JP6697175B2 - 補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体 - Google Patents

補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体 Download PDF

Info

Publication number
JP6697175B2
JP6697175B2 JP2015079613A JP2015079613A JP6697175B2 JP 6697175 B2 JP6697175 B2 JP 6697175B2 JP 2015079613 A JP2015079613 A JP 2015079613A JP 2015079613 A JP2015079613 A JP 2015079613A JP 6697175 B2 JP6697175 B2 JP 6697175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
linear
short fiber
reinforcing
concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015079613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016199418A (ja
Inventor
竜一 近松
竜一 近松
一成 佐々木
一成 佐々木
敏雄 野村
敏雄 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2015079613A priority Critical patent/JP6697175B2/ja
Publication of JP2016199418A publication Critical patent/JP2016199418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6697175B2 publication Critical patent/JP6697175B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

本発明は、主として土木建築構造物に用いられる補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体に関する。
繊維補強コンクリートは、引張強度特性に優れた繊維と併用することで、引張に弱いコンクリートの弱点を補うものであって、長さが数mmから数十mm程度の短繊維が添加混入されたものは、特に短繊維補強コンクリートと呼ばれる。
短繊維補強コンクリートは、開発当初においては、繊維によってフレッシュコンクリートの流動が妨げられるため、その用途が限られていたが、流動性に優れたセメント材料の開発に伴って適用範囲が拡がり、最近では、超高強度繊維補強コンクリート(UFC)や、さらにその熱養生を不要にした常温硬化型の超高強度繊維補強コンクリートも開発されている。
ここで、常温硬化型の超高強度繊維補強コンクリートは、現場での打設及び養生が可能であるため、施工規模や施工条件の制約が大幅に軽減されるほか、高強度かつ高流動が実現可能な特殊な粉体材料と超高強度鋼繊維とを用いることで、圧縮強度180N/mm2以上、引張強度8.8N/mm2以上を実現可能となり、優れた流動性や充填性と相俟って、部材の薄肉化とそれによる軽量化を図ることができる。
特開平10−194802号公報 特開2001−220190号公報 特開2002−356353号公報 特開2004−168585号公報
一方、繊維補強コンクリートにおいては、フレッシュコンクリートの流動性が高いと、その流れ方向に沿って短繊維が配列される傾向にある。特に、超高強度繊維補強コンクリートの場合、フレッシュコンクリートの流動性がきわめて高いため、短繊維として剛性が高くかつ長さが比較的大きなもの、例えば15mm程度の鋼繊維を用いた場合、上述した配向性は特に顕著となる。
その反面、上述した短繊維の配向性が一貫して顕れるというものではなく、実際には、フレッシュコンクリート同士の合流や鉄骨材あるいは型枠材との衝突によって流れがさまざまに変化するため、短繊維の配列状況は予想が困難となる。
そのため、設計においては、短繊維による引張強度の寄与を安全側に評価せざるを得ず、短繊維が持つ優れた引張強度特性を十分に生かすことができないという問題を生じていた。
なお、コンクリートとの密着性改善や短繊維同士の絡み合いを防止すべく、さまざまな形状の鋼繊維が提案されているが(特許文献1〜4)、それらの形状はいずれも全体として直線状であるため、上述した配向性の問題を解決することは難しい。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、短繊維が持つ優れた引張強度特性を十分に生かすことが可能な補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る補強用短繊維は請求項1に記載したように、フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに添加混入されるとともに硬化後のコンクリート又はモルタルを補強するようになっている補強用短繊維において、
各基端部が共通基端部位として共有され該共通基端部位から相異なる方向に延び前記各基端部から各先端部までの間に折れ曲がり箇所を有さない複数の線状繊維体で構成するとともに、該線状繊維体の相互の開き角度を30゜以上150゜以下とし、前記複数の線状繊維体を、互いに連続する2本の線状繊維体で構成するとともに、該2本の線状繊維体のうち、一方を他方よりも長くしたものである。
また、本発明に係る補強用短繊維は、前記開き角度をほぼ90゜としたものである。
また、本発明に係る補強用短繊維は、前記複数の線状繊維体を鋼製材料で構成したものである。
また、本発明に係る短繊維補強体は請求項4に記載したように、請求項1乃至請求項3のいずれか一記載の補強用短繊維がフレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに添加混入された状態で該フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルを硬化させたものである。
繊維補強コンクリートにおける短繊維の配向性は上述したようにフレッシュコンクリートやフレッシュモルタルの流れに依存するため、流れが一定の箇所では、その流れ方向に短繊維が配列される反面、流れが複雑な箇所では配列方向が予測できないという側面を併せ持つ、換言すれば不確実な異方性を持つものであり、その結果として、短繊維による引張強度を設計に十分反映させることができないことは既に述べた通りである。
かかる状況に鑑み、本出願人は、短繊維による引張強度を、その大きさがある程度制限されるとしても、コンクリートやモルタルの強度に確実に反映させることができないかに着眼して研究開発を行ったところ、本願発明をなしたものであって、本願各発明に係る補強用短繊維は、各基端部が共通基端部位として共有され該共通基端部位から相異なる方向に延び前記各基端部から各先端部までの間に折れ曲がり箇所を有さない複数の線状繊維体で構成するとともに、該線状繊維体の相互の開き角度を30゜以上150゜以下としてある。
このようにすると、補強用短繊維は、該補強用短繊維が添加混入されたフレッシュコンクリートやフレッシュモルタルの打設時の流れに対し、対称形状の場合には、一定の姿勢をとらず、流れ方向とは無関係なランダムな姿勢をとりやすくなり、非対称形状の場合には、複数の線状繊維体のうち、いずれかの線状繊維体が流れ方向に沿った方向を向き、他の線状繊維体が開き角度で決定される所定の方向を向きやすくなる。
そのため、フレッシュコンクリートやフレッシュモルタルが硬化した後のコンクリートやモルタルにおいては、補強用短繊維が対称形状の場合には、補強用短繊維の引張強度が全方位でそれらの引張強度に反映され、非対称形状の場合には、流れ方向と上述した所定方向に沿って補強用短繊維の引張強度がそれらの引張強度に反映されることとなり、かくして引張強度に関して不確実な異方性を生じていた従来の繊維補強コンクリートとは異なり、短繊維の引張強度を十分な大きさでコンクリートやモルタルの設計に確実に反映させることが可能となる。
また、共通基端部位から延びる複数の線状繊維体は、いずれかがいずれかの定着部として機能し得るため、コンクリートやモルタルに対する付着強度が大幅に改善されるという作用効果も奏する。
共通基端部位から相異なる方向に延びるとは、複数の線状繊維体が2本で構成される場合には、該2本の線状繊維体が上述した開き角度をもって、L字状、V字状あるいはへの字状に形成された形態を意味するものであって、1本の短繊維を折り曲げて構成する場合にはその折れ曲がり箇所が、2本の短繊維を接合して構成する場合にはそれらの相互接合箇所がそれぞれ共通基端部位となり、前者の構成が本発明に係る補強用短繊維の典型例となる。
この補強用短繊維を製作するには、短繊維を中間体としていったん作製した後、該短繊維を途中で折り曲げるようにしたり、長尺状の繊維を加工機から押し出しながら、折曲げと切断を繰り返し行うようにしたりすればよい。
一方、複数の線状繊維体が3本以上で構成される場合には、各線状繊維体が放射状に延びる形態を意味するものであって、この場合には放射中心箇所が共通基端部位となる。
この補強用短繊維を製作するには、例えば長尺状の繊維で立体格子を持つマット状あるいはブロック状の中間体をいったん作製し、これを粉砕した上、必要に応じて振動篩等による選別を行いつつ、該粉砕物から格子近傍部分だけを取り出すようにすればよい。この場合、格子点が共通基端部位となり、該格子点から延びる繊維部分が複数の線状繊維体となる。
複数の線状繊維体が互いになす開き角度を30゜以上150゜以下としたのは、30゜未満の角度、あるいは150゜を上回る角度とすると、直線状に近くなるためにフレッシュコンクリートやフレッシュモルタルの流れに対して配向性を有する結果となり、直線状をなす従来の短繊維と何ら変わりがなくなるからである。
ここで、複数の線状繊維体が2本で構成される場合、開き角度をほぼ90゜としたならば、製作や品質管理の容易性が高まる。
ここで、本願各発明における2本の線状繊維体は、一方を他方よりも長くした構成とする。かかる構成によれば、補強用短繊維が非対称形状となるため、長い方の線状繊維体がフレッシュコンクリート等の打設時の流れと同じ方向を向く一方、短い方の線状繊維体が開き角度で決まる所定の方向を向くこととなり、フレッシュコンクリート等の流れが一定である場合には、その流れ方向と上述した所定方向に沿って補強用短繊維の引張強度をコンクリート等の強度に反映させることが可能となる。
本発明の補強用短繊維は、従来公知の短繊維を用いて任意に構成することが可能であり、金属繊維、炭素繊維、アラミド繊維及び高強度ポリエチレン繊維(例えば東洋紡績株式会社から「ダイニーマ」(登録商標)の商品名で市販されているもの)等から適宜選択することができるとともに、金属繊維としては、鋼繊維、ステンレス繊維、アモルファス合金繊維等を用いて構成することができるが、複数の線状繊維体を鋼製材料で構成したならば、合理的なコストでコンクリートやモルタルに十分な引張強度を付与することが可能となる。
本実施形態に係る補強用短繊維1を示した図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線方向から見た矢視図。 本実施形態に係る補強用短繊維1の作用を示した説明図であり、(a)は補強用短繊維1の姿勢を示した図、(b)は従来の短繊維の姿勢を示した図。 変形例に係る補強用短繊維を示した平面図。 別の変形例に係る補強用短繊維を示した平面図。 図4に示した変形例に係る補強用短繊維の姿勢を示した説明図。 別の変形例に係る補強用短繊維を示した図であり、(a)は補強用短繊維の斜視図、(b)は製作の様子を示した斜視図。
以下、本発明に係る補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る補強用短繊維を示した図である。同図に示すように、本実施形態に係る補強用短繊維1は、互いに連続する2本の線状繊維体3,3を、共通基端部位としての折れ曲がり箇所2から相異なる方向に延びるように、本実施形態では相互の開き角度がほぼ90゜となるように構成してある。
補強用短繊維1は例えば、繊維径が0.10〜0.35mm程度、繊維長が10〜60mm程度、引張強度が2000〜3000N/mm2程度の鋼繊維を、線状繊維体3,3の長さがそれぞれ5〜30mm程度となるように中央近傍で折り曲げて構成することができる。なお、線状繊維体3,3の長さは、粗骨材の最大寸法よりも大きくなるように設定する。
補強用短繊維1を用いて短繊維補強体としての短繊維補強コンクリートを構築するには、フレッシュコンクリートに補強用短繊維1が添加混入されるよう、セメントを主体とした粉体材料、細骨材、粗骨材及び水並びに補強用短繊維1を適宜配合する。
各種配合材料やそれらの配合量は、要求されている圧縮強度や引張強度あるいは靭性を考慮しつつ、補強用短繊維1を添加混入したフレッシュコンクリートが十分な流動性を有するように適宜選択し決定する。
次に、補強用短繊維1が添加混入されたフレッシュコンクリートを型枠内に投入し、その高流動性を生かしてすみずみに充填するが、本実施形態では、補強用短繊維1を、互いに連続する2本の線状繊維体3,3の相互の開き角度がほぼ90゜となるようにかつ2本の線状繊維体3,3の長さが同じになるように構成してあるので、補強用短繊維1は、図2(a)に示すように該補強用短繊維が添加混入されたフレッシュコンクリート21の打設時の流れに対して一定の姿勢をとらず、流れ方向とは無関係なランダムな姿勢をとりやすくなる。
そのため、補強用短繊維1は、硬化したコンクリートにおいて全方位で一定の引張強度を発揮する。
ちなみに、同図(b)に示すように、直線状をなす従来の補強用短繊維22の場合には、フレッシュコンクリート21の流れ方向に沿った配向性を示すため、同図水平方向に沿った引張強度の寄与はほとんど期待できず、なおかつ流れが変化することによる配向性の乱れを考慮すれば、上述の引張強度を安全側に評価せざるを得なくなる。
以上説明したように、本実施形態に係る補強用短繊維1によれば、該補強用短繊維が添加混入された短繊維補強コンクリート全体でみれば、引張強度が全方位で発揮されることとなり、かくして引張強度に関して不確実な異方性を生じていた従来の繊維補強コンクリートとは異なり、補強用短繊維1を構成する短繊維の引張強度をコンクリートの引張強度に確実に反映させることが可能となる。
また、本実施形態に係る補強用短繊維1によれば、折れ曲がり箇所2から延びる複数の線状繊維体3,3のうち、一方が他方の定着部として機能し得るため、コンクリートに対する付着強度が大幅に改善されるという作用効果も奏する。
本実施形態では、本発明をコンクリートに適用した例として説明したが、これに代えて、本発明をモルタルに適用してもかまわない。
また、本実施形態では、本発明の補強用短繊維を、1本の鋼製短繊維を折り曲げて構成したが、どのような工程で本発明の補強用短繊維を製作するかは任意であって、長尺状の鋼繊維を加工機から押し出しながら、折曲げと切断を繰り返し行うようにしてもかまわない。
また、本実施形態では、本発明の補強用短繊維を、折れ曲がり箇所2を共通基端部位として該折れ曲がり箇所から2方向に延びる鋼製の線状繊維体3,3で構成したが、共通基端部位が折れ曲がり箇所である必要はなく、接合箇所でもよいし、折れ曲がり状の一体成形箇所でもかまわない。後者の例としては、共通基端部位から相異なる2方向に延びるように成形されてなるアラミド繊維や高強度ポリエチレン繊維で構成する場合が上げられる。なお、全体形状としては、図1とほぼ同様であるため、図面を用いた説明は省略する。
また、本実施形態では、本発明の補強用短繊維を、相互の開き角度がほぼ90゜となるように形成された2本の線状繊維体3,3からなる補強用短繊維1で構成したが、2本の線状繊維体がなす開き角度は、30゜以上150゜以下の範囲で任意に定めればよい。図3は、上述の開き角度が60゜と120゜である補強用短繊維31a,31bをそれぞれ示したものである。
また、本実施形態では、本発明の補強用短繊維を、同じ長さとなるように形成された2本の線状繊維体3,3からなる補強用短繊維1で構成したが、2本の線状繊維体の長さは必ずしも同じである必要はない。図4は、開き角度が90゜、60゜、120゜である場合に2本の線状繊維体の長さがそれぞれ異なる補強用短繊維41a,41b,41cをそれぞれ示したものである。
かかる変形例においては、補強用短繊維41a,41b,41cは、非対称形状であるため、2本の線状繊維体のうち、より長い方の線状繊維体がフレッシュコンクリート21の流れ方向を向き、短い方の線状繊維体が開き角度で決まる方向を向く。
例えば開き角度が45゜の補強用短繊維41dであれば、図5に示すように、該補強用短繊維の引張強度は、フレッシュコンクリート21の流れ方向と該流れ方向に対して45゜をなす2つの方向、計3つの異なる方向に沿って発揮されることとなり、フレッシュコンクリート21の流れが一定の場合には、補強用短繊維41dの引張強度をこれら3つの方向に沿ってコンクリートの引張強度に反映させることが可能となる。
また、本実施形態では、本発明の補強用短繊維を、2本の線状繊維体3,3からなる補強用短繊維1で構成したが、線状繊維体の本数は必ずしも2本である必要はなく、図6に示すように、例えば直交3軸方向にそれぞれ放射状に延びる3本の線状繊維体52からなる補強用短繊維51で構成することが可能である。
この場合、同図(b)に示すように、立体格子を持つマット状の中間体53を長尺状の繊維54でいったん作製し、これを粉砕した上、必要に応じて振動篩等による選別を行いつつ、該粉砕物から同図破線で囲んだ格子近傍部分55だけを取り出すようにすればよい。この場合、格子点が共通基端部位となり、該格子点から延びる繊維部分が複数の線状繊維体となる。
1 補強用短繊維
2 折れ曲がり箇所(共通基端部位)
3 線状繊維体
21 フレッシュコンクリート
31a,31b,41a,41b,41c,41d,51
補強用短繊維

Claims (4)

  1. フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに添加混入されるとともに硬化後のコンクリート又はモルタルを補強するようになっている補強用短繊維において、
    各基端部が共通基端部位として共有され該共通基端部位から相異なる方向に延び前記各基端部から各先端部までの間に折れ曲がり箇所を有さない複数の線状繊維体で構成するとともに、該線状繊維体の相互の開き角度を30゜以上150゜以下とし、前記複数の線状繊維体を、互いに連続する2本の線状繊維体で構成するとともに、該2本の線状繊維体のうち、一方を他方よりも長くしたことを特徴とする補強用短繊維。
  2. 前記開き角度をほぼ90゜とした請求項1記載の補強用短繊維。
  3. 前記複数の線状繊維体を鋼製材料で構成した請求項1又は請求項2記載の補強用短繊維。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一記載の補強用短繊維がフレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに添加混入された状態で該フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルを硬化させたことを特徴とする短繊維補強体。
JP2015079613A 2015-04-08 2015-04-08 補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体 Active JP6697175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015079613A JP6697175B2 (ja) 2015-04-08 2015-04-08 補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015079613A JP6697175B2 (ja) 2015-04-08 2015-04-08 補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016199418A JP2016199418A (ja) 2016-12-01
JP6697175B2 true JP6697175B2 (ja) 2020-05-20

Family

ID=57423453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015079613A Active JP6697175B2 (ja) 2015-04-08 2015-04-08 補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6697175B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6405066B1 (ja) * 2018-04-05 2018-10-17 株式会社 天野ミューテック 金属繊維及びこれを適用したコンクリート構造体

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231125A (en) * 1975-09-04 1977-03-09 Nishiichi Kinzoku:Kk Metal fibers and their preparation
JPH11278894A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Ando Kensetsu Kk 多針状構造繊維及びその製造方法
JP2005170715A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Taisei Corp 繊維補強セメント系混合材料
GB0618463D0 (en) * 2006-09-19 2006-11-01 Co Tropic Ltd Reinforcement structures
RU2671984C2 (ru) * 2013-07-29 2018-11-08 Силз Текнолоджи Пти Лтд Композитный конструкционный материал

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016199418A (ja) 2016-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6612085B2 (en) Reinforcing bars for concrete structures
Friese et al. Textile reinforcement structures for concrete construction applications––a review
JP6697175B2 (ja) 補強用短繊維及びそれを用いた短繊維補強体
JP6959796B2 (ja) コンクリート組成物及びコンクリート硬化体
Šavija Use of 3D printing to create multifunctional cementitious composites: review, challenges and opportunities
Imran et al. Behaviour of macro synthetic fiber reinforced concrete columns under concentric axial compression
JP7017672B2 (ja) 繊維製セル構造コンクリートの製造方法
JP2016514222A (ja) 地下鉄筋コンクリート建造物用補強材、構造および方法
US9845601B2 (en) Three-dimensionally deformed fiber for concrete reinforcement
Shweiki et al. Flexural characteristics of mortar cement reinforced with 3D-printed polymer
Noor et al. Experimental investigation on the shear behaviour of concrete beams reinforced with GFRP reinforcement bars
KR20220116817A (ko) 고성능 강섬유
Hsiao Bending-Axis effects on Load-Moment (PM) Interaction diagrams for circular concrete columns using a limited number of longitudinal reinforcing bars
JP2015028281A (ja) 鉄筋補強セメント系構造体
RU2474542C2 (ru) Крупный заполнитель для бетона
Rajkumar et al. Flexural behavior of fiber reinforced concrete beams confined with FRP
Imjai et al. Mechanical performance of curved FRP rebars-Part I: Experimental study
KR102128664B1 (ko) 표면패턴을 갖는 시멘트계 재료 보강용 합성섬유의 제조방법
KR101668329B1 (ko) 시멘트 혼합물을 이용한 곡선형 단면의 건축용 콘크리트 보
JP2691236B2 (ja) コンクリート補強部材
Barman et al. Textile structures in concrete reinforcement
JP2019513685A (ja) 多数の線溝を有する強化繊維、該強化繊維が混合されたモルタル及びアスコン
JP2015124139A (ja) 複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料
JP2001300932A (ja) コンクリート補強布帛およびコンクリート製品
KR101035002B1 (ko) 휨인성 및 균열에 대한 저항성을 향상시킨 하이브리드 섬유가 혼입된 시멘트 경화체

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180321

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6697175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150