JP6686981B2 - 金属帯の冷却装置 - Google Patents

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本発明は、金属帯の冷却装置、特に、金属帯の一種の鋼帯の連続焼鈍設備、連続式溶融亜鉛めっき設備、樹脂コーティング設備等において、連続して走行する鋼帯を冷却する装置に関する。
連続焼鈍設備は良く知られているように、金属帯の一種である鋼帯を連続的に加熱・均熱および冷却し、必要により過時効処理する工程を備えている。ところで、鋼帯の特性を所望のものにするためには、加熱温度や均熱温度のほかに、その鋼帯を均一急速冷却することが重要である。鋼帯の冷却方法として、現状各種の冷媒が採用されており、この冷媒の選択によって鋼帯の冷却速度も異なってくる。
ここで、ガス(気体)を冷媒とする冷却方法が実用化され、多くの実績を挙げている。この方法は、比較的鋼帯の幅方向の均一な冷却が可能である。このガス冷却の一般的な課題は、水を冷媒とする冷却方法等と比べて冷却速度が遅いことである。冷却速度が遅いと、鋼帯の特性が所望のものとならない。冷却速度を上げるため、従来においては、例えば、ガスを噴射するノズルの先端を鋼帯に極力近づけて熱伝達率を上げて冷却速度を上げるものが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に示す連続焼鈍路におけるストリップ冷却装置は、ストリップとノズル先端との距離Zを70mm以下とし、冷却ガス室前面からのノズルの突出長さを(100−Z)mm以上として、ノズルの先端とストリップとの距離を小さくして効率よい冷却を可能としている。
また、高冷却速度を得るためにノズルからのガス噴出速度を速くし、ノズルの抵抗係数を小さくて、ガス循環設備をコンパクトにしつつ、ノズルから噴出する冷媒による熱伝達率を上げて均一冷却を行うことができる鋼帯の冷却装置として、従来、例えば、特許文献2に示すものも提案されている。
特許文献2に示す鋼帯の冷却装置は、冷却箱の表面に突出ノズルを配置し、この突出ノズルから冷媒を噴出させて走行する鋼帯を冷却する鋼帯の冷却装置において、ノズル先端から鋼帯面までの距離を30〜100mmに保持した複数の突出ノズルを冷却箱の表面から突出させ、突出ノズルのA/aを2≦A/a≦9(A:ノズル基部の開口断面積、a:ノズル先端部の開口断面積)とし、冷却箱の表面から突出ノズルのノズル先端部までの距離を150〜200mmとし、ノズル先端部の開口断面の扁平率a1/a2を1<a1/a2<9(a1:ノズル先端部の開口断面の長辺、a2:ノズル先端部の開口断面の短辺)としたものである。
この特許文献2に示す鋼帯の冷却装置によれば、冷却における熱伝達率を上げ、且つ鋼帯を均一に冷却することが可能になる。また、高冷却速度を得るためにノズルからのガス噴出速度を速くしても、ノズルの抵抗係数を小さくすることができ、ガス循環設備をコンパクトにすることができる。
特公平2−16375号公報 特開2006−274379号公報
しかしながら、これら従来の特許文献1に示すストリップ冷却装置及び特許文献2に示す鋼帯の冷却装置にあっては、以下の問題点があった。
即ち、特許文献1に示すストリップ冷却装置の場合、ノズルが冷媒が流れる冷却ガス室前面から突出長さ(100−Z)mm以上突出しているため、冷却ガス室とノズルとを合わせた冷媒の噴出方向の長さが長く、設備をコンパクト化することができない。
また、特許文献2に示す鋼帯の冷却装置の場合も同様に、突出ノズルが冷媒が流れる冷却箱の表面から突出しており、冷却箱と突出ノズルとを合わせた冷媒の噴出方向の長さが長く、設備をコンパクト化することができない。
従って、本発明はこの従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、冷媒が流れるヘッダ管と冷媒を噴出するノズルとを合わせた冷媒の噴出方向の長さを短くして冷却設備をコンパクトにしつつ、ノズルからの冷媒噴出速度を金属帯に当るまで極力高速を維持して金属帯の冷却速度を向上させて均一冷却を行うことができる金属帯の冷却装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る金属帯の冷却装置は、冷媒が流れるヘッダ管と、該ヘッダ管に設けられ、前記ヘッダ管からの冷媒を噴出させるノズルとを備え、該ノズルから噴出した冷媒によって、走行する金属帯を冷却する金属帯の冷却装置であって、前記ノズルは、前記ヘッダ管に形成された開口に前記ヘッダ管に内蔵されるように取り付けられており、前記ヘッダ管の内部からの冷媒を助走させる冷媒助走区間形成部と、前記冷媒助走区間形成部の出口に形成され、前記冷媒助走区間形成部の内部を助走した冷媒を前記ヘッダ管の外部に噴出させる開口部とを備えていることを要旨とする。
本発明に係る金属帯の冷却装置によれば、冷媒が流れるヘッダ管と冷媒を噴出するノズルとを合わせた冷媒の噴出方向の長さを短くして冷却設備をコンパクトにしつつ、ノズルからの冷媒噴出速度を金属帯に当るまで極力高速を維持して金属帯の冷却速度を向上させて均一冷却を行うことができる金属帯の冷却装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る金属帯の冷却装置の概略構成図である。 図1に示す冷却装置において、ヘッダ管及びノズルの部分を鋼帯Sとともに概略的に示す断面図である。 図1に示す冷却装置において、ヘッダ管及びノズルの部分を概略的に示す断面鳥瞰図である。 図2及び図3に示すヘッダ管及びノズルの部分をヘッダ管の内部から見た展開図である。 図4における5−5線に沿う断面及び冷媒の吐出流速分布を説明するための図である。 第1参考例に係る冷却装置のヘッダ管及びノズルの部分をヘッダ管の内部から見た展開図である。 図6における7−7線に沿う断面及び冷媒の吐出流速分布を説明するための図である。 第2参考例に係る冷却装置のヘッダ管及びノズルの部分をヘッダ管の内部から見た展開図である。 図8における9−9線に沿う断面及び冷媒の吐出流速分布を説明するための図である。 第1変形例に係る冷却装置のヘッダ管及びノズルの断面図である。 第2変形例に係る冷却装置のヘッダ管及びノズルの断面鳥瞰図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1に示す金属帯の冷却装置1は、金属帯としての鋼帯Sの連続焼鈍設備において、連続して走行する鋼帯(図1においては、上から下に向けて連続的に走行する鋼帯)Sを冷却するものであり、走行する鋼帯Sの表面側(図1においては左側)及び裏面側から冷媒としての空気を噴出するように、各々が複数のノズル11を設けた複数対のヘッダ管10を鋼帯Sの表面側及び裏面側に備えている。鋼帯Sの表面側及び裏面側のそれぞれのヘッダ管10は、上下方向に所定ピッチで配置されている。
ここで、冷媒としての空気は、各ヘッダ管10内を流れて各ノズル11から噴出されて走行する鋼帯Sの表面及び裏面を冷却し、更に循環系を介して再利用される。
つまり、鋼帯Sの表面及び裏面を冷却した空気は、熱交換器20の冷媒用通路20aに導入されて水用通路20bを流れる工場用水にて冷却され、冷媒第1導入管21を介してブロワ22によって吸引され、ブロワ22に接続された冷媒第2導入管23を介して冷媒分岐管24に至る。冷媒分岐管24に至った空気は、冷媒分岐管24によってヘッダ管10の延びる方向に二手に分岐される。二手に分岐された空気は、それぞれ配管25を介して垂直管26に至り、各垂直管26から表側導入管27を介して表面側のヘッダ管10の両端からヘッダ管10内を流れるとともに、各垂直管26から配管28及び裏側導入管29を介して裏面側のヘッダ管10の両端からヘッダ管10内を流れる。そして、表面側及び裏面側のヘッダ管10内を流れる空気は、各ヘッダ管10に設けられた各ノズル11から鋼帯Sの表面及び裏面に向けて噴出される。
ここで、各ヘッダ管10は、図2及び図3に示すように、断面二重円形の円筒管状部材であり、図1に示すように、走行する鋼帯Sの幅方向と同一方向に細長く延びている。そして、図2乃至図5に示すように、各ヘッダ管10の鋼帯Sに対向する側の側面には、各ヘッダ管10が延びる方向に沿って複数の開口10aが所定ピッチで形成されている。各開口10aは、ヘッダ管10を貫通する丸孔で形成される。
また、各ノズル11は、図2乃至図5に示すように、各ヘッダ管10に形成された各開口10aを構成する丸孔にヘッダ管10に内蔵されるように取り付けられる。各ノズル11は、円筒管状部材であり、ヘッダ管10の内部からの冷媒を助走させる冷媒助走区間形成部11aと、冷媒助走区間形成部11aの出口に形成され、冷媒助走区間形成部11aの内部を助走した冷媒としての空気をヘッダ管10の外部に噴出させる開口部11bとを備えている。
このように、各ノズル11が冷媒助走区間形成部11aを備えていることにより、ノズル11内の乱流が発達し、ノズル11から噴出する噴流の直進性が増加し、ポテンシャルコア(噴流の中心部の高速流領域)の持続距離が長くなる。図5には、空気(冷媒)の吐出流速分布が示されており、ノズル11から吐出した空気の流速は、ノズル11から鋼帯Sに向けてノズル11から遠くなるにつれて遅くなり、噴流の中心部の流速はVからV、V、Vと少しずつ遅くなる。しかし、各ノズル11が冷媒助走区間形成部11aを備えていることにより、ノズル11から噴出する噴流の直進性が増加しているため、噴流の中心部の流速VとVとは異なるが、流速の減速量は少ない。これにより、冷却する鋼帯Sの表裏面の熱伝達率が増加する。つまり、各ノズル11からの冷媒噴出速度を鋼帯Sに当るまで極力高速を維持して鋼帯Sの冷却速度が向上する。これにより、鋼帯Sの均一冷却を行うことができる。
一方、各ノズル11は、ヘッダ管10に内蔵されているから、冷媒としての空気が流れるヘッダ管10と空気を噴出するノズル11とを合わせた空気の噴出方向の長さを短くして冷却設備をコンパクトにすることができる。
従って、本実施形態に係る冷却装置1によれば、空気が流れるヘッダ管10と空気を噴出するノズル11とを合わせた空気の噴出方向の長さを短くして冷却設備をコンパクトにしつつ、ノズル11からの冷媒噴出速度を鋼帯Sに当るまで極力高速を維持して鋼帯Sの冷却速度を向上させて均一冷却を行うことができる。
なお、ノズル11の開口部11bの直径D(図5参照)の大きさについては特に規定するものではなく、ノズル11の、ヘッダ管10の内面から内方への長さLは0よりも長ければよい。
次に、図6及び図7を参照して第1参考例に係る冷却装置による空気の吐出流速分布について説明する。
第1参考例に係る冷却装置のヘッダ管100は、図6及び図7に示すように、断面二重円形の円筒管状部材であり、走行する鋼帯Sの幅方向と同一方向に細長く延びている。そして、図6及び図7に示すように、ヘッダ管100の鋼帯Sに対向する側の側面には、ヘッダ管100が延びる方向に沿って複数のノズル(開口)101が所定ピッチで形成されている。各ノズル101は、ヘッダ管100を貫通する丸孔で形成される。各ノズル101の直径の大きさは図2乃至図5に示すノズル11の開口部11bの直径Dと同じ大きさである。また、ヘッダ管100の外径及び内径の大きさは、図2乃至図5に示すヘッダ管10の外径及び内径の大きさと同じである。各ノズル101の直径の大きさは図2乃至図5に示すノズル11の開口部11bの直径Dと同じ大きさである。また、ヘッダ管100の外径及び内径の大きさは、図2乃至図5に示すヘッダ管10の外径及び内径の大きさと同じである。
この第1参考例に係る冷却装置によれば、図7に示すように、ノズル101から吐出した空気の流速は、ノズル101から鋼帯Sに向けてノズル101から遠くなるにつれて遅くなり、噴流の中心部の流速はVからV、V、Vと少しずつ遅くなる。この流速VからV、V、Vへの減速の仕方は、本実施形態の場合の流速VからV、V、Vへの減速の仕方よりも大きく、流速の減速量は大きい。このため、ポテンシャルコアの持続距離が短く、冷却する鋼帯Sの表裏面の熱伝達率が低く、鋼帯Sの冷却速度が遅い。このため、鋼帯Sの均一冷却を行うことが難しい。
これに対して、本実施形態に係る冷却装置1によれば、前述したように、各ノズル11が冷媒助走区間形成部11aを備えていることにより、ノズル11内の乱流が発達し、ノズル11から噴出する噴流の直進性が増加し、ポテンシャルコアの持続距離が長くなり、冷却する鋼帯Sの表裏面の熱伝達率が増加し、各ノズル11からの冷媒噴出速度を鋼帯Sに当るまで極力高速を維持して鋼帯Sの冷却速度が向上する。これにより、鋼帯Sの均一冷却を行うことができる。
次に、図8及び図9を参照して第2参考例に係る冷却装置について説明する。
第2参考例に係る冷却装置のヘッダ管200は、図8及び図9に示すように、断面二重円形の円筒管状部材であり、走行する鋼帯Sの幅方向と同一方向に細長く延びている。そして、図8及び図9に示すように、ヘッダ管200の鋼帯Sに対向する側の側面には、ヘッダ管200が延びる方向に沿って複数の開口200aが所定ピッチで形成されている。各開口202aは、ヘッダ管200を貫通する丸孔で形成される。
また、各ノズル201は、図8及び図9に示すように、ヘッダ管200に形成された各開口200aを構成する丸孔にヘッダ管200から外部に突出するように取り付けられる。各ノズル201は、円筒管状部材であり、ヘッダ管200の内部からの冷媒を助走させる冷媒助走区間形成部と、冷媒助走区間形成部の出口に形成され、冷媒助走区間形成部の内部を助走した冷媒としての空気を噴出させる開口部とを備えている。ノズル201の開口部の直径の大きさは図2乃至図5に示すノズル11の開口部11bの直径Dと同じ大きさである。また、ノズル201の、ヘッダ管200の外面から外方への突出長さは、図2乃至図5に示すノズル11の、ヘッダ管10の内面から内方への長さLと同じである。また、ヘッダ管200の外径及び内径の大きさは、図2乃至図5に示すヘッダ管10の外径及び内径の大きさと同じである。
この第2参考例に係る冷却装置によれば、各ノズル201が冷媒助走区間形成部を備えていることにより、ノズル201内の乱流が発達し、ノズル201から噴出する噴流の直進性が増加し、ポテンシャルコアの持続距離が長くなる。図9には、空気(冷媒)の吐出流速分布が示されており、ノズル201から吐出した空気の流速は、ノズル201から鋼帯Sに向けてノズル201から遠くなるにつれて遅くなり、噴流の中心部の流速はVからV10、V11、V12と少しずつ遅くなる。しかし、各ノズル201が冷媒助走区間形成部を備えていることにより、ノズル201から噴出する噴流の直進性が増加しているため、噴流の中心部の流速VとV12とは異なるが、流速の減速量は少ない。これにより、冷却する鋼帯Sの表裏面の熱伝達率が増加する。
一方、各ノズル201は、ヘッダ管200から外部に突出しているから、冷媒としての空気が流れるヘッダ管200と空気を噴出するノズル201とを合わせた空気の噴出方向の長さを短くすることができず、冷却設備が大型化してしまう。
これに対して、本実施形態に係る冷却装置1によれば、前述したように、各ノズル11は、ヘッダ管10に内蔵されているから、冷媒としての空気が流れるヘッダ管10と空気を噴出するノズル11とを合わせた空気の噴出方向の長さを短くして冷却設備をコンパクトにすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、ノズル11は、ヘッダ管10に形成された開口10aにヘッダ管10に内蔵されるように取り付けられているとともに、ヘッダ管10の内部からの冷媒を助走させる冷媒助走区間形成部11aと、冷媒助走区間形成部11aの出口に形成され、冷媒助走区間形成部11aの内部を助走した冷媒をヘッダ管10の外部に噴出させる開口部11bとを備えていればよく、ノズル11は、開口10aを形成する丸孔に取り付けられる円筒管状部材である必要は必ずしもない。
例えば、開口10aが丸孔で形成された場合、図10に示す第1変形例のように、ノズル11は、開口部11bから冷媒助走区間形成部11aの入口に向けて徐々に内径が大きくなるテーパ付円筒管状に形成されていてもよい。
また、図11に示す第2変形例のように、開口10aは、ヘッダ管10が延びる方向に細長く延びるスリットで形成されてもよく、この場合、ノズル11は、スリットに取り付けられる、ヘッダ管10のスリットの上縁と下縁とのそれぞれから延びる一対の平板11c、11dで構成されていてのよい。
また、本発明の実施形態においては、冷媒として空気が用いられているが、冷媒が、Hガス、又は、HガスとNガスその他の不活性ガスとの混合ガスであってもよい。冷媒が、Hガス、又は、HガスとNガスその他の不活性ガスとの混合ガスであっても空気と同等の効果を得ることができる。
更に、冷媒は、水であってもよい。冷媒が水であっても空気と類似した効果を得ることができる。
1 鋼帯(金属帯)の冷却装置
10 ヘッダ管
10a 開口
11 ノズル
11a 冷媒助走区間形成部
11b 開口部
20 熱交換器
20a 冷媒用通路
20b 水用通路
21 冷媒第1導入管
22 ブロワ
23 冷媒第2導入管
24 冷媒分岐管
25 配管
26 垂直管
27 表側導入管
28 配管
29 裏側導入管
100 ヘッダ管
101 ノズル
200 ヘッダ管
200a 開口
201 ノズル
S 鋼帯(金属帯)

Claims (4)

  1. 冷媒が流れるヘッダ管と、該ヘッダ管に設けられ、前記ヘッダ管からの冷媒を噴出させるノズルとを備え、該ノズルから噴出した冷媒によって、走行する金属帯を冷却する金属帯の冷却装置であって、
    前記ノズルは、前記ヘッダ管に形成された開口に前記ヘッダ管に内蔵されるように取り付けられており、前記ヘッダ管の内部からの冷媒を助走させる冷媒助走区間形成部と、前記冷媒助走区間形成部の出口に形成され、前記冷媒助走区間形成部の内部を助走した冷媒を前記ヘッダ管の外部に噴出させる開口部とを備えており、
    前記冷媒が空気であることを特徴とする金属帯の冷却装置。
  2. 前記開口は、丸孔で形成され、前記ノズルは、前記丸孔に取り付けられる円筒管状部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属帯の冷却装置。
  3. 前記開口は、丸孔で形成され、前記ノズルは、前記開口部から前記冷媒助走区間形成部の入口に向けて徐々に内径が大きくなるテーパ付円筒管状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属帯の冷却装置。
  4. 前記開口は、前記ヘッダ管が延びる方向に細長く延びるスリットで形成され、前記ノズルは、前記スリットに取り付けられる、前記ヘッダ管の前記スリットの上縁と下縁とのそれぞれから延びる一対の平板で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属帯の冷却装置。
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