JP6695479B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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本発明は、複数の解像度と複数の符号化方式に対応したデジタル放送番組のストリームを記録する方式として、ビットレート等の仕様を変更せず直接記録する方式とビットレートを変更して記録する方式との両方に対応した記録再生装置に関するものである。
近年、デジタル放送のデジタル信号を記録する記録再生装置として、デコーダ(復号化器)とエンコーダ(符号化器)を搭載し、デジタル信号のビットレートを下げて記録することにより、長時間の番組の記録を可能としたものがある。デジタル信号のビットレートを下げる処理は、エンコード(符号化)されて放送されたデジタル信号をデコーダが一旦デコード(復号化)し、それをエンコーダが所望のビットレートで再エンコードすることによって実現される。
本明細書では、デジタル信号のストリームをデコーダおよびエンコーダを用いて、ビットレート、記録モード、または符号化方式等の仕様を変換して記録する記録方式を「再エンコード記録」と称し、デジタル信号の仕様を変更せずに直接記録する記録方式を「ストリーム直接記録」と称する。
記録再生装置において、デコーダおよびエンコーダを用いた処理を複数同時に実行可能にするには、記録再生装置にデコーダおよびエンコーダを複数搭載する必要がある。そのため、デコーダおよびエンコーダをハードウェアで実現する場合には、専用のハードウェアが必要となり記録再生装置の製造コストが増大する。また、デコーダおよびエンコーダをソフトウェアで実現する場合でも、より高い処理能力のCPU(Central Processing Unit)と大容量のメモリが必要となり、この場合も製造コストが増大する。
そのため、例えば特許文献1には、デジタル信号のストリームを記録媒体へ記録する際、ストリーム直接記録と再エンコード記録との両方で記録する記録再生装置が開示されている。特許文献1に記載の記録再生装置は、再エンコード記録中に、デコーダおよびエンコーダを他の処理に用いる必要が生じると、ストリーム直接記録のみ継続し、再エンコード記録を停止する。そして、デコーダおよびエンコーダが再度使用可能になった後、直接記録されたストリームを使用して再エンコード記録を実行する。特許文献1に記載の記録再生装置では、以上の動作を行うことにより、デコーダおよびエンコーダを増やすことなく、再エンコード記録中に他のストリームの再エンコード記録および再生等の同時動作を行うことを可能としている。
しかし、特許文献1に記載の記録再生装置では、ストリーム記録中にデコーダおよびエンコーダを他の処理に用いる必要が生じると、後で再エンコード記録が必要なストリーム直接記録された番組が記録媒体に残る。デコーダおよびエンコーダが再度使用可能になったとき、例えば、使用者が記録再生装置の使用を終了し、リモコンで電源をオフした後など、記録再生装置が使用されていない時間帯を見計らって中断した再エンコード記録処理を実施する必要がある。本明細書では、ストリーム直接記録後に実施する再エンコード記録処理を「後変換処理」と称する。
後変換処理には、一般的に番組放送時間とほぼ同等の時間を要する。よって、使用者が記録再生装置を使用する頻度が高い場合、即ち記録再生装置が使用されていない時間が比較的短い場合は、後変換処理待ちのストリームが記録媒体に多数残ったままとなる。また、例えば、後変換処理中に使用者がリモコンで記録再生装置の電源をオンした場合などは、速やかに後変換処理を中断し、デコーダおよびエンコーダを使用可能とし、途中まで後変換処理したストリームを破棄する。従って、映画等の長時間番組などは後変換処理が完了しにくく、長時間番組の後変換処理が完了しないために、次の番組に対して後変換処理が開始されなくなることがあった。
上記の問題を解決するために、例えば特許文献2には、後変換処理すべきストリームが記録媒体に複数存在する場合、放送番組の記録時間、放送番組の属性、放送番組のジャンル、再生履歴の有無、後変換処理中断の有無、または視聴履歴の有無等の所定の優先度に従って後変換処理する順番を決定する技術が開示されている。
特開2012−227577号公報 特開2014−216891号公報
一方、2015年7月に総務省が発表した4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合の第二次中間報告によれば、2018年には現行の2K放送よりも高解像度な4K・8K実用放送が開始され、かつ現行の2K放送と4K・8K放送とが共存する見通しとなっている。
また、4K・8K放送には現行の2K放送で用いられている映像符号化方式であるMPEG(Moving Pictures Experts Group)2方式、およびH.264/MPEG4−AVC(Advanced Video Coding)方式(以下、「H.264方式」と称す)ではなく、さらに圧縮効率の高いH.265|HEVC(High Efficiency Video Coding)方式(以下、「HEVC方式」と称す)が用いられることも決定している。HEVC方式は高い圧縮効率を誇る反面、放送されたデジタル信号をエンコードしたり、エンコード済みストリームをデコード(復号化)したりする際に、MPEG2よりも高いCPU処理能力、大容量メモリおよび大きな消費電力を必要とする。例えばHEVC方式で放送された4K・8K放送をストリーム直接記録したデータを再エンコード記録するためにデコードする場合、他の機器動作が制限されてしまうなどの不便が生じることが考えられる。
そこで、本発明は、後変換処理待ちの番組を効率的に処理することが可能な記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明に係る記録再生装置は、エンコードされた放送番組を受信して第1ストリームを抽出するストリーム抽出部と、前記ストリーム抽出部により抽出された前記第1ストリームを記録するストリーム蓄積部と、前記ストリーム蓄積部から読み出された前記第1ストリームをデコードして番組信号に変換するデコーダ部と、前記番組信号をエンコードして第2ストリームに変換するエンコーダ部と、前記ストリーム抽出部、前記ストリーム蓄積部、前記デコーダ部および前記エンコーダ部の動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記ストリーム蓄積部に記録された複数の前記第1ストリームを、当該第1ストリームに含まれる映像信号の解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で前記第2ストリームにエンコードするように、前記デコーダ部および前記エンコーダ部を制御するとともに、前記映像信号の解像度と前記映像信号の符号化方式が同じ場合は、前記第1ストリームの記録時間の長さに基づいて決定した順序で前記第2ストリームにエンコードするものである。
本発明によれば、制御部は、ストリーム蓄積部に記録された複数の第1ストリームを、当該第1ストリームに含まれる映像信号の解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で第2ストリームにエンコードするように、デコーダ部およびエンコーダ部を制御するとともに、映像信号の解像度と映像信号の符号化方式が同じ場合は、第1ストリームの記録時間の長さに基づいて決定した順序で第2ストリームにエンコードする。
従って、高解像度または高効率符号化方式でデコードが必要な後変換処理待ちの番組を効率的に処理することができる。
実施の形態に係る記録再生装置の機能ブロック図である。 所定の優先度により決定した順序で後変換処理を行う番組のリストの一例を示す図である。 所定の優先度により決定した順序で後変換処理を行うスケジュールの一例を示す図である。 解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で後変換処理を行う番組のリストの一例を示す図である。 解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で後変換処理を行うスケジュールの一例を示す図である。
<実施の形態>
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。
<構成>
図1は、本実施の形態に係る記録再生装置100の機能ブロック図である。図1に示すように記録再生装置100は、ストリーム抽出部102と、ストリーム制御部106と、ストリーム蓄積部107とを備える。ストリーム抽出部102は、チューナ部102aとトランスポートストリームデコーダ部102b(以下、「TSデコーダ部」と称す)から構成される。
記録再生装置100はさらに、デコーダ部108と、エンコーダ部110とを備える。また、記録再生装置100はさらに、制御部120と、ROM(Read Only Memory)部121と、RAM(Random Access Memory)部122とを備える。また、記録再生装置100はさらに、外部の操作指示送信部130(例えばリモコン等)からの信号を受信する操作指示受信部131を備える。各部はバスライン123により制御部120と接続されている。
ストリーム抽出部102は、エンコードされた放送番組を受信して記録用パーシャルトランスポートストリームを抽出する。より具体的には、チューナ部102aは、外部アンテナ101から解像度が2Kまたは4K、符号化方式がMPEG2、H.264またはHEVCに対応した複数のデジタル放送チャンネルを含むRF(Radio Frequency)信号を受信する。そして、チューナ部102aは、任意の放送電波周波数に対する同調処理と復調処理を行い、記録用トランスポートストリーム(以下、「記録用TS」と称す)を抽出する。以降の説明においては、特に記載が無い限り、「解像度」は映像信号の解像度、「符号化方式」は映像信号の符号化方式を意味するものとする。
記録用TSは、TSデコーダ部102bに入力される。TSデコーダ部102bは、記録用TSから再生に必要な情報(映像情報および音声情報など)のみを含んだ記録用パーシャルトランスポートストリーム(以下、「第1ストリーム」と称す)を抽出する。第1ストリームは、解像度が2Kまたは4K、符号化方式がMPEG2、H.264またはHEVCに対応している。第1ストリームは、ストリーム制御部106に入力される。ストリーム制御部106は、第1ストリームをストリーム蓄積部107にストリーム直接記録する。ストリーム蓄積部107は、例えばHDD(Hard Disk Drive)により実現される。
また、ストリーム制御部106は、TSデコーダ部102bから入力される第1ストリームを、デコーダ部108に対して出力することも可能である。デコーダ部108は、解像度が2Kまたは4K、符号化方式がMPEG2、H.264またはHEVCのデコードに対応しており、デコードした番組信号(映像信号および音声信号)をエンコーダ部110に出力することもできる。エンコーダ部110は、例えば解像度が2Kまたは4K、符号化方式がMPEG2またはH.264に対応しており、受信した番組信号(映像信号および音声信号)をエンコードして再エンコード記録用パーシャルトランスポートストリーム(以下、「第2ストリーム」と称す)を生成することができる。本実施の形態では、第2ストリームは、例えば解像度が2K、符号化方式がH.264に対応しているものとする。第2ストリームは、ストリーム制御部106を介してストリーム蓄積部107に記録される。
ストリーム制御部106は、番組視聴時にはTSデコーダ部102bから受信した第1ストリームを、また、番組再生時にはストリーム蓄積部107から読み出した第1または第2ストリームを、デコーダ部108に対して出力する。デコーダ部108は、第1または第2ストリームをデコードし、映像信号および音声信号を生成して、映像/音声出力端子から、外部の表示装置、およびスピーカー等にそれぞれ出力する。
制御部120は、例えばマイコンにより実現され、ROM部121に格納されたプログラムコードに従って動作し、RAM部122をワーク領域として使用する。制御部120は、バスライン123を介してチューナ部102a、TSデコーダ部102b、ストリーム制御部106、デコーダ部108およびエンコーダ部110の動作を制御する。
操作指示受信部131は、リモコンまたは赤外線送信機等で構成される操作指示送信部130から、使用者の操作命令を受信する。操作指示受信部131は、バスライン123を介して制御部120に接続されている。
<番組視聴時の動作>
記録再生装置100を使用してデジタル放送番組の視聴を開始する場合、使用者が操作指示送信部130の電源キーを押下すると、相当するキーコードが操作指示受信部131を経由して制御部120に送信される。制御部120は、チューナ部102aを制御して、任意の(一般的には前回視聴した際に最後に選局していた)チャンネル周波数に同調させ、復調処理を開始する。
復調処理が完了すると、制御部120は、TSデコーダ部102bを制御して、記録用TSの中からPSI(Program Specific Information)情報と呼ばれる番組を特定するための情報を抽出して解析し、放送番組の映像信号および音声信号などのデータパケットをフィルタリングして第1ストリームを生成する。また、制御部120は、番組タイトルおよび番組ジャンルなどの番組属性を格納するSI(Service Information)情報と呼ばれる番組配列情報も抽出して解析を行う。
次に、制御部120は、ストリーム制御部106を制御して、第1ストリームをそのままデコーダ部108に送信する。デコーダ部108は、第1ストリームから映像信号および音声信号を生成する。デジタル放送の映像信号は、2Kまたは4Kの解像度を有しており、MPEG2方式、H.264方式、またはHEVC方式の符号化方式によって符号化されている。デジタル放送の音声信号は、AAC(Advanced Audio Coding)方式等の符号化方式を使用してデータ圧縮されている。
制御部120は、デコーダ部108に内蔵されたMPEG2、H.264またはHEVCデコーダ、およびAACデコーダを使用して、第1ストリームを非圧縮の映像信号および音声信号に復号する。復号された映像信号および音声信号は、記録再生装置100の映像/音声出力として、外部の表示装置およびスピーカー等に出力される。以上により、使用者は任意のチャンネルで現在放送されている番組の映像と音声を視聴することができる。
<番組記録動作>
記録再生装置100を使用して現在受信中のデジタル放送番組を記録する場合、使用者が操作指示送信部130に設けられた録画キーを押下することにより、相当するキーコードが操作指示受信部131を経由して制御部120に送信される。すると制御部120は、放送番組の記録処理を開始する。視聴を開始した段階でストリーム制御部106には、既に2Kまたは4Kの解像度で、MPEG2、H.264またはHEVCの符号化方式に対応した第1ストリームが入力されている。そして制御部120は、ストリーム制御部106を制御してストリーム蓄積部107に第1ストリームを記録する。以上の動作により、受信中のデジタル放送番組が、「ストリーム直接記録」される。
また、記録を開始した段階でストリーム制御部106は、TSデコーダ部102bから受信した第1ストリームを、デコーダ部108に対して出力している。解像度が2Kまたは4K、符号化方式がMPEG2、H.264またはHEVCのデコードに対応したデコーダ部108は、第1ストリームから映像信号および音声信号を生成している。制御部120は、この動作に加え、デコーダ部108を制御して、デコードした映像信号および音声信号を、エンコーダ部110に出力することも可能である。制御部120は、エンコーダ部110を制御して、映像信号および音声信号をエンコードして第2ストリームを生成する。次に、制御部120は、ストリーム制御部106を制御して、第2ストリームをストリーム蓄積部107に記録する。以上の動作により、受信中のデジタル放送番組が「再エンコード記録」される。
デコーダ部108とエンコーダ部110を使用して、解像度が2Kまたは4K、符号化方式がMPEG2、H.264またはHEVCのデコードに対応した第1ストリームを、例えば解像度が2K、符号化方式がH.264のデコードに対応した第2ストリームに再エンコードすることにより、ストリームの仕様を変更することができる。具体的には、第1ストリームの符号化方式を変更したり、解像度またはフレームレートを変更したりすることで、第2ストリームのビットレートを低減することが可能である。ビットレートの低減により、ストリーム蓄積部107の記録容量を節約することができる。または、解像度を2K、符号化方式をH.264に変更することで、4K解像度またはHEVC符号化に対応していないブルーレイディスクなどの記録媒体にコピーすることが容易になる。
使用者が操作指示送信部130に設けられた停止キーを押下すると、相当するキーコードが操作指示受信部131を経由して制御部120に送信される。すると制御部120は、現在実行中の番組記録動作の停止処理を開始する。制御部120は、ストリーム制御部106を制御してストリーム蓄積部107への第1および第2ストリームの記録を停止する。
なお、上記のストリーム直接記録動作と再エンコード記録動作はいずれか一方だけ行われてもよいし、同時に行われてもよい。また、上記の番組視聴動作と番組記録動作においては、使用者が操作指示送信部130を操作することにより動作を開始した。一方、予約録画などのように、あらかじめ指定された番組の放送時刻に自動的に記録再生装置100を起動させて、番組記録動作を開始することも可能である。
<番組再生動作>
記録再生装置100を使用して、ストリーム蓄積部107に記録済みのデジタル放送番組を再生する場合、使用者が操作指示送信部130に設けられた再生キーを押下することにより、相当するキーコードが操作指示受信部131を経由して制御部120に送信される。すると制御部120は、放送番組の再生処理を開始する。
制御部120は、ストリーム制御部106を制御して、ストリーム蓄積部107に記録された第1または第2ストリーム、すなわち記録済み番組ストリームを読み出して、デコーダ部108に送信する。次に、制御部120は、デコーダ部108を制御して第1または第2ストリームから映像信号および音声信号を生成する。以降の動作は番組視聴動作と同様であるため、説明を省略する。
上記の通り、番組視聴時および番組再生動作時においてはデコーダ部108を使用する必要があるため、番組視聴中および番組再生動作中は再エンコード記録動作を行うことができない。つまり、番組視聴時および番組再生動作時はストリーム直接記録動作しか行うことができないので、再エンコード記録動作を行う場合は、第1ストリームを一旦ストリーム直接記録する。そして、デコーダ部108が使用可能になったときに、後変換処理を実行して再エンコード記録動作を行う。
<後変換処理動作(2K/MPEG2)>
記録再生装置100を使用して、ストリーム蓄積部107にストリーム直接記録済みのデジタル放送番組(すなわち、第1ストリーム)の後変換処理を行う場合について説明する。制御部120は、ストリーム制御部106を制御して、ストリーム蓄積部107にストリーム直接記録により記録された、後変換処理が必要な番組の第1ストリームを読み出し、デコーダ部108に出力する。ここで、第1ストリームは、解像度が2Kで符号化方式がMPEG2方式で記録されているものとする。
次に、制御部120は、デコーダ部108を制御して、デコードした映像信号および音声信号をエンコーダ部110に出力する。次に、制御部120は、エンコーダ部110を制御して、受信した映像信号および音声信号をエンコードして第2ストリームを生成する。ここで、第2ストリームは、解像度が2Kのままで符号化方式をMPEG2方式からH.264方式に変更されているものとする。そして、制御部120は、ストリーム制御部106を制御して、第2ストリームをストリーム蓄積部107に記録する。以上の動作により、記録済みのデジタル放送番組が「後変換処理」される。
デコーダ部108とエンコーダ部110を使用して、直接記録したストリームを再エンコードすることにより、ストリームの仕様を変更することができる。本実施の形態においては、第1ストリームの符号化方式をさらに圧縮効率の高い方式に変更することで、第2ストリームのビットレートを低減することができる。よって、ストリーム蓄積部107の記録容量を節約することができる。
再エンコード記録と同様に、後変換処理動作においては、デコーダ部108を使用する必要があるので、番組視聴中および番組再生動作中は後変換処理動作を行うことができない。従って、後変換処理は番組再生動作が行われていないときに実行する必要がある。番組再生動作が行われていないときとは、例えば、使用者が記録再生装置100の電源をオフした後の電源オフ期間などである。
しかし、記録再生装置100の電源オフ期間中に後変換処理動作を開始しても、後変換処理の途中で電源がオンされた場合などは、制御部120は速やかに後変換処理を中断して、途中まで生成した第2ストリームを、ストリーム蓄積部107から削除する。これは、使用者が、番組再生動作を指示した場合にその動作を妨げないようにするためである。
一般的に、後変換処理に要する時間は、番組放送時間とほぼ同等であるため、放送時間の長い番組を後変換処理する場合ほど、使用者が記録再生装置100の電源をオンした場合には処理を中断する可能性が高くなる。
ただし、解像度が2Kおよび符号化方式がMPEG2方式で、第1ストリームが記録されているような場合は、デコーダ部108を使用していても、ストリーム直接記録動作を行うことが可能であるため、使用者による電源オンではない予約録画動作であれば、予約録画動作をストリーム直接記録にて行うことで、後変換処理と並行して処理することが可能である。
<後変換処理動作(4K/HEVC)>
一方、ストリーム蓄積部107に記録された第1ストリームが、解像度が4Kで符号化方式がHEVC方式で記録されていて、第2ストリームが、解像度は2Kで符号化方式をH.264方式に変更する場合の後変換処理動作について説明する。制御部120は、ストリーム制御部106を制御して、ストリーム蓄積部107にストリーム直接記録により記録された、後変換処理が必要な番組の第1ストリームを読み出し、デコーダ部108に出力する。
次に、制御部120は、解像度が2Kまたは4K、符号化方式がMPEG2、H.264またはHEVCのデコードに対応したデコーダ部108を制御して、デコードした映像信号および音声信号をエンコーダ部110に出力する。ただし、第1ストリームは、解像度が4Kで符号化方式がHEVC方式で記録されているため、デコーダ部108は動作中にさらに多くのメモリおよびCPU処理能力を必要とする。
次に、制御部120は、エンコーダ部110を制御して、受信した映像信号および音声信号をエンコードして第2ストリームを生成し、ストリーム制御部106を制御して、第2ストリームをストリーム蓄積部107に記録することで記録済みのデジタル放送番組が「後変換処理」される。しかし、デコーダ部108の出力、すなわちエンコーダ部110の入力となる映像信号の解像度が4Kであるため、ここでもエンコーダ部110がさらに多くのメモリおよびCPU処理能力を必要とする。
一般的にデコーダ部108およびエンコーダ部110に大容量のメモリおよび高速処理が可能なCPUを搭載することで、4K解像度またはHEVC方式の第1および第2のストリームを処理しながら、他の処理、例えばストリーム直接記録処理を行うことが可能となるが、記録再生装置100の製造コストが増大してしまう。
デコーダ部108およびエンコーダ部110のメモリ容量およびCPU処理能力を低く抑えたとしても、ストリーム蓄積部107に記録された第1ストリームの解像度が2Kで符号化方式がMPEG2方式の場合、後変換処理中にストリーム直接記録動作を行うことが可能である。しかし、第1ストリームの解像度が4Kで符号化方式がHEVC方式の場合は、ストリーム直接記録動作を行うとメモリ容量およびCPU処理能力が不足して同時処理ができなくなる可能性がある。結果として、予約録画動作と後変換処理とが並行して処理できない可能性があるため、予約録画と4K解像度でHEVC方式の後変換処理は同時に処理しないようにすることが望ましい。
<後変換処理順序>
上記の後変換処理動作において、ストリーム蓄積部107にストリーム直接記録で記録された後変換処理が必要な解像度または符号化方式が異なる番組(すなわち、第1ストリーム)が複数存在する場合、本実施の形態では、第1ストリームに含まれる映像信号の解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で後変換処理を行う。
次に、所定の優先度により決定した順序で後変換処理を行う場合と、解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で後変換処理を行う場合とを比較しながら説明する。
図2は、所定の優先度により決定した順序で後変換処理を行う番組のリストの一例を示す図であり、図3は、所定の優先度により決定した順序で後変換処理を行うスケジュールの一例を示す図である。図2に示すように、制御部120は、所定の優先度に従って、複数の番組の後変換処理の順序を決定して、リストを予め作成する。リストは、例えばRAM部122に格納される。ストリーム蓄積部107には、後変換処理が必要な5つの番組A〜Eに対応する、複数の第1ストリームが記録されているものとする。
図2において、後変換処理順序は、後変換処理を行う順番を示す。また、記録日時は当該番組が記録された日時であり、記録時間は当該番組の放送時間の長さ、解像度は映像信号の解像度、符号化方式は映像信号の符号化方式である。
図2に示したリストにおいて、後変換処理順序は、番組の記録日時に基づいて決定される。つまり、記録日時の古い番組から順に後変換処理が行われる。図2に示す例では、番組A、番組B、番組C、番組D、番組Eの順に後変換処理が行われる。
本実施の形態においては、番組Dまたは番組Eのように後変換処理を行う番組の解像度が4Kでかつ符号化方式がHEVC方式の場合は、ストリーム直接記録動作との同時処理ができないものとする。従って、予約録画動作と後変換処理とが並行して処理できなくなるため好ましくない。従って、単純に記録日時の古い番組から順に後変換処理を行うのではなく、録画予約の時間帯を避けて後変換処理を行うなどの後変換処理順序の変更が必要となる。
このことについて具体的に説明する。例えば図3では、使用者が午前0:00に記録再生装置100の電源をオフした後、午前8:00に録画予約が設定されているものとする。記録再生装置100の電源オフした後に後変換処理が開始されるが、記録日時の古い番組から番組A、番組B、番組C、番組D、番組Eの順番で処理しようとした場合、4K解像度でHEVC符号化方式の番組Eの処理と録画予約が重複し、どちらかを中断せざるを得なくなる可能性がある。
そこで、本実施の形態では、後変換処理の順序は、番組の解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定される。より具体的には、制御部120は、映像信号の解像度が高い順に、または、映像信号の符号化方式の処理負荷が高い順に、第1ストリームを第2ストリームに優先的にエンコードするようにエンコーダ部110を制御する。図4と図5では、使用者が記録再生装置100の電源をオフした後に、次回の録画予約時刻までの間に、4K解像度またはHEVC符号化方式の番組から優先的に後変換処理を行う。
図4は、解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で後変換処理を行う番組のリストの一例を示す図である。図5は、解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で後変換処理を行うスケジュールの一例を示す図である。本実施の形態では、番組D、番組E、番組A、番組B、番組Cの順に後変換処理を行う。なお、番組Dおよび番組Eにおいては、解像度と符号化方式がともに同じであるが、記録時間の長い番組Dについて最初に後変換処理を行うこととする。
上記のように、記録日時に関わらず、4K解像度またはHEVC符号化方式の番組Dまたは番組Eを優先的に後変換処理することによって、録画予約と2K解像度でH.264符号化方式の番組Cの後変換処理との重複となるため、どちらも両立させることが可能になる。もちろん、後変換処理中に使用者が記録再生装置100の電源をオンする可能性もあるが、すべての番組の後変換処理が完了できる確率が上昇することには違いない。
<効果>
以上のように、実施の形態に係る記録再生装置100では、制御部120は、ストリーム蓄積部107に記録された複数の第1ストリームを、当該第1ストリームに含まれる映像信号の解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で第2ストリームにエンコードするように、デコーダ部108およびエンコーダ部110を制御する。
従って、高解像度または高効率符号化方式でデコードが必要な後変換処理待ちの番組を効率的に処理することができる。
また、記録再生装置100が電源オフされた後の電源オフ期間に、後変換処理を行う、すなわち、制御部120は、ストリーム蓄積部107に記録された複数の第1ストリームを第2ストリームにエンコードするように、デコーダ部108およびエンコーダ部110を制御する。従って、デコーダ部108およびエンコーダ部110の個数を増やしたり、デコーダ部108およびエンコーダ部110に大容量のメモリおよび高速処理が可能なCPUを搭載したりしなくても、高解像度または高効率符号化方式でデコードが必要な後変換処理待ちの番組を効率的に処理することができる。
後変換処理待ちの番組数を効率的に減らすことができるため、ストリーム蓄積部107の空き容量を効率よく増やすことが可能である。
制御部120は、映像信号の解像度が高い順に、第1ストリームを第2ストリームに優先的にエンコードするようにエンコーダ部110を制御するため、メモリおよびCPUにかかる負担が高い順にエンコードすることができる。そのため、録画予約などによって後変換処理が中断されにくくなり、エンコードに要する電力が無駄になることを抑制することが可能である。
制御部120は、映像信号の符号化方式の処理負荷が高い順に、第1ストリームを第2ストリームに優先的にエンコードするようにエンコーダ部110を制御するため、メモリおよびCPUにかかる負担が高い順にエンコードすることができる。そのため、録画予約などによって後変換処理が中断されにくくなり、エンコードに要する電力が無駄になることを抑制することが可能である。
なお、本実施の形態においては、映像信号の解像度は、2Kまたは4Kとし、映像信号の符号化方式は、MPEG2、H.264またはHEVCとしたが、映像信号の解像度は、2K、4Kまたは8Kであってもよいし、映像信号の符号化方式は、MPEG2、H.264、MPEG4−AVC、H.265またはHEVCであってもよい。映像信号の解像度は、2K、4Kまたは8Kであるため、高解像度の番組に対応させることができる。また、映像信号の符号化方式は、MPEG2、H.264、MPEG4−AVC、H.265またはHEVCであるため、圧縮効率の高い符号化方式に対応させることができる。
なお、本実施の形態においては、図4の番組Dと番組Eについてともに解像度が4Kで符号化方式がHEVCで同じであったため、解像度および符号化方式を示す情報に基づいて後変換処理順序を決定したが、解像度と符号化方式が異なる場合は、解像度を示す情報、または符号化方式を示す情報のいずれかに基づいて後変換処理順序を決定してもよい。
また、本実施の形態においては、記録再生装置100の電源をオフすると即座に後変換処理を開始したが、一般的に視聴率が低い午前1:00以降である深夜時間帯に後変換処理を行ってもよい。すなわち、制御部120は、深夜時間帯に、ストリーム蓄積部107に記録された複数の第1ストリームを第2ストリームにエンコードするように、デコーダ部108およびエンコーダ部110を制御する。従って、視聴率の低い時間帯を利用して後変換処理を行うことで、後変換処理中に使用者が記録再生装置100の電源をオンする可能性を低く抑え、結果として後変換処理の中断を少なくすることができる。
次に、本発明の産業上の利用可能性について説明する。本発明は、ハードディスク内蔵デジタル放送録画機またはテレビジョン受信機など、複数の解像度と複数の符号化方式に対応した放送番組を受信して外部または内部のディスプレイに表示する機器だけでなく、それらの放送番組を記録媒体にデジタル記録し再生することを目的とする機器に採用可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100 記録再生装置、102 ストリーム抽出部、107 ストリーム蓄積部、108 デコーダ部、110 エンコーダ部、120 制御部。

Claims (2)

  1. エンコードされた放送番組を受信して第1ストリームを抽出するストリーム抽出部と、
    前記ストリーム抽出部により抽出された前記第1ストリームを記録するストリーム蓄積部と、
    前記ストリーム蓄積部から読み出された前記第1ストリームをデコードして番組信号に変換するデコーダ部と、
    前記番組信号をエンコードして第2ストリームに変換するエンコーダ部と、
    前記ストリーム抽出部、前記ストリーム蓄積部、前記デコーダ部および前記エンコーダ部の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記ストリーム蓄積部に記録された複数の前記第1ストリームを、当該第1ストリームに含まれる映像信号の解像度または符号化方式を示す情報に基づいて決定した順序で前記第2ストリームにエンコードするように、前記デコーダ部および前記エンコーダ部を制御するとともに、前記映像信号の解像度と前記映像信号の符号化方式が同じ場合は、前記第1ストリームの記録時間の長さに基づいて決定した順序で前記第2ストリームにエンコードする、記録再生装置。
  2. 前記制御部は、前記第1ストリームの記録時間の長い順に、前記第1ストリームを前記第2ストリームに優先的にエンコードするように、前記デコーダ部および前記エンコーダ部を制御する、請求項1に記載の記録再生装置。
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