JP6691687B2 - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
・条件2:常温環境(25[℃])、機内温度30[℃]、二次転写ローラ接触圧80[%]、搬送速度400[mm/s]
・条件3:常温環境(35[℃])、機内温度45[℃]、二次転写ローラ接触圧100[%]、搬送速度200[mm/s]
(態様A)
複数の張架部材によって回転可能に張架された無端状の中間転写ベルト5などのベルト像担持体と、前記複数の張架部材の1つであり、前記ベルト像担持体を回転駆動させる駆動ローラ10などの駆動ローラと、前記駆動ローラを回転駆動させる中間転写駆動モータ17などの第一駆動モータと、前記ベルト像担持体の回転速度を検出するベルトエンコーダセンサ15などの第一速度検出手段と、前記ベルト像担持体の外周面に当接して転写ニップを形成する回転可能な二次転写ローラ7などの転写ローラと、前記転写ローラを回転駆動させる二次転写駆動モータ42などの第二駆動モータと、前記転写ローラの回転速度を検出する二次転写ローラエンコーダ26などの第二速度検出手段とを備え、前記ベルト像担持体の外周面に担持した画像を転写ニップ内に挟み込んだ転写材へ転写する転写装置において、前記ベルト像担持体と前記転写ローラとを接離させる接離機構などの接離手段と、前記接離手段によって前記ベルト像担持体と前記転写ローラとを離間させた第一状態での前記第一駆動モータの駆動トルクに関する値及び前記第二駆動モータの駆動トルクに関する値に対しての、前記接離手段によって前記ベルト像担持体と前記転写ローラとを接触させた第二状態での前記第一駆動モータの駆動トルクに関する値及び前記第二駆動モータの駆動トルクに関する値の変化量が、予め設定された所定変化量よりも少なくなるような、前記ベルト像担持体と前記転写ローラとの相対速度を求めて設定するメイン制御部44などの相対速度設定手段と、環境情報を取得するための温湿度検知センサ50などの環境情報取得手段と、前記環境情報取得手段が取得した環境情報に応じて前記相対速度を補正し補正速度とするメイン制御部44などの速度補正手段と、前記補正速度で前記ベルト像担持体または前記転写ローラを回転させるように、前記第一駆動モータと前記第二駆動モータとの少なくとも一方を制御するモータ制御部20などの制御手段とを有する。
(態様A)においては、まずベルト像担持体と転写ローラとを離間させた第一状態で、第一駆動モータの駆動トルクに関する値及び第二駆動モータの駆動トルクに関する値を求める。次に、ベルト像担持体と転写ローラとを接触させた第二状態で、第一駆動モータの駆動トルクに関する値及び第二駆動モータの駆動トルクに関する値を求める。そして、第一状態での第一駆動モータ及び第二駆動モータの駆動トルクに関する値に対する、第二状態での第一駆動モータ及び第二駆動モータの駆動トルクに関する値の変化量が、所定変化量よりも少なくなるような相対速度を、相対速度設定手段で求める。このように求めた前記相対速度が得られる転写ローラの回転速度は、少なくとも経時使用などによるローラ径の変化に起因した転写ローラの表面速度変動が抑えられたものである。一方、前記相対速度は、環境に応じて転写ローラが膨張または収縮することによりローラ径が変化することで変動する。そのため、環境情報取得手段が取得した環境情報に応じた補正量で、前記相対速度を補正し補正速度とする。これにより、その補正速度でベルト像担持体または転写ローラを回転させることで、環境によらず第二状態での転写ローラによるベルト像担持体の搬送力の影響を低減でき、ベルト像担持体の移動速度を第一駆動モータによって高精度に制御することができる。
(態様B)
(態様A)において、前記環境情報取得手段は、前記転写ローラ近傍に設置されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写ローラが受ける環境変動の影響を精度良く検知することができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、前記環境情報は、温湿度情報である。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写ローラの径が環境によって変動する主要因は温湿度であるため、温湿度を検知することで転写ローラの径変動に対応することができる。
(態様D)
(態様A)において、前記環境情報は、転写材に画像を定着させる定着装置8などの定着手段が有する定着ヒータ8cなどの加熱源のON/OFF情報である。これによれば、上記実施形態について説明したように、環境情報を直接的に検知するための温湿度検知センサなどが不要なため、その分、低コスト化を図ることが可能となる。
(態様E)
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、前記転写ローラの材質における熱膨張係数と湿度膨張係数との少なくとも一方と、前記環境情報とから計算して構築される補正データベースを有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、どの温湿度環境で調整動作を実施しても、標準環境の最適速度に補正することが可能となる。
(態様F)
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、各環境にて前記相対速度設定手段と前記速度補正手段とから得られる回転速度によって構築される補正データベースを有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、補正データベースを前もって準備する必要が無く、速度調整手段によって各環境で取得していくため、前もってデータベースを構築する工数を削減することができる。
(態様G)
(態様A)乃至(態様F)において、前記相対速度設定手段と前記速度補正手段とによって得られた回転速度に対して、前記転写材の厚さに応じて回転速度を修正する。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写材のベルト像担持体側の表面速度と、ベルト像担持体の表面速度との速度変動を抑制することができる。
(態様H)
トナー像を形成するトナー像形成手段と、前記トナー像形成手段により形成されたトナー像を担持するベルト像担持体と、前記ベルト像担持体から転写材にトナー像を転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、前記転写手段として、(態様A)乃至(態様G)のいずれか一記載の転写装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置のダウンタイムを低減させ印刷物の生産性の低下を抑えつつ、温湿度環境に応じた最適な速度で転写ローラを駆動することができる。
2 帯電器
3 除電ランプ
4 クリーニング装置
5 中間転写ベルト
6 一次転写ローラ
7 二次転写ローラ
7a 大径歯車
8 定着装置
8a 加熱ローラ
8b 加圧ローラ
8c 定着ヒータ
9 現像装置
10 駆動ローラ
10a 大径歯車
11 従動ローラ
12 テンションローラ
13 二次転写対向ローラ
14 ベルトクリーニング装置
15 ベルトエンコーダセンサ
16 エンコーダパターン
17 中間転写駆動モータ
17a 小径歯車
18 エンコーダ
20 モータ制御部
21 センサ出力
22 センサ出力
23 中間転写駆動モータ駆動制御信号
24 二次転写駆動モータ制御信号
25 制御CPU
26 二次転写ローラエンコーダ
27 二次転写駆動モータエンコーダ
30 レジストローラ対
42 二次転写駆動モータ
42a 小径歯車
43 メモリ
44 メイン制御部
45 操作部
50 温湿度検知センサ
Claims (7)
- 複数の張架部材によって回転可能に張架された無端状のベルト像担持体と、
前記複数の張架部材の1つであり、前記ベルト像担持体を回転駆動させる駆動ローラと、
前記駆動ローラを回転駆動させる第一駆動モータと、
前記ベルト像担持体の外周面に当接して転写ニップを形成する回転可能な転写ローラと、
前記転写ローラを回転駆動させる第二駆動モータとを備え、
前記ベルト像担持体の外周面に担持した画像を転写ニップ内に挟み込んだ転写材へ転写する転写装置において、
前記ベルト像担持体と前記転写ローラとを接離させる接離手段と、
前記接離手段によって前記ベルト像担持体と前記転写ローラとを離間させた第一状態での前記第一駆動モータの駆動トルクに関する値に対しての、前記接離手段によって前記ベルト像担持体と前記転写ローラとを接触させた第二状態での前記第一駆動モータの駆動トルクに関する値の変化量と、前記第一状態での前記第二駆動モータの駆動トルクに関する値に対しての、前記第二状態での前記第二駆動モータの駆動トルクに関する値の変化量とが、予め設定された所定変化量よりも少なくなるような、前記ベルト像担持体と前記転写ローラとの相対速度を求める相対速度設定手段と、
環境情報を取得するための環境情報取得手段と、
前記環境情報取得手段が取得した環境情報に応じて前記相対速度設定手段で求めた前記相対速度を補正し、標準環境で最適な前記相対速度を求める標準環境最適相対速度導出手段と、
前記環境情報取得手段が取得した環境情報に応じて前記標準環境で最適な前記相対速度を補正し補正速度とする速度補正手段と、
前記補正速度で前記ベルト像担持体または前記転写ローラを回転させるように、前記第一駆動モータと前記第二駆動モータとの少なくとも一方を制御する制御手段とを有することを特徴とする転写装置。 - 請求項1に記載の転写装置において、
前記環境情報取得手段は、前記転写ローラ近傍に設置されていることを特徴とする転写装置。 - 請求項1または2に記載の転写装置において、
前記環境情報は、温湿度情報であることを特徴とする転写装置。 - 請求項1に記載の転写装置において、
前記環境情報は、転写材に画像を定着させる定着手段が有する加熱源のON/OFF情報であることを特徴とする転写装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一記載の転写装置において、
標準環境最適相対速度導出手段で用いる、前記環境情報に応じた前記相対速度の補正量の補正データベースを有することを特徴とする転写装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一記載の転写装置において、
前記相対速度設定手段と前記速度補正手段とによって得られた回転速度に対して、前記転写材の厚さに応じて回転速度を修正することを特徴とする転写装置。 - トナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像形成手段により形成されたトナー像を担持するベルト像担持体と、
前記ベルト像担持体から転写材にトナー像を転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、
前記転写手段として、請求項1乃至6のいずれか一記載の転写装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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