JP6682287B2 - X線撮影システム - Google Patents

X線撮影システム Download PDF

Info

Publication number
JP6682287B2
JP6682287B2 JP2016020868A JP2016020868A JP6682287B2 JP 6682287 B2 JP6682287 B2 JP 6682287B2 JP 2016020868 A JP2016020868 A JP 2016020868A JP 2016020868 A JP2016020868 A JP 2016020868A JP 6682287 B2 JP6682287 B2 JP 6682287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
ray
patient
unit
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016020868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017136299A (ja
Inventor
利多 大橋
利多 大橋
信弘 有川
信弘 有川
正治 征矢
正治 征矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Canon Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Medical Systems Corp filed Critical Canon Medical Systems Corp
Priority to JP2016020868A priority Critical patent/JP6682287B2/ja
Publication of JP2017136299A publication Critical patent/JP2017136299A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6682287B2 publication Critical patent/JP6682287B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

本発明の実施形態は、X線撮影システムに関する。
X線撮影システムは、被検体(例えば、患者)にX線を照射し、透過X線をX線検出器で検出することで被検体のX線信号を得る。そして、画像処理部でX線信号を処理することにより、表示部に透過X線画像を表示する。一般的なX線撮影システムでは、X線検出器を立位撮影台及び臥位撮影台に組み合わせたシステムが知られている。このシステムでは、天井に設けられた可動式の支持器を用いてX線管を懸垂し、操作パネルにより立位撮影台又は臥位撮影台に対して適切な撮影位置にX線管をポジショニングした後にX線撮影を行なっている。
また、立位撮影台又は臥位撮影台に対して適切な撮影位置にX線管をオートポジショングする技術が開示される。この技術によれば、自動走行可能なX線管の移動先を容易に認識することができ、作業効率の向上を図ることができる。移動先の設定方法としては、操作制御部に備わったタッチパネル式の液晶表示装置の画面上にX線撮影システムの配備された部屋のレイアウトを表示させる。さらに、レイアウト上に現在のX線管の備わった支持器の位置を点灯表示さるとともに、撮影対象である患者の撮影位置を点滅表示させる。
また、近年、人物や物体の動作(動き)をデジタル的に記録するモーションキャプチャ(motion capture)技術の開発が進んでいる。モーションキャプチャ技術の方式としては、例えば、光学式、機械式、磁気式、及びカメラ式などが知られている。一例を挙げると、人物にマーカを装着させて、カメラなどのトラッカによってマーカを検出し、検出したマーカを処理することにより人物の動作をデジタル的に記録するカメラ方式が知られている。
マーカ及びトラッカを用いない方式としては、赤外線センサを利用して、センサから人物までの距離を計測し、人物の大きさや骨格のさまざまな動作を検出することで人物の動作をデジタル的に記録する方式が知られている。このような方式を利用したセンサとしては、例えば、kinect(登録商標)が知られている。
特開2007−244569号公報
本発明が解決しようとする課題は、被検体の体勢の変化に起因する意図しない部位のX線撮影を回避できるX線撮影システムを提供することである。
本実施形態に係るX線撮影システムは、X線を照射するX線管と、前記X線を検出するX線検出器と、被検体の光学撮影を行なって前記被検体の動作情報を生成する光学撮影部と、前記動作情報に基づいて前記被検体が不動とみなせるか否かを判断する動作判断部と、を有する。
本実施形態に係るX線撮影システムの一部構成を示す外観図。 本実施形態に係るX線撮影システムの全体構成図。 本実施形態に係るX線撮影システムの機能を示すブロック図。 ポジショニング前の管球位置の一例を示す図。 動作情報に基づく撮影部位の設定画面の一例を示す図。 ポジショニング後の管球位置の一例を示す図。 図6に示す管球位置におけるX線撮影を示す図。 本実施形態に係るX線撮影システムの動作を示すフローチャート。 第1時相における管球位置を示す図。 第2時相における管球位置を示す図。 第3時相における管球位置を示す図。 第4時相における管球位置を示す図。 第5時相における管球位置を示す図。
本実施形態に係るX線撮影システムについて、添付図面を参照して説明する。
本実施形態に係るX線撮影システムは、立位検査及び臥位検査を兼用する装置として説明されるが、立位検査及び臥位検査の一方のみを備える装置の場合であってもよい。
図1は、本実施形態に係るX線撮影システムの一部構成を示す外観図である。図2は、本実施形態に係るX線撮影システムの全体構成図である。
図1及び図2は、本実施形態に係るX線撮影システム1を示す。そのX線撮影システム1は、撮影装置本体10及び画像処理装置(コンソール)30を備える。撮影装置本体10は、検査室に備えられる一方、画像処理装置30は、検査室に隣接する制御室に備えられる。
撮影装置本体10は、X線管筐体11、立位撮影台12、立位検出器13、臥位撮影台14、臥位検出器15、天井レール16、台車部17、支柱部18、高電圧発生装置19、撮影コントローラ20、及びAD(analog to digital)変換回路21、操作パネル22、及び光学センサ23を備える。
X線管筐体11は、X線管11aを内蔵する。X線管11aは、高電圧発生装置19から電力供給を受けて、立位撮影台12の前、又は、臥位撮影台14の上の患者の撮影部位にX線を照射する。X線管筐体11は−180°〜+180°の範囲で支柱部18に対して回転可能である。X線管筐体11は、撮影コントローラ20による制御の下、支柱部18の上下方向の伸縮に従って高さが変更される。X線管11aの前面には、X線を照射するための開口を形成するためのX線絞り(図示しない)が配置される。
立位撮影台12は、X線管筐体11に対向する位置に鉛直向きに配置される。
立位検出器13は、立位撮影台12によって支持される。立位検出器13は、立位の患者からの透過X線を検出して画像データとして出力するFPD(図示しない)である。また、立位検出器13は、散乱線を除去するグリッド(図示しない)をセット可能な構造を有する。立位検出器13は、撮影コントローラ20による制御の下、X線管筐体11の高さの変更に従って、立位撮影台12に沿って高さが変更される。
臥位撮影台14は、患者を載置可能なように横向きに配置される。臥位撮影台14は、撮影コントローラ20による制御の下、上部に備えられる天板(図示しない)をスライド可能である。
臥位検出器15は、臥位撮影台14によって支持される。臥位検出器15は、臥位の患者からの透過X線を検出して画像データとして出力するFPDを含むX線検出器である。また、臥位検出器15は、散乱線を除去するグリッド(図示しない)をセット可能な構造を有する。また、臥位検出器15は、天井レール16上の台車部17のスライド、すなわち、X線管11aのスライドに連動して、スライド可能範囲でスライドを行なう。
天井レール16は、天井Cに敷設される。
台車部17は、支柱部18を介してX線管筐体11を支持する。台車部17は、天井レール16に沿ってスライド可能なように天井レール16に係合される。台車部17は、撮影コントローラ20による制御の下、X線管筐体11が立位撮影台12の側と臥位撮影台14の側との間をスライド可能である。すなわち、台車部17は、X線管11a(X線焦点)及び立位検出器13aの間の距離(SID:source image receptor distance)を変更可能である。
支柱部18は、台車部17に支持され、その下端のX線管筐体11を垂直・水平方向に回転自在に支持する。支柱部18は、撮影コントローラ20による制御の下、上下方向に伸縮自在である。すなわち、支柱部18は、X線管11a(X線焦点)及び臥位検出器15の間の距離(SID)を変更可能である。
高電圧発生装置19は、X線管11aに高電圧電力を供給する。
撮影コントローラ20は、処理回路や、RAM(random access memory)等のメモリによって構成される。撮影コントローラ20は、処理回路31からの指示に従って、モータ(図示しない)を介して台車部17を水平方向にスライドさせ、支柱部18を伸縮させることで撮影位置を設定し、高電圧発生装置19を介してX線管11aからX線を照射させる。
AD変換回路21は、処理回路31による制御の下、X線検出器13,15から出力されるアナログ信号(ビデオ信号)をデジタル信号に変換する。
操作パネル22は、X線管筐体11に支持される。操作パネル22は、タッチパネル式の液晶表示装置である。なお、操作パネル22は、X線管筐体11に支持される場合に限定されるものではなく、立位撮影台12や、臥位撮影台14等に支持されていてもよい。
操作パネル22は、後述する光学センサ23による動作情報などを表示でき、また、操作者によって撮影部位や撮影条件の指定を受け付けることができる。例えば、操作パネル22は、X線管筐体11に具備される。なお、操作パネル22は、X線管筐体11に具備される場合に限定されるものではない。操作パネル22の代わりに、光学センサ23による動作情報などを表示でき、また、操作者によって撮影部位や撮影条件の指定を受け付けることができるモバイル端末が用いられてもよい。
光学センサ23は、立位撮影台12の前、及び、臥位撮影台14の上の患者を撮影可能な位置に備えられる。光学センサ23は、光学センサ23の撮影範囲に、台車部17、支柱部18、及びX線管筐体11のスライド範囲が重ならない位置(例えば、天井や検査室の側壁)に備えられる。光学センサ23は、立位撮影台12の前面の患者を撮影可能な位置と、臥位撮影台14の上の患者を撮影可能な位置とにそれぞれ設けられるものであってもよい。ここでは、光学センサ23が、立位撮影台12の前、及び、臥位撮影台14の上の患者を撮影可能な天井位置に1個備えられる場合について説明する。
光学センサ23は、立位撮影台12の前、又は、臥位撮影台14の上の患者を光学撮影して、カラー画像情報、距離画像情報、及び動作情報のうち少なくとも1個を収集する。光学センサ23としては、例えば、kinect(登録商標)が用いられる。光学センサ23は、カラー画像収集部23a、距離画像収集部23b及び動作情報生成部23cを有する。kinectは、周囲の音声を集音し、音源の方向特定及び音声認識を行なう音声認識部(図示しない)を有する場合もある。
カラー画像収集部23aは、立位撮影台12の前、又は、臥位撮影台14の上の患者の全体を撮影し、カラー画像情報を収集する。例えば、カラー画像収集部23aは、患者表面で反射される光を受光素子で検知し、可視光を電気信号に変換する。そして、カラー画像収集部23aは、電気信号をデジタルデータに変換することにより、撮影範囲に対応する1フレームのカラー画像情報を生成する。この1フレーム分のカラー画像情報には、例えば、撮影時刻情報と、この1フレームに含まれる各画素にRGB(red green blue)値が対応付けられた情報とが含まれる。
カラー画像収集部23aは、次々に検知される可視光から連続する複数フレームのカラー画像情報を生成することで、撮影範囲を動画撮影する。なお、カラー画像収集部23aによって生成されるカラー画像情報は、各画素のRGB値をビットマップに配置したカラー画像として出力されてもよい。また、カラー画像収集部23aは、受光素子として、例えば、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)や、CCD(charge coupled device)を有する。
距離画像収集部23bは、立位撮影台12の前、又は、臥位撮影台14の上の患者を撮影し、距離画像情報を収集する。例えば、距離画像収集部23bは、赤外線を周囲に照射し、照射波が患者表面で反射された反射波を受光素子で検知する。そして、距離画像収集部23bは、照射波とその反射波との位相差や、照射から検知までの時間に基づいて、患者と距離画像収集部23bとの距離を求め、撮影範囲に対応する1フレームの距離画像情報を生成する。この1フレーム分の距離画像情報には、例えば、撮影時刻情報と、撮影範囲に含まれる各画素に、その画素に対応する患者と距離画像収集部23bとの距離が対応付けられた情報とが含まれる。
距離画像収集部23bは、次々に検知される反射波から連続する複数フレームの距離画像情報を生成することで、撮影範囲を動画撮影する。なお、距離画像収集部23bによって生成される距離画像情報は、各画素の距離に応じた色の濃淡をビットマップに配置した距離画像として出力されてもよい。また、距離画像収集部23bは、受光素子として、例えば、CMOSやCCDを有する。この受光素子は、カラー画像収集部23aで用いられる受光素子と共用されてもよい。また、距離画像収集部23bによって算出される距離の単位は、例えば、メートル[m]である。
動作情報生成部23cは、立位撮影台12の前、又は、臥位撮影台14の上の患者の動作を表す動作情報を生成する。動作情報は、例えば、患者の動作(ジェスチャ)を複数の姿勢(ポーズ)の連続として捉えることにより生成される。動作情報生成部23cは、まず、人体パターンを用いたパターンマッチングにより、距離画像収集部23bによって生成される距離画像情報から、人体の骨格を形成する各関節の座標を得る。距離画像情報から得られた各関節の座標は、距離画像の座標系で表される値である。このため、動作情報生成部23cは、次に、距離画像の座標系における各関節の座標を、実空間の座標系(世界座標系)で表される値に変換する。実空間の座標系で表される各関節の座標が、1フレーム分の骨格情報となる。複数フレーム分の骨格情報が、動作情報である。
画像処理装置30は、コンピュータをベースとして構成されており、X線撮影システム1の全体の動作制御や、撮影装置本体10によって取得された複数のX線画像(X線画像データ)に関する画像処理等を行なう装置である。画像処理装置30は、処理回路31、記憶回路32、入力回路33、ディスプレイ34、及びIF(interface)35を有する。
処理回路31は、X線撮影システム1を総括的に制御する。
処理回路31は、専用又は汎用のCPU(central processing unit)又はMPU(micro processor unit)の他、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、及び、プログラマブル論理デバイスなどの処理回路を意味する。プログラマブル論理デバイスとしては、例えば、単純プログラマブル論理デバイス(SPLD:simple programmable logic device)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD:complex programmable logic device)、及び、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field programmable gate array)などの回路が挙げられる。処理回路31は記憶回路32に記憶された、又は、処理回路31内に直接組み込まれたプログラムを読み出し実行することで図3に示す機能を実現する。
また、処理回路31は、単一の回路によって構成されてもよいし、複数の独立した回路を組み合わせによって構成されてもよい。後者の場合、プログラムを記憶する記憶回路32は回路ごとに個別に設けられてもよいし、1個の記憶回路32が複数の回路の機能に対応するプログラムを記憶するものであってもよい。
記憶回路32は、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ(flash memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等によって構成される。記憶回路32は、USB(universal serial bus)メモリ及びDVD(digital video Disk)などの可搬型メディアによって構成されてもよい。記憶回路32は、処理回路31において用いられる各種処理プログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(operating system)等も含まれる)や、プログラムの実行に必要なデータや、医用画像を記憶する。また、OSに、操作者に対するディスプレイ34への情報の表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力回路33によって行なうことができるGUI(graphical user Interface)を含めることもできる。
記憶回路32は、光学センサ23によって光学撮影された全てのフレームごとのカラー画像情報、距離画像情報、音声認識結果、及び骨格情報などを時系列順に時間に対応付けて記憶する。
入力回路33は、操作者によって操作が可能なポインティングデバイスなどの入力デバイス(例えば、キーボード)からの信号を入力する回路である。ここでは、入力デバイス自体も入力回路33に含まれるものとする。操作者により入力デバイスが操作されると、入力回路33はその操作に応じた入力信号を生成して処理回路31に出力する。なお、X線撮影システム1は、入力デバイスがディスプレイ34と一体に構成されたタッチパネルを備えてもよい。
ディスプレイ34は、液晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、及び有機ELパネル等の表示デバイスである。ディスプレイ34は、処理回路31の制御に従って画像データを表示する。
IF35は、パラレル接続仕様やシリアル接続仕様に合わせたコネクタによって構成される。IF35は、各規格に応じた通信制御を行なって、X線撮影システム1をネットワークN網に接続させる。
図3は、本実施形態に係るX線撮影システム1の機能を示すブロック図である。
処理回路31(又は撮影コントローラ20の処理回路)がプログラムを実行することによって、X線撮影システム1は、図3に示すように、動作情報生成機能41、撮影部位設定機能42、ポジショニング機能43、撮影条件設定機能44、動作判断機能45、報知機能46、及び撮影機能47を備える。なお、動作情報生成機能41、撮影部位設定機能42、ポジショニング機能43、撮影条件設定機能44、動作判断機能45、報知機能46、及び撮影機能47は、X線撮影システム1にハードウェアとして備えられるものであってもよい。また、動作情報生成機能41、撮影部位設定機能42、ポジショニング機能43、撮影条件設定機能44、動作判断機能45、報知機能46、及び撮影機能47の全部又は一部は、撮影コントローラ20がプログラムを実行することによって機能するものであってもよい。
動作情報生成機能41は、光学センサ23を制御して立位撮影台12の前、又は、臥位撮影台14の上に載置された患者を光学撮影させ、光学撮影によって生成された骨格情報に基づく動作情報を動画像として操作パネル22に表示させる機能である。以下、動作情報生成機能41が、臥位撮影台14の上に載置された患者の動作情報を生成するように制御する場合を例にとって説明するものとする。
図4は、ポジショニング前の管球位置の一例を示す図である。
図4は、ポジショニング前に、臥位撮影台14の上に載置された患者Sの動作情報を生成する場合におけるX線管筐体11の位置を示す。患者Sの動作情報の生成は、光学センサ23によって行なわれる。X線管筐体11に具備される操作パネル22には、患者Sの動作情報が動画像又は所要フレームの静止画像として表示される。
図3の説明に戻って、撮影部位設定機能42は、操作パネル22に表示された患者のカラー画像情報に基づき撮影部位の指定を受け付け、撮影部位を設定する機能である。
図5は、動作情報に基づく撮影部位の設定画面の一例を示す図である。
図5は、所定フレームの骨格情報が重畳されたカラー画像情報を示す。骨格情報は、複数の関節(図6の複数点)を含む。操作者が、操作パネル22に表示された患者の動作情報の所定の位置をタッチすると、タッチ位置に相当する撮影部位が選択される。図5に示す例では、患者の左足を含む撮影領域Rが選択されている。
図3の説明に戻って、ポジショニング機能43は、撮影コントローラ20を介して台車部17及び支柱部18(図1及び図2に図示)を制御して、撮影部位設定機能42によって設定された撮影部位を撮影可能な位置にX線管11a及び臥位検出器15をポジショニングする機能である。ポジショニング機能42は、X線管筐体11の回転動作と、天井レール16上の台車部17のスライドと、支柱部18の上下方向への伸縮とを実行することで、患者に対してX線管11a及び臥位検出器15をポジショニングする。
ポジショニング機能43により、検査室内の位置を指定するのではなく、患者のカラー画像情報上で操作者が指定した撮影部位のX線撮影に適した位置にX線管11a及び臥位検出器15をポジショニングすることができる。よって、ポジショニング機能43により、効率的に、かつ、効果的にポジショングを行なうことができる。
また、ポジショニング機能43は、撮影部位設定機能42によって設定された撮影部位に応じてX線を照射するための開口を形成するためのX線絞り(図示しない)の開口を制御することで、X線絞りをポジショニングしてもよい。
図6は、ポジショニング後の管球位置の一例を示す図である。
図6は、図4の状態からポジショニングされた後の管球位置を示す。操作パネル22には、患者Sの動作情報が動画像又は所要フレームの静止画像として表示される。
図3の説明に戻って、撮影条件設定機能44は、撮影条件を設定する機能である。撮影条件は、X線撮影を行なう際のX線管11aの管電圧及び管電流などのパラメータを含む。撮影条件設定機能44は、操作パネル22を介した入力に基づいて撮影条件を設定する。複数の区分(例えば、大人区分及び子供区分)と、各区分に対応する撮影条件のパラメータとを予め対応づけておき、複数の区分から患者に合う区分を操作者が選択することで、撮影条件設定機能44は、患者に対応する撮影条件のパラメータを選択する。
又は、撮影条件設定機能44は、光学センサ23からの距離画像情報に基づいて撮影条件を自動的に設定する。具体的には、撮影条件設定機能44は、光学センサ23を制御して臥位撮影台14の上に載置された患者を光学撮影させ、光学撮影によって生成された距離画像情報に基づいて、光学センサ23と患者の照射側の体表までの第1の距離と、光学センサ23と臥位撮影台14までの第2の距離とを算出する。そして、撮影条件設定機能44は、第1の距離と第2の距離とに基づいて患者の体厚を算出する。複数の体厚と、各体厚に対応する撮影条件のパラメータとを予め対応づけておき、算出された体厚に応じてパラメータを設定する。撮影条件設定機能44は、管電圧及び管電流の少なくとも1を自動的に設定すればよい。
撮影条件設定機能44によって患者の体厚の測定による撮影条件の自動設定によれば、操作者による患者の外形の判断によることなく現実の体厚に基づいて撮影条件を設定するので、正確で、かつ、精度よく撮影条件を設定できる。
動作判断機能45は、ポジショニング機能43によってX線管11a及び臥位検出器15がポジショニングされた後、光学センサ23によって生成された動作情報に基づいて、患者の動作を示す指標が閾値未満であるか否か、すなわち、患者が不動とみなせるか否かを判断する機能である。動作判断機能45は、患者の全体の動作を示す指標が閾値未満であるか否かを判断することもできるし、患者の全体のうち撮影部位設定機能42によって設定された撮影部位内の動作を示す指標が閾値未満である否かを判断することもできる。後者の場合、閾値は、撮影部位ごとに設定されてもよい。
例えば、動作を示す指標は、動作情報に含まれる複数の関節のそれぞれの変化量である。複数のフレームに亘って複数の関節をそれぞれトレースすることで、各関節の変化量が求められる。動作判断機能45は、患者全体又は撮影部位内のN個の関節のうちn(1≦n≦N)個の移動量が閾値以上となれば患者が不動とみなせない(体勢の変化あり)と判断すればよい。動作判断機能45は、患者全体又は撮影部位内のN個の関節の移動量の最大値が閾値以上となれば患者が不動とみなせないと判断してもよい。
報知機能46は、動作判断機能45によって動作を示す指標が閾値以上であると判断された場合、その旨を操作者に視覚的に及び/又は聴覚的に報知させる機能である。
撮影機能47は、X線撮影の開始指示を入力回路33から受けると、撮影条件設定機能44によって設定された撮影条件に従って撮影コントローラ20を介してX線管11a及び臥位検出器15(図1及び図2に図示)を制御して、患者のX線撮影を実行する機能である。X線撮影の実行中、光学センサ23による動作情報の生成は中断されてもよいし、継続されてもよい。図7は、図6に示す管球位置におけるX線撮影を示す図である。
続いて、図1、図2、及び図8を用いて、本実施形態に係るX線撮影システム1の動作について説明する。
図8は、本実施形態に係るX線撮影システム1の動作を示すフローチャートである。
まず、放射線技師などの操作者によって患者が検査室の臥位撮影台14の上(又は、立位撮影台12の前面)に誘導される。光学センサ23は、図4に示すように臥位撮影台14の上に載置された患者の光学撮影を開始して、距離画像情報の収集と、動作情報の生成とを開始する(ステップST1)。
ステップST1に続き、処理回路31は、ステップST1によって生成された患者のカラー画像情報を操作パネル22に表示させる(ステップST2)。ステップST2に続き、処理回路31は、図5を用いて説明したように、ステップST2によって操作パネル22に表示された動作情報に基づいて撮影部位の指定を受け付け、撮影部位を設定する(ステップST3)。
ステップST3に続き、処理回路31は、ステップST3によって設定された撮影部位を撮影可能な位置にX線管11a及び臥位検出器15をポジショニングする(ステップST4)。ステップST4において、処理回路31は、X線管筐体11の回転動作と、天井レール16上の台車部17のスライドと、支柱部18の上下方向への伸縮動作とを実行することで、図4に示す台車部17及び支柱部18を図6に示す位置まで動作させる。また、ステップST4において、処理回路31は、天井レール16上の台車部17のスライド、すなわち、X線管11aのスライドに連動して、スライド可能範囲で臥位検出器15をスライドさせる。ステップST4の後、必要に応じて手動でX線管11aの位置が微調整される場合もあり得る。
ステップST4に続き、処理回路31は、操作パネル22上で撮影条件の指定を受け付け、撮影条件を設定する(ステップST5)。ステップST5において、前述したように患者の体厚に応じて撮影条件を自動的に設定するができる。なお、ステップST4,ST5の動作の順序は逆であってもよい。
処理回路31は、ステップST4によってX線管11a及び臥位検出器15がポジショニングされた後、ステップST1によって生成された動作情報に基づいて、患者の動作を示す指標が閾値未満であるか否か、すなわち、患者が不動とみなせるか否かを判断する(ステップST6)。ステップST6において、処理回路31は、患者の全体の動作情報に基づく関節の変化量が閾値未満であるか否かを判断することもできるし、患者の全体を示す動作情報のうちステップST3によって設定された撮影部位内の関節の変化量が閾値未満である否かを判断することもできる。
ステップST6にてYES、すなわち、患者が不動とみなせると判断される場合、処理回路31は、X線撮影の開始指示があるか否かを判断する(ステップST7)。
ステップST7の判断にてYES、すなわち、X線撮影の開始指示があると判断される場合、処理回路31は、ステップST1によって開始された光学撮影を終了させる(ステップST8)。ステップST8に続き、処理回路31は、図6に示す位置にて、ステップST5によって設定された撮影条件に従ってX線管11aなどを制御してX線撮影を実行する(ステップST9)。ステップST9において、操作者は、検査室の操作パネル22を介した撮影部位及び撮影条件の指定などを行なった後、制御室に移動して制御室の入力回路33を介してX線撮影の実行を指示する。
一方、ステップST7の判断にてNO、すなわち、X線撮影の開始指示がないと判断される場合、処理回路31は、ステップST6に戻る。すなわち、ステップST6,ST7の判断が繰り返されることで、X線管11a及び臥位検出器15がポジショニングされてからX線撮影の開始までの間、患者の動作が大きいか否かが判断される。
ステップST6にてNO、すなわち、患者が不動とみなせない(体勢の変化あり)と判断される場合、処理回路31は、その旨を操作者に視覚的に及び/又は聴覚的に報知させる(ステップST10)。患者の動作が大きい旨を操作者に視覚的に報知する場合、処理回路31は、操作パネル22やディスプレイ34にその旨をポップアップすればよい。
ステップST10に続き、処理回路31は、ステップST10による報知がある場合に、操作パネル22又は入力回路33上でX線管11a及び臥位検出器15の再度のポジショニングの要否の選択を受け付け、再度のポジショングは不要か否かを判断する(ステップST11)。ステップST11にてYES、すなわち、再度のポジショングは不要と判断される場合、処理回路31は、X線撮影の開始指示があるか否かを判断する(ステップST12)。
ステップST12の判断にてYES、すなわち、X線撮影の開始指示があると判断される場合、処理回路31は、ステップST1によって開始された光学撮影を終了して(ステップST8)、X線撮影を実行する(ステップST9)。
一方、ステップST11にてNO、すなわち、再度のポジショングが必要と判断される場合、処理回路31は、動作情報に基づいて撮影部位の指定を受け付け、撮影部位を設定する(ステップST3)。つまり、ステップST10による報知がある場合であっても、操作者の選択により、X線撮影を強制的に実行させることもできるし、操作者が再び検査室に入室して再度のポジショニングを行なうこともできる。なお、ステップST10を介してステップST9によるX線撮影の実行が行なわれる場合には、X線撮影がインターロックされてもよい。
なお、ステップST12の判断にてNO、すなわち、X線撮影の開始指示がないと判断される場合、処理回路31は、X線撮影の開始指示があるまで待機する。
X線撮影システム1によると、患者に対してX線管11a及び臥位検出器15がポジショニングされてからX線撮影の開始までの間、すなわち、待機時間中に被検体の体勢が変化した場合に、意図しない部位のX線撮影を回避できる。特に、患者が高齢者などである場合、待機時間中に同じ体勢を長時間キープすることが困難であるため、体勢が変化してしまう。また、待機時間中における患者の体勢の変化に操作者が気づかずにそのままX線撮影が行なわれてしまうと、患者に撮影失敗による不要被曝が発生してしまうという問題があるが、X線撮影システム1によると、その問題も解消される。
(第1変形例)
ここでは、X線撮影システム1の思想を、検査室に複数の臥位撮影台を備える構成、例えば、1管球2システムに適用する場合について説明する。
図9〜図13は、検査室に2個の臥位撮影台が備えられる場合のX線管及び臥位検出器のポジショニングを説明するための図である。図9は、第1時相における管球位置を示す図である。図10は、第2時相における管球位置を示す図である。図11は、第3時相における管球位置を示す図である。図12は、第4時相における管球位置を示す図である。図13は、第5時相における管球位置を示す図である。
図9〜図13は、X線防護壁Wを使って第1分室及び第2分室に区分された検査室の様子を示す。天井レール16は、第1分室から第2分室にかけて天井Cに敷設される。第1分室の臥位撮影台14a、臥位検出器15a、及び光学センサ23aは、図1に示す臥位撮影台14、臥位検出器15、及び光学センサ23とそれぞれ同等の構成を有する。第2分室の臥位撮影台14b、臥位検出器15b、及び光学センサ23bも同様に、図1に示す臥位撮影台14、臥位検出器15、及び光学センサ23とそれぞれ同等の構成を有する。なお、光学センサは、臥位撮影台14a,14b上の患者を撮影可能な1個のセンサであってもよい。
図9は、第1分室において臥位撮影台14a上の患者S1が光学センサ23aで光学撮影され、第1分室において操作者Dが患者S1の撮影部位を指定している時相を示す。また、図9は、第2分室において患者S1の次に撮影予定の患者S2が、看護師Nによって臥位撮影台14bに誘導されている時相を示す。
次いで、第1分室において光学センサ23aによる光学撮影に基づき患者S1の動作の有無が逐次判断されている状態で、第1分室において患者S1に係る撮影条件が設定され、ポジショニングが実行される。制御室から操作者Dによって患者S1のX線撮影が指示されると、図10に示す状態となる。図10は、第1分室において臥位撮影台14a上の患者S1がX線撮影されている時相を示す。図10は、第2分室において臥位撮影台14b上の患者S2がX線撮影の待機をしている時相を示す。
次いで、第1分室において、患者S1のX線撮影が終了されると、患者S1は第1分室から退避する。また、第2分室において臥位撮影台14b上の患者S2に対する光学撮影が開始されると、図11に示す状態となる。図11は、第2分室において臥位撮影台14b上の患者S2が光学センサ23bで光学撮影され、第1分室において操作者Dが患者S2の撮影部位を指定している時相を示す。
次いで、第2分室において光学センサ23bによる光学撮影に基づき患者S1の動作の有無が逐次判断されている状態で、第1分室において患者S2に係る撮影条件が設定され、ポジショニングが実行されると、図12に示す状態となる。ここでのポジショニングでは、臥位検出器15aは、X線管11aの動作に連動しない。図12は、第1分室において患者S2の次に撮影予定の患者S3が、看護師Nによって臥位撮影台14aに誘導されている時相を示す。すなわち、第1分室で患者S2のX線撮影に係る撮影部位及び撮影条件を設定した操作者Dは、患者S2の撮影のために患者S2が居る第2分室に移動することなく、第1分室から制御室に向かうことができる。第1分室から第2分室へのX線管11aのスライドに、患者S2のX線撮影のためのポジショニングを含めることができるので、検査効率が向上する。
次いで、第2分室において光学センサ23bによる光学撮影に基づき患者S2の動作の有無が逐次判断されている状態で、制御室から操作者Dによって患者S2のX線撮影が指示されると、図13に示す状態となる。図13は、第2分室において臥位撮影台14b上の患者S2がX線撮影されている時相を示す。図13は、第1分室において臥位撮影台14a上の患者S3がX線撮影の待機をしている時相を示す。
図13に示す状態の以降、図11〜図13において説明した第1分室から第2分室に進むポジショニングを、第2分室から第1分室に進むポジショニングで行なわれることになる。
X線撮影システム1の第1変形例によると、検査室に複数の検査分室を使って複数の患者を順番に検査する場合に、X線撮影システム1の効果に加え、検査効率を向上させることができる。
(第2変形例)
ここでは、光学センサ23が、患者を含む2人を認識する場合について説明する。
光学センサ23によって収集されたカラー画像情報により、検査室に居る患者の他に、患者を誘導する看護師などの第3者を検知している間、報知機能46は、その旨を報知する。さらに、その場合、X線撮影がインターロックされてもよい。
また、光学センサ23によって生成された動作情報により、検査室に居る患者の他に、患者を誘導する看護師などの第3者の位置を検知することにより、ポジショニング機能43は、X線管筐体11などのポジショニングにおいて第3者に接触しないルートを走行するように制御する。
なお、X線撮影システム1の第2変形例は、X線撮影システム1の第1変形例に組み合わせられてもよいことは言うまでもない。
X線撮影システム1の第2変形例によると、X線撮影システム1の効果に加え、検査室に居る看護師などの第3者の不要被曝を防止することができる。
以上述べた少なくとも1つの実施形態のX線撮影システムによれば、被検体の体勢の変化に起因する意図しない部位のX線撮影を回避できる。
なお、実施形態の説明における、撮影部位設定機能42、ポジショニング機能43、撮影条件設定機能44、動作判断機能45、及び報知機能46は、夫々、特許請求の範囲の記載における撮影部位設定部、ポジショニング部、撮影条件設定部、動作判断部、及び報知部の一例である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…X線撮影システム
22…操作パネル
23…光学センサ
23a…カラー画像収集部
23b…距離画像収集部
23c…動作情報生成部
30…画像処理装置(コンソール)
31…処理回路
41…動作情報生成機能
42…撮影部位設定機能
43…ポジショニング機能
44…撮影条件設定機能
45…動作判断機能
46…報知機能
47…撮影機能

Claims (8)

  1. X線を照射するX線と、
    前記X線を検出するX線検出器と、
    被検体の光学撮影を行なって前記被検体の動作情報を生成する光学撮影部と、
    前記動作情報に基づいて前記被検体が不動とみなせるか否かを判断する動作判断部と、
    前記動作情報に基づいて撮影部位の指定を受け付け、前記撮影部位を設定する撮影部位設定部と、
    前記撮影部位を撮影可能な位置に、前記X線源及び前記X線検出器のポジショニングを行なうポジショニング部と、を有し、
    前記動作判断部は、前記ポジショニングからX線撮影の開始までの間、前記動作情報に基づいて前記被検体が不動とみなせるか否かを判断する、
    X線撮影システム。
  2. 前記動作情報が閾値を超える場合にその旨を報知する報知部をさらに有する請求項1に記載のX線撮影システム。
  3. 前記動作判断部は、前記動作情報に含まれる前記撮影部位の関節の変化量が閾値未満であるか否かを判断することで、前記被検体が不動とみなせるか否かを判断する請求項に記載のX線撮影システム。
  4. 前記ポジショニング部は、前記撮影部位に応じて前記X線を照射するための開口を形成するためのX線絞りの開口を制御することで、前記X線絞りのポジショニングを行なう請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のX線撮影システム。
  5. 前記光学撮影部は、前記被検体の距離画像情報を収集し、
    前記距離画像情報に基づいて前記撮影部位の体厚を算出し、前記体厚に対応する撮影条件を設定する撮影条件設定部をさらに有する請求項乃至のうちいずれか一項に記載のX線撮影システム。
  6. 前記撮影条件設定部は、前記撮影条件として、前記X線源の管電圧及び管電流のうち少なくとも一方を設定する請求項に記載のX線撮影システム。
  7. 前記X線としての1個のX線に対して、前記X線検出器としての複数のX線検出器を備え、
    前記撮影部位設定部は、前記複数のX線検出器のうち第1のX線検出器を用いて第1の撮影部位に係る第1のX線撮影が行なわれた後、第2のX線検出器を用いた第2のX線撮影に係る第2の撮影部位を設定し、
    前記ポジショニング部は、前記第1のX線撮影を行なった位置から前記第2の撮影部位を撮影可能な位置に、前記X線源及び前記X線検出器のポジショニングを行なう請求項乃至のうちいずれか一項に記載のX線撮影システム。
  8. 前記光学撮影部は、前記被検体のカラー画像情報を収集し、
    前記カラー画像情報に基づいて、前記被検体の他に第3者を検知している間、その旨を報知する報知部をさらに有する請求項1乃至のうちいずれか一項に記載のX線撮影システム。
JP2016020868A 2016-02-05 2016-02-05 X線撮影システム Active JP6682287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020868A JP6682287B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 X線撮影システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020868A JP6682287B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 X線撮影システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017136299A JP2017136299A (ja) 2017-08-10
JP6682287B2 true JP6682287B2 (ja) 2020-04-15

Family

ID=59566577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016020868A Active JP6682287B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 X線撮影システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6682287B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112313472B (zh) 2018-10-29 2023-12-26 松下知识产权经营株式会社 信息提示方法、信息提示装置、以及信息提示系统
JP7367392B2 (ja) * 2019-08-27 2023-10-24 株式会社島津製作所 X線撮影装置
JP7353949B2 (ja) * 2019-12-03 2023-10-02 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、放射線撮影方法、医用画像撮影システムおよびプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000350701A (ja) * 1999-06-11 2000-12-19 Toshiba Iyo System Engineering Kk 画像処理装置
JP4495958B2 (ja) * 2002-12-17 2010-07-07 株式会社東芝 X線診断装置及びx線撮影方法
JP2007244569A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Shimadzu Corp 天井走行懸垂型のx線撮影装置
JP2008000499A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Toshiba Corp X線ct装置、x線ct装置の制御方法、及びx線ct装置の制御プログラム
JP2008206740A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Fujifilm Corp 放射線撮像システム、放射線撮像方法およびプログラム
JP2011139761A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Toshiba Corp X線診断装置及びx線診断装置の制御方法
JP2014121364A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 放射線断層撮影装置およびプログラム
JP6056974B2 (ja) * 2013-07-22 2017-01-11 株式会社島津製作所 X線撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017136299A (ja) 2017-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6735109B2 (ja) X線撮影システム
JP5460666B2 (ja) 放射線撮影システムおよび放射線撮影システムの長尺撮影方法
EP2389865B1 (en) Handheld X-ray system interface with tracking feature
JP5998615B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP6466132B2 (ja) 医用画像処理装置及びx線画像診断装置
JP6109650B2 (ja) X線診断装置、被曝管理装置、散乱線線量分布形成方法、および散乱線線量分布形成プログラム
JP6682287B2 (ja) X線撮影システム
JP6377102B2 (ja) 放射線撮影システム、線量指標の管理方法及びプログラム
JP6076658B2 (ja) 医用画像処理装置、x線診断装置及び医用画像処理プログラム
US20230414185A1 (en) Imaging systems and methods
JP5666430B2 (ja) X線診断装置
JP2010057573A (ja) X線診断装置
JP2019187942A (ja) 放射線撮影装置、面積線量取得装置および方法、プログラム
JP2013255541A (ja) X線診断装置
JP7324032B2 (ja) 放射線撮像装置および放射線撮像システム
WO2023183854A1 (en) Improved imaging systems and methods
JP2010131170A (ja) 断層画像撮影装置
JP6518250B2 (ja) 生体構造の部分ボリュームの位置決め
JP6991751B2 (ja) 放射線撮影システム、放射線撮影方法及びプログラム
JP6916925B1 (ja) 撮影範囲設定装置、医用装置、およびプログラム
JP5562184B2 (ja) 放射線画像撮影装置、方法およびプログラム
JP2021040903A (ja) 放射線撮影装置および放射線撮影システム
US20220273256A1 (en) Imaging support device, and operation method and operation program for the same
JP2014073165A (ja) X線ct装置
US11647969B2 (en) Medical image processing apparatus and X-ray imaging apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160513

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6682287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150