JP6685247B2 - ガス監視装置付き油入変圧器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器内に絶縁油が入れられる、ガス監視装置付き油入変圧器に関する。
油入変圧器において、たとえば絶縁油中の巻線間で放電が発生すると、放電が発生している巻線間の絶縁油が分解することによって、水素およびアセチレンといったガス(以下、「可燃性ガス」と称する。)が発生する。従来から油入変圧器の異常を診断するために、油入変圧器において発生した可燃性ガスの検出が行われ、または可燃性ガスの濃度が測定されている。
たとえば、特許文献1では、変圧器のケース内に充填された絶縁油からガス透過材を用いて可燃性ガスが分離され、分離された可燃性ガスがガス溜め室に溜る。可燃性ガスを検出する場合は、電磁弁を開けてガス溜め室から可燃性ガスの自然拡散によってガス検知室に可燃性ガスが導入される。ガス検知室では、ガスセンサが可燃性ガスを検出する。
たとえば、特許文献2では、絶縁油が導入される油室に形成されたガス室と、センサ室とを複数の電磁弁で区切り、ポンプを用いた容積の小さい循環路を設ける。循環路の容積を小さくすることによりガス室内の可燃性ガスである溶存ガスの濃度が平衡に達するまでの時間を短縮させる。ガス室の溶存ガスの濃度が平衡した際に、ポンプを用いてセンサ室へ溶存ガスが導入され、ガスセンサを用いて溶存ガスの濃度が測定される。
特開昭61−99309号公報 特開平2−140649号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ガス溜め室からガス検知室に可燃性ガスを導入するために、可燃性ガスの自然拡散を利用している。このため、ガス検知室の可燃性ガスの濃度とガス溜め室の可燃性ガスの濃度とを同じにするためには多くの時間が必要となる。電磁弁を開けるためには電磁弁の電磁コイルに通電する必要があるため、電磁弁の開放時間が長くなると、多くの電力が消費されることになり好ましくない。電磁弁の電力源がバッテリである場合には、電源容量の大きなバッテリが必要となり好ましくない。
特許文献2に記載の技術は、可燃性ガスである溶存ガスを循環および導入させるためにポンプを使用している。ポンプを動作させるためには多くの電力が必要となり好ましくない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電力消費を少なくすることができるガス監視装置付き油入変圧器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる、容器内に絶縁油が入れられる、ガス監視装置付き油入変圧器は、容器内の上部の空間に、加圧ガスと検知ガスとが充填される。ガス監視装置は、内部に検知ガスを検知するセンサが設けられる検知室を備える。ガス監視装置は、容器と検知室とを接続する第1の配管を備える。ガス監視装置は、第1の配管に設けられ、電力により開閉する弁を備える。
本発明にかかるガス監視装置付き油入変圧器は、電力消費を少なくすることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるガス監視装置付き油入変圧器の構成を概略的に示す断面図 本発明の実施の形態1にかかるガス監視装置付き油入変圧器において実行される可燃性ガス検知処理を説明するための図 本発明の実施の形態1にかかるガス監視装置の構成を概略的に示す拡大断面図 本発明の実施の形態2におけるガス監視装置の構成を概略的に示す拡大断面図 本発明の実施の形態3におけるガス監視装置の構成を概略的に示す拡大断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかるガス監視装置付き油入変圧器を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1にかかるガス監視装置付き油入変圧器について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかるガス監視装置付き油入変圧器の構成を概略的に示す断面図である。
図1に示すように、油入変圧器10は、円筒状の容器11と、容器11の上部に係合する上蓋12とを備える。容器11は上蓋12により密閉されている。
油入変圧器10は、容器11内に入れられる絶縁油13と、絶縁油13中に収容される鉄心14と、鉄心14に巻かれた巻線15とを備える。容器11内の上部の空間16にはあらかじめ、空気および窒素といったガスが大気圧より高い圧力に加圧されて充填されている。以下、空間16に充填されている大気圧より高い圧力に加圧された空気および窒素といったガスを加圧ガスと称する。絶縁油13中から発生する可燃性ガスは空間16へ排出される。可燃性ガスは、検知ガスの一例であり、ガス監視装置により検知されるガスである。空間16内では加圧ガスと可燃性ガスとが混合される。以下、空間16内で加圧ガスと可燃性ガスとが混合されたガスを混合ガスと称する。
ガス監視装置20は、箱状の検知室21を備える。検知室21は後述する配管25を介して大気に開放されている。検知室21では絶縁油13中から発生する可燃性ガスの検知が行われる。検知室21内には可燃性ガスを検知するセンサ22が設けられている。
ガス監視装置20は、配管23を備える。配管23は、一端が油入変圧器10の上蓋12に接続され、他端が検知室21に接続される。配管23は、容器11内の加圧ガスまたは混合ガスを検知室21内へ導入する。配管23は、第1の配管の一例である。配管23には容器11内と検知室21内とを連通し、または遮断する電磁弁24が設けられている。電磁弁24の電磁コイルが通電されると電磁弁24が開き、油入変圧器10の容器11内と検知室21内との圧力差によって、容器11内の加圧ガスまたは混合ガスが検知室21内へ導入される。電磁弁24の電力源は、たとえば図示しないバッテリである。電磁弁24は、電力により開閉する弁の一例である。
ガス監視装置20は、配管25を備える。配管25は、一端が検知室21に接続され、他端が大気に開放される。配管25は、検知室21内に導入された加圧ガスまたは混合ガスを検知室21内から排出し、および検知室21内へ大気を導入する。配管25は、第2の配管の一例である。
次に、本実施の形態にかかるガス監視装置付き油入変圧器において実行される可燃性ガス検知処理について説明する。図2は、本実施の形態にかかるガス監視装置付き油入変圧器において実行される可燃性ガス検知処理を説明するための図である。
油入変圧器10において、たとえば絶縁油13中の巻線15間で放電が発生すると、放電が発生している巻線間の絶縁油が分解することによって、可燃性ガスが発生する。絶縁油13中で発生した可燃性ガスは、絶縁油13中に溶け込むが、一部の溶け込まれなかった可燃性ガスが絶縁油13から抜け出して、空間16へ排出される。本実施の形態では、空間16には加圧ガスが存在する。空間16では、加圧ガスと可燃性ガスとが時間の経過とともに、均一に混合する。本実施の形態では、空間16の混合ガスが油入変圧器10の容器11内と検知室21内との圧力差によって検知室21内に導入される。検知室21では、センサ22を用いて可燃性ガスの濃度が測定され、油入変圧器10の異常が診断される。本実施の形態では、センサ22は検知室21内の配管23側、すなわち配管25よりも配管23の近くに設けられる。
まず、電磁弁24の電磁コイルが通電されると電磁弁24が開き、図2(A)に示すように、油入変圧器10の容器11内と検知室21内との圧力差によって、容器11内の混合ガス30が配管23を介して検知室21内へ導入される。電磁弁24の電磁コイルの通電は図示しない制御装置によって制御される。検知室21内に導入された混合ガス30は配管25の方向へ流れる。このとき、検知室21内の配管23側に設けられたセンサ22は導入された混合ガス30に曝される。センサ22は混合ガス30中の可燃性ガスの濃度に応じたセンサ出力を図示しない制御装置へ出力する。
図2(B)に示すように、検知室21内が混合ガス30で満たされると、電磁弁24の電磁コイルの通電を停止して電磁弁24を閉じ、検知室21内への混合ガス30の導入を停止する。検知室21内からは配管25を介して継続的に混合ガス30が排出され、検知室21内の圧力が低下して大気圧と同等となる。電磁弁24を開けると、空間16内の混合ガス30、すなわち加圧ガスの圧力が低下するが、電磁弁24を閉じ、空間16内に加圧ガスを導入することによって、空間16内の加圧ガスの圧力を再度上昇させることができる。加圧ガスは、配管23とは別の配管から空間16内へ導入する。
図2(C)に示すように、検知室21内の圧力が大気圧と同等となると、自然拡散によって検知室21内に大気31が流入し、混合ガス30が排出される。
上述した図2で示す処理によれば、油入変圧器10の容器11内と検知室21内との圧力差によって、容器11内の混合ガス30が配管23を介して検知室21内へ導入される。これにより、検知室21内へ混合ガス30を、自然拡散を利用して導入する場合と比較して混合ガス30の移動時間、すなわち電磁弁24の開放時間を短くすることができる。その結果、電力消費の多い電磁弁24の動作時間を短くすることができるため、電力消費を少なくすることができる。電磁弁24の電力源がバッテリである場合には、バッテリの電源容量を小さくすることができる。
上述した本実施の形態にかかるガス監視装置によれば、ポンプを使用せずに検知室21内への混合ガス30の導入および排出を行うことができるため、ポンプを使用して検知室21内への混合ガス30の導入および排出を行う場合と比較して、電力消費を少なくすることができる。
また、本実施の形態で説明したように検知室21へのガス導入部である配管23において電磁弁24を1つだけ使用して可燃性ガスの濃度の測定を行った場合、複数の電磁弁を使用して可燃性ガスの濃度を測定する場合と比較して、電力消費を少なくすることができる。上述した特許文献2に記載の技術は、ガス室とセンサ室とを区切るために、複数の電磁弁を使用している。電磁弁を開けるためには電磁弁の電磁コイルに通電する必要があるため、電磁弁の数が多くなると、多くの電力が消費されることになり好ましくない。
本実施の形態にかかるガス監視装置によれば、図2(A)に示すように、センサ22が検知室21内の配管23側に設けられているため、センサ22が検知室21内の配管25側に設けられている場合と比較してセンサ22が混合ガス30に曝されるまでの時間が短くなる。すなわち、センサ22が検知室21内の配管25側に設けられている場合と比較してセンサ22が混合ガス30に曝されている時間を長くすることができる。
これにより、検知室21内に導入される混合ガス30の量が少ない場合でもセンサ22が混合ガス30に曝されている時間を確保することができるため、検知室21内に導入する混合ガス30の量を増加させる、すなわち電磁弁24の開放時間を長くする必要がなく、電力消費を少なくすることができる。
図2(C)に示すように、自然拡散によって検知室21内に大気31が流入するが、センサ22は検知室21内の配管23側に設けられているため、センサ22が検知室21内の配管25側に設けられている場合と比較してセンサ22が混合ガス30に曝されなくなるまで、すなわちセンサ22が混合ガス30に反応している時間が長くなる。すなわち、センサ22が検知室21内の配管25側に設けられている場合と比較してセンサ22が混合ガス30に曝されている時間を長くすることができる。
これにより、検知室21内に導入される混合ガス30の量が少ない場合でもセンサ22が混合ガス30に曝されている時間を確保することができるため、検知室21内に導入する混合ガス30の量を増加させる、すなわち電磁弁24の開放時間を長くする必要がなく、電力消費を少なくすることができる。
センサ22の応答速度が遅い場合においても、センサ22が検知室21内の配管25側に設けられている場合と比較してセンサ22が混合ガス30に曝されている時間を長くすることができるため、混合ガス30中の可燃性ガスの濃度を正確に測定することが可能となる。
図3は、本発明の実施の形態1にかかるガス監視装置の構成を概略的に示す拡大断面図である。本実施の形態では、図3に示すように、センサ22を、検知室21内における配管25の接続部25aから距離L1だけ離れた位置に設けるのがよい。距離L1の値は、センサ22の可燃性ガスの検知にかかる時間と、自然拡散によって検知室21内に大気が流入してくる時間、すなわち検知室21内が大気で充満されるまでの時間とによって算出される。本実施の形態では、センサ22が検知室21内の配管23側に設けられているが、検知室21の形状および大きさと距離L1の値とによってはセンサ22が検知室21内の配管25側に設けられることになる場合もある。この場合においてもセンサ22が混合ガス30に曝されている時間を確保することができる。
たとえば、センサ22の可燃性ガスの検知にかかる時間を6分間とし、電磁弁24の開放時間を1分間とすると、自然拡散によって検知室21内に大気が流入してくる時間は5分間となり、フィックの法則による下記式(1)〜(3)によって距離L1の値は8cm以上の値と算出される。尚、式(1)における時間tは、自然拡散によって検知室21内が大気で充満されるまでの時間である。8cm以上の値は、距離L1の一例である。この値は、可燃性ガスの典型例として空気中の酸素を考慮して、拡散係数Dを2×10−5/sとして算出したが、アセチレンといった多くの可燃性ガスの拡散係数Dも同様の値となることが知られている。
Figure 0006685247
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2にかかるガス監視装置付き油入変圧器について説明する。図4は、本発明の実施の形態2におけるガス監視装置の構成を概略的に示す拡大断面図である。本発明の実施の形態2におけるガス監視装置20Aは、配管25に抵抗体26が設けられている点が、上述した実施の形態1と異なる。実施の形態1と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図4に示すように、配管25には接続部25aに気体の流れを妨げる抵抗体26が設けられている。抵抗体26は、たとえば多孔質体である。多孔質体の一例としては活性炭が挙げられる。本実施の形態では、抵抗体26が接続部25aに設けられたが、抵抗体26の設置場所はこれに限られない。配管25内を通過する気体の流れを妨げることができれば、配管25内の抵抗体26の設置場所はどのような場所であってもよい。本実施の形態では、抵抗体26を配管25内に設けたが、検知室21内の配管25側の空間に設けて検知室21内を通過する気体の流れを妨げるようにしてもよい。
本実施の形態によれば、配管25に気体の流れを妨げる抵抗体26が設けられる。抵抗体26は混合ガス30および大気31の配管25内の通過の妨げとなる。これにより、検知室21内に混合ガス30が留まる時間をさらに長くすることができる。電磁弁24の開放時間をさらに短くすることができるため、上述した実施の形態1と比較してさらに電力消費を少なくすることができる。
本実施の形態では、配管25内に抵抗体26を設けて、配管25内の混合ガス30および大気31の通過を妨げたが、配管25の内径を配管23の内径と比較して小さくすることにより、配管25内の混合ガス30および大気31の通過を妨げてもよい。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3にかかるガス監視装置付き油入変圧器について説明する。図5は、本発明の実施の形態3におけるガス監視装置の構成を概略的に示す拡大断面図である。
図5に示すように、ガス監視装置20Bは、図5中の下方向に開口する検知室21Aを備える。検知室21Aの一部が配管25Aとして構成されており、検知室21Aは配管25Aを介して大気に開放されている。検知室21Aでは絶縁油13中から発生する可燃性ガスの検知が行われる。検知室21A内には可燃性ガスを検知するセンサ22Aが設けられている。検知室21Aと配管25Aとは一体成形されていてもよい。
ガス監視装置20Bは、配管23Aを備える。配管23Aは、一端が油入変圧器10の上蓋12に接続され、他端が検知室21Aに接続される。配管23Aは、容器11内の加圧ガスまたは混合ガスを検知室21A内へ導入する。配管23Aは、第1の配管の一例である。配管23Aには容器11内と検知室21A内とを連通し、または遮断する電磁弁24と同様の図示しない電磁弁が設けられている。電磁弁の電磁コイルが通電されると電磁弁が開き、油入変圧器10の容器11内と検知室21A内との圧力差によって、容器11内の加圧ガスまたは混合ガスが検知室21A内へ導入される。
本実施の形態では、配管25Aは配管23Aを囲うように設けられている。配管25Aは、検知室21A内に導入された加圧ガスまたは混合ガスを検知室21A内から排出し、および検知室21A内へ大気を導入する。配管25Aは、第2の配管の一例である。
本実施の形態では、図5に示すように、センサ22Aが検知室21Aの図5中の上側の壁部、すなわち天井壁21Bに設けられる。検知室21Aでは、配管23Aを介して導入される加圧ガスまたは混合ガスは検知室21Aの天井壁21Bで折り返して配管25Aを介して排出される。配管23Aから天井壁21Bへ進み天井壁21Bで折り返して配管25Aへ進むガス流路Fが形成される。センサ22Aは検知室21Aの天井壁21B、すなわちガス流路Fの折り返し部Rに設けられているため、センサ22Aが混合ガスに曝されている時間は長くなる。検知室21A内の上側の空間において混合ガスが検知室21A内に留まる時間が、検知室21A内の配管25A側の空間において混合ガスが検知室21A内に留まる時間と比較して長くなるからである。これにより、上述した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
本実施の形態によれば、配管25Aが配管23Aを囲うように設けられている。これにより、ガス監視装置20Bを上述した実施の形態1および2のガス監視装置20および20Aと比較して小型化することができる。また、図5に示すように、ガス監視装置20Bを配管25Aの形状と同様の形状とすることができ、上述した実施の形態1および2のガス監視装置20および20Aと比較して小型化することができる。
尚、本実施の形態では検知室21Aの一部を配管25Aとしてガス流路の折り返し部を設けたが、検知室21Aをコの字型に形成することによって折り返し部を設け、当該折り返し部にセンサ22Aを設けても良い。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略および変更することも可能である。
10 油入変圧器、11 容器、12 上蓋、13 絶縁油、14 鉄心、15 巻線、16 空間、20,20A,20B ガス監視装置、21,21A 検知室、21B 天井壁、22,22A センサ、23,23A,25,25A 配管、25a 接続部、24 電磁弁、26 抵抗体、30 混合ガス、31 大気。

Claims (5)

  1. 容器内に絶縁油が入れられる、ガス監視装置付き油入変圧器であって、
    前記油入変圧器は、
    前記容器内の上部の空間に、加圧ガスと検知ガスとが充填され、
    前記ガス監視装置は、
    内部に前記検知ガスを検知するセンサが設けられる検知室と、
    前記容器と前記検知室とを接続する第1の配管と、
    前記第1の配管に設けられ、電力により開閉する弁とを備える
    ことを特徴とするガス監視装置付き油入変圧器。
  2. 前記ガス監視装置は、前記検知室内に導入された前記加圧ガスおよび前記検知ガスを前記検知室内から排出し、および前記検知室内へ大気を導入する第2の配管を備えることを特徴とする請求項1に記載のガス監視装置付き油入変圧器。
  3. 前記センサは、前記検知室内において、前記第2の配管よりも前記第1の配管の近くに設けられることを特徴とする請求項2に記載のガス監視装置付き油入変圧器。
  4. 前記第2の配管に気体の流れを妨げる抵抗体を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載のガス監視装置付き油入変圧器。
  5. 前記検知室は、前記加圧ガス及び前記検知ガスの流路の折り返し部を有し、
    前記センサは前記折り返し部に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のガス監視装置付き油入変圧器。
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