JP6689161B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
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Description
図1から図4を参照し、第1の実施形態のガス絶縁開閉装置1について説明する。
まず、ガス絶縁開閉装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、ガス絶縁開閉装置1は、主母線11A,11B、遮断器12、計器用変流器13A,13B、断路器14A,14B,14C、作業用接地開閉器15A,15B,線路側接地開閉器15C、線路側ガス絶縁母線16、計器用変圧器17、避雷針18、およびブッシング19を備えている。
なお、ガス絶縁開閉装置1の構成は、上記例に限定されない。例えば、ガス絶縁開閉装置1は、ブッシング19に代えて、変圧器などを有してもよい。
図2は、本実施形態のガス絶縁開閉装置1を示す断面図である。
図2に示すように、本実施形態の遮断器12は、この遮断器12の長手方向を略水平に沿わせて配置されている。また、遮断器12は、ガス絶縁開閉装置1が設置される基礎(設置面)Bの比較的近くに配置されている。これにより、遮断器12は、低重心となり、ガス絶縁開閉装置1の耐震性が高められている。本実施形態では、遮断器12は、この遮断器12の長手方向を主母線11A,11Bの軸方向とは交差させる姿勢(例えば略直交させる姿勢)で配置されている。また、遮断器12は、上端部および水平方向の端部に接続用の口出し部12a,12bを有する。
なお以下では、第1主母線11Aの構成について説明する。第2主母線11Bの構成は、第1主母線11Aの構成と略同じである。
図3に示すように、第1主母線11A(以下、単に主母線11Aと称する)は、導体31、複数の容器32、伸縮継手33、スペーサ34、およびスタッド35を有する。
図3に示すように、ガス絶縁開閉装置1は、主母線11A,11Bを支持する支持機構40を有する。本実施形態の支持機構40は、ガス絶縁開閉装置1が設置される基礎Bに固定されるとともに、基礎Bに対して比較的高い位置に配置された主母線11A,11Bを支持する。例えば、支持機構40は、連結部材41、固定脚42A,42B、摺動脚43A,43B、および架台44を有する。
連結部材41は、主母線11A,11Bの複数の容器32の外部に設けられている。連結部材41は、主母線11A,11Bの第1容器32Aと第2容器32Bとを互いに連結することで、上記ガス圧推力による第1容器32Aおよび第2容器32Bの変位を規制する。連結部材41は、鋼材のような金属製である。ただし、連結部材41の材質は、上記例に限定されない。連結部材41は、鋼材以外の金属製であってもよい。
図3に示すように、固定脚42A,42B(第1固定脚42A、第2固定脚42B)は、連結部材41の支持面41sに取り付けられ、主母線11A,11Bの容器32と連結部材41との間に配置されている。固定脚42A,42Bは、連結部材41に対して主母線11A,11Bの容器32を支持する。固定脚42A,42Bの各々は、「固定支持部材」の一例である。
図4に示すように、第1固定脚42Aは、受け部51と、基部52とを有する。例えば、受け部51は、第1容器32Aの外形に沿う円弧状の接続面(支持面)51aを有する(図2参照)。受け部51は、例えば溶接などで、第1容器32Aに固定されている。一方で、基部52は、連結部材41の支持面41sに沿う板状に形成されている。基部52には、この基部52を連結部材41に固定する固定部材53(例えばボルト)が通される挿通穴54が設けられている。例えば、挿通穴54は、丸穴である。基部52は、挿通穴54に通される固定部材53によって連結部材41に固定される。これにより、第1固定脚42Aは、第1容器32Aと連結部材41とを固定する。
図3に示すように、摺動脚43A,43B(第1摺動脚43A、第2摺動脚43B)は、連結部材41の支持面41sに取り付けられ、主母線11A,11Bの容器32と連結部材41との間に配置されている。摺動脚43A,43Bは、連結部材41に対して主母線11A,11Bの容器32を支持する。摺動脚43A,43Bの各々は、「摺動支持部材」の一例である。
図3に示すように、架台44は、ガス絶縁開閉装置1が設置される基礎Bの上に設けられている。本実施形態の架台44は、主母線11A,11Bの容器32に対して直接には接続されていない。架台44は、主母線11A,11Bの容器32に対して、連結部材41とは反対側に位置する。架台44は、基礎Bと連結部材41とに固定されている。本実施形態の架台44は、連結部材41を支持することで、連結部材41を介して主母線11A,11Bの複数の容器32を支持している。
図3に示すように、主母線11A,11Bの複数の容器32は、周囲環境の温度上昇や、導体31の発熱による温度上昇などによって熱膨張する。この複数の容器32の熱膨張は、摺動脚43A,43Bが連結部材41に対して摺動するとともに、伸縮継手33が縮むことで吸収される。
ここで、比較例として、連結部材41が設けられていない構成について考える。この場合、第1容器32Aおよび第2容器32Bに作用するガス圧推力が架台に作用するため、このガス圧推力を受けることができる強固な架台が必要になる。また、上記ガス圧推力は、架台を介して基礎にも加わるため、ガス絶縁開閉装置1が設置される基礎もガス圧推力に耐えられる構造にする必要がある。また、主母線やその他のガス絶縁母線が比較的高い位置に配置される場合、架台や基礎には、ガス圧推力に基づく大きなモーメントが作用する。このため、架台や基礎は、上記大きなモーメントを受けることができる強固な構造に形成される必要がある。
次に、図5および図6を参照し、第2の実施形態について説明する。本実施形態は、連結部材41が主母線11A,11Bの側方に設けられた点で第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図5および図6に示すように、本実施形態では、ガス絶縁開閉装置1は、例えば1本の主母線11Aに対して、複数の連結部材41を有する。複数の連結部材41は、主母線11Aの容器32の両側に分かれて配置されている。複数の連結部材41の各々は、主母線11Aの複数の容器32の側方に配置され、複数の容器32と架台44との間に設けられている。例えば、連結部材41は、第1容器32A、伸縮継手33、および第2容器32Bの側方に亘って延びている。
このような構成によれば、第1の実施形態と同様に、ガス絶縁開閉装置1の小型化を図ることができる。
次に、図7を参照し、第3の実施形態について説明する。本実施形態は、基礎Bの不等沈下を許容する回転摺動部74,75が連結部材41に設けられた点で第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図7に示すように、本実施形態では、基礎Bは、第1基礎部材B1と、第2基礎部材B2とに分割されている。例えば、第1基礎部材B1および第2基礎部材B2は、予め不等沈下が想定される場所に対応して分かれて設けられている。なお、本実施形態が適用可能な構成は、上記例に限定されない。例えば、予め分割されていない基礎Bに何らかの原因で不等沈下が生じた場合でも、本実施形態の構成は有用である。
Claims (8)
- 絶縁ガスが封入される複数の容器と、
前記複数の容器の間に設けられた伸縮継手と、
前記複数の容器の外部に配置され、前記複数の容器を連結した金属製の連結部材と、
前記容器と前記連結部材との間に設けられ、前記連結部材に対して前記容器を支持するとともに、前記複数の容器が並ぶ方向において前記容器および前記連結部材の少なくとも一方に対して摺動可能な摺動支持部材と、
を備えたガス絶縁開閉装置。 - 前記ガス絶縁開閉装置が設置される基礎の上に設けられ、前記連結部材を支持することで、前記連結部材を介して前記複数の容器を支持した架台をさらに備えた、
請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。 - 前記連結部材は、前記複数の容器と前記架台との間に配置された、
請求項2に記載のガス絶縁開閉装置。 - 前記連結部材は、前記複数の容器の下方に配置された、
請求項3に記載のガス絶縁開閉装置。 - 前記連結部材は、前記複数の容器の側方に配置された、
請求項3に記載のガス絶縁開閉装置。 - 接続部材を介して前記容器に接続された遮断器をさらに備え、
前記複数の容器は、前記遮断器よりも上方に配置され、
前記架台は、前記遮断器の少なくとも一部よりも上方の位置まで延びており、
前記連結部材は、前記遮断器の少なくとも一部よりも上方の位置で前記複数の容器と前記架台との間に設けられた、
請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。 - 前記容器と前記連結部材との間に設けられ、前記連結部材に対して前記容器を支持するとともに、前記連結部材および前記容器に固定された固定支持部材をさらに備え、
前記摺動支持部材は、前記複数の容器が並ぶ方向において前記固定支持部材と前記伸縮継手との間の位置に配置された、
請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。 - 絶縁ガスが封入される複数の容器と、
前記複数の容器の間に設けられた伸縮継手と、
前記複数の容器の外部に配置され、前記複数の容器を連結した金属製の連結部材と、
を備え、
前記複数の容器は、第1容器と、第2容器とを含み、
前記連結部材は、前記第1容器に固定された第1部材と、前記第2容器に固定された第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に設けられて前記複数の容器が並ぶ方向とは交差する方向に回動可能な回転摺動部とを有した、
ガス絶縁開閉装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016164031A JP6689161B2 (ja) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018033240A JP2018033240A (ja) | 2018-03-01 |
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JP2016164031A Active JP6689161B2 (ja) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | ガス絶縁開閉装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6689161B2 (ja) |
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- 2016-08-24 JP JP2016164031A patent/JP6689161B2/ja active Active
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