指詰め防止構造施工方法。
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