JP6689522B2 - ロック装置 - Google Patents
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Description
これらの図において、ベース1には、フロアに設けられたストライカ2(図5参照)が進入可能な溝1aが形成されている。
ポール5のフックと対向する面には、フック3の凹部3bに係脱可能な凸部5aが形成されている。
次に、図4、図5を用いてロック装置の作動を説明する。
図4のアンロック位置にあるフック3の溝3aの壁面をストライカ2が押すことにより、フック3は矢印UL方向の付勢力に抗して、ロック位置方向へ回転する。
そして、フック3がロック位置にまで回転すると、ポール5の凸部5aはフック3の凹部3bに係合し、フック3のアンロック方向の回転が禁止される(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、スムーズなロック作動が得られるロック装置を提供することにある。
<全体構成>
図1に示すように、ロック装置51のベース53には、本図では図示しないストライカ10(図2参照)が進入可能な溝53aが形成されている。溝53aを挟んで一方の側にはフック55が、他方の側にはポール61がそれぞれ配置される。即ち、ストライカ10の進入軌跡を中心に、一方の側にはフック55が、他方の側にはポール61がそれぞれ配置される。
また。フック55とベース53との間には、カムプレート56が配置される。このカムプレート56には、フック55の穴55bに対向し、穴55bの径と同じ幅を有する溝56aが形成されている。カムプレート56のベース53との対向面には、ベース53方向に突出するカム突起56bと、スプリング突起56cとが形成されている。
そして、フック55の穴55b、カムプレート56の溝56aを挿通し、ベース53の穴53bに一方の端部がかしめ止めされる軸59により、フック55とカムプレート56とはベース53に回転可能に取り付けられている。尚、軸59の他方の端部には、フック55のベース53からの離脱を禁止するつば部59aが形成されている。
フック55の側面のうち半径方向の外周面には、フック55のアンロック位置への回転方向に沿って、フック第1凸部55d、フック第2凸部55eが形成されている。フック第1凸部55dとフック第2凸部55eとの間には、フック凹部55fが形成されている。ここで、フック凹部55fは、奥に行くほど凹部の内幅が狭くなるように形成されている。
ポール61とベース53との間には、アンロックレバー62が配置される。このアンロックレバー62には、ポール61の穴61cに対向し、穴61cと同じ径の穴62aが形成されている。
そして、ポール61の穴61aを挿通し、アンロックレバー62の穴62bにかしめ止めされるピン64により、ポール61とアンロックレバー62と一体となって回転する。
ベース53とカムプレート56との間には、軸59を巻回するようにスプリング(スパイラルスプリング )69が配置される。このスプリング69の外端部はカムプレート56に形成されたスプリング突起56cに係止され、内端部はベース53に形成された突起53dに係止されている。そして、このスプリング69により、フック55、フック55と一体となって回転するカムプレート56とは、アンロック位置方向(図2、図3において矢印UL方向)に付勢されている。
<図2(a)>
フック55が、ストライカ10が溝55aに進入可能なアンロック位置にある状態を示している。この状態において、ポール61のポール第1凸部61bの先端面である第1当接面61fが、フック55のフック第1凸部55dの外周面に当接している。尚、本実施形態では、ポール第1凸部61bの第1当接面61fは曲面とした。
<図2(b)>
図2(a)の状態から、ロック装置51とストライカ10との間の間隔を縮めると、ストライカ10は、フック55の溝55aの壁面を押し、フック55は、スプリング69の付勢力に抗して反矢印UL方向に回転し始める。
<図2(c)>
図2(b)の状態から、さらにロック装置51とストライカ10との間の間隔を縮めると、フック55はさらに反矢印UL方向に回転する。そして、ポール61のポール第2凸部61dの外周面である第2当接面61gが、フック55のフック第2凸部55eの先端角部55gに当接すると共に、ポール61のポール第1凸部61bの第1当接面61fと、フック55のフック第1凸部55dの外周面との当接が解除される。即ち、図2(b)と図2(c)との間でポール61のフック55との当接面が切り替わる。
<図3(d)>
図2(c)の状態から、さらにフック55がロック位置まで回転すると、ポール61のポール凹部61eの開口上に、フック55のフック第2凸部55eが位置すると共に、フック55のフック凹部55f上に、ポール61のポール第1凸部61bが位置し、矢印H方向に付勢されたポール61が係合位置に向かって回転し始める。
<図3(e)>
最初に、ポール61のポール凹部61eと、フック55の第2凸部55eとが係合を始める。この時、フック55の第2凸部55eの先端角部55gが、ポール61のポール凹部61eの壁面である摺接面61h上を摺接し、ポール61が係合位置に向かって移動する。
<図3(f)>
次に、フック55のフック凹部55fと、ポール61のポール第1凸部61bとが係合し始める。
<図3(g)>
ポール61がフルロック位置まで回転し、ロック状態が完了する。この時、奥に行くに従って内幅が狭くなるフック凹部55fとポール第1凸部61bとが所謂くさび状態で係合しているので、フック55は、ロック/アンロック方向へ回転が規制されている。
以上、図2(a)から図3(g)は、アンロック状態からロック状態までのロック装置51の作動である。ロック状態にあるロック装置51をアンロック状態とするのは、アンロックレバー62をスプリング71の付勢力に抗して、反矢印H方向に回転させると、フック55のフック凹部55fと、ポール61のポール第1凸部61bとの係合が解除され、フック55,ポール61は図2(a)の状態に復帰する。
(1) ポール61には、ロック位置にあるフック55に係合する際に、フック55の第2凸部55eの先端角部55gが摺接するポール61の摺接面61hと、フック55のフック凹部55fと当接して、フック55のアンロック位置方向への回転を禁止し、摺接面61hと別の部位にあるロック面61iと、を有することにより、従来より、摺接面61hと、ロック面61iとの摩耗が少なくなり、スムーズなロック作動が得られる。
61 ポール
61h 摺接面
61i ロック面
Claims (2)
- ストライカが進入可能な溝が形成され、前記ストライカが前記溝に進入可能なアンロック位置から前記ストライカの前記溝からの離脱を禁止するロック位置まで回転可能で、アンロック位置方向に付勢されたフックと、
前記フックに当接する方向に付勢され、前記ロック位置に位置する前記フックに係合することにより前記フックの回転を禁止する係合位置に移動可能なポールと、
を有し、
前記ポールには、
前記ロック位置にある前記フックに係合する際に、前記ポールの移動時に前記フックと摺接する摺接面と、
前記係合位置において、前記フックと当接して、前記フックのアンロック位置方向への回転を禁止し、前記摺接面と別の部位にある第1ロック面と,前記摺接面と前記第1ロック面との間に設けられた第2ロック面と、
を有することを特徴とするロック装置。 - 前記ロック面が前記フックと当接すると、
前記摺接面と前記フックとの当接が解除されるように形成されていることを特徴とする請求項1記載のロック装置。
Priority Applications (1)
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JP2015247433A JP6689522B2 (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015247433A JP6689522B2 (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017110461A JP2017110461A (ja) | 2017-06-22 |
JP6689522B2 true JP6689522B2 (ja) | 2020-04-28 |
Family
ID=59080486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015247433A Active JP6689522B2 (ja) | 2015-12-18 | 2015-12-18 | ロック装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6689522B2 (ja) |
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2015
- 2015-12-18 JP JP2015247433A patent/JP6689522B2/ja active Active
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