JP2009010603A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストレージの記憶容量を有効に活用する。
【解決手段】S1において、番組記録情報が取得される。S2において、番組録画予約情報が取得される。S3において、コーデックがビジーでない時間帯が設定される。S4において、設定されたコーデックがビジーでない時間帯になるまで待機する。S5において、コーデックがビジーでないか否かが判定される。S5において、ビジーでないと判定されると、S6において、データ圧縮処理用テーブルにしたがって圧縮または削除の処理がなされる。若し、S5において、コーデックがビジーであると判定されると、S8において、ビジーでない時間帯が再度設定される。S7において、割り込みの発生の有無が判定され、割り込みが発生すると、圧縮または削除処理を中止し、処理がS8に戻る。割り込みが発生しない場合には、圧縮または削除の処理が終了する。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えばテレビジョン放送番組の記録に対して適用される記録装置および記録方法に関する。
従来、DVD、BD等の光ディスク、ハードディスクを使用した映像音声データ蓄積装置は、機器毎にその記憶容量が決まっており、記憶容量まで一杯にデータが蓄積されると、それ以上データの蓄積ができなくなり、エラーとなったり、記録済のデータに新たなデータが上書きされて記録済のデータが失われたり、予約録画操作自体ができなくなる問題があった。
例えばデジタル放送のトランスポートストリーム(以下TSと適宜省略する)信号を直接的にハードディスクに対して記録する際に、記録途中でハードディスクの残量がなくなり、エラーとなって記録が停止する。また、アナログ放送の番組を電子番組表(EPG:Electorical Program Guide)を通じて録画予約する番組に、ハードディスクの残量が不足すると予想される場合にエラーとなる。このような問題を回避するためには、記録済のデータを削除して空き容量を増加させる操作などが必要であった。
下記の特許文献1には、テレビジョン放送番組を記録する記録装置において、記憶部の空き容量を確保するために、記憶部の空き容量が所定の閾値以下となったことが検出されると、自動的に空き容量を確保するために、処分(消去、移動、または圧縮率を高くした再符号化)の対象となるコンテンツを決定してそのコンテンツを処分することが記載されている。特許文献1では、ユーザの嗜好度、コスト単価等に基づいて処分の対象を決定する場合の優先順位を決定している。
特開2006−86636号公報
特許文献1に記載のものは、録画日時や、最終再生日時の新旧ではなく、ユーザの嗜好度の低いコンテンツから順に処分の対象とすることによって、最終再生日時が古いものであってもユーザが興味を持っていると推察されるコンテンツを保持しつつ、記憶部の容量を確保するものである。しかしながら、ユーザの嗜好度に基づいて処分対象を決定する手法は、嗜好度を細かく分類することができず、同じ程度の嗜好度のコンテンツが複数存在する場合が生じやすい。特に、最近では、例えばハードディスクの容量のように記憶容量が非常に増大し、このような場合が生じやすい。この場合にどのように処分対象を決定するのかが難しい問題があり、ユーザが処分を望まないコンテンツが処分対象として決定される問題があった。
したがって、この発明の目的は、ユーザの要求に合致して記録済の映像音声データを処理することができる記録装置および記録方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、受信された放送信号に対応するトランスポートストリームをデコードするデコーダ部と、
デコーダ部からの映像音声信号を処理するプロセッサと、
トランスポートストリームを記録するストレージと、
ストレージに記録されたトランスポートストリームを再生してデコーダ部にて復号し、復号された映像音声信号を再符号化してストレージに記録し、ストレージからの再生信号を復号する符号化復号化部と、
ストレージに記録される番組毎に最終再生時期の情報を保持する番組記録情報と、データ圧縮処理用テーブルによって規定される符号化復号化部に設定される再符号化の条件に基づいて、ストレージに記録されている番組の圧縮処理または削除処理を実行する制御部とを備え、
再符号化の条件は、最終再生時期からの経過時間が長くなるにしたがって、圧縮比が高くなるものであることを特徴とする記録装置である。
この発明は、受信された放送信号に対応するトランスポートストリームをデコードして得られる映像音声信号を処理すると共に、ストレージにトランスポートストリームを記録するステップと、
ストレージに記録されたトランスポートストリームを復号し、復号された映像音声信号を再符号化してストレージに記録し、ストレージからの再生信号を復号する符号化復号化ステップと、
ストレージに記録される番組毎に最終再生時期の情報を保持する番組記録情報と、データ圧縮処理用テーブルによって規定される符号化復号化ステップで設定される再符号化の条件に基づいて、ストレージに記録されている番組の圧縮処理または削除処理を実行する制御ステップとからなり、
再符号化の条件は、最終再生時期からの経過時間が長くなるにしたがって、圧縮比が高くなるものであることを特徴とする記録方法である。
この発明では、最終再生時期からの経過時間が長くなるにしたがって、圧縮比が高くなるように、再符号化時の条件を規定するので、限られたデータストレージの容量を有効に活用でき、また、ジャンルのみで圧縮条件を規定するものに比して圧縮の対象の番組が明確とできる。自動的に対象の番組の情報を圧縮または削除することによって、録画に失敗したり、保存していたデータが上書き消去されることを防止することができる。さらに、ジャンル毎に再符号化の条件を規定することによって、圧縮による画質劣化の影響、削除による影響を実質的に小さくすることができる。
以下、図面を参照してこの発明の一実施の形態について説明する。図1は、一実施の形態による記録装置の全体的構成を示す。アンテナ1で受信されたRF信号がチューナ部2に供給される。チューナ部2は、フロントエンド部、デマルチプレクサを有する。
フロントエンド部は、アンテナ1から入力される放送信号から、所定のUHFチャンネルを選択し、直交復調、FFT(fast Fourier transform)、デインターリーブ、ビタビ復号、トランスポートストリーム(以下、TSと適宜略す)の再生等の処理を行い、TS信号をデマルチプレクサに出力する。デマルチプレクサは、フロントエンド部から出力されるTS信号から、番組の映像および音声に相当する符号化映像データおよび符号化オーディオデータを分離する。
分離された符号化ビデオデータおよび符号化オーディオデータがMPEG(Moving Picture Experts Group)方式のデコーダ3に出力される。また、チューナ部2のデマルチプレクサによって、TS信号から、電子番組表情報、基本データ等のデータ信号が分離され、バス16を介して制御部を構成する中央処理ユニット(CPU(Central Processing Unit))11に出力する。
デコーダ3は、チューナ部2から入力されたデータをデコードし、その結果得られる映像信号および音声信号を、映像音声プロセッサ(以下AVプロセッサと称する)4に出力する。映像信号は、例えば輝度信号および色差信号からなるデジタルコンポーネント信号である。
AVプロセッサ4は、画質の改善、文字等のグラフィックスを映像信号に対して重畳するグラフィックス処理、後段の表示部5に適合するフォーマットに変換する処理、後段の音声出力部6に出力する音声信号の形成等の処理を行う。表示部5は、AVプロセッサ4からの映像信号に対応する映像を表示する。表示部5は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electroluminescence:電界発光効果)パ
ネル等である。音声出力部6は、例えばスピーカを含み、AVプロセッサ4からの音声信号に対応する音声を出力する。
番組の映像およびオーディオ情報を記録するために、コーデック(図においてはCODEC
と表記する)7、ストレージコントローラ8およびストレージ9が備えられている。ストレージ9は、ハードディスク、光ディスク等の記憶媒体を使用する記録再生装置である。ストレージ9には、ストレージコントローラ8を介してデータが記録され、また、ストレージ9から再生されたデータがストレージコントローラ8を介して出力される。
ストレージ9に対する記録方法としては、TS信号をストレージ9に直接記録する方法(ダイレクト記録と称する)と、TS信号を復号した信号を再度符号化して記録する再符号化記録方法(再エンコード記録と称する)とがある。ダイレクト記録では、デコーダ3からのTS信号を、ストレージコントローラ8を介してストレージ9に記録する。受信した放送番組を最初にストレージ9に記録する場合、ダイレクト記録方法が使用される。
再エンコード記録では、ストレージ9から再生されたTS信号をデコーダ3にて復号し、デコーダ3の出力に得られる映像信号およびオーディオ信号をコーデック7に供給し、コーデック7において設定された条件でもって映像信号およびオーディオ信号を再符号化し、再符号化したデータがストレ再符号化のージコントローラ8を介してストレージ9に記録される。既にストレージ9に蓄えられているデータが再符号化されたデータの場合には、ストレージ9から再生された再符号化データをコーデック7に供給して復号し、復号された映像信号およびオーディオ信号をコーデック7で設定された再符号化の条件でもって再符号化してストレージ9に記録する。
再エンコード記録時再符号化の条件は、後述するように、予めデータ圧縮処理用テーブルとして規定されており、再符号化時に解像度とビットレート(平均的ビットレート)と削除の有無とが設定される。解像度は、画像の空間的解像度であり、ビットレートは、再符号化データのビットレートである。データ圧縮処理用テーブルは、フラッシュメモリ等に記憶されている。符号化後の映像信号およびオーディオ信号がストレージコントローラ8を介してストレージ9に記録される。コーデック7は、例えばMPEG2(Moving Picture Experts Group Phase 2)の符号化/復号化を行う。MPEG2以外のMPEG4、WMV9(VC−1)等の他の符号化方式を使用しても良い。
ストレージ9には、番組の映像およびオーディオ情報に加えて番組記録情報が記録される。番組記録情報は、番組コンテンツと同じ記録媒体に記録されるか、別の記録媒体に記録される。例えばハードディスク等の外部メモリに記録される。ストレージ9によって番組記録情報が管理される。番組記録情報については後述する。
記録装置全体を制御する制御装置として中央処理ユニット11が設けられている。中央処理ユニット11に対してメモリ12およびリアルタイムクロック(RTC)13が接続されている。メモリ12には、制御用プログラムが記憶されているROM、および各種のデータを記憶するRAMが含まれている。さらに、リモートコントローラのコマンダ15からのリモートコントロール信号(赤外線、電波)を受信してリモートコントロール信号に対応するコマンドを発生する受信部14が設けられている。受信部14からのコマンドが中央処理ユニット11に供給される。
中央処理ユニット11は、バス16を介してチューナ部2、デコーダ3、AVプロセッサ4、コーデック7およびストレージコントローラ8と接続されている。チューナ部2またはデコーダ3から最新の電子番組表のデータを中央処理ユニット11が得ることができ、取得された電子番組表情報がメモリ12の例えばフラッシュメモリに保持される。電子番組表情報に基づいて所望の番組を予約録画することができる。
例えば表示部5に電子番組表を表示し、リモートコントローラのコマンダ15を操作して予約録画したい番組を選択し、予約を確定する。この予約録画の設定時に設定した番組の再エンコード記録の可否が設定される。また、番組のジャンルを指定したり、キーワードを登録することによって、指定したジャンル、キーワードに一致する番組を全て自動的に録画することも可能とされている。設定された番組録画予約情報がメモリ12に記憶される。予約された放送番組をチューナ部2によって受信すると、デコーダ3からのTS信号がストレージコントローラ8を介してストレージ9に供給され、ストレージ9にダイレクト記録でもって記録される。
中央処理ユニット11は、AVプロセッサ4に内蔵されているグラフィックス描画機能を制御して表示部5に必要な情報を提示する。例えば設定用の画面を表示部5に表示し、コマンダ15の方向キーおよび決定キーを操作することによって所望の設定が可能とされている。さらに、表示部5にソフトキーボードが表示され、コマンダ15の操作によって文字入力が可能とされている。
ストレージ9に記録されている番組を再生する場合には、コマンダ15において所定のボタンを操作することによって、記録されている番組のリストが表示部5に表示される。このリストは、例えば番組記録情報に基づいて作成され、表示される。コマンダ15において方向キーと決定キーとを使用してリストの中で、所望の番組を選択する。選択後に再生ボタンを押すことによって選択された番組が再生される。
ダイレクト記録によってストレージ9に記録されている番組を再生する場合には、再生データ(TS信号)がストレージコントローラ8を介してデコーダ3に供給され、デコーダ3によって映像信号(デジタルコンポーネント信号)およびオーディオ信号が復号される。復号された映像信号およびオーディオ信号がそれぞれ表示部5およびオーディオ出力部6に供給され、記録番組が再生される。
再エンコード記録によってストレージ9に記録されている番組を再生する場合には、再生データがストレージコントローラ8を介してコーデック7に供給され、コーデック7によって復号される。復号の際の条件が番組記録情報に基づいて設定される。復号された映像信号(デジタルコンポーネント信号)およびオーディオ信号がそれぞれ表示部5およびオーディオ出力部6に供給され、記録番組が再生される。
図2は、番組記録情報の一例を示す。番組記録情報は、ストレージ9に記録された番組(ファイル)に関する属性を表している。一例として、番組記録情報は、(番組名、記録日時、放送チャンネル、記録方法、映像情報、ジャンル、サイズ(データ量)、最終再生日時、ロックの有無)である。
番組名は、電子番組表に含まれているものが使用される。記録日時には、記録開始時刻と記録終了時刻が含まれる。放送チャンネルとして、チャンネル番号が使用される。記録方法は、上述したダイレクト記録と再エンコード記録との何れの方法で記録したかを示す情報である。図2の例では、ダイレクト記録を意味する「TS」の表記が全ての記録番組に対して付加されている。
映像情報には、走査線数とアスペクト比とが含まれている。ジャンルは、例えば電子番組表情報に含まれているものである。サイズは、記録番組のサイズである。最終再生日時は、最後に再生された日にちと時刻とである。ロックは、番組の再エンコード記録が禁止されていることを意味し、番組を最初に記録する時にユーザが設定する。
図3は、メモリ12内のフラッシュメモリ等に記憶されているデータ圧縮処理用テーブルの一例である。データ圧縮処理用テーブルは、ストレージ9に記録されている番組の圧縮または削除の処理を行う場合に参照されるテーブルであり、再符号化時の圧縮条件を規定する。データ圧縮処理用テーブルは、デフォルトとして予め作成されているが、ユーザがテーブルを所望のものに変更することが可能とされている。
圧縮または削除の処理は、中央処理ユニット11が空き時間例えばコーデック7の処理の空き時間を使用してなされる。すなわち、データ圧縮処理用テーブルに再符号化条件が規定されている場合には、その条件がコーデック7に設定され、ストレージ9から対象の番組のデータが読み出され、読み出されたデータがコーデック7で復号され、復号後のデータがコーデックで設定された条件にしたがって再符号化され、再符号化後のデータがストレージ9に記録される。データ圧縮処理用テーブルに規定されている処理が削除の場合には、復号および再符号化がなされず、対象の番組のデータが削除される。
このように、圧縮または削除の処理によってストレージ9の空き容量を増大させることができる。また、圧縮または削除の処理を行うと、番組記録情報の関連する属性例えば記録方法、映像情報およびサイズが処理後のものに更新される。削除がなされた場合では、対応する番組の記録情報が削除される。圧縮がなされた場合では、対応する番組の記録情報が更新される。例えば番組記録情報中の記録方法、映像情報、サイズのそれぞれの情報が圧縮処理後に対応したものへ書き換えられる。
図3に示されるデータ圧縮処理用テーブルの横軸が最終再生日時からの経過時間を表している。経過時間は、例えばリアルタイムクロック13の発生する時刻情報から中央処理ユニット11が求めることができる。dが日を表し、wが週を表す。図3の例では、(0d,1d,2d,1w,2w,4w,8w,12w)と経過時間が分けられている。その縦軸がジャンルを示す。例えば(映画、スポーツ、ドラマ、ニュース、・・・・、その他)とジャンルが規定されている。
これらの経過時間とジャンルとによって再符号化の条件(圧縮または削除の条件)が規定される。圧縮処理は、圧縮条件として、解像度とビットレート(平均的なビットレート)とをコーデック7に対して設定することでなされる。解像度は、記録時の解像度を1としたときに、(1/2,1/4,1/8,1/16)のうちの何れかが設定される。ビットレートは、記録時のビットレートを1としたときに、(1/2,1/4,1/8,1/16)のうちの何れかが設定される。解像度の変換によって、空間方向に画像のサイズ(データ量)を小さくできる。ビットレートの変換によって、時間方向に画像のサイズ(データ量)を小さくできる。解像度とビットレートとの組合せで圧縮比が決定される。例えば解像度が1/2で、ビットレートが1/2であれば、データ圧縮処理用テーブルのサイズが元のサイズの1/4となる。
図3に示すデータ圧縮処理用テーブルの一例では、下記のように再符号化の条件が設定されている。
1.最終再生日時からの経過時間が長いほど、圧縮比が高くされ、最終的には、設定された経過時間後に削除される。
2.ジャンルに応じて圧縮または削除の処理がなされる経過時間が適応的に規定される。例えばニュース番組のように、即時性が求められ、当日しか見ない番組では、比較的保存期間が短いものとされ、圧縮比の高くなる割合も急である。これに対してジャンルが映画の番組に関しては、時間に余裕がある時に映画を高画質で落ち着いて観賞したいことが多いので保存期間が比較的長いものとされる。また、映画は、データ量が大きいので、画質が劣化したものを保存するよりも削除するようになされる。ドラマに関しては、1週間程度の間では見るが、それ以降は見る可能性が減っていく。但し、1クール(3カ月)分は保存するようになされる。スポーツ番組に関しては、1カ月も経過すると見ることが少ないので、経過時間が4週間で削除する。
3.圧縮比を高める場合にジャンルに応じて解像度およびビットレートの値を適応的に定める。例えばニュース番組に関しては、動きが少ないので、ビットレートを解像度と比較して下げることができる。また、スポーツ番組に関しては、比較的動きが激しいので、解像度に対してビットレートを落とさずに圧縮することが望ましい。
各ジャンルに関する圧縮または削除処理について説明する。
ジャンルが映画の番組に関して
初回の記録:ダイレクト記録方法でTS信号がストレージ9に記録される。
4週間経過後:解像度は変更しないで、ビットレートが1/2とされる。
8週間経過後:解像度が1/2とされ、ビットレートが1/2とされる。
12週間経過後:削除される。
ジャンルがスポーツの番組に関して
初回の記録:ダイレクト記録方法でTS信号がストレージ9に記録される。
1週間経過後:解像度が1/2とされ、ビットレートが1/2とされる。
2週間経過後:解像度が1/4とされ、ビットレートが1/4とされる。
4週間経過後:解像度が1/16とされ、ビットレートが1/16とされる。
8週間経過後:削除される。
ジャンルがドラマの番組に関して
初回の記録:ダイレクト記録方法でTS信号がストレージ9に記録される。
1週間経過後:解像度が1/2とされ、ビットレートが1/2とされる。
2週間経過後:解像度が1/4とされ、ビットレートが1/4とされる。
4週間経過後:解像度が1/8とされ、ビットレートが1/8とされる。
8週間経過後:解像度が1/16とされ、ビットレートが1/16とされる。
12週間経過後:削除される。
ジャンルがニュースの番組に関して
初回の記録:ダイレクト記録方法でTS信号がストレージ9に記録される。
1日経過後:解像度が1/2とされ、ビットレートが1/4とされる。
2日経過後:解像度が1/16とされ、ビットレートが1/16とされる。
1週間経過後:削除される。
複数のジャンルに跨がっている番組、またはジャンルが指定されていない番組の番組は、その他として処理する。その他の番組に関して
初回の記録:ダイレクト記録方法でTS信号がストレージ9に記録される。
1週間経過後:解像度が1/2とされ、ビットレートが1/2とされる。
2週間経過後:解像度が1/4とされ、ビットレートが1/4とされる。
4週間経過後:解像度が1/8とされ、ビットレートが1/8とされる。
8週間経過後:解像度が1/16とされ、ビットレートが1/16とされる。
12週間経過後:削除される。
その他の場合では、ジャンルがドラマの番組と同様に、圧縮/削除の処理がなされる。その他の場合は、ジャンルが不明であるので、保存期間が比較的長いものとされる。
なお、複数のジャンルに跨がっている番組に関しては、ジャンルに関して優先順位を規定し、優先順位の高いジャンルに応じて処理を行うようになされる。例えば図3中のジャンルの項目の配列のように優先順位が付けられる。
なお、図3に示すデータ圧縮処理用テーブルは、一例であり、他のテーブルも可能である。例えば解像度の規定は、単に比率ではなく、規格で定められた種類の解像度例えばCIF(Common Intermediate Format,320x240 画素 ))、VGA(Video Graphics Array,640x480 画素)等で規定しても良い。ビットレートも相対的なものに限らず、絶対的な
値でもって規定しても良い。また、解像度およびビットレートの比率は、整数比に限られず、数値も一例である。
上述した圧縮または削除処理は、中央処理ユニット11の制御によって自動的になされる。中央処理ユニット11の制御について図4のフローチャートを参照して説明する。ステップS1において、記録動作、再生動作がなされることが少ない時刻例えば午前零時に番組記録情報(図2参照)がストレージ9からストレージコントローラ8を介して取得される。ステップS2において、番組録画予約情報が取得される。番組記録情報および番組録画予約情報は、例えばメモリ12に記憶されている。
ステップS3において、コーデック7がビジーでない時間帯が設定される。ステップS3では、圧縮作業のスケジュール(時刻、順番等)が設定される。ステップS2において取得された番組録画予約情報に基づいてコーデック7がビジーでない時間帯を推定できる。すなわち、予約された番組を録画している期間では、ストレージ9に記録されている番組を読み出して再エンコード記録することができないので、この期間は、ビジーである時間帯と推定される。また、再生時には、ストレージ9から読み出したデータをコーデック7で復号するので、再生動作がなされる可能性の低い時間帯を考慮して、コーデック7がビジーでない時間帯を設定しても良い。
ステップS4において、設定されたコーデック7がビジーでない時間帯になるまで待機する。ステップS5において、コーデック7がビジーでないか否かが判定される。ステップS5において、ビジーでないと判定されると、ステップS6において、データ圧縮処理用テーブル(図3参照)にしたがって圧縮または削除の処理がなされる。
若し、ステップS5において、コーデック7がビジーであると判定されると、ステップS8において、ビジーでない時間帯が再度設定される。そして、処理がステップS4(ビジーでない時間帯まで待機)に戻る。
ステップS6では、番組記録情報から保存されている各番組のジャンルが調べられ、データ圧縮処理用テーブルに規定されている当該ジャンルに応じた処理条件にしたがって圧縮または削除の処理がなされる。圧縮は、再エンコード記録によってなされる。実行された圧縮または削除の処理を反映するように、番組記録情報が更新される。
ステップS7において、中央処理ユニット11に対する割り込みの発生の有無が判定される。割り込みは、記録動作、再生動作等によって発生する。割り込みが発生すると、圧縮または削除処理を中止し、処理がステップS8(ビジーでない時間帯の再設定)に戻る。割り込みが発生しない場合には、圧縮または削除の処理が終了する。
上述した図4のフローチャートに示す処理によって、時間の経過と共に自動的に保存しているデータの圧縮または削除が行われるので、手動での処理に比較して処理を簡略化でき、データ管理が容易となり、ストレージ9の容量を有効に活用できる。
以上、この発明の一実施の形態について具体的に説明したが、この発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。以下に変形例について説明する。
例えばこの発明は、記録/再生用と再エンコード記録とでコーデックを兼用しないで、再エンコード記録のために専用のコーデックを設けても良い。その場合には、コーデックがビジーか否かにかかわらず、専用のコーデックを使用した再エンコード記録が可能となる。
また、この発明は、チューナ部2にアナログチューナを有する構成に対しても適用することができる。この場合には、デコーダ3がY(輝度)/C(色)分離処理、色信号の復調処理等を行う。アナログチューナによって映像信号およびオーディオ信号を得る場合においては、高品質モードで最初に記録し、経過時間が経過するほど、記録モードを中間的品質モード、低品質モードと切り替えるようになされる。
さらに、図1に示す構成と異なり、アンテナ1およびチューナ部2を別に有する記録装置、表示部5を別に有する記録装置、またはアンテナ1、チューナ部2および表示部5を別に有する記録装置に対しても適用できる。さらに、通常のテレビジョン受像機の構成に限らず、チューナ部2を内蔵またはチューナカードとして備えるノート型パーソナルコンピュータ、1セグメント放送を受信するための携帯端末、携帯電話等に対してもこの発明を適用することができる。
この発明による記録装置の一実施の形態のブロック図である。 番組記録情報の一例の略線図である。 データ圧縮処理用テーブルの一例の略線図である。 この発明の一実施の形態の処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
2 チューナ部
3 デコーダ
4 AVプロセッサ
7 コーデック
9 ストレージ
11 中央処理ユニット

Claims (6)

  1. 受信された放送信号に対応するトランスポートストリームをデコードするデコーダ部と、
    上記デコーダ部からの映像音声信号を処理するプロセッサと、
    上記トランスポートストリームを記録するストレージと、
    上記ストレージに記録された上記トランスポートストリームを再生して上記デコーダ部にて復号し、復号された映像音声信号を再符号化して上記ストレージに記録し、上記ストレージからの再生信号を復号する符号化復号化部と、
    上記ストレージに記録される番組毎に最終再生時期の情報を保持する番組記録情報と、データ圧縮処理用テーブルによって規定される上記符号化復号化部に設定される再符号化の条件に基づいて、上記ストレージに記録されている番組の圧縮処理または削除処理を実行する制御部とを備え、
    上記再符号化の条件は、上記最終再生時期からの経過時間が長くなるにしたがって、圧縮比が高くなるものであることを特徴とする記録装置。
  2. 上記制御部は、上記符号化復号化部が使用されていない時間帯において、上記ストレージに記録されている番組の上記圧縮処理または上記削除処理を実行する請求項1記載の記録装置。
  3. 上記データ圧縮処理用テーブルによって規定される上記再符号化の条件は、さらに、ジャンル毎に規定される請求項1記載の記録装置。
  4. 上記ジャンルは、受信した電子番組表の情報に含まれるものである請求項3記載の記録装置。
  5. 上記データ圧縮処理用テーブルによって規定される上記再符号化の条件は、解像度およびビットレートの少なくとも一方を規定するものである請求項1記載の記録装置。
  6. 受信された放送信号に対応するトランスポートストリームをデコードして得られる映像音声信号を処理すると共に、ストレージに上記トランスポートストリームを記録するステップと、
    上記ストレージに記録された上記トランスポートストリームを復号し、復号された映像音声信号を再符号化して上記ストレージに記録し、上記ストレージからの再生信号を復号する符号化復号化ステップと、
    上記ストレージに記録される番組毎に最終再生時期の情報を保持する番組記録情報と、データ圧縮処理用テーブルによって規定される上記符号化復号化ステップで設定される再符号化の条件に基づいて、上記ストレージに記録されている番組の圧縮処理または削除処理を実行する制御ステップとからなり、
    上記再符号化の条件は、上記最終再生時期からの経過時間が長くなるにしたがって、圧縮比が高くなるものであることを特徴とする記録方法。
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