JP6694276B2 - ストラップ収容装置 - Google Patents
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請求項1に記載の第1の発明態様は、長尺状のストラップが巻き付けられる回転体と、回転体を回転可能に収容するケースと、所定の巻き戻し方向に回転体が回転するように回転体を付勢する巻き戻し弾性体と、回転体に設けられる第1係合部と、ケース、またはケースに連結される部材に設けられる第2係合部と、第1および第2係合部が互いに係合するように付勢し、ケースに収容される係合弾性体と、を備え、第1係合部と、第2係合部とは、回転体の回転軸線の方向に互いに接離可能に配置され、係合弾性体は、ケースに支持される支持基体部と、ケースに連結される部材、または、回転体を押圧する押圧部と、支持基体部と押圧部との間を連結し、回転体の回転軸線の方向に支持基体部と押圧部とが互いに離間するように付勢する複数の弾性腕部と、を有し、支持基体部は、円形の外周部分を有し、複数の弾性腕部は、支持基体部の外周部分から等間隔でそれぞれ延出し、外周部分の円周方向において湾曲して延びる湾曲形状に形成され、複数の弾性腕部の一端部は、支持基体部により互いに連結されるとともに、複数の弾性腕部の他端部は、押圧部により互いに連結される構成である。
請求項2に記載の第2の発明態様は、長尺状のストラップが巻き付けられる回転体と、回転体を回転可能に収容するケースと、所定の巻き戻し方向に回転体が回転するように回転体を付勢する巻き戻し弾性体と、回転体に設けられる第1係合部と、ケース、またはケースに連結される部材に設けられる第2係合部と、第1および第2係合部が互いに係合するように付勢し、ケースに収容される係合弾性体と、を備え、第1係合部と、第2係合部とは、回転体の回転軸線の方向に互いに接離可能に配置され、係合弾性体は、ケースに支持される支持基体部と、回転体を押圧する押圧部と、支持基体部と押圧部との間を連結し、回転体の回転軸線の方向に支持基体部と押圧部とが互いに離間するように付勢する複数の弾性腕部と、を有し、回転体を回転可能に支持する支持軸が、押圧部に固定され、押圧部の押圧面は、回転体に接触する構成である。本発明態様でも、第1の発明態様と同様に、ストラップ収容装置の各構成部分を種々の態様で具現化することができる。
請求項10に記載の第3の発明態様は、長尺状のストラップが巻き付けられる回転体と、回転体を回転可能に収容するケースと、所定の巻き戻し方向に回転体が回転するように回転体を付勢する巻き戻し弾性体と、回転体に設けられる第1係合部と、ケース、またはケースに連結される部材に設けられる第2係合部と、第1および第2係合部が互いに係合するように付勢し、ケースに収容される係合弾性体と、第1および第2係合部の係合を解除するために操作可能であり、ケースに設けられる操作部と、操作部の操作に連動して、回転体の回転軸線の方向に変位する連動部材と、を備え、第1係合部と、第2係合部とは、回転体の回転軸線の方向に互いに接離可能に配置され、係合弾性体は、ケースに支持される支持基体部と、ケースに連結される部材、または、回転体を押圧する押圧部と、支持基体部と押圧部との間を連結し、回転体の回転軸線の方向に支持基体部と押圧部とが互いに離間するように付勢する複数の弾性腕部と、を有し、操作部が操作されるときに、押圧部は、連動部材の変位により、支持基体部に接近する方向に移動し、回転体を回転可能に支持する支持軸が、押圧部に固定され、押圧部の押圧面は、回転体に接触する構成である。
請求項1に記載の発明態様では、第1係合部と、第2係合部とは、回転体の回転軸線の方向に互いに接離可能に配置される。係合弾性体は、第1および第2係合部が互いに係合するように付勢する。係合弾性体は、ケースに支持される支持基体部と、ケースに連結される部材、または、回転体を押圧する押圧部と、支持基体部と押圧部との間を連結し、回転体の回転軸線の方向に支持基体部と押圧部とが互いに離間するように付勢する複数の弾性腕部と、を有する。複数の弾性腕部は、支持基体部の外周部分から等間隔でそれぞれ延出し、外周部分の円周方向において湾曲して延びる湾曲形状に形成される。複数の弾性腕部の一端部は、支持基体部により互いに連結されるとともに、複数の弾性腕部の他端部は、押圧部により互いに連結される。この結果、コイル状に多数回巻かれた従来のスプリングに比べて、ストラップの引き出し状態を確実に保持できる保持力を確保しつつ、回転体の回転軸線の方向における係合弾性体の寸法を小さくすることができ、ストラップ収容装置のケースを小型にすることができる。
請求項2または請求項10に記載の発明態様では、第1係合部と、第2係合部とは、回転体の回転軸線の方向に互いに接離可能に配置される。係合弾性体は、第1および第2係合部が互いに係合するように付勢する。係合弾性体は、ケースに支持される支持基体部と、ケースに連結される部材、または、回転体を押圧する押圧部と、支持基体部と押圧部との間を連結し、回転体の回転軸線の方向に支持基体部と押圧部とが互いに離間するように付勢する複数の弾性腕部と、を有する。この結果、コイル状に多数回巻かれた従来のスプリングに比べて、ストラップの引き出し状態を確実に保持できる保持力を確保しつつ、回転体の回転軸線の方向における係合弾性体の寸法を小さくすることができ、ストラップ収容装置のケースを小型にすることができる。また、請求項2または請求項10に記載の発明態様では、押圧部に固定された支持軸が、回転体を回転可能に支持する。押圧部の押圧面は、回転体に接触する。この結果、押圧部は、第1および第2係合部が係合するように回転体を押圧する機能と、支持軸と協働して押圧面により回転体を安定した姿勢で回転可能に支持する機能とを有することから、両機能を簡易な構成で達成することができる。
請求項3に記載の具体的態様では、係合弾性体と、支持軸とは、合成樹脂材料により一体に形成され。この結果、係合弾性体と、支持軸とを、正確な位置関係で容易に構成することができる。
以下に、本発明の一実施形態に係るストラップ収容装置1について、図面を参照して説明する。図1は、名札ケースNTが装着されたストラップ収容装置1を示す。図1において矢印で示す3つの方向を、上下方向、左右方向、および前後方向として、図2以降の他の図面でも同様に、各方向を示す。
ストラップ収容装置1の詳細な構成について、図面を参照して説明する。図2は、ストラップ収容装置1の分解斜視図である。図2において、ストラップ収容装置1は、摘み部2、および取付具3以外に、一対のケース分割体10、12と、係合体14と、リール組体16と、ばね組体18とを、主に備える。ストラップ4は、リール組体16の外周に巻き付けられる。両ケース分割体10、12は、互いに接合されることにより、1つのケースを構成し、係合体14と、リール組体16と、ばね組体18とを収容する。
ケース分割体10の詳細な構成について、図3乃至図5を参照して説明する。図3は、ケース分割体10を上後方から見た斜視図であり、図4は、ケース分割体10の内部を後方から見た図面である。図5は、図4に示すA−A線に沿って切断されたケース分割体10を示す右側断面図である。
ケース分割体12の詳細な構成について、図6乃至図8を参照して説明する。図6は、ケース分割体12を上前方から見た斜視図であり、図7は、ケース分割体12の内部を前方から見た図面である。図8は、図7に示すB−B線に沿って切断されたケース分割体12を示す左側断面図である。
係合体14の詳細な構成について、図9乃至図11を参照して説明する。図9は、係合体14を下前方から見た斜視図であり、図10は、係合体14を下後方から見た斜視図であり、図11は、係合体14を前方から見た図面である。
リール組体16の詳細な構成について、図12および図13を参照して説明する。図12は、リール組体16を下前方から見た斜視図であり、図13は、リール組体16を下後方から見た斜視図である。
ばね組体18の詳細な構成について、図14乃至図18を参照して説明する。図14は、ばね組体18を下前方から見た斜視図である。図15は、ばね組体18を前方から見た平面図であり、図16は、ばね組体18を後方から見た背面図であり、図17は、ばね組体18を下方から見た図面である。図18は、図15に示すC−C線に沿って切断されたばね組体18を示す右側断面図である。
取付具3の詳細な構成について、図2を参照して説明する。図2において、取付具3は、一対の挟持部110、112を備え、合成樹脂材料により一体に形成される。本実施形態では、取付具3の合成樹脂材料として、ポリカーボネート樹脂材料が使用される。
ストラップ収容装置1を組み立てる手順と、ストラップ収容装置1におけるストラップ4の引き出し動作と、引き出されたストラップ4の巻き取り動作とについて、図面を参照して説明する。
先ず、ストラップ収容装置1の組み立て手順について説明する。作業者は、所定の長さのストラップ4の一端を、リール本体70の図示しない円形壁部に固定し、ストラップ4の他端に摘み部2を取り付ける。その後に、作業者は、発条ばね72の一端を、リール本体70の図示しない円形壁部の係止溝に引っ掛けて固定する。作業者は、図12における反時計回り方向に発条ばね72を内側に巻き、その巻かれた発条ばね72を収容凹部78に収容する。この収容状態において、発条ばね72の他端に位置する係止延出部82は、図12に示すように、リール本体70の支持孔80を横切って延びる。発条ばね72の収容後に、作業者は、図12における時計回り方向にストラップ4をリール本体70の図示しない円形壁部に所定の回数巻く。これらの作業により、リール組体16が完成される。
ユーザが、摘み部2を掴んで引っ張ると、ストラップ4が図1に示すようにストラップ収容装置1から引き出される。ストラップ4が引き出されるときに、係合体14、およびリール組体16は、両ケース分割体10、12により構成されるケースの内部で、図2における時計回り方向に回転する。リール組体16は、ばね組体18の支持軸部96により支持されていることから、この支持軸部96の回りに回転する。リール組体16の回転に伴って、発条ばね72は、収容凹部78の内部で、支持軸部96の回りに徐々に巻き付けられ、弾性エネルギを蓄える。
引き出されたストラップ4をストラップ収容装置1に収容するために、ユーザが、ケース分割体10の操作壁部分32を押圧操作すると、操作壁部分32が弾性変形して支持軸部96の先端部に当接する。この当接により、支持軸部96、および押圧部92は、図18において後方に移動する。押圧部92の後方への移動に伴って、4個の弾性腕部94A〜94Dは弾性変形する。図18において、押圧部92は、支持基体部90と同じ位置まで後方に移動すると、ケース分割体12の後方壁部40に当接して停止する。4個の弾性腕部94A〜94Dの各弾性腕部の厚さT3は支持基体部90の厚さT1、および押圧部92の厚さT2よりも僅かに小さいことから、押圧部92が支持基体部90と同じ位置まで後方に移動したときに、図18において、4個の弾性腕部94A〜94Dの前方側の面が、支持基体部90、および押圧部92の前方側の面から前方に突出することがない。この結果、リール本体70の円形基体部74は、4個の弾性腕部94A〜94Dと干渉することなく、押圧部92が移動した位置まで確実に移動することが可能になる。
本実施形態では、係合体14、およびリール組体16をケース分割体10に向かって付勢するために、ばね組体18は、支持基体部90と、押圧部92と、4個の弾性腕部94A〜94Dとを有する。この結果、両ケース分割体10、12により形成される内部空間において、弾性付勢力を発生する4個の弾性腕部94A〜94Dが占める内部空間を薄い小さな空間にすることができ、ストラップ収容装置1全体を小型にすることができる。また、本実施形態では、リール組体16などの回転体の回転中心部分にコイルばねが配置される従来の構成に比べ、ばね組体18の支持軸部96の回りに比較的大きな内部空間、すなわち図12に示す発条ばね72の内部に形成される空間が存在する。この結果、巻数が多い強力な発条ばね72が使用される場合であっても、発条ばね72を支持軸部96の回りに充分に巻き付けることができ、ストラップ4が引き出される長さを充分に長くすることができる。さらに、弾性付勢力を大きくするために、従来のコイルばねの巻数を多くして線径を大きくする構成に比べ、本実施形態では、各弾性腕部の幅を大きくして各湾曲溝の幅を小さくすることにより、4個の弾性腕部94A〜94Dによる弾性付勢力を大きくすることができるので、ばね組体18全体の寸法が大きくなることはない。
ストラップ収容装置1、およびストラップ4は、本発明のストラップ収容装置、およびストラップの一例である。リール本体70は、本発明の回転体の一例である。接合されたケース分割体10、12は、本発明のケースの一例である。発条ばね72は、本発明の巻き戻し弾性体の一例である。ケース分割体10の8個の係止部分36が、本発明の第2係合部の一例である。係合体14の8個の係止部分60が、本発明の第1係合部の一例である。ばね組体18の支持基体部90と押圧部92と4個の弾性腕部94A〜94Dとの組み合わせが、本発明の係合弾性体の一例である。支持基体部90、押圧部92、および4個の弾性腕部94A〜94Dが、本発明の支持基体部、押圧部、および複数の弾性腕部の一例である。ばね組体18の支持軸部96が、本発明の支持軸の一例である。ケース分割体12の後方壁部40が、本発明の第1支持壁の一例である。ケース分割体10の操作壁部分32が、本発明の第2支持壁の一例である。支持軸部96の係止溝102が、本発明の係止部の一例である。ケース分割体10の開口26、およびケース分割体12の開口46の組み合わせが、本発明の開口の一例である。ケース分割体12の一対の位置決めピン50、52が、本発明の位置決め部の一例である。ばね組体18の4個の湾曲溝104A〜104Dが、本発明の湾曲溝の一例である。ケース分割体10の操作壁部分32が、本発明の操作部の一例である。ばね組体18の支持軸部96が、本発明の連動部材の一例である。図12における反時計回り方向は、本発明の所定の巻き戻し方向の一例である。支持軸部96の軸線方向が、本発明の回転体の回転軸線の方向の一例である。
本発明は、本実施形態に限定されることはなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下にその変形の一例を述べる。
4 ストラップ
10、12 ケース分割体
14 係合体
16 リール組体
18 ばね組体
26 ケース分割体10の開口
32 ケース分割体10の操作壁部分
36 ケース分割体10の係止部分
40 ケース分割体12の後方壁部
46 ケース分割体12の開口
50、52 ケース分割体12の一対の位置決めピン
60 係合体14の係止部分
70 リール本体
72 発条ばね
90 ばね組体18の支持基体部
92 ばね組体18の押圧部
94A〜94D ばね組体18の4個の弾性腕部
96 ばね組体18の支持軸部
102 支持軸部96の係止溝
104A〜104D ばね組体18の4個の湾曲溝
以上
Claims (10)
- 長尺状のストラップが巻き付けられる回転体と、
回転体を回転可能に収容するケースと、
所定の巻き戻し方向に回転体が回転するように回転体を付勢する巻き戻し弾性体と、
回転体に設けられる第1係合部と、
ケース、またはケースに連結される部材に設けられる第2係合部と、
第1および第2係合部が互いに係合するように付勢し、ケースに収容される係合弾性体と、を備え、
第1係合部と、第2係合部とは、回転体の回転軸線の方向に互いに接離可能に配置され、
係合弾性体は、
ケースに支持される支持基体部と、
ケースに連結される部材、または、回転体を押圧する押圧部と、
支持基体部と押圧部との間を連結し、回転体の回転軸線の方向に支持基体部と押圧部とが互いに離間するように付勢する複数の弾性腕部と、を有し、
支持基体部は、円形の外周部分を有し、
複数の弾性腕部は、支持基体部の外周部分から等間隔でそれぞれ延出し、外周部分の円周方向において湾曲して延びる湾曲形状に形成され、
複数の弾性腕部の一端部は、支持基体部により互いに連結されるとともに、複数の弾性腕部の他端部は、押圧部により互いに連結されるストラップ収容装置。 - 長尺状のストラップが巻き付けられる回転体と、
回転体を回転可能に収容するケースと、
所定の巻き戻し方向に回転体が回転するように回転体を付勢する巻き戻し弾性体と、
回転体に設けられる第1係合部と、
ケース、またはケースに連結される部材に設けられる第2係合部と、
第1および第2係合部が互いに係合するように付勢し、ケースに収容される係合弾性体と、を備え、
第1係合部と、第2係合部とは、回転体の回転軸線の方向に互いに接離可能に配置され、
係合弾性体は、
ケースに支持される支持基体部と、
回転体を押圧する押圧部と、
支持基体部と押圧部との間を連結し、回転体の回転軸線の方向に支持基体部と押圧部とが互いに離間するように付勢する複数の弾性腕部と、を有し、
回転体を回転可能に支持する支持軸が、押圧部に固定され、
押圧部の押圧面は、回転体に接触するストラップ収容装置。 - 係合弾性体と、支持軸とは、合成樹脂材料により一体に形成される請求項2に記載のストラップ収容装置。
- 第1係合部は、合成樹脂材料により形成され、
第2係合部は、ケースと一体に形成され、
ケースは、互いに接合される一対のケース分割体を有し、
一対のケース分割体は、係合弾性体および支持軸を形成する合成樹脂材料、および、第1係合部を形成する合成樹脂材料と異なる合成樹脂材料により形成され、超音波溶着により接合される請求項3に記載のストラップ収容装置。 - ケースは、支持基体部を支持する第1支持壁と、その第1支持壁と対向して配置される第2支持壁とを、有し、
第2支持壁の肉厚は、第1支持壁の肉厚より薄く設定され、
支持軸の先端部が第2支持壁の内壁面に当接可能になるように、支持軸の軸線方向の長さが設定され、
第2支持壁を弾性変形させて支持軸をその軸線方向に移動させることにより、押圧部を支持基体部に対して変位させる請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のストラップ収容装置。 - 第2係合部は、第2支持壁の内壁面に形成され、
第1係合部は、第2支持壁の内壁面に対向する回転体の面に設けられる請求項5に記載のストラップ収容装置。 - 巻き戻し弾性体の一端を係止する係止部が、支持軸に形成され、
ケースは、ストラップが引き出される開口を有し、
支持基体部を開口に対して位置決めする位置決め部が、支持基体部を支持するケースの内壁面に配置される請求項2乃至請求項6のいずれかに記載のストラップ収容装置。 - 係合弾性体、および支持軸は、支持軸の軸線を基準として点対称の形状に形成され、
支持基体部は、円形の外周部分を有し、
複数の弾性腕部は、4つの弾性腕部から構成され、支持基体部の外周部分から等間隔でそれぞれ延出し、湾曲形状に形成される請求項7に記載のストラップ収容装置。 - 係合弾性体は、複数の弾性腕部と同じ数の複数の湾曲溝であって、支持基体部の外周部分から押圧部まで延びて形成される複数の湾曲溝を有し、
複数の弾性腕部の各弾性腕部は、複数の湾曲溝のうちで互いに隣接して配置される2つの湾曲溝の間に形成される請求項8に記載のストラップ収容装置。 - 長尺状のストラップが巻き付けられる回転体と、
回転体を回転可能に収容するケースと、
所定の巻き戻し方向に回転体が回転するように回転体を付勢する巻き戻し弾性体と、
回転体に設けられる第1係合部と、
ケース、またはケースに連結される部材に設けられる第2係合部と、
第1および第2係合部が互いに係合するように付勢し、ケースに収容される係合弾性体と、
第1および第2係合部の係合を解除するために操作可能であり、ケースに設けられる操作部と、
操作部の操作に連動して、回転体の回転軸線の方向に変位する連動部材と、を備え、
第1係合部と、第2係合部とは、回転体の回転軸線の方向に互いに接離可能に配置され、
係合弾性体は、
ケースに支持される支持基体部と、
回転体を押圧する押圧部と、
支持基体部と押圧部との間を連結し、回転体の回転軸線の方向に支持基体部と押圧部とが互いに離間するように付勢する複数の弾性腕部と、を有し、
操作部が操作されるときに、押圧部は、連動部材の変位により、支持基体部に接近する方向に移動し、
回転体を回転可能に支持する支持軸が、押圧部に固定され、
押圧部の押圧面は、回転体に接触するストラップ収容装置。
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