JP6693171B2 - テレスコピックカバー及び工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、テレスコピックカバー及び該テレスコピックカバーを備える工作機械に関する。
工作機械は、ワークをテーブル上に保持し、主軸に装着した工具によってフライス加工、ねじ立て等種々の加工を行う。ワークの加工の際、テーブルは、テーブルの下方に位置する移動装置により、工作機械の設置面に対して平行な方向に移動する。このとき、ワークの切り屑又は削り屑等が、テーブルから移動装置側に落下又は飛散し、移動装置の故障の原因となり得る。
上記故障を防ぐ為に、テレスコピックカバーを取り付けたテーブルを用いる場合がある。テレスコピックカバーは、該移動装置を覆い且つテーブルの移動に伴いカバー全体が伸縮して、切り屑又は削り屑が移動装置に付着することを防止する。テレスコピックカバーは、物体を覆う伸縮可能なカバー部を備え、該カバー部は、入れ子式に重なる凹状の複数のカバー体を有する。テレスコピックカバーは、複数のカバー体を接続し、カバー部の伸縮に応じて伸縮するパンタグラフ構造をなす複数のリンク板を備える。各リンク板は、互いに重なる部分に貫通孔を有する。テレスコピックカバーは、貫通孔を挿通し、リンク板を回動可能に連結している複数のリンク軸を備える(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−010479号公報
しかしながら、リンク板の貫通孔の縁部と、リンク軸における該縁部に対向する部分との衝突又は摺動により、リンク軸が摩耗する。これによりテレスコピックカバー全体のガタつき、動作不良又は破損等の不具合が生じる虞がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、不具合を防止することができるテレスコピックカバー及び該テレスコピックカバーを備える工作機械を提供することにある。
本発明に係るテレスコピックカバーは、入れ子式に重なる凹状の複数のカバー体を有し、該カバー体により物体を覆う伸縮可能なカバー部と、前記複数のカバー体を接続し、前記カバー部の伸縮に応じて伸縮するパンタグラフ構造をなし、互いに重なる部分に貫通孔を有する複数のリンク板と、前記貫通孔を挿通し、前記リンク板を回動可能に連結している複数のリンク軸とを備えたテレスコピックカバーにおいて、前記リンク軸は周面に溝を有することを特徴とする。
本発明によれば、リンク軸の溝にグリスを溜めておくことができるので、リンク板の回動を円滑にし、リンク軸の摩耗を低減することができ、不具合を防止できる。
本発明に係るテレスコピックカバーは、前記溝は、前記貫通孔の縁部に対向する部分に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、リンク板の貫通孔の縁部と、リンク軸における該縁部に対向する部分との衝突又は摺動を防止し、リンク軸の摩耗を低減することができる。
本発明に係るテレスコピックカバーは、少なくとも一部の前記リンク軸は、前記貫通孔の周面に対向し、前記溝を有する円柱状の対向部と、該対向部に軸方向に連なり、前記対向部を前記カバー体に接続し、前記対向部の径よりも小さい径のねじ部とを有し、前記溝の深さは、前記ねじ部の径及び前記対向部の径の差よりも小さい寸法であることを特徴とする。
本発明によれば、リンク軸が溝を有する場合であっても、リンク軸の対向部の強度を保つことができる。
本発明に係る工作機械は、上記のテレスコピックカバーを備えることを特徴とする。
本発明によれば、上記のテレスコピックカバーにより、切り屑又は削り屑等の落下又は飛散等を防止し、工作機械の不具合を防止することができる。
本発明によれば、リンク軸の摩耗を低減することができ、不具合を防止できる。
工作機械の外観斜視図である。 テレスコピックカバーの下面を示す斜視図である。 図2のIII−III線による断面図である。 図3中にAで示した部分の拡大図である。
以下、本発明に係る工作機械についてその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下の説明において使用する前後、左右及び上下の方向は、各図中に示してある。図1は、工作機械の外観斜視図である。
工作機械は、基台1と、XY軸移動装置2と、テーブル3と、Z軸移動装置4と、工具マガジン5と、工作機械の動作を制御する制御装置6とを備える。なお、X軸方向は左右方向に、Y軸方向は前後方向に、Z軸方向は上下方向に対応する。
基台1上面にXY軸移動装置2が設けてあり、該XY軸移動装置2上にテーブル3が設けてある。XY軸移動装置2は、ボールねじ機構を備え、該ボールねじ機構の駆動により、テーブル3は左右方向又は前後方向に移動する。基台1上面において、XY軸移動装置2の後方に立柱7が立設してある。立柱7の左右部夫々からフレーム8が前側に突出しており、両フレーム8の前端部に工具マガジン5が設けてある。
立柱7の後部に制御装置6が設けてあり、立柱7の前部には、上下方向に移動するZ軸移動装置4が設けてある。Z軸移動装置4には主軸ヘッド10が設けてある。主軸ヘッド10は、上下方向を軸長方向とした主軸(不図示)を軸回りに回転可能に支持している。主軸ヘッド10及び主軸は二つのフレーム8の間に位置し、Z軸移動装置4の駆動によって上下方向に移動する。
主軸ヘッド10の上端部に主軸モータ12が設けてある。主軸モータ12は、カップリング(不図示)を介して主軸に連結している。主軸モータ12の回転によって、主軸が軸周りに回転する。
制御プログラムに従った制御装置6の動作により、加工ヘッドに取り付けられた工具とテーブル3上のワークとが前後方向、左右方向及び上下方向に相対移動し、主軸の工具は回転する。工作機械は、ワークの加工を行う。
テーブル3は、ワーク加工台3a及び該ワーク加工台3aから前側、左側及び右側夫々へ突出するテレスコピックカバー3bを有する。ワーク加工台3aは、XY軸移動装置2と連結しており、各テレスコピックカバー3bは、XY軸移動装置2を覆っている。各テレスコピックカバー3bは、突出方向に伸縮し、ワーク加工台3aのX軸方向及びY軸方向の移動に伴って伸縮する。各テレスコピックカバー3bは、ワークの加工に伴う屑等のXY軸移動装置2への落下又は飛散等によるXY軸移動装置2の故障を防止する。
図2は、テレスコピックカバー3bの下面を示す斜視図であり、図3は、図2のIII−III線による断面図である。図4は、図3中にAで示した部分の拡大図である。なお、図2においては、ワーク加工台3aの左側に取り付けられるテレスコピックカバー3bを示しているが、前側及び右側に取り付けられたテレスコピックカバー3bも同様の構造をなすので説明を省略する。
テレスコピックカバー3bは、左右方向に伸縮可能なカバー部30を有し、該カバー部30は、入れ子式に重なる第1カバー体31、第2カバー体32、第3カバー体33、第4カバー体34及び第5カバー体35を備える。なお、カバー部30が伸縮可能であれば、カバー体の数は5つに限られない。第1カバー体31は左端に位置し、第2カバー体32は、第1カバー体31の右側に隣接し、第3カバー体33は第2カバー体32の右側に隣接している。また、第4カバー体34は、第3カバー体33の右側に隣接し、第5カバー体35は第4カバー体34の右側に隣接している。第5カバー体35は、右端に位置し、ワーク加工台3aと連結する。
第1カバー体31、第2カバー体32、第3カバー体33、第4カバー体34及び第5カバー体35は夫々、矩形板31a,32a,33a,34a,35aを有する。矩形板31aには、前後二辺夫々から下方向に突出する二枚の第1側板31bが設けてある。矩形板32a,33a,34a,35aにも、同様に、二枚の第1側板32b,33b,34b,35bが設けてある。矩形板31aには、右辺から下方向に突出する第2側板31cが設けてある。第2側板31cの突出方向の寸法は、第1側板31bの突出方向の寸法よりも小さい。第2側板31cには、上側に凹み、後述するリンク板を配する凹部が設けてある。矩形板32a,33a,34a,35aにも、同様に、第2側板32c,33c,34c,35cが設けてある。矩形板31aには、更に左辺から下方向に突出する第3側板31dが設けてある。
以上のように、第1カバー体31、第2カバー体32、第3カバー体33、第4カバー体34及び第5カバー体35は夫々、全体として凹状をなす。
第2カバー体32全体の寸法は、第1カバー体31よりも大きく、第3カバー体33全体の寸法は、第2カバー体32よりも大きい。第4カバー体34全体の寸法は、第3カバー体33よりも大きく、第5カバー体35全体の寸法は、第4カバー体34よりも大きい。第2カバー体32は第1カバー体31を収納でき、第3カバー体33は第2カバー体32を収納でき、第4カバー体34は第3カバー体を収納でき、第5カバー体35は第4カバー体34を収納できる。故に、カバー部30は入れ子式の伸縮が可能となる。
第1カバー体31の矩形板31aの下面には、左側において、下方向に突出する係止体31eが設けてある。基台1は、係止体31eを係止することにより、第1カバー体31の左右方向への移動を規制する。ここで、ワーク加工台3aがXY移動装置2により左右方向に移動することにより、カバー部30が伸縮する。第1カバー体31の矩形板31aの下面には、中央部において、下方向に垂設された凸板31fが設けてあり、該凸板31fから突出板31gが左方向に直角に突出している。
第2カバー体32、第3カバー体33、第4カバー体34及び第5カバー体35夫々の第2側板32c,33c,34c,35cにおいて、突出板32g,33g,34g,35gが下側端面から左側に直角に突出している。第3カバー体33、第4カバー体34及び第5カバー体35夫々の突出板33g,34g,35gは、上下方向の平面視でU字状をなしており、U字の開口部分が下側端面側に位置している。
カバー部30の下側には、第1カバー体31、第2カバー体32、第3カバー体33、第4カバー体34及び第5カバー体35を接続し、カバー部30の伸縮に応じて左右方向に伸縮するパンタグラフ部36が設けてある。パンタグラフ部36は、二枚の短冊状のリンク板360,361を交差させたX字状のリンク体36aを複数個(図では、7個)有する。各リンク体36aは、交差部分が左右方向に同一線上に位置するように並び、互いに連結している。リンク体36aの一のリンク板360及び他のリンク板361は、交差部分において、リンク軸37により互いに回動可能に連結している。一のリンク板360は、他のリンク板361よりも下側に位置している。なお、リンク体36aの個数は、図示の7個に限られない。
リンク体36aの交差部分は、一つおきのリンク体36aごとに第2カバー体32、第3カバー体33及び第4カバー体34夫々の突出板32g,33g,34gに重なっている。突出板32g,33g,34gは対応するリンク軸37と連結している。図4に示すように第1リンク板360及び他のリンク板361は、交差部分において貫通孔362を有し、リンク軸37は、貫通孔362を挿通する。なお、図4においては、リンク軸37及び第4カバー体34の突出板34gの連結構造を示しているが、他のリンク軸37及び他の突出板31g,32g,33g,35g夫々も同様に連結している。
隣り合うリンク体36aにおいて、一のリンク体36aの一のリンク板360の右端部は、他のリンク体36aの他のリンク板361の左端部に重なっている。一のリンク体36aの他のリンク板361の右端部は、他のリンク体36aの一のリンク板360の左端部に重なっている。リンク板360,361の重なる部分には夫々、貫通孔が設けてあり、リンク板360,361は、リンク軸37が貫通孔を挿通することにより回動可能に連結している。
最も左側のリンク体36aのリンク板360左端部は、短冊状の第1左端リンク板363の右端部を重ねて配し、該リンク板360及び第1左端リンク板363の重なる部分には夫々、貫通孔が設けてある。該リンク板360及び第1左端リンク板363は、リンク軸37が貫通孔を挿通することにより、回動可能に連結している。
最も左側のリンク体36aのリンク板361左端部は、短冊状の第2左端リンク板364の右端部を重ねて配し、該リンク板361及び第2左端リンク板364の重なる部分には夫々、貫通孔が設けてある。該リンク板361及び第2左端リンク板364は、リンク軸37が貫通孔を挿通することにより、回動可能に連結している。
第1左端リンク板363及び第2左端リンク板364は左端部が重なっている。重なった部分は夫々、貫通孔を設け、第1左端リンク板363及び第2左端リンク板364は、リンク軸37が貫通孔を挿通することにより回動可能に連結している。該リンク軸37は、第1カバー体31の突出板31gに連結している。
最も右側のリンク体36aのリンク板360右端部は、短冊状の第1右端リンク板365の左端部を重ねて配してある。該リンク板360及び第1右端リンク板365の重なる部分には夫々、貫通孔が設けてある。該リンク板360及び第1右端リンク板365は、リンク軸37が貫通孔を挿通することにより、回動可能に連結している。
最も右側のリンク体36aのリンク板361右端部は、短冊状の第2右端リンク板366の左端部を重ねて配し、該リンク板361及び第2右端リンク板366の重なる部分には夫々、貫通孔が設けてある。該リンク板361及び第2左端リンク板366は、リンク軸37が貫通孔を挿通することにより、回動可能に連結している。
第1右端リンク板365及び第2右端リンク板366は右端部が重なっている。重なった部分は夫々、貫通孔を設け、第1右端リンク板365及び第2右端リンク板366は、リンク軸37が貫通孔を挿通することにより回動可能に連結している。該リンク軸37は、第5カバー体35の突出板35gに連結している。
図4に示すように、リンク軸37は、軸方向に連なっている頭部370、対向部371、及び雄ねじ部372とを備える。頭部370が下側に位置し、雄ねじ部372が上側に位置しており、対向部371は、雄ねじ部372及び頭部370の間に位置している。頭部370は円板状をなし、対向部371は円柱状をなしている。対向部371は、一のリンク板360及び他のリンク板361夫々の貫通孔362の周面に対向している。突出板34gの左端部は雌ねじ部340が設けられており、リンク軸37の雄ねじ部372は、突出板34gの雌ねじ部340に螺合している。雄ねじ部372の径は対向部371の径よりも小さく、対向部371の径は頭部370の径よりも小さい。
リンク軸37の頭部370及び一のリンク板360間と、一のリンク板360及び他のリンク板361間と、他のリンク板361及び雌ねじ部340間とには、夫々ワッシャ38が配してある。
リンク軸37は、対向部371の周面において、上下方向に並ぶ複数の溝373を有する。各溝373は、対向部371の周方向に延び、対向部371を一周している。溝373は、対向部371において、貫通孔362夫々の縁部に対向する部分に位置している。各溝373は、対応する一のリンク板360又は他のリンク板361に隣接するワッシャ38の内周面の縁部に対向している。図4に示すように、溝373の深さd1は、対向部371の径及び雄ねじ部372の径の差d2よりも小さい寸法である。
リンク軸37の対向部371の周面と、一のリンク板360、他のリンク板361及びワッシャ38との間には、回動を円滑にするためのグリスが塗布してあり、対向部371の溝373には、該グリスが溜まる。
以上の如く構成されたテレスコピックカバー3bにおいては、カバー部30の伸縮に伴ってパンタグラフ部36が伸縮する。このとき、第1リンク板360及び第2リンク板361の右端部同士及び左端部同士が前後方向に近接又は離隔する。テレスコピックカバー3bは、カバー部30の伸縮によって、ワークの加工に伴う切り屑又は削り屑等のXY軸移動装置2への落下又は飛散等を防止する。
以上の構成によれば、溝373にグリスを溜めることが可能であるので、一のリンク板360及び他のリンク板361の回動を円滑に行うことができる。また、貫通孔362の縁部と、リンク軸37における該縁部に対向する部分、即ち溝362が位置する部分との衝突又は摺動を防止することができる。これにより、リンク軸37の摩耗を低減することができる。
また、第1左端リンク板363及び第2左端リンク板364夫々の貫通孔を挿通するリンク軸37、第1右端リンク板365及び第2右端リンク板366夫々の貫通孔を挿通するリンク軸37についても同様に摩耗を低減することができる。
したがって、テレスコピックカバー3bの全体のガタつき、動作不良又は破損等の不具合を防止することができる。
更に、溝373の深さd1は、雄ねじ部372の径及び対向部371の径の差d2よりも小さい寸法である。したがって、溝373を有する場合であっても、対向部371の強度を保つことができる。更に、テレスコピックカバー3bにより、切り屑又は削り屑等の落下又は飛散等を防止し、工作機械の不具合を防止することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示し、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むことを意図している。即ち、本発明の技術的範囲は、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせた実施形態も含む。
30 カバー部
31 第1カバー体(カバー体)
32 第2カバー体(カバー体)
33 第3カバー体(カバー体)
34 第4カバー体(カバー体)
35 第5カバー体(カバー体)
37 リンク軸
360、361 リンク板
362 貫通孔
363 第1左端リンク板(リンク板)
364 第2左端リンク板(リンク板)
365 第1右端リンク板(リンク板)
366 第2右端リンク板(リンク板)
371 対向部
372 雄ねじ部(ねじ部)
373 溝

Claims (3)

  1. 入れ子式に重なる凹状の複数のカバー体を有し、該カバー体により物体を覆う伸縮可能なカバー部と、前記複数のカバー体を接続し、前記カバー部の伸縮に応じて伸縮するパンタグラフ構造をなし、互いに重なる部分に貫通孔を有する複数のリンク板と、前記貫通孔を挿通し、前記リンク板を回動可能に連結している複数のリンク軸とを備えたテレスコピックカバーにおいて、
    前記リンク軸は周面に複数の溝を有し、
    前記複数の溝は、前記複数のリンク板における各貫通孔の縁部に対向する部分に位置していること
    を特徴とするテレスコピックカバー。
  2. 少なくとも一部の前記リンク軸は、
    前記貫通孔の周面に対向し、前記溝を有する円柱状の対向部と、
    該対向部に軸方向に連なり、前記対向部を前記カバー体に接続し、前記対向部の径よりも小さい径のねじ部とを有し、
    前記溝の深さは、前記ねじ部の径及び前記対向部の径の差よりも小さい寸法であること
    を特徴とする請求項1に記載のテレスコピックカバー。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のテレスコピックカバーを備えること
    を特徴とする工作機械。
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