JP6696119B2 - 変換装置、変換方法、及び変換プログラム - Google Patents

変換装置、変換方法、及び変換プログラム Download PDF

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Description

本発明は、変換装置、変換方法、及び変換プログラムに関する。
PC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末等に対して、ユーザが、文字を入力すると、当該文字に基づく変換候補の文字列の一覧が表示される機能が有る。ユーザは、当該一覧の中から変換候補を選択することで、文字列を入力することができる。
このような機能の利便性は、変換候補の表示順に大きく依存する。例えば、ユーザが入力予定の文字列が上位に表示されている方が、ユーザは、より少ない操作によって、当該文字列に対応する変換候補を選択することができる。
そこで、変換候補の表示順の決定方法として、ユーザによる過去の入力履歴に基づいて、入力頻度の高い文字列が上位に表示されるという方法が有る。また、ユーザによって利用される各コンテンツデータに含まれている単語を変換候補として表示する際に、各コンテンツデータの出力回数によって変換候補の表示順を決定することも検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−271938号公報
しかしながら、ユーザが、例えば、入力先の領域(例えば、ウィンドウ等)とは異なる箇所に提示されている文書(例えば、入力先のウィンドウの隣のウィンドウに表示されている文書)を参考にしながら文字列を入力するようなケースが有る。このような場合、参考の文書には、ユーザが過去に入力したことがない文字列が含まれている可能性が有る。そうすると、過去の入力履歴やコンテンツデータの出力回数に基づいて表示順が決定される場合には、変換候補の一覧において、ユーザが入力予定の文字列が、上位に表示されない可能性が高い。
そこで、一側面では、文字列の入力作業を効率化することを目的とする。
一つの案では、変換装置は、画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力する入力部と、前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得する取得部と、ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示する表示制御部とを有し、前記表示制御部は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって取得されたいずれかの文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする。
一側面によれば、文字列の入力作業を効率化することができる。
第1の実施の形態における変換装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施の形態における変換装置の機能構成例を示す図である。 変換装置が実行する処理手順の全体の流れを説明するための図である。 第1の実施の形態における入力領域及び参照領域の第1の例を示す図である。 第1の実施の形態において注視判定部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態において参照単語取得部が実行する処理手順の第1の例を説明するためのフローチャートである。 参照単語記憶部の構成例を示す図である。 第1の実施の形態において参照単語取得部が実行する処理手順の第2の例を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態において参照領域特定部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 注視領域記憶部の構成例を示す図である。 第1の実施の形態において閲覧態度判定部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 閲覧態度記憶部の構成例を示す図である。 第1の実施の形態において候補辞書更新部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態における抽出ルールの一例を示す図である。 第1の実施の形態における優先度ルールの一例を示す図である。 候補辞書記憶部の構成例を示す図である。 読み生成ルールの一例を示す図である。 第1の実施の形態において変換候補表示部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 操作キー記憶部の構成例を示す図である。 第1の実施の形態における入力領域及び参照領域の第2の例を示す図である。 第2の実施の形態における入力領域及び参照領域の例を示す図である。 第2の実施の形態において参照領域特定部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態における入力領域及び参照領域の例を示す図である。 第3の実施の形態において参照領域特定部が注視点の入力に応じて実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態における参照領域の特定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態における抽出ルールの一例を示す図である。 第4の実施の形態における検討事項を説明するための図である。 第4の実施の形態において変換候補表示部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図面に基づいて第1の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態における変換装置のハードウェア構成例を示す図である。図1の変換装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
変換装置10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って変換装置10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等であり、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
図2は、第1の実施の形態における変換装置の機能構成例を示す図である。図2において、変換装置10は、視線入力部11、注視判定部12、参照単語取得部13、参照領域特定部14、閲覧態度判定部15、候補辞書更新部16、キー入力検出部17、及び変換候補表示部18等を有する。これら各機能部は、変換装置10にインストールされる1以上のプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。変換装置10は、また、参照単語記憶部121、注視領域記憶部122、参照領域記憶部123、閲覧態度記憶部124、抽出ルール記憶部125、優先度ルール記憶部126、読み生成ルール記憶部127、候補辞書記憶部128、入力領域記憶部129、及び操作キー記憶部130等を利用する。これら各記憶部は、例えば、補助記憶装置102、又は変換装置10にネットワークを介して接続可能な記憶装置等を用いて実現可能である。図2に示される各部については、図3を参照しながら説明する。
図3は、変換装置が実行する処理手順の全体の流れを説明するための図である。図3において、各機能部の名前を含む矩形の垂直方向の位置は、各機能部が処理を開始するタイミングの前後関係を示す。すなわち、図3において、当該矩形が上に位置する方が、先に処理を開始していることを示す。例えば、視線入力部11、キー入力検出部17、及び変換候補表示部18は、注視判定部12よりも先に処理を開始することが示されている。また、注視判定部12は、参照単語取得部13及び参照領域特定部14よりも先に処理を開始することが示されている。また、参照単語取得部13及び参照領域特定部14は、閲覧態度判定部15よりも先に処理を開始することが示されている。更に、候補辞書更新部16の処理の開始のタイミングは、最後であることが示されている。なお、各機能部の処理は並列的に実行される。
また、図3において、水平方向の矢印は、当該矢印の始点(矢印の元)に係る機能部から当該矢印の終点(矢印の先)に係る機能部に対して供給される情報を示す。
視線入力部11は、視線検出センサ110によって検出される、変換装置10のユーザの視線の位置を示す座標値を、視線検出センサ110から入力する。視線検出センサ110は、例えば、カメラ等であってもよいし、眼鏡型の装置であってもよい。視線の検出は、公知の技術を用いて行われればよい。
視線入力部11は、視線検出センサ110によって検出されたユーザの視線の位置を示す座標値(以下、単に「視線位置」という。)を、継続的に注視判定部12に入力する(S11)。なお、視線位置とは、表示装置106の画面上の位置をいう。視線位置の値は、例えば、表示装置106の画面の左上が(0,0)となり、右下が所定の値となるように、予めキャリブレーションされていてもよい。
注視判定部12は、継続的に入力される視線位置に基づいて、ユーザによる注視の有無を判定するとともに、注視された位置(以下、「注視点」という。)を判定する。注視判定部12は、注視が発生したことを判定するたびに、参照単語取得部13、参照領域特定部14、及び閲覧態度判定部15に対して注視点の位置情報を入力する(S12〜S14)。
なお、注視とは、例えば、一定時間(例えば、数十ミリ秒)以上、ほぼ同じ位置を見続けることをいう。本実施の形態において、注視は、ユーザが、画面に表示されている情報を読解するための行為であるとしてみなされる。したがって、ほぼ同じ位置を見続けることとは、例えば、視線位置の移動速度が、一般的に、記述されている事項を人間が読解する際の程度の速度であることとして解釈されてもよい。
参照単語取得部13は、注視点の位置情報が入力されるたびに、画面上における配置位置が当該注視点の付近である単語(以下、「参照単語」という。)を取得し、取得された参照単語を参照単語記憶部121に記憶する。すなわち、注視点の付近に有る単語が、ユーザによって参照された単語であると判定される。なお、ユーザによって参照された単語であることの要件に、注視が含まれなくてもよい。この場合、注視の有無は判定されずに、視線の位置の付近に有る単語が、参照単語として判定されてもよい。
参照領域特定部14は、表示装置106の画面内において、参照領域を特定する。参照領域とは、入力領域と対をなす概念である。すなわち、入力領域とは、ユーザによって文字列の入力が行われている領域をいう。参照領域とは、文字列の入力に際し、参照される情報が表示されている領域をいう。例えば、ユーザが、或る領域に表示されている文書を参考にして、他の領域に対して文字列を入力している場合、当該或る領域が参照領域であり、当該他の領域が入力領域である。
図4は、第1の実施の形態における入力領域及び参照領域の第1の例を示す図である。図4には、表示装置106の画面D1に、ウィンドウw1及びウィンドウw2が表示されている状態が示されている。ここで、ウィンドウw2は、文字列の入力が行われるウィンドウである。一方、ウィンドウw1は、ウィンドウw2への文字列の入力に際し、参照される情報が表示されているウィンドウである。すなわち、第1の実施の形態では、ウィンドウ単位で、入力領域及び参照領域が区別される。
なお、参照領域特定部14は、特定された参照領域を示す情報を、参照領域記憶部123に記憶する。参照領域記憶部123に記憶された情報は、閲覧態度判定部15及び候補辞書更新部16に入力される(S15、S16)。
閲覧態度判定部15は、注視点の位置情報が入力されるたびに、参照領域における過去のN個の注視点に基づいて閲覧態度を判定し、判定結果を閲覧態度記憶部124に記憶する。閲覧態度とは、熟読や流し読み等、画面D1に表示されている情報をユーザが閲覧する態度(情報の読み方)をいう。閲覧態度判定部15は、判定結果である閲覧態度を示す情報を、閲覧態度記憶部124に記憶する。閲覧態度記憶部124に記憶された、閲覧態度を示す情報は、候補辞書更新部16に入力される(S17)。
候補辞書更新部16は、参照単語記憶部121、参照領域記憶部123、閲覧態度記憶部124、抽出ルール記憶部125、優先度ルール記憶部126、及び読み生成ルール記憶部127等を参照して、候補辞書記憶部128に記憶されている単語の優先度等を更新する。優先度とは、ユーザによって入力された文字に基づいて、予測変換の候補(以下、「変換候補」という。)が表示される際の各変換候補の表示順に関する優先度をいう。なお、本実施の形態において、優先度には、標準優先度と一時優先度とが有る。標準優先度とは、過去の単語の入力頻度等に基づいて決定される優先度をいう。一時優先度は、ユーザによって参照された単語に対して値が加算される優先度をいう。一時優先度には有効期限が有る。或る文書の作成中に参照された文書が、他の文書の作成中にも参照されるとは限らないからである。
抽出ルール記憶部125には、参照単語の中から、一時優先度の加算対象を抽出するための規則(以下「抽出ルール」という。)が記憶されている。優先度ルール記憶部126には、閲覧態度に応じて、一時優先度の加算の仕方を示す情報(以下、「優先度ルール」という。)が記憶されている。読み生成ルール記憶部127には、候補辞書記憶部128に記憶されていない単語について、読みを生成するための規則(以下「読み生成ルール」という。)が記憶されている。候補辞書記憶部128には、単語ごとに、読みや、予測変換の際の表示順を決定するための標準優先度及び一時優先度等が記憶されている。
一方、キー入力検出部17は、ユーザによるキー入力(文字等の入力)を検出すると、キー入力の発生を、変換候補表示部18に入力する(S21)。変換候補表示部18は、画面D1上においてキー入力が発生した位置に基づいて、入力領域を特定し、入力領域を示す情報を、入力領域記憶部129に記憶する。変換候補表示部18は、また、入力領域に対するキー入力に応じ、候補辞書記憶部128に記憶されている候補辞書に基づいて(S18)、変換候補の一覧を表する。
以下、変換装置10の各部が実行する処理手順について説明する。図5は、第1の実施の形態において注視判定部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
注視判定部12は、視線入力部11から視線位置が入力されると(S101でYes)、それまでに入力された視線位置の履歴と、当該履歴に含まれる各視線位置が入力された時刻等に基づいて、注視判定処理を実行する(S102)。注視判定処理では、注視が発生したか否かが判定される。また、注視が発生したと判定された場合には、注視点の位置が判定される。なお、注視判定処理は、公知技術が用いられて行われてもよい。例えば、特開昭61−214508号公報に記載された技術が用いられてもよい。
注視判定部12は、注視が発生したと判定した場合(S103でYes)、参照単語取得部13、参照領域特定部14、閲覧態度判定部15に対して、注視点の位置情報を入力する(S104)。なお、注視点の位置座標は、例えば、画面D1の座標系(以下、「画面座標系」という。)の座標値である。画面座標系は、例えば、画面D1の左上頂点を(0,0)とする座標系である。
図6は、第1の実施の形態において参照単語取得部が実行する処理手順の第1の例を説明するためのフローチャートである。
参照単語取得部13は、注視点の位置情報が入力されると(S111でYes)、画面D1の画像を取得する(S112)。例えば、画面キャプチャによって当該画像が取得されてもよい。続いて、参照単語取得部13は、当該画像に対して文字認識(OCR(Optical Character Recognition))処理を実行する(S113)。その結果、当該画像に含まれている文字列と、当該文字列に含まれる各文字の位置情報とが取得される。続いて、参照単語取得部13は、例えば、形態素解析等によって、当該文字列から単語を抽出する(S114)。この際、各単語を構成する文字の位置情報に基づいて、各単語の矩形座標が算出される。算出された矩形座標は、各単語に関連付けられる。矩形座標とは、単語の外接矩形の位置及び大きさを示す座標値であり、例えば、当該外接矩形の左上の頂点及び右下の頂点のそれぞれの座標値である。但し、各単語に含まれる各文字の位置情報が、各単語に関連付けられてもよい。なお、当該画像の座標系が、画面座標系と一致しない場合、矩形座標は、画面座標系における座標値に変換される。
続いて、参照単語取得部13は、注視点の位置情報と、各単語に関連付けられた矩形座標とに基づいて、注視点付近の単語を参照単語として特定する(S115)。例えば、注視点から所定の距離範囲に含まれる単語が、参照単語として特定される。したがって、一つの注視点に対して複数の参照単語が特定されうる。なお、注視点からの所定の距離範囲の境界の形状は、円、矩形、又はその他の形状であってもよい。続いて、参照単語取得部13は、特定された各参照単語を参照単語記憶部121に追加的に記憶する(S116)。
図7は、参照単語記憶部の構成例を示す図である。図7に示されるように、参照単語記憶部121には、参照単語ごとに、矩形座標、注視点、距離、及び日時等が記憶される。矩形座標は、当該参照単語の矩形座標である。注視点は、当該参照単語が取得された際の注視点の位置情報である。距離は、注視点と矩形座標によって特定される矩形領域との距離である。例えば、当該矩形領域において、注視点と、当該注視点に最も近い点又は最も遠い点との間の直線距離が、距離の値であってもよい。また、ステップS115における注視点付近の判定基準は、当該距離の値が、所定値以下であることであってもよい。なお、距離の値は、画面座標系に基づく。日時は、当該参照座標が取得された際の日時である。
なお、注視点を含むウィンドウに表示されている文書が、HTML(HyperText Markup Language)文書である場合、図8に示される処理によって、参照単語が取得されてもよい。
図8は、第1の実施の形態において参照単語取得部が実行する処理手順の第2の例を説明するためのフローチャートである。
参照単語取得部13は、注視点の位置情報が入力されると(S121でYes)、当該位置情報に基づいて、HTML要素の中で、注視されたHTML要素を特定する(S122)。例えば、WebブラウザのAPI(Application Program Interface)であるdocument.elementFromPoint()関数を用いて、注視点の位置情報からHTML要素が取得されてもよい。なお、HTML要素とは、開始タグと終了タグとによって囲まれた要素をいう。続いて、参照単語取得部13は、特定されたHTML要素に含まれている文字列を取得する(S123)。続いて、参照単語取得部13は、例えば、形態素解析等によって、当該文字列から単語を抽出する(S124)。続いて、参照単語取得部13は、抽出された各単語を参照単語として、参照単語記憶部121に記憶する(S125)。なお、この際、各矩形座標は記憶されなくてもよい。
図9は、第1の実施の形態において参照領域特定部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
参照領域特定部14は、注視点の位置情報が入力されると(S131でYes)、注視点を含むウィンドウを注視領域として特定する(S132)。参照領域特定部14は、特定されたウィンドウの識別情報を現在日時に対応付けて、注視領域記憶部122に記憶する。
図10は、注視領域記憶部の構成例を示す図である。図10において、注視領域記憶部122の各レコードは、日時及び注視領域等の項目を含む。日時は、当該レコードが記憶された日時である。注視領域は、注視領域として特定されたウィンドウの識別情報である。図10では、ウィンドウハンドルが、当該識別情報として用いられている例が示されている。但し、当該ウィンドウの左上頂点及び右上頂点のそれぞれの画面座標系における座標値等が、当該識別情報として用いられてもよい。
続いて、参照領域特定部14は、特定されたウィンドウ(以下、「注視領域」という。)が、入力領域として特定されているウィンドウと異なるか否かを判定する(S133)。入力領域として特定されているウィンドウは、入力領域記憶部129を参照して特定することができる。すなわち、入力領域記憶部129には、入力領域として特定されているウィンドウの識別情報が記憶されている。複数のウィンドウが入力領域として特定されている場合、複数のウィンドウの識別情報が入力領域記憶部129に記憶されていてもよい。なお、入力領域は、キー入力に応じて変換候補表示部18によって特定される。したがって、仮に、ステップS133が実行される時点までにキー入力が行われていない場合、入力領域記憶部129には入力領域の識別情報が記憶されていない可能性が有る。入力領域記憶部129に入力領域の識別情報が記憶されていない場合には、ステップS134以降は実行されずに、ステップS131に戻ればよい。この場合、参照領域は特定されない。また、入力領域記憶部129に入力領域の識別情報が記憶されており、注視領域の識別情報が、入力領域の識別情報に一致する場合も(S133でN0)、ステップS131に戻る。
一方、注視領域の識別情報が、入力領域の識別情報と異なる場合(S133でYes)、参照領域特定部14は、注視領域に係る情報を、参照領域記憶部123に追加的に記憶する(S134)。なお、参照領域記憶部123の構成は、注視領域記憶部122の構成と同様でよい。また、注視領域に係る情報とは、当該注視領域に関して注視領域記憶部122に記憶されているレコードの内容をいう。
図11は、第1の実施の形態において閲覧態度判定部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
閲覧態度判定部15は、注視点の位置情報が入力されると(S141でYes)、当該位置情報と現在日時とを対応付けて、メモリ装置103に記憶する(S142)。続いて、閲覧態度判定部15は、これまでにおいて、注視点がN個以上入力されたか否かを判定する(S143)。すなわち、注視点の入力がN回以上発生したか否かが判定される。当該判定は、メモリ装置103を参照することで行うことができる。Nは、ステップS144における閲覧態度の判定処理に必要な注視点の個数である。これまでに入力された注視点がN個以上であれば(S143でYes)、閲覧態度判定部15は、最新のN個の注視点の全てが、参照領域に含まれているか否かを判定する(S144)。すなわち、メモリ装置103に記憶されている当該最新のN個のそれぞれの注視点の位置情報が示す位置が、参照領域の範囲に含まれているか否かが判定される。参照領域の範囲は、参照領域記憶部123に記憶されているウィンドウハンドルに係るウィンドウの領域を求めることで特定可能である。
最新のN個の注視点の全てが参照領域に含まれている場合(S144でYes)、閲覧態度判定部15は、閲覧態度の判定処理を実行する(S145)。当該判定処理は、例えば、特開平11−85452号公報等に記載された技術が利用されて実行されてもよい。なお、閲覧態度の判定処理は、最新のN個の注視点の全てが参照領域に含まれる場合に実行されるため、ステップS145では、参照領域に関する閲覧態度が判定される。続いて、閲覧態度判定部15は、閲覧態度の判定結果を、閲覧態度記憶部124に記憶する(S146)。
図12は、閲覧態度記憶部の構成例を示す図である。図12において、閲覧態度記憶部124には、閲覧態度の判定結果ごとに、日時及び閲覧態度が記憶される。日時は、判定が行われた日時である。閲覧態度は、判定結果が示す閲覧態度である。
図13は、第1の実施の形態において候補辞書更新部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図13は、例えば、参照単語記憶部121に対して新たな参照単語が追加されるたびに実行されてもよいし、一定時間ごとに実行されてもよい。また、図13の処理の開始時期が到来した際に、参照領域記憶部123にウィンドウハンドルが記憶されていない場合(すなわち、参照領域が未だ特定されていない場合)には、図13の処理は、開始されなくてよい。
ステップS151において、候補辞書更新部16は、参照単語記憶部121(図7)から、未処理のレコードを一つ取得する。未処理のレコードとは、図13に関して処理対象とされていないレコードをいう。未処理のレコードを取得できた場合、すなわち、未処理のレコードが有った場合(S152でYes)、候補辞書更新部16は、当該レコードの矩形座標によって特定される範囲が、参照領域内であるか否かを判定する(S153)。すなわち、当該レコードに係る参照単語(以下、「対象単語」という。)が、参照領域内に含まれるか否かが判定される。参照領域の範囲は、参照領域記憶部123に記憶されているウィンドウハンドルに係るウィンドウの領域を求めることで特定可能である。なお、複数の参照領域が特定されている場合には、対象単語が、いずれかの参照領域の範囲内であるか否かが判定される。
対象単語が参照領域に含まれない場合(S153でNo)、ステップS151に戻る。対象単語が参照領域に含まれる場合(S153でNo)、候補辞書更新部16は、対象単語が、候補辞書記憶部128における一時優先度の加算対象であるか否かを、抽出ルール記憶部125に記憶されている抽出ルールを参照して判定する(S154)。
図14は、第1の実施の形態における抽出ルールの一例を示す図である。図14において、各行のそれぞれが、抽出ルールに相当する。各抽出ルールは、条件及びアクションを含む。条件は、参照単語に対する条件である。アクションは、条件に合致する参照単語を、一時優先度の加算対象とするか否かを示す情報である。図14において、1番目の抽出ルールは、注視点からの距離がα以下である参照単語については、一時優先度の加算対象とすることを示す。また、2番目の抽出ルールは、助詞や記号については、一時優先度の加算対象としないことを示す。なお、抽出ルールは、運用に応じて適宜設定されてよい。
したがって、ステップS154では、対象単語が助詞又は記号ではなく、対象単語に対して参照単語記憶部121に記憶されている距離がα以下であれば、対象単語は、一時優先度の加算対象であると判定される。なお、抽出ルールは、図6や図8において利用されてもよい。すなわち、一時優先度の加算対象とされる参照単語のみが、参照単語記憶部121に記憶されるようにしてもよい。その場合、ステップS154の判定は実行されなくてもよい。
対象単語が、一時優先度の加算対象である場合(S154でYes)、候補辞書更新部16は、優先度ルール記憶部126に記憶されている優先度ルールを参照して加算値を判定する(S155)。
図15は、第1の実施の形態における優先度ルールの一例を示す図である。図15において、各行のそれぞれが、優先度ルールに相当する。各優先度ルールは、条件及びアクションを含む。条件は、一時優先度が加算の態様を区別するための条件である。アクションは、一時優先度の加算の態様を示す情報である。図15において、1番目の優先度ルールは、閲覧態度が熟読である場合に、全ての参照単語について、一時優先度に100が加算されることを示す。また、2番目の優先度ルールは、閲覧態度が流し読みである場合に、最後に注視された参照単語についてのみ、一時優先度に100が加算されることを示す。
なお、図15の優先度ルールは、次のような考えに基づく。ユーザが、参照領域を熟読している場合には、ユーザにとって、各参照単語の重要度を一様であると考えられる。したがって、全ての参照単語に対して一律に優先度が加算される。一方、ユーザが、参照領域を流し読みしている場合には、ユーザが、或る単語を探している状況が想定される。このような状況では、最後にユーザが注視した単語が、当該或る単語である可能性が高いと考えられる。換言すれば、ユーザは、目的の単語が見つかったため、流し読みをやめたことが想定される。この場合には、最後に注視された参照単語が、他の参照単語に比べて入力される可能性が高いと考えられる。したがって、この場合には、最後に注視された参照単語のみについて、一時優先度に対して加算が行われる。
したがって、ステップS155では、まず、閲覧態度が判定される。閲覧態度は、閲覧態度記憶部124の最後のレコードに基づいて判定される。当該最後のレコードの閲覧態度の値が、「熟読」である場合には、一時優先度の加算値は、100であると判定される。一方、当該最後のレコードの閲覧態度の値が、「流し読み」である場合には、対象単語が最後に注視された参照単語であるか否かが判定される。対象単語が最後に注視された参照単語であるか否かは、参照単語記憶部121を参照して判定される。すなわち、対象単語が、参照単語記憶部121における最後のレコードに係る参照単語であれば、対象単語は、最後に注視された参照単語であると判定される。したがって、この場合、一時優先度の加算値は、100であると判定される。なお、対象単語が、いずれの優先度ルールの条件にも合致しない場合には、一時優先度の加算値は、0であると判定される。
なお、最後に注視された参照単語は、参照単語記憶部121ではなく、例えば、特開平10−91378号公報に記載された技術に基づいて特定されてもよい。また、優先度ルールは、運用に応じて適宜設定されてよい。
続いて、候補辞書更新部16は、対象単語が候補辞書記憶部128に記憶されているか否かを判定する(S156)。
図16は、候補辞書記憶部の構成例を示す図である。図16において、候補辞書記憶部128の各レコードは、単語、読み、標準優先度、一時優先度、及び一時優先度更新日時等を含む。単語は、予測変換時の変換候補とされる単語である。読みは、単語の読みである。標準優先度は、単語に対して付与されている標準優先度である。一時優先度は、単語に対して付与されている一時優先度である。一時優先度更新日時は、一時優先度が最後に更新された日時である。
ステップS156では、対象単語を単語として含むレコードが、候補辞書記憶部128に記憶されているか否かが判定される。対象単語が候補辞書記憶部128に記憶されている場合(S156でYes)、ステップS155において判定された加算値が0より大きければ(S157でYes)、候補辞書更新部16は、候補辞書記憶部128において、対象単語に係るレコードの一時優先度を更新する(S159)。すなわち、当該レコードの一時優先度に対して加算値が加算される。また、当該レコードの一時優先度更新日時が現在日時によって更新される。その結果、当該レコードの単語の優先度は、当該単語が参照単語に含まれない場合よりも高くされる。
一方、対象単語が候補辞書記憶部128に記憶されていない場合(S156でNo)、候補辞書更新部16は、読み生成ルール記憶部127に記憶されている読み生成ルールに基づいて、対象単語の読みを生成する(S158)。
図17は、読み生成ルールの一例を示す図である。図17において、各行のそれぞれが、読み生成ルールに相当する。各読み生成ルールは、条件及び読み生成方法を含む。条件は、参照単語に対する条件である。読み生成ルールは、条件に合致する参照単語の読みの生成方法である。図17において、1番目の読み生成ルールは、「http://」で始まるURL(Uniform Resource Locator)については、当該URLの全部と、「http://」を除く文字列とを読みとして生成することを示す。したがって、この場合、「h」が入力された場合や、「http://」の後に続く文字が入力された場合に、当該URLが変換候補とされるように読みが生成される。
2番目の読み生成ルールは、10桁の電話番号については、10桁の電話番号と、市外局番以外の数字列とを、読みとして生成することを示す。したがって、この場合、当該電話番号の市外局番の先頭の数字が入力された場合や、市外局番の直後の数字が入力された場合に、当該電話番号が変換候補とされるように読みが生成される。なお、10桁の数字が、電話番号であるか否かについては、厳密に判定が行われてもよいし、10桁の数字が電話番号であるか否かについて、厳密な判定が行われずに、当該10桁の数字に対して読みが生成されてもよい。
3番目の読み生成ルールは、ルビが付いている単語については、ルビを読みとすることを示す。
このように、本実施の形態における読み生成ルールは、URLや電話番号等、一般的な辞書には含まれていないような文字列に関する読みの生成方法を示す。このことは、図6のステップS114や図8のS124において、URLや電話番号等についても、単語として抽出されることを意味する。なお、メールアドレス等、その他の情報に関して、読み生成ルールが設定されてもよい。
続いて、候補辞書更新部16は、対象単語に係るレコードを候補辞書記憶部128に追加する(S159)。この際、当該レコードの読みには、ステップS158に生成された読みが記憶される。また、当該レコードの標準優先度は0にされる。当該レコードの一時優先度は、ステップS155において判定された加算値となる。当該レコードの一時優先度更新日時は、現在日時である。
図13の処理は、参照単語記憶部121に記憶されている、未処理の参照単語ごとに実行される。全ての参照単語について処理が完了すると(S152でNo)、図13の処理は終了する。
なお、閲覧態度に基づく一時優先度の加算値の判定が行われない実施形態が採用されてもよい。この場合、例えば、閲覧態度に拘わらず全ての参照単語に対して、一律に加算値が定められてもよい。また、閲覧態度の判定処理(図11)は実行されなくてもよい。
また、参照単語ごとに、当該参照単語の言語とは異なる言語への変換が行われ、当該参照単語と、変換後の単語とのそれぞれについて、図13の処理が実行されてもよい。例えば、参照単語が日本語であれば、当該参照単語が英語に翻訳され、日本語の参照単語と、英語の単語とについて、図13の処理が実行されてもよい。
図18は、第1の実施の形態において変換候補表示部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
変換候補表示部18は、キー入力の発生がキー入力検出部17から通知されると(S171)、操作キー記憶部130を参照して、入力対象とされたキー(以下、「入力キー」という。)が、操作キーであるか否かを判定する(S172)。操作キーとは、EnterキーやEscキー等、文字以外の入力に利用されるキーであって、予測変換の操作に利用されるキーをいう。
図19は、操作キー記憶部の構成例を示す図である。図19において、操作キー記憶部130には、操作キーごとに、キーコード及びアクションが記憶されている。図19では、EnterキーとEscapeキーとが操作キーであることが示されている。Enterキーのアクションは、変換先の確定であり、Escapeキーは、変換の取り消しである。
入力キーが操作キーでない場合(S172でNo)、変換候補表示部18は、キー入力の対象とされたウィンドウのウィンドウハンドルを、入力領域記憶部129に記憶する(S173)。なお、現在表示中のウィンドウのうち、複数のウィンドウが入力対象とされている場合、複数のウィンドウのウィンドウハンドルが、入力領域記憶部129に記憶されてもよい。すなわち、入力領域は、1つのウィンドウに限定されなくてもよい。
続いて、変換候補表示部18は、入力キーに対応する文字を、入力バッファに追加する(S174)。入力バッファとは、予測変換が行われるまでに入力された文字列を格納しておくためのバッファであり、例えば、メモリ装置103に生成される。続いて、変換候補表示部18は、候補辞書記憶部128に記憶されている単語の中から、入力バッファに記憶されている文字列に読みが前方一致する単語の集合を取得する(S175)。以下、当該集合を「集合W1」という。
続いて、変換候補表示部18は、集合W1から一つの単語を取得する(S176)。取得された単語(以下、「対象単語」という。)は、集合W1から削除される。続いて、変換候補表示部18は、対象単語に関して候補辞書記憶部128に記憶されている一時優先度変更日時が、現在日時から遡って所定時間以内であるか否かを判定する(S177)。一時優先度の有効期間を所定時間以内に限定するためである。所定時間は、例えば、数分等であってもよい。
当該一時優先度更新日時が所定時間以内である場合(S177でYes)、変換候補表示部18は、対象単語に関して候補辞書記憶部128に記憶されている標準優先度と一時優先度との和を、対象単語の優先度とする(S178)。変換候補表示部18は、対象単語と当該優先度とを対応付けて、集合W2に追加する。なお、集合W2の初期状態は、空である。
一方、当該一時優先度更新日時が所定時間以内でない場合(S177でNo)、変換候補表示部18は、対象単語に関して候補辞書記憶部128に記憶されている一時優先度と一時優先度更新日とを初期化する(S179)。すなわち、一時優先度は、0に更新される。また、一時優先度更新日は、削除される。続いて、変換候補表示部18は、対象単語に関して候補辞書記憶部128に記憶されている標準優先度を、対象単語の優先度とする(S180)。変換候補表示部18は、対象単語と当該優先度とを対応付けて、集合W2に追加する。
なお、対象単語に対して一時優先度更新日時が記憶されていない場合には、ステップS177においてYesと判定されてもよいし、Noと判定されてもよい。この場合、いずれに判定されたとしても、対象単語の標準優先度が、優先度とされるからである。
集合W1に含まれている全ての単語について、処理が完了すると(S181でYes)、変換候補表示部18は、集合W2に含まれている単語群を予測変換の変換候補として表示する(S182)。この際、各単語は、優先度に基づく順番で表示される。すなわち、優先度が高い方が、上位に表示され、優先度が低い方が、下位に表示される。
また、入力キーが操作キーである場合(S172でYes)、変換候補表示部18は、入力バッファを空にする(S183)。続いて、変換候補表示部18は、操作キーに対応して操作キー記憶部130に記憶されているアクションを実行する(S184)。例えば、変換候補の一覧が表示されている状態において、Enterキーが入力された場合には、当該一覧の中で選択されている変換候補が入力領域に入力される。また、変換候補の一覧が表示されている状態において、Escapeキーが入力された場合には、変換候補の一覧が非表示にされる。
なお、ユーザによって文字が連続的に入力される場合、1文字ごとに図18の処理が実行される。したがって、入力バッファに記憶される文字が増加するにつれて、変換候補が絞り込まれる。
上述したように、第1の実施の形態によれば、ユーザが参照している領域に含まれている単語について、優先度が上げられる。したがって、ユーザが、或る文書を参照して、他の文書を作成している場合に、当該或る文書に含まれている単語が変換候補として上位に表示される可能性を高めることができる。その結果、文字列の入力作業を効率化することができる。
なお、第1の実施の形態において、参照領域は、ウィンドウ単位ではなく、ウィンドウ内の一部の領域であってもよい。
図20は、第1の実施の形態における入力領域及び参照領域の第2の例を示す図である。図20中、図4と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図20では、ウィンドウw1のうちの一部の領域である領域A1が、参照領域とされる例が示されている。この場合、図9のステップS132では、注視点から所定の範囲内が、特定されればよい。また、参照領域記憶部123には、参照領域を示す情報として、所定の範囲の矩形座標が記憶されてもよい。所定の範囲は、注視点を含む段落等、文章の構造に基づいて特定されてもよいし、ウィンドウw1を所定数に分割することで形成される分割領域の単位で特定されてもよい。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では第1の実施の形態と異なる点について説明する。第2の実施の形態において、特に言及されない点については、第1の実施の形態と同様でもよい。第2の実施の形態では、参照領域と入力領域とが一つのウィンドウ内で混在する例について説明する。
図21は、第2の実施の形態における入力領域及び参照領域の例を示す図である。図21中、図4と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図21では、ウィンドウw3内に、参照領域A2と入力領域A3とが含まれている例が示されている。
入力領域A3は、例えば、ウィンドウw3内に表示されている入力フォームにおけるエディットボックスである。参照領域A2は、例えば、入力フォームにおける説明文等が含まれる領域である。
第2の実施の形態では、図9の処理手順が、図22に示されるように置き換えられる。図22は、第2の実施の形態において参照領域特定部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
参照領域特定部14は、注視点の位置情報が入力されると(S201でYes)、注視点を含む所定の領域を注視領域として特定する(S202)。参照領域特定部14は、特定された注視領域の識別情報を現在日時に対応付けて、注視領域記憶部122(図10)に記憶する。なお、所定の領域は、図21において説明した所定の領域と同様でもよい。また、第2の実施の形態において、注視領域の識別情報は、例えば、当該注視領域の矩形座標である。
続いて、参照領域特定部14は、ステップS202において特定された注視領域と、入力領域との距離を算出する(S203)。入力領域は、入力領域記憶部129を参照して特定することができる。第2の実施の形態において、入力領域記憶部129には、例えば、入力領域の矩形座標が記憶されている。注視領域と入力領域との距離は、例えば、二つの領域の間で、最も短い距離であってもよいし、最も長い距離であってもよい。又は、注視領域と入力領域とが垂直方向に並んでいる場合は、上側に有る方の領域の底辺と、下側に有る領域の上辺との間の距離であってもよい。当該距離の値は、画面座標系に基づく。
なお、仮に、ステップS203が実行される時点までにキー入力が行われていない場合、入力領域記憶部129には入力領域の矩形座標が記憶されていない可能性が有る。入力領域記憶部129に入力領域の矩形座標が記憶されていない場合には、ステップS203以降は実行されずに、ステップS201に戻ればよい。
続いて、参照領域特定部14は、注視領域と入力領域との距離が、閾値β以上であるか否かを判定する(S204)。当該判定の趣旨は、注視領域と入力領域とがほぼ同じ領域でないことを確認することである。当該距離が、閾値β未満である場合(S204でNo)、ステップS201に戻る。当該距離が、閾値β以上である場合(S204でYes)、参照領域特定部14は、注視領域に係る情報を、参照領域記憶部123に追加的に記憶する(S205)。
また、第2の実施の形態では、図18のステップS173において、変換候補表示部18は、例えば、キー入力の対象とされた表示部品(エディットボックス等)の矩形座標を、入力領域記憶部129に記憶する。
上述したように、第2の実施の形態では、参照領域と入力領域とが同じウィンドウに含まれる場合であっても、ユーザが参照している単語が、変換候補の表示順において上位になる可能性を高めることができる。なお、第2の実施の形態は、参照領域と入力領域とが異なるウィンドウである状況においても有効である。
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では第1又は第2の実施の形態と異なる点について説明する。第3の実施の形態において、特に言及されない点については、第1又は第2の実施の形態と同様でもよい。
図23は、第3の実施の形態における入力領域及び参照領域の例を示す図である。図23中、図4と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図23において、円C1は、注視点P1を中心とし、半径を所定の値とする円である。第3の実施の形態では、円C1が、参照領域とされる。一方、入力領域は、ウィンドウw2である。なお、第2の実施の形態において説明したように、参照領域と入力領域とが同じウィンドウに含まれる状態が許容されてもよい。
第3の実施の形態では、参照領域特定部14が実行する処理手順が、上記の各実施の形態と異なる。すなわち、図9又は図22の処理は、図24及び図25によって置き換えられる。
図24は、第3の実施の形態において参照領域特定部が注視点の入力に応じて実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
参照領域特定部14は、注視点の位置情報が入力されると(S301でYes)、注視点を中心とし、半径を所定の値とする円の範囲を、注視領域として特定する(S302)。参照領域特定部14は、特定された注視領域の識別情報を現在日時に対応付けて、注視領域記憶部122(図10)に記憶する。なお、第3の実施の形態において、注視領域の識別情報は、例えば、注視点の位置情報と半径とである。但し、半径が固定であれば、注視領域の識別情報には半径は含まれなくてもよい。
また、第3の実施の形態において、参照領域特定部14は、注視領域の中から参照領域を特定するために、図25に示される処理を実行する。
図25は、第3の実施の形態における参照領域の特定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図25の処理は、図24のステップS302に続いて実行されてもよいし、定期的に実行されてもよい。
ステップS311において、参照領域特定部14は、入力カーソルの位置を特定する。その結果、入力カーソルの位置情報が取得される。当該位置情報は、例えば、画面座標系における座標値である。続いて、参照領域特定部14は、注視領域記憶部122から、日時の新しい順に1つのレコードを取得する(S312)。該当レコードを取得できなかった場合、すなわち、注視領域記憶部122に記憶されている全てのレコードについて処理が終了した場合(S313でNo)、図25の処理は終了する。該当レコード(以下、「対象レコード」という。)を取得できた場合(S313でYes)、参照領域特定部14は、対象レコードの日時が、現在日時から遡って所定時間以内であるか否かを判定する(S314)。所定時間を超えた時期に参照された領域が、参照領域とされるのを回避するためである。
対象レコードの日時が所定時間以内である場合(S314でYes)、参照領域特定部14は、入力カーソルと対象レコードに係る注視領域との距離を算出する(S315)。当該距離の算出方法は、所定のものに限定されない。なお、対象レコードに係る注視領域は、対象レコードに記憶されている、注視領域の識別情報(注視点及び半径)に基づいて特定可能である。
続いて、参照領域特定部14は、当該距離が、閾値β以上であるか否かを判定する(S316)。当該判定の趣旨は、図22のステップS204と同じである。
当該距離が閾値以上である場合(S316でYes)、参照領域特定部14は、対象レコードを、参照領域記憶部123に追加的に記憶する(S317)。すなわち、対象レコードに係る注視領域が、参照領域とされる。なお、ステップS316において、参照領域記憶部123に記憶されているレコードのうち、日時が、現在日時から遡って所定時間を超えるレコードは、削除されてしまってもよい。また、図25の処理が、図24の処理に続けて実行される場合、ステップS317の後に、ステップS301に戻ればよい。
ところで、図23に示されるように、参照領域が、文章の構造とは無関係に決められる場合、参照領域の境界を跨る単語が発生する可能性が有る。図23においても、1行目の最初の「Pollution」や2行目の最初の「damage」等が、参照領域の境界を跨っている。第3の実施の形態では、参照領域の境界を跨る単語について、図13のステップS154において一時優先度の加算対象とするか否かを判定するための抽出ルールとして、図26に示されるような抽出ルールが設定されてもよい。
図26は、3の実施の形態における抽出ルールの一例を示す図である。図26では、図14に対して、3番目の抽出ルールが追加されている。3番目の抽出ルールは、75%以上が参照領域に含まれる単語は、一時優先度の加算対象とされることを示す。75%とは、単語の文字数に対する割合である。例えば、4文字の単語であれば、3文字以上が参照領域に含まれることが要求される。
なお、上記においては、参照領域が円である例を説明したが、参照領域は、矩形であってもよいし、その他の形状であってもよい。
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態では上記各実施の形態と異なる点について説明する。第4の実施の形態において、特に言及されない点については、上記各実施の形態と同様でもよい。
図27は、第4の実施の形態における検討事項を説明するための図である。図27に示されるように、ユーザが、参照領域を参照して入力領域に対して文字列を入力している場合には、参照領域と入力領域との間を、ユーザの視線が往復する可能性が高い。第4の実施の形態では、このような事情が考慮されて、視線の往復が検出された場合にのみ、一時優先度の加算が行われる。
第4の実施の形態では、図18の処理が、図28に置き換わる。図28は、第4の実施の形態において変換候補表示部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図28中、図18と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
図28では、ステップS174とステップS175との間に、ステップS401〜S403が追加されている。ステップS401において、変換候補表示部18は、注視点について、入力領域と参照領域とを往復する動き(以下、「注視点の往復」という。)の有無を判定する。斯かる動きの有無の判定は、例えば、注視領域記憶部122及び入力領域記憶部129を参照して行われる。すなわち、注視領域記憶部122には、注視領域の履歴が時系列に記憶されている。また、入力領域には、入力領域が記憶されている。したがって、注視領域記憶部122と入力領域記憶部129とを参照することで、各注視領域が、入力領域外であるのか入力領域内であるのかを時系列に特定することができる。時系列の特定されたパターンが、所定のパターンに合致すれば、注視点の往復は有ったと判定される。所定のパターンとは、例えば、入力領域外と入力領域内とが、交互に繰り返されるパターンである。ここで、交互とは、注視領域記憶部122に記憶されているレコード単位でなくてもよい。例えば、注視領域記憶部122に記憶されているレコード単位において、連続する2レコードは、入力領域外であり、その後に連続する3レコードは入力領域内であり、その後に連続する3レコードは、入力領域外であるといったパターンが、入力領域外と入力領域内とが交互に繰り返されるパターンであると判定されてもよい。なお、所定のパターンは、複数種類が用意されていてもよい。また、所定のパターンを示す情報は、補助記憶装置102等に予め記憶されていてもよい。
注視点の往復が有ったと判定される場合(S401でYes)、変換候補表示部18は、変換候補の表示順の決定モード(以下、「表示順決定モード」という。)を一時モードに設定する(S402)。一方、注視点の往復が無かったと判定される場合(S402でNo)、変換候補表示部18は、表示順決定モードを標準モードに設定する(S403)。なお、一時モードとは、一時優先度が考慮されるモードをいう。標準モードとは、標準優先度のみが考慮されるモードをいう。
図28では、また、ステップS176とステップS177との間に、ステップS404が追加されている。ステップS404において、変換候補表示部18は、表示順決定モードが、一時モードであるか標準モードであるかを判定する。表示順決定モードが、一時モードである場合(S404でYes)、図18において説明したように、ステップS177以降が実行される。表示順決定モードが、標準モードである場合(S404でNo)、ステップS180以降が実行される。したがって、この場合、対象単語には標準優先度に基づく優先度が付与される。
上述したように、第4の実施の形態によれば、ユーザの視線の動きに基づいて、ユーザが、入力領域とは別の領域を参照しながら入力を行っているのか否かが判定される。入力領域とは別の領域を参照しながら入力を行っていると判定される場合にのみ、一時優先度が考慮されて、変換候補の表示順が決定される。したがって、ユーザが、入力領域とは別の領域を参照しながら入力を行っている場合に限って、ユーザが参照している領域に含まれる単語が、変換候補の表示順において上位に表示される可能性を高めることができる。その結果、ユーザの期待に即した表示順で、変換候補が表示される可能性を高めることができる。
なお、上記各実施の形態では、参照単語として抽出される文字列や、候補辞書記憶部128に記憶されている変換候補の文字列が、単語である例について説明したが、これらの文字列は、単語でなくてもよい。例えば、文例であってもよい。
なお、上記各実施の形態において、視線入力部11は、入力部の一例である。参照単語取得部13は、取得部の一例である。変換候補表示部18は、表示制御部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力する入力部と、
前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得する取得部と、
ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示する表示制御部とを有し、
前記表示制御部は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって取得されたいずれかの文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする変換装置。
(付記2)
前記表示制御部は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって取得されたいずれかの文字列に一致する文字列が、前記画面上において、入力された文字から所定の範囲内に含まれない場合に、当該文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記1記載の変換装置。
(付記3)
前記取得部は、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列が取得された時期を示す情報を、当該文字列に対応付けて記憶し、
前記表示制御部は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって取得されたいずれかの文字列であって、前記文字の入力から所定の期間内の時期を示す情報に対応付けられて記憶されている文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記1又は2記載の変換装置。
(付記4)
前記表示制御部は、前記視線の位置情報の履歴が、所定のパターンに合致する場合に、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって取得されたいずれかの文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記1乃至3いずれか一項記載の変換装置。
(付記5)
前記視線の位置情報の履歴に基づいて、前記画面上に表示されている情報に関する、前記ユーザの閲覧の態度を判定する判定部を有し、
前記表示制御部は、前記判定部による判定結果が所定の態度を示す場合には、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって最後に取得された文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記1乃至4いずれか一項記載の変換装置。
(付記6)
コンピュータが、
画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力し、
前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得し、
ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示する処理を実行し、
前記表示する処理は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする変換方法。
(付記7)
前記表示する処理は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列に一致する文字列が、前記画面上において、入力された文字から所定の範囲内に含まれない場合に、当該文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記6記載の変換方法。
(付記8)
前記取得する処理は、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列が取得された時期を示す情報を、当該文字列に対応付けて記憶し、
前記表示する処理は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列であって、前記文字の入力から所定の期間内の時期を示す情報に対応付けられて記憶されている文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記6又は7記載の変換方法。
(付記9)
前記表示する処理は、前記視線の位置情報の履歴が、所定のパターンに合致する場合に、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記6乃至8いずれか一項記載の変換方法。
(付記10)
前記コンピュータが、
前記視線の位置情報の履歴に基づいて、前記画面上に表示されている情報に関する、前記ユーザの閲覧の態度を判定する処理を実行し、
前記表示する処理は、前記判定する処理における判定結果が所定の態度を示す場合には、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において最後に取得された文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記6乃至9いずれか一項記載の変換方法。
(付記11)
コンピュータに、
画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力し、
前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得し、
ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示する処理を実行させ、
前記表示する処理は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする変換プログラム。
(付記12)
前記表示する処理は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列に一致する文字列が、前記画面上において、入力された文字から所定の範囲内に含まれない場合に、当該文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記11記載の変換プログラム。
(付記13)
前記取得する処理は、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列が取得された時期を示す情報を、当該文字列に対応付けて記憶し、
前記表示する処理は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列であって、前記文字の入力から所定の期間内の時期を示す情報に対応付けられて記憶されている文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記11又は12記載の変換プログラム。
(付記14)
前記表示する処理は、前記視線の位置情報の履歴が、所定のパターンに合致する場合に、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記11乃至13いずれか一項記載の変換プログラム。
(付記15)
前記コンピュータに、
前記視線の位置情報の履歴に基づいて、前記画面上に表示されている情報に関する、前記ユーザの閲覧の態度を判定する処理を実行させ、
前記表示する処理は、前記判定する処理における判定結果が所定の態度を示す場合には、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において最後に取得された文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
ことを特徴とする付記11乃至14いずれか一項記載の変換プログラム。
10 変換装置
11 視線入力部
12 注視判定部
13 参照単語取得部
14 参照領域特定部
15 閲覧態度判定部
16 候補辞書更新部
17 キー入力検出部
18 変換候補表示部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
106 表示装置
107 入力装置
110 視線検出センサ
121 参照単語記憶部
122 注視領域記憶部
123 参照領域記憶部
124 閲覧態度記憶部
125 抽出ルール記憶部
126 優先度ルール記憶部
127 読み生成ルール記憶部
128 候補辞書記憶部
129 入力領域記憶部
130 操作キー記憶部
B バス

Claims (8)

  1. 画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力する入力部と、
    前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得する取得部と、
    ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示する表示制御部とを有し、
    前記表示制御部は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって取得されたいずれかの文字列に一致する文字列が、前記画面上において、入力された文字から所定の範囲内に含まれない場合に、当該文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
    ことを特徴とする変換装置。
  2. 前記取得部は、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列が取得された時期を示す情報を、当該文字列に対応付けて記憶し、
    前記表示制御部は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって取得されたいずれかの文字列であって、前記文字の入力から所定の期間内の時期を示す情報に対応付けられて記憶されている文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
    ことを特徴とする請求項記載の変換装置。
  3. 前記表示制御部は、前記視線の位置情報の履歴が、所定のパターンに合致する場合に、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって取得されたいずれかの文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の変換装置。
  4. 画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力する入力部と、
    前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得する取得部と、
    ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示する表示制御部と、
    前記視線の位置情報の履歴に基づいて、前記画面上に表示されている情報に関する、前記ユーザの閲覧の態度を判定する判定部とを有し、
    前記表示制御部は、前記判定部による判定結果が所定の態度を示す場合には、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得部によって最後に取得された文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得部によって取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
    ことを特徴とする変換装置。
  5. コンピュータが、
    画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力し、
    前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得し、
    ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示する処理を実行し、
    前記表示する処理は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列に一致する文字列が、前記画面上において、入力された文字から所定の範囲内に含まれない場合に、当該文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
    ことを特徴とする変換方法。
  6. コンピュータが、
    画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力し、
    前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得し、
    ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示し、
    前記視線の位置情報の履歴に基づいて、前記画面上に表示されている情報に関する、前記ユーザの閲覧の態度を判定する処理を実行し、
    前記表示する処理は、前記判定する処理における判定結果が所定の態度を示す場合には、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において最後に取得された文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
    ことを特徴とする変換方法。
  7. コンピュータに、
    画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力し、
    前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得し、
    ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示する処理を実行させ、
    前記表示する処理は、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において取得されたいずれかの文字列に一致する文字列が、前記画面上において、入力された文字から所定の範囲内に含まれない場合に、当該文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
    ことを特徴とする変換プログラム。
  8. コンピュータに、
    画面上における、ユーザの視線の位置情報を入力し、
    前記画面上に表示されている文字列のうち、前記位置情報が示す位置から所定の範囲に含まれる文字列を取得し、
    ユーザによる文字の入力に応じ、読みに対応付けられて記憶部に記憶されている文字列のうち、入力された文字を含む読みに対応する文字列の一覧を、入力された文字に対する変換候補として表示し、
    前記視線の位置情報の履歴に基づいて、前記画面上に表示されている情報に関する、前記ユーザの閲覧の態度を判定する処理を実行させ、
    前記表示する処理は、前記判定する処理における判定結果が所定の態度を示す場合には、前記読みに対応する文字列の一覧のうち、前記取得する処理において最後に取得された文字列に一致する文字列の表示順の優先度を、当該文字列が、前記取得する処理において取得されたいずれの文字列にも一致しない場合よりも高くする、
    ことを特徴とする変換プログラム。
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