JP6681698B2 - 洗浄具 - Google Patents

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Description

本発明の一側面は、食器類や厨房機器などの被洗浄物から汚れを除去するための洗浄具に関する。
近年、不織布ではなく、スポンジを織編生地で包んだネットスポンジ(例えば、特許文献1参照)や、面材の全面に研磨材を塗布した洗浄具などが知られている。
特開2009−247789号公報
しかしながら、研磨材が付いていないネットスポンジでは汚れ除去性能が低く、強固に付着した汚れを除去し難い。一方で、研磨材を面材の全面に塗布した洗浄具は柔軟性に欠け、隙間や部材の形状に追従させ難くなって汚れの効果的な除去が難しくなる。
本発明の一形態に係る洗浄具は、面状の基材部、及び基材部から立設している複数の立設部を備えたベース生地と、研磨材であり、且つベース生地の少なくとも一部を被覆する被覆部と、を備え、ベース生地には、被覆部によって被覆斑が形成されている。
この洗浄具では、研磨材である被覆部を備えているので、被覆部を備えていない態様に比べ、汚れ除去性能が高い。更に、ベース生地には、被覆部によって被覆斑が形成されており、この被覆斑によって実質的に被覆部の連続性が途切れている。更に、ベース生地は、基材部から立設している立設部を備えているので、基材部に対する立設部の段差によって被覆部の連続性は途切れ易くなる。被覆部が連続する部分では、柔軟性は低下するが汚れ除去性を優先でき、逆に、被覆部の連続性が途切れた部分では、柔軟性が高くなる。つまり、汚れ除去性を優先する部位と、柔軟性を優先する部位とを区別しながら形成でき、その結果、洗浄具全体での汚れ除去性能の向上と柔軟性の向上とを両立できる。
別の形態に係る洗浄具において、被覆斑は、基材部の表面に形成されていてもよい。
別の形態に係る洗浄具において、被覆斑には、複数の主層部と、主層部よりも被覆量が少ない複数の被覆回避部とが混在し、被覆回避部は、立設部の根本と基材部の表面との接続部に設けられていてもよい。
別の形態に係る洗浄具において、立設部は、パイルであってもよい。
別の形態に係る洗浄具において、パイルは、ループ状であってもよい。
別の形態に係る洗浄具において、剛軟度は、65mN・cm以下であってもよい。
本発明の一形態に係る洗浄具は、スポンジ部材と、スポンジ部材を覆うカバー部材とを備え、カバー部材は、面状の基材部、及び基材部から立設している複数の立設部を備えたベース生地と、研磨材であり、且つベース生地の少なくとも一部を被覆する被覆部と、を備え、ベース生地におけるスポンジ部材に対面する側とは反対側には、被覆部によって被覆斑が形成されている。
本発明の一側面によれば、汚れ除去性能の向上と柔軟性の向上とを両立し易くなる。
図1は、第1の実施形態に係る洗浄具の斜視図である。 図2は、本実施形態に係る洗浄具の表面側の一部分を拡大して示す平面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。 図4は、本実施形態と比較形態とを対比して示す図であり、(a)は、本実施形態に係る洗浄具を曲げている状態を模式的に示す図であり、(b)は、比較形態に係る洗浄具を曲げている状態を模式的に示す図である。 図5は、第2の実施形態に係る洗浄具を示し、図3に対応する断面図である。 図6は、第3の実施形態に係る洗浄具の製造工程を示す斜視図である。 図7は、第3の実施形態に係る洗浄具の斜視図である。 図8は、図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。 図9は、剛軟度の測定方法を説明する図である。 図10は、頑固な汚れの除去性能の測定方法を説明する図であり、(a)は、本測定系の平面図であり、(b)は、本測定系の側面図である。
本明細書における用語「面状」とは、平面状に限定されず、曲面状も含まれ、幅方向の寸法に比べて厚さが小さい形態を広く含む。また、用語「被覆斑」とは、被覆の斑(むら)を意味するが、被覆量の多少によって濃淡が形成されている態様に限定されず、例えば、被覆されている部分と、被覆されていない部分とが混在する態様も含まれる。また、用語「立設部」は、被覆部で被覆された場合に、立設部の形状に起因して凹凸形状を確認できる態様を広く含み、例えば、ループ状パイルやカットパイル等が含まれ、逆に、形状安定性が低く、被覆部に完全に埋もれてしまう毛羽等は含まれない。更に、用語「研磨材」は、少なくともバインダ樹脂からなり、更に研磨粒子を含んでいても良い。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1、図2、及び図3に示されるように、第1の実施形態に係る洗浄具1Aは、表面にパイル構造を有する繊維生地2と、繊維生地2の表面に研磨材でコーティングされた被覆部3とを備えている。繊維生地2は、織生地、または編生地であり、面状の基布部4、及び基布部4から立設している複数のループ状のパイル部5を備えている。本実施形態に係るパイル部5は、先端5a側がカットされておらず、つまり、先端5aが閉じているループ状パイルである。なお、一つのパイル部5がマイクロファイバー等からなる場合、微視的には一つのパイル部5に100以上のループを確認できる場合があるが、本実施形態では、巨視的な意味でのループ状パイルを意味する。繊維生地2はベース生地の一例であり、基布部4は基材部の一例であり、ループ状のパイル部5は、立設部の一例である。
パイル部5は、形状安定性の低い毛羽等とは本質的に異なり、被覆部3で被覆された後でも被覆部3に完全に埋もれてしまうことはなく、パイル部5の形状に起因した凹凸形状を確認できる。基布部4の表面を基準にした場合のパイル部5の高さ(立設部の高さ)は、0.5mm以上にすることができる。また、パイル部5の高さは5.0mm以下にすることができる。
多数のパイル部5は密に並んでおり、例えば、パイル部5の密度(立設部の密度)は、20パイル/cm以上にすることができ、25パイル/cm以上にすることができ、30パイル/cm以上にすることができる。逆に、密度が大きくなり過ぎると、パイル部5が小さくなり過ぎてしまい、後述の被覆斑Xbの形成するための手間が増えたり、被覆斑Xbの質が低下したりする可能性がある。その結果、柔軟性に寄与し難くなる可能性があるので、パイル部5の密度は、200パイル/cm以下とすることができ、100パイル/cm以下にすることができ、70パイル/cm以下にすることができる。
次に、「基材部に対する立設部の占有割合」について説明する。「基材部に対する立設部の占有割合」とは、立設部の外方から基材部を見た場合において、基材部の全面に対して立設部の占める割合(以下、「立設部占有割合」という)を意味しており、本実施形態では、パイル部5の外方より基布部4を見た場合において、基布部4の全体に対して、パイル部5の占める割合を意味している。立設部占有割合は、25%以上にすることができ、35%以上にすることができ、45%以上にすることができる。また、立設部占有割合は70%以下にすることができる。
立設部占有割合は、例えば、洗浄具1Aのパイル部5(立設部)を油性ペン等で着色し、次に、洗浄具1Aをカメラで撮影した後、二値化し、着色部と非着色部の面積を割り出すことで求めることができる。
被覆部3は、繊維生地(ベース生地)2のみよりも汚れ除去性能の向上に寄与し得る研磨材33からなる。この汚れ除去性能は、被洗浄物の種類や汚れの質等によって異なるものの、被洗浄物の種類や汚れの質等に応じた所望レベル以上の汚れ除去性能を確保できれば足りる。本実施形態では、研磨材33として研磨粒子33aを含有するバインダ樹脂33bを例示するが、上述の通り、所望レベル以上の汚れ除去性能を確保できるのであれば、研磨粒子33aを含有しないバインダ樹脂33bであってもよい。
被覆部3は、繊維生地2の両方の表面のうち、パイル部5を有する少なくとも一方の表面に、バインダ樹脂33bが塗布されることで形成される。バインダ樹脂33bは、例えば、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、スチレンブタジエンゴム、フェノール樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル樹脂共重合体等である。また、バインダ樹脂33bに含有される研磨粒子33aは、例えば、粒子状の酸化アルミニウム、炭化ケイ素、ダイアモンド等である。バインダ樹脂33b内に研磨粒子33aを含有させることで、汚れ除去性能を向上でき、皿や厨房機器を洗浄する際に頑固な汚れを効果的に除去できる。
被覆部3は、密に並ぶ多数のパイル部5の先端5aを含む部分を被覆するパイル側被覆部(立設部側被覆部)31と、隣り合うパイル部5同士の隙間から覗く基布部4の表面4aを部分的に被覆する基布側被覆部(基材側被覆部)32とを有する。パイル部5は、基布部4に対する段差を形成しており、段差を生じさせる先端5a側は、パイル側被覆部31で被覆されている。一方で、基布側被覆部32寄りの部分(パイル部5の根本5b側)は被覆されておらず、パイル部5の段差によって基布側被覆部32とパイル側被覆部31との間の連続性は途切れ、その結果、被覆斑Xaが形成されている。
また、基布部4の表面4aにも、基布側被覆部32によって被覆斑Xbが形成されている。基布部4の被覆斑Xbは、基布側被覆部32によって被覆された主層部Sと、主層部Sよりも被覆量が少ない被覆回避部Tとを有する。具体的には、基布部4の表面4aのうち、平面視で、隣り合うパイル部5同士の隙間から覗く部分は、主層部Sである。また、平面視でパイル部5によって隠れてしまう根本5b近傍、つまり、パイル部5の根本5bと基布部4の表面4aとの接続部4bは被覆回避部Tになっている。なお、主層部Sに比べて被覆量が少ないという意味は、被覆されておらず基布部4の表面4aが剥き出しになっている状態も含む。複数のパイル部5は、複数列を為すように並んで設けられており、複数の主層部S及び複数の被覆回避部Tは、互いに混在しつつ並んで縞模様を形成する。
被覆斑Xbは目視(顕微鏡による観察含む)により確認することができる。具体的には、基布部4の表面4aに現れた被覆部3の色に濃淡や変化があれば、被覆斑Xbが形成されていると容易に判断できる。
本実施形態に係る洗浄具1Aでは、被覆斑Xa,Xbによって被覆部3の連続性が途切れている。特に、基布部4の表面4aを被覆する基布側被覆部32の連続性は、被覆斑Xbによって途切れている。被覆部3が一体的に連続していると剛性が増し易い。逆に、被覆部3の連続性を途切れさせることで、柔軟性を向上でき、洗浄作業時の作業性を向上できる。この機能について、図4を参照しながら説明する。
図4の(a)は、本実施形態に係る洗浄具1Aを曲げている状態を模式的に示す図であり、図4の(b)は、比較形態に係る洗浄具100を曲げている状態を模式的に示す図である。比較形態に係る洗浄具100(図4の(b)参照)では、基布部101の表面101aの全体を斑なく被覆することによって被覆部(コーティング層)102を形成している。その結果、被覆部102は、基布部101の表面101a上で板状になり、剛性を発現し易くなる。従って、比較形態に係る洗浄具100では、柔軟性が低く、追従性が悪く、握り心地が悪いといった課題があり、更に、無理に折り曲げるとひび入って外観を損ない易いといった不利益が生じ易い。
一方で、本実施形態に係る洗浄具1A(図4の(a)参照)の場合、基布側被覆部32の連続性が被覆回避部Tによって途切れており、微視的には被覆回避部Tが屈曲点として作用し、比較形態に比べて容易に曲げることができる。その結果、柔軟性が高く、追従性が良く、更に握り心地が良いという利点があり、更に折り曲げた際に被覆部のひび割れを防ぐことができて外観上の優位性も高い。特に、本実施形態では、主層部Sと被覆回避部Tとが規則的に並び、複数の被覆回避部Tそれぞれが平面視で直線状に形成されるので、被覆回避部Tに沿うようにして容易に曲げることができ、柔軟性や扱い易さの点で有利である。
また、柔軟性を有する洗浄具1Aを取り扱う際の扱い易さを基準に考えると、洗浄具1Aの剛軟度(mN・cm)は、65(mN・cm)以下にすることができる。剛軟度が65mN・cm以下であると洗浄時に扱いやすく、洗浄具全体での汚れ除去性能の向上に有利である。また、剛軟度(mN・cm)は、50(mN・cm)以下にすることができ、40(mN・cm)以下にすることができる。また、洗浄具1Aの剛軟度(mN・cm)は、10(mN・cm)以上とすることができる。洗浄具1Aの剛軟度の測定方法については、後述する。
次に、図5を参照して、第2の実施形態に係る洗浄具1Bについて説明する。なお、第2の実施形態に係る洗浄具1Bは、第1の実施形態に係る洗浄具1Aと同様の要素や構造を備えている。従って、以下の説明では、相違点を中心に説明し、同様の要素や構造については共通する符号を付して詳細な説明を省略する。
洗浄具1Bは、繊維生地2と、繊維生地2の表面に研磨材でコーティングされた被覆部3とを備えている。繊維生地2は、織生地、または編生地であり、面状の基布部4、及び基布部4から立設しているパイル部7を備えている。パイル部7は、ループ状の先端側がカットされており、つまり、先端が開いているカットパイルである。繊維生地2はベース生地の一例であり、基布部4は基材部の一例であり、パイル部7は立設部の一例である。
被覆部3は、研磨材33からなり、繊維生地2の両方の表面のうち、少なくともパイル部7を有する一方の表面に塗布されることで形成される。被覆部3は、パイル部7の端部を被覆しているパイル側被覆部34と、基布部4の表面4aを部分的に被覆している基布側被覆部35とを有する。基布部4に対するパイル部7の段差により、パイル側被覆部34と基布側被覆部35との間の連続性は途切れており、被覆斑Xaが形成されている。
また、基布部4の表面4aにも、基布側被覆部35によって被覆斑Xbが形成されている。被覆斑Xbは、互いに混在する主層部Sと被覆回避部Tとを有する。被覆回避部Tはパイル部7の根本7bと基布部4の表面4aとの接続部4bに設けられている。基布側被覆部35の連続性は被覆回避部Tによって途切れている。
次に、上記の各実施形態に係る洗浄具1A,1Bの作用、及び効果について説明する。まず、昨今の飲食業界のトレンドのひとつに、「食の安全意識の高まり」があげられ、皿や厨房機器を洗浄する洗浄資材や用具に対しても、異物混入源となりえるものは使用されない傾向にある。一方で、多くの飲食業界では、これまで不織布製のたわしが使用されることが多く、この種のたわしでは、繊維同士が点で接着しているため、使用中に繊維がちぎれ、そのカスが異物混入源となるおそれがあった。
これに対し、上記の各実施形態に係る洗浄具1A,1Bでは、不織布ではなく、繊維生地2を用いるので、異物混入を低減でき、昨今の飲食業界のトレンドにも合致しており、衛生意識の高いユーザーのニーズを満たすものである。
また、洗浄具1A,1Bでは、研磨材33である被覆部3を備えるので、被覆部3を備えていない態様に比べ、汚れ除去性能が高い。更に、繊維生地2には、被覆部3によって被覆斑Xa,Xbが形成されており、この被覆斑Xa,Xbによって実質的に被覆部3の連続性が途切れている。更に、繊維生地2は、基布部4から立設しているパイル部5,7を備えているので、基布部4に対するパイル部5,7の段差によって被覆部3の連続性は途切れている。被覆部3が連続する部分では、柔軟性は低下するが汚れ除去性を優先でき、逆に、被覆部3の連続性が途切れた部分では、柔軟性が高くなる。つまり、汚れ除去性を優先する部位と、柔軟性を優先する部位とを区別しながら形成でき、その結果、洗浄具1A,1B全体での汚れ除去性能の向上と柔軟性の向上とを両立できる。
更に、洗浄具1A,1Bでは、基布部4の表面4aに形成された被覆斑Xbを有する。被覆斑Xbを形成することで、基布部4上においても、積極的に被覆部3の連続性、つまり、基布側被覆部32,35の連続性が途切れる。その結果、より効果的に、洗浄具1A,1B全体での汚れ除去性能の向上と柔軟性の向上との両立を図り易くなる。
以上により、上記の各実施形態によれば、異物混入源となるリスクを抑え、また、頑固な汚れもしっかりと落とせる研磨力を付与しつつ、使い勝手や、追従性を向上でき、更に、洗浄時の作業性を向上できる。
また、洗浄具1A,1Bでは、基布部4の表面4aのうち、パイル部5,7の根本5b,7bと基布部4の表面4aとの接続部4bに被覆回避部Tが形成されている。パイル部5,7の根本5b,7b近傍は、洗浄時に被洗浄物に触れ難い部位であり、汚れ除去性に寄与し難い部位である。つまり、この部位に柔軟性を持たせることで、他の部位では汚れ除去性を向上させ易くなり、洗浄具1A,1B全体での汚れ除去性能の向上と柔軟性の向上との両立に有利である。
また、洗浄具1A,1Bでは、パイル部5、7による弾性力の付与も期待でき、その結果、基布部4の柔軟性に加え、この弾性力の付与によって洗浄具1A,1B全体での握り心地、使い心地の向上に有利である。
また、第1の実施形態に係るパイル部5は、ループ状パイルであるため、先端5aが開放されている態様に比べ、先端5aが被洗浄物に接する接触面積は増える。その結果、パイル部5における汚れ除去性を向上させ易い。特に、本実施形態では、パイル部5の先端5aを含む部分が研磨粒子33aを含有するパイル側被覆部31で被覆されているので、汚れ除去性能の向上に有利である。
次に、図6、図7、及び図8を参照して、第3の実施形態に係る洗浄具1Cについて説明する。なお、第3の実施形態に係る洗浄具1Cは、第1、第2の実施形態に係る洗浄具1A,1Bと同様の要素や構造を備えている。従って、以下の説明では、相違点を中心に説明し、同様の要素や構造については共通する符号を付して詳細な説明を省略する。
第3の実施形態に係る洗浄具1Cは、スポンジ部材11と、スポンジ部材11を覆うカバー部材10とを備えている。カバー部材10は、第1の実施形態に係る洗浄具1A、または第2の実施形態に係る洗浄具1Bの素材を生地として用いている。
カバー部材10となる生地は袋状となるように縫製されている。例えば、生地が第1の実施形態に係る洗浄具1Aと同一の場合、その生地は、面状の基布部4と、基布部4から立設しているループ状の複数のパイル部5とを備える(図1〜図3参照)。この生地の両面のうち、袋状となってスポンジ部材11に対面する内側の面は裏面10bであり、裏面10bとは反対側となる外側の面は表面10aである。生地の表面10aには被覆部3が形成されている。被覆部3は、研磨材33からなり、生地の表面10aには、被覆斑Xa,Xbが形成されている。
矩形の生地は、最初、裏面10bが外側となるように二つ折りし、折り目以外の三辺を重ねるように合わせる。ここで三辺のうち、L字状に連続する二辺を縫製機器(例えば、ミシン)によって縫製する。次に、表面10aが外側に現れるように裏返し、この状態で開放された口Kからスポンジ部材11を挿入する(図6参照)。次に、スポンジ部材11を挿入した口Kを閉じるように縫製し、洗浄具1Cが完成する(図7、図8参照)。
洗浄具1Cでは、研磨材33である被覆部3を備えるので、被覆部3を備えていない態様に比べ、汚れ除去性能が高い。更に、カバー部材10の表面10aには、被覆斑Xa,Xbが形成されており、汚れ除去性を優先する部位と、柔軟性を優先する部位とを区別しながら形成できる。その結果、洗浄具1C全体での汚れ除去性能の向上と柔軟性の向上とを両立できる。
つまり、洗浄具1Cによれば、異物混入源となるリスクを抑え、また、頑固な汚れもしっかりと落とせる研磨力を付与しつつ、使い勝手や、追従性を向上でき、更に、洗浄時の作業性を向上できる。また、カバー部材10の内部にスポンジ部材11を収容するので、洗剤を使用した場合の泡立ち性も高く、汚れ除去性能に加えて洗浄時の使用感が向上する。
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
[実施例1]
実施例1において被覆部を形成する樹脂コーティング溶液(研磨材)を以下の方法で準備した。つまり、Chemtura社のウレタン樹脂「ADIPRENE BL-16」に対し、三井化学株式会社「MDA-220」と和光純薬工業株式会社製のプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PMA)とを35:65の重量割合で混合した35重量%MDA溶液を添加し、10分撹拌した。その後、南興セラミックス製の酸化アルミニウム「A#320」と上記のPMA、および顔料を添加し、10分撹拌することで調製した。
樹脂コーティング溶液の配合量は、以下とした。
1.ADIPRENE BL-16 :35%
2.35%MDA溶液 :12%
3.PMA :14%
4.A#320 :39%
基材部及び立設部を備えたベース生地としてスリーエムジャパン株式会社製の「スコッチ・ブライト(TM)ワイピングクロスNo.5000」を用いた。このベース生地に、上記の通り調製した樹脂コーティング溶液(研磨材)を塗布した。ここで、塗布直後の重量で、約2g/100cmとなるようにベース生地の片面にスプレーコーティングした。その後、120℃で2時間乾燥させ、実施例1のサンプルを得た。なお、実施例1は、立設部としてループ状パイルを備えており、基材部の表面には、ループ状パイルの根本近傍に被覆回避部が形成されており、その結果、基材部の表面には被覆斑が形成されていることを目視によって確認した。
[実施例2]
実施例1で用いたベース生地の両面に、上記の通り調製した樹脂コーティング溶液をスプレーコーティングし、ベース生地の両面に被覆部が形成されたこと以外は、実施例1と同様にして実施例2のサンプルを得た。
[実施例3]
基材部及び立設部を備えたベース生地としてコーナン商事株式会社製 「タオル生地ぞうきん10枚入り KOK21-6487」を使用した。このベース生地を用いた以外は、実施例1と同様に調製して実施例3のサンプルを得た。
[実施例4]
樹脂コーティング溶液は以下の配合のものを使用し、調製した樹脂コーティング溶液をスリーエムジャパン株式会社製の「スコッチ・ブライト(TM)ワイピングクロスNo.2012」の両面に塗布したこと以外は、実施例1と同様に調製して実施例4に係るサンプルを得た。
樹脂コーティング溶液の配合量は、以下とした。
1.ADIPRENE BL-16 :19.4%
2.35%MDA溶液 :6.6%
3.PMA :7%
4.A#320 :65%
[比較例1]
ベース生地として、基材部の表面にパイル構造を有してない、澤村株式会社製「FD140」を使用した。ベース生地以外は、実施例1と同様に調製して比較例1に係るサンプルを得た。比較例1に係るサンプルは、剛軟度の測定のために調製した。
[比較例2]
ベース生地として、実施例1に係るベース生地のパイル部を切除し、切除したパイル部の重量と略同じ重量の樹脂コーティング溶液をベース生地の片面に塗布し、120℃で2時間乾燥させて比較例2に係るサンプルを得た。比較例2では、実施例1と同じ樹脂コーティング溶液を用いた。また、比較例2に係るサンプルは、剛軟度測定のために調製した。
[比較例3]
ベース生地として、株式会社 丸善化工製 「落ちますポンジ」のネット生地部分を使用した。ベース生地以外は、実施例1と同様に調製して比較例3に係るサンプルを得た。比較例3に係るサンプルは、剛軟度の測定のために調製した。
[比較例4]
ベース生地として、スリーエムジャパン株式会社製 「3M(TM)クリーニングクロス多用途」を使用した。ベース生地以外は、実施例1と同様に調製して比較例4に係るサンプルを得た。比較例4に係るサンプルは、剛軟度の測定のために調製した。
[比較例5]
比較例5に係るサンプルは、実施例1に係るベース生地に樹脂コーティング溶液(研磨材)によるコーティングを施していないものである。比較例5は、頑固な汚れの除去性能を測定する洗浄力試験のために調製した。
[実験結果]
(塗布状態について)
各実施例及び各比較例を目視にて観察した結果を表1に示す。表1に示されるように、実施例1〜4の基布部に被覆斑が確認できたが、比較例1〜4の基布部に被覆斑は確認できなかった。なお、比較例1では、基布部の表面全面に均一に塗布されており、被覆部の全面に亘って連続性が維持されていた。また、比較例3は基布部まで塗布されており、基布部における被覆部の連続性が全面に亘って連続性が維持されていた。また、比較例4はパイル表層のみで被覆部を形成しており、そもそも基布部に被覆部は形成されていなかった。
Figure 0006681698
(柔軟性について)
1.剛軟度試験方法
サンプルの剛軟度は、「JIS L 1096 : 2010 織物及び編物の生地試験方法」を参考にした以下の試験方法により算出した。
(1)試験用サンプルを幅2cm、長さ約9.5cm以上の形状にカットし、試験片Saを得る。
(2)試験片の面積Z(cm)を算出する。
(3)その試験片の質量Y(g)を、測りを用いて測定する(小数点2桁以上)。
(4)図9に示す試験装置を用い、剛軟度を測定する。試験装置は、試験片Saをセットする土台Baと、試験片Saを押える重りWaと、試験片Saの先端部の撓み幅を測定するスケールMとを備えている。
(5)図9に示されるように、土台Baに試験片Saの基端部をセットし、重りWaで押える。ここで、ベース生地の片面のみをコーティングしているサンプルの場合には、コーティングしている面を下に向けてセットする。また、土台Baから飛び出している生地長Lを予め決めておき、重りWaで固定する。
(6)試験片Saの固定されていない先端部を基端部に対して水平位置となる基準位置Aにセットし、最初、先端部を下方から支えておく。
(7)先端部の支えを、ゆっくりと下げていき、試験片Saの先端部が支えから離れた時のスケールMの値σを読み取る。
(8)単位面積当たりの重力W(mN/cm)を算出する。
(9)以下の算出式により、剛軟度Bを測定する。
Figure 0006681698
2.柔軟性の評価
剛軟度試験においてサンプルを折り曲げた際の柔軟性を官能評価により判定した。評価結果を以下の表2に示す。
Figure 0006681698
表2に示される通り、被覆斑が確認できたグループ(各実施例)は、確認できなかったグループ(比較例)よりも、剛軟度の値が低く、未コーティング時からの剛軟度の増加率も低いことが解った。また、実施例1の被覆斑を無くしたサンプルが比較例2であるが、比較例2では、実施例1に比べて剛軟度の値が高くなった。つまり、被覆斑を有する方が、剛性が緩和され、柔軟性の向上に有利であることがわかった。
(頑固な汚れの除去性能)
1.洗浄力試験方法
図10は、頑固な汚れの除去性能を測定する方法を説明する図であり、(a)は、本測定系の平面図であり、(b)は、本測定系の側面図である。まず、頑固な汚れの除去性能を測定するための測定系(システム)について説明する。
疑似汚れ(被洗浄物)として油性ペンのライン301を等間隔で板300上に4本引いた。油性ペンは、ゼブラ株式会社製「ハイマッキー」を使用し、油性ペンを二往復させて1本のラインを形成した。また、1本のライン301の幅は、約1mmとした。また隣り合うライン301同士の間隔daは15mmとした。板300は、SUS304BA板を使用した。また、板300の横幅dbは35mmとし、縦方向の長さは75mmとした。一方で、洗浄具のサンプルとして払拭部200を作成した。払拭部200は、試験片200c上に装着部200aを載置し、試験片200cと装着部200aとを両面テープ200bで固定した。装着部200aは、960gの重りを含み、また、装着部200aの側面には取っ手201を設けた。
上記の測定系を使用して洗浄力試験を行った。具体的には、試験片200cに960gの荷重をかけ、板300上を往復装置によって所定方向Dxに沿って往復させた。所定方向Dxは、ライン301に直交する方向である。試験片200cを15往復させた(払拭)後、ラインの消え方で汚れ除去の度合いを評価した。
2.試験結果
試験結果を表3に示す。なお、表3における評価「A」はラインが消えていることを意味し、評価「B」はラインがおおよそ消えていることを意味し、評価「C」はラインの一部が消えていることを意味する。一方で、評価「X」はラインが消えていないことを意味する。
Figure 0006681698
表3に示されるように、実施例1、3、4によれば、少なくともラインの一部を除去することができた。一方で、研磨材のコーティングがなされていない比較例5では、汚れを除去することはできなかった。なお、実施例1、3、4を比較すると、実施例4の評価が最も高かった。これは、実施例4のパイル形状が実施例1に類似している上に、樹脂コーティング溶液中に含まれる研磨粒子の割合が実施例1、3に比較して多いことに起因すると考えられる。
(泡立ち性について)
[実施例5]
上述の第3の実施形態で説明した製法によってサンプルを製造し、実施例5とした。実施例5のベース生地は、表面にパイル構造を有する繊維生地とし、繊維生地の素材はナイロン繊維(13%)、及びポリエステル繊維(87%)とした。被覆部としてポリウレタン樹脂を用い、ポリウレタン樹脂に含有される研磨粒子として酸化アルミニウム粒子を用いた。このベース生地を袋状に縫製してカバー部材とし、カバー部材の内部にスポンジ部材を挿入して開口を縫製により閉じた。ベース生地は、19cm×24cmの寸法とした。
スポンジ部材としては、SERIM TTC Co.社製HSLA-4Wを使用した。スポンジ部材の素材は、ポリエーテル系ポリウレタンフォームである。また、カバー部材を製造する際に使用する縫製糸として、Fujix社製シャッペスパン#60普通地用スパンミシンを使用した。縫製糸の素材は、ポリエステル100%である。なお、スポンジ部材は、横80mm、縦160mm、厚さ35mmとした。
[比較例6]
スリーエムジャパン株式会社製 「スコッチ・ブライト(TM)高耐久ネットスポンジNo.9300」を比較例6のサンプルとして使用した。
比較例6は、十分に泡立ち性を評価できる従来品であるが、実施例5によれば、泡立ち性について、比較例6と同等の評価を得ることができた。具体的には、同じ条件下で、実施例5、及び比較例6を泡立たせた場合に、実施例5、及び比較例6の両方とも、サンプルの少なくとも半分以上の表面で泡立ちを確認できた。
1A、1B,1C…洗浄具、2…繊維生地(ベース生地)、3…被覆部、4…基布部(基材部)、4a…表面、4b…接続部、5…パイル部(立設部、パイル)、5a…先端、5b…根本、7…パイル部(立設部)、7b…根本、10…カバー部材、11…スポンジ部材、33…研磨材、Xa,Xb…被覆斑、S…主層部、T…被覆回避部、。

Claims (7)

  1. 面状の基材部、及び前記基材部から立設している複数の立設部を備えたベース生地と、
    研磨材であり、且つ前記ベース生地の少なくとも一部を被覆する被覆部と、を備え、
    前記ベース生地には、前記被覆部によって被覆斑が形成されており、
    前記被覆斑は、前記基材部の表面に形成されており、
    前記立設部は、前記基材部の前記被覆斑の淡い部分及び被覆されていない部分の少なくとも一方に立設されている洗浄具。
  2. 面状の基材部、及び前記基材部から立設している複数の立設部を備えたベース生地と、
    研磨材であり、且つ前記ベース生地の少なくとも一部を被覆する被覆部と、を備え、
    前記ベース生地には、前記被覆部によって被覆斑が形成されており、
    前記被覆斑は、前記基材部の表面に形成されており、
    前記被覆斑には、複数の主層部と、前記主層部よりも被覆量が少ない複数の被覆回避部とが混在し、
    前記被覆回避部は、前記立設部の根本と前記基材部の表面との接続部に設けられている、洗浄具。
  3. 前記立設部は、パイルである請求項1または2記載の洗浄具。
  4. 前記パイルは、ループ状である、請求項3記載の洗浄具。
  5. 剛軟度は、65mN・cm以下である請求項1〜のいずれか一項記載の洗浄具。
  6. スポンジ部材と、前記スポンジ部材を覆うカバー部材とを備え、
    前記カバー部材は、
    面状の基材部、及び前記基材部から立設している複数の立設部を備えたベース生地と、
    研磨材であり、且つ前記ベース生地の少なくとも一部を被覆する被覆部と、を備え、
    前記ベース生地における前記スポンジ部材に対面する側とは反対側には、前記被覆部によって被覆斑が形成されており、
    前記被覆斑は、前記基材部の表面に形成されており、
    前記立設部は、前記基材部の前記被覆斑の淡い部分及び被覆されていない部分の少なくとも一方に立設されている洗浄具。
  7. スポンジ部材と、前記スポンジ部材を覆うカバー部材とを備え、
    前記カバー部材は、
    面状の基材部、及び前記基材部から立設している複数の立設部を備えたベース生地と、
    研磨材であり、且つ前記ベース生地の少なくとも一部を被覆する被覆部と、を備え、
    前記ベース生地における前記スポンジ部材に対面する側とは反対側には、前記被覆部によって被覆斑が形成されており、
    前記被覆斑は、前記基材部の表面に形成されており、
    前記被覆斑には、複数の主層部と、前記主層部よりも被覆量が少ない複数の被覆回避部とが混在し、
    前記被覆回避部は、前記立設部の根本と前記基材部の表面との接続部に設けられている、洗浄具。
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