JP6688420B2 - 取引管理装置、取引管理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係るシェアリングエコノミー提供システム1のシステム構成例を示す図である。シェアリングエコノミー提供システム1は、取引管理装置10と、外部装置(法人Aシステム)20aと、外部装置(法人Bシステム)20bと、外部装置(法人Cシステム)20cと、外部装置(個人b端末)20dと、外部装置(個人c端末)20eと、外部装置(個人d端末)20fと、外部装置(個人e端末)20gと、外部装置(個人f端末)20hと、外部装置(個人a端末)20iと、外部装置(個人g端末)20jと、プリペイドシステム30とを含む。以下の説明において、外部装置(法人Aシステム)20aと、外部装置(法人Bシステム)20bと、外部装置(法人Cシステム)20cと、外部装置(個人b端末)20dと、外部装置(個人c端末)20eと、外部装置(個人d端末)20fと、外部装置(個人e端末)20gと、外部装置(個人f端末)20hと、外部装置(個人a端末)20iと、外部装置(個人g端末)20jとを区別しない場合は、「外部装置20」と記載する。
図2は、第1実施形態に係るシェアリングエコノミー提供システム1が行う動作の概要を説明するための図である。例えば、個人bは、法人Aから業務の委託(法人Aのホームページ作成等)を受けて当該業務を完了させたとする(S11)。法人Aは、個人bが行った業務の検収を行った後、個人bが行った業務に対する対価を個人bに支払う。このとき、外部装置(法人Aシステム)20aは、取引管理装置10に対して、法人Aから個人bに所定の金額を支払うことを指示するバリュー移動情報を送信する(S12)。
図3は、取引管理装置10のハードウェア構成例を示す図である。図3に示すように、取引管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ又はHDD(HardDisk)等の記憶装置12、通信ネットワークNと接続するために用いられる通信IF(Interface)13、キーボードやタッチパネル等の入力装置14及びディスプレイ等の出力装置15を含む。
図4は、第1実施形態に係る取引管理装置10の機能ブロック構成例を示す図である。取引管理装置10は、受付部101と、特定部102と、判定部103と、移動処理部104と、記憶部105とを有する。
図8は、シェアリングエコノミー提供システム1が行う処理手順の一例を示すシーケンス図である。図8の例は、法人Aサービスグループに属する法人Aから、個人dに対して依頼された業務を個人dが行い、その結果、法人Aから個人dに対して支払いが行われる状況を想定している。また、内部ID情報及び外部ID情報には、それぞれ、図5及び図6に示す情報が格納されている前提とする。
以上、第1実施形態について説明した。第1実施形態では、取引主体の間で行われる金銭の支払いを、各取引主体が所持するプリペイドカード間でバリューを移動させることで実現するようにした。これにより、銀行口座間で金銭の支払を行う場合と比較して、金銭を移動することで生じる振込手数料等の手数料の抑制や、銀行口座間で金銭を移動する際に生じるタイムラグ(例えば1営業日程度のタイムラグ)の抑制を図ることができる。
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、複数のサービスグループが存在する状態で取引管理装置10が行う処理を説明したが、第2実施形態では、説明の便宜上、すべての取引主体が法人Mにより提供されるサービスグループに属する前提で説明を行う。その他、第2実施形態において特に言及しない点については第1実施形態と同一でよい。
図11は、第2実施形態に係る取引管理装置10の機能ブロック構成例を示す図である。第2実施形態に係る取引管理装置10は、受付部201と、特定部202と、判定部203と、口座開設部204と、移動処理部205と、記憶部206とを有する。各機能ブロックは、第1実施形態で説明した機能も備えている。
図16〜図19は、第2実施形態に係るシェアリングエコノミー提供システム1が行う処理手順の一例を示すシーケンス図である。図16〜図19を用いて、第2実施形態に係る取引管理装置10が行う処理手順について説明する。なお、以下の説明では、内部ID情報、外部ID情報、メイン口座情報及びサブ口座情報には、それぞれ、図12、図13、図14(a)及び図14(b)に示すデータが格納されているものとする。また、各取引主体は取引管理装置10に利用登録されており、内部ID情報及び外部ID情報には、各取引主体の内部ID及び外部IDが格納されているものとする。
まず、取引主体間で契約が締結され、サブ口座の開設が行われる際の処理手順について図16を用いて説明する。外部装置20mは、サブ口座開設情報を取引管理装置10に送信する(S301)。サブ口座開設情報には、発注者の外部ID及び受注者の外部IDを含む契約IDが含まれる。取引管理装置10の特定部202は、サブ口座開設情報を受け付けると、外部ID情報を用いて、契約IDに含まれる発注者の外部ID及び受注者の外部IDを、それぞれ、発注者の内部ID及び受注者の内部IDに変換する。
次に、発注者から受注者に対してバリューの仮払いが行われる際の処理手順について図16を用いて説明する。外部装置20mは、契約ID、取引ID及び仮払いするバリューの額を含む仮払い指示情報を取引管理装置10に送信する(S351)。取引管理装置10の特定部202は、仮払い指示情報を受け付けると、外部ID情報を用いて、契約ID及び取引IDに含まれる外部IDを内部IDに変換する。
発注者が受注者に取引を依頼した後、何らかの理由で取引が中止されることが想定される。この場合、受付部201は、発注者から受注者に仮払いされた額のバリューを、発注者に戻すことを指示する仮払い取消指示を外部装置20から受け付けるようにしてもよい。また、移動処理部205は、受付部で201受け付けた仮払い取消指示に基づいて、仮払いされた額のバリューを、受注者のサブ口座から発注者のメイン口座に移動させるようにしてもよい。以下、図16を用いて具体的な処理手順を説明する。
発注者が受注者に取引を依頼した後、何らかの理由で受注者が変更になることが想定される。この場合、受付部201は、受注者に仮払いされた額のバリューを、新たな発注者に移動させることを指示する移動指示を外部装置20から受け付けるようにしてもよい。また、移動処理部205は、受付部で201受け付けた移動指示に基づいて、仮払いされた額のバリューを、受注者のサブ口座から新たな発注者のサブ口座に移動させるようにしてもよい。以下、図17を用いて具体的な処理手順を説明する。
次に、取引が完了し、発注者から受注者に対してバリューの支払いが行われる際の処理手順について図17を用いて説明する。外部装置20mは、契約ID及び取引IDを含む支払い指示情報を取引管理装置10に送信する(S501)。取引管理装置10の特定部202は、支払い指示情報を受け付けると、外部ID情報を用いて、契約ID及び取引IDに含まれる外部IDを内部IDに変換する。
続いて、個人グループに対して支払われたバリューを、各個人のメイン口座に分配する、バリュー移動申請処理について図18を用いて説明する。バリュー移動申請処理では、バリューの移動申請を行った個人(以下、「申請者」と言う。)と同一の個人グループに属する他の個人が、申請者へのバリュー移動を許可した場合にバリューの移動を行う。なお、以降の説明においては、個人グループ(v、w)に属する個人vがバリュー移動申請等を行うものとする。また、各外部装置20は、個人グループに属する各個人の内部IDを予め把握しているものとする。
バリュー移動申請を行った申請者が、何らかの理由でバリューの移動申請の取り消しを希望することが想定される。この場合、受付部201は、申請者のメイン口座に移動させた所定のバリューを、個人グループのメイン口座に格納されるバリュー残高に戻すことを指示するバリュー移動取消申請を外部装置20から受け付けるようにしてもよい。また、移動処理部205は、受付部で201受け付けたバリュー移動取消申請に基づいて、移動したバリューを、申請者のメイン口座から個人グループのメイン口座に移動させるようにしてもよい。以下、図18を用いて具体的な処理手順を説明する。
バリュー移動申請を許可した各個人が、何らかの理由で、一旦許可したバリュー移動申請の取消を希望することが想定される。この場合、受付部201は、個人グループに含まれる申請者(第1個人)以外の各個人(第2個人)から、又は、各個人(第2個人)の中でバリュー移動申請を許可するとの通知を行った各個人(第3個人)から、申請者のメイン口座に移動させた所定のバリューを、個人グループのメイン口座に格納されるバリュー残高に戻すことを指示するバリュー移動取消申請を受け付けるようにしてもよい。また、移動処理部205は、各個人から受けたバリュー移動取消申請が所定の条件(第2条件)を満たす場合、申請者(第1個人)のメイン口座に格納される所定のバリューを、個人グループのメイン口座に移動させるようにしてもよい。
第2実施形態では、バリュー移動取消処理により申請者から個人グループにバリューを移動させるのではなく、申請者のメイン口座をロックすることで申請者がバリューを利用できなくするようにしてもよい。この場合、受付部201は、個人グループに含まれる申請者(第1個人)以外の各個人(第2個人)から、又は、各個人(第2個人)の中でバリュー移動申請を許可するとの通知を行った各個人(第3個人)から、申請者(第1個人)のメイン口座を利用不可にすることを指示するロック申請を受け付けるようにしてもよい。
以上説明した第2実施形態によれば、取引が開始されてから取引が完了するまでの間、取引を受けた取引主体にバリューを仮払いすることを可能とした。これにより、取引を受けた取引主体は、取引完了時にバリューの支払を受けられないというリスクを回避することができ、安心して取引を遂行することが可能になる。一方、取引を依頼した取引主体は、取引が適切に完了するまでの間は、仮払いしたバリューを取り戻せるという安心感を得ることが可能になる。
以上説明した第2実施形態では、仮払いが行われることで、取引を依頼した取引主体のメイン口座から取引を“受けた”取引主体のサブ口座にバリューを移動させるようにした。一方、第2実施形態の変形例では、仮払いが行われることで、取引を依頼した取引主体のメイン口座から取引を“依頼した”取引主体のサブ口座にバリューを移動させるようにする。また、支払い指示が行われることで、取引を依頼した取引主体のサブ口座から、取引を受けた取引主体のメイン口座にバリューを移動させるようにする。
以上説明した各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態で説明したフローチャート、シーケンス、実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
Claims (19)
- 複数の取引主体の間で行われる取引を管理する取引管理装置であって、
前記複数の取引主体の各々が所有するバリューを管理する口座を、該取引主体ごとに記憶する記憶部と、
取引を依頼した取引主体から該取引を受けた取引主体に銀行の預金とは異なるバリューを移動させることを指示するバリュー移動情報を受け付ける受付部と、
前記受付部で受け付けた前記バリュー移動情報に基づいて、前記取引を依頼した取引主体の口座のバリュー残高から、前記取引を受けた取引主体の口座のバリュー残高に、前記バリュー移動情報で指示される額のバリューを移動させる移動処理部と、
を有し、
前記記憶部に記憶される前記口座は、該口座に対応する取引主体が所有するバリューのバリュー残高を格納するメイン口座と、該口座に対応する取引主体に対して取引を依頼した取引主体から仮払いされたバリューを格納するサブ口座とを含み、
前記受付部は、前記取引を依頼した取引主体から前記取引を受けた取引主体に仮払いされた額のバリューを、前記取引を受けた取引主体に支払うことを指示する支払い指示を受け付け、
前記移動処理部は、前記受付部で受け付けた前記支払い指示に基づいて、前記取引を依頼した取引主体のサブ口座若しくは前記取引を受けた取引主体のサブ口座に格納されている前記仮払い指示で指示された額のバリューを、前記取引を受けた取引主体のメイン口座に移動させるか、又は、前記取引を依頼した取引主体のサブ口座に格納されている前記仮払い指示で指示された額のバリューを、前記取引を受けた取引主体のサブ口座に移動させる、取引管理装置。 - 前記バリュー残高は、前記複数の取引主体の各々が所有するプリペイドカードにチャージされた金額の残高である、
請求項1に記載の取引管理装置。 - 前記複数の取引主体の各々は、法人、個人、及び、複数の個人を含む個人グループのうちいずれか一つである、
請求項1又は2に記載の取引管理装置。 - 取引主体ごとに、該取引管理装置の内部で用いられるIDであって取引主体を該取引管理装置の内部で一意に特定する内部IDと、該取引主体が属するグループにより発行されたIDであって取引主体を該グループの中で一意に特定する外部IDとを対応づけて管理する管理情報を記憶する記憶部、を有し、
前記バリュー移動情報には、前記取引を依頼した取引主体を示す情報として前記取引を依頼した取引主体の外部IDと、前記取引を受けた取引主体を示す情報として前記取引を受けた取引主体の外部IDとが含まれており、
前記管理情報を用いて、前記取引を依頼した取引主体の外部IDから該取引主体の内部IDを取得することで、該取引を依頼した取引主体を一意に特定すると共に、前記取引を受けた取引主体の外部IDから該取引主体の内部IDを取得することで、該取引を受けた取引主体を一意に特定する特定部、を更に有し、
前記移動処理部は、前記特定部で特定された前記取引を依頼した取引主体の口座のバリュー残高から、前記特定部で特定された前記取引を受けた取引主体の口座のバリュー残高に、前記バリュー移動情報で指示される額のバリューを移動させる、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の取引管理装置。 - 前記移動処理部は、前記バリュー移動情報で指示される額のバリューを、前記取引を依頼した取引主体が所有する第1プリペイドカードから前記取引を受けた取引主体が所有する第2プリペイドカードに移動させることを指示する情報を、前記第1プリペイドカード及び前記第2プリペイドカードを管理するプリペイド管理システムに送信することで、前記バリュー移動情報で指示される額のバリューを移動させる、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の取引管理装置。 - 前記受付部は、前記取引を依頼した取引主体から前記取引を受けた取引主体に対してバリューを仮払いすることを指示する仮払い指示を受け付け、
前記移動処理部は、前記受付部で受け付けた前記仮払い指示に基づいて、前記取引を依頼した取引主体のメイン口座に格納されるバリュー残高から、前記取引を依頼した取引主体のサブ口座又は前記取引を受けた取引主体のサブ口座に、前記仮払い指示で指示される額のバリューを移動させる、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の取引管理装置。 - 前記移動処理部は、前記取引を依頼した取引主体のサブ口座に格納されている前記仮払い指示で指示された額のバリューを、前記取引を受けた取引主体のサブ口座に移動させた場合、更に、前記取引を受けた取引主体からの指示に基づいて、前記取引を受けた取引主体のサブ口座に格納されているバリューを、前記取引を受けた取引主体のメイン口座に移動させる、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の取引管理装置。 - 前記受付部は、前記取引を依頼した取引主体から前記取引を受けた取引主体に仮払いされた額のバリューを、前記取引を依頼した取引主体に戻すことを指示する仮払い取消指示を受け付け、
前記移動処理部は、前記受付部で受け付けた前記仮払い取消指示に基づいて、前記取引を依頼した取引主体のサブ口座又は前記取引を受けた取引主体のサブ口座に格納される、前記仮払い指示で指示された額のバリューを、前記取引を依頼した取引主体のメイン口座に移動させる、
請求項1乃至7のいずれか一項に記載の取引管理装置。 - 前記取引を受けた取引主体は複数の取引主体を含む取引主体グループであり、
前記記憶部は、前記取引主体グループに含まれる複数の取引主体の各々について、該複数の取引主体の各々が所有するバリューを管理するための前記口座を該取引主体ごとに記憶し、
前記受付部は、前記取引主体グループに含まれる第1取引主体から、前記取引を受けた取引主体のメイン口座に格納されるバリュー残高のうち所定のバリューを、該第1取引主体のメイン口座に移動させることを指示するバリュー移動申請を受け付け、
前記移動処理部は、
前記取引主体グループに含まれる複数の取引主体のうち前記第1取引主体以外の第2取引主体の各々に対して、前記バリュー移動申請を許可するか否かの問い合わせを行い、
前記第2取引主体から受けた前記バリュー移動申請を許可するとの通知が第1条件を満たす場合、前記所定のバリューを、該第1取引主体のメイン口座に移動させ、
前記第2取引主体から受けた前記バリュー移動申請を許可するとの通知が前記第1条件を満たさない場合、前記所定のバリューを、該第1取引主体のメイン口座に移動させない、
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の取引管理装置。 - 前記第1条件を満たす場合とは、全ての前記第2取引主体又は所定の割合以上の前記第2取引主体から前記バリュー移動申請を許可するとの通知を受けた場合である、
請求項9に記載の取引管理装置。 - 前記第1条件を満たす場合とは、前記バリュー移動申請を許可するとの通知を受けた前記第2取引主体の各々が保持する投票権の合計が、少なくとも前記第2取引主体が保持する投票権の合計のうち所定の割合以上となる場合である、
請求項9に記載の取引管理装置。 - 前記受付部は、前記第2取引主体のうち前記バリュー移動申請を許可するとの通知を行った第3取引主体の各々から、前記第1取引主体のメイン口座に移動させた前記所定のバリューを、前記取引を受けた取引主体のメイン口座に格納されるバリュー残高に戻すことを指示するバリュー移動取消申請を受け付け、
前記移動処理部は、前記第3取引主体から受けた前記バリュー移動取消申請が第2条件を満たす場合、前記第1取引主体のメイン口座に格納される前記所定のバリューを、前記取引を受けた取引主体のメイン口座に移動させる、
請求項9乃至11のいずれか一項に記載の取引管理装置。 - 前記第2条件を満たす場合とは、全ての前記第3取引主体又は所定の割合以上の前記第3取引主体から前記バリュー移動取消申請を許可するとの通知を受けた場合である、
請求項12に記載の取引管理装置。 - 前記第2条件を満たす場合とは、前記バリュー移動取消申請を受けた前記第3取引主体の各々が保持する投票権の合計が、少なくとも前記第3取引主体が保持する投票権の合計の半数以上である所定の割合以上となる場合である、
請求項12に記載の取引管理装置。 - 前記受付部は、前記第2取引主体のうち前記バリュー移動申請を許可するとの通知を行った第3取引主体の各々から、前記第1取引主体のメイン口座を利用不可にすることを指示するロック申請を受け付け、
前記移動処理部は、前記第3取引主体から受けた前記ロック申請が第3条件を満たす場合、前記第1取引主体のメイン口座を前記第1取引主体が利用することができないロック状態に設定する、
請求項9乃至11のいずれか一項に取引管理装置。 - 前記第3条件を満たす場合とは、全ての前記第3取引主体又は所定の割合以上の前記第3取引主体から前記ロック申請を受けた場合である、
請求項15に記載の取引管理装置。 - 前記第3条件を満たす場合とは、前記ロック申請を受けた前記第3取引主体の各々が保持する投票権の合計が、少なくとも前記第3取引主体が保持する投票権の合計の半数以上である所定の割合以上となる場合である、
請求項15に記載の取引管理装置。 - 複数の取引主体の間で行われる取引を管理する取引管理装置が行う取引管理方法であって、
前記複数の取引主体の各々が所有するバリューを管理する口座を、該取引主体ごとに記憶部に記憶するステップと、
取引を依頼した取引主体から該取引を受けた取引主体に銀行の預金とは異なるバリューを移動させることを指示するバリュー移動情報を受け付けるステップと、
受け付けた前記バリュー移動情報に基づいて、前記取引を依頼した取引主体のバリュー残高から、前記取引を受けた取引主体のバリュー残高に、前記バリュー移動情報で指示される額のバリューを移動させるステップと、
を有し、
前記記憶部に記憶される前記口座は、該口座に対応する取引主体が所有するバリューのバリュー残高を格納するメイン口座と、該口座に対応する取引主体に対して取引を依頼した取引主体から仮払いされたバリューを格納するサブ口座とを含み、
前記受け付けるステップは、前記取引を依頼した取引主体から前記取引を受けた取引主体に仮払いされた額のバリューを、前記取引を受けた取引主体に支払うことを指示する支払い指示を受け付け、
前記移動させるステップは、前記受け付けるステップで受け付けた前記支払い指示に基づいて、前記取引を依頼した取引主体のサブ口座若しくは前記取引を受けた取引主体のサブ口座に格納されている前記仮払い指示で指示された額のバリューを、前記取引を受けた取引主体のメイン口座に移動させるか、又は、前記取引を依頼した取引主体のサブ口座に格納されている前記仮払い指示で指示された額のバリューを、前記取引を受けた取引主体のサブ口座に移動させる、取引管理方法。 - 複数の取引主体の間で行われる取引を管理するプログラムであって、
コンピュータを、
前記複数の取引主体の各々が所有するバリューを管理する口座を、該取引主体ごとに記憶する記憶手段と、
取引を依頼した取引主体から該取引を受けた取引主体に銀行の預金とは異なるバリューを移動させることを指示するバリュー移動情報を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた前記バリュー移動情報に基づいて、前記取引を依頼した取引主体のバリュー残高から、前記取引を受けた取引主体のバリュー残高に、前記バリュー移動情報で指示される額のバリューを移動させる移動処理手段と、
して実行させ、
前記記憶手段に記憶される前記口座は、該口座に対応する取引主体が所有するバリューのバリュー残高を格納するメイン口座と、該口座に対応する取引主体に対して取引を依頼した取引主体から仮払いされたバリューを格納するサブ口座とを含み、
前記受付手段は、前記取引を依頼した取引主体から前記取引を受けた取引主体に仮払いされた額のバリューを、前記取引を受けた取引主体に支払うことを指示する支払い指示を受け付け、
前記移動処理手段は、前記受付手段で受け付けた前記支払い指示に基づいて、前記取引を依頼した取引主体のサブ口座若しくは前記取引を受けた取引主体のサブ口座に格納されている前記仮払い指示で指示された額のバリューを、前記取引を受けた取引主体のメイン口座に移動させるか、又は、前記取引を依頼した取引主体のサブ口座に格納されている前記仮払い指示で指示された額のバリューを、前記取引を受けた取引主体のサブ口座に移動させる、プログラム。
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