JP6690458B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本明細書は、半導体装置を開示する。
半導体装置として、半導体素子を封止した半導体モジュールと、冷却器と、が積層され、半導体モジュールと冷却器との間にグリスが塗布されている半導体装置が知られている(例えば特許文献1)。半導体モジュールと冷却器は、それらの積層方向に荷重されている。特許文献1には、積層方向と直交する面方向において、第1グリスを、第1グリスよりも粘性の高い第2グリスで囲んだ半導体装置が開示されている。
グリスは、半導体モジュールから冷却器への伝熱特性を高めるために塗布されている。半導体モジュールと冷却器の積層体は積層方向に荷重されているため、流体のグリスでは、経年変化で半導体モジュールと冷却器の間から散逸する可能性がある。
一方、グリスのような流体でなく、固体の部材を、半導体モジュール(発熱体)と冷却器(あるいは放熱体)との間に挟む技術も知られている(例えば、特許文献2、3)。特許文献2、3には、発熱体と放熱体との間に配置する伝熱シートが開示されている。特許文献2、3に開示された伝熱シートでは、複数の細長の伝熱フィラーが、その長手方向を特定の方向に向けて分布している異方性材料が使われている。そのような伝熱シートでは、伝熱フィラーの長手方向が向いている方向が他の方向よりも熱伝導率が高くなる。特許文献2の伝熱シートは、伝熱フィラーの長手方向が厚み方向に揃えられた伝熱シートを発熱体と放熱体との間に挟むことで、発熱体から放熱体への伝熱効率を高める。
特許文献3の伝熱シートは、伝熱フィラーの長手方向が面内を向いている第1シートと、伝熱フィラーの長手方向が厚み方向を向いている第2シートを積層し、第1シート側を発熱体に接合し、第2シート側を放熱体に接合する技術が開示されている。第1シートは、面内方向に熱伝導率が高く、発熱体の熱は第2シート全体に素早く拡がる。第2シートは厚み方向に熱伝導率が高く、第2シート全体に広がった熱を放熱板へ効率よく伝える。
特許文献2、3の技術は、いずれも、細長い伝熱フィラーを分布させて熱伝導率に関して異方性を持たせたシートを活用し、発熱体から放熱体への伝熱効率を高める。なお、伝熱フィラーには、例えば、六方晶窒化ホウ素やグラファイトが用いられる。
特開2016−54223号公報 特開2014−150161号公報 特開2013−254880号公報
特許文献1に開示された半導体装置におけるグリスの代わりに、特許文献2、3に開示された異方性材料を用いることで、半導体モジュールと冷却器の間からのグリス散逸という問題を解決できる。しかし、細長い複数の伝熱フィラーを特定方向に向けた材料は、一般に、強度が弱くなる傾向がある。グリスの代わりに特許文献2で開示された伝熱シートを用いると、十分な強度を確保できないおそれがある。特許文献3で開示された伝熱シートは、伝熱フィラーの向きの異なる2枚のシートが積層されているため、十分な強度が得られる可能性があるが、2枚のシートを積層するため厚みが大きくなり、伝熱効率の点で改善の余地がある。本明細書が開示する技術は、熱伝導率に関して異方性を有する材料を用いて、半導体モジュールから冷却器への伝熱性と強度に優れる伝熱板を使った半導体装置を提供する。
本明細書が開示する半導体装置の一形態は、半導体素子を封止した半導体モジュールと、冷却器と、が積層されており、それらが積層方向に荷重されている半導体装置である。半導体モジュールは、積層方向に沿って半導体素子に対向する放熱板を有する。半導体装置は、半導体モジュールと冷却器との間に、伝熱板を備える。伝熱板は、細長い複数の伝熱フィラーがその長手方向を特定方向に向けて分布しており、その特定方向の熱伝導率が他の方向の熱伝導率より高い異方性を有する異方性材料で作られている。伝熱板は、第1領域と第2領域を有している。第1領域は、放熱板に対向する範囲内に設けられ、伝熱フィラーの長手方向が積層方向に沿っているとともに、前記伝熱板の前記積層方向における両面で露出している。第2領域は、伝熱板を平面視したときに第1領域の周囲に設けられており、伝熱フィラーの長手方向が積層方向と交差する方向に沿っている。この形態の半導体装置では、第1領域の積層方向における一方の面が放熱板と当接しており、第1領域の積層方向における他方の面が冷却器と当接している。この形態の半導体装置によれば、放熱板に対向する第1領域が、半導体モジュールから冷却器へと効率的な熱伝導を実現し、かつ、第1領域の周りに設けられた第2領域と第1領域の組み合わせが、荷重に対する強度を向上させる。なお、本明細書における「伝熱板」には、柔軟性を有するシート状の部材も含まれる。
実施例の半導体装置の斜視図である。 半導体モジュールを裏面(X軸の負方向)からみた図である。 半導体モジュールおよび伝熱板をX軸の正方向から見た正面図である。 半導体モジュール、伝熱板、および冷却器における図3に示すA−A断面図である。 第1領域および第2領域の領域を説明するための放熱板の付近の拡大正面図である。
(実施例)図面を参照して実施例の半導体装置を説明する。図1は、実施例の半導体装置2の斜視図である。半導体装置2は、複数の半導体モジュール10と複数の冷却器3が積層されたユニットである。なお、図1では、一つの半導体モジュールだけに符号10を付し、他の半導体モジュールには符号を省略している。同様に一つの冷却器だけに符号3を付し、他の冷却器には符号を省略している。また、半導体装置2の全体が見えるように、半導体装置2を収容するケース31は仮想線で描いてある。なお、図1では、理解し易いように、一つの半導体モジュール10(及び伝熱板6)を半導体装置2から抜き出して描いてある。
一つの半導体モジュール10には4個の半導体素子が収容されている。4個の半導体素子は、具体的には、2個のトランジスタTa、Tbと、2個のダイオードDa、Dbである。半導体モジュール10の内部構造は後に詳しく説明する。冷却器3を通る冷媒により、半導体素子が冷却される。冷媒は液体であり、典型的には水である。
半導体モジュール10と冷却器3は、共に平板型であり、複数の側面のうち最大面積の平坦面が対向するように積層されている。半導体モジュール10と冷却器3は交互に積層されており、ユニットの積層方向の両端には冷却器が位置している。半導体モジュール10と冷却器3の間には伝熱板6が挟まれている。各半導体モジュール10は、その両面の夫々に、伝熱板6を挟んで冷却器3が対向している。
複数の冷却器3は、連結パイプ5a、5bで連結されている。積層方向の一端の冷却器3には、冷媒供給管4aと冷媒排出管4bが連結されている。冷媒供給管4aを通じて供給される冷媒は、連結パイプ5aを通じて全ての冷却器3に分配される。冷媒は、各冷却器3を通る間に隣接する伝熱板6を介して、半導体モジュール10から熱を吸収する。各冷却器3を通った冷媒は連結パイプ5bを通り、冷媒排出管4bから排出される。
半導体装置2はケース31に収容される際、積層方向の一端側に板バネ32が挿入される。その板バネ32により、半導体モジュール10と伝熱板6と冷却器3の積層ユニットには、積層方向の両側から荷重が加えられる。その荷重は、例えば3[kN]である。半導体装置2は、半導体素子(2個のトランジスタTa、Tbと2個のダイオードDa、Db)を収容した半導体モジュール10に伝熱板6が接しているとともに、半導体モジュール10と伝熱板6が密着するようにそれらの積層方向に荷重が加えられているデバイスである。
半導体モジュール10を説明する。半導体モジュール10において、伝熱板6と対向する一方の平坦面10aには、放熱板16a、16b、16c、16dが露出している。説明の便宜上、平坦面10aを半導体モジュール10の正面と称し、平坦面10aと反対側の平坦面10bを半導体モジュール10の裏面と称する。
図2は、半導体モジュール10を裏面(X軸の負方向)からみた図である。平坦面10bには、平坦面10aにおいて露出している放熱板16a、16b、16c、16dとは異なる放熱板17a、17b、17c、17dが露出している。平坦面10bには、平坦面10aが接している伝熱板6とは別の伝熱板6が接しており、その伝熱板6を挟んで別の冷却器3が接している。すなわち、半導体モジュール10は、両面の夫々が伝熱板6と接しており、各伝熱板6は、冷却器3と接している。半導体モジュール10の上面(図中Z軸の正方向を向く面)からは3本の電極端子7a、7b、7cが伸びており、下面(図中Z軸方向の負方向を向く面)からは制御端子29が伸びている。
図1および図2に示すように、半導体モジュール10に封止されている半導体素子であるトランジスタTa、Tbと、ダイオードDa、Dbは、平坦なチップである。トランジスタTaおよびダイオードDaと、トランジスタTbおよびダイオードDbとは、半導体モジュール10の中心を通るZ軸に平行な直線を基準として対照的に配置される。同様に、トランジスタTaとトランジスタTb、および、ダイオードDaとダイオードDbとは、半導体モジュール10の中心を通るY軸と平行な直線を基準として対照的に配置される。
ここからは、図1、図2とともに図3ないし図5を参照して半導体モジュール10の内部の詳細について説明する。図3は、半導体モジュール10および伝熱板6をX軸の正方向から見た正面図である。図3に示すように、伝熱板6は、YZ平面に沿って、平坦面10aの範囲内に収まる平板状の形状を有する。本実施形態では、伝熱板6として、細長い伝熱フィラーを、その長手方向を揃えて分布させた絶縁性のシートを用いている。細長い伝熱フィラーは、その長手方向の熱伝導率が高い。それゆえ、複数の細長い伝熱フィラーを、その長手方向を揃えて分布させたシートは、伝熱フィラーの長手方向に沿って高い熱伝導率を発揮する。別言すれば、細長い複数の伝熱フィラーをその長手方向が特定方向を向くように分布させたシートは、その特定方向の熱伝導率が他の方向の熱伝導率より高い異方性を有する異方性材料である。伝熱板6は、半導体モジュール10から冷却器3へと熱を伝導するが、半導体モジュール10と冷却器3とを絶縁する。伝熱フィラーとしては、例えば、六方晶窒化ホウ素やグラファイトが用いられる。伝熱フィラーでは、長手方向の熱伝導率は、他の方向の熱伝導率よりも高くなる性質を有している。なお、複数の細長い伝熱フィラーをその長手方向を揃えて分布させたシートは、伝熱フィラーの長手方向に沿って裂けやすい(即ち強度が低い)という特徴も有している。伝熱フィラーは、燐片状、楕円球状または棒状の形状である。伝熱板6は、伝熱フィラーの長手方向を異なるように配置させた異方性を有する異方性材料で形成されている。なお、伝熱板6における異方性の詳細については、図4、5の説明と合わせて後述する。
図4は、半導体モジュール10、伝熱板6、および冷却器3における図3に示すA−A断面図である。換言すると、図4に示す断面図は、トランジスタTa、Tbを横切るXY平面に平行な平面でカットした断面図である。図4に示すように、冷却器3の内部には、交差するように金属製のフィン36が配置されている。フィン36は、冷却器3の内部を流れる冷媒の冷却効率を上昇させる。
図4に示すように、半導体モジュール10では、積層方向であるX軸方向に沿って順番に、放熱板16a、トランジスタTa、スペーサ14、放熱板17aが積層されている。同じように、半導体モジュール10では、積層方向に沿って順番に、放熱板16c、トランジスタTb、スペーサ14、放熱板17cが積層されている。放熱板16aとトランジスタTaとの接合、放熱板16cとトランジスタTbとの接合、トランジスタTa、Tbとスペーサ14との接合、スペーサ14と放熱板17a、17cとの接合は、はんだによって接合されている。トランジスタTa、Tbと同様に、半導体モジュール10では、図4に図示していないダイオードDa、Dbも、放熱板16b、16d、17b、17dとスペーサ14と積層されている。
半導体モジュール10では、トランジスタTa、Tb、ダイオードDa、Db、放熱板16a、16b、16c、16d、17a、17b、17c、17d、スペーサ14は、樹脂によって覆われている。トランジスタTa、Tb等を埋設している樹脂を以下では樹脂パッケージ18と称する。なお、放熱板16a、16b、16c、16d、17a、17b、17c、17dは、その一面が樹脂パッケージ18から露出している。放熱板16a、16b、16c、16d、17a、17b、17c、17dの樹脂パッケージ18から露出した面が、伝熱板6と接触する。
図4に示すように、半導体モジュール10と冷却器3との間に配置される伝熱板6は、複数の伝熱フィラーFIを有する。伝熱板6は、複数の伝熱フィラーFIの長手方向が積層方向に沿っている第1領域61と、複数の伝熱フィラーFIの長手方向が積層方向と交差する面方向に沿っている第2領域62と、を含んでいる。第1領域61および第2領域62は、積層方向に沿って同じ断面積を有する層として形成されている。
なお、図4は、理解を助けるために、X方向を引き延ばして描いてある。伝熱板6の厚みは、2mm程度であり、半導体モジュール10、及び、冷却器3の厚みは10mm程度である。また、図4は断面図であるが、理解を助けるために、伝熱板6では、断面を示すハッチングの代わりに、細長の伝熱フィラーFIを模式的に描いた。図4における伝熱フィラーIFの長手方向が、現実の伝熱板6においても、分布させた伝熱フィラーの長手方向を示している。
図5は、第1領域61および第2領域62の領域を説明するための放熱板16aの付近の拡大正面図である。図5では、第1領域61を第2領域62よりも細かいハッチングで表している。図中のX軸は、図1で示したように、冷却器3と半導体モジュール10の積層方向に相当する。図5に示すように、図中のX方向(積層方向)からみて、第1領域61は、対向する放熱板16aの輪郭の範囲内に配置され、第2領域62は、第1領域61の周囲に配置される。
以上説明したように、半導体モジュール10は、放熱板16a、16b、16c、16d、17a、17b、17c、17dを有し、これらの放熱板と冷却器3との間には、伝熱板6が配置される。伝熱板6は、細長い伝熱フィラーFIの長手方向によって熱伝導率が異なる異方性を有する異方性材料で形成されている。伝熱板6は、伝熱フィラーFIの長手方向が積層方向に沿っている第1領域61と、伝熱フィラーFIの長手方向が積層方向と交差する方向に沿っている第2領域62と、を有している。別言すれば、伝熱板6は、伝熱フィラーFIの長手方向が厚み方向を向いている第1異方性板と、伝熱フィラーFIの長手方向が面内方向を向いている第2異方性板を組み合わせたものである。
異方性板は、エポシキ樹脂、ポリイミド、ベンゾオキサジンなどの樹脂を溶融させたものに、伝熱フィラーをその長手方向を揃えて分散させた後に樹脂を硬化させ、シート状に薄くカットして作られる。伝熱板6は、2種類の異方性板(上記した第1異方性板と第2異方性板)を並べて接合して作られる。あるいは、伝熱板6は、上記した第2異方性板に、放熱板と対向する位置に孔を設け、その孔に第1異方性板を配置して周囲を接合して作られる。
第1領域61は、対向する放熱板の範囲内に配置され、第2領域62は、第1領域61の周囲に配置されている。そのため、本実施例の半導体装置2では、放熱板に対向する第1領域61が、半導体モジュール10から冷却器3へと効率的な熱伝導を実現する。先に述べたように、複数の細長い伝熱フィラーをその長手方向を揃えて分布させた板は、強度が低くなる。伝熱板6は、フィラーの向きが異なる2種類の異方性板を組み合わせることによって、複数の細長い伝熱フィラーが一方向に揃っている板の強度低下を補っている。即ち、伝熱板6では、伝熱フィラーがX方向(積層方向)に揃っている第1領域61と、伝熱フィラーがX方向と交差する方向に揃っている第2領域62の組み合わせが、伝熱板6の強度を高めている。また、本実施例の半導体装置2では、伝熱板6の代わりに、絶縁体およびグリスを採用した半導体装置と比較して、流体であるグリスを用いていないため、グリスが半導体モジュール10と冷却器3との間から散逸するおそれがない。
なお、上記実施例では、第2領域62における伝熱フィラーFIの長手方向が積層方向と交差する方向として、積層方向と直交する方向を例に挙げて説明したが、第2領域62が含む伝熱フィラーFIの長手方向については、種々変形可能である。例えば、第2領域62が含む伝熱フィラーFIの長手方向は、第1領域61が含む伝熱フィラーFIの長手方向に対して45度の角度で交差していてもよい。また、第2領域62として、伝熱フィラーFIの長手方向が、第1領域61に含まれる伝熱フィラーFIの長手方向に交差する複数の方向を有していてもよい。例えば、第2領域62には、第1領域61に含まれる伝熱フィラーFIに対して90度の角度で交差する伝熱フィラーFIと45度の角度で交差する伝熱フィラーFIが混在していてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2…半導体装置
3…冷却器
4a…冷媒供給管
4b…冷媒排出管
5a、5b…連結パイプ
6…伝熱板
7a…電極端子
10…半導体モジュール
10a、10b…平坦面
14…スペーサ
16a、16b、16c、16d、17a、17b、17c、17d…放熱板
18…樹脂
29…制御端子
31…ケース
32…板バネ
36…フィン
61…第1領域
62…第2領域
Da、Db…ダイオード
FI…伝熱フィラー
Ta、Tb…トランジスタ

Claims (1)

  1. 半導体素子を封止した半導体モジュールと、冷却器と、が積層されているとともに積層方向に荷重されている半導体装置であって、
    前記半導体モジュールは、積層方向に沿って前記半導体素子に対向する放熱板を有し、
    前記半導体モジュールと前記冷却器との間に伝熱板が挟まれており、
    前記伝熱板は、
    細長い複数の伝熱フィラーがその長手方向を特定方向に向けて分布しており前記特定方向の熱伝導率が他の方向の熱伝導率より高い異方性を有する異方性材料で作られており、
    前記放熱板に対向する範囲内に設けられ、前記長手方向が前記積層方向に沿っているとともに、前記伝熱板の前記積層方向における両面で露出している第1領域と、
    前記第1領域の周囲に設けられ、前記長手方向が前記積層方向と交差する方向に沿っている第2領域と、を有しており、
    前記第1領域の前記積層方向における一方の面が前記放熱板と当接しており、前記第1領域の前記積層方向における他方の面が前記冷却器と当接している、半導体装置。
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