JP2017532027A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 少なくとも１つの甘味料、及び式（Ｉ）の化合物：
   

   

   を、前記少なくとも１つの甘味料の甘味を増強するのに十分な量で含み、
   式中、Ｒ^１、Ｒ^２、及びＲ^３のそれぞれは、独立してＨ、Ｃ_１〜Ｃ_３アルカン、グルコシル、及び−Ｃ（＝Ｏ）Ｒ^４からなる群から選択され、
   それぞれのＲ^４は、独立してメチル又はエチルである、
   甘味料組成物。
2. さらに水を含む、請求項１記載の甘味料組成物。
3. Ｒ^１、Ｒ^２、及びＲ^３のそれぞれは、Ｈであるか、またはＲ ^１ 、Ｒ ^２ 、及びＲ ^３ のそれぞれは、ＣＨ _３ である、請求項１または２に記載の甘味料組成物。
4. Ｒ ^１ 、Ｒ ^２ 、またはＲ ^３ の少なくとも1つがグルコシルである、請求項１または２に記載の甘味料組成物。
5. 少なくとも１つの補助甘味増強剤を、前記少なくとも１つの甘味料の甘味を更に増強するのに十分な量であって、前記補助甘味増強剤の甘味の認識閾値濃度未満の量で更に含み、前記補助甘味増強剤は、Ｄ−プシコース、エリスリトール、ルブソサイド、レバウディオサイドＢ、レバウディオサイドＣ、トリロバチン、フィロズルチン、ブラゼイン、モグロサイド、又は前述の任意の組み合わせである、請求項１〜４のいずれか一項に記載の甘味料組成物。
6. 前記甘味料は栄養甘味料である、請求項１〜５のいずれか一項に記載の甘味料組成物。
7. 前記式（Ｉ）の化合物及び前記栄養甘味料は、約１：１５０〜約１：５０の重量比で存在する、請求項６に記載の甘味料組成物。
8. 前記甘味料は非栄養甘味料である、請求項１〜５のいずれか一項に記載の甘味料組成物。
9. 前記甘味料は、レバウディオサイドＡ、レバウディオサイドＢ、レバウディオサイドＣ、レバウディオサイドＤ、レバウディオサイドＭ、イソ−ステビオールグリコシド、モグロサイド、トリロバチン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される天然の非栄養甘味料である、請求項８に記載の甘味料組成物。
10. 前記式（Ｉ）の化合物及び非栄養甘味料は、約１．２：１〜約１：１．２の重量比で存在する、請求項９に記載の甘味料組成物。
11. 前記甘味料組成物中の前記式（Ｉ）の化合物の濃度は、約４０〜約１０００ｐｐｍである、請求項２に記載の甘味料組成物。
12. 前記栄養甘味料は、スクロース、フルクトース、グルコース、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項６または７に記載の甘味料組成物。
13. 前記栄養甘味料は、前記組成物の約１重量％〜約２０重量％の濃度で存在する、請求項６または１２に記載の甘味料組成物。
14. 請求項１〜１３のいずれか１項に記載の甘味料組成物を含むシロップ。
15. 請求項１記載の甘味料組成物を含むシロップであって、少なくとも１つの補助甘味増強剤を、前記少なくとも１つの甘味料の甘味を更に増強するのに十分な量であって、前記補助甘味増強剤の甘味の認識閾値濃度未満の量で更に含み、前記補助甘味増強剤は希少糖であり、前記希少糖は、前記シロップの少なくとも約１．２重量％〜約１２重量％の濃度で存在するシロップ。
16. 請求項１４または１５記載のシロップと水を含む飲料。
17. 前記飲料中の甘味料の量は、前記甘味料を含むが前記式（Ｉ）の化合物は含まない完全カロリー飲料に対して、少なくとも約２５％未満であり、前記飲料は、訓練を受けた官能識別試験員によって甘味を測定する際、前記式（Ｉ）の化合物を含まない前記完全カロリー飲料と同等の甘味を有する、請求項１６に記載の飲料。
18. 食物、飲料、又はシロップ中の甘味料の量を低減する方法であって、前記食物、飲料、又はシロップ中の前記甘味料の少なくとも一部分を、式（Ｉ）
    

    

    による化合物で置き換えることを含み、式中、
    Ｒ^１、Ｒ^２、及びＲ^３のそれぞれは、独立してＨ、Ｃ_１〜Ｃ_３アルカン、グルコシル、及び−Ｃ（＝Ｏ）Ｒ^４からなる群から選択され、
    それぞれのＲ^４は、独立してメチル又はエチルである、
    甘味料組成物。
19. 式（Ｉ）による化合物であって：
    

    

    式中、
    Ｒ^１、Ｒ^２、及びＲ^３のそれぞれは、独立してＨ、Ｃ_１〜Ｃ_３アルカン、グルコシル、及び−Ｃ（＝Ｏ）Ｒ^４からなる群から選択され、
    それぞれのＲ^４は、独立してメチル又はエチルであり、
    但し、
    前記式（Ｉ）の化合物は、フロログルシノール、１，３，５−トリメトキシベンゼン、フロログルシノールトリアセテート、又はフロログルシノールグルコシドではない、化合物。