JP6685205B2 - 列車着発時刻推定装置 - Google Patents

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Description

本発明はホームドアを有する駅を制御対象範囲に持つ列車着発時刻推定装置において、列車の出発時刻を出発以前に計算する方法に関する。
運行管理装置において、列車の到着をホームトラックにある軌道回路の落下かつホームトラックの手前にある軌道回路の扛上状態から指定時間経過を以って行う方法、列車の出発検知をホームトラックの進行方向側にある軌道回路の落下状態から指定時間遡って行う方法は、周知の技術である。
ホームドアの開閉制御については、特許文献1に「各駅3は、ホームドア40の開閉や線路50の転轍機51の転換を行う。駅3は、駅I/F装置(駅インターフエース装置) 2 0を備えている。駅I/F装置20は、車上装置10の制御に基づいて、ホームドア40の開聞を制御する。」と記載されている。
予測ダイヤの作成については、特許文献2に「運行監視部によって対象路線の各列車の位置、駅着発時刻などの所定の運転情報を監視してダイヤの実績値を求め、ダイヤ管理部によって、運行監視部からのダイヤの実績値と操作部からのダイヤ変更情報入力に基づいて以後のダイヤを予測し、」と記載されている。
列車の停車時間を作成して制御に用いることについては、特許文献3に「列車運行予測装置1は、予測ダイヤを作成する際に、停車時間及び走行時間のデータを用いた停車時間及び走行時間の予測を行う。」と記載されている。
WO2014-155732A1号公報 特開平5−16808号公報 特開2010−221839号公報
列車の駅出発判定を軌道回路の状態変化を用いて行うと、列車の発時刻は列車が出発して次の軌道回路に進入するときまで把握出来ないため、進入までの間は列車が予定通りに出発しても遅れあり状態と区別できない。このため列車の到着案内を手前駅の出発情報を基に行うと、正確な到着案内を行うことが困難となるという問題があった。本発明の目的は、より正確な到着案内を行うということにある。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の列車着発時刻推定装置の一つは、ホームドアが正常に閉じた時からホームに止まっている列車が出発するまでにかかる時間の情報である出発補正時分を保持し、ホームドアが正常に閉じたことを示すホームドア閉情報を受けたとき、ホームドア閉情報を受けた時刻に出発補正時分を加算して列車の出発時刻の推定値を算出することにより達成される。
また、上記課題を解決するために、代表的な本発明の列車着発時刻推定装置の一つは、列車がホームに滞在する時間の情報である停車時分を運行管理装置から取得し、列車がホームに到着してからホームドアが正常に開く時までにかかる時間の情報である到着補正時分を保持し、ホームドアが正常に開いたことを示すホームドア開情報を受けたとき、ホームドア開情報を受けた時刻に停車時分と到着補正時分を加算して列車の出発時刻の推定値を算出することにより達成される。
ホームドアの閉じ判定時刻の時点で列車の発時刻を推定計算するため、実際の列車発に先立って発時刻を得ることが出来る。これにより遅延の有無に関わらず列車の出発以前の時点で出発時刻を判定できるため、正確な到着案内が可能となる。
図1は、実施例1における装置構成の例を示した図である。 図2は、実施例1における処理構成の例を示した図である。 図3は、実施例1における列車出発時刻計算機能の行う処理手順の例を示した図である。 図4は、実施例1におけるホームドア閉出発時素データに保持するデータの構成の例を示した図である。 図5は、実施例1における推定ダイヤ出力機能の行う処理手順の例を示した図である。 図6は、実施例2における装置構成の例を示した図である。 図7は、実施例2における処理構成の例を示した図である。 図8は、実施例2における列車出発時刻計算機能の行う処理手順の例を示した図である。 図9は、実施例2における到着ホームドア開時素データに保持するデータの構成の例を示した図である。
本発明を実施するための形態として、実施例について、図面を参照しながら以下に説明する。
実施例1では、列車着発時刻推定装置はホームドア制御装置からホームドア閉じ情報を受け取って列車の出発する時刻を推定計算して推定ダイヤデータに保持し、他駅に設置された情報表示装置に推定ダイヤデータに保持する当該列車の出発推定時刻を表示する方法について説明する。
図1に装置構成を示す。列車5は軌道6を走行し、駅7Aに到着するとホームドア制御装置2がホームドア8の開閉制御を行う。列車着発時刻推定装置1は、演算部201、情報インタフェース部202及び演算データ保持部203を有する。
列車着発時刻推定装置1はホームドア制御装置2がホームドア8を閉じた状態を情報インタフェース部202が受け取り、演算部201は列車5の駅7A出発時刻を計算して演算データ保持部203に保持する。列車着発時刻推定装置1は計算した列車5の駅7A出発時刻を、列車5の進行方向にある駅7Bに設置された情報表示装置4に、情報伝送装置3を介して表示する。
演算部201は、プログラムの実行や制御途中情報の一時的な保持を行う。例えば、パソコンのCPU及びメモリなどの公知の部品を利用できる。
情報インタフェース部202は、各装置間の情報の送受信を行う。例えば、イーサネット(登録商標)のコネクタ、USBポート、光ファイバを用いたネットワーク、無線LAN、携帯電話などの無線ネットワーク及び地上子と列車の間では周波数変調を用いた無線通信などの公知の部品及び手段を利用できる。
演算データ保持部203は、プログラムやデータの記憶を行う。例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)及びフラッシュメモリなどの公知の部品を利用できる。
情報表示装置4は、列車着発時刻推定装置1から列車5の駅7A出発時刻を受け取って表示する機能を持つ。表示する機能としては、例えば、液晶ディスプレイ、ドットマトリクスLED及びCRTディスプレイなど、公知の部品を利用できる。
図2は、図1に示す列車着発時刻推定装置における処理構成の関係を示す図である。
列車着発時刻推定装置1の機能について説明する。入出力インタフェース機能104は、ホームドア制御装置2の状態情報を入力して列車出発時刻計算機能102に送り、また推定ダイヤ出力機能105から推定ダイヤデータ103に含まれる列車5の駅7A出発時刻を受けて情報伝送装置3に出力する。
列車出発時刻計算機能102は、入出力インタフェース機能104から受けたホームドア制御装置2の状態情報と、ホームドア閉出発時素データ101に保持するホームドア閉から列車出発までの時素情報を用いて、列車5が駅7Aを出発する出発推定時刻を作成して推定ダイヤデータ103に保持する。
推定ダイヤ出力機能105は、推定ダイヤデータ103に保持する列車5が駅7Aを出発する出発推定時刻を、駅7Bの情報表示装置4に表示するために、入出力インタフェース機能104に送る。
図1との対応を示すと、入出力インタフェース機能104は情報インタフェース部202に、列車出発時刻計算機能102と推定ダイヤ出力機能105は演算部201に、ホームドア閉出発時素データ101と推定ダイヤデータ103は演算データ保持部203に、それぞれ対応する。
列車出発時刻計算機能102の行う処理を、図3を用いて説明する。この処理は例えば一定時間毎に実行する処理で行う。
処理1001にて、列車出発時刻計算機能102は、本処理を開始する。その後、処理1002へ遷移する。
処理1002にて、列車出発時刻計算機能102は、入出力インタフェース機能104に対する入力として、ホームドア制御装置2からホームドア8のホームドア閉じ情報の有無について確認する。その後、処理1003へ遷移する。
処理1003にて、列車出発時刻計算機能102は、ホームドア閉じ情報が無い場合、処理1006へ遷移する。ホームドア閉じ情報がある場合、処理1004へ遷移する。
処理1004にて、列車出発時刻計算機能102は、ホームドア閉出発時素データ101からホームドア閉じから列車出発までの時間値を受け取り、ホームドア閉じ時刻と前記時間値を加算して列車5の出発推定時刻を計算する。その後、処理1005へ遷移する。
処理1005にて、列車出発時刻計算機能102は、出発推定時刻を推定ダイヤデータ103に保存する。その後、処理1006へ遷移する。
処理1006にて、列車出発時刻計算機能102は、本処理を終了する。
このうち処理1002で行うホームドア制御装置2からホームドア8のホームドア閉じ情報の有無を確認する方法として、例えば駅7のホームドア制御装置2が図示していないホーム等に設置されたドア状態表示灯にホームドアの開閉状態に応じて点灯滅灯を出力する情報を受け取る方法がある。
ホームドア閉出発時素データ101の内容を、図4を用いて説明する。ホームドア閉じから出発までの時間値は、駅ごと、番線ごと、運転方向ごと、列車種別ごと、曜日ごと、時間帯ごとの各条件に対応した値を保持する。例えば駅7Aの1番線で上りの各駅停車は、平日の夜にホームドアが閉じてから列車が出発するまでの時間値として、10秒を用いる。
時間帯の設定として、例えば13時から16時など、時間値を指定してもよい。これらの値は時間帯ごとの条件を使わない場合もあり、例えば駅7Aの1番線で上りの快速は、曜日及び時間帯で条件分けを行わずに15秒を用いる。他の駅ごと、番線ごと、運転方向ごと、列車種別ごとの条件についても同じである。例えば全駅、全番線、上り下り全ての方向、全車種別、全ての曜日、全ての時間帯について共通の値を用いても良い。この場合、ホームドア閉出発時素データ101として保持する時間値はひとつでよい。
図4に示したホームドア閉出発時素データ101に保持する時間値は、例えば営業運転を行った際のホームドア閉じ時刻と出発時刻の実績値差分を集計して、平均値や中央値などの統計処理を行って決めればよい。若しくは最小値や最大値でも良いし、実績値でなく別途図示していない鉄道事業者が決めた値でも良い。
列車5の到着推定時刻を反映した推定ダイヤ103の作成方法は、例えば特許文献2に示した方法を適用すれば良い。
推定ダイヤ出力機能105の行う処理を、図5を用いて説明する。この処理は例えば一定時間毎に実行する処理で行う。
処理2001にて、推定ダイヤ出力機能105は、本処理を開始する。その後、処理2002へ遷移する。
処理2002にて、推定ダイヤ出力機能105は、推定ダイヤデータ103から列車の推定出発時刻を受ける。その後、処理2003へ遷移する。
処理2003にて、推定ダイヤ出力機能105は、列車の推定出発時刻を駅の情報表示装置に表示するために、入出力インタフェース機能104に送る。その後、処理2004へ遷移する。
処理2004にて、推定ダイヤ出力機能105は、全ての列車の推定出発時刻を送ったか確認する。未だ送っていない列車の推定出発時刻があれば処理2002へ遷移する。全ての列車の推定出発時刻を送った場合は、処理2005へ遷移する。
処理2005にて、推定ダイヤ出力機能105は、本処理を終了する。
以上の処理により、列車着発時刻推定装置1はホームドア制御装置2からホームドア閉じ情報が列車着発時刻推定装置1に入力された時点で、列車5が駅7Aを出発する時刻を推定計算できる。駅7Aを列車5が出発する時のホームドア8が閉じてから列車5が出発するまでの時間値が15秒とすると、ホームドア閉出発時素データ101は15秒の時間値を持つため、ホームドア8が閉じた時点で列車着発時刻推定装置1は15秒後に列車5が駅7Aを出発すると推定計算できる。これにより列車着発時刻推定装置1は駅7Bに列車5が駅7Aを出発する以前の段階で、出発時刻を表示することが出来る。
ここで説明した列車着発時刻推定装置1は、例えば図示していない公知の運行管理装置が保持するダイヤデータを受け取って列車出発時刻計算機能102の処理を行い、作成した推定ダイヤデータ103を運行管理装置に返しても良い。列車着発時刻推定装置1が行う処理自体を図示していない公知の運行管理装置の中で行っても良い。
本実施例により、列車に遅延が生じた場合でも正確な遅延時間を速やかに把握できるので、遅延に対応するダイヤ変更等の列車制御の要否、省エネに配慮した列車制御の変更に関する処理や手続きの開始を早めることが可能となる。
実施例2では、列車着発時刻推定装置は運行管理装置が作成する停車時間情報と、ホームドア制御装置からホームドア開き情報を受け取って列車の出発する時刻を推定計算して推定ダイヤデータに保持し、他駅に設置された情報表示装置に推定ダイヤデータに保持する列車の出発推定時刻を表示する方法について説明する。
図6に装置構成を示す。列車5は軌道6を走行し、駅7Aに到着するとホームドア制御装置2がホームドア8の開閉制御を行う。列車着発時刻推定装置1は、演算部201、情報インタフェース部202及び演算データ保持部203を有する。
列車着発時刻推定装置1はホームドア制御装置2がホームドア8を開いた状態と、運行管理装置9が出力する駅停車時間を情報インタフェース部202が受け取り、演算部201は列車5の駅7A出発時刻を計算して演算データ保持部203に保持する。列車着発時刻推定装置1は計算した列車5の駅7A出発時刻を、列車5の進行方向にある駅7Bに設置された情報表示装置4に、情報伝送装置3を介して表示する。
運行管理装置9は演算データ保持部603に保持する駅停車時間を演算部601が取得し、列車着発時刻推定装置1に対して情報インタフェース部602を介して伝送する。
演算部201、情報インタフェース部202、演算データ保持部203、情報表示装置4を構成する部品や手段は、実施例1と同じである。
図7は、図6に示す列車着発時刻推定装置における処理構成の関係を示す図である。
列車着発時刻推定装置1の機能について説明する。入出力インタフェース機能104は、ホームドア制御装置2の状態情報を入力して列車出発時刻計算機能102に送り、また推定ダイヤ出力機能105から推定ダイヤデータ103に含まれる列車5の駅7A出発時刻を受けて情報伝送装置3に出力する。
列車出発時刻計算機能102は、入出力インタフェース機能104から受けたホームドア制御装置2の状態情報と、到着ホームドア開時素データ107に保持する列車到着からホームドア開までの時素情報と、運行管理装置9が作成する停車時間情報を用いて、列車5が駅7Aを出発する出発推定時刻を作成して推定ダイヤデータ103に保持する。
このうち運行管理装置9が停車時間作成機能106で作成する停車時間情報は、例えば特許文献3に示す公知の技術を用いればよい。
推定ダイヤ出力機能105の処理内容は、実施例1と同じである。
図6との対応を示すと、入出力インタフェース機能104は情報インタフェース部202に、列車出発時刻計算機能102と推定ダイヤ出力機能105は演算部201に、到着ホームドア開時素データ107と推定ダイヤデータ103は演算データ保持部203に、入出力インタフェース機能108は情報インタフェース部602に、停車時間作成機能106は演算部601と演算データ保持部603に、それぞれ対応する。
列車出発時刻計算機能102の行う処理を、図8を用いて説明する。この処理は例えば一定時間毎に実行する処理で行う。
処理3001にて、列車出発時刻計算機能102は、本処理を開始する。その後、処理3002へ遷移する。
処理3002にて、列車出発時刻計算機能102は、入出力インタフェース機能104に対する入力として、ホームドア制御装置2からホームドア8のホームドア開き情報の有無について確認する。その後、処理3003へ遷移する。
処理3003にて、列車出発時刻計算機能102は、ホームドア開き情報が無い場合、処理3007へ遷移する。ホームドア開き情報がある場合、処理3004へ遷移する。
処理3004にて、列車出発時刻計算機能102は、運行管理装置9から停車時間情報を受け取る。その後、処理3005へ遷移する。
処理3005にて、列車出発時刻計算機能102は、到着ホームドア開時素データ107から列車到着からホームドア開きまでの時間値を受け取り、ホームドア開き時刻と前記時間値と前記停車時間情報を加算して列車5の出発推定時刻を計算する。その後、処理3006へ遷移する。
処理3006にて、列車出発時刻計算機能102は、出発推定時刻を推定ダイヤデータ103に保存する。その後、処理3007へ遷移する。
処理3007にて、列車出発時刻計算機能102は、本処理を終了する。
処理3002で行うホームドア制御装置2からホームドア8のホームドア開き情報の有無を確認する方法は、実施例1で示した方法を用いれば良い。
到着ホームドア開時素データ107の内容を、図9を用いて説明する。到着からホームドア開きまでの時間値は、駅ごと、番線ごと、運転方向ごと、列車種別ごと、曜日ごと、時間帯ごとの各条件に対応した値を保持する。例えば駅7Aの1番線で上りの各駅停車は、平日の夜に列車が到着してからホームドアが開くまでの時間値として、−5秒を用いる。
時間帯の設定として、例えば13時から16時など、時間値を指定してもよい。これらの値は時間帯ごとの条件を使わない場合もあり、例えば駅7Aの1番線で上りの快速は、曜日及び時間帯で条件分けを行わずに−10秒を用いる。他の駅ごと、番線ごと、運転方向ごと、列車種別ごとの条件についても同じである。例えば全駅、全番線、上り下り全ての方向、全車種別、全ての曜日、全ての時間帯について共通の値を用いても良い。この場合、到着ホームドア開時素データ107として保持する時間値はひとつでよい。
図9に示した到着ホームドア開時素データ107に保持する時間値は、例えば営業運転を行った際の到着時刻とホームドア開き時刻の実績値差分を集計して、平均値や中央値などの統計処理を行って決めればよい。若しくは最小値や最大値でも良いし、実績値でなく別途図示していない鉄道事業者が決めた値でも良い。
列車5の到着推定時刻を反映した推定ダイヤ103の作成方法、推定ダイヤ出力機能105の行う処理は、実施例1と同じである。
以上の処理により、列車着発時刻推定装置1はホームドア制御装置2からホームドア開き情報が列車着発時刻推定装置1に入力された時点で、列車5が駅7Aを出発する時刻を推定計算できる。
ここで説明した列車着発時刻推定装置1は、例えば運行管理装置9が保持するダイヤデータを受け取って列車出発時刻計算機能102の処理を行い、作成した推定ダイヤデータ103を運行管理装置9に返しても良い。列車着発時刻推定装置1が行う処理自体を運行管理装置9の中で行っても良い。
なおホームドア開時点で列車出発時刻を推定計算する実施例2記載の処理を行った上で、ホームドア閉時点で列車出発時刻を推定計算する実施例1記載の処理を行う構成としても良い。この構成では列車5が駅7Aに遅れて到着しホームドア8が開いた時点で到着遅れを反映した駅7Aの列車5の出発時刻を推定計算し、更に列車5が駅7Aを出発する際にホームドア8が閉じた時点で出発遅れを反映した駅7Aの列車5の出発時刻を推定計算することが出来る。この2回の推定計算結果それぞれを駅7Bの情報表示装置4に表示しても良いし、ホームドア8が閉じた時点の出発時刻はホームドア8が開いた時点の出発時刻より小さい場合のみ表示内容を更新しても良い。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 列車着発時刻推定装置
2 ホームドア制御装置
3 情報伝送装置
4 情報表示装置
5 列車
6 軌道
7 駅
7A 駅
7B 駅
8 ホームドア
9 運行管理装置
101 ホームドア閉出発時素データ
102 列車出発時刻計算機能
103 推定ダイヤデータ
104 入出力インタフェース機能
105 推定ダイヤ出力機能
106 停車時間作成機能
107 到着ホームドア開時素データ
108 入出力インタフェース機能
201 演算部
202 情報インタフェース部
203 演算データ保持部
601 演算部
602 情報インタフェース部
603 演算データ保持部
1001〜1006 2001〜2005 3001〜3007 処理

Claims (5)

  1. 列車がホームに滞在する時間の情報である停車時分を運行管理装置から取得し、前記列車が前記ホームに到着してからホームドアが正常に開く時までにかかる時間の情報である到着補正時分を保持し、前記ホームドアが正常に開いたことを示すホームドア開情報を受けたとき、前記ホームドア開情報を受けた時刻に前記停車時分と前記到着補正時分を加算して前記列車の出発時刻の推定値を算出することを特徴とする列車着発時刻推定装置。
  2. 請求項1に記載の列車着発時刻推定装置において、
    前記ホームドア開情報は前記ホームドアを制御する装置が前記ホームドアの状態を表示するドア状態表示灯に前記ホームドアの開閉状態に応じて点灯滅灯を指示する情報を用いることを特徴とする列車着発時刻推定装置。
  3. 請求項1乃至請求項2のいずれか一つに記載の列車着発時刻推定装置において、
    前記到着補正時分は、駅ごと、番線ごと、運転方向ごと、列車種別ごと、曜日ごと、時間帯ごとの各条件に対応した値を保持することを特徴とする列車着発時刻推定装置。
  4. 請求項3に記載の列車着発時刻推定装置において、
    前記到着補正時分は、駅ごと、番線ごと、運転方向ごと、列車種別ごと、曜日ごと、時間帯ごとの条件のうち、ひとつ以上について対応した値を保持することを特徴とする列車
    着発時刻推定装置。
  5. 請求項3に記載の列車着発時刻推定装置において、
    前記到着補正時分は、ひとつだけの値を保持することを特徴とする列車着発時刻推定装置。
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