JP6694163B2 - 案内地図出力装置、案内地図出力システム及び案内地図出力方法 - Google Patents

案内地図出力装置、案内地図出力システム及び案内地図出力方法 Download PDF

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Description

本発明は、案内地図出力装置、案内地図出力システム及び案内地図出力方法に関する。
典型的な画像形成装置(たとえばプリンター、多機能プリンター、又は複合機(Multifunction Peripheral)を使用して目的地までの経路を示す案内地図を出力する方法が提案されている。たとえば特許文献1は、印刷済み地図に案内線を印刷して案内地図を出力する技術を提案している。これにより、印刷する内容を削減し、迅速な出力を実現している。
特開平7−195818号公報
しかし、従来は、案内地図の作成において、ユーザーにとって有益な地域情報を自動的あるいは半自動的に挿入して生成する方法については十分な検討がなされていなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、案内地図の画像出力において地域情報を簡易に挿入する技術を提供することを目的とする。
本発明は、案内地図を印刷して出力するための案内地図出力装置を提供する。前記案内地図出力装置は、出発地と目的地とを設定するための入力を受付け、前記受け付けられた入力に基づいて前記出発地から前記目的地までの案内経路を設定する案内経路設定部と、前記案内経路から予め設定された範囲内の特定の領域であるスポットに紐付けられている少なくとも1つの案内コメントを抽出する案内コメント抽出部と、前記スポットに関する動画を使用して、前記案内コメントの生成を支援するコメント生成支援部と、前記少なくとも1つの案内コメントを前記スポットに紐付けて、前記案内地図に挿入するコメント挿入部と、前記少なくとも1つの案内コメントが挿入された案内地図を印刷媒体に形成して出力する画像形成部とを備える。
本発明は、案内地図出力システムを提供する。前記案内地図出力システムは、前記案内地図出力装置と、前記案内地図出力装置に無線で接続可能な携帯端末とを備える。
本発明は、案内地図を印刷して出力するための案内地図出力方法を提供する。前記案内地図出力方法は、出発地と目的地とを設定するための入力を受付け、前記受け付けられた入力に基づいて前記出発地から前記目的地までの案内経路を設定する案内経路設定工程と、前記案内経路から予め設定された範囲内の特定の領域であるスポットに紐付けられている少なくとも1つの案内コメントを抽出する案内コメント抽出工程と、前記スポットに関する動画を使用して、前記案内コメントの生成を支援するコメント生成支援工程と、前記少なくとも1つの案内コメントを前記スポットに紐付けて、前記案内地図に挿入するコメント挿入工程と、前記少なくとも1つの案内コメントが挿入された案内地図を印刷媒体に形成して出力する画像形成工程とを備える。
本発明によれば、案内地図の画像出力において地域情報を簡易に挿入することができる。
本発明の一実施形態に係る案内地図出力システム10の機能構成を示すブロックダイアグラムである。 一実施形態に係る地図出力処理手順を示すフローチャートである。 一実施形態に係る地図出力処理におけるスマートフォン200の操作表示部230を示す説明図である。 一実施形態に係る案内地図出力システム10によって出力された案内地図の一例を示す説明図である。 一実施形態に係る地図データ準備処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る案内地図出力システム10の機能構成を示すブロックダイアグラムである。案内地図出力システム10は、駅やコンビニエンスストアといった外出先で利用される。案内地図出力システム10は、案内地図出力装置100と、スマートフォン200と、ビーコン送信機300とを備えている。案内地図出力装置100は、画像形成装置の作動モードの1つとして構成されている。
案内地図出力装置100には、広告代理店のパーソナルコンピュータ400と、動画サイト等の動画データベース500がインターネットN経由で接続されている。広告代理店は、各広告主から広告の代理を受注する。広告の代理には、案内地図出力装置100によって出力される案内地図への広告の掲載が含まれている。パーソナルコンピュータ400では、電子データとしての広告データが広告データ格納領域410に格納されている。各案内地図出力装置100には、複数社の広告代理店のパーソナルコンピュータ(図示略)に接続されていてもよい。
案内地図出力装置100は、画像形成装置としての基本構成を有し、制御部110と、画像形成部120と、操作表示部130と、記憶部140と、通信インターフェース部150とを備えている。画像形成部120は、原稿から画像を読み取って画像データを生成する画像読取部121と、印刷設定に従って画像データを処理する画像処理部122と、処理された画像データに基づいて印刷媒体上に画像を形成して出力する画像出力部123とを備えている。
スマートフォン200は、制御部210と、操作表示部230と、記憶部240と、通信インターフェース部250と、撮像部260とを備えている。スマートフォン200は、通信インターフェース部150と通信インターフェース部250とを使用し、案内地図出力装置100と近距離無線通信で接続される。近距離無線通信は、本実施形態では、BLUETOOTH(登録商標)のCLASS1を使用している。BLUETOOTH(登録商標)のCLASS1は、出力100mWの通信であり、案内地図出力装置100とスマートフォン200との間の距離が100m以内程度での通信が可能な近距離無線通信である。
案内地図出力装置100の操作表示部130及びスマートフォン200の操作表示部230は、タッチパネルとして機能し、様々なメニューを入力画面として表示し、ユーザーの操作入力を受け付ける。操作表示部130は、タッチパネルとして機能するディスプレイ131や操作ボタン132やスイッチ(図示せず)からユーザーの操作入力を受け付ける。
制御部110,210は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPU(Micro Processing Unit)やCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部110は、各種I/O、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、バス、その他ハードウェア等のインターフェースに関連するコントローラ機能を備えている。制御部110,210は、それぞれ案内地図出力装置100及びスマートフォン200の全体を制御する。
記憶部140,240は、非一時的な記録媒体であるハードディスクドライブやフラッシュメモリー等からなる記憶装置で、それぞれ制御部110,210が実行する処理の制御プログラムやデータを記憶する。記憶部140には、地域情報データベース141と、広告データベース142とが記憶されている。
ビーコン送信機300は、本実施形態では、案内地図出力装置100の外部に設置されている。本実施形態では、一例としてiBeacon(登録商標)を使用している。ビーコン送信機300の管理は、案内地図出力装置100の通信インターフェース部150とビーコン送信機300との間の双方向通信で行われる。これにより、案内地図出力装置100は、ビーコン送信機300の正常な作動を確認することができる。一方、ビーコン送信機300は、0.1秒ごとに非同期で各ビーコンのブロードキャスト送信を行う。ブロードキャスト送信は、不特定多数に同じ情報を同時に送る一方通行の送信方法である。
図2は、一実施形態に係る地図出力処理手順を示すフローチャートである。地図出力処理は、予め案内地図出力装置100等からスマートフォン200に所定のアプリケーションプログラムをダウンロードし、スマートフォン200にインストール済みであることを前提とする。さらに、スマートフォン200には、ログイン名やパスワード、決済情報といった情報等が登録されてアカウントが登録されているものとする。
ステップS110では、スマートフォン200は、例えば、駅の改札口の外でビーコンを検知する。具体的には、スマートフォン200は、駅の改札口の近傍に設置されているビーコン送信機300からのブロードキャスト送信によるビーコンを受信する。スマートフォン200は、ビーコンの受信に応じて案内地図出力装置100にアクセスを求める。
図3は、一実施形態に係る地図出力処理におけるスマートフォン200の操作表示部230を示す説明図である。ステップS120では、スマートフォン200は、プッシュ通知によって一実施形態に係る地図出力処理が利用可能であることを操作表示部230に表示する。
操作表示部230は、案内地図出力装置100の位置を表示するガイダンス画面231と、ログイン画面232とを表示している。具体的には、ガイダンス画面231は、案内地図出力装置100が設置されている駅の案内所やコンビニエンスストアまでの案内地図を表示するようにしてもよい。ログイン画面232は、案内地図出力装置100に近づいてから表示されるようにしてもよい。
ステップS130では、ユーザーは、案内地図出力装置100にログインするか否かを判断する。ログインしない場合には、ユーザーは、「閉じる」アイコン232Nをタッチして地図出力処理を終了し、ログインする場合には、「案内地図出力装置にログイン」するためのアイコン232Yをタッチして処理をステップS140に進める。ログインのための認証は、制御部110によって認証情報を使用して行われる。
図4は、一実施形態に係る案内地図出力システム10によって出力された案内地図の一例を示す説明図である。ステップS140では、ユーザーは、目的地設定処理を実行する。目的地設定処理は、スマートフォン200の操作表示部230や案内地図出力装置100の操作表示部130を操作して目的地を設定する処理である。
この例では、ユーザーは、A駅の案内所に設置されている案内地図出力装置100において、博物館Dを目的地として設定したものとする。案内地図Mでは、出発地がA駅に設定され、目的地が博物館Dに設定されているので、A駅から博物館Dまでの案内経路を表す案内線Gが表示されている。本実施形態では、制御部110は、案内経路設定部として機能し、出発地と目的地とを受付け、受付けた出発地から目的地までの最短経路として案内線Gを設定する。出発地と目的地の受付は、操作表示部130,230を使用して行われる。案内地図出力装置100は、案内線Gが出発地から目的地までの全体が表示可能な範囲で詳細な縮尺を、縮尺の初期値として案内地図Mのための画像を形成する。
案内地図Mには、案内線Gの経路の近傍のスポットに関するテキスト情報(案内コメントとも呼ばれる。)がバルーンB1〜B6を使用して表示されている。テキスト情報は、案内コメント抽出部として機能する制御部110によって、地域情報データベース141から抽出されたものである。テキスト情報は、案内経路から予め設定された範囲内(たとえば徒歩5分以内)の特定の領域であるスポットに紐付けられたものとして抽出される。
案内線Gの経路の出発地点の近傍では、バルーンB1において、水族館が閉館していることを示している。バルーンB2は、三叉路Cにおいて最短経路を外れて、左側に曲がると、通りに林立している4つの寺院A〜Dが見えることを示している。一方、バルーンB3は、最短経路に沿って進むと、無料WIFIが利用可能なレストランRの近くを通ることを示している。バルーンB5は、レストランRが高台にあって海が見えることも示している。
バルーンB4は、三叉路Cにおいて寺院側のルートを採用した場合には、途中で右折することによって、「気持ちいい並木道」を通ることができることを示している。これにより、ユーザーは、気持ちいい並木道を通ってレストランRの近くに到達できることも分かる。バルーンB6は、博物館Dに向かう海岸通りから海がよく見えることを示している。案内地図Mの下部には、この地域の商店やレストランといった商業施設が有料で掲載している広告が表示される領域である広告領域Aが配置されている。広告領域Aには、広告データベース142に登録されているデータを使用して広告が掲載される。
案内コメントとして挿入されているバルーンB1〜B6は、コメント挿入部として機能する制御部110によって、案内線Gに重ならないように挿入して表示される。具体的には、たとえばバルーンの数が多くなった場合や狭い範囲に複数のスポットがある場合には、バルーンの足Fを長くして案内線Gから離れた領域を利用してバルーンを表示することができる。バルーンは、案内地図出力装置100の操作表示部130やスマートフォン200の操作表示部230でタッチすることによって表示を消すこともできる。
これにより、ユーザーは、自分に有益な情報のみをバルーンとして残すことができる。さらに、ユーザーは、操作表示部130や操作表示部230でバルーンをドラッグして移動させて案内地図Mを見やすくすることもできる。
ステップS150では、ユーザーは、地図出力処理を実行する。地図出力処理は、スタートボタン(図示略)を押下して案内地図Mを印刷して出力する処理である。ユーザーは、広告領域Aを排除して、出力用紙(たとえばA4)の全体を案内地図とすることもできる。
ステップS160では、案内地図出力装置100の制御部110は、課金処理を実行する。課金処理では、広告を含む印刷では、ユーザーは無料で、広告代理店に対して課金されることになる。ただし、ユーザーが広告領域Aを排除して出力すると、案内地図の印刷費用は、ユーザーに対して課金されることになる。
図5は、一実施形態に係る地図データ準備処理手順を示すフローチャートである。ステップS210では、ユーザーは、動画取得処理を実行する。動画取得処理では、ユーザーは、自己のスマートフォン200やビデオカメラ(図示せず)で撮影した動画、あるいは動画データベース500にアップロードされているテレビ番組の紹介映像や地域のPR動画の中から特定の地域を紹介する動画を取得する。
ステップS220では、ユーザーは、キーワード取得処理を実行する。キーワード取得処理では、ユーザーは、スマートフォン200から撮影した動画等を案内地図出力装置100に送信し、案内地図出力装置100においてコメント生成支援部として機能する制御部110で自動的に生成されたキーワード集をスマートフォン200で受信する。案内地図出力装置100は、動画内の画像や音声を使用して複数のキーワードを自動的に生成し、ユーザーによる案内コメントの生成を支援する。
なお、インターネットN上の動画を使用する場合には、ユーザーは、そのURLを案内地図出力装置100に送信する。案内地図出力装置100は、URLを使用して動画を取得し、その動画内の画像や音声を使用して複数のキーワードを自動的に生成する。また、上述の所定のアプリケーションを使用して、これらの処理をスマートフォン200側で行うようにしてもよい。
ステップS230では、ユーザーは、コメント生成処理を実行する。コメント生成処理では、ユーザーは、スマートフォン200で受信したキーワード集の中から選択し、あるいはキーワード集を使用して案内コメントを生成する。ユーザーは、キーワード集の取得プロセスをスキップして自分で案内コメントを生成することもできる。
具体例として、あるユーザーがバルーンB4の案内コメントを付加する例を想定する。このユーザーは、バルーンB4が含まれていない案内地図を利用し、バルーンB2の案内コメント(林立している寺院)にしたがって寺院Cに到達したものとする。ユーザーは、道路の右側に並木道を見つけて右折した。並木道がとても気持ちよかったので、スマートフォン200の撮像部260を使用して動画を撮影しつつ、「とても気持ちいい並木道です。」という音声コメントを録音した。ユーザーは、コメント生成処理において、「とても気持ちいい並木道」という案内コメントを生成し、上述の所定のアプリケーションを利用してスマートフォン200で登録した。スマートフォン200は、動画データにGPS情報のメタデータを付加して、記憶部240に記憶する。
なお、案内コメントは、動画を利用して自動的に生成してもよいし、動画以外の情報を利用して生成してもよい。案内コメントの生成の支援は、広い意味を有し、自動的に生成することも含んでいる。
ステップS240では、ユーザーは、案内コメントを公開するか否かを設定する。すなわち、ユーザーは、生成した案内コメントを自分の旅の思い出としてのみ利用するか、あるいは第三者に対する情報提供を許容するか否かを決定する。公開する場合には、処理がステップS250に進められ、非公開とする場合には、処理がステップS260に進められる。
ステップS250では、スマートフォン200は、案内コメントとGPS情報とを案内地図出力装置100に送信する。案内地図出力装置100は、受信した案内コメントとGPS情報とを地域情報データベース141に登録する。案内コメントは、GPS情報を使用してスポットと紐付けられる。これにより、第三者は、バルーンB4の案内コメントを利用可能となる。
なお、GPS情報が取得できなかった場合には、ユーザーは、案内コメントが選択されている状態において、操作表示部130や操作表示部230でスポットをタッチする。これにより、案内コメントとスポットと紐付けることができる。
ステップS260では、ユーザーは、案内地図出力装置100において出力処理を実行する。出力処理は、ユーザーが生成した案内コメントを含む案内地図を出力する。この案内地図には、ユーザーが生成した案内コメントが含まれているので、旅行の記録となるとともに、記念品として持ち帰ることができる。
案内コメントは、地域情報データベース141に登録されると、第三者によって利用可能となる。広告代理店は、第三者による利用(たとえば出力処理(ステップS150)で使用される毎に、案内コメントを登録したユーザーに対して報奨金を支払う。報奨金の支払は、スマートフォン200の登録アカウントを使用して行われる。
これにより、案内コメントの公開の動機付けとなる。非公開とする場合には、案内地図出力装置100は、スマートフォン200から案内コメントとGPS情報とを取得して、ユーザーが生成した案内コメントを含む案内地図を出力し、その後、案内コメントとGPS情報とを消去する。
このように、一実施形態に係る案内地図出力装置100によれば、旅先において動画の撮影行為の一部として、そのスポットの案内コメントを生成することができる。さらに、案内地図出力装置100は、案内コメントを広く第三者に提供することを可能とし、利便性を高めている。加えて、案内地図出力装置100は、広告代理店との連携を容易化して、地域での商業サービスの提供者と旅行者の双方にとって有益なサービスを提供することができる。
C.変形例:
本発明は、上記各実施形態だけでなく、以下のような変形例でも実施することができる。
変形例1:上記実施形態では、案内コメントは、複数のカテゴリに分類されることなく使用されているが、地域情報データベース141に登録する際に、複数のカテゴリに分類するようにしてもよい。
具体的には、たとえばその地域のサービス提供者による有料での広告としての案内コメント、無料WIFIのフリースポットや携帯端末の通信用のローミングサービスに関する情報(料金体系他)といった通信環境情報についての案内コメント、鉄道やバスのタイムテーブル(最終の時間や時間間隔)といった交通情報についての案内コメント、観光スポットに関する一般旅行者の感想としての案内コメントとを含む複数のカテゴリに分類して地域情報データベース141に登録するようにしてもよい。
さらに、たとえばユーザーが無料で案内地図出力装置100を使用する場合には、広告としての案内コメントが優先的に提供されるように案内地図出力装置100を構成してもよい。優先的な提供とは、たとえば多数の案内コメントが表示される場合において、スポットの近くへの表示や部分的に重ねて表示するときの前面側への表示を意味する。
変形例2:上記実施形態では、案内地図出力装置は、出発地から目的地までの案内線の全体を表示可能な範囲で詳細な縮尺を初期値としているが、このような方法に限られず縮尺を自動設定してもよい。具体的には、たとえば無料WiFiスポットの利用可能性に基づいて、無料WiFiスポットが利用可能な地域では、比較的に広域の案内地図(大まかな地図)を設定し、無料WiFiスポットが利用可能でない地域では、比較的に詳細な案内地図を設定するようにしてもよい。こうすれば、現地で無料WiFiスポットを利用して地図を取得できる地域では、大まかな地図で対応し、現地で地図の取得が困難な地域では、たとえば複数(あるいは大判)の詳細の案内地図が利用可能となる。
変形例3:上記実施形態では、ユーザー情報を利用することなく、案内地図を構成しているが、たとえばユーザー情報として、ユーザーの使用言語を取得し、ユーザーの使用言語を使用する案内地図を構成するようにしてもよい。
変形例4:上記実施形態では、案内コメントは、案内地図出力装置が有する記憶部に記憶されている地域情報データベースに登録されているが、複数の案内地図出力装置の間で地域情報データベースに相互にアクセス可能として共有してもよいし、案内コメントのリストを共有するようにしてもよい。さらに、地域情報データベースは、サーバに記憶して複数の案内地図出力装置で共有するようにしてもよい。
変形例5:上記実施形態において、案内地図出力装置は、各案内コメントの利用履歴を記録するようにしてもよい。利用履歴は、印刷出力の際に利用された案内コメントの利用について記録し、利用頻度が高いものを優先的に提案するようにしてもよい。
変形例6:上記実施形態では、スマートフォンが使用されているが、本発明は、無線通信が可能であればノートPCやタブレットといった携帯端末に適用可能である。なお、無線通信には、赤外線等による通信も含まれる。さらに、携帯端末は、旅行前の下準備でも利用できるように、遠隔地からのインターネット経由で案内地図出力装置に接続できるように構成してもよい。
10 案内地図出力システム
100 案内地図出力装置
110 制御部
120 画像形成部
130 操作表示部
140 記憶部
150,250 通信インターフェース部
200 スマートフォン
210 制御部
230 操作表示部
240 記憶部
300 ビーコン送信機

Claims (5)

  1. 案内地図を印刷して出力するための案内地図出力装置であって、
    出発地と目的地とを設定するための入力を受付け、前記受け付けられた入力に基づいて前記出発地から前記目的地までの案内経路を設定する案内経路設定部と、
    前記案内経路から予め設定された範囲内の特定の領域であるスポットに紐付けられている少なくとも1つの案内コメントを抽出する案内コメント抽出部と、
    前記スポットに関する動画を使用して、前記案内コメントの生成を支援するコメント生成支援部と、
    前記少なくとも1つの案内コメントを前記スポットに紐付けて、前記案内地図に挿入するコメント挿入部と、
    前記少なくとも1つの案内コメントが挿入された案内地図を印刷媒体に形成して出力する画像形成部と、
    を備える案内地図出力装置。
  2. 請求項1に記載の案内地図出力装置であって、
    前記案内コメントは、予め複数のカテゴリに分類され、
    前記案内コメント抽出部は、前記複数のカテゴリの中の一部のカテゴリに含まれる前記案内コメントを優先的に前記抽出する案内地図出力装置。
  3. 請求項2に記載の案内地図出力装置であって、
    前記複数のカテゴリは、前記範囲内のサービス提供者が有料で登録した特定のカテゴリを含み、
    前記案内コメント抽出部は、前記特定のカテゴリに含まれる前記案内コメントを優先的に前記抽出する案内地図出力装置。
  4. 案内地図出力システムであって、
    前記請求項1乃至3のいずれか1項に記載の案内地図出力装置と、
    前記案内地図出力装置に無線で接続可能な携帯端末と、
    を備える案内地図出力システム。
  5. 制御部と画像形成部とを有する案内地図出力装置を使用し、案内地図を印刷して出力するための案内地図出力方法であって、
    前記制御部が、出発地と目的地とを設定するための入力を受付け、前記受け付けられた入力に基づいて前記出発地から前記目的地までの案内経路を設定する案内経路設定工程と、
    前記制御部が、前記案内経路から予め設定された範囲内の特定の領域であるスポットに紐付けられている少なくとも1つの案内コメントを抽出する案内コメント抽出工程と、
    前記制御部が、前記スポットに関する動画を使用して、前記案内コメントの生成を支援するコメント生成支援工程と、
    前記制御部が、前記少なくとも1つの案内コメントを前記スポットに紐付けて、前記案内地図に挿入するコメント挿入工程と、
    前記画像形成部が、前記少なくとも1つの案内コメントが挿入された案内地図を印刷媒体に形成して出力する画像形成工程と、
    を備える案内地図出力方法。
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