JP6691536B2 - 甘味増強剤 - Google Patents
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Description
式中、R1、R2、及びR3のそれぞれは、独立してH、C1〜C3アルカン、グルコシル、及び−C(=O)R4からなる群から選択され、
それぞれのR4は、独立してメチル又はエチルである。
式中、R1、R2、及びR3のそれぞれは、独立してH、C1〜C3アルカン、グルコシル、及び−C(=O)R4からなる群から選択され、
それぞれのR4は、独立してメチル又はエチルである。
式中、R1、R2、及びR3のそれぞれは、独立してH、C1〜C3アルカン、グルコシル、及び−C(=O)R4からなる群から選択され、
それぞれのR4は、独立してメチル又はエチルである。
R1、R2、及びR3のそれぞれは、独立してH、C1〜C3アルカン、グルコシル、及び−C(=O)R4からなる群から選択され、
それぞれのR4は、独立してメチル又はエチルである。
本開示に記載されるように、式(I)の甘味増強剤は、1つ以上の栄養及び/又は非栄養甘味料と組み合わせて甘味料組成物を形成し得る。甘味料組成物中に使用する甘味料及び甘味料の組み合わせは、それらの栄養的特性、味のプロファイル、口当たり、又は他の官能特性のいずれかのために選択され得る。
1つ以上の式(I)の化合物は、更なる甘味増強剤が完全又は本質的に存在しない際、甘味増強剤として使用されてよく、特定の実施形態では、この甘味増強剤は、1つ以上の式(I)の化合物及び1つ以上の補助甘味増強剤を含み得る。いかなる特定の理論にも束縛されるものではないが、補助甘味増強剤を付加することで、所定の組成物において必要とされる式(I)の化合物の量を低減することができると考えられる。
驚くべきことに、1つ以上の塩(及び、特に塩化ナトリウム)は、式(I)の化合物と組み合わせて使用される際に、補助甘味増強剤として機能し得ることが分かっている。したがって、特定の実施形態では、1つ以上の式(I)の化合物及び甘味料又は甘味料の混合物に加えて、甘味料組成物は少なくとも1つの塩を更に含み得る。塩を使用することで、組成物中に含まれることが必要な式(I)の化合物の量が低減されるのと同時に、それが含まれる組成物の全体の甘味を増強し得る。
特定の実施形態では、本開示は、フロログルシノール、フロログルシノールトリメチルエーテル、又はフロログルシノールグルコシドなどの式(I)の化合物、補助甘味料としての希少糖、及び1つ以上の栄養又は非栄養甘味料の組み合わせを含む甘味料組成物又は食物又は飲料組成物を提供する。例示的な希少糖としては、D−プシコース(D−アルロースとも呼ばれる)、D−アロース、L−リボース、D−タガトース、L−グルコース、L−フコース、L−アラビノース、D−ツラノース、D−ロイクロース、及びこれらの混合物が挙げられる。
特定の実施形態では、本開示は、式(I)の化合物、補助甘味増強剤としての糖アルコール、及び1つ以上の甘味料を含む、甘味料組成物並びに食物及び飲料配合物を提供する。好適な糖アルコールとしては、エリスリトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、ラクチトール、イソマルト、マリトール、及びこれらの混合物が挙げられる。
特定の実施形態では、本開示は、フロログルシノール、又はフロロログルシノール又はフロログルシノールトリメチルエーテルなどの1つ以上の式(I)の化合物、補助甘味増強剤としての1つ以上の非栄養天然性増強剤、及び1つ以上の甘味料を含む甘味料組成物並びに食物及び飲料配合物を提供する。特定の実施形態では、式(I)の化合物は、フロログルシノールであり得る。他の実施形態では、式(I)の化合物は、フロログルシノールトリメチルエーテルであり得る。
特定の実施形態では、本開示は、フロログルシノール、又はフロロログルシノール又はフロログルシノールトリメチルエーテルなどの1つ以上の式(I)の化合物、補助甘味増強剤としての安息香酸又は安息香酸誘導体、及び1つ以上の甘味料を含む、甘味料組成物並びに食物及び飲料配合物を提供する。好適な安息香酸誘導体としては、限定はされないが、3−ヒドロキシ安息香酸、4−ヒドロキシ安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、3,4−ジヒドロキシ安息香酸、2,5−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジヒドロキシ安息香酸、2,3,4−トリヒドロキシ安息香酸、2,4,6−トリヒドロキシ安息香酸などのヒドロキシ安息香酸、3−アミノ安息香酸、4−アミノ安息香酸及びこれらの組み合わせが挙げられる。
特定の実施形態では、本開示は、フロログルシノール、又はフロロログルシノール又はフロログルシノールトリメチルエーテルなどの1つ以上の式(I)の化合物、FEMA、GRAS増強剤又は風味料、及び1つ以上の甘味料を含む、甘味料組成物並びに食物及び飲料配合物を提供する。好適なFEMA GRAS増強剤としては、限定はされないが、FEMA GRAS増強剤4802、FEMA GRAS増強剤4469、FEMA GRAS風味料4701、FEMA GRAS増強剤4720(レバウディオサイドC)、FEMA GRAS風味料4774、FEMA GRAS増強剤4708、FEMA GRAS増強剤4728、FEMA GRAS増強剤4601(レバウディオサイドA)及びこれらの組み合わせが挙げられる。特定の実施形態では、甘味増強剤は、FEMA GRAS風味料4701である。別の実施形態では、甘味増強剤は、FEMA GRAS風味料4774である。
特定の実施形態では、本開示は、フロログルシノール、又はフロロログルシノール又はフロログルシノールトリメチルエーテルなどの1つ以上の式(I)の化合物、1つ以上の甘味料、及び、以下:フィロズルチン、ブラゼイン、ジヒドロカルコン、4−アミノ−5−(シクロヘキシルオキシ)−2−メチルキノリン−3−カルボン酸又はこれらの塩、4−アミノ−5,6−ジメチルチエノ[2,3−d]ピリミジン−2(1H)−オン、又は米国特許出願公開第2014/0093630号明細書に開示されるもの(この全内容は、参照として本明細書に組み込まれる)と同類のもの、及び、米国特許第8,877,922号明細書及び米国特許出願公開第2014/0094453号明細書(これらの全内容は、本明細書に組み込まれる)で開示されるような、以下の式(II)による化合物を含む、甘味料組成物並びに食物及び飲料配合物を提供する:
特定の実施形態では、甘味料組成物は、式(I)の化合物と栄養甘味料との乾燥ブレンドであり得る。例えば、乾燥ブレンド中の式(I)の化合物と栄養甘味料との比率は、約1:400〜約1:20の重量比であって、特定の実施形態では約1:250〜約1:50の重量比であり得る。特定の実施形態では、式(I)の化合物は、フロログルシノールである。他の実施形態では、式(I)の化合物は、フロログルシノールトリメチルエーテルである。他の実施形態では、式(I)の化合物は、フロログルシノールグルコシドである。
他の実施形態では、甘味料組成物は、水性配合物中に含まれてよく、この配合物は、水、甘味料、及び式(I)の化合物を含む。特定の実施形態では、式(I)の化合物は、フロログルシノールであり得る。他の実施形態では、式(I)の化合物は、フロログルシノールトリメチルエーテルであり得る。特定の実施形態では、甘味料は栄養甘味料、非栄養甘味料、又はこれらの組み合わせである。
特定の実施形態では、水性組成物は飲料であり得る。甘味を増強するために、任意の有効量の式(I)の化合物は、飲料組成物に付加され得る。つまりは、特定の実施形態では、飲料組成物中の式(I)の化合物の濃度は、約40〜約1000ppmに及び得る。他の実施形態では、式(I)の化合物の濃度は、少なくとも約100ppm、少なくとも約200ppm、少なくとも約300ppm、少なくとも約400ppm、少なくとも約500ppm、少なくとも約600ppm、少なくとも約700ppm、少なくとも約800ppm、少なくとも約900ppm、又は少なくとも約1000ppmであり得る。特定の実施形態では、飲料組成物中の式(I)の化合物の濃度は、少なくとも約200ppm〜約800ppm、及び更に他の実施形態では、約400ppm〜約500ppmに及び得る。
飲料は、典型的には大きなバッチ中で調製されない。代わりに、シロップ(あるいは、飲料濃縮物又は濃縮物とも呼ばれる)、水、及び任意で二酸化炭素は使用時に組み合わされるか、飲料のボトリング時又は分配時に組み合わされる。シロップは、典型的には所定の飲料に含まれる多くの可溶性成分の濃縮溶液である。
水は、本明細書に記載される水性組成物における基本成分であって、典型的には溶媒、又は残りの成分が溶解、乳化、懸濁、又は分散される主要な液体部分である。精製水を、本明細書に開示される飲料の特定の実施形態の製造に使用することができ、飲料の味、におい、又は外観に悪影響を及ぼさないために、標準的飲料品質の水を使用することができる。水は、典型的には透明で無色の、好ましくないミネラル、味、及びにおいのない、有機物質のない、アルカリ性の低い、飲料を生産する際に適用される産業及び政府の基準に基づいて許容できる微生物学的品質のものである。
甘味料組成物は、乾燥ブレンド又は液体形態のいずれであっても、典型的には甘味料(限定はされないが、本開示を通して、既に用途が議論されているものなど)を含む任意の食品又は飲料において用いられ得る。既に特定されている用途に加えて、本明細書に記載される甘味料組成物は、調理、ベーキング(すなわち、クッキー、ケーキ、パイ、ブラウニー、パン、グラノーラバーなど)に使用し、アイシングなどの甘味トッピングを調製し、ゼリー、ジャム、果物の砂糖漬け、インスタントクエーカーオーツなどに使用するのにも好適である。同様に、アイスクリームなどの凍結乳製品、並びにホイップトッピングに使用するのにも好適である。特定の実施形態では、甘味料組成物は食物又は飲料中で溶解され得るが、他の実施形態では、甘味料組成物は、懸濁液又はエマルションとして食物又は飲料中に存在し得る。
記載される組成物の特定の実施形態は、食物中にあると通常想定されない人工又は合成のもの(供給源に関わらず任意の着色料を含む)を何も含有しないという点で「天然」であり得る。本明細書で使用されるとき、「天然」の組成物とは、以下のガイドライン:Raw materials for a natural ingredient exists or originates in natureに従って定義される。発酵及び酵素を伴う生物学的合成は使用され得るが、化学試薬による合成は利用されない。人工着色剤、保存剤、及び風味料は、天然成分とは考えられない。成分は、少なくとも、物理的な処理、発酵、及び酵素性分解を含む、ある特定の技術によって処理又は精製され得る。適切な処理及び精製技術としては、少なくとも、吸収、吸着、凝集、遠心分離、細切り、料理(焼く、揚げる、茹でる、焙炒する)、冷却、切断、クロマトグラフィー、コーティング、結晶化、分解、乾燥(噴霧、フリーズドライ、真空)、蒸発、蒸留、電気泳動、乳化、封入、抽出、押し出し、濾過、発酵、粉砕、注入、浸軟、微生物学的(レンネット、酵素)、混合、剥離、浸出、冷蔵/冷凍、絞り、浸漬、水洗、加熱、混合、イオン交換、凍結乾燥、浸透、沈殿、塩析、昇華、超音波処理、濃縮、軟凝集、均質化、再結合、酵素性分解(自然界で発見された酵素を使用する)が挙げられる。加工助剤(一般に、食物成分の魅力又は効用を増強する製造補助剤として使用される物質と定義され、清澄剤、触媒、凝集剤、濾過助剤、及び結晶化抑止剤などが挙げられる。21 CFR § 170.3(o)(24)を参照されたい)は、付随的な付加物と見なされ、適切に除去される場合は使用され得る。
本明細書に開示される飲料製品は所望により、例えば、天然、天然同様、及び/又は合成の果実風味料、植物性風味料、他の風味料、及びこれらの混合物などの風味料組成物を含有する。本明細書で使用されるとき、用語「果実風味料」とは、一般的には、甘い果実に種を伴うような植物(例えば、トマト、クランベリーなど)、及び小さく、多肉質なベリーを有するものを含む種子植物の食用の生殖部分を由来とするものの風味料を指す。用語「ベリー」には、真のベリー並びに集合果、即ち、「真の」ベリーではなく、一般的にそのように容認されるものが含まれる。また、用語「果実風味料」に含まれるのは、天然源を由来とする果実風味料に似せて作成された合成的に調製された風味料である。好適な果実又はベリーの原料の例としては、ベリー全体又はそれらの一部分、ベリー汁、ベリー汁濃縮物、ベリーピューレ及びこれらのブレンド、乾燥ベリー粉末、乾燥ベリー汁粉末などが挙げられる。
(a)約10mLまでの所定の溶液をすすり、溶液が検味者の口内にとどまっている間の、溶液の甘味、口当たり、及び他の特性を評価し;
(b)評価作成後、その溶液を吐き出し;
(c)更なるサンプルを試験する前に、口蓋を水で濯いで洗浄する。
参照溶液:5%、7%、及び9%のスクロース(砂糖)水溶液を調製した。異種溶液:400ppmのフロログルシノールを含有する5%スクロース水溶液も調製した。味実験結果:異種溶液は、5%スクロース水溶液よりも甘味が強く、7%スクロース水溶液と非常に似たものであった。
参照溶液:実施例1のように、5%、7%、及び9%のスクロース水溶液を調製した。異種溶液:800ppmのフロログルシノールを含有する5%スクロース水溶液も調製した。味実験結果:異種溶液は、7%スクロース水溶液よりも甘味が強かったが、9%スクロース水溶液と同じ甘さではなかった。時間的にも異なっているようであった。対照溶液の甘味はすぐになくなった一方で、異種溶液の甘味は瞬時に現れるが、最終点で更に甘くなるようであった。しかしながら、甘味は長引かずにさわやかなものであった。
参照溶液:pH3.0のクエン酸緩衝水溶液(2Lの水にクエン酸2.26g+クエン酸三ナトリウム0.32g)中の5%、7%、8%、及び9%のスクロース溶液を調製した。異種溶液:クエン酸緩衝が存在しない800ppmのフロログルシノールで、5%のスクロース水溶液を調製した。味実験結果:異種溶液の甘味は、8%スクロースに近いものであった。時間的にも異なっているようであった。対照溶液の甘味はすぐになくなった一方で、異種溶液の甘味は瞬時に現れるが、最終点で更に甘くなるようであった。しかしながら、甘味は長引かずにさわやかなものであった。
参照溶液:2.5%、3.5%、及び4%のフルクトース水溶液(Sigma)を調製した。異種溶液:800ppmのフロログルシノールを含む2.5%スクロース水溶液も調製した。味実験結果:異種溶液は、3.5%フルクトース水溶液よりも甘味が強く、特に最終点において、4%フルクトース水溶液の甘味に近いものであった。4%フルクトース水溶液は、開始点がより甘味が強いが、異種溶液は最終点においてより甘味が強い。
参照溶液:5%、7%、8%、及び9%のグルコース水溶液(Sigma)を調製した。異種溶液:800ppmのフロログルシノールを含有する5%グルコース水溶液も調製した。味実験結果:異種溶液は、8%グルコース水溶液と同等の甘味であったが、9%グルコース水溶液の甘さには及ばなかった。異種溶液の時間的な効果は、8%グルコース水溶液の時間的効果と同等である。
参照溶液:5%、6%、7%、8%及び9%のスクロース水溶液を調製した。異種溶液:40ppm、100ppm、200ppm、400ppm、600ppm、及び800ppmのフロログルシノールを含有する5%スクロース水溶液も調製した。次に、変形溶液を試飲し、参照溶液との類似性に関して評価した。順位付けの結果が図1でグラフ化して示されており、フロログルシノール濃度と見かけの甘味との間に、ほぼ直線的な相関性を示している。
参照溶液:8%、9%、10%、及び11%のスクロース水溶液を調製した。異種溶液:800ppmのフロログルシノールを含有する8%スクロース水溶液も調製した。味実験結果:異種溶液は、10%スクロース水溶液よりも強い甘味をもたらし、特に最終点において、11%スクロース水溶液の甘味とほぼ同じであった。
参照溶液:250ppm及び320ppmのレバウディオサイドA水溶液を調製した。異種溶液:250ppmのフロログルシノールを含む250ppmのレバウディオサイドA水溶液も調製した。味実験結果:異種溶液は、320ppmのレバウディオサイドA溶液と同等の甘味を有し、終了点ではより甘味が強かった。レバウディオサイドAの苦い後味は、変わらなかった。
組成物を調製し、試飲して、300ppm〜800ppmに及ぶ濃度において、フロログルシノールが甘いかどうかを確かめた。甘味を感じたものは見受けられなかった。
実施例2の800ppmのフロログルシノールを含む5%スクロース水溶液を、第2の検味者によって試飲し、8%スクロース水溶液に近い味であることが観察された。実施例7の800ppmのフロログルシノールを含む8%スクロース水溶液を、第2の検味者によっても試飲し、11%スクロース水溶液よりも甘味が強いことが観察された。第2の験味者は、実施例8の800ppmのフロログルシノールを含む250ppmのレバウディオサイドAは、320ppmのレバウディオサイドA溶液と同等の甘味を有することを更に観察した。フロログルシノールの存在による異種溶液の苦みは変化しなかった。
第3の検味者は、実施例10に記載の8%及び11%のスクロース参照水溶液、及び異種溶液(800ppmのフロログルシノールを含む8%スクロース)を試飲し、異種溶液は、11%のスクロース水溶液よりも若干甘味が強いことを観察した。
源:コーラ濃縮物(HFCS−55)のボトル1本、及び1/3未満のHFCSを有する濃縮物(「ブリックス低減シロップ」)のボトル1本を入手した。適切な体積のブリックス低減シロップを、機械的攪拌などによってフロログルシノールと組み合わせて、4800ppmのフロログルシノール濃度を有するブリックス低減シロップを得た。次に、両方の濃縮物を、5倍に薄める方法で、コーラ飲料(4.5体積の炭酸水)を作成するのに使用した。完成した異種コーラ飲料は、800ppmのフロログルシノールを含有するものであった。
800ppmのフロログルシノールを、缶の1/2量のSIERRA MISTに付加した。この異種溶液は、対照溶液(未処理の缶の1/2量)よりも良好なコクを有し、甘味が強かった。酸味はほぼ同じであった。
無糖のクエーカーインスタントオートミール(IQO)オリジナルフレーバーに砂糖を付加した。1袋のIQO(29g)当たり8gの砂糖を含む、高砂糖対照を調製した。1袋のIQO(29g)当たり5gの砂糖を含む、低砂糖対照も調製した。5gの砂糖、及び1袋のIQO当たり137mgのフロログルシノールを含む異種配合物も調製した。高対照、低対照、及び異種配合物を個別にビーカーに入れ、約200mLの温水と組み合わせた。生じた混合物を攪拌した後、試飲した。味試験は、混合物がまだ温かい間、及び混合物が室温まで冷却された後に行った。両方の温度において、異種溶液は低対照よりも甘い味であったが、高対照の甘さには及ばなかった。
試験を行って、フロログルシノールによって塩化ナトリウムの塩味が増強されるかどうかを判定した。予想外に、塩は、フロログルシノールに若干の甘味を与えた。この効果を分析するために、NaClが補助甘味増強剤として使用され得るかどうかを判断するための実験を行った。
実施例10に記されているように、水中で800ppmまでのフロログルシノールは、いかなる味も有さない。100又は400ppmの塩(塩化ナトリウム)を様々なフロログルシノール水性濃縮物に付加して、水性フロログルシノール水溶液に甘味がもたらされたかどうかを確認した。
様々な量のフロログルシノール、塩、及び砂糖の水溶液6種を調製し、それらの甘味に関して比較した。
3人の検味者は、以下の表で確認されるブレンドにおいて味実験を行った。
検味者1:溶液番号2は、溶液番号5と同等の甘味強度を有し、溶液番号3及び4は、溶液番号5よりも若干甘さが少ないが、よりさわやかな甘味プロファイルを有していた。
砂糖、フロログルシノール、D−プシコース、及びエリスリトールを含む溶液(下表における溶液A、B、C、及びD)を、5人の検味者に、対照砂糖溶液1及び5と比較して甘味に関してスクリーニングした。
検味者1:溶液A、C、及びDは、全てが非常に甘く、甘味は溶液番号5に近かった。溶液Bは、溶液番号5よりも甘かった。溶液A、B、C、及びDは、全てがさわやかな甘味及び良好な口当たりを有していた。
砂糖低減コーラ飲料において実験を行った。対照コーラ濃縮物(HFCS−55)のボトル1本、及び35%未満のHFCSを有するブリックス低減異種濃縮物ボトル1本を使用した。機械的攪拌によって、ブリックス低減シロップを2400ppmのフロログルシノール及び6%のD−プシコースと混合して異種コーラ濃縮物とした。次に、両方の濃縮物を、5倍に薄める方法で、4.5体積の炭酸水を含むコーラ飲料を作成するのに使用した。完成した異種コーラ飲料は、400ppmのフロログルシノール及び1%のD−プシコースを含有するものであった。
ダイエットコーラ飲料において味実験を行った。無糖ダイエットコーラ濃縮物を使用した。3000ppmのアスパルテームを濃縮物に付加して、対照シロップ1を作成した。2400ppmのレバウディオサイドMをダイエットコーラ濃縮物に付加して、対照シロップ2を作成した。無糖ダイエットコーラ濃縮物中に、1920ppmのレバウディオサイドM及び4800ppmのフロログルシノールを付加して、異種シロップ1を作成した。1800ppmのレバウディオサイドM、3600ppmのフロログルシノール、6%のD−プシコース、及び3%のエリスリトールを無糖ダイエットコーラ濃縮物に付加して、異種シロップ2を作成した。次に、全ての濃縮物を、5倍に薄める方法で、4.5体積の炭酸水を含むダイエットコーラ飲料を作成するのに使用した。
実施例14に記載される高対照及び低対照を再び調製した。5gの砂糖、100mgのフロログルシノール、及び1袋のIQO(29g)当たり1gのフロログルシノールを含む異種配合物も調製した。高対照、低対照、及び異種配合物を個別にビーカーに入れ、約200mLの温水と組み合わせた。生じた混合物を攪拌した後、試飲した。IQOが温かい間、及びIQOが室温まで冷却した後に試飲を実行した。検味者によると、異種IQOは、高対照と同等の甘味を有していた。
砂糖溶液中、フロログルシノール及びレバウディオサイドCを用いて実験を行った。
以下の表に記されるフロログルシノールと、レバウディオサイドB、レバウディオサイドM、及びトリオバチンのうちの1つとを含む砂糖溶液によって味実験を行った。
下表に記載される通り、砂糖、フロログルシノール、及び/又はルブソサイドを含む5種の水溶液を調製し、甘味に関して試験した。
15名の訓練を受けた官能識別試験員に提示された4種のサンプル溶液は、5%スクロース、7%スクロース、9%スクロース、及び5%スクロース及び400ppmのフロログルシノールを含む試験サンプルであった。試験員に、サンプルを、甘さの低いものから甘さの高いものまで甘味強度の順に並べるように依頼した。試験中、各試験員は、各サンプルが総計30回と判断されるように、各サンプルを2回ずつ試飲した。
15名の訓練を受けた官能識別試験員に提示された4種のサンプル溶液は、5%スクロース、7%スクロース、9%スクロース、及び5%スクロース、400ppmのフロログルシノール、及び200ppmの塩化ナトリウムを含む試験サンプルであった。試験員に、サンプルを、甘さの低いものから甘さの高いものまで甘味強度の順に並べるように依頼した。試験中、各試験員は、各サンプルが総計30回と判断されるように、各サンプルを2回ずつ試飲した。
16名の訓練を受けた官能識別試験員に提示された4種のサンプル溶液は、5.65%スクロース、8.475%スクロース、11.3%スクロース、及び試験サンプル(8.475%スクロース+800ppmのフロログルシノール)であった。試験員に、サンプルを、甘さの低いものから甘さの高いものまで甘味強度の順に並べるように依頼した。各試験員には、総計32の判定標準値群を与えるための複製物のセットを提示した。結果を下表にまとめ、図4に示す。
Claims (16)
- さらに水を含む、請求項1記載の甘味料組成物。
- 少なくとも1つの補助甘味増強剤を、前記少なくとも1つの甘味料の甘味を更に増強するのに十分な量であって、前記補助甘味増強剤の甘味の認識閾値濃度未満の量で更に含み、前記補助甘味増強剤は、D−プシコース、エリスリトール、ルブソサイド、レバウディオサイドB、レバウディオサイドC、トリロバチン、フィロズルチン、ブラゼイン、モグロサイド、又は前述の任意の組み合わせである、請求項1または2に記載の甘味料組成物。
- 前記甘味料は天然栄養甘味料である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の甘味料組成物。
- 前記式(I)の化合物及び前記天然栄養甘味料は、約1:150〜約1:50の重量比で存在する、請求項4記載の甘味料組成物。
- 前記甘味料は天然非栄養甘味料である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の甘味料組成物。
- 前記甘味料は、レバウディオサイドA、レバウディオサイドB、レバウディオサイドC、レバウディオサイドD、レバウディオサイドM、イソ−ステビオールグリコシド、モグロサイド、トリロバチン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される天然非栄養甘味料である、請求項6に記載の甘味料組成物。
- 前記式(I)の化合物及び天然非栄養甘味料は、約1.2:1〜約1:1.2の重量比で存在する、請求項7に記載の甘味料組成物。
- 前記甘味料組成物中の前記式(I)の化合物の濃度は、約40〜約1000ppmである、請求項2に記載の甘味料組成物。
- 前記天然栄養甘味料は、スクロース、フルクトース、グルコース、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項4または5に記載の甘味料組成物。
- 前記天然栄養甘味料は、前記組成物の約1重量%〜約20重量%の濃度で存在する、請求項4または10に記載の甘味料組成物。
- 請求項1〜11のいずれか1項に記載の甘味料組成物を含むシロップ。
- 請求項1記載の甘味料組成物を含むシロップであって、少なくとも1つの補助甘味増強剤を、前記少なくとも1つの甘味料の甘味を更に増強するのに十分な量であって、前記補助甘味増強剤の甘味の認識閾値濃度未満の量で更に含み、前記補助甘味増強剤は希少糖であり、前記希少糖は、前記シロップの少なくとも約1.2重量%〜約12重量%の濃度で存在するシロップ。
- 請求項12または13記載のシロップと水を含む飲料。
- 前記飲料中の甘味料の量は、前記甘味料を含むが前記式(I)の化合物は含まない完全カロリー飲料に対して、少なくとも約25%少なく、前記飲料は、訓練を受けた官能識別試験員によって甘味を測定した際、前記式(I)の化合物を含まない前記完全カロリー飲料と同等の甘味を有する、請求項14に記載の飲料。
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