JP6688989B2 - カメラ校正装置およびカメラ校正方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラの校正を行うカメラ校正装置およびカメラ校正方法に関する。
車両に取り付けられたカメラで車両の周囲を撮像し、撮像された画像を用いて運転支援を行う技術が知られている。このような技術では、カメラの取り付け位置の誤差とカメラ自体の製造誤差などにより、撮像された画像に設計値とのずれが生じる。そのため、工場などにおいてカメラの取り付け位置の誤差などを予め校正しておく必要がある。校正の際、校正用マーカをカメラで撮像し、撮像された校正用マーカの画像から特徴点を抽出し、抽出された特徴点の座標に基づいて、カメラを校正するためのカメラパラメータを調整する(例えば、特許文献1参照)。撮像された画像における校正用マーカの画像の占有割合が大きく、特徴点が均等かつ高密度に分布しているほど、校正精度を向上することができる。
特開2011−155687号公報
しかし、設置スペースの制約から、小型の校正用マーカを用いることが望まれている。校正用マーカが小さくなるほど、抽出できる特徴点の数が少なくなるとともに、特徴点は撮像された画像の一部に密集する。この場合、カメラの取り付け位置の誤差による特徴点の動きは、レンズ歪みの影響を受けにくく、平行移動に近くなるため、校正精度が低下する。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、カメラの校正精度を向上できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のカメラ校正装置は、カメラで撮像された校正用マーカの画像から複数の第1特徴点を抽出する特徴点抽出部と、前記複数の第1特徴点のそれぞれの第1特徴点によって規定される複数の第1図形の面積を算出する面積算出部と、(1)前記それぞれの第1特徴点の座標と、(2)前記複数の第1図形のそれぞれの第1図形の面積の第1総和と、前記カメラを校正するためのカメラパラメータをもとに、前記画像上における複数の第2特徴点を計算し、前記複数の第2特徴点の、それぞれの第2特徴点によって規定される複数の第2図形の面積を算出し、算出された前記複数の第2図形の、それぞれの第2図形の面積の第2総和と、の差と、に基づいて、前記カメラパラメータを調整する調整部と、を備える。
本発明の別の態様は、カメラ校正方法である。この方法は、カメラで撮像された校正用マーカの画像から複数の第1特徴点を抽出することと、前記複数の第1特徴点のそれぞれの第1特徴点によって規定される複数の第1図形の面積を算出することと、(1)前記それぞれの第1特徴点の座標と、(2)前記複数の第1図形のそれぞれの第1図形の面積の第1総和と、前記カメラを校正するためのカメラパラメータをもとに、前記画像上における複数の第2特徴点を計算し、前記複数の第2特徴点の、それぞれの第2特徴点によって規定される複数の第2図形の面積を算出し、算出された前記複数の第2図形の、それぞれの第2図形の面積の第2総和と、の差と、に基づいて、前記カメラパラメータを調整することと、を備える。
本発明によれば、カメラの校正精度を向上できる。
図1(a)は、一実施形態に係る校正の際の車両と校正用マーカとの位置関係を示す図であり、図1(b)は、図1(a)の校正用マーカの一例を示す平面図である。 図1のカメラ校正装置の概略的な構成を示すブロック図である。 図3(a)は、カメラの取り付け位置の誤差がない理想的な場合の校正用マーカの画像を示す図であり、図3(b)は、カメラの取り付け位置のヨー角の誤差がある場合の校正用マーカの画像を示す図である。 図4(a)は、図3(a)と図3(b)の特徴点を重ねて示す図であり、図4(b)は、図3(a)と図3(b)の特徴点と図形を重ねて示す図である。 図1のカメラ校正装置の処理を示すフローチャートである。
図1(a)は、一実施形態に係る校正の際の車両C1と校正用マーカM1,M2との位置関係を示す図であり、図1(b)は、図1(a)の校正用マーカM1,M2の一例を示す平面図である。図1(a)では、車両C1の生産工場などにおいてカメラ10の校正が行われる時の車両C1の周囲を上方から俯瞰している。車両C1は、カメラ10と、カメラ校正装置20と、を備える。カメラ10は、車両C1の後部のバックドアなどに取り付けられ、車両C1の後方を撮像する。カメラ10は、車両の中心軸付近に取り付けられてもよいし、車両の中心軸からオフセットして取り付けられてもよい。カメラ校正装置20は、カメラ10を校正するためのカメラパラメータを調整する。
校正用マーカM1,M2は、カメラ10の撮像範囲内における車両C1の後方の予め定められた位置に、床面に対してほぼ垂直に配置されている。校正用マーカM1,M2は、車両の中心軸の両側にほぼ対称に配置されている。
図1(b)に示すように、各校正用マーカM1,M2は、16個の正方形がマトリックス状に配列された市松模様を有している。カメラ10は、この市松模様を撮像する。
図2は、図1のカメラ校正装置20の概略的な構成を示すブロック図である。カメラ校正装置20は、画像記憶部22と、特徴点抽出部24と、面積算出部26と、調整部28と、を備える。
画像記憶部22は、カメラ10で撮像された校正用マーカM1,M2の画像を記憶する。
特徴点抽出部24は、画像記憶部22に記憶された校正用マーカM1,M2の画像から複数の特徴点を抽出する。特徴点を抽出する方法は特に限定されないが、特徴点抽出部24は、パターンマッチング技術を用いて特徴点を抽出してもよい。パターンマッチング技術を用いる場合、特徴点抽出部24は、各特徴点用のテンプレートを画像上で走査させて、そのテンプレートと一致度の高い画像上のパターンから特徴点を抽出する。
面積算出部26は、特徴点抽出部24で抽出された特徴点によって規定される図形の面積を算出する。各図形は、3つ以上の特徴点を頂点とする多角形である。
調整部28は、特徴点抽出部24で抽出された特徴点の座標と、面積算出部26で算出された図形の面積とに基づいて、カメラパラメータを調整する。
面積算出部26と調整部28の詳細な機能は後述する。
カメラ校正装置20の構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
カメラパラメータの調整について、図3(a),(b)と図4(a),(b)を参照して説明する。
図3(a)は、カメラ10の取り付け位置の誤差がない理想的な場合の校正用マーカM1,M2の画像I1を示す図であり、図3(b)は、カメラ10の取り付け位置のヨー角の誤差がある場合の校正用マーカM1,M2の画像I2を示す図である。画像I1,I2は、カメラ10で撮像されている。以下では、図3(b)の場合においてカメラパラメータを調整する一例について説明する。
図4(a)は、図3(a)と図3(b)の特徴点P1C〜P10C,P1〜P10を重ねて示す図であり、図4(b)は、図3(a)と図3(b)の特徴点P1C〜P10C,P1〜P10と図形F1C〜F8C,F1〜F8を重ねて示す図である。説明を明確化するため、図4(a),(b)においては、校正用マーカM1,M2を除去している。
図3(a),(b)に示すように、画像I1には、10個の特徴点P1C〜P10Cが存在する。画像I2には、10個の特徴点P1〜P10が存在する。特徴点P1,P1Cは、校正用マーカM1の中央に位置する。特徴点P2,P2Cは、校正用マーカM1の左上の4つの正方形の中央に位置し、特徴点P3,P3Cは、校正用マーカM1の右上の4つの正方形の中央に位置する。特徴点P4,P4Cは、校正用マーカM1の左下の4つの正方形の中央に位置し、特徴点P5,P5Cは、校正用マーカM1の右下の4つの正方形の中央に位置する。特徴点P6〜P10,P6C〜P10Cと校正用マーカM2との関係も同様であるため説明を省略する。
図形F1は、特徴点P1〜P3を頂点とする三角形である。図形F2は、特徴点P1,P4,P5を頂点とする三角形である。図形F3は、特徴点P1,P2,P4を頂点とする三角形である。図形F4は、特徴点P1,P3,P5を頂点とする三角形である。
図形F5は、特徴点P6〜P8を頂点とする三角形である。図形F6は、特徴点P6,P9,P10を頂点とする三角形である。図形F7は、特徴点P6,P7,P9を頂点とする三角形である。図形F8は、特徴点P6,P8,P10を頂点とする三角形である。
図形F1C〜F8Cと特徴点P1C〜P10Cとの関係も同様であるため説明を省略する。
このように、図2の面積算出部26は、校正用マーカM1の画像において、概ね第1方向(上下方向)yに並ぶ1組の図形F1,F2の面積と、概ね第2方向(左右方向)xに並ぶ1組の図形F3,F4の面積と、を算出する。また、面積算出部26は、校正用マーカM2の画像において、概ね第1方向yに並ぶ1組の図形F5,F6の面積と、概ね第2方向xに並ぶ1組の図形F7,F8の面積と、を算出する。第2方向xは第1方向yに交差する。
ここで、校正用マーカM1,M2は、前述のように予め定められた位置に設置されるため、車両C1を基準とした基準座標系(世界座標系)における校正用マーカM1,M2上の各特徴点の座標は、既知である。基準座標系における既知の特徴点の座標とカメラパラメータとを公知の方法により演算することにより、画像上の特徴点の座標が計算できる。ここでは、初期値のカメラパラメータを用いて計算された画像上の特徴点の座標は、図3(a)の理想的な場合の特徴点P1C〜P10Cの座標と等しいとする。
カメラパラメータが最適値であれば、計算された特徴点P1C〜P10Cの各座標は、撮像された画像から抽出された対応する特徴点P1〜P10の座標と等しくなる。カメラパラメータが最適値から異なるほど、特徴点P1C〜P10Cと対応する特徴点P1〜P10の座標は差が大きくなる。そこで、図2の調整部28は、評価値が小さくなるようにカメラパラメータを繰り返し調整し、カメラパラメータを最適値に近づける。評価値は、第1評価値と第2評価値の和である。
第1評価値は、図4(a)に示す距離L1〜L10の総和である。距離L[i](iは1〜10の整数)は、計算された特徴点P[i]Cの座標と、撮像された画像から抽出された特徴点P[i]の座標との距離である。なお、図4(a)においては、距離L1とL6は図示を省略している。
第2評価値は、面積差S1〜S8の総和である。面積差S[j](jは1〜8の整数)は、計算された特徴点P1C〜P10Cから算出された図形F[j]Cの面積と、画像から抽出された特徴点P1〜P10から算出された図形F[j]の面積との差である。
評価値が小さくなるようにカメラパラメータを調整する方法としては、最急降下法などの公知の方法を用いることができる。図2の調整部28は、例えば、評価値がほぼ一定になった場合、または、評価値が所定のしきい値より小さくなった場合、評価値が収束したと判定してカメラパラメータの調整を終了する。
例えば、図4(a)の計算された特徴点P2Cと抽出された特徴点P2との距離L2と比較して、図4(b)の図形F3Cの面積と図形F3の面積との面積差S3は、数値として大きい。よって、特徴点のみを用いる場合と比較して、繰り返し演算における変化を大きく捉えることができ、校正の精度を向上できる。
また、図形F3Cの面積と図形F3の面積との面積差S3と比較して、図形F1Cの面積と図形F1の面積との面積差S1は小さい。図形F4Cの面積と図形F4の面積との面積差S4と比較して、図形F2Cの面積と図形F2の面積との面積差S2は小さい。即ち、カメラ10の取り付け位置のヨー角の誤差により、図形F1〜F8の面積はそれぞれ異なる傾向で変化している。そのため、面積差S1〜S8の総和が小さくなるようにカメラパラメータを調整することにより、カメラ10の取り付け位置のヨー角の誤差をより精度良く校正できる。
同様に、カメラ10の取り付け位置のピッチ角およびロール角の誤差が存在する場合にも、図形F1〜F8の面積はそれぞれ異なる傾向で変化するので、より精度良く校正できる。
図5は、図1のカメラ校正装置20の処理を示すフローチャートである。まず、特徴点抽出部24は、カメラ10で撮像された校正用マーカM1,M2の画像から複数の特徴点P1〜P10を抽出する(S1)。次に、面積算出部26は、抽出された特徴点P1〜P10によって規定される図形F1〜F8の面積を算出する(S2)。次に、調整部28は、抽出された特徴点P1〜P10の座標と、算出された図形F1〜F8の面積とに基づいて、カメラパラメータを調整する(S3)。次に、調整部28は、評価値が収束したか判定し(S4)、収束していない場合(S4のN)、S3の処理に戻る。調整部28は、評価値が収束した場合(S4のY)、処理を終了する。
調整されたカメラパラメータは、車両C1内の図示しない記憶部に記憶される。そして、車両C1内の図示しない画像処理装置は、記憶されたカメラパラメータを用いて、カメラ10により撮像された画像を補正し、カメラ10の取り付け位置の誤差などによる歪みが補正された画像を生成する。補正された画像は、ドライバーが車両C1の後方を確認するためなどに用いられる。
このように、本実施形態によれば、特徴点の座標のみを用いる場合と比較して、カメラパラメータの調整に用いられる特徴量が増える。その上、カメラ10の取り付け位置の誤差に応じて、面積は特徴点とは異なる変化をする。また、カメラ10の取り付け位置の誤差による面積の変化量は、カメラ10の取り付け位置の誤差による特徴点の座標の変化量と比べて大きい。よって、特徴点のみを用いる場合と比較して、校正の精度を向上できる。
従って、特徴点のみを用いる場合と比較して、校正の精度を低下させることなく、より小型の校正用マーカを用いることもできる。
また、カメラ10のピッチ角と、ヨー角と、ロール角の少なくとも何れかのずれにより、第1方向yに並ぶ1組の図形F1,F2の面積と、第2方向xに並ぶ1組の図形F3,F4の面積とは、それぞれ異なる傾向で変化する。同様に、1組の図形F5,F6の面積と、1組の図形F7,F8の面積も、それぞれ異なる傾向で変化する。そのため、カメラ10の取り付け位置のピッチ角、ヨー角およびロール角の誤差の影響をより精度良く校正できる。
以上、本発明について、実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、また、そうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、1つの校正用マーカを用いてもよい。この場合、上述の実施形態よりも校正精度は低下するが、校正用マーカの設置スペースを削減できる。
また、3つ以上の校正用マーカを用いてもよい。この場合、上述の実施形態よりも校正精度は向上するが、校正用マーカの設置スペースは増加する。
また、1つの校正用マーカにおいて少なくとも1つの図形を規定する3つ以上の特徴点を抽出可能であれば、校正用マーカの具体的な模様は特に限定されない。1つの図形の面積に基づいてカメラパラメータを調整する場合、上述の実施形態よりも校正精度は低下するが、カメラパラメータの調整時間をより短くすることができる場合もある。
また、図形は、三角形以外の多角形であってもよく、それぞれ異なる形状であってもよい。
さらに、第1評価値は、図4(a)に示す距離L1〜L10に基づく値であればよく、距離L1〜L10の平均であってもよい。第2評価値は、面積差S1〜S8に基づく値であればよく、面積差S1〜S8の平均であってもよい。
さらに、カメラ10が取り付けられる位置は、車両C1の前部または側部などでもよい。また、カメラ校正装置20により、車両C1以外の装置に取り付けられたカメラ10を校正してもよい。
本発明の一態様は、次の通りである。
[項目1]
カメラで撮像された校正用マーカの画像から複数の特徴点を抽出する特徴点抽出部と、
前記特徴点抽出部で抽出された前記特徴点によって規定される図形の面積を算出する面積算出部と、
前記特徴点抽出部で抽出された前記特徴点の座標と、前記面積算出部で算出された前記図形の面積とに基づいて、前記カメラを校正するためのカメラパラメータを調整する調整部と、
を備えることを特徴とするカメラ校正装置。
この態様によると、カメラの取り付け位置の誤差に応じて面積は特徴点とは異なる変化をするとともに、カメラの取り付け位置の誤差による面積の変化量は、カメラの取り付け位置の誤差による特徴点の座標の変化量と比べて大きいので、校正の精度を向上できる。
[項目2]
前記面積算出部は、第1方向に並ぶ1組の図形の面積と、前記第1方向に交差する第2方向に並ぶ1組の図形の面積と、を算出することを特徴とする項目1に記載のカメラ校正装置。
この場合、カメラのピッチ角と、ヨー角と、ロール角の少なくとも何れかのずれにより、第1方向に並ぶ1組の図形の面積と、第2方向に並ぶ1組の図形の面積とは、それぞれ異なる傾向で変化するので、カメラの取り付け位置の誤差の影響をより精度良く校正できる。
[項目3]
カメラで撮像された校正用マーカの画像から複数の特徴点を抽出するステップと、
抽出された前記特徴点によって規定される図形の面積を算出するステップと、
抽出された前記特徴点の座標と、算出された前記図形の面積とに基づいて、前記カメラを校正するためのカメラパラメータを調整するステップと、
を備えることを特徴とするカメラ校正方法。
この態様によると、カメラの取り付け位置の誤差に応じて面積は特徴点とは異なる変化をするとともに、カメラの取り付け位置の誤差による面積の変化量は、カメラの取り付け位置の誤差による特徴点の座標の変化量と比べて大きいので、校正の精度を向上できる。
10 カメラ、20 カメラ校正装置、24 特徴点抽出部、26 面積算出部、28 調整部。

Claims (2)

  1. カメラで撮像された校正用マーカの画像から複数の第1特徴点を抽出する特徴点抽出部と、
    前記複数の第1特徴点のそれぞれの第1特徴点によって規定される複数の第1図形の面積を算出する面積算出部と、
    (1)前記それぞれの第1特徴点の座標と、
    (2)前記複数の第1図形のそれぞれの第1図形の面積の第1総和と、
    前記カメラを校正するためのカメラパラメータをもとに、前記画像上における複数の第2特徴点を計算し、前記複数の第2特徴点の、それぞれの第2特徴点によって規定される複数の第2図形の面積を算出し、算出された前記複数の第2図形の、それぞれの第2図形の面積の第2総和と、の差と、
    に基づいて、前記カメラパラメータを調整する調整部と、
    を備える、
    カメラ校正装置。
  2. カメラで撮像された校正用マーカの画像から複数の第1特徴点を抽出することと、
    前記複数の第1特徴点のそれぞれの第1特徴点によって規定される複数の第1図形の面積を算出することと、
    (1)前記それぞれの第1特徴点の座標と、(2)前記複数の第1図形のそれぞれの第1図形の面積の第1総和と、前記カメラを校正するためのカメラパラメータをもとに、前記画像上における複数の第2特徴点を計算し、前記複数の第2特徴点の、それぞれの第2特徴点によって規定される複数の第2図形の面積を算出し、算出された前記複数の第2図形の、それぞれの第2図形の面積の第2総和と、の差と、に基づいて、前記カメラパラメータを調整することと、
    を備える、
    カメラ校正方法。
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