JP6686316B2 - ジャンパ線 - Google Patents

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本発明は、LANケーブルに関する。
LAN用の通信に使用されるツイストペアケーブルには、耐屈曲性を持たせるために撚線導体が使用されている。しかし、圧縮していない撚線導体を用いると、導体径が太くなり、減衰量が劣るために伝送距離が短くなる。
そこで、伝送特性を改善するため、圧縮撚線導体を用いたツイストペアケーブルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたツイストペアケーブルは、圧縮撚線導体を用い、その圧縮撚線導体を絶縁体で被覆した心線を2本撚り合わせて1対の心線としたものである。
特開2009−230911号公報
しかし、従来のツイストペアケーブルの心線は、素線を撚り合わせる際の圧縮によって素線の伸びが減衰する。このため、当該ケーブルを繰返し屈曲される部分に使用すると、断線のおそれがある。例えば、鉄道車両間の渡り線に用いるツイストペアケーブルには、アメリカ通信工業会(TIA)とアメリカ電子工業会(EIA)による規格(CAT5E:エンハンストカテゴリー5)の特性が求められているが、従来のツイストペアケーブルでは、その規格の特性を満足することは難しい。
したがって、本発明の目的は、繰り返し曲げを受けても長期に亘って所定の規格を満足することが可能な耐屈曲性を備えたLANケーブルを提供することにある。
[1]導体の外周を絶縁体で被覆した複数の絶縁電線と、前記複数の絶縁電線の外周に設けられたシースとを備えるLANケーブルからなるジャンパ線において、前記導体は、中心に配置されたテンションメンバと、前記テンションメンバの周囲に圧縮されずに撚り合わされて配置された複数の導線とを有し、前記導体の撚り合わせピッチ(P)と撚り合わせ外径(PD)との比(P/PD)は、15〜20である、鉄道車両間に用いられるジャンパ線
]前記テンションメンバは、複数のテンションメンバである、前記[1]に記載のジャンパ線
本発明によれば、繰り返し曲げを受けても長期に亘って所定の規格を満足することが可能な耐屈曲性を備えたLANケーブルを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るLANケーブルの横断面図である。 図2は、図1に示すLANケーブルの導体の詳細を示す部分拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るLANケーブルの横断面図である。
このLANケーブル1は、導体2の外周を絶縁体3で被覆した複数の絶縁電線4と、複数の絶縁電線4の中心及び周囲に介在物5A、5Bを介在させて巻き付けられた押さえテープ6と、押さえテープ6の外周に設けられたシールド層7と、シールド層7の外周に設けられたシース8とを備える。
複数の絶縁電線4は、撚り合わせて配置される。絶縁電線4は、例えば1MHz〜100MHzの信号を伝送する。絶縁電線4として、差動信号を伝送する1組又は2組以上のツイストペア線を用いてもよい。本実施の形態は、2組のツイストペア線を示す。導体2の構成については後述する。
押さえテープ6は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン系樹脂等の樹脂からなる樹脂テープを用いることができる。
シールド層7は、例えば、導線を編組して形成され、グランドに接続される。なお、シールド層7は、導体付きテープを巻き付けたものでもよい。
シース8の材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、エチレンプロピレンゴム(EPゴム)、ポリオレフィンに非ハロゲン系の難燃剤(金属水酸化物など)を配合してなるノンハロゲン難燃材料等を用いることができる。
介在物5A、5Bは、例えば、ガラス繊維等の一般的なものを用いることができる。
(導体の構成)
図2は、図1に示すLANケーブル1の絶縁電線4の導体2の詳細の構成例を示す断面図である。導体2は、中心に配置された複数(例えば3本)のテンションメンバ(高張力線)20と、テンションメンバ20の周囲に圧縮されずに撚り合わされて配置された複数の導線21とを有する。
テンションメンバ20は、例えば、高張力鋼線(例えばピアノ線)、鋼線、繊維強化プラスチック(FRP)線等を用いることができる。これらの線のうち、引張り強度が高いピアノ線が好ましい。複数のテンションメンバ20は、撚り合わせて配置される。これにより耐屈曲性が向上する。
導線21は、例えば、錫メッキ軟銅線を用いることができる。導線21の撚り合わせピッチ(P)と撚り合わせ外径(PD)との比(P/PD)は、15〜20の範囲内が好ましい。P/PDを15以上としたのは、15未満だと伝送特性(例えば、特性インピーダンス)がCAT5E規格を満足しないおそれがあるからである。P/PDを20以下としたのは、20を超えると耐キンク性が急激に低下するからである。
(本実施の形態の作用、効果)
本実施の形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
(1)導線21のピッチを最適な値としているので、導体2の断面形状が真円に近くなり、CAT5E規格の伝送特性を満足することができる。
(2)導体2の中心にテンションメンバ20を配置しているので、繰り返し曲げを受けても長期に亘ってCAT5E規格を満足することが可能な耐屈曲性が得られる。
(3)本LANケーブル1は、繰り返し曲げを受ける部分、例えば、鉄道車両間の渡り線(ジャンパー線)として使用することができる。
次に、本発明の実施例を説明する。本実施例は、上記実施の形態に対応するものであり、絶縁電線4の導体2を構成するテンションメンバ20は、外径0.26mmのピアノ線を用いた。また、導線21は、外径0.18mmの錫メッキ軟銅線を、内層に12本、外層に18本配置した。導線21の撚り合わせピッチは、20mmとし、P/PDは17とした。これにより、特性インピーダンスは、85〜115Ω(1MHz〜100MHz)となった。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されず、種々な実施の形態が可能
である。
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更することが可能である。
1…LANケーブル、2…導体、3…絶縁体、4…絶縁電線、5A、5B…介在物、
6…押さえテープ、7…シールド層、8…シース、20…テンションメンバ、
21…導線

Claims (2)

  1. 導体の外周を絶縁体で被覆した複数の絶縁電線と、
    前記複数の絶縁電線の外周に設けられたシースとを備えるLANケーブルからなるジャンパ線において、
    前記導体は、中心に配置されたテンションメンバと、前記テンションメンバの周囲に圧縮されずに撚り合わされて配置された複数の導線とを有し、
    前記導体の撚り合わせピッチ(P)と撚り合わせ外径(PD)との比(P/PD)は、15〜17である、
    鉄道車両間に用いられるジャンパ線。
  2. 前記テンションメンバは、複数のテンションメンバである、
    請求項1に記載のジャンパ線。
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