JP6680977B2 - 電話機 - Google Patents

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本発明は、電話機に関する。
一人暮らしの高齢者の安否を確認する技術として、所定時刻に電話機が鳴動し、安否確認の対象である高齢者が、当該電話機に対し、なんらかの操作をした場合、鳴動が停止し、操作が行われなかった場合、所定の通知先に通知する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−25702号公報
しかしながら、上述の背景技術では、所定時刻に電話機が鳴動するため、高齢者が元気に生活している場合でも、安否確認の電話鳴動があるため、高齢者にとって煩わしいという問題があった。また、電話機に対し何らかの操作をした場合、所定の通知先にとって単なる安否の確認はできるが、例えば勧誘の電話に対して応答しただけの場合は、高齢者が活動的に生活を送っているとは限らず、高齢者の生活状態に応じて安否確認をすることができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、高齢者にとって煩わしくない安否確認を行い、さらに高齢者の生活状態に応じて安否確認をすることが可能な電話機を提供するものである。
なお、ここでいう高齢者とは、例えば家族等から離れて遠方で一人暮らしをしている高齢者などで、要介護者などを含んでも良い。また安否の確認を行う所定の通知先は、例えば遠方に居住する高齢者の家族等である。
第1の発明の電話機は、電話機に対する操作を検出する検出部と、検出部が所定の期間検出を行わなかった場合は、報知を行う報知部と、報知に対する対応に関する情報を検出する対応検出部と、報知に対して、対応検出部が対応に関する情報を検出しなかった場合は、対応未検出に関する情報をあらかじめ登録された所定の通知先に通知する通知部と、を、有することを特徴とする。
本発明では、電話機に対する操作を検出し、所定の期間検出されなかった場合は、電話機が鳴動するなどの高齢者に対する報知を行う。報知に対する対応がなされなかった場合は、所定の通知先に対応がされなかった旨が通知されるので、高齢者が報知に対する対応ができなかったことを知ることができる。電話機に対する操作が行われている場合は、高齢者に対する報知は行われないので、高齢者にとって煩わしさを低減できる。
第2の発明の電話機は、第1の発明において、報知に対して、対応検出部が対応に関する情報を検出した場合は、対応検出に関する情報をあらかじめ登録された所定の通知先に通知する通知部と、を、有することを特徴とする。
これにより、高齢者が電話機の鳴動に対して操作を行った場合も所定の通知先に通知される。その結果無事である場合も確認することができる。
第3の発明の電話機は、第1ないし第2の発明において、電話機に対する操作は、予め電話機に登録された登録電話番号への発呼であることを特徴とする。高齢者が活動的な生活を送っているときに発呼する電話番号を予め登録し、この登録電話番号に対する発呼行われなかった場合、もしくは行われた場合に通知が行われる。これによって、活動的な生活を送っている場合は、安否確認のための、鳴動などによる報知が起きず、高齢者にとって煩わしさを低減できる。
第4の発明の電話機は、第1ないし第2の発明において、電話機に対する操作は、予め電話機に登録された登録電話番号からの着信に対する応答であることを特徴とする。高齢者が活動的な生活を送っているときに着信する電話番号を予め登録し、この登録電話番号からの着信に対し応答が行われなかった場合、もしくは行われた場合に通知が行われる。これによって、活動的な生活を送っている場合は、安否確認のための、鳴動などによる報知が起きず、高齢者にとって煩わしさを低減できる。
第5の発明の電話機は、第3の発明において、対応未検出に関する情報は、登録電話番号への発呼の履歴に関する情報を含んでいることを特徴とする。これにより通知される情報には発呼の履歴に関する情報が含まれる。登録番号への発呼の履歴情報により、高齢者がどの程度活動的に生活していることを推測することができる。
第6の発明の電話機は、第4の発明において、対応未検出に関する情報は、登録電話番号からの着信に対する応答の履歴に関する情報を含んでいることを特徴とする。これにより通知される情報には着信に対する応答の履歴に関する情報が含まれる。登録番号からの着信に対する応答の履歴情報により、高齢者がどの程度活動的に生活していることを推測することができる。
第7の発明の電話機は、第3の発明において、電話機から発呼した電話番号の発呼頻度が所定の頻度より高い場合、発呼した電話番号を登録電話番号に登録することを特徴とする。これにより発呼頻度の高い電話番号を自動的に登録することができる。高齢者は煩雑な作業を伴う電話番号の登録をしない場合があるので、発呼頻度が所定の頻度より高い電話番号を自動的に登録することによって、高齢者の生活が活動的であるかを、より正確に把握することができる。
第8の発明の電話機は、第4の発明において、電話機が着信した電話番号に対する応答頻度が所定の頻度より高い場合、着信した電話番号を登録電話番号に登録することを特徴とする。これにより着信し応答した頻度の高い電話番号を自動的に登録することができる。高齢者は煩雑な作業を伴う電話番号の登録をしない場合があるので、着信し応答した頻度が所定の頻度より高い電話番号を自動的に登録することによって、高齢者の生活が活動的であるかを、より正確に把握することができる。
第9の発明の電話機は、第1ないし第2の発明において、電話機に対する操作は、予め電話機に登録された登録電話番号への発呼であり、対応検出に関する情報は、登録電話番号への発呼の履歴に関する情報を含んでいることを特徴とする。これにより、登録電話番号への発呼を検出し、この登録電話番号への発呼に関する情報が通知される。高齢者は煩雑な作業を伴う電話番号の登録をしない場合があるので、発呼頻度が所定の頻度より高い電話番号を自動的に登録することによって、高齢者の生活が活動的であるかを、より正確に把握することができる。
第10の発明の電話機は、第1ないし第2の発明において、電話機に対する操作は、予め電話機に登録された登録電話番号からの着信に対する応答であり、対応検出に関する情報は、登録電話番号からの着信に対する応答の履歴に関する情報を含んでいることを特徴とする。これにより、登録電話番号からの着信に対する応答を検出し、この登録電話番号からの着信への応答に関する情報が通知される。高齢者は煩雑な作業を伴う電話番号の登録をしない場合があるので、着信頻度が所定の頻度より高い電話番号を自動的に登録することによって、高齢者の生活が活動的であるかを、より正確に把握することができる。
本発明によれば、高齢者の安否確認を、高齢者にとって煩わしくなく行うことができ、また、高齢者の生活状態に応じて安否確認を行う電話機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電話機の外観を示す図である。 本発明の実施形態に係る電話機の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電話機の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電話機の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の電話機に係る第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電話機1の外観を示す図である。図1に示すように電話機1は、本体2と、送受話器3、とを備える。送受話器3は、待機時は本体2のクレイドル4に載置され、送受話時にはクレイドル4から取り外し使用される。本体2と送受話器3は無線、もしくは有線で接続されている(以下、無線の場合、すなわちコードレスホンを例にとって説明する)。本体2には、例えば現在時刻、通話時間、電話番号等の各種情報を表示可能な表示部5、各種操作ボタンを含む操作部6が設けられている。送受話器3には、受話口7、送話口10が設けられ、例えば現在時刻、通話時間、電話番号等の各種情報を表示可能な表示部8、各種操作ボタンを含む操作部9が設けられている。
図2は、本発明の実施形態に係る電話機1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本体2は主制御部21と、RAM(Random Access Memory)23と、不揮発性メモリ24と、公衆回線制御部25と、音声録音部26と、音声再生部27と、スピーカー28と、表示部29と、キー入力検出部30と、無線部22と、を備える。
主制御部21は、不揮発性メモリ24に記憶されている制御プログラムに従って、本体2を構成する各部を制御する。不揮発性メモリ24は、制御プログラム等を記憶している。RAM23は、主制御部21の主メモリとして機能する。本発明で用いる各種設定に関する情報なども、ここで保持する。公衆回線制御部25は、公衆回線に接続される。主制御部21は、公衆回線制御部25を制御して、他の電話機と通話を行うことができる。
表示部29は、例えば現在時刻、通話時間、電話番号等の各種情報を表示可能な表示装置からなる。また、RAM23に記憶されている登録された電話番号である電話帳に関する情報を表示可能できる。さらに、文字情報以外の情報を表示するインジケータを含んでも良い。例えば、文字情報の表示は液晶表示装置を用い、インジケータはLED等を用いても良く、また液晶表示装置にインジケータ機能を持たせても良い。
音声録音部26は、音声を録音する。例えば、音声録音部26は、留守番録音機能がオンである場合に、他の電話機から受話した音声を録音する。録音されたメッセージはスピーカー28から再生することができる。また、スピーカー28は電話機1の鳴動音も再生する。
図2に示すように、送受話器3は主制御部41と、RAM(Random Access Memory)43と、不揮発性メモリ44と、表示部45と、キー入力検出部46と、無線部42と、を備える。
主制御部41は、不揮発性メモリ44に記憶されている制御プログラムに従って、送受話器3を構成する各部を制御する。不揮発性メモリ44は、制御プログラム等を記憶している。RAM43は、主制御部41の主メモリとして機能する。表示部45は、例えば現在時刻、通話時間、電話番号等の各種情報を表示可能な表示装置からなる。
本体2と、送受話器3は、無線で接続されているコードレス電話機である。無線による接続は、無線部22と、無線部42を、介して行われる。
なお、本発明は、上述のコードレス電話を例にとって説明するが、親機と子機とを有する、いわゆる親子電話機や、携帯型の電話機でもであっても、同様に適用することが可能である。
また、以下の実施形態は、高齢者の安否や生活状態を確認する目的で説明するが、これに限るものではなく、例えば夜勤宿直者の勤務状態の確認など目的としても良い。
次に、図3を参照し、本発明の電話機1の動作フローを説明する。なおこの動作フローは、常時スタートからエンドの間を繰り返し行われる。動作フローは不揮発メモリ24にプログラムとして格納されている。最初に電話機1が操作されたかを検出する(S1)。ここでいう電話機1の操作は、電話を掛ける発呼操作、着信した電話を受ける応答操作、留守番電話の録音の有無を確認する操作、留守番電話を再生する操作、電話番号を登録する操作、電話機1の各種設定を行う操作などを意味する。
具体的には、送受話器3を本体2のクレイドル4から取り外す動作や、送受話器3を本体2のクレイドル4に載置する動作、操作部6または9に含まれる各種操作ボタンの操作、表示部5または8がタッチパネル式の場合は、タッチパネルへの接触など、電話機1が検出できる操作である。どの操作を電話機1の操作として検出するかは、あらかじめ設定することができる。
電話機1を操作したことに相当する専用の確認ボタンを、操作部6もしくは操作部9に設けても良い。また、電話機1に音声認識機能を持たせ、音声認識で所定の音声が検出された場合、電話機操作を検出したとしても良い。なお、専用の確認ボタンや音声認識機能を設けない場合は、通常の電話機の制御プログラムの変更だけで実現可能な場合があり、コストダウンが可能である。
S1のステップで電話機1の操作を検出した場合は(S1:Yes)、その操作日時を記憶する(S2)。操作日時は、本体2のRAM23に記憶される。日時の情報は主制御部21の内部の時計、カレンダー機能に基づいて記憶される。S1のステップで電話機1の操作が検出されなかった場合は(S1:No)、元に戻り(S3:No)、所定の時間が経過するまで、この検出を続ける。所定の時間は、RAM23に記憶されている、最新の操作日時からの経過時間である。また電話機1で安否確認を行いたい間隔でもあり、例えば1日1回などの時間間隔である。
所定時間経過しても電話機1に対する操作が行われなかった場合は(S3:Yes)、電話機1が鳴動する(S4)。鳴動は通常の電話の呼び出し音でも良いし、安否確認専用の音でも良い。なお、電話機1が消音設定になっている場合も、鳴動を優先するように設定される。鳴動は後述するS6もしくはS8の鳴動停止に達するまで継続しても良いし、例えば10秒程度で、停止しても良い。また合わせて、表示部29のLED等のインジケータが点灯しても良い。またLCD表示機により、安否確認のための鳴動である旨を表示しても良い。また、鳴動が煩わしいと感じられる場合は、鳴動を行わず、インジケータのみを点灯しても良い。さらに、電話機1が携帯電話の場合は、電話機1が振動しても良い。
鳴動してもよい時間帯を予め設定することもできる。最新の操作日時から所定の経過時間後に鳴動時刻を決定すると、深夜に鳴動する可能性もあるためである。また、鳴動してもよい曜日を設定しても良い。これらの場合、最新の操作日時から所定の時間経過後が、鳴動してはならない時間帯や曜日などであった場合、次の鳴動可能な時間帯や曜日などになるまで、鳴動しない。
電話機1の鳴動(S4)に対し、電話機1に何らかの操作がされたかどうかを検出する(S5)。検出の方法はS1のステップと同様でよい。電話機1の操作が検出された場合(S5:Yes)は、対象となる高齢者の無事を確認できたと判断し、鳴動を停止する(S6)。一方、電話機1に対しる操作が検出されなかった場合(S5:No)、所定時間経過するまで待つ(S7)。これは、高齢者が電話機1に操作を行うまでに必要な時間を考慮したもので、例えば数分から十分程度と設定すればよい。なお、電話機1に着信しても、自動的に留守番電話に切り替わった場合は、操作を検出したとは判断しない。留守番電話に対する再生操作が行われた場合、操作を検出したと判断する。
S5でNoと判断されると、S7で所定時間経過したと判断されるまで、S5での電話機操作を検出する。鳴動がいったん停止するように設定されている場合は、S7からS5へ向かうルーチンの間で、電話機1を一時的に鳴動させても良い。
電話機の操作が検出されず、所定時間経過した場合は(S7:Yes)、鳴動を停止し(S8)、所定の通知先に、電話機の操作が検出されなかった旨のメッセージを通知する(S9)。所定の通知先は、対象となる高齢者の安否を確認したいユーザー(所定の通知先)であり、予め電話機に登録されている。通知の方法の一例として、電話の発呼が挙げられる。発呼は公衆回線制御部25によって、公衆回線を介して行われる。なお発呼先の電話番号は一つに限らず、複数の登録先であっても良い。公衆回線制御部25は、公衆回線を開いて通知を行った後、公衆回線を閉じて、本動作フローを終了する。このメッセージは、予め不揮発メモリ24に記憶された音声でも良いし、所定の回数呼び出し音を鳴らした後、回線を切断しても良い。
また、通知の方法は公知技術である、プッシュ式電話を用いた外線からのリモコン操作によって行うこともできる。例えば、電話機1から、高齢者の安否を確認したいユーザーの電話機に発呼し、電話機の操作が検出されなかったというメッセージを登録する。電話機1は、ユーザーの電話機の呼び出し音が鳴ったら、暗証番号を送信し、ユーザーの電話機を登録モードにする。登録モードとなったユーザーの電話機に、電話機1はメッセージを送出する。メッセージは、例えば予め不揮発メモリ24に記憶されている音声メッセージを用いる。
メッセージの送出は、公衆回線の他にインターネット回線を用いても良い。図示していないが、主制御部はインターネット回線制御部を有している。インターネット回線制御部は主制御部によって制御される。電話機1の操作が検出されなかったというメッセージは、例えば不揮発メモリ24に記憶されているテキストメッセージを用いて、インターネット回線を通じて、ユーザーの所定の端末に、電子メールとして送信される。インターネット回線制御部は、有線によるインターネット回線との接続でも良く、また無線LANによる接続でも良い。
以上の様に、電話機1に対する操作が所定の時間行われなかったことを検出し、電話機1が鳴動する。そして電話機1の鳴動に対して、対象となる高齢者が電話機1に対する操作を行ったか否かを検出する。電話機1の鳴動は、所定時間操作されなかった場合に限られるので、不必要に鳴動することがなく、安否確認の対象となる高齢者にとっても煩わしくない。
高齢者が鳴動に対して、電話機1の操作を行わなかった場合、あらかじめ登録された通知先に、電話機1の操作が検出されなかった旨が通知されるので、ユーザーは高齢者に対して、助けに行くなどの行動を起こすことができる。
以下、図4を参照して本発明の電話機に係る第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態(図3)と共通部分の説明は、省略する。
S1で電話機1に対して操作が行われたか否かを検出する。電話機1に対する操作が行われた場合(S1:Yes)、電話機1に対する操作が、あらかじめ登録されている電話番号に関するものか否かを判定する(S10)。例えば、あらかじめ登録してある電話番号への発呼、もしくは応答の場合である。この場合は(S10:Yes)、その操作日時をRAM23に記憶する(S2)。
電話機1に対する操作が、あらかじめ登録された電話番号ではない場合(S10:No)、電話機が操作されたとはみなさず、所定時間経過したと判定されるまで(S3:Yes)、電話機操作の検出(S1)を繰り返す。所定時間経過しても電話機の操作が検出されない場合は(S3:Yes)、電話機を鳴動させる(S4)。以下の動作フローは図3の第1の実施形態と同様である。
予め登録される電話番号の例としては、例えば高齢者の友人、家族、親戚などがあげられる。また電話機1に登録してある電話番号帳に載っている電話番号でも良い。電話をかけ掛ける、もしくは電話を受けることが、高齢者が活動的に生活をしていると推定することができる電話番号であることが好ましい。これに対し、単なる連絡事項(例えば公的機関など)の電話連絡や、間違い電話や勧誘電話に対する応答は、安否は確認には役立つものの、活動的な生活とみなしにくい。
あらかじめ登録される電話番号はRAM23に記憶される。また、電話を受けたかどうかの判定を、特定の電話番号を除外してもよい。例えば勧誘電話に比較的多いとされる、フリーダイヤルからの通話を受けても、活動的とは言えないので、除外する設定にしても良い。
活動的な生活を送っているか否かの判断を目的としているので、検出対象となる電話機に対する操作は、発呼及び応答に限っても良い。また、発呼のみに限っても良く、また応答のみに限っても良い。さらに、電話機の設定など、複雑な操作を行う場合も、活動的と判断しても良い。これらの検出対象となる操作は、対象となる高齢者の生活パターンを考慮して、適宜設定することが可能である。
これによって、対象となる高齢者が、活動的に生活を送っていると考えられる場合は、電話機1が鳴動せず、即ち安否確認は行われない。活動的に生活を送っていない可能性がある場合は、電話機1が鳴動し安否を確認することができる。活動的に生活を送っている高齢者に対しては電話が鳴動することはなく、高齢者にとっての煩わしさも軽減される。また高齢者が、電話機1の鳴動を避けるため、定期的に例えば送受話器3を持ち上げるなどの操作を行っていても、活動的でないと判断された場合は、電話機1は鳴動し、安否確認を行うことができる。
上述のように、本発明の電話機によって、対象となる高齢者に対し、単純な定期的な安否確認ではなく、電話機の使用状況に応じて、安否確認の鳴動を行うことができる。このため、高齢者にとって煩わしさを軽減することができる。高齢者が安否確認の鳴動に対して電話機を操作しなかった場合は、高齢者の安否情報を必要とするユーザーに通知されるため、助けに行くなどの行動を起こすことができる。また、電話機の使用状況の検出を、あらかじめ登録した電話番号への発呼、または応答を対象とすると、対象となる高齢者が活動的に生活を送っているか否かに基づいて、安否確認の鳴動を行うことができる。
本発明は、通常の多くの電話機において、特別な機能を付加することなく、制御プログラムの改変だけでも実施可能な場合が多く、コストの大幅な増加を伴わない。
(変形例1)
第1の実施形態、及び第2の実施形態において、図3、及び図4のフローには記載していないが、鳴動(S4)した後に、電話機1に対する操作を検出した場合(S5:Yes)も、同様に所定の通知先に、電話機が操作された旨を送出しても良い。これによって、対象となる高齢者が無事であることを知ることができる。
(変形例2)
第2の実施形態において、登録された電話番号に対する操作が、所定の期間に、どの程度の頻度で行われたかの履歴に関する情報を、高齢者の安否情報を必要とするユーザーに送出しても良い。送出の時期は、電話機1に対する操作がなされなかった場合でも、操作がされた場合でも良い。これによって高齢者の生活が、どの程度活動的であったかを、知ることができる。
(変形例3)
所定の通知先は、電話機1から発呼された電話番号のうち、使用頻度の高い電話番号を自動的に登録しても良い。例えば所定の期間と閾値を設定し、所定の期間内に電話機1から発呼された電話番号のうち、発呼の回数が閾値を超えた場合、電話機の使用の検出と判断しても良い。これは、あらかじめ登録された検出対象の電話番号として、電話機に登録された電話帳の電話番号を用いる場合、有効である。高齢者は作業の煩雑さから、自分で電話帳に電話番号を登録しない場合があるので、この自動登録は有効である。もちろん、発呼だけでなく、着信に対して応答した電話番号に対し、同様に自動登録しても良い。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電話機もまた本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、電話機に好適に採用され得る。
1…電話機、2…本体、3…送受話器、4…クレイドル、5、8…表示部、6、9…操作部、7…受話口、10…送話口、21、41…主制御部、22、42…無線部、23、43…RAM、24、44…不揮発性メモリ、25…公衆回線制御部、26…音声録音部、27…音声再生部、28…スピーカー、29、45…表示部、30、46…キー入力検出部

Claims (9)

  1. 電話機に対する操作を検出する検出部と、
    前記検出部が所定の期間検出を行わなかった場合は、報知を行う報知部と、
    前記報知に対する対応に関する情報を検出する対応検出部と、
    前記報知に対して、前記対応検出部が前記対応に関する情報を検出しなかった場合は、対応未検出に関する情報をあらかじめ登録された所定の通知先に通知する通知部と、
    を、有し、
    前記電話機に対する操作は、予め前記電話機に登録された登録電話番号への発呼であることを特徴とする電話機。
  2. 電話機に対する操作を検出する検出部と、
    前記検出部が所定の期間検出を行わなかった場合は、報知を行う報知部と、
    前記報知に対する対応に関する情報を検出する対応検出部と、
    前記報知に対して、前記対応検出部が前記対応に関する情報を検出しなかった場合は、対応未検出に関する情報をあらかじめ登録された所定の通知先に通知する通知部と、
    を、有し、
    前記電話機に対する操作は、予め前記電話機に登録された登録電話番号からの着信に対する応答であることを特徴とする電話機。
  3. 前記報知に対して、前記対応検出部が前記対応に関する情報を検出した場合は、対応検出に関する情報をあらかじめ登録された所定の通知先に通知する通知部と、
    を、有することを特徴とする請求項1ないし2記載の電話機。
  4. 前記対応未検出に関する情報は、前記登録電話番号への発呼の履歴に関する情報を含んでいることを特徴とする、請求項記載の電話機。
  5. 前記対応未検出に関する情報は、前記登録電話番号からの着信に対する応答の履歴に関する情報を含んでいることを特徴とする、請求項記載の電話機。
  6. 前記電話機から発呼した電話番号の発呼頻度が所定の頻度より高い場合、前記発呼した電話番号を前記登録電話番号に登録することを特徴とする、請求項記載の電話機。
  7. 前記電話機が着信した電話番号に対する応答頻度が所定の頻度より高い場合、前記着信した電話番号を前記登録電話番号に登録することを特徴とする、請求項記載の電話機。
  8. 前記電話機に対する操作は、予め前記電話機に登録された登録電話番号への発呼であり、前記対応検出に関する情報は、前記登録電話番号への発呼の履歴に関する情報を含んでいることを特徴とする、請求項記載の電話機。
  9. 前記電話機に対する操作は、予め前記電話機に登録された登録電話番号からの着信に対する応答であり、前記対応検出に関する情報は、前記登録電話番号からの着信に対する応答の履歴に関する情報を含んでいることを特徴とする、請求項記載の電話機。
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