JP6554791B2 - 文字入力予測のための情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

文字入力予測のための情報処理システムおよび情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6554791B2
JP6554791B2 JP2014262951A JP2014262951A JP6554791B2 JP 6554791 B2 JP6554791 B2 JP 6554791B2 JP 2014262951 A JP2014262951 A JP 2014262951A JP 2014262951 A JP2014262951 A JP 2014262951A JP 6554791 B2 JP6554791 B2 JP 6554791B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dictionary
candidate
server
terminal
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014262951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015187831A (ja
Inventor
昌治 上田
昌治 上田
ちほか 守部
ちほか 守部
真由 中野
真由 中野
拓也 中山
拓也 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2014262951A priority Critical patent/JP6554791B2/ja
Priority to KR1020150009116A priority patent/KR20150107595A/ko
Priority to CN201510062154.8A priority patent/CN104915364B/zh
Priority to US14/617,678 priority patent/US9552351B2/en
Priority to EP15154902.9A priority patent/EP2919097B1/en
Priority to PT151549029T priority patent/PT2919097T/pt
Priority to ES15154902.9T priority patent/ES2620799T3/es
Publication of JP2015187831A publication Critical patent/JP2015187831A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6554791B2 publication Critical patent/JP6554791B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/24Querying
    • G06F16/242Query formulation
    • G06F16/243Natural language query formulation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/018Input/output arrangements for oriental characters
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/30Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of unstructured textual data
    • G06F16/33Querying
    • G06F16/3331Query processing
    • G06F16/334Query execution
    • G06F16/3344Query execution using natural language analysis
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
    • G06F3/0233Character input methods
    • G06F3/0237Character input methods using prediction or retrieval techniques
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/12Use of codes for handling textual entities
    • G06F40/126Character encoding
    • G06F40/129Handling non-Latin characters, e.g. kana-to-kanji conversion
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/237Lexical tools
    • G06F40/242Dictionaries
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/274Converting codes to words; Guess-ahead of partial word inputs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Machine Translation (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、文字入力操作に応じて、その操作によりユーザが入力しようとしている語句の表記文字列の候補のリストを表示し(以下、この処理を「入力予測処理」という。)、表示されたリスト中の候補の一つを選択する操作に応じて選択された候補を入力文字列として確定する機能を有する端末装置と、この端末装置からの候補送信要求に応じて候補リストに含めることが可能な語句の候補を当該端末装置に送信するサーバとを含む情報処理システム、およびこのシステムにおいて端末装置における文字入力処理のために実施される情報処理方法に関する。
上記の情報処理方法の一例として、特許文献1には、仮名漢字変換処理を行うサーバとクライアントの端末装置とがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、データ入力を受けたクライアントからサーバに変換要求を行い、サーバにおいて連文節変換などの変換処理を実施して変換結果を示すデータをクライアントに返送し、クライアントにおいてサーバからの送信データに基づく変換結果を表示してユーザの選択操作を受け付けることが記載されている。
また近年では、携帯電話などの携帯型の端末装置の文字入力処理においても、Webサーバに対して特許文献1に記載されたのと同様の変換要求を通信により実施して、サーバ側での検索により抽出された候補(以下「外部候補」という。)を端末装置で表示する場合がある。
さらに、特許文献2に記載されているように、Webサーバから追加の辞書を取得して、これを端末装置内に登録することによって、端末装置の変換機能を向上させる方法も提案されている。
特開平10−222496号公報 特開2009−135716号公報
サーバから外部候補を取得する方法には、装置内の辞書の容量を増やすことなく候補の表示機能を向上させることができるという利点がある。しかし、サーバから多数の候補が送信される可能性や、端末装置が自前の辞書に対する検索により取得した候補(以下「内部候補」という。)と重複した候補を取り除く必要があるため、候補リストの表示に時間がかかり、文字入力の効率が低下するおそれがある。
また、従来の方法では、外部候補と内部候補とを区別せずに柔軟に表示順序を調整するような工夫がないため、優先度の高い外部候補が候補リストの最下位に位置づけられるなど、候補を選択する操作の利便性が悪く、候補を選択するのに手間がかかるという問題もあった。
本発明は上記の問題に着目し、外部候補の取り込みを短時間で行えるようにすると共に、外部候補と内部候補とを区別することなく、各候補を優先度に従って表示することによって、候補リストの語彙数を充実させ、候補の選択を容易に実施できるようにすることを課題とする。
本発明は、文字入力操作に応じて設定された入力文字列に対応する語句の候補リストを表示し、表示された候補リスト中の候補の一つを選択する操作に応じて選択された候補を入力対象の文字列として確定する機能を有する端末装置と、この端末装置からの要求に応じて前記候補リストに含めることが可能な候補を当該端末装置に送信するサーバとを含むシステムに適用される。サーバには、語句を表す表記文字列と優先度とが紐付けられた構成の辞書データが複数登録された端末用辞書といずれの端末用辞書よりも多くの辞書データを含むサーバ用辞書とが保存される。一方、端末装置には前記複数の端末用辞書のうちの1つが登録される。
端末装置は、上記の端末用辞書が保存された辞書記憶部と、この辞書記憶部の端末用辞書を入力文字列により検索して候補の辞書データを取得する内部候補取得手段と、辞書記憶部の端末用辞書の識別情報と前記入力文字列とを含む候補送信要求信号をサーバに送信し、この送信に対してサーバから返送された候補の辞書データを取得する外部候補取得手段と、内部候補取得手段および外部候補取得手段が取得した辞書データの表記文字列をそれぞれの優先度に従った順序で並べて候補リストを作成するリスト作成手段とを備える。
サーバは、前記複数種の端末用辞書と前記サーバ用辞書とが保存された辞書記憶部と、端末装置からの候補送信要求信号を受け付ける候補送信要求受付手段と、候補送信要求信号に含まれる入力文字列により当該候補送信要求信号中の識別情報に対応する端末用辞書とサーバ用辞書とを検索する検索手段と、サーバ用辞書に対する検索で抽出された辞書データのうち端末用辞書に対する検索で抽出されたのとは異なる辞書データを候補送信要求信号を送った端末装置に返送する候補返送手段とを具備する。
上記の構成によれば、端末装置を使用するユーザの文字入力操作によって端末装置に入力文字列が設定されると、端末装置は自装置の辞書記憶部の端末用辞書に対する検索を実施すると共に、外部のサーバに対して候補送信要求信号を出力することができる。サーバでは、この候補送信要求信号に応じて、当該信号を送信した端末装置と同じ端末用辞書に対する検索と、より多くの辞書データが登録されているサーバ用辞書に対する検索を実施し、後者の検索結果から前者の検索結果とは異なる部分に相当する辞書データを端末装置に返送する。これにより、サーバからの送信の容量を大幅に削減することが可能になる。
上記の辞書データの返送を受けた端末装置では、自装置の検索で取得した内部候補のほか、サーバから送信された辞書データによる外部候補を含めた候補リストを作成する。この候補リストでは、内部候補と外部候補とが区別されることがなく、それぞれの優先度に従った順序で並べて表示されるので、候補選択の利便性が高められる。
上記システムの第1の実施形態では、サーバは端末装置からの候補送信要求信号に応じて当該端末装置に返送した辞書データを一時的に保持する送信データ記憶部を具備し、サーバの候補返送手段は、検索手段によりサーバ用辞書に対する検索で抽出され、かつ端末用辞書に対する検索で抽出されたのとは異なる辞書データのうち、送信データ記憶部に保持されていない辞書データを、優先度が高い順に所定数まで候補送信要求信号を送信した端末装置に返送する。
さらに第1の実施形態の端末装置は候補送信要求信号に対してサーバから返送された辞書データを一時的に保持する受信データ記憶部を具備する。また端末装置の内部候補取得手段は、自装置の辞書記憶部の端末用辞書のほか受信データ記憶部に保持されている辞書データを対象に、入力文字列による検索を実施する。
第1の実施形態によれば、端末装置からの候補送信要求に対し、外部候補として返送可能な候補が多数抽出されている場合でも、優先度が上位にある一定数の候補の辞書データのみが端末装置に送信されるので、サーバからの送信の容量を低容量で安定させることができる。また、端末装置に送信された辞書データを端末装置とサーバとの双方で一時的に保持し、入力文字列が更新された場合には、サーバからは送信データ記憶部に保持されていない辞書データのみを送信するが、端末装置側で端末用辞書のほか受信データ記憶部に対する検索も実施するので、入力文字列に対応する候補の表示を支障なく実施することができる。
第2の実施形態のシステムでは、サーバの候補返送手段は、候補送信要求信号に応じた前記検索手段による検索でサーバ用辞書から抽出された辞書データのうち、端末用辞書に対する検索で抽出された辞書データと表記文字列が一致するが優先度が異なる辞書データを端末装置への返送対象に含める。端末装置のリスト作成手段は、同一の表記文字列に関して外部候補取得手段および内部候補取得手段の双方が辞書データを取得している場合には、外部候補取得手段が取得した辞書データを候補リストの作成に採用する。
第2の実施形態によれば、サーバ用辞書の優先度を必要に応じて改訂しておけば、端末用辞書が古くなって候補選択の実情に適さない優先度が設定された辞書データが含まれる状態になった場合でも、サーバから返送された最新の辞書データに基づき候補の表示順序を定めることができる。
第3の実施形態のシステムでは、サーバのサーバ用辞書内の入力に適した時期を特定可能な語句の辞書データに、その時期を示す属性データが含まれる。また端末装置の外部候補取得手段は、候補送信要求信号にその信号中の入力文字列の入力を受け付けた時期を示す情報を含めてサーバに送信する。サーバの候補返送手段は、候補送信要求信号に応じてサーバ用辞書から抽出された辞書データのうち、当該候補送信要求信号中の時期を示す情報に適合する属性データを含む辞書データの優先度に所定の正の値による調整値を加算すると共に、端末用辞書に対する検索で候補送信要求信号中の入力文字列に対して抽出された辞書データより高い優先度が設定されている辞書データを、端末装置への返送対象に含める。さらに端末装置のリスト作成手段は、同一の表記文字列に関して外部候補取得手段および内部候補取得手段の双方が辞書データを取得している場合には、優先度が高い方の辞書データを候補リストの作成に採用する。
第3の実施形態によれば、特定の期間に使用される頻度が高まる語句に対応する文字列が端末装置に入力された場合には、この端末装置からサーバに送信された候補送信要求信号中の入力文字列の入力を受け付けた時期を示す情報に基づき、サーバ用辞書に対する検索で抽出された辞書データのうち、上記の情報が示す時期に適合する属性データを有する辞書データの優先度が通常より高い値に調整される。この調整が行われた辞書データが端末用辞書からも抽出されている場合には、サーバ用辞書から抽出されかつ優先度が調整された辞書データが端末装置に送信されて、端末装置での候補リストの作成に使用されるので、当該辞書データの表記文字列は通常より上位に表示される。したがって特定の期間に使用される頻度が高まる語句をその特定の期間中に入力する場合には、目的の語句が上位に表示されやすくなり、候補の選択における利便性がより高められる。
第4の実施形態のシステムは、端末用辞書およびサーバ用辞書の辞書データに、所定の字種により表記文字列(たとえば日本語の漢字文字列)の読みを表す変換前文字列(たとえば仮名文字列)が含まれる。端末装置では、変換前文字列と同種の字種による文字を入力する操作を受けたことに応じて、当該字種による入力文字列を設定して内部候補取得手段および外部候補取得手段の処理を実行する。
上記の実施形態では、端末装置に、自装置の端末用辞書には登録されていないがサーバ用辞書に登録されている辞書データ中の変換前文字列が登録された索引情報記憶部を設け、外部候補取得手段は、表記文字列の読みを表す文字を入力する操作により設定された入力文字列により索引情報記憶部を検索し、当該入力文字列に対応する変換前文字列が見つかったときのみ候補送信要求信号を送信するようにしてもよい。このようにすれば、端末装置は、入力された読み文字列に対応する語句として自装置の辞書に登録されていない語句がサーバ用辞書に登録されている場合にのみ、サーバに候補送信要求信号を送信して該当する語句の辞書データを取得する。このようにすれば、外部候補を取得できないのにサーバとの無駄な通信が実施されることがなくなり、候補リストの表示を速やかに行うことができる。
本発明による第1のプログラムは、上記した複数種の端末用辞書やサーバ用辞書が保存されたコンピュータに導入されることにより、このコンピュータを、候補送信要求受付手段、検索手段、候補返送手段を具備するサーバとして動作させることができる。また本発明による第2のプログラムは、複数種の端末用辞書のうちの1つが保存された端末装置のコンピュータに導入されることにより、このコンピュータを内部候補取得手段、外部候補取得手段、およびリスト作成手段を具備する文字入力装置として動作させることができる。
本発明によれば、端末装置が自力で取得することができる候補の辞書データとは異なる辞書データによる候補のみがサーバから送信されるので、辞書データの送信に必要な時間を大幅に短縮することができる。また、内部候補と外部候補とを区別することなく、各候補の表記文字列をそれぞれの優先度に従って並べた候補リストを表示することができるので、候補の選択が容易になり、利便性が高められる。
本発明が適用された情報処理システムにおける日本語の入力予測処理の概要を示す説明図である。 本発明が適用された情報処理システムにおける日本語の入力予測処理の概要を示す説明図である。 本発明が適用された情報処理システムにおける日本語の入力予測処理の概要を示す説明図である。 本発明が適用された情報処理システムにおける英語の入力予測処理の概要を示す説明図である。 本発明が適用された情報処理システムにおける英語の入力予測処理の概要を示す説明図である。 本発明が適用された情報処理システムにおける英語の入力予測処理の概要を示す説明図である。 端末装置およびサーバの機能ブロック図である。 入力文字列の更新に応じて端末装置側で実施される処理の手順を示すフローチャートである。 候補送信要求信号の受信に応じてサーバ側で実施される処理の手順を示すフローチャートである。 入力頻度が高まる時期を示す属性データを含む日本語仕様のサーバ用辞書の辞書データの例を示す説明図である。 文字入力の時期に適合する属性データに紐付けられた候補が候補リストの上位に位置づけられるようにした日本語の入力予測処理の概要を示す説明図である。 文字入力の時期に適合する属性データに紐付けられた候補が候補リストの上位に位置づけられるようにした日本語の入力予測処理の概要を示す説明図である。 入力頻度が高まる時期を示す属性データを含む英語仕様のサーバ用辞書の辞書データの例を示す説明図である。 文字入力の時期に適合する属性データに紐付けられた候補が候補リストの上位に位置づけられるようにした英語の入力予測処理の概要を示す説明図である。 文字入力の時期に適合する属性データに紐付けられた候補が候補リストの上位に位置づけられるようにした英語の入力予測処理の概要を示す説明図である。
図1〜図3は、携帯型の端末装置1における入力予測処理に本発明による情報処理システムを適用した場合の事例を示す。なお、各図面では、端末装置1の例としてスマートフォンを示しているが、これに限らず、タブレット端末、PDA,押ボタン式の操作部を有する携帯電話など、様々な形態に置き換えることができる。
この情報処理システムでは、日本語の字種変換の機能を有する端末装置1において入力対象の語句の読みを表す仮名文字列を入力する操作が行われたことに応じて、端末装置1がサーバ2と通信しながら、ユーザが入力しようとしている語句を予測して、その予測結果に基づく候補リストを作成する。
端末装置1には、その機種や製造年月日等によって異なるタイプの変換用辞書が組み込まれている。以下、この端末側の辞書を、図7に記載の符号を付して「端末用辞書10」と呼ぶ。
サーバ2には全てのタイプの端末用辞書10が登録され、さらに個々の端末用辞書10よりはるかに多くの辞書データが登録された専用の変換用辞書が登録されている。以下、このサーバ2に専用の変換用辞書を、図7に記載の符号を付して「サーバ用辞書20」と呼ぶ。端末用辞書10およびサーバ用辞書20のいずれにも、語句を表す表記文字列(変換後文字列)に読み(発音)を表す読み文字列(変換前文字列)や優先度を紐付けた構成の辞書データが複数登録されている。
図1では、「R8.1_A」という識別情報(以下「辞書ID」という。)が付された端末用辞書10を有する端末装置1に関して、図2では、「R9.1_A」という辞書IDが付された端末用辞書10を有する端末装置1に関して、それぞれ端末装置1に「こん」という仮名文字列が入力された場合を例として、当該入力文字列に対応する候補リストを得るための処理の原理を示す。なお、図1〜図3の実施例では、いずれの候補リストも単語の候補(複数の単語を結合させたものを含む。)のみのリストとしているが、後記する図11,図12の例のように、句や文を表す文字列を含むリストが作成される場合もある。
この実施例の端末装置1でも、従来と同様に、入力文字列により自装置の端末用辞書10を検索して入力文字列に読み文字列が前方一致する単語を候補として抽出することにより、所定数の候補(内部候補)を抽出して、図中のリストAを作成する。さらに端末装置1は、サーバ2から、自装置の端末用辞書10に登録されていない候補(外部候補)の提供を受け、提供された外部候補のリストBと内部候補のリストAとを統合することにより、端末装置1の画面への表示対象となる最終候補のリストCを作成する。図1〜図3のリストCでは、外部候補に由来する候補を網掛けパターンで示す。
外部候補を取得するために、端末装置1は、自装置が有する端末用辞書10の辞書IDと現在の入力文字列とを含む候補送信要求信号をサーバ2に送信する。この候補送信要求信号を受け付けたサーバ2では、当該信号中の辞書IDに対応する端末用辞書10とサーバ用辞書20とのそれぞれに対し、辞書IDと共に受信信号から抽出した入力文字列による検索を実施して、入力文字列に読み文字列が前方一致する単語を候補として抽出する。その結果、端末用辞書10からは端末装置1におけるリストAと同内容のリストDが作成され、サーバ用辞書20からはより多くの候補を含むリストEが作成される。図1〜図3では、リストD内の候補を「端末側候補」とし、リストE内の候補を「サーバ側候補」としている。
サーバ2は、上記2種類のリストD,Eを照合して、リストEからリストDに含まれている候補を削除し、残された候補を、優先度の高い順にn個(図示例ではn=4)まで選択することにより、外部候補のリストBを作成する。なお、優先度を表す数値が高くなるほど優先度は高くなる。
各辞書10,20に対する検索では、表記文字列,読み文字列,優先度を含む辞書データが抽出される。各リストA〜Eも、辞書データを優先度順に配列したものであるが、図1〜図3では、読み文字列を省略して、表記文字列(たとえば『今回』)の後に優先度を示す数字(たとえば120)を括弧書きにして付加する形式で各候補を表している。
上記構成の辞書データに基づき、端末装置1では、自装置で作成したリストA内の各候補とサーバ2から取得したリストB内の各候補とを区別することなく、全ての候補が優先度順に並べられたリストCを作成する。なお、表示されるのはリストCの表記文字列のみである。
上記のとおり、サーバ2において、端末装置1が自力で取得することができない候補を、優先度が高い順に数を絞り込んで端末装置1に送信するので、送信データの容量を抑えることができる。また候補の送信を要求した端末装置1で使用されているのと同じ端末用辞書10を用いて端末側の内部候補のリストAと同内容のリストDを作成して、リストDに含まれる候補を送信対象から除外するので、図1と図2との比較によりわかるように、同じ読み文字列を含む候補送信要求信号を受けた場合でも、その信号中に含まれる辞書IDが異なれば、サーバ2が作成する外部候補のリストBの内容も異なる可能性がある。リストBの内容が異なる場合には、各端末装置1で表示される最終候補のリストCにも違いが生じる。
具体的に、「R8.1_A」の端末用辞書10を持つ図1の端末装置1では、入力文字列「こん」に対し、読み文字列の先頭が「こん」となっている6個の内部候補『今回』『今年』『コンビニ』『こんな』『コンサル』『コンサート』を抽出すると共に、サーバ2から読み文字列の先頭が「こん」となっている4つの外部候補『コンビニエンスストア』『コンサルティング』『今後』『コンサルティング会社』の提供を受け、これらを合わせた計10個の候補により最終候補のリストCを作成している。
図2では、各リストA〜Dにおいて図1の例と異なる単語を点線で囲んでいる。この例の端末装置1が有する「R9.1_A」の端末用辞書10には図1の端末用辞書10にはなかった『今後』が登録されているため、入力文字列「こん」に対する内部候補のリストAやサーバ2で作成された端末側候補のリストDには、図1の例で抽出された6個の単語のほか『今後』が含まれている(図2のリストA、D中の点線部分を参照。)。このため、サーバ2からの外部候補のリストBには『今後』は含まれず、代わりに図1の例では送信対象から除かれた『コンサートチケット』が含まれる。この結果、最終候補のリストCにも、図1の例にはない『コンサートチケット』が含まれる(図2のリストB,C中の点線部分を参照。)。
上記の処理は、ユーザの文字入力操作によって入力文字列が更新される都度、実施される。図1,2の例より一段階前の時点、すなわち読み文字列「こん」の先頭の「こ」が入力された時点でも同様に、端末装置1は、内部候補のリストAを作成すると共に、サーバ2に候補送信要求信号を送信することによって外部候補のリストBを取得し、これらのリストA,Bを統合して最終候補のリストCを作成する。
説明を簡単にするために、図1,2では省略したが、この実施例の端末装置1では、2つのリストA,Bを統合して最終候補のリストCを作成すると共に、次の外部候補の取り込みに備えて、リストBを前回のリストとして保存する。サーバ2でも、端末装置1に外部候補のリストBを送信する都度、その送信後のリストBを前回のリストとして保存する。
図3は、図1と同様の辞書ID「R8.1_A」が付与された端末用辞書を使用する端末装置1において、入力文字が一文字追加されて入力文字列が図1に示した「こん」から「こんさ」に更新された場合を例に、上記した前回のリストの利用を含めた処理の概要を示す。
端末装置1では、更新後の入力文字列「こんさ」に対応する内部候補のリストAを作成すると共に、外部候補を取得するために、サーバ2に対し、辞書IDと現在の入力文字列「こんさ」とを含む候補送信要求を送信する。この要求に応じてサーバ2も、R8.1_Aの辞書IDの端末用辞書10およびサーバ用辞書20に対する検索を実施し、入力文字列「こんさ」に対応する端末側候補のリストDとサーバ側候補のリストEとを作成する。
また、この端末装置1には、一段階前の入力文字列「こん」に対してサーバ2から提供された外部候補のリストF(図1のリストBから移行したもの)が保存され、サーバ2にも同内容のリストGが保存される。サーバ2では、現在の入力文字列「こんさ」に対する候補のリストD,EのほかリストGも参照して、リストEからリストD,Gに含まれていないサーバ側候補を優先度が高い順にn個(図示例ではn=4)まで抽出し、これらを含む新たなリストBを作成して端末装置1に送信する。
一方、端末装置1では、自装置内の端末用辞書10から入力文字列「こんさ」に読み文字列が前方一致する単語を候補として抽出する処理によって内部候補のリストAを作成した後、前回の外部候補のリストFに対しても同様に、「こんさ」に読み文字列が前方一致する単語を候補として抽出する検索を実施し、そこで抽出された『コンサルティング』『コンサルティング会社』をリストAに追加する(図3のリストA中の点線部分を参照)。そして、この追加後のリストAにサーバ2から提供されたリストBを統合することにより、前回の外部候補のリストF内の『コンサルティング』『コンサルティング会社』と、今回の外部候補のリストB内の『コンサートチケット』『コンサートホール』とを含む最終候補のリストCを作成する。
この実施例によれば、端末装置1において一つの単語を入力するための文字入力操作が複数回にわたって行われる場合には、操作により入力文字列が更新される都度、サーバ2との通信が行われる。サーバ2からは、毎回、未送信の候補が優先度に基づき一定数までに絞り込まれて送信され、前回に送信された候補は端末装置1でリストFから抽出されるので、無駄な通信が行われることがなく、毎回の通信もごく短い時間で行うことができる。
図1〜図3に示した入力予測処理は日本語文字列を入力する場合に限らず、他の言語の文字列の入力にも適用可能である。その一例として、図4〜図6は、英語用の端末用辞書10を有する端末装置1が、サーバ2との通信により自装置の辞書10に登録されていない語句を外部候補として取得する例を示す。これらの例でも、リストC内の外部候補に由来する候補を網掛けパターンで示す。また、図1〜3の例と同様に、各リストは単語の候補のみが含まれるものとする。
図4、図5は、いずれも端末装置1に「s」という文字が入力された場合を例として、この一文字より成る入力文字列に対応する候補リストを得るための処理の原理を示すものである。図4の例の端末装置1は「P4.1_A」という辞書IDが付された端末用辞書10を有し、図5の例の端末装置は「P5.1_A」という辞書IDが付された端末用辞書10を有する。サーバ20は、上記2種類を含む複数の端末用辞書10や個々の端末用辞書10より多くの単語が登録されたサーバ用辞書20を備える。英語用の端末用辞書10やサーバ用辞書20の辞書データには、日本語の読み文字列に相当するデータはなく、各辞書10,20に対する検索では、入力文字列に前方一致する表記文字列を有する辞書データが抽出される。
図4の例の端末装置1は、入力文字「s」により自装置の端末用辞書10を検索して、『some』『see』『send』『say』『student』『safe』という6単語を抽出し、これらの単語を内部候補とするリストAを作成する。また端末装置1は、入力文字「s」および自装置の端末用辞書10の辞書ID「P4.1_A」を含む候補送信要求信号をサーバ2に送信する。この候補送信要求信号に応じてサーバ2は、サーバ2内の「P4.1_A」の端末用辞書10とサーバ用辞書20とのそれぞれに対し、候補送信要求信号中の入力文字「s」による検索を実施することにより、リストAと同内容の端末側候補のリストDとリストDより多くのサーバ側候補を含むリストEとを作成する。さらに、サーバ2は、リストE中のリストDに含まれていない候補を優先度の高い順にn個(図示例ではn=4)まで選択することにより、『same』『small』『service』『sport』の4単語を外部候補とするリストBを作成し、当該リストBを端末装置1に送信する。
リストBの送信を受けた端末装置1は、リストBの4つの外部候補とリストAの6個の内部候補とを合わせた計10個の候補を優先度順に配列して、最終候補のリストCを作成する。
図5の例の端末装置1が有する「P5.1_A」の端末用辞書10には図4の例の端末用辞書10にはなかった『sport』が登録されている。このため、入力文字列「s」に対する内部候補のリストAや端末側候補のリストDには、図4の例と同様の6単語に『sport』を加えた計7個の単語が含まれる。サーバ2からの外部候補のリストBには『sport』は含まれず、代わりに図4の例では送信対象から除かれた『sale』がリストBに含まれる。よって、このリストBの送信を受けた端末装置1で作成される最終候補のリストCの候補の数は、図4のリストCより1つ多くなる。
英語の入力予測処理でも、端末装置1は、内部候補のリストAにサーバ2から提供された外部候補のリストBを加えて最終候補のリストCを作成する都度、リストBを前回の外部候補のリストFとして保存する。サーバ2でも、端末装置1への送信が終了したリストBを前回送信した候補のリストGとして保存する。
図6は、図4と同様の辞書ID「P4.1_A」が付与された端末用辞書10を有する端末装置1において、前出の入力文字「s」に「a」が追加されて入力文字列が「sa」に更新された場合を例に、リストF,Gを含む各種リストの内容を表している。同図において、リストF,Gは、一段階前の入力文字列「s」に対してサーバ2から端末装置1に提供された外部候補のリストB(図4に示す。)に相当する。
図6の例の端末装置1では、更新後の入力文字列「sa」により自装置の端末用辞書10を検索して『say』『safe』の2単語を取得するほか、リストFからも「sa」を先頭に含む『same』を取得し、これら3個の単語を内部候補とするリストAを作成する。サーバ2では、端末装置1からの候補送信要求信号に含まれる入力文字列「sa」による検索により、端末側候補のリストDおよびサーバ側候補のリストEを更新する。そして、リストEからリストDおよび前回送信した候補のリストGに含まれていないサーバ側候補を優先度が高い順にn個(図示例ではn=4)まで抽出し、これらを外部候補とする新たなリストBを作成して端末装置1に送信する。
上記のリストBの送信を受けた端末装置1は、リストAの3つの内部候補とリストBの4つの外部候補とを合わせて、これらを優先度順に配列することにより、最終候補のリストCを作成する。この結果、リストCには、更新後の入力文字列「sa」に対する4つの外部候補『sale』『sad』『sandwich』『santa claus』のほか、一段階前の入力文字列に対する外部候補『same』が含まれる。
図7は、図1〜図6に示した端末装置1およびサーバ2が有する構成と両装置間の関係とを示す機能ブロック図である。
端末装置1には、専用のプログラムによって、入力文字列受付部11,内部候補取得部12,外部候補取得部13,通信処理部14,候補リスト統合部15,候補表示処理部16の各機能が設けられる。
また端末装置1のメモリには、端末用辞書10が保存されるほか、図3、図6に示した前回の外部候補のリストFを保続するための外部候補記憶部18が設けられる。さらに、図1〜図3に示した日本語用の候補予測処理を実行する端末装置1のメモリには、索引情報記憶部17が設けられる。索引情報記憶部17は、自装置の端末用辞書10にはないがサーバ用辞書20に登録されている語句の読み文字列を記憶するものである。外部候補取得部13は、入力文字列により索引情報記憶部17を検索することによって、サーバ2から外部候補の提供を受けることができる場合にのみ候補送信要求信号を生成する。通信処理部14は候補送信要求信号をサーバ2に送信し、サーバ2から返送された外部候補のリストBを受信して外部候補取得部13に渡す。
サーバ2には、専用のプログラムによって、受信信号解析部21,サーバ側候補取得部22,端末側候補取得部23,送信リスト作成部24,通信処理部25の各機能が設けられる。また、サーバ2のメモリには、前出のサーバ用辞書20や辞書ID毎の端末用辞書10を含む辞書データベース200が設けられるほか、前回送信された外部候補のリストGを保存するための送信済リスト記憶部26として機能する領域が設定される。
図8は端末装置1がユーザの入力操作に伴う入力文字列の更新に応じて実施する処理の流れを示し、図9は端末装置1からの候補送信要求を受けたサーバ2が実施する処理の流れを示す。以下、各図の流れに沿って、図7に示した各機能により実施される処理を詳細に説明する。
まず図8の端末装置1の処理では、入力文字列受付部11がユーザの入力操作に応じて入力文字列を更新する(ステップS101)。続いて内部候補取得部12が端末用辞書10を検索して、入力文字列に前方一致する辞書データを抽出し、抽出された辞書データを優先度順に並べることにより内部候補のリストAを作成する(ステップS102)。
さらに、内部候補取得部12は外部候補記憶部18をチェックする。ここで外部候補記憶部18に前回の外部候補のリストFが保存されている場合(ステップS103が「YES」)には、このリストFの中から上記の入力文字列に前方一致する辞書データを抽出し、抽出された辞書データを内部候補のリストAに追加する(ステップS104)。なお、外部候補記憶部18が空の場合(ステップS103が「NO」)にはステップS104はスキップされる。またステップS104には、リストFから該当する候補を抽出できなかった場合に、内部候補リストAへの候補追加をスキップする処理も含まれる。
この後は、外部候補取得部13の処理に移る。外部候補取得部13は、まず入力モードをチェックし(ステップS105)、日本語入力モードが設定されている場合には、入力文字列により索引情報記憶部17を検索する(ステップS106)。この検索により入力文字列に前方一致する索引情報が見つかった場合(ステップS107が「YES」)には、外部候補取得部13は、入力文字列および自装置の端末用辞書10の辞書IDを含む候補送信要求信号を作成し、通信処理部14と協働して候補送信要求信号をサーバ2に送信する(ステップS108)。一方、英語入力モードが設定されている場合には、ステップS106、S107はスキップされ、常にステップS108が実行される。
ここで図9に参照を移して、上記の候補送信要求信号を受けたサーバ2の処理について説明する。サーバ2では、通信処理部25により候補送信要求信号を受信すると、受信信号解析部21が候補送信要求信号から辞書IDや入力文字列を抽出する(ステップS201)。
信号解析が終了すると、端末側候補取得部23およびサーバ側候補取得部22のそれぞれが並列で動いて、ステップS201で抽出された入力文字列を用いた検索処理(ステップS202,S203)を実施する。ステップS202では、端末側候補取得部23が、ステップS201で抽出された辞書IDに対応する端末用辞書10に対する検索を実施して、端末候補のリストDを作成する。このリストDは端末装置1がステップS102で作成した内部候補のリストAと同一になる。ステップS203では、サーバ側候補取得部22が、上記の入力文字列によりサーバ用辞書20を検索して、サーバ側候補のリストEを作成する。
この後は、送信リスト作成部24が、端末側候補のリストDにサーバ側候補のリストEに重複する候補が含まれているか否かをチェックし、含まれている場合(ステップS204が「YES」)には、その重複する候補をリストEから削除する(ステップS205)。さらに送信リスト作成部24は送信済リスト記憶部26をチェックし、この記憶部26に前回送信した外部候補のリストGが含まれている場合(ステップS206が「YES」)には、このリストGに含まれている候補をリストEから削除する(ステップS207)。
この後、送信リスト作成部24は、リストEに残ったサーバ側候補を、優先度が高い順にn個まで抽出し、これらを外部候補とするリストBを作成する(ステップS208)。このリストBは、候補送信要求信号を受け付けた後にリストBの作成終了まで待機している通信処理部25によって、端末装置1に送信される(ステップS209)。さらに、送信リスト作成部24が、送信されたn個の外部候補のリストBを前回のリストGとして、送信済リスト記憶部26の情報を書き換える(ステップS210)。この書き換えによって、1回の候補送信要求信号に対するサーバ2の処理は終了する。
図8に参照を戻す、ステップS108で候補送信要求信号が送信された後は、つぎのステップS109において、図9に示したサーバ側処理により返送された外部候補のリストBを通信処理部14が受信し、外部候補取得部13がこれをリストBとして受け付ける。候補リスト統合部15は、このリストBの外部候補とリストAの内部候補とを合わせて優先度の高い順に並び替えることにより、最終候補のリストCを作成する(ステップS110)。
この間に、外部候補取得部13は、外部候補のリストBをリストFとして外部候補記憶部18の情報を書き換える(ステップS111)。
最後のステップS112では、候補表示処理部16により、ステップS110で作成された最終候補のリストCを表示する処理が実施され、処理を終了する。引き続き、ユーザの文字入力操作により入力文字列が更新された場合には、再度、ステップS101から上記と同じ流れで処理が実施される。
なお、索引情報記憶部17に入力文字列に前方一致する索引情報が登録されていない場合には、ステップS108〜S111はスキップされるので、ステップS110で作成されるリストCは、内部候補のリストAのみを含むものとなる。ただし、その場合でも、リストAにステップS104で追加された前回の外部候補が含まれる場合がある。
なお、この実施例のサーバ2では、端末装置1に新たな外部候補のリストBを送信する都度、その送信したリストBによりリストGを更新し、端末装置1においても、新たな外部候補のリストBを取得する都度、そのリストBによりリストFを更新するが、いずれの装置でも、ある程度の期間に生じたリストBを蓄積するようにしてもよい。
たとえば、端末装置1では、読み文字列の最初の一文字が入力されてから候補が確定されるまでの期間に取得したリストBを蓄積することができる。サーバ2でも、ある端末装置1から最初の候補送信要求信号を受け付けたことに応じて、その端末装置1用のリストGの保存エリアを確保し、以後も同じ端末装置1から所定時間以内に候補送信要求信号を受信している間、毎回の信号に対して返送したリストBを蓄積することができる。リストBの送信後所定時間が経過しても、当該リストBを送信した端末装置1から次の候補送信要求信号が送られてこない場合にはその端末装置1の保存エリアや蓄積された情報を消去することにすれば、サーバ2のメモリ資源が無駄に使用されるのを防ぐことができる。
ここで、1つの単語の入力のために読み文字列が複数回にわたって更新され、毎回の更新毎に上記図8および図9の処理が実施されるケースを想定する。入力文字列の文字数が少ない段階では、サーバ側候補のリストEには相当数の候補が含まれる可能性があるが、端末装置1に送信されるのは、優先度が上位にある一定数までの候補に絞られる。一方、入力文字が追加されて入力文字列がある程度の長さになると、サーバ側候補のリストEの候補数も減り、優先度が小さい候補でもリストBに含めやすくなる。
したがって、たとえばユーザが新語や業界用語など、優先度は高いが端末用辞書10には登録されていない単語を入力しようとしている場合には、文字入力操作の回数が比較的少ない段階で、目的の単語を外部候補として端末装置1に取り込んで最終候補のリストCの上位に位置づけることが可能になる。また使用頻度が低く、端末用辞書10に登録されていない単語を入力しようとしている場合にも、ある程度の数の文字が入力されることによって、目的の単語を外部候補として端末装置1に取り込んで最終候補のリストCに含めることが可能になる。
日本語入力モードにおいて、サーバ用辞書20にも登録されていないような特殊な単語が入力される場合や、端末用辞書10に十分な数の単語が登録されているジャンルに属する単語が入力される場合には、入力文字列がある程度の長さに達した段階で、索引情報記憶部17からその入力文字列に前方一致する索引情報を抽出できなくなり、ステップS108〜S111がスキップ、すなわち外部候補を得るための通信が実施されない状態となる。したがって無駄な通信により処理が遅延することがなく、最終候補のリストCの作成や表示を効率良く行うことができる。
入力対象の単語が外部候補としてサーバ2から送信され、最終候補のリストCにも含まれて表示もされていたのに、ユーザがその表示を見逃してさらに文字入力操作を行った場合でも、見逃された単語は外部候補記憶部18に保存され、読み文字がもう一字追加されたことに応じて実施された図8の処理フローのステップS104において外部候補記憶部18から抽出され、内部候補のリストAに加えられる(たとえば図1,3の例の『コンサルティング』『コンサルティング会社』や図4,6の例の『same』)。したがって、見逃された外部候補を再び最終候補のリストCに含めることができる。また万一、この段階でユーザがその単語を再び見逃して入力文字列がもう一字追加されたとしても、端末装置1の外部候補記憶部18やサーバ2の送信済リスト記憶部26に保存されているリストF,Gが更新されて見逃された単語が消去されるので、更新された入力文字列を含む候補送信要求に応じたサーバ2の処理により、見逃された単語が再び外部候補のリストBに含まれて送信され、最終候補のリストCにも含めることができる。
たとえば、図1の例において入力文字列「こん」に対する外部候補として端末装置1に送信された『コンサルティング』や『コンサルティング会社』は、図3に示すように、入力文字列が「こんさ(konsa)」に更新されたときもリストFに保存され、最終候補のリストCにも含まれる。しかし、このリストCの作成に応じてリストFは図3のリストBに相当する内容に更新され、『コンサルティング』や『コンサルティング会社』はリストFから削除される。したがって、入力文字がもう一字追加されて入力文字列がたとえば「こんさる」に更新されると、端末装置1は「こんさる」に前方一致する『コンサルティング』『コンサルティング会社』を自力で取得できない。しかし、これらの候補は、入力文字列『こんさる』を含む候補送信要求信号に対する外部候補としてサーバ2から再び送信される。
このように、一度外部候補として送信された単語であれば、入力文字列が更新されてゆく過程でユーザに選択されなかったとしても、更新後の入力文字列に適合する限り、最終形態の候補として維持される。したがって、この実施例によれば、端末用辞書10に登録されていない単語であっても、登録されている単語と同様に、入力文字列に整合する状態が続く限り、候補として表示することができる。
つぎに、別の実施形態について説明する。図1〜図6に示した具体例では、各辞書10,20に共通に含まれる語句の優先度を、どの辞書でも同じ値にしたが、辞書間において優先度にばらつきがあってもよい。その場合でも、端末装置1で使用状況等に応じて端末用辞書10の優先度を更新し、その更新後の優先度に基づき候補の表示を行うことを優先する場合には、上記実施例と同様の方法により、端末装置1に登録されていない語句のみを外部候補としてサーバ2から提供すればよい。一方、各種語句の使用状況等の変遷に基づきサーバ用辞書20の優先度を適宜改訂し、その改訂を端末装置1での候補表示に反映させたい場合には、端末用辞書10とサーバ用辞書20との双方から抽出されたがそれぞれの優先度が異なる候補を、外部候補のリストBに含めてサーバ2から端末装置1に送信し、端末装置1において外部候補を優先して最終候補のリストCに含めるようにすればよい。
また、サーバ2で優先度を調整し、その調整後の優先度を端末装置1にも反映させる場合にも、端末用辞書10に登録されていない語句だけでなく、端末用辞書10に登録されてはいるが端末用辞書10とは優先度が異なる語句も、外部候補のリストBに含めるのが望ましい。そうすると、端末装置1では、リストA,B間で重複した候補については、優先度が高い方を選択することができる。
以下、日本語および英語のそれぞれにかかる入力予測処理について、サーバ2で優先度を調整することによって端末装置1での候補の並び順序を変動させる例を、説明する。
図10は、日本語仕様のサーバ用辞書20の一部の辞書データ、具体的には、読み文字列の先頭文字が「お」となる言い回しの辞書データの構成例を示す。この実施例の辞書データには、表記文字列や読み文字列(図示せず。)と共に、標準的な使用頻度に基づく優先度が含まれる。図示しない各種端末用辞書10の辞書データにも同様に、標準的な優先度が含まれる。優先度の値は辞書間で統一されている。
さらにこの実施例のサーバ用辞書20では、入力される可能性が高い時期が特定される言い回しの辞書データに、その可能性が高い入力時期を表す属性データが含まれる。具体的に図10の例では、朝に入力される頻度が高い『おはよう』『おはようございます』『おはよー』に「朝」という属性データが設定され、夕方や夜に入力される頻度が高い『おつかれさま』『おかえり』『おつかれさまです』『おつかれ』に「夕」および「夜」という属性データが設定されている。一方、入力される可能性が高い時期を特定しにくい『おげんき』や『おそく』には属性データは設定されていない。
図11,図12は、端末装置1に仮名文字「お」が入力されたことに応じて図10に示した各言い回しが候補として抽出される場合を例に、文字入力の時期に応じて最終候補のリストCにおける候補表示順序を変動させる処理の原理を示す。なお、この実施例では、入力文字列の最初の一文字が入力されている段階であるので、前回の外部候補のリストF,Gは保存されていない。
端末装置1には、図1,図3の例と同様のR8.1_Aの端末用辞書10が組み込まれている。この端末用辞書10には、図10に示した9個の言い回しのうち優先度が11の『おはよー』および優先度が8の『おつかれ』を除く7個の言い回しが、それぞれサーバ用辞書20の設定値と同じ値の優先度に紐付けられて登録されている。したがって、図11,図12のいずれの例の端末装置1でも、「お」という仮名文字の入力に応じて、上記7個の言い回しを含む内部候補のリストAが作成される。
さらにこの実施例でも、端末装置1からサーバ2に候補送信要求信号を送信して外部候補を取得するが、この実施例の候補送信要求信号には、辞書IDおよび入力文字列のほかに、入力文字列を受け付けた時点の日時データが含まれる。
上記の候補送信要求信号を受けたサーバ2は、図1,図3の実施例と同様に、辞書IDに対応する端末用辞書10およびサーバ用辞書20の双方に対する検索を行って、端末側候補のリストDとサーバ側候補のリストEとを作成する。リストDは端末装置1で作成されるリストAと同じであり、リストEには、リストA,Dには含まれていない『おはよー』『おつかれ』を含む9個の言い回しが含まれる。
さらに、この実施例のサーバ2は、リストEに含まれるサーバ側候補のうち、端末装置1からの候補送信要求信号の日時データに適合する属性データが紐付けられている候補の優先度に所定の調整値(この実施例では+15)を加算する。また、端末側候補のリストDとの照合により外部候補のリストBを作成する処理では、リストDに含まれていないサーバ側候補のほか、リストDに含まれているがリストDとは異なる優先度が設定されているサーバ側候補を対象に、優先度が高い順にn個(この実施例ではn=5)までのサーバ側候補を選択する。
図11の例では、候補送信要求信号中の日時データが示す時刻は午前8時であり、これを受けてサーバ2は、サーバ用辞書20から抽出されたサーバ側候補のうち「朝」の属性データが設定されている『おはよう』『おはようございます』『おはよー』の各優先度に15ポイントを加算する。この結果、端末装置1に送信される外部候補のリストBには、端末候補のリストDに含まれていない『おはよー』『おつかれ』のほか、リストDにおける優先度より高い優先度が設定された『おはよう』『おはようございます』が含まれる。
上記のリストBの送信を受けた端末装置1では、このリストB中のリストAにない外部候補を採用すると共に、自装置で作成した内部候補のリストAとリストBとの間で重複する『おはよう』『おはようございます』については優先度が高い外部候補の方を選択して、最終候補のリストCを作成する。この結果、リストCでは、「朝」の属性データに対応する外部候補に由来する『おはよう』『おはようございます』『おはよー』が上位3位までに入る。一方、残りの外部候補の『おつかれ』は、優先度が調整されず、標準の低い値のままであるために、リストCの最下位に位置づけられる。
図12の例では、候補送信要求信号中の日時データが示す時刻は午後7時であり、これを受けてサーバ2では、サーバ用辞書20から抽出されたサーバ側候補のうち「夜」の属性データが設定されている『おつかれさま』『おかえり』『おつかれさまです』『おつかれ』の各優先度に15ポイントが加算される。この結果、端末装置1に送信される外部候補のリストBには、端末用候補のリストDに含まれていない『おはよー』『おつかれ』のほか、リストDにおける優先度より高い優先度が設定された『おつかれさま』『おかえり』『おつかれさまです』が含まれる。
上記のリストBの送信を受けた端末装置1では、このリストB中のリストAにない外部候補を採用すると共に、自装置で作成した内部候補のリストAとリストBとの間で重複する『おつかれさま』『おかえり』『おつかれさまです』については優先度が高い外部候補の方を選択して、最終候補のリストCを作成する。この結果、リストCでは、これら3候補が上位3位までを独占し、これらと同様に「夜」の属性データに対応して優先度が嵩上げされた外部候補の『おつかれ』が4位となっている。一方、残りの外部候補の『おはよー』は、優先度が調整されず、標準の低い値のままであるために、リストCの最下位に位置づけられる。
図13は、英語仕様のサーバ用辞書20の一部の辞書データ、具体的には、「H」を先頭文字とする言い回しの辞書データの構成例を示す。各辞書データには、表記文字列および標準的な使用頻度に基づく優先度が含まれている。さらに、朝および昼に入力される頻度が高い『How are you ?』『Nave a nice day.』『How’s it going? 』に「Morning」および「Afternoon」という属性データが設定され、夜に入力される頻度が高い『Have a nice dream.』『Have a good sleep.』に「Night」という属性データが設定されている。
図14,図15は、端末装置1に「H」が入力されたことに応じて図13に示した各言い回しが候補として抽出される場合を例に、文字入力の時期に応じて最終候補のリストCにおける候補表示順序を変動させる処理の原理を示す。
端末装置1には、図4,図6の例と同様のP4.1_Aの端末用辞書10が組み込まれている。この端末用辞書10には、図13に示した10個の辞書データのうちの優先度が18以上となる6個の言い回し『Hello.』『Hi.』『How are you ?』『Happy Birthday.』『Have a nice dream.』『How about you ?』が、それぞれサーバ用辞書20の設定値と同じ値の優先度に紐付けられて登録されている。したがって、図14、図15のいずれの例でも、端末装置1では、「H」の入力に応じて上記6個の言い回しを含む内部候補のリストAが作成される。
端末装置1からの候補送信要求信号には、図11,図12の実施例と同様に、辞書ID,入力文字列,および入力文字列を受け付けた時点の日時データが含まれる。候補送信要求信号を受けたサーバ2は、辞書IDに対応する端末用辞書10およびサーバ用辞書20の双方に対する検索を行って、端末側候補のリストDとサーバ側候補のリストEとを作成する。リストDは端末装置1で作成されるリストAと同じであり、リストEには、リストA,Dには含まれていない『Have a good sleep.』『Have a nice day.』『How’s it going ?』『Have you』を含む10個の言い回しが含まれる。
サーバ2は、リストEに含まれるサーバ側候補に対し、図11,図12の例と同様の方法で優先度を調整し、リストDに含まれていないサーバ側候補のほか、リストDに含まれているがリストDより高い優先度が設定されているサーバ側候補を対象に、優先度が高い順にn個(この実施例ではn=5)までのサーバ側候補を選択する。
図14の例では、候補送信要求信号中の日時データが示す時刻は午前8時である。これを受けてサーバ2は、リストE内のサーバ側候補のうち「Morning」の属性データが設定されている『How are you ?』『Hove a nice day.』『How’s it going ?』の各優先度に15ポイントを加算する。またサーバ2は、リストEから、リストDに含まれていない『Have a good sleep.』『Have a nice day.』『How’s it going ?』『Have you』のほか、リストDに含まれているがリストDより高い優先度が設定された『How are you ?』を抽出して、外部候補のリストBを作成し、端末装置1に送信する。
上記のリストBの送信を受けた端末装置1では、内部候補のリストAにない3個の外部候補を採用すると共に、リストAと重複する「How are you ?」について優先度が高い外部候補の方を選択して、最終候補のリストCを作成する。このリストCでは、『How are you ?』が第1位となり、さらに同様に「Morning」の属性データが設定されて優先度が嵩上げされた外部候補の『Have a nice day.』『How’s it going ?』が第2位および第5位になっている。
図15の例では、候補送信要求信号中の日時データが示す時刻は午後10時である。これを受けてサーバ2は、リストE内のサーバ側候補のうち、「Night」の属性データが設定されている『Have a nice dream.』『Have a good sleep.』の各優先度に15ポイントを加算する。またサーバ2は、リストEから、リストDに含まれていない『Have a good sleep.』『Have a nice day.』『How’s it going ?』『Have you』のほか、リストDに含まれているがリストDより高い優先度が設定された『Have a nice dream.』を抽出して、外部候補のリストBを作成し、端末装置1に送信する。
上記のリストBの送信を受けた端末装置1では、内部候補のリストAにない3個の外部候補を採用すると共に、リストAと重複する『Have a nice dream.』について優先度が高い外部候補の方を選択して、最終候補のリストCを作成する。このリストCでは、『Have a nice dream.』が第1位となり、同様に「Night」の属性データが設定されて優先度が嵩上げされた外部候補の『Have a good sleep.』が第2位となっている。
図11、図12、図14、図15のいずれの例においても、サーバ2における優先度の調整は、端末装置1からの候補送信要求信号に応じてそのとき限り実施されるもので、サーバ用辞書20の優先度は、本来の設定値のまま維持される。したがって、端末装置1からの候補送信要求信号をどのようなタイミングで受けても、その信号中の日時データに適合する属性データを有するサーバ側候補の優先度のみが嵩上げされるので、その嵩上げがなされたサーバ側候補が外部候補のリストBに含まれる可能性が高まる。よって、端末装置1において文字入力が行われる時期に応じて最終候補のリストCの上位に表示される候補を変動させることが可能になり、利便性が向上する。
なお、入力時期を表す属性データとしては、上記の例のほか、「春」「夏」「秋」「冬」などの季節を表すデータを設定することもできる。また、優先度の調整値は一定の値に限らず、標準の優先度の値に応じて調整値を返送させてもよい。また、図11,図12,図14、図15の例では、端末装置1からの候補送信要求信号に日時データを含めたが、これに代えて、現在時刻に対応する属性データ(「Morning」「Night」など)を含めてもよい。
以上、携帯型の端末装置1において入力文字列に前方一致する単語や言い回しを抽出する候補予測処理を例に本発明の適用例を説明したが、候補予測処理に限らず、入力された仮名文字列に読み文字列が完全に一致する語句を抽出する日本語の字種変換処理に関しても、同様の方法でサーバから外部候補を取得し、端末装置1で抽出された内部候補と外部候補とを合わせた候補リストを作成することができる。また、端末装置1は携帯型の機器に限らず、パーソナルコンピュータを端末装置として使用するサーバ・クライアントシステムにおいても、同様の処理を実施することが可能である。
1 端末装置
2 サーバ
10 端末用辞書
11 入力文字列受付部
12 内部候補取得部
13 外部候補取得部
14 通信処理部
15 候補リスト統合部
16 候補表示処理部
17 索引情報記憶部
18 外部候補記憶部
20 サーバ用辞書
21 受信信号解析部
22 サーバ側候補抽出部
23 端末側候補抽出部
24 送信リスト作成部
25 通信処理部
26 送信済リスト記憶部
200 辞書データベース
A 内部候補のリスト
B 外部候補のリスト
C 最終候補のリスト
D 端末側候補のリスト
E サーバ側候補のリスト
F,G 前回の外部候補のリスト

Claims (9)

  1. 文字入力操作に応じて設定された入力文字列に対応する語句の候補リストを表示し、表示された候補リスト中の候補の一つを選択する操作に応じて選択された候補を入力対象として確定する機能を有する端末装置と、前記端末装置からの要求に応じて前記候補リストに含めることが可能な候補を当該端末装置に送信するサーバとを含むシステムであって、
    前記端末装置は、
    語句を表す表記文字列と優先度とが紐付けられた構成の辞書データが複数登録された端末用辞書が保存された辞書記憶部と、
    前記辞書記憶部の端末用辞書を入力文字列により検索して候補の辞書データを取得する内部候補取得手段と、
    前記辞書記憶部の端末用辞書の識別情報と前記入力文字列とを含む候補送信要求信号を前記サーバに送信し、この送信に対して前記サーバから返送された候補の辞書データを取得する外部候補取得手段と、
    前記内部候補取得手段および前記外部候補取得手段が取得した辞書データの表記文字列をそれぞれの優先度に従った順序で並べて前記候補リストを作成するリスト作成手段とを備え、
    前記サーバは、
    複数種の前記端末用辞書といずれの端末用辞書よりも多くの辞書データが登録されたサーバ用辞書とが保存された辞書記憶部と、
    前記端末装置からの候補送信要求信号を受け付ける候補送信要求受付手段と、
    前記候補送信要求信号に含まれる入力文字列により当該候補送信要求信号中の識別情報に対応する端末用辞書と前記サーバ用辞書とを検索する検索手段と、
    前記サーバ用辞書に対する検索で抽出された辞書データのうち前記端末用辞書に対する検索で抽出されたのとは異なる辞書データを前記候補送信要求信号を送った端末装置に返送する候補返送手段とを備える、情報処理システム。
  2. 前記サーバは前記端末装置からの候補送信要求信号に応じて当該端末装置に返送した辞書データを一時的に保持する送信データ記憶部を具備し、前記サーバの候補返送手段は、前記検索手段によるサーバ用辞書に対する検索で抽出され、かつ前記端末用辞書に対する検索で抽出されたのとは異なる辞書データのうち、前記送信データ記憶部に保持されていない辞書データを、優先度が高い順に所定数まで前記候補送信要求信号を送信した端末装置に返送し、
    前記端末装置は前記候補送信要求信号に対して前記サーバから返送された辞書データを一時的に保持する受信データ記憶部を具備し、前記端末装置の前記内部候補取得手段は、自装置の前記辞書記憶部の端末用辞書のほか前記受信データ記憶部に保持されている辞書データを対象に、前記入力文字列による検索を実施する、
    請求項1に記載された情報処理システム。
  3. 前記サーバの前記候補返送手段は、前記候補送信要求信号に応じた前記検索手段による検索で前記サーバ用辞書から抽出された辞書データのうち、前記端末用辞書に対する検索で抽出された辞書データと表記文字列が一致するが優先度が異なる辞書データを、前記端末装置への返送対象に含め、
    前記端末装置のリスト作成手段は、同一の表記文字列に関して前記外部候補取得手段および前記内部候補取得手段の双方が辞書データを取得している場合には、外部候補取得手段が取得した辞書データを前記候補リストの作成に採用する、
    請求項1に記載された情報処理システム。
  4. 前記サーバのサーバ用辞書には、入力に適した時期を特定可能な語句の辞書データにその時期を示す属性データが含まれており、
    前記端末装置の外部候補取得手段は、前記候補送信要求信号にその信号中の入力文字列の入力を受け付けた時期を示す情報を含めて前記サーバに送信し、
    前記サーバの前記候補返送手段は、前記候補送信要求信号に応じて前記サーバ用辞書から抽出された辞書データのうち、当該候補送信要求信号中の前記時期を示す情報に適合する属性データを含む辞書データの優先度に所定の正の値による調整値を加算すると共に、前記端末用辞書に対する検索で前記候補送信要求信号中の入力文字列に対して抽出された辞書データより高い優先度が設定されている辞書データを、前記端末装置への返送対象に含め、
    前記端末装置のリスト作成手段は、同一の表記文字列に関して前記外部候補取得手段および前記内部候補取得手段の双方が辞書データを取得している場合には、優先度が高い方の辞書データを前記候補リストの作成に採用する、
    請求項1に記載された情報処理システム。
  5. 前記端末用辞書およびサーバ用辞書の各辞書データには、所定の字種により表記文字列の読みを表す変換前文字列が含まれており、
    前記端末装置では、前記変換前文字列と同種の字種による文字を入力する操作を受け付けたことに応じて、当該字種による入力文字列を設定して前記内部候補取得手段および前記外部候補取得手段の処理を実行する、
    請求項1に記載された情報処理システム。
  6. 前記端末装置は、自装置の端末用辞書には登録されていないが前記サーバ用辞書に登録されている辞書データ中の変換前文字列が登録された索引情報記憶部を具備し、
    前記端末装置の外部候補取得手段は、表記文字列の読みを表す文字を入力する操作により設定された前記入力文字列により前記索引情報記憶部を検索し、当該入力文字列に対応する変換前文字列が見つかったときのみ前記候補送信要求信号を送信する、
    請求項5に記載された情報処理システム。
  7. 文字入力操作に応じて設定された入力文字列に対する語句の候補リストを表示し、表示された候補リスト中の候補の一つを選択する操作に応じて選択された候補を入力対象として確定する機能を有する端末装置に、当該端末装置からの要求に応じて前記候補リストに含めることが可能な候補を送信する情報処理サーバであって、
    語句を表す表記文字列と優先度とが紐付けられた構成の辞書データが複数登録された複数種の端末用辞書といずれの端末用辞書よりも多くの辞書データを含むサーバ用辞書とが保存された辞書記憶部と、
    前記複数種の端末用辞書の中の1つが保存された端末装置から、その端末装置に保存されている端末用辞書の識別情報と当該端末装置で文字入力操作に応じて設定された入力文字列とを含む候補送信要求信号を受け付ける候補送信要求受付手段と、
    前記候補送信要求信号に含まれる入力文字列により当該候補送信要求信号中の識別情報に対応する端末用辞書と前記サーバ用辞書とを検索する検索手段と、
    前記サーバ用辞書に対する検索で抽出された辞書データのうち前記端末用辞書に対する検索で抽出されたのとは異なる辞書データを前記候補送信要求信号を送った端末装置に返送する候補返送手段とを、具備する、情報処理サーバ。
  8. 語句を表す表記文字列と優先度とが紐付けられた構成の辞書データが複数登録された複数種の端末用辞書といずれの端末用辞書よりも多くの辞書データを含むサーバ用辞書とが保存されたサーバ用コンピュータに導入されて、当該コンピュータを、
    前記複数種の端末用辞書の中の1つが保存された端末装置から、その端末装置に保存されている端末用辞書の識別情報と当該端末装置で文字入力操作に応じて設定された入力文字列とを含む候補送信要求信号を受け付ける候補送信要求受付手段と、
    前記候補送信要求信号に含まれる入力文字列により当該候補送信要求信号中の識別情報に対応する端末用辞書と前記サーバ用辞書とを検索する検索手段と、
    前記サーバ用辞書に対する検索で抽出された辞書データのうち前記端末用辞書に対する検索で抽出されたのとは異なる辞書データを前記候補送信要求信号を送った端末装置に返送する候補返送手段とを具備する情報処理サーバとして動作させる、プログラム。
  9. 文字入力操作に応じて設定された入力文字列に対する語句の候補リストを表示し、表示された候補リスト中の候補の一つを選択する操作に応じて選択された候補を入力対象として確定する機能を有する端末装置と、前記端末装置からの要求に応じて前記候補リストに含めることが可能な候補を当該端末装置に送信するサーバとを含むシステムにおいて実施される方法であって、
    語句を表す表記文字列と優先度とが紐付けられた構成の辞書データが複数登録された複数種の端末用辞書のうちの1つが保存された前記端末装置において、前記文字入力操作を受け付けたことに応じて自装置に保存されている前記端末用辞書を入力文字列により検索して候補の辞書データを取得すると共に、自装置に保存されている前記端末用辞書の識別情報と前記入力文字列とを含む候補送信要求信号を前記サーバに送信するステップと、前記候補送信要求信号の送信に対して前記サーバから返送された候補の辞書データを受信するステップと、前記端末用辞書に対する検索により取得した辞書データによる候補と前記サーバから受信した辞書データによる候補とを、それぞれの優先度に従った順序で並べて前記候補リストを作成するステップとを実施し、
    前記複数種の端末用辞書といずれの端末用辞書よりも多くの辞書データを含むサーバ用辞書とが保存された前記サーバにおいて、前記端末装置からの候補送信要求信号を受信したとき、当該信号に含まれる入力文字列により当該信号中の識別情報に対応する端末用辞書と前記サーバ用辞書とを検索するステップと、前記サーバ用辞書に対する検索で抽出された辞書データのうち前記端末用辞書に対する検索で抽出されたのとは異なる辞書データを前記候補送信要求信号を送った端末装置に返送するステップとを実施する、
    情報処理方法。
JP2014262951A 2014-03-14 2014-12-25 文字入力予測のための情報処理システムおよび情報処理方法 Active JP6554791B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014262951A JP6554791B2 (ja) 2014-03-14 2014-12-25 文字入力予測のための情報処理システムおよび情報処理方法
KR1020150009116A KR20150107595A (ko) 2014-03-14 2015-01-20 문자 입력 예측을 위한 정보 처리 시스템 및 정보 처리 방법
CN201510062154.8A CN104915364B (zh) 2014-03-14 2015-02-05 信息处理系统及处理方法、信息处理服务器和终端装置
US14/617,678 US9552351B2 (en) 2014-03-14 2015-02-09 Information processing system and information processing method for character input prediction
EP15154902.9A EP2919097B1 (en) 2014-03-14 2015-02-12 Information processing system and information processing method for character input prediction
PT151549029T PT2919097T (pt) 2014-03-14 2015-02-12 Sistema de processamento de informação e método de processamento de informação para predição de introdução de caracteres
ES15154902.9T ES2620799T3 (es) 2014-03-14 2015-02-12 Sistema de procesamiento de información y procedimiento de procesamiento de información para predicción de entrada de caracteres

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014051485 2014-03-14
JP2014051485 2014-03-14
JP2014262951A JP6554791B2 (ja) 2014-03-14 2014-12-25 文字入力予測のための情報処理システムおよび情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015187831A JP2015187831A (ja) 2015-10-29
JP6554791B2 true JP6554791B2 (ja) 2019-08-07

Family

ID=52473769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014262951A Active JP6554791B2 (ja) 2014-03-14 2014-12-25 文字入力予測のための情報処理システムおよび情報処理方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9552351B2 (ja)
EP (1) EP2919097B1 (ja)
JP (1) JP6554791B2 (ja)
KR (1) KR20150107595A (ja)
CN (1) CN104915364B (ja)
ES (1) ES2620799T3 (ja)
PT (1) PT2919097T (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6696119B2 (ja) * 2015-05-01 2020-05-20 富士通株式会社 変換装置、変換方法、及び変換プログラム
JP6677415B2 (ja) * 2016-03-03 2020-04-08 富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 文字入力装置及び文字入力プログラム
JP6759638B2 (ja) * 2016-03-15 2020-09-23 オムロン株式会社 文字変換装置、情報端末、文字変換システム、変換候補登録方法、および、変換候補登録プログラム
JP6782644B2 (ja) * 2017-01-20 2020-11-11 株式会社野村総合研究所 情報処理システム、情報処理方法、およびコンピュータプログラム
CN109426357B (zh) * 2017-09-01 2023-05-12 百度在线网络技术(北京)有限公司 信息输入方法和装置
US10572586B2 (en) * 2018-02-27 2020-02-25 International Business Machines Corporation Technique for automatically splitting words
CN109033183B (zh) * 2018-06-27 2021-06-25 清远墨墨教育科技有限公司 一种可编辑的云词库的解析方法
CN110874527A (zh) * 2018-08-28 2020-03-10 游险峰 一种基于云端的智能释义注音系统
JP7231190B2 (ja) * 2018-11-02 2023-03-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 情報提供システム、及び、情報提供制御方法
CN111506740A (zh) * 2020-04-14 2020-08-07 天津洪恩完美未来教育科技有限公司 词单的添加方法及装置、存储介质、电子装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10222496A (ja) 1997-02-04 1998-08-21 Omron Corp 情報変換方法および装置
US7752326B2 (en) * 2001-08-20 2010-07-06 Masterobjects, Inc. System and method for utilizing asynchronous client server communication objects
JP2004062227A (ja) * 2002-07-24 2004-02-26 Casio Comput Co Ltd 電子辞書端末、辞書システムサーバ、および端末処理プログラム、サーバ処理プログラム
US20060242109A1 (en) * 2005-04-25 2006-10-26 Microsoft Corporation Server-deployed cache list management for presenting an auto-complete list
US7685144B1 (en) * 2005-12-29 2010-03-23 Google Inc. Dynamically autocompleting a data entry
JP5137541B2 (ja) 2007-11-29 2013-02-06 京セラ株式会社 端末装置、サーバ、通信システム及びプログラム
JP2010134575A (ja) 2008-12-03 2010-06-17 Sony Corp 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP4655109B2 (ja) * 2008-05-12 2011-03-23 オムロン株式会社 文字入力用のプログラムおよび文字入力装置ならびに文字入力方法
JP2010271972A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Sharp Corp 文字入力装置
JP2011118735A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Kddi Corp 文書作成支援システムおよびその情報端末
KR20110069488A (ko) * 2009-12-17 2011-06-23 주식회사 아이리버 입력 언어에 따른 전자사전의 자동검색 시스템 및 그 방법
JP2012198863A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Ntt Docomo Inc 情報通信端末、通信システム及び予測変換表示方法
US8645825B1 (en) * 2011-08-31 2014-02-04 Google Inc. Providing autocomplete suggestions
US9047012B1 (en) * 2012-05-14 2015-06-02 Google Inc. Using information from a user device and a server to suggest an input

Also Published As

Publication number Publication date
US20150261741A1 (en) 2015-09-17
EP2919097B1 (en) 2016-12-28
JP2015187831A (ja) 2015-10-29
ES2620799T3 (es) 2017-06-29
CN104915364B (zh) 2019-08-27
EP2919097A1 (en) 2015-09-16
PT2919097T (pt) 2017-03-02
KR20150107595A (ko) 2015-09-23
CN104915364A (zh) 2015-09-16
US9552351B2 (en) 2017-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6554791B2 (ja) 文字入力予測のための情報処理システムおよび情報処理方法
US20170220129A1 (en) Predictive Text Input Method and Device
JP4502615B2 (ja) 類似文検索装置、類似文検索方法、およびプログラム
WO2021254046A1 (zh) 一种信息查询方法及装置
CN102479256A (zh) 检索装置、检索方法以及计算机可读存储介质
CN110705226A (zh) 电子表格的创建方法、装置及计算机设备
US8307281B2 (en) Predicting conversion candidates based on the current context and the attributes of previously selected conversion candidates
JP2008305385A (ja) 文字入力装置、サーバ装置、辞書ダウンロードシステム、変換候補語句の提示方法、情報処理方法、プログラム
JP2010257392A (ja) 文字入力装置、文字入力方法、コンピュータ読取可能なプログラムおよび記録媒体
US20130124615A1 (en) Retrieval terminal device, retrieval server device, retrieval tree compression method, and center-linked retrieval system
CN111124347B (zh) 一种聚合形成交互引擎簇的方法、装置
JP2007108971A (ja) 携帯端末における検索方法および検索装置
CN111091825B (zh) 一种构建交互引擎簇的方法及装置
JP6221275B2 (ja) 文字入力用のプログラムおよび文字入力装置
JP4416644B2 (ja) 予測機能付き文字処理装置、方法、記録媒体およびプログラム
JP2010146061A (ja) 例文表示装置、例文表示方法および例文表示プログラム
WO2014170965A1 (ja) 文書処理方法、文書処理装置および文書処理プログラム
CN111128154A (zh) 一种聚合形成交互引擎簇的方法及装置
JP6048601B2 (ja) 情報表示装置、プログラムおよび単語情報表示方法
CN113641731B (zh) 模糊搜索优化方法、装置、电子设备和可读存储介质
JP5577809B2 (ja) 施設検索装置及びプログラム
JP2009098829A (ja) 漫画のコマ検索装置
JP5533576B2 (ja) 情報作成装置、情報作成方法及びプログラム
JP5344649B2 (ja) 文字列変換装置、文字列変換方法、プログラムおよび記録媒体
JP2007199987A (ja) 特許情報検索システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160603

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190416

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6554791

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250